JP6992543B2 - 相乗り予約システム - Google Patents

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Description

本発明は、相乗り予約システムに関する。
下記特許文献1には、相乗り支援システムに関する発明が開示されている。この相乗り支援システムでは、自家用車を運転する運転者が旅程を登録すると共に、この登録された旅程に同乗を希望する同乗者が予約を行うと、マッチングが成立して運転者及び同乗者にそれぞれ通知される。これによって、簡単に車両への相乗りを成立させることができる。
特開2016-194854号公報
しかしながら、特許文献1に開示された相乗り支援システムでは、同乗予定の車両における荷物を載せることができる積載スペースの広さを把握し難いため、運転者が予め載せた荷物の量及び同乗者の荷物の量によっては、同乗予定の車両に同乗者の荷物を積載できず、相乗り時の利便性を損なう可能性がある。したがって、上記先行技術はこの点で改良の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、相乗り時の利便性を向上させることができる相乗り予約システムを得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る相乗り予約システムは、車両に乗車する利用者が携行する荷物の特定に用いる荷物特定データを検出するための検出手段と、前記荷物特定データに基づいて、前記荷物の少なくともサイズ情報を特定する荷物情報特定手段と、前記荷物のサイズ情報を基に前記車両への積載可否を判断し、当該判断の結果を基に前記利用者の前記車両への相乗りの予約を成立又は不成立させるマッチング手段と、相乗りが可能又は不可能であることを示す情報を出力する出力手段と、を有し、前記荷物情報特定手段は、サイズ情報が特定された前記荷物及び当該荷物を携行する前記利用者を関連付けて記憶すると共に、前記利用者が前記荷物特定データを前記検出手段に検出させる際に、前記荷物情報特定手段に記憶されている当該利用者に関連付けられた前記荷物が選択可能とされている。
請求項1に記載の発明によれば、検出手段と、荷物情報特定手段と、マッチング手段と、出力手段とを有している。利用者が車両に相乗りする際は、この利用者が携行する荷物の特定に用いる荷物特定データを検出手段が検出する。荷物情報特定手段は、検出された荷物特定データに基づいて、当該荷物の少なくともサイズ情報を特定する。その後、マッチング手段は、荷物のサイズ情報を基に相乗りを希望する車両への積載可否を判断し、当該判断の結果を基に利用者の車両への相乗りの予約を成立又は不成立させる。したがって、荷物が積載不可の場合に予約を不成立にさせることで、利用者は、車両に相乗りする際に携行する荷物を相乗りする車両へ積載できないという事態を回避することができる。
ここで、「利用者」には、車両を運転する運転者や、運転手が運転する車両又は自動運転車両に相乗り(同乗)する同乗者及び相乗りを希望する同乗希望者が含まれるものとする。
また、「荷物特定データ」には、荷物を撮影した画像データ、荷物の名称や大きさ等を示す音声データ及びテキストデータ、荷物の種類や大きさごとに分類分けされた分類データ等を含む。
また、請求項記載の発明によれば、荷物情報特定手段は、サイズ情報が特定された荷物と、この荷物を携行する利用者とを関連付けて記憶する。この利用者が次回検出手段に携行する荷物の荷物特定データを検出手段に検出させる際に、当該利用者に関連付けられた荷物情報特定手段に記憶された荷物が選択可能とされている。したがって、利用者が以前乗車した際に携行した荷物と同じ荷物を携行して再び乗車する際に、簡単に荷物の荷物特定データを検出することができる。
請求項2の発明に係る相乗り予約システムは、車両に乗車する利用者が携行する荷物の特定に用いる荷物特定データを検出するための検出手段と、前記荷物特定データに基づいて、前記荷物の少なくともサイズ情報を特定する荷物情報特定手段と、前記荷物のサイズ情報を基に前記車両への積載可否を判断し、当該判断の結果を基に前記利用者の前記車両への相乗りの予約を成立又は不成立させるマッチング手段と、相乗りが可能又は不可能であることを示す情報を出力する出力手段と、を有し、前記マッチング手段は、前記荷物のサイズ情報を基に前記車両への積載可否を判断した結果積載不可能な場合、積載可能な荷物のサイズ情報を前記利用者へ通知する。
請求項2記載の発明によれば、マッチング手段は、積載する荷物が車両へ積載不可能と判断した場合、積載可能な荷物のサイズ情報を利用者へ通知することから、利用者はこの積載可能な荷物のサイズ情報を基に荷物の整理を行うか、違う車両に乗車するかを検討することができる。つまり、利用者の選択肢を増やすことができる。
請求項3の発明に係る相乗り予約システムは、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記検出手段は、前記利用者が所有するユーザ端末であり、前記荷物特定データは、前記ユーザ端末により撮影された前記荷物の画像データである。
請求項3記載の発明によれば、検出手段は、利用者が所有するユーザ端末であり、荷物特定データは、このユーザ端末により撮影された荷物の画像データであることから、利用者は携行する荷物のサイズ等を測ることなくその場で簡単に荷物の荷物特定データを入力することができる。
