JP6992203B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いた画像形成装置に関する。
従来、装置全体の小型化が重要視され、その小型化技術の一つとして、像担持体上の各色のトナー像を中間転写ベルト上に一旦転写し、その後、中間転写ベルト上の複数色のトナー像を記録材に一括転写する方式を採用したカラー画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、各色のトナー像を正確な位置でベルト上に重畳転写することが重要となるため、感光ドラムへの画像の書き出し位置を補正等するなどの、色レジスト制御が行われている。例えば、特許文献1に記載の色レジスト制御手段は、中間転写ベルト上に色レジスト検知用の基準画像として各色のトナーによるレジストレーションマーク、レジスターマークなどと呼ばれるトナーマーク(以下、レジストマーク)を形成する。そして、中間転写ベルトの最終色のブラック画像形成部の下流側に設置した光学センサでレジストマークを検出して、感光ドラムへの画像の書き出し位置を補正する。
光学センサは、光を発射する発光部としてのLEDと、その中間転写ベルトからの反射光を受光する受光部としてのフォトトランジスタとを組み合わせて構成される。レジストマークは、通常、中間転写ベルトの幅方向両端部にベルト移動方向に沿って2列形成される。したがって、光学センサは、中間転写ベルトの幅方向両端部の2箇所に設置され、ステーに固定することにより、ベルトと所定の間隙を開けてベルトの下方に保持されている。光学センサの上面には透明なカバーガラスがついている。ところが、光学センサによるレジストマーク検知では、通常の画像形成範囲内で中間転写ベルト上にトナー像を形成するため、そのトナー像から微量ではあるがトナーが飛散し、光学センサのカバーガラスに付着することがある。このようなトナーの付着は、光学センサの出力変動(低下)を誘発することがある。
上記の解決策として、中間転写ベルト上のレジストマーク形成位置と検知位置とを通常の画像形成幅の外側に設定することが試みられている。また、特許文献2には、スキャナ装置のレンズ部清掃装置として、スキャナ装置のレンズ部材と感光ドラムとの間を回動してレンズ部材を清掃する清掃部材を設ける装置構成が開示されており、同様の構成を色レジスト検知部にも設けることも考えられる。
特許第2655603号公報 特開平04-155358号公報
しかしながら、中間転写ベルト上のレジストマーク形成位置と検知位置とを通常の画像形成幅の外側に設定することは、ベルト幅を拡張する必要が生じ、装置本体の大型化、コストアップの要因となる。また、特許文献2のスキャナ装置のレンズ部材清掃構成を、色レジスト検知部に用いた場合、光学センサと中間転写ベルトとの間に清掃部材を設ける配置となるため、光学センサと中間転写ベルトが離れた位置に配置されることになる。そのため、光学センサの精度が悪化することが考えられる。
また、以上のような問題は、中間転写ベルト上に濃度制御用の基準画像(濃度パッチ)
を形成し、基準画像の濃度を検知して、現像装置へのトナー補給制御等により画像濃度を制御する装置構成においても同様に発生する。さらには、記録材担持体である搬送ベルトにこれらの基準画像を直接形成して、色レジスト制御や濃度制御を行う装置構成においても同様に生じる。
本発明の目的は、装置の大型化を回避しながら、光学センサの精度の維持を図ることができる技術を提供することである。
現像剤像を担持する像担持体と、
前記像担持体の表面に光を照射する発光部と、前記表面で反射した光を受光する受光部と、前記発光部及び前記受光部を覆う透光性を有するカバー部材と、を有する光学センサと、
移動可能であって、前記光学センサを支持する支持部材と、
前記像担持体の回転軸線に平行な方向に移動可能であって、前記カバー部材と摺動して前記カバー部材を清掃する清掃部材と、
前記清掃部材を支持し、前記支持部材の移動方向と異なる方向に移動可能に設けられた可動部材と
前記可動部材を付勢する付勢部材と
を備え、
前記光学センサは、前記像担持体に対して光学検知のための所定の距離で対向する近接位置と、前記像担持体に対して前記所定の距離よりも離れて対向する離間位置に、前記支持部材の移動によって移動可能であり、
