JP6993275B2 - 路面用蓋材化粧シートおよび路面用蓋材化粧方法 - Google Patents

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Description

本発明は、路面用蓋材化粧シートおよび路面用蓋材化粧方法に関する。
従来、電線地中化等の実施された路面では、電線等の埋設されている共同溝を閉塞するため、例えばコンクリート製または鉄製の路面用蓋材が設置されるが、設置された路面用蓋材と、その周辺のアスファルト等の舗装材との間で統一感が欠如し、路面の景観が損なわれてしまうことがある。このことから、例えば特許文献1および特許文献2では、路面の景観を向上させる路面用蓋材が検討されている。
特許文献1の路面用蓋材では、平らなコンクリート基材の表面に保護層が設けられ、さらにその上に、アスファルト等の舗装材からなる化粧層が設けられており、これによって、周辺との統一感向上が図られている。
特許文献2の路面用蓋材では、コンクリート基材ではなく、微細加工し易い無収縮性モルタルの基材が使用されており、その表面に微細な凹凸模様が形成されることによって、美観向上が図られている。
実公平2-48541号公報 特許第2981054号公報
しかしながら、上記両従来技術によれば、路面用蓋材自体を特別な構成を有するよう作製せねばならず、手間がかかる。
一方で、一般的なコンクリート製または鉄製の路面用蓋材では、それらの表面が比較的平坦でアスファルトのような凹凸を備えず、水捌けが悪いため、雨天時に溜まった雨水で歩行者や自転車が滑る、あるいは、路面用蓋材と舗装箇所との表面形状の違いによって歩行者がつまずく等、景観だけでなく、路面性能も損なわれてしまう虞がある。
そこで、本発明は、簡単に路面の景観を高められるとともに路面性能が損なわれるのを抑制できる、路面用蓋材化粧シートおよび路面用蓋材化粧方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の路面用蓋材化粧シートは、樹脂によって形成された表面層と、装飾層と、粘着剤層とを積層方向にこの順序で有するとともに、路面の開口部を塞ぐ路面用蓋材に対し、前記粘着剤層を介して貼り付けできる。前記表面層は、前記装飾層および前記粘着剤層の厚みの総和よりも深い凹部ならびに前記厚みの総和よりも高い凸部をランダムに含む、前記路面の舗装箇所の表面形状を模した凹凸形状を有する。
上記目的を達成するための本発明の一の路面用蓋材化粧方法は、樹脂によって形成された表面層、装飾層、および粘着剤層を積層方向にこの順序で有するシート材を準備し、路面の舗装箇所に対し、前記表面層が前記舗装箇所と接するように前記シート材を置く。そして、本発明の一の路面用蓋材化粧方法は、前記シート材を熱の加わった状態で押圧することによって、前記表面層に前記舗装箇所の表面形状を転写し、当該転写によって作製された路面用蓋材化粧シートを、前記舗装箇所から剥がし、前記路面の開口部を塞ぐ路面用蓋材に、前記粘着剤層を介して前記路面用蓋材化粧シートを貼り付ける。
上記目的を達成するための本発明の他の路面用蓋材化粧方法は、路面用蓋材化粧シートを準備し、路面の開口部を塞ぐ路面用蓋材に対し、当該路面用蓋材が前記開口部に設置される前に、前記路面用蓋材化粧シートを貼り付けておく。前記路面用蓋材化粧シートは、樹脂によって形成され舗装材を模した凹凸形状を有する表面層と、装飾層と、粘着剤層とを積層方向にこの順序で有するとともに、前記凹凸形状が、前記装飾層および前記粘着剤層の厚みの総和よりも深い凹部ならびに前記厚みの総和よりも高い凸部をランダムに含んでいる。
上記構成を有する路面用蓋材化粧シートおよび路面用蓋材化粧方法によれば、上記従来技術のような特別な構成を有する路面用蓋材を用意しなくとも、一般的な路面用蓋材をそのまま使用して舗装箇所と同じような外観および路面形状にすることが可能であるため、簡単に路面の景観を高められるとともに路面性能が損なわれるのを抑制できる。