請求項の発明に係る相乗り予約システムは、請求項1~請求項のいずれか一項に記載の発明において、前記荷物情報特定手段は、前記荷物特定データに基づいて、複数の荷物の情報を記憶した荷物データベース及び通信ネットワーク回線を介してアクセス可能な情報から前記荷物の少なくともサイズ情報を特定する。
請求項記載の発明によれば、荷物情報特定手段は、検出された荷物特定データに基づいて、複数の荷物の情報を記憶した荷物データベース及び通信ネットワーク回線を介してアクセス可能な情報から当該荷物の少なくともサイズ情報を特定する。したがって、より精度の高いサイズ情報等を取得することが容易となる。
請求項1に記載の発明に係る相乗り予約システムは、相乗り時の利便性をさらに向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項に記載の発明に係る相乗り予約システムは、相乗り時の利便性をさらに向上させることができるという優れた効果を有する。さらに、請求項3又は請求項4に記載の発明に係る相乗り予約システムは、相乗り時の利便性をより一層向上させることができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る相乗り予約システムの概要を示す概略図である。 第1実施形態に係る相乗り予約システムにおける運転者の旅程の登録時の処理の概要を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る相乗り予約システムにおける同乗者の予約時の処理の概要を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る相乗り予約システムにおいて荷物特定データの入力の一例を示す概略図である。 第1実施形態に係る相乗り予約システムにおいて荷物特定データを入力時のユーザ端末の画面表示の一例を示す概略図である。 第1実施形態に係る相乗り予約システムにおける荷物特定データが分類情報時の処理の概要を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る相乗り予約システムにおける同乗者の予約時の処理の概要を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、図1~図6を用いて、本発明に係る相乗り予約システムの一実施形態について説明する。
(全体構成)
図1に示されるように、本実施形態の相乗り予約システム10は、利用者としての車両12を運転する運転者14及び車両12へ同乗を希望する同乗者16がそれぞれ所有する検出手段及び出力手段としてのユーザ端末18と、荷物情報特定手段とマッチング手段としての管理サーバ20とを有している。ユーザ端末18は、それぞれの同乗者16が所有している端末であり、通信ネットワーク回線としての3GやLTE等の移動体通信サービスやインターネットである通信ネットワークNを介して管理サーバ20にアクセス可能とされている。なお、本実施形態では、通信ネットワークNは移動体通信サービスやインターネットとされているが、これに限らず、公衆回線網から切り離されたクローズネットワークでもよい。
ユーザ端末18は、例えばスマートフォン、携帯電話機、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等であり、CPU、ROM、RAM、ストレージ、通信インターフェイス、表示装置、入力装置、撮影装置及び音声入力装置等を有している(いずれも不図示)。CPUは、ストレージに記憶されているプログラムを実行し、各種の演算を行うプロセッサである。ROMは、ユーザ端末18の起動に用いられるプログラムおよびデータを記憶する不揮発性の記憶装置である。RAMは、CPUがプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する揮発性の記憶装置である。ストレージは、OSやアプリケーションプログラムなど各種プログラムおよびデータを記憶する不揮発性の記憶装置である。通信インターフェイスは、他の装置と通信を行うためのインターフェイスである。本実施形態では、通信インターフェイスは、各種の通信規格に従った無線通信を行う機能を有する。
表示装置は、情報を表示する装置であり、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイを含む。入力装置は、同乗者16がユーザ端末18に対し指示や情報を入力するための装置であり、例えばタッチセンサー、キーパッド、およびボタンのうち少なくとも1つを含む。本実施形態では、ユーザ端末18はタッチスクリーンを有しており、表示装置に表示されたUI画像(ボタンやアイコン等)の上をユーザがタッチすることにより、ユーザ端末18に対する指示が入力される。撮影装置は、可視光線カメラを有しており、少なくとも静止画を撮影する装置である。音声入力装置は、マイクを有しており、音声を録音する装置である。
ストレージは、コンピュータ装置を相乗り予約システム10におけるクライアントとして機能させるためのプログラム(以下「クライアントアプリ」という)を記憶している。このクライアントプログラムがOS等他のソフトウェアやハードウェア要素と協働することにより、検出手段がユーザ端末18に実装される。