前記光学センサが前記近接位置に位置する状態において、前記清掃部材は、前記光学センサから退避した位置であって、前記回転軸線の方向に見たときに前記光学センサと重なる退避位置に位置し、
前記可動部材が前記付勢部材の付勢力を利用して移動する場合において、前記清掃部材は清掃位置に移動させられ、前記支持部材は、移動する前記可動部材から力を受けることで、前記光学センサを前記近接位置から前記離間位置に移動させることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、装置の大型化を回避しながら、光学センサの精度の維持を図ることができる。
本発明の実施例に係る画像形成装置の概略断面図 本発明の実施例における光学センサユニットの全体図 本発明の実施例における光学センサユニットの動作を示す正面図 本発明の実施例における光学センサユニットの動作を示す背面図 本発明の実施例における光学センサユニットの動作を示す断面図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に
詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
[実施例1]
<画像形成装置の全体的な構成及び動作>
図1は、本発明の実施例に係る画像形成装置100の概略断面図である。本実施例では、本発明を適用可能な画像形成装置のうちの一つとして、電子写真方式を用いてフルカラー画像を形成することのできる、中間転写方式を採用したタンデム型(4連ドラム方式)のカラーレーザビームプリンタについて説明する。
画像形成装置100は、複数の画像形成部として一列に並べて配置された第1、第2、第3、第4のプロセスカートリッジ3Y、3M、3C、3Kを有する。これらのプロセスカートリッジ3Y、3M、3C、3Kは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像(現像剤像)を形成する。また、これらのプロセスカートリッジ3Y、3M、3C、3Kの下方には、露光手段としてのレーザスキャナ4が配置されている。また、これらのプロセスカートリッジ3Y、3M、3C、3Kの上方には、プロセスカートリッジ3Y、3M、3C、3Kで形成されたトナー像を転写材(記録材)Sに転写するための中間転写ユニット5が配置されている。なお、各色の画像を形成するためにそれぞれ設けられた実質的に同一の構成や機能を有する要素については、特に区別する必要のない場合は、いずれかの色用の要素であることを示す符号の末尾のY、M、C、Kは省略して総括的に説明する。
プロセスカートリッジ3は、回転可能なドラム型(円筒形)の電子写真感光体である感光ドラム12を有する。また、プロセスカートリッジ3は、感光ドラム12に作用するプロセス手段として、帯電手段としてのローラ型の帯電部材である帯電ローラ13、現像手段としての現像装置14、及び感光体クリーニング手段としてのドラムクリーニング装置17を有する。これら感光ドラム12、帯電ローラ13、現像装置14、及びドラムクリーニング装置17は、一体的に画像形成装置100の装置本体1に対して着脱可能とされている。
感光ドラム12は、図示しない駆動源と駆動列とにより図中矢印R1方向に所定の速度(周速度)で回転駆動される。回転する感光ドラム12の表面は、帯電ローラ13によって所定の極性(本実施例では負極性)の所定の電位に一様に帯電させられる。このとき、帯電ローラ13には、所定の帯電電圧(帯電バイアス)が印加される。帯電した感光ドラム12の表面は、各色成分の画像情報に従ってレーザスキャナ4から照射されるレーザビームによって走査露光される。これにより、感光ドラム12上に各色成分の画像情報に従った静電像(静電潜像)が形成される。感光ドラム12上に形成された静電像は、現像装置14によって、現像剤としてのトナーを用いてトナー像として現像(可視化)される。トナーは、現像装置14の現像剤容器16に収容されている。このとき、現像装置14の現像ローラ15には、所定の現像電圧(現像バイアス)が印加される。本実施例では、イメージ部露光と反転現像とにより、トナー像が形成される。つまり、現像装置14は、一様に帯電処理された後に露光されることで電位の絶対値の低下した感光ドラム12上の露光部に、感光ドラム12の帯電極性(本実施例では負極性)と同極性に帯電したトナーを付着させる。