実施形態の路面用蓋材化粧シートを示す図である。 路面用蓋材が設置された路面を示す図である。 路面用蓋材化粧シートの元となるシート材を図2のIII-III線に沿う路面の断面とともに示す図である。 舗装材の表面形状のシート材への転写を示す図である。 舗装材の表面形状が転写されて作製された路面用蓋材化粧シートの舗装箇所からの剥離、および路面に設置された路面用蓋材への貼り付けを示す図である。 路面に設置された路面用蓋材への路面用蓋材化粧シートの貼り付け前後を示す図である。 成形型による路面用蓋材化粧シートの作製を示す図である。 路面設置前の路面用蓋材、およびそこに貼り付けられた路面用蓋材化粧シートを示す図である。 路面設置前の路面用蓋材に対する路面用蓋材化粧シートの貼り付け例を示す図である。 路面用蓋材化粧シートが貼り付けられた路面用蓋材の路面への設置を示す図である。 路面用蓋材化粧シートが貼り付けられた路面用蓋材の路面への設置前後を示す図である。 変形例の路面用蓋材化粧シートを部分的に拡大して示す図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる。
<路面用蓋材化粧シート>
図1に示すように、実施形態の路面用蓋材化粧シート100は、表面層110、装飾層120、発泡体層130、粘着剤層140、および剥離ライナー150を、積層方向にこの順序で有する。
表面層110は、舗装材であるアスファルトの表面形状を模して形成されており、凹凸形状を有する。表面層110の凹凸形状に含まれる少なくとも一部の凹部111および凸部112は、舗装材の表面形状に似せて、それらの深さや高さが比較的大きくなるように形成されており、他の構成要素の層の厚みに比べて大きい。
具体的に、本実施形態では、少なくとも一部の凹部111の深さH1は、装飾層120および粘着剤層140の厚みT1、T2の総和よりも深く(H1>T1+T2)、また、少なくとも一部の凸部112の高さH2は、それらの厚みT1、T2の総和よりも高い(H2>T1+T2)。
例えば、装飾層120の厚みT1が、30μm~200μm程度、粘着剤層140の厚みT2が、20μm~100μm程度であるのに対し、凹部111の深さH1および凸部112の高さH2は、それらと比べて桁数が異なる程の大きさである場合がある。また、表面層110の凹凸形状には、舗装材の表面形状に似せて、そのような凹部111および凸部112が、ランダムに含まれている。
表面層110は、樹脂によって形成されている。表面層110を形成する樹脂は、例えば塩化ビニル樹脂であるが、これに限定されず、例えば耐摩耗性や耐候性等を考慮して適宜設計できる。
また、表面層110は反射材を含んでいる。ここで、反射材は、例えば光輝性顔料等の反射特性に優れる粒子である。光輝性顔料としては、例えば、アルミニウム材料、パール顔料、およびガラス材料等が挙げられ、それらの群から選択される1種または2種以上を使用できる。
表面層110は、透明性を有しており、表面層110を通じて装飾層120を視認可能である。表面層110がどの程度の光を透過するかは特に限定されず、例えば、表面層110がクリアで装飾層120がはっきりと視認されてもよいし、表面層110が半透明で曇っており、装飾層120がぼんやり視認されてもよい。
装飾層120は、舗装材を模した色合いもしくは模様、あるいはそれら両方を有する。装飾層120は、例えば、印刷によって形成された印刷層である。印刷によって装飾層120を形成するようにすれば、様々な舗装材に対応して、色合いもしくは模様、あるいはそれら両方を良好に再現できる。
発泡体層130は、例えば、ポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム等の発泡体によって形成されるが、形成材料はそれらに限定されない。
粘着剤層140は、路面用蓋材に貼り付くことができれば、感圧性であっても、感熱性であってもよい。粘着剤層140の形成材料として、例えば、ポリウレタン系粘着剤、ポリエステル系粘着剤、オレフィン系粘着剤、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤等が挙げられるが、これらに限定されない。