管理サーバ20は、例えば汎用のコンピュータ装置であり、CPU、ROM、RAM、ストレージ、および通信インターフェイスを有する(いずれも不図示)。CPUは、ストレージに記憶されているプログラムを実行し、各種の演算を行うプロセッサである。ROMは、サーバの起動に用いられるプログラムおよびデータを記憶する不揮発性の記憶装置である。RAMは、CPUがプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する揮発性の記憶装置である。ストレージは、OSやアプリケーションプログラムなど各種プログラムおよびデータを記憶する不揮発性の記憶装置である。通信インターフェイスは、ユーザ端末18等の他の装置及び通信ネットワークNと通信を行うためのインターフェイスである。
ストレージは、コンピュータ装置を相乗り予約システム10におけるサーバとして機能させるためのサーバプログラムを記憶している。CPUがこのサーバプログラムを実行することにより、荷物情報特定手段とマッチング手段と情報出力部とが管理サーバ20に実装される。さらに、ストレージは、相乗り予約システム10において用いられるデータが記録されたデータベースを記憶している。相乗り予約システム10において用いられるデータベースには、ユーザデータベース、予約データベース及び荷物データベースがある。
(動作)
相乗り予約システム10の動作について説明する。相乗り予約システム10は、相乗り予約システム10を提供する事業者により運営される。相乗り予約システム10を利用しようとする運転者14及び同乗者16は、それぞれ事前にユーザ登録を行う。ユーザ登録時には、運転者14又は同乗者16自身のプロフィール情報(固有情報)が入力される。プロフィール情報は、例えば、利用者名、パスワード、性別、年齢、居住地、メールアドレス、および顔写真を含む。なお、相乗り予約システム10において、ユーザ登録時には運転者14および同乗者16の区分は存在しないが、ここでは説明の便宜上、「運転者」および「同乗者」と示す。運転者14となる利用者のプロフィール情報はさらに、例えば、車種、年式、色、外観写真及び荷物の積載可能量など、所有している自家用車に関する情報を含む。これらのプロフィール情報は、管理サーバ20のユーザデータベースに記録されている。なお、ユーザデータベースに記録されている車両12の荷物の積載可能量は、具体的には車両12の製造メーカから取得した情報や、運転者14等が実際に測定した情報等が記録されている。
(運転者による登録)
図2には、相乗り予約システム10における運転者14が旅程を登録する際の処理の詳細の一例がフローチャートにて示されている。本実施形態における相乗りの予約では、まず運転者14となる利用者がある旅程について同乗する利用者(同乗者16)を募集し、これに対して同乗を希望する同乗者16が応募することによって行われる。
ステップS100において、運転者14は、同乗を希望するユーザを募集する旅程をユーザ端末18に入力して、管理サーバ20に登録する。この登録に際しては、出発日時、出発地、目的地、同乗可能人数がユーザ端末18を介して管理サーバ20に登録される。ステップS102において、管理サーバ20のCPUは、運転者14のユーザ端末18から受信したデータを予約データベースに記録する。次に、ステップS104において、管理サーバ20は、運転者14のユーザ端末18へ運転者14が携行予定の荷物14Aの荷物特定データの入力を通知する。
運転者14のユーザ端末18のCPUは、管理サーバ20からの荷物の荷物特定データの入力の通知を受けると、ステップS106において、図5に示されるように、荷物登録画面を表示装置に表示させる。運転者14は、当該荷物登録画面から複数ある荷物特定データのうち任意の荷物特定データを選択して入力する。
(画像データによる荷物特定データ)
荷物の荷物特定データは、荷物の画像データ、音声データ、テキストデータ及び荷物の種類ごとに予め分類された分類データ等の少なくとも一つとされており、荷物特定データがユーザ端末18により検出される。荷物特定データとして画像データを用いる場合は、一例として運転者14が荷物特定データ入力時にユーザ端末18における荷物登録画面に表示された「撮影」ボタン26を押してユーザ端末18の撮影装置を起動させる。そして、図4に示されるように、運転者14がユーザ端末18により携行する荷物14Aを撮影して、撮影した画像データを図2に示されるように、ステップS108において、ユーザ端末18から管理サーバ20(図1参照)へと送る。
ステップS110において、管理サーバ20のCPUは、ユーザ端末18から受信した画像データを予約データベースに記録すると共に、この画像データに映る荷物14Aと、荷物データベースに記録された荷物情報とのマッチングを行う。なお、荷物情報とは、荷物のサイズ情報(一例として縦寸法、横寸法及び高さ寸法)、容積、外観形状、重量、割れ物や天地無用等を示す性質情報のうち少なくともサイズ情報を含むものをいう。
荷物データベースには、予め様々な荷物の荷物情報が記録されており、管理サーバ20のCPUは、本実施形態ではユーザ端末18からの画像データに映る荷物14Aの外観形状とマッチングする荷物データベースに記録された荷物を検索する。仮に、ユーザ端末18からの画像データとマッチングする荷物が見つからない場合は、通信ネットワークNを介してアクセス可能な情報を検索する。ステップS114において、画像データとマッチングする荷物があれば、当該荷物の荷物情報を取得し、ステップS116にてこの荷物情報を画像データに映る荷物14Aの荷物情報と推定し、推定結果を運転者14のユーザ端末18へ送信する。
