JP6992281B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
具体的に、本発明は、以下の構成を有する。
前身頃と、後身頃と、前身頃と後身頃の間に位置する股下部とに、長手方向に区分され、
前身頃から後身頃にかけて配置された吸収体と、
内側シートと、
内側シートよりも肌非対向面側に配される外側シートと、
内側シートよりも肌対向面側に配されるクッション形成シートと、
クッション形成シートよりも肌非対向面側で幅方向に沿って固定されている複数のウエスト伸縮部材と、を有する吸収性物品であって、
内側シートとクッション形成シートの少なくとも一部は、吸収体の肌対向面側に重畳しており、
少なくとも内側シートとクッション形成シートは、長手方向に沿って延びる直線状の接合線で形成された接合部と、非接合部と、が交互に形成されるように接合部で接合されており、
内側シートの各々の非接合部には、少なくとも1つの開孔部が設けられ、開孔部の少なくとも一部は、吸収体に重畳している吸収性物品。
[2] 接合部は、それぞれ、長手方向に沿って延びる直線状の接合線が2列に並んで形成されたものであり、
接合部同士の間に形成される非接合部の幅は、接合部内の接合線の列の間の間隔よりも広い[1]に記載の吸収性物品。
[3] 吸収体は溝部を有し、
開孔部の少なくとも一部は、溝部に重畳している[1]又は[2]に記載の吸収性物品。
[4] 内側シートの透気度は、クッション形成シートの透気度よりも高い[1]~[3]のいずれかに記載の吸収性物品。
[5] 開孔部の面積は、0.01~5cm2である[1]~[4]のいずれかに記載の吸収性物品。
また、本明細書において、「肌対向面」とは、吸収性物品の着用時において着用者の肌に対向する面を意味する。また、「肌非対向面」とは、吸収性物品の着用時において着用者の肌に対向しない面を意味している。なお、本明細書において、「A~B」とは、「A以上B以下」であることを意味する。
本発明は、長手方向と、長手方向に直交する幅方向とを有し、前身頃と、後身頃と、前身頃と後身頃の間に位置する股下部とに、長手方向に区分され、前身頃から後身頃にかけて配置された吸収体と、内側シートと、内側シートよりも肌非対向面側に配される外側シートと、内側シートよりも肌対向面側に配されるクッション形成シートと、クッション形成シートよりも肌非対向面側で幅方向に沿って固定されている複数のウエスト伸縮部材と、を有する吸収性物品に関する。吸収性物品において、内側シートとクッション形成シートの少なくとも一部は、吸収体の肌対向面側に重畳している。また、少なくとも内側シートとクッション形成シートは、長手方向に沿って延びる直線状の接合線で形成された接合部と、非接合部と、が交互に形成されるように接合部で接合されている。そして、内側シートの各々の非接合部には、少なくとも1つの開孔部が設けられ、開孔部の少なくとも一部は、吸収体に重畳している。
以下では、これらの種々のタイプの吸収性物品のうち、パンツ型使い捨ておむつを例に挙げて、本発明の内容を具体的に説明する。
図1は、吸収性物品100(以下、使い捨ておむつ又はおむつともいう)を前身頃側から見た例を示す斜視図である。また、図2は、使い捨ておむつの例を示す展開図である。図2は使い捨ておむつを肌対向面側から見た状態を示している。
図1及び2に示されるように、本実施形態において、前身頃外装体10と後身頃外装体20は、それぞれ、内側シート41と、内側シート41よりも肌非対向面側に配される外側シート42と、内側シート41よりも肌対向面側に配されるクッション形成シート44を有する。内側シート41とクッション形成シート44は、ウエスト開口部4を形成する端縁に沿って、幅方向に延びるように配置されている。ここで、内側シート41は、少なくとも一部が吸収体よりも肌対向面側に配されるシートをいい、外側シート42はその全部が吸収体よりも肌非対向面側に配されるシートをいう。また、クッション形成シート44は、最表層に設けられるシートであって、内側シート41よりも肌対向面側に配されるシートである。内側シート41と外側シート42は、それぞれ2枚以上のシートから構成されるものであってもよい。なお、本明細書においては、クッション形成シート44が配されている箇所をクッション部と呼ぶこともある。
ウエスト開口部4の前身頃外装体10の端部と後身頃外装体20の端部に沿って、使い捨ておむつの幅方向に延びている。複数のウエスト伸縮部材43は、使い捨ておむつの長手方向に所定間隔をあけて配置されている。複数のウエスト伸縮部材43は、伸張状態で固定され、この複数のウエスト伸縮部材43が収縮することにより、ウエスト開口部4近傍に、ウエストギャザーが形成される。
吸収部本体30は、前身頃外装体10と後身頃外装体20の間に架橋された状態で保持され、使い捨ておむつの着用時に、着用者の股下部に位置し、着用者が排泄した尿などの液体を吸収保持する。図3に示されるように、吸収部本体30は、吸収体31と、トップシート32と、バックシート33と、カバーシート34を備えていることが好ましい。
図6に示されるように、吸収体31は溝部37を有していてもよい。本明細書において、溝部37とは、一部又は全部が凹部で構成されるものをいう。溝部37は、吸収体31にのみ形成されるものであってもよい。この場合、コアラップシート36やトップシート32は溝部を有していない。また、溝部37は、吸収体31に加えて、コアラップシート36やトップシート32の積層体に形成されるものであってもよい。
2 後身頃
3 股下部
4 ウエスト開口部
5 レッグ開口部
10 前身頃外装体
20 後身頃外装体
30 吸収部本体
31 吸収体
32 トップシート
33 バックシート
34 カバーシート
35 立体ギャザー
36 コアラップシート
37 溝部
41 内側シート
42 外側シート
43 ウエスト伸縮部材
44 クッション形成シート
45 インナーシート
46 タミー伸縮部材
50 開孔部
51 接合部
52 非接合部
70 通気路
100 吸収性物品
Claims (4)
- 長手方向と、前記長手方向に直交する幅方向とを有し、
前身頃と、後身頃と、前記前身頃と前記後身頃の間に位置する股下部とに、長手方向に区分され、
前記前身頃から前記後身頃にかけて配置された吸収体と、
内側シートと、
前記内側シートよりも肌非対向面側に配される外側シートと、
前記内側シートよりも肌対向面側に配されるクッション形成シートと、
前記クッション形成シートよりも肌非対向面側で幅方向に沿って固定されている複数のウエスト伸縮部材と、を有する吸収性物品であって、
前記吸収体は溝部を有し、
前記内側シートと前記クッション形成シートの少なくとも一部は、前記吸収体の肌対向面側に重畳しており、
少なくとも前記内側シートと前記クッション形成シートは、前記長手方向に沿って延びる直線状の接合線で形成された接合部と、非接合部と、が幅方向に交互に形成されるように前記接合部で接合されており、
前記非接合部では、前記内側シートと前記クッション形成シートの間に通気路が形成されており、
前記内側シートの各々の非接合部には、少なくとも1つの開孔部が設けられ、前記開孔部の少なくとも一部は、前記吸収体に重畳しており、前記開孔部の少なくとも一部は、前記溝部に重畳している、吸収性物品。 - 前記接合部は、それぞれ、前記長手方向に沿って延びる直線状の接合線が2列に並んで形成されたものであり、
前記接合部同士の間に形成される非接合部の幅は、前記接合部内の前記接合線の列の間の間隔よりも広い請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記内側シートの透気度は、前記クッション形成シートの透気度よりも高い請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記開孔部の面積は、0.01~5cm2である請求項1~3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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