剥離ライナー150は、粘着剤層140の表面に剥離自在に配置されている。剥離ライナー150の構成は、特に限定されないが、例えば、シリコーン等の剥離剤が表面に塗布された各種の樹脂と紙からなる剥離紙である。
次に、実施形態の路面用蓋材化粧方法について述べる。
<第1実施形態の路面用蓋材化粧方法>
図2に示すように、実施形態の路面用蓋材化粧方法は、電線地中化が行われた歩道の路面1で実施される。路面1は、路面1に形成された開口部1cを塞ぐ路面用蓋材1aと、舗装された舗装箇所1bと、を含む。
路面用蓋材1aは、略平坦なコンクリート基材が鉄枠に収まった構成を有するが、これに限定されず、例えば、略平坦な鉄製の板材であってもよく、一般的な既製品を路面用蓋材1aとして使用可能である。舗装箇所1bは、アスファルトによって舗装されている。
開口部1cは、電線等が埋設された地中の共同溝に通じており、通常、路面用蓋材1aによって塞がれているが、例えば点検等の際、路面用蓋材1aが外されて空いた状態となる。
本実施形態の路面用蓋材化粧方法は、概説すると、路面1で路面用蓋材化粧シート100を作製し、それを路面用蓋材1aに貼り付ける。
図3に示すように、まず、作業者は、路面用蓋材化粧シート100の元となるシート材100aを、現場に準備する。
シート材100aは、樹脂によって形成された表面層110aが、平らな表面形状を有する点で路面用蓋材化粧シート100の表面層110と異なるが、表面層110と表面層110aとの材質、および他の構成要素については、シート材100aと路面用蓋材化粧シート100とで同一である。
図4に示すように、作業者は、シート材100aを、現場の路面1に対して表面層110aが舗装箇所1bと接するように置く。その後、作業者は、シート材100aを熱の加わった状態で押圧することによって、舗装箇所1bの表面形状を表面層110aに転写する。
このとき、シート材100aをどのようにして熱の加わった状態にするかは特に限定されない。例えば、舗装工事直後で舗装箇所1bのアスファルトが熱を持った状態のときにシート材100aをそこに置けば、アスファルトからの熱が伝わってシート材100aは熱の加わった状態となる。
あるいは、舗装工事から時間が経過し、舗装材が熱を持っていない場合であっても、例えば作業者が現場に用意したヒータによってシート材100aを加熱すれば、シート材100aを熱の加わった状態にすることが可能である。
また、シート材100aをどのように押圧するかも特に限定されず、例えば舗装箇所1bのアスファルトを均すローラによって押圧してもよい。
表面層110aは、熱可塑性を有しており、シート材100aが熱の加わった状態で押圧されると、舗装箇所1bの表面形状に沿って変形し、その表面形状を模した凹凸形状が表面層110aに形作られる。その結果、路面用蓋材化粧シート100が出来上がる。
その後、図5に示すように、作業者は、路面用蓋材化粧シート100を舗装箇所1bから剥がし、それを路面用蓋材1aに貼り付ける。作業者は、剥離ライナー150を剥がして粘着剤層140を露出させ、粘着剤層140を介して路面用蓋材1aに路面用蓋材化粧シート100を貼り付ける。
このとき、図6に示すように、路面用蓋材化粧シート100は、端部101が路面用蓋材1aと開口部1cとの間に折り込まれるようにして貼り付けられることが好ましい。
端部101が路面用蓋材1aの縁から舗装箇所1bにはみ出すようにして貼り付けてもよいが、そのように端部101がはみ出していると、例えば歩行者の足が当たってめくれ、路面用蓋材化粧シート100が剥がれる虞がある。
一方、本実施形態のように端部101が折り込まれることによって舗装箇所1bにはみ出さないようにすれば、路面用蓋材化粧シート100を剥がれ難くすることができる。
<第2実施形態の路面用蓋材化粧方法>
第2実施形態の路面用蓋材化粧方法は、概説すると、第1実施形態のように路面用蓋材化粧シート100を現場で作製するのではなく、現場とは別の場所で予め作製しておき、それを現場に持ち込む点で第1実施形態と異なる。