一方、ステップS114において、画像データとマッチングする荷物がなければ、管理サーバ20は、ステップS104に戻って運転者14のユーザ端末18へ携行予定の荷物14Aの荷物特定データの再度の入力を通知する。なお、図示はしないが、荷物14Aの荷物特定データの再度の入力を通知する際に、先ほどと異なる荷物特定データを入力するように要求してもよいし、運転者14に荷物登録画面の「直接入力」ボタン27(図5参照)から荷物14Aの寸法を計測して、その計測結果を入力するように要求してもよい。
なお、「直接入力」ボタン27によって荷物14Aの寸法を計測する際には、一般的なメジャー等を用いて計測するのはもちろんのこと、例えば運転者14が使用しているユーザ端末18の具体的な機種等を入力した上で、このユーザ端末18の「長手方向何個分」の縦寸法(又は横寸法、高さ寸法)である、という入力結果から管理サーバ20にて実際の寸法を計算し、この結果を荷物14Aの荷物情報と推定してもよい。
(音声データによる荷物特定データ)
荷物の荷物特定データとして音声データを用いる場合は、運転者14が荷物特定データ入力時にユーザ端末18における荷物登録画面に表示された「発話」ボタン28(図5参照)を押してユーザ端末18の音声入力装置を起動させて、携行する荷物の種類や名称(例として「サムソナイト(登録商標)のスーツケース」等)を発話する。発話が終了すると、ステップS108において、ユーザ端末18のCPUは、発話により得られた音声データを管理サーバ20へと送る。管理サーバ20のCPUは、ユーザ端末18から受信した音声データを解析し、音声データを基にテキスト情報を生成し、ステップS110において音声データと共にテキスト情報を予約データベースに記録する。そして、管理サーバ20のCPUは、生成されたテキスト情報と荷物データベース(又は通信ネットワークNを介してアクセス可能な情報)とマッチングを行い、ステップS114において、テキスト情報とマッチングする荷物があれば、当該荷物の荷物情報を取得し、ステップS116にてこの荷物情報を音声データで示された荷物14Aの荷物情報と推定し、推定結果を運転者14のユーザ端末18へ送信する。
一方、ステップS114において、音声データとマッチングする荷物がなければ、上述した画像データの場合と同様に、管理サーバ20は、ステップS104に戻って運転者14のユーザ端末18へ携行予定の荷物14Aの荷物特定データの再度の入力を通知する。
(テキストデータによる荷物特定データ)
荷物の荷物特定データとしてテキストデータを用いる場合は、運転者14が荷物特定データ入力時にユーザ端末18における荷物登録画面に表示された「検索欄」28(図5参照)に携行する荷物の種類や名称(例として「サムソナイト(登録商標) スーツケース」等)をテキストにて入力する。その後、図示しない「検索」ボタンが押されると、ユーザ端末18のCPUは、入力されたテキストデータを管理サーバ20へと送る。管理サーバ20のCPUは、ステップS110において、ユーザ端末18から受信したテキストデータを予約データベースに記録すると共に、このテキストデータと荷物データベース(又は通信ネットワークNを介してアクセス可能な情報)とマッチングを行い、ステップS114において、テキストデータとマッチングする荷物があれば、当該荷物の荷物情報を取得し、ステップS116にてこの荷物情報をテキストデータで示された荷物14Aの荷物情報と推定し、推定結果を運転者14のユーザ端末18へ送信する。
一方、ステップS114において、テキストデータとマッチングする荷物がなければ、上述した画像データの場合と同様に、管理サーバ20は、ステップS104に戻って運転者14のユーザ端末18へ携行予定の荷物14Aの荷物特定データの再度の入力を通知する。
(分類データによる荷物特定データ)
荷物の荷物特定データとして分類データを用いる場合は、運転者14が荷物特定データ入力時にユーザ端末18における荷物登録画面に表示された「カテゴリー」ボタン30(図5参照)を押す。「カテゴリー」ボタン30が押されると、図6に示されるように、ユーザ端末18のCPUは、ステップS200において、管理サーバ20へと「カテゴリー」ボタン30が押されたことを通知する。管理サーバ20のCPUは、ユーザ端末18から「カテゴリー」ボタン30が押された通知を受けると、ステップS202において、スーツケースやボストンバック等といった種類や大きさ等で分類した分類情報をユーザ端末18へと返信する。ユーザ端末18のCPUは、ステップS204において、管理サーバ20から受信した分類情報を表示装置へ表示させて、運転者14が携行する荷物14Aに該当する分類情報を選択させる。そして、ユーザ端末18は、ステップS206において、選択したデータを管理サーバ20へと送信する。管理サーバ20のCPUは、図2に示されるステップS110において、ユーザ端末18から受信した分類情報を予約データベースに記録すると共に、この分類情報と荷物データベース(又は通信ネットワークNを介してアクセス可能な情報)とマッチングを行い、ステップS114において、分類情報とマッチングする荷物があれば、当該荷物の荷物情報を取得し、ステップS116にてこの荷物情報を分類情報で示された荷物14Aの荷物情報と推定し、推定結果を運転者14のユーザ端末18へ送信する。