中間転写ユニット5は、4個の感光ドラム12Y、12M、12C、12Kに対向するように配置された、中間転写体としての無端状のベルトで構成された中間転写ベルト6を有する。中間転写ベルト6は、画像形成装置100において用いられる移動可能な移動体
の一例であり、感光ドラム12とともに、本発明における現像剤像を担持する像担持体に対応する構成の一つである。中間転写ベルト6は、複数の張架ローラとしての駆動ローラ7、テンションローラ8及び二次転写対向ローラ9に巻回されている。中間転写ベルト6は、テンションローラ8によって所定の張力が付与された状態で、上記複数の張架ローラに張架されている。中間転写ベルト6は、図示しない駆動源と駆動列とにより駆動ローラ7が回転駆動されることで、その駆動力が伝達されて図中矢印R2方向に所定の速度(周速度)で回転(周回移動)する。中間転写ベルト6の裏面(内周面)側において、各感光ドラム12Y、12M、12C、12Kと対向する位置には、一次転写手段としてのローラ型の一次転写部材である一次転写ローラ10Y、10M、10C、10Kが配置されている。一次転写ローラ10は、中間転写ベルト6を介して感光ドラム12に向けて押圧され、中間転写ベルト6と感光ドラム12とが接触する一次転写部(一次転写ニップ)T1を形成する。また、中間転写ベルト6の表面(外周面)側において、二次転写対向ローラ9と対向する位置には、二次転写手段としてのローラ型の二次転写部材である二次転写ローラ11が配置されている。二次転写ローラ11は、中間転写ベルト6を介して二次転写対向ローラ9に向けて押圧され、中間転写ベルト6と二次転写ローラ11とが接触する二次転写部(二次転写ニップ)T2を形成する。
感光ドラム12上に形成されたトナー像は、各一次転写部T1において、一次転写ローラ10の作用により、中間転写ベルト6上に転写(一次転写)される。このとき、一次転写ローラ10には、現像時のトナーの帯電極性(正規の帯電極性)とは逆極性の直流電圧である所定の一次転写電圧(一次転写バイアス)が印加される。例えば、フルカラー画像の形成時には、4個の感光ドラム12Y、12M、12C、12Kに形成された各色のトナー像が、中間転写ベルト6上に重ね合わせるようにして順次転写されて、中間転写ベルト6上にフルカラー画像用の多重トナー像が形成される。中間転写ベルト6上に形成されたトナー像は、二次転写部T2において、二次転写ローラ11の作用により、中間転写ベルト6と二次転写ローラ11とに挟持されて搬送される転写材S上に転写(二次転写)される。このとき、二次転写ローラ11には、トナーの正規の帯電極性とは逆極性の直流電圧である所定の二次転写電圧(二次転写バイアス)が印加される。
記録用紙やプラスチックシートなどの転写材Sは、給送装置18によって二次転写部T2へと供給される。給送装置18は、積載されて収容された転写材Sを1枚ずつ分離して送り出すカセット給送部19及び手差し給送部20、所定のタイミングで転写材Sを二次転写部T2に搬送するレジストローラ対21などを有している。トナー像が転写された転写材Sは、定着装置22において、定着ローラ23と加圧ローラ24とで形成される定着ニップで挟持されて搬送される過程で熱及び圧力が加えられて、その上にトナー像が定着(固着)される。その後、転写材Sは、排出ローラ対25などによって搬送されて、画像形成装置100の装置本体1の上面に設けられたトレイ26に排出される。
中間転写ベルト6の最終色ブラック画像形成部の下流側には、光学センサユニット29が設置され、中間転写ベルト6上に形成した色レジスト検知用の基準画像である各色のトナーによるレジストマーク28(トナーマーク)を検知する。そして、その検知結果を元に、画像形成装置の動作調整として、感光ドラム12への画像書き出し位置を補正等するなどの色レジスト補正が行われる。
<光学センサユニット29>
図2~図5を参照して、光学センサユニット29について説明する。図2(a)は、光学センサユニット29の全体構成を、トナー像の搬送方向に垂直な方向(駆動ローラ7等の回転体の回転軸の延びる方向)に見たときの模式図である。図2(b)は、光学センサユニット29の全体構成を示す模式的断面図であって、図2(a)中の一点鎖線で切った断面図を図2(a)中矢印Xの方向に見た断面図(X矢視断面図)である。図2(c)は
