JP6992954B2 - 車体骨格の継手構造 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の車体骨格の継手構造によれば、斜めに切断することで簡単に第1部材を成形することができるので、成形性を向上させることができる。また、第1端部の閉断面の外形と第2部材の開口部とが略同一の形状であっても、第1部材を第2部材により容易に嵌入することができ、継手構造の組立性を向上させることができる。
請求項3に記載の車体骨格の継手構造は、請求項1に記載の車体骨格の継手構造において、前記第1端部の前記閉断面と前記第2端部の前記開口部は、多角形状に形成され、前記第1突出部は、前記第1端部の前記閉断面の一つ以上の角部及び当該角部に隣接すると共に当該角部を形成する二つの辺部のそれぞれの少なくとも一部を突出させて形成されている。
また、第2部材は、嵌入部の内側端部に、第1部材の先端部と略同一形状を有し、第1部材の先端部と嵌合される凹部を備えている。このため、第1部材の継手が形成されていない側の端部から継手部分へ向けて継手構造の長手方向の荷重が負荷された際に、負荷された荷重は、第2部材の嵌入部内部の凹部を介して第2部材に伝達される。これにより、継手部分の変形を抑制することができるため、継手構造の長手方向から負荷される荷重に対して圧縮剛性を確保することができる。
請求項3に係る車体骨格の継手構造は、第1突出部は角部を有して形成されているため、継手構造の組立性を更に向上することができるという優れた効果を有する。
以下、図1~図3Dを用いて、本発明の第1実施形態に係る車体骨格の継手構造について説明する。以下の図において、矢印FRは車体前方側を示し、矢印UPは車体上方側を示し、矢印Wは車体幅方向を示している。
次に、図4を用いて、本実施形態の第1変形例について説明する。
このような第1突出部62は、例えば、第1部材60を斜めに切断することで簡単に成形することができる。これにより、前述した実施形態と同様に、第1部材60に簡単に第1突出部62を備えることができるため、継手58を構成する第1部材60と第2部材16の成形性を向上することができる。
次に、図5A及び図5Bを用いて、本実施形態の第5変形例について説明する。
前述した実施形態と同様に、第1部材72、73は、第1閉断面22に第1突出部74、75を備えればよいため、継手構造を構成する第1部材72、73と第2部材16の成形性を向上することができる。
次に、図6を用いて、本実施形態の第3変形例について説明する。
前述した実施形態と同様に、第1部材80は、第1閉断面84に第1突出部82を備えればよいため、継手構造を構成する第1部材80と第2部材16の成形性を向上することができる。
次に、図7を用いて、本実施形態の第4変形例について説明する。
前述した実施形態と同様に、第1部材90は、第1閉断面94に第1突出部92を備えればよいため、継手構造を構成する第1部材90と第2部材95の成形性を向上することができる。
次に、図8を用いて、本実施形態の第5変形例について説明する。
前述した実施形態と同様に、第1部材100は、第1閉断面102に第1突出部101を備えればよいため、継手構造を構成する第1部材100と第2部材104の成形性を向上することができる。
次に、図9及び図10を用いて、本発明に係る車体骨格の継手構造の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
次に、図10を用いて、本実施形態の変形例について説明する。
次に、図11及び図12を用いて、本発明に係る車体骨格の継手構造の第3実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
次に、図13及び図14を用いて、本発明に係る車体骨格の継手構造の第4実施形態について説明する。なお、前述した第3実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
14 第1部材
16 第2部材
20 第1端部
22 第1閉断面(閉断面)
24 第1突出部
28 第1突出部外周面(外周部)
30 第1角部
40 第2端部
42 開口部
44 嵌入部
46 第2内側面(内側面)
58 継手(車体骨格の継手構造)
60 第1部材
62 第1突出部
64 第1閉断面(閉断面)
66 第1角部
70 継手(車体骨格の継手構造)
71 継手(車体骨格の継手構造)
72 第1部材
73 第1部材
74 第1突出部
75 第1突出部
79 継手(車体骨格の継手構造)
80 第1部材
82 第1突出部
84 第1閉断面(閉断面)
88 継手(車体骨格の継手構造)
89 第2端部
90 第1部材
92 第1突出部
94 第1閉断面(閉断面)
95 第2部材
97 開口部
98 嵌入部
99 継手(車体骨格の継手構造)
100 第1部材
101 第1突出部
102 第1閉断面(閉断面)
104 第2部材