一方、ステップS114において、分類情報とマッチングする荷物がなければ、上述した画像データの場合と同様に、管理サーバ20は、ステップS104に戻って運転者14のユーザ端末18へ携行予定の荷物14Aの荷物特定データの再度の入力を通知する。
(荷物情報登録)
ステップS118において、運転者14のユーザ端末18のCPUは、管理サーバ20から受信した荷物14Aの推定結果と「承認」ボタンと「非承認」ボタンとを表示装置に表示させる(いずれも不図示)。運転者14は、荷物14Aの推定結果が略正しければ「承認」ボタンを押す操作をする。ステップS120において、「承認」ボタンが押されると、運転者14のユーザ端末18のCPUは、ステップS122において、その旨の通知を管理サーバ20へ送信する。管理サーバ20のCPUは、ステップS124において、荷物14Aの少なくともサイズ情報を含む荷物情報を予約データベース及びユーザデータベースに記録すると共に、ステップS126において、ユーザデータベースに記録されている車両12の荷物の積載可能量から当該荷物14Aのサイズや容積等を除いた残積載可能量を算出して予約データベースに記録する。なお、ユーザデータベースに記録された運転者14の荷物14Aの荷物情報は、次回以降運転者14が荷物14Aの荷物特定データを入力する時に荷物登録画面の「前回登録した荷物」欄32(図5参照)に表示され、選択可能とされる。このとき、入力された画像データだけでなく、乗車した日付や、乗車した区間等を表示してもよい。
一方、ステップS118において表示された荷物14Aの推定結果が正しくない場合は、運転者14はステップS120において、「非承認」ボタンを押す操作をする。「非承認」ボタンが押されると、運転者14のユーザ端末18のCPUは、ステップS128において、その旨の通知を管理サーバ20へ送信する。管理サーバ20のCPUは、ステップS130において、荷物データベース又は通信ネットワークNを介してアクセスできる情報を再度検索して荷物14Aの荷物特定データにマッチングする荷物を検索し、ステップS114において、荷物特定データとマッチングする荷物があれば、当該荷物の荷物情報を取得し、ステップS116にてこの荷物情報を荷物14Aの荷物情報と推定し、推定結果を第2の候補として運転者14のユーザ端末18へ送信する。一方、ステップS114において、荷物特定データとマッチングする荷物がなければ、管理サーバ20は、ステップS104に戻って運転者14のユーザ端末18へ携行予定の荷物14Aの荷物特定データの再度の入力を通知する。以上の処理を、「承認」ボタンが押された旨の通知を受けるまで繰り返す。なお、図示はしないが、管理サーバ20は、「非承認」ボタンが押された際に別の荷物特定データ(一例として運転者が荷物サイズを直接測定した結果)を入力するように運転者14のユーザ端末18に通知してもよい。
(同乗者による登録)
図3に示されるように、ステップS132において、同乗者16のユーザ端末18のCPUは、旅程の一覧の送信要求を、同乗者16の指示に応じて管理サーバ20に送信する。この送信要求は、予約データベースに登録されている複数の旅程の中から表示するものを絞り込むための絞り込み条件を含んでいる。
ステップS134において、管理サーバ20のCPUは、予約データベースの中から、同乗者16のユーザ端末18から受信した送信要求に含まれる絞り込み条件に適合する旅程を抽出する。管理サーバ20のCPUは、抽出した旅程の一覧を示すデータを、送信要求の送信元である同乗者16のユーザ端末18に送信する。
ステップS136において、同乗者16のユーザ端末18のCPUは、管理サーバ20から受信した旅程の一覧データと「同乗申請」ボタンを表示装置に表示させる(いずれも不図示)。同乗者16は、表示されたある旅程に対して相乗りを予約したい場合は、「同乗申請」ボタンを押す操作をする。「同乗申請」ボタンが押されると、ステップS138において、同乗者16のユーザ端末18のCPUはその旨の通知を管理サーバ20へ送信する。管理サーバ20は、ステップS140において、同乗者16のユーザ端末18へこの同乗者16が携行する荷物16A(図4参照)の荷物特定データの入力を通知する。
ステップS142において、同乗者16のユーザ端末18のCPUは、管理サーバ20からの荷物16Aの荷物特定データの入力の通知を受けると、図5に示されるように、荷物登録画面を表示装置に表示させる。同乗者16は、上述した運転者14の場合と同様、各種の荷物特定データのうち一つを入力する。本実施形態では、図4に示されるように、同乗者16がユーザ端末18により携行する荷物16Aを撮影して、この撮影により得られた画像データを図3のステップS144において、ユーザ端末18から管理サーバ20へと送る。なお、本実施形態では、同乗者16は、荷物特定データとして画像データを入力しているが、これに限らず、上述した音声データやテキストデータや分類情報や直接測定した寸法等を荷物特定データとしてもよいのはもちろんである。
ステップS146において、管理サーバ20のCPUは、ユーザ端末18から受信した画像データを予約データベースに記録すると共に、この画像データと荷物データベース(又は通信ネットワークNを介してアクセス可能な情報)とのマッチングを行い、ステップS148において、画像データとマッチングする荷物があれば、当該荷物の荷物情報を取得し、ステップS150にてこの荷物情報を画像データで示された荷物16Aの荷物情報と推定し、推定結果を同乗者16のユーザ端末18へ送信する。