、図2(b)における光学センサ部30周辺を拡大して示した図である。
図2(c)に示すように、センサ部である光学センサ30は、光を発射する発光部としてのLED31と、その光が中間転写ベルト6で反射した反射光を受光する受光部としてのフォトトランジスタ32とを備えている。また、光学センサ30周辺は、空気中を舞う埃や中間転写ベルト6上のトナー像から微量ではあるが飛散するトナーが、LED31やフォトトランジスタ32に付着して汚す恐れがある。その対策として、光学センサ30は、LED31やフォトトランジスタ32を覆うように設けられる透光性を有するカバー部材として透明なカバーガラス33を備えている。
図2(b)に示すように、光学センサ30は、中間転写ベルト6の幅方向両端部にベルト移動方向に沿って形成される2列のレジストマーク28に対応すべく中間転写ベルト6の幅方向両端部の2箇所に配置され、光学センサ支持部材34によって保持される。図2(a)に示すように、光学センサ支持部材34(以下、支持部材34)は、駆動ローラ軸7aに平行に延びる軸部34cを有している。支持部材34は、軸部34cが本体枠2に設けられた穴形状部に回転可能に嵌合され、軸部34cを中心に本体枠2に対して回転可能に支持されている。また、支持部材34は、付勢部材としての光学センサ支持部材バネ39が発生する付勢力を受けることで、支持部材34の当接部34dが駆動ローラ7の駆動ローラ軸7aに対し当接し、かつ押し付けられるように構成されている。そして、光学センサ30は、中間転写ベルト6の外周面のうち、中間転写ベルト6において駆動ローラ7に張架され巻き付いている部分における領域に光を照射するように設けられる。例えば、中間転写ベルト6のベルト面が面方向に暴れて駆動ローラ7に軸ずれが生じても、駆動ローラ7との距離が一定に保たれることで、光学センサ30は中間転写ベルト6(駆動ローラ7に支持される部分)との距離を所定の間隔に保つことができる。
<光学センサ支持部材34と光学センサカバー35の動作>
図3~図5を参照して、支持部材34と光学センサカバー35の動作について説明する。図3は、光学センサユニット29を図2(a)の矢印X方向に見たときの図であり、(a)は、プロセスカートリッジ交換扉37が閉じたときの状態、(b)は、プロセスカートリッジ交換扉37が開いたときの状態をそれぞれ示している。図4は、光学センサユニット29を図2(a)の矢印X方向とは反対の方向に見たときの図であり、(a)は、プロセスカートリッジ交換扉37が閉じたときの状態、(b)は、プロセスカートリッジ交換扉37が開いたときの状態をそれぞれ示している。図5は、光学センサユニット29をトナー像の搬送方向に垂直な方向に見たときの模式的断面図である。図5(a)は、図3(a)のY矢視断面に対応し、プロセスカートリッジ交換扉37が閉じているときの状態(支持部材34が第1位置にあるとき)を示している。図5(b)は、図3(b)のZ矢視断面に対応し、プロセスカートリッジ交換扉37が開いているときの状態(支持部材34が第2位置にあるとき)を示している。
支持部材34と光学センサカバー35(以下、カバー35)は、2つの相対位置を取り得るように構成されている。1つは、光学センサ30による光学検知が可能となる第1の配置である。このとき、支持部材34は、光学センサ30を中間転写ベルト6に対して光学検知の適した所定の距離で対向させる位置(近接位置)に位置している。すなわち、後述する清掃部材36が光学センサ30と中間転写ベルト6との間を遮ることがなく、中間転写ベルト6上のレジストマークで反射したLED31の光をフォトトランジスタ32が受光することができる位置である。このとき、清掃部材36は、光学センサ30と中間転写ベルト6との対向空間から退避した位置(退避位置)にあり、本実施例では、支持部材34と中間転写ベルト6との間の隙間の空間に位置している。
2つ目は、光学センサ30が清掃部材36により清掃される第2の配置であり、清掃部