105 開口部
106 嵌入部
107 第2端部
108 継手(車体骨格の継手構造)
110 第1部材
112 第2部材
114 第2突出部
118 継手(車体骨格の継手構造)
120 第1部材
122 第2部材
123 第2端部
124 第2突出部
125 第1閉断面
126 開口部
128 継手(車体骨格の継手構造)
130 第1部材
132 第2部材
134 凹部
138 継手(車体骨格の継手構造)
140 第1部材
142 鍔部
Claims (7)
- 継手が形成される側の端部である第1端部が閉断面に形成され、前記第1端部の一部が、当該第1端部の外側へ向けて長手方向に沿って突出された第1突出部を備え、前記第1突出部の外周面に連続する外周面を有する第1部材と、
前記継手が形成される側の端部である第2端部に、前記第1端部の前記閉断面の外形と略同一の形状の開口を有する開口部を備えると共に前記開口部から内部へ向けて前記第1部材が嵌入可能とされ、嵌入方向に垂直に切断した断面の形状が前記第1端部の前記閉断面の前記外形と略同一の形状とされる空間が内部に形成された嵌入部を備え、前記第1部材が、前記第1突出部の外周部を前記開口部の内側面に当接させた状態で前記嵌入部に嵌入され、前記第1突出部及び前記第1部材は、前記嵌入部に篏入されることにより継手構造が構成される第2部材と、
を備えた車体骨格の継手構造。 - 前記第1端部の前記閉断面と前記第2端部の前記開口部は、多角形状に形成され、
前記第1突出部は、前記第1端部の前記閉断面の一つの角部が最も突出するように、前記第1部材の端部を斜めに切断して形成されている請求項1に記載の車体骨格の継手構造。 - 前記第1端部の前記閉断面と前記第2端部の前記開口部は、多角形状に形成され、
前記第1突出部は、前記第1端部の前記閉断面の一つ以上の角部及び当該角部に隣接すると共に当該角部を形成する二つの辺部のそれぞれの少なくとも一部を突出させて形成されている請求項1に記載の車体骨格の継手構造。 - 継手が形成される側の端部である第1端部が閉断面に形成された第1部材と、
前記継手が形成される側の端部である第2端部に、前記第1部材の前記第1端部の閉断面の外形と略同一の形状の開口を有する開口部と、前記開口部から内部へ向けて前記第1部材が嵌入可能とされ、嵌入方向に垂直に切断した断面の形状が前記第1端部の前記閉断面の前記外形と略同一の形状とされる空間が内部に形成された嵌入部と、前記開口部の外周に隣接する前記第2端部の一部が、当該第2端部の外側へ向けて前記開口部の開放方向に沿って突出された第2突出部と、を備え、前記第1部材が、前記第1端部の外周部を前記第2突出部の内側面に当接させた状態で前記嵌入部に嵌入されることにより継手構造が構成される第2部材と、
を備え、
前記第2部材は、前記嵌入部に嵌入された前記第1部材の先端部が位置する前記嵌入部の内側端部に、前記第1部材の前記先端部と略同一形状の凹部を備えている車体骨格の継手構造。 - 前記第1端部の前記閉断面と前記第2端部の前記開口部は、多角形状に形成され、
前記第2突出部は、前記開口部の一つ以上の角部及び当該角部に隣接すると共に当該角部を形成する二つの辺部のそれぞれの少なくとも一部に隣接する前記第2端部の一部を突出させて形成されている請求項4に記載の車体骨格の継手構造。 - 継手が形成される側の端部である第1端部が閉断面に形成され、前記第1端部の一部が、当該第1端部の外側へ向けて長手方向に沿って突出された第1突出部を備えた第1部材と、
前記継手が形成される側の端部である第2端部に、前記第1端部の前記閉断面の外形と略同一の形状の開口を有する開口部を備えると共に前記開口部から内部へ向けて前記第1部材が嵌入可能とされ、嵌入方向に垂直に切断した断面の形状が前記第1端部の前記閉断面の前記外形と略同一の形状とされる空間が内部に形成された嵌入部を備え、前記第1部材が、前記第1突出部の外周部を前記開口部の内側面に当接させた状態で前記嵌入部に嵌入されることにより継手構造が構成される第2部材と、
を備え、
前記第2部材は、前記嵌入部に嵌入された前記第1部材の先端部が位置する前記嵌入部の内側端部に、前記第1部材の前記先端部と略同一形状の凹部を備えている車体骨格の継手構造。 - 前記第1部材は、前記第2部材に嵌入された状態で前記第2端部に当接されると共に当該当接された部分の外側面の少なくとも一部が前記第2部材の外側面と連続して継手構造の外側面が形成される鍔部を備えている請求項4から請求項6の何れか1項に記載の車体骨格の継手構造。
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JP2004017746A (ja) | 2002-06-14 | 2004-01-22 | Toyota Motor Corp | 分割型シャシーフレームおよびその製造方法 |
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