ステップS152において、同乗者16のユーザ端末18のCPUは、管理サーバ20から受信した同乗者16の荷物16Aの推定結果と、「承認」ボタンと、「非承認」ボタンとを表示装置に表示させる(いずれも不図示)。同乗者16は、荷物16Aの推定結果が略正しければ「承認」ボタンを押す操作をする。「承認」ボタンが押されると、ステップS156において、同乗者16のユーザ端末18のCPUはその旨の通知を管理サーバ20へ送信する。ステップS158において、管理サーバ20のCPUは、荷物16Aのサイズ情報等の荷物情報を予約データベースに記録する。これによって、荷物データベースには、荷物情報が蓄積されていく。また、管理サーバ20のCPUは、予約データベースに登録されている残積載可能量に対して当該荷物16Aが積載可能かステップS160において判定し、同乗者16の荷物16Aが積載可能であればステップS162において運転者14のユーザ端末18へ申請通知、同乗者16の情報、同乗者16が携行する荷物16Aの情報等を送信する。一方、同乗者16の荷物16Aが積載不可能であれば、ステップS174において同乗者16のユーザ端末18へ荷物16Aが積載不能であることを通知して、予約が不成立であることを表示装置に表示させる(ステップS175)。
管理サーバ20から申請通知を受けると、運転者14のユーザ端末18のCPUは、同乗者16の情報と同乗者16が携行する荷物16Aの情報と「承認」ボタンと「非承認」ボタンとを表示装置に表示させる(いずれも不図示)。運転者14が「承認」ボタンを押すと、ステップS164において運転者14のユーザ端末18のCPUは、その旨の通知を管理サーバ20へ送信する。
運転者14のユーザ端末18から承認の通知を受けると、ステップS166において、管理サーバ20のCPUは、同乗者登録として対応する旅程に対して同乗者16及び同乗者16が携行する荷物16Aをデータベースに登録する。また、管理サーバ20のCPUは、この旅程における残席を1つ減らす。旅程の残席がゼロになった場合、管理サーバ20のCPUは、この旅程に対して満席のフラグをオンにする。満席のフラグがオンになると、一覧の送信要求に対して抽出される対象から除外される。
ステップS168において、管理サーバ20のCPUは、マッチング(予約)が成立した旨の通知を、運転者14のユーザ端末18と同乗者16のユーザ端末18とに通知する。マッチングが成立した旨の通知を受けると、運転者14のユーザ端末18のCPUと、同乗者16のユーザ端末18のCPUとは、それぞれ表示装置に予約が成立したことを表示装置に表示させる(ステップS169)。以上の処理により、相乗りの予約が完了する。
(第1実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態では、図1に示される管理サーバ20及びユーザ端末18は、検出手段と、荷物情報特定手段と、マッチング手段と、出力手段とを有している。同乗者16が車両12に相乗りする際は、この同乗者16が携行する荷物16Aの特定に用いる荷物特定データをユーザ端末18に入力する。管理サーバ20は、入力された荷物特定データに基づいて、複数の荷物の情報を記憶した荷物データベース及び通信ネットワークNを介してアクセス可能な情報から当該荷物16Aの少なくともサイズ情報を特定する。その後、管理サーバ20は、荷物16Aのサイズ情報を基に相乗りを希望する車両12への積載可否を判断し、積載可能な場合を当該車両への相乗りの予約を成立させる条件の一つとする。一方、積載不可能な場合は、当該車両への相乗りの予約を不成立とさせる条件の一つとする。つまり、同乗者16は、携行する荷物16Aを積載できる相乗り可能な車両12を予約することができる。これにより、同乗者16は、車両12に相乗りする際に携行する荷物16Aを相乗りする車両12へ積載できないという事態を回避することができる。このため、相乗り時の利便性を向上させることができる。
また、管理サーバ20は、サイズ情報が特定された荷物14A、16Aと、この荷物14A、16Aを携行する運転者14又は同乗者16とを関連付けて記憶する。この運転者14又は同乗者16が次回検出手段に携行する荷物14A、16Aの荷物特定データを入力する際に、運転者14又は同乗者16に関連付けられた管理サーバ20に記憶された荷物14A、16Aが選択可能とされている。したがって、運転者14又は同乗者16は、以前乗車した際に携行した荷物14A、16Aと同じ荷物14A、16Aを携行して再び乗車する際に、簡単に荷物14A、16Aの荷物特定データを入力することができる。
さらに、荷物特定データを入力する際に用いるのは、運転者14又は同乗者16が所有するユーザ端末18であり、荷物特定データは、このユーザ端末18により撮影された荷物14A、16Aの画像データであることから、運転者14又は同乗者16は携行する荷物14A、16Aのサイズ等を測ることなくその場で簡単に荷物14A、16Aの荷物特定データを入力することができる。これらにより、相乗り時の利便性をさらに向上させることができる。