材36が光学センサ30と中間転写ベルト6との間に位置している。このとき、支持部材34は、光学センサ30を中間転写ベルト6に対して近接位置のときよりも離して、光学センサ30と中間転写ベルト6との間に清掃部材36がカバーガラス33を清掃するための清掃空間を形成する位置(離間位置)に位置している。支持部材34の近接位置から離間位置への移動にともない、清掃部材36は、退避位置からカバーガラス33を清掃する位置(清掃位置)へ移動する。カバー35は、図5に示すように断面略L字形状を有しており、光学センサ30のカバーガラス33の被清掃面33aと略平行に構成された支持部35aにより清掃部材36を支持している。
支持部材34とカバー35は、相対移動可能に互いに係止されて一体化されている。可動部材としてのカバー35は、開閉部材としてのプロセスカートリッジ交換扉37(以下、扉37)の開閉動作に連動して、中間転写ベルト6の幅方向に移動する。支持部材34は、カバー35の上記移動に連動して、軸部34cを中心に回転移動する。
具体的には、図4に示すように、カバー35に設けられた溝35aに、支持部材34に設けられた突起状の光学センサカバー支持部34a(以下、支持部34a)が係合している。また、引張りバネ38の一端が、光学センサカバー支持部材34のフック形状34bに引掛けられ、他端が、カバー35のフック形状35bに掛けられている。カバー35は、引っ張りばね38の縮もうとする付勢力により図中の矢印Aの方向に付勢される構成となっている。
引っ張りばね38の付勢力によるカバー35の移動は、カバー35が扉37の受け部37aと当接することで、規制される。すなわち、扉37が閉じた状態では、図4(a)に示すように、カバー35の位置は上記第1の配置が形成される位置に規制され、光学センサ30はレジストマーク28の検知が可能となる。また、扉37が開いた状態では、図4(b)に示すように、受け部37aによる規制位置が変化することで、引張りバネ38の付勢力によりカバー35が矢印Aの方向に移動する。
溝35aは、支持部材34の回転移動方向における支持部34aの係止位置が変化するように、溝幅が変化した構成となっている。具体的には、上記第1の配置において、当接部34dが駆動ローラ軸7aに対して当接する状態が形成される位置で係止、あるいは係止しない状態となるように、溝35aにおけるカバー35の移動方向に直交する方向の幅が広く形成されている。なお、溝35aの形態としては、溝幅一定で溝の延びる方向を変化させる(湾曲や屈曲して延びる)ことで係止位置を変化させる構成でもよい。
支持部材34は、扉37の開動作に伴うカバー35の移動に伴い、支持部34aが溝35aの斜面部35cに案内されることで、カバー35から回転方向に作用する力を受け、軸部34cを回転中心として本体枠2に対して回転移動する。支持部材34の回転移動は、カバー35(の支持部35a)が本体枠2に固定されたストッパ40によって中間転写ベルト6への接近が規制されているため、中間転写ベルト6から離れる回転移動となる。この移動により、駆動ローラ7の駆動ローラ軸7aと当接部34dとの間に隙間Bが形成される。一方、カバー35も、支持部材34と一体となっているため、支持部材34の回転に伴い回転し、中間転写ベルト6に対する位置を変化させるが、その回転量は支持部材34の回転量よりも少ない。すなわち、図5(a)から図5(b)への変化に示すように、カバー35は、支持部材34との相対位置を変化させながら支持部材34と一体となって軸部34cを中心に若干回転しつつ、中間転写ベルト6の幅方向に移動する。近接位置から離間位置へ回転移動する支持部材34から見た場合、カバー35の移動は、支持部材34の回転軸の延びる方向へ進みつつ支持部材34から離れる方向へ進む相対移動となる。この第1の配置から第2の配置への変化にともなう支持部材34とカバー35との間の相対移動は、カバーガラス33の被清掃面33aの面に垂直な方向に、相対的に離れる移
動となる。この相対移動により、第2の配置において、光学センサ30と中間転写ベルト6との間に、カバー35に設けられた清掃部材36が被清掃面33aを清掃するために入り込むことができる空間が形成される。
<光学センサカバー35に設けられた清掃機構>