図7に示すように、本実施形態では、路面用蓋材化粧シート100は、シート材100aを例えば工場で成形型10によって成形して作製される。
成形型10は、シート材100aを押圧する成形面11に、舗装材の表面形状を模した凹凸形状を有する。成形面11は、シート材100aの表面層110aと接する。
シート材100aが熱の加わった状態で成形型10によって押圧されると、表面層110aが成形面11の表面形状に沿って変形し、その表面形状と同様の凹凸形状が表面層110aに形作られる。その結果、路面用蓋材化粧シート100が出来上がる。
シート材100aをどのようにして熱の加わった状態にするかは特に限定されず、例えば、成形型10の内部に設けられた熱源からの熱によってシート材100aを加熱するようにしてもよい。あるいは、成形前に、シート材100aを例えばヒータによって加熱しておいてもよい。
図8に示すように、作製された路面用蓋材化粧シート100は、路面用蓋材1aに貼り付けられ、この状態で現場に持ち込まれる。路面用蓋材化粧シート100は、路面用蓋材1aに対して密着して貼り付けられることが好ましく、例えば、真空成形、圧空成形、または真空圧空成形と同様の手法によって貼り付けられるが、路面用蓋材1aに対してどのようにして貼り付けられるかは特に限定されない。
図9に示す貼り付け例では、路面用蓋材化粧シート100が、粘着剤層140の露出した状態でヒータ20からの熱によって軟化され、その後、真空吸引によって路面用蓋材1aに吸着して貼り付く。
この例において、路面用蓋材化粧シート100は、開口部31の形成されたベルトコンベア30にその開口部31を覆うように載せられており、ヒータ20による加熱後、搬送され、路面用蓋材1aの収められた真空チャンバ40の上部を覆う。この状態で、真空チャンバ40内が真空引きされると、路面用蓋材化粧シート100が真空チャンバ40内に引き込まれ、路面用蓋材1aに吸着する。
図10に示すように、路面用蓋材1aは路面用蓋材化粧シート100が貼り付けられた状態で現場に持ち込まれ、開口部1cに設置される。
このとき、図11に示すように、路面用蓋材化粧シート100の端部101が路面用蓋材1aの側面に沿うように折り曲げられて密着しているため、端部101が舗装箇所1bにはみ出さない。従って、第1実施形態と同様、例えば歩行者の足が端部101に当たるのが防止され、路面用蓋材化粧シート100を剥がれ難くすることができる。
次に、上記実施形態の作用効果を述べる。
図2で示したように、路面用蓋材1aが露出したままであると、路面用蓋材1aと舗装箇所1bとで統一感がなく、路面の1の景観が損なわれる。しかし、上記実施形態では、路面用蓋材化粧シート100の貼り付けられた路面用蓋材1aが、舗装箇所1bと同様の外観となり、統一感が生まれるため、路面1の景観を高められる。
また、路面用蓋材化粧シート100が、舗装箇所1bの表面形状を模した凹凸形状を表面層110に有しており、このため、路面用蓋材化粧シート100の貼り付けられた路面用蓋材1aと舗装箇所1bとで、表面形状の相違が緩和される。その結果、歩行者がつまずき難くなったり、水捌けが改善して滑り難くなったりし、上記実施形態によれば路面性能が損なわれるのを抑制できる。
このように、上記実施形態によれば、舗装箇所1bに合わせて特別な路面用蓋材を用意しなくとも、一般的な路面用蓋材1aをそのまま使用して舗装箇所1bと同じような外観および路面形状にすることが可能であるため、簡単に路面1の景観を高められるとともに路面性能が損なわれるのを抑制できる。
また、路面用蓋材化粧シート100に発泡体層130が含まれており、吸音性が高まる。このため、上記実施形態のように歩道にあっては自転車等の走行音が低減され、車道にあっては自動車の走行音が低減される。従って、騒音を抑制できる。