さらにまた、運転者14が携行する荷物14Aの荷物情報が予め車両の積載可能量から除かれた状態で同乗者16の荷物16Aの積載可能性を判定する。つまり、より精度の高い積載可能量をパラメータとして用いるので、相乗り時の荷物16Aの積載をスムーズに行うことができる。これにより、相乗り時の利便性を一層向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、図7を用いて、本発明の第2実施形態に係る相乗り予約システムについて説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態に係る相乗り予約システム100は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、同乗者16の荷物16Aの車両12への積載が不可能な旨を通知する際に積載可能な荷物情報も通知する点に特徴がある。
すなわち、図7に示されるように、ステップS158において、管理サーバ20のCPUは、荷物16Aのサイズ情報等の荷物情報を予約データベースに記録すると共に、予約データベースに登録されている残積載可能量に対して当該荷物16Aが積載可能かステップS160において判定し、同乗者16の荷物16Aが積載不可能であれば、ステップS300において同乗者16のユーザ端末18へ荷物16Aが積載不能であることを通知する。この際に、管理サーバ20のCPUは、予約データベースに記録されている車両12の残積載量からどの程度のサイズや形状の荷物であれば積載可能であるのかという情報も併せて通知する。
ステップS302において、同乗者16のユーザ端末18は、荷物16Aが積載不可能であることと、どの程度のサイズや形状の荷物であれば積載可能であるのかという情報を表示装置に表示させる(いずれも不図示)。同乗者16は、荷物16Aを整理するか変更するか等により、荷物16Aを積載可能なサイズや形状等にすることができるのであれば「対応可能」ボタン(不図示)を押す操作をする。ステップS303において、「対応可能」ボタンが押されると、ステップS304において、同乗者16のユーザ端末18のCPUはその旨の通知を管理サーバ20へ送信する。
ステップS306において、管理サーバ20のCPUは、同乗者16が荷物16Aを車両12に積載可能な荷物へ変更する旨を予約データベースに記録する。次に、ステップS162において運転者14のユーザ端末18へ申請通知、同乗者16の情報、同乗者16が携行する荷物16A(車両12に積載可能な荷物へ変更する旨)の情報等を送信する。そして、運転者14が承認すると、第1実施形態と同様の処理を経て、運転者14のユーザ端末18のCPUと、同乗者16のユーザ端末18のCPUとは、それぞれ表示装置に予約が成立したことを表示装置に表示させる(ステップS169)。
一方、同乗者16が、荷物16Aを積載可能なサイズや形状等にすることができないのであれば「対応不可能」ボタン(不図示)を押す操作をする。ステップS303において、「対応可能」ボタンが押されると、ステップS308において、予約が不成立であることを表示装置に表示させる。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、第2実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、同乗者16の荷物16Aの車両12への積載が不可能な旨を通知する際に積載可能な荷物情報も通知する点以外は第1実施形態の相乗り予約システム10と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、管理サーバ20は、積載する荷物16Aが車両12へ積載不可能と判断した場合、積載可能な荷物のサイズ情報を同乗者16へ通知することから、同乗者16はこの積載可能な荷物のサイズ情報を基に荷物16Aの整理や変更を行うか、違う車両に乗車するかを検討することができる。つまり、同乗者16の選択肢を増やすことができる。これにより、相乗り時の利便性をさらに向上させることができる。
なお、上述した第1、第2実施形態では、ユーザ端末18に荷物特定データを入力することで、荷物特定データがユーザ端末18により検出される構成とされているが、これに限らず、建物や電気自動車用の充電器や車両等に備え付けた撮像装置、音声入力装置及びテキスト入力装置等を備えた荷物検出装置や、その他の専用端末を用いて荷物特定データを入力し、この荷物特定データをユーザ端末18、当該荷物検出装置及びその他の専用端末の少なくとも一つが受信部として受信して、この受信した荷物特定データを運転者14又は同乗者16が承認することで荷物特定データを検出する構成としてもよい。また、予めサイズが異なる複数の容器を備えて、どのサイズの容器に荷物が入るのかを確認して荷物が入る容器のサイズ情報を荷物特定データとして検出してもよい。さらに、それ以外の構成により荷物特定データを検出してもよい。
また、検出手段は、画像データ、音声データ及びテキスト入力に用いるセンサやユーザ端末18等である構成に限らず、当該センサやユーザ端末18を外部端末としてこれらからの荷物特定データを受信する信号受信デバイス(一例としてユーザ端末18や管理サーバ20内に設けた信号受信デバイス)であってもよい。
さらに、検出された荷物特定データとマッチングする荷物情報を、管理サーバ20が荷物データベース及び通信ネットワークNから取得する構成とされているが、これに限らず、その他の構成としてもよい。一例として、荷物情報特定手段がユーザ端末18のCPU等により構成され、複数の荷物情報が記録された荷物データベースが当該ユーザ端末18に格納されていれば、通信ネットワークNを経由することなく荷物情報を取得する構成とすることができる。