光学センサ30のカバーガラス33の表面には、空気中を舞う埃や中間転写ベルト6上のトナー像から微量ではあるが飛散するトナーなどが付着することがある。このような埃やトナーの付着は、カバーガラス33の透過性を悪化させ、特に、ガラスカバー33の上面であり中間転写ベルト6との対向面である被清掃面33aは検知光の通過領域であり、光学センサ30の出力変動(低下)を誘発する。そのような出力変動を清掃により防ぐために、本実施例では、図3に示すように、カバー35に、カバーガラス33の被清掃面33aを清掃するための清掃部材36が設けられている。清掃部材36は、第1の配置から第2の配置への支持部材34とカバー35との相対移動にともなって、カバーガラス33の被清掃面33aに摺動接触し、清掃を行う。清掃部材36は、弾性を持った不織布であり、被清掃面33aとの摺動時は、被清掃面33aとカバー35との間で弾性圧縮された状態となる。
<本実施例の優れた点>
以上のように、本実施例では、光学センサユニット29における支持部材34とカバー35の配置が、第1の配置と第2の配置とを取り得るように、相対移動する機構を設けている。
第1の配置では、光学センサ30による光学検知に適した配置構成、具体的には、光学センサ30と中間転写ベルト6との間の距離が光学検知において好適な距離を保てる配置構成となる。清掃部材36は、この配置構成において、装置本体1の内部における中間転写ベルト6と光学センサ30と支持部材34との間の隙間空間に収まるように構成されている。具体的には、清掃部材36と、カバー35の支持部35aとを合わせた高さは、第1の配置、すなわち光学検知を行う際の配置における中間転写ベルト6と支持部材34との間の距離よりも短く構成されている。また、清掃部材36の支持部35aのベルト幅方向における長さは、中間転写ベルト6と支持部材34との対向空間においてベルト幅方向の両端に配置された光学センサ30間の領域に収まる長さになっている。すなわち、光学検知を行う際、つまり画像形成動作を行う際における装置本体1内の配置構成において、清掃部材36及び支持部35aのために特別にスペースを確保する必要がない。
第2の配置では、光学センサ30と中間転写ベルト6との間の距離を拡げ、清掃部材36が光学センサ30と中間転写ベルト6との間に入り込み、検知光通過領域であるガラスカバー33の被清掃面33aを清掃できる配置構成となる。そして、上記配置変更に伴うカバー35の可動領域が、装置本体1外側における扉37の可動領域空間にはみ出る構成としている。すなわち、上記配置変更に必要となる可動部材の可動領域の一部が、装置本体1の内部空間ではなく装置本体1の外側にあり、かつ、装置本体1の外部に可動領域を持つ部材の可動領域と重なるように構成されている。したがって、装置本体1内の配置構成において必要となるのは、光学センサ30と中間転写ベルト6との間に清掃部材36が入り込む空間を形成するための支持部材34の回転移動のために必要なスペースのみとなる。これにより、装置本体1内部において上記配置変更に必要とするスペースを低減することができる。
本実施例では、装置本体1の外側に移動することが必要となる部材の可動領域として、プロセスカートリッジ交換扉37の可動領域を利用しているが、装置設置時に装置外部に可動スペースを確保することが必要となる他の部材の可動領域を利用しても良い。あるいは、そのような可動部材が装置本体1外側へはみ出ることで形成されるデッドスペース、
例えば、本実施例では扉37の下方のスペースを利用して、配置変更に必要な装置本体1内部の可動領域の低減を図ってもよい。なお、カバー35がはみ出る箇所は、上記のような特定の位置に限定されるものではないが、装置設置スペースの観点から、上記構成が好ましい。
以上より、本実施例によれば、光学検知における適切な検知距離の形成と、装置本体内部において配置変更に必要とするスペースの低減とにより、光学センサの検知精度を維持しつつ、装置の小型化を図ることができる。したがって、画像形成装置100を大型化せず、光学センサ30の精度を悪化せず、光学式検知手段のトナー等による汚れを簡単に防ぎ、高精度な色レジスト制御や濃度制御により高画質のカラー画像を得ることを可能となる。また、高精度な色レジスト制御や濃度制御により色レジスト制御や濃度制御の時間短縮も可能となる。