また、路面用蓋材化粧シート100は、表面層110に反射材を含むため、夜間に例えば自転車や自動車からの光が良好に反射される。従って、夜間の視認性を高めることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々改変できる。
例えば、図12に示すように、層自体の形状が凹凸形状となるように形作られた変形例の路面用蓋材化粧シート200も本発明に含まれる。変形例の路面用蓋材化粧シート200において、表面層210、装飾層220、発泡体層230、粘着剤層240、および剥離ライナー250の各々の材質、厚み、機能等は、上記実施形態の路面用蓋材化粧シート100の各層と同様である。また、少なくとも一部の凹部211の深さH1は、装飾層220および粘着剤層240の厚みT1、T2の総和よりも深く(H1>T1+T2)、また、少なくとも一部の凸部212の高さH2は、それらの厚みT1、T2の総和よりも高い(H2>T1+T2)。
また、本発明は、上記実施形態の発泡体層130がない形態、および上記変形例の発泡体層230がない形態を含む。また、上記実施形態の表面層110および上記変形例の表面層210に反射材が含まれていない形態も本発明に含まれる。
また、本発明が適用される路面は、歩道の路面に限定されず、車道、駐車場等の他の場所の路面であってもよい。また、路面用蓋材が塞ぐ開口部が、どのような目的で路面に形成されているかも特に限定されず、路面用蓋材は、電線地中化以外の目的で路面に形成された開口部を塞いでいてもよい。
また、路面の舗装材もアスファルトに限定されず、例えばレンガブロックや敷石等の他の舗装材であってもよく、その場合、路面用蓋材化粧シートの表面層は、それらの舗装材を模した表面形状を有する。
1 路面、
1a 路面用蓋材、
1b 舗装箇所、
1c 路面の開口部、
10 成形型、
11 成形面、
100、200 路面用蓋材化粧シート、
100a シート材、
110、110a、210 表面層、
111、211 凹部、
112、212 凸部、
120、220 装飾層、
130、230 発泡体層、
140、240 粘着剤層、
150、250 剥離ライナー、
H1 凹部の深さ、
H2 凸部の高さ、
T1 装飾層の厚み、
T2 粘着剤層の厚み。

Claims (5)

  1. 樹脂によって形成された表面層と、装飾層と、粘着剤層とを積層方向にこの順序で有するとともに、
    路面の開口部を塞ぐ路面用蓋材に対し、前記粘着剤層を介して貼り付けでき、
    前記表面層は、前記装飾層および前記粘着剤層の厚みの総和よりも深い凹部ならびに前記厚みの総和よりも高い凸部をランダムに含む、前記路面の舗装箇所の表面形状を模した凹凸形状を有する、路面用蓋材化粧シート。
  2. 前記装飾層と前記粘着剤層との間に、発泡体層を有する、請求項1に記載の路面用蓋材化粧シート。
  3. 前記表面層は、反射材を含む、請求項1または請求項2に記載の路面用蓋材化粧シート。
  4. 樹脂によって形成された表面層、装飾層、および粘着剤層を積層方向にこの順序で有するシート材を準備し、
    路面の舗装箇所に対し、前記表面層が前記舗装箇所と接するように前記シート材を置き、
    当該シート材を熱の加わった状態で押圧することによって、前記表面層に前記舗装箇所の表面形状を転写し、
    当該転写によって作製された路面用蓋材化粧シートを、前記舗装箇所から剥がし、
    前記路面の開口部を塞ぐ路面用蓋材に、前記粘着剤層を介して前記路面用蓋材化粧シートを貼り付ける、路面用蓋材化粧方法。
  5. 樹脂によって形成され舗装材を模した凹凸形状を有する表面層と、装飾層と、粘着剤層とを積層方向にこの順序で有するとともに、前記凹凸形状が、前記装飾層および前記粘着剤層の厚みの総和よりも深い凹部ならびに前記厚みの総和よりも高い凸部をランダムに含んでいる、路面用蓋材化粧シートを準備し、
    路面の開口部を塞ぐ路面用蓋材に対し、当該路面用蓋材が前記開口部に設置される前に、前記路面用蓋材化粧シートを貼り付けておく、路面用蓋材化粧方法。
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