さらにまた、検出された荷物特定データとマッチングする荷物情報を荷物データベースや通信ネットワークNから取得する構成に限らず、直接サイズ情報等を検出することによって荷物情報を特定してもよい。一例として、ユーザ端末18の撮影装置により取得された画像データの画像処理結果から荷物のサイズ情報を推定(この処理は、周知の画像処理の技術を利用することができる)してもよい。
また、管理サーバ20からの通知や情報等は、ユーザ端末18の表示装置に表示される構成とされているが、これに限らず、スピーカから音声によって運転者14又は同乗者16へ出力してもよいし、車両12に備え付けられたカーナビゲーション装置や電気自動車用の充電器や建物に備え付けられた装置等が有する表示装置やスピーカといったユーザ端末18以外の端末や装置等から出力する構成としてもよい。
さらに、出力手段は、表示装置やスピーカ等である場合に限らず、表示装置やスピーカ等に画像や音声等を出力させるための出力信号を送信する送信デバイス(一例としユーザ端末18や管理サーバ20内に設けた信号送信デバイス)であってもよい。
さらにまた、運転者14が運転する車両12に同乗者16が同乗する目的で、相乗り予約システム10、100が運営された構成を示しているが、これに限らず、運転者14が存在しない自動運転車両に同乗者16が同乗する目的で、相乗り予約システム10、100が運営されていてもよい。この場合、上述した運転者14に該当する利用者も同乗者16となる。
また、運転者14となる利用者がある旅程について同乗する同乗者16を募集し、これに対して同乗を希望する同乗者16が応募することによって予約が行われているが、これに限らず、同乗者16が相乗り希望日時、相乗り希望区間及び荷物特定データを登録した上で、管理サーバ20がこれに適合する車両の情報を同乗者16へ通知してこれに同乗者16が承認することで予約が成立するようにしてもよい。
さらに、管理サーバ20は、荷物14A、16Aのサイズ情報から車両12の残積載可能量に対して積載可能か判定しているが、これに限らず、一例として「割れもの荷物の場合は、当該荷物の上に他の荷物を置けないのでそれ以上の積載ができない」というように、荷物の性質情報や、形状、重量等をパラメータとして積載可能か判定するようにしてもよい。
さらにまた、マッチング手段としての管理サーバ20が相乗りの予約を行う構成とされているが、これに限らず、複数のサーバや端末等により構成されるブロックチェーンがもたらす分散台帳技術により、旅程情報や荷物特定データ等を複数のサーバや端末等にそれぞれ格納して、完全性が確保されたブロックチェーン上のデータから利用者が予約を行う構成にしてもよいし、それ以外の構成にしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 相乗り予約システム
12 車両
14 運転者(利用者)
14A 荷物(運転者の荷物)
16 同乗者(利用者)
16A 荷物(同乗者の荷物)
18 ユーザ端末(検出手段、出力手段)
20 管理サーバ(荷物情報特定手段、マッチング手段)
100 予約システム
N 通信ネットワーク(インターネット)

Claims (4)

  1. 車両に乗車する利用者が携行する荷物の特定に用いる荷物特定データを検出するための検出手段と、
    前記荷物特定データに基づいて、前記荷物の少なくともサイズ情報を特定する荷物情報特定手段と、
    前記荷物のサイズ情報を基に前記車両への積載可否を判断し、当該判断の結果を基に前記利用者の前記車両への相乗りの予約を成立又は不成立させるマッチング手段と、
    相乗りが可能又は不可能であることを示す情報を出力する出力手段と、
    を有し、
    前記荷物情報特定手段は、サイズ情報が特定された前記荷物及び当該荷物を携行する前記利用者を関連付けて記憶すると共に、
    前記利用者が前記荷物特定データを前記検出手段に検出させる際に、前記荷物情報特定手段に記憶されている当該利用者に関連付けられた前記荷物が選択可能とされている、
    相乗り予約システム。
  2. 車両に乗車する利用者が携行する荷物の特定に用いる荷物特定データを検出するための検出手段と、
    前記荷物特定データに基づいて、前記荷物の少なくともサイズ情報を特定する荷物情報特定手段と、
    前記荷物のサイズ情報を基に前記車両への積載可否を判断し、当該判断の結果を基に前記利用者の前記車両への相乗りの予約を成立又は不成立させるマッチング手段と、
    相乗りが可能又は不可能であることを示す情報を出力する出力手段と、
    を有し、
    前記マッチング手段は、前記荷物のサイズ情報を基に前記車両への積載可否を判断した結果積載不可能な場合、積載可能な荷物のサイズ情報を前記利用者へ通知する、
    相乗り予約システム。
  3. 前記検出手段は、前記利用者が所有するユーザ端末であり、
    前記荷物特定データは、前記ユーザ端末により撮影された前記荷物の画像データである、
    請求項1又は請求項2記載の相乗り予約システム。
  4. 前記荷物情報特定手段は、前記荷物特定データに基づいて、複数の荷物の情報を記憶した荷物データベース及び通信ネットワーク回線を介してアクセス可能な情報から前記荷物の少なくともサイズ情報を特定する、
    請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の相乗り予約システム。
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