なお、上記実施例は、本発明が適用可能な具体的構成のあくまで一例に過ぎず、本発明の適用は、上記実施例に限定されるものではない。例えば、本実施例では、色レジストセンサである光学センサユニット29に本発明を適用したが、カバーガラスの汚れを解消する必要がある他の光学部にも適用可能である。また、本実施例では、被清掃部材としてカバーガラス33を備えていたが、透過性を有するシート材や樹脂材料による成形部材で構成された部材の清掃においても、本発明は適用可能であり、同様の効果を得ることができる。また、清掃部材36は、不織布としたが、清掃能力があれば良く、例えば、ブラシ状の部材やスクレーパーとなる弾性を持った材質の部材でもよい。
また、上記実施例では、支持部材34は、本体枠2の穴形状部に軸部34cが嵌め込まれて本体枠2に対して回動可能に保持されるとともに、当接部34dが駆動ローラ7の駆動ローラ軸7aに対し付勢され当接することで位置が決まる構成とした。しかし、中間転写ベルト6とカバーガラス33の被清掃面33aの距離が変化できるように構成し、中間転写ベルト6と被清掃面33aの間に、清掃部材36が移動し被清掃面33aの清掃を行う構成であれば、上記実施例の構成に限定されるものではない。例えば、支持部材34をスライド動作するスライド構成で位置が決まる構成でも同様の効果を得ることができる。
また、上記実施例では、カバー35の動作に引張りバネ38を用いたが、カバー35が扉37と連動すればよく、他の構成でもよい。例えば、扉37のクリープ変形が懸念されるような引張りバネ38の付勢力が必要な場合、カバー35と扉37をリンク部品で連動させればよい。リンク部材を設けることで、引張りバネ38が不要となり、扉37に対する付勢力を無くすことができる。
また、上記実施例では、カバー35に清掃部材36を設けるとしたが、清掃部材36が第1の位置から第2の位置に移動するときに、カバーガラス33の被清掃面33aの清掃を行える構成であれば、他の構成でもよい。例えば、扉37に連動するカバー35に直接、清掃部材36を設けなくても良い。すなわち、カバー35とは異なる部材であって、光学センサ30に直接移動可能に保持された清掃支持部材に、清掃部材36を設け、その清掃支持部材をカバー35によって第1の位置、第2の位置間を移動させる構成でも良い。
100…画像形成装置、6…中間転写ベルト(像担持体)28…レジストマーク、30…光学センサ、31…LED(発光部)、32…フォトトランジスタ(受光部)、33…カバーガラス(カバー部材)、33a…被清掃面、34…光学センサ支持部材、35…光学センサカバー(可動部材)、36…清掃部材、37…カートリッジ交換扉(開閉部材)38…引張りバネ(付勢部材)

Claims (10)

  1. 現像剤像を担持する像担持体と、
    前記像担持体の表面に光を照射する発光部と、前記表面で反射した光を受光する受光部と、前記発光部及び前記受光部を覆う透光性を有するカバー部材と、を有する光学センサと、
    移動可能であって、前記光学センサを支持する支持部材と、
    前記像担持体の回転軸線に平行な方向に移動可能であって、前記カバー部材と摺動して前記カバー部材を清掃する清掃部材と、
    前記清掃部材を支持し、前記支持部材の移動方向と異なる方向に移動可能に設けられた可動部材と
    前記可動部材を付勢する付勢部材と
    を備え、
    前記光学センサは、前記像担持体に対して光学検知のための所定の距離で対向する近接位置と、前記像担持体に対して前記所定の距離よりも離れて対向する離間位置に、前記支持部材の移動によって移動可能であり、
    前記光学センサが前記近接位置に位置する状態において、前記清掃部材は、前記光学センサから退避した位置であって、前記回転軸線の方向に見たときに前記光学センサと重なる退避位置に位置し、
    前記可動部材が前記付勢部材の付勢力を利用して移動する場合において、前記清掃部材は清掃位置に移動させられ、前記支持部材は、移動する前記可動部材から力を受けることで、前記光学センサを前記近接位置から前記離間位置に移動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記支持部材は、前記回転軸線と平行な方向と交差する方向に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成装置の内部を開閉するための開閉部材を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 記可動部材は、前記開閉部材の開動作に連動して、前記清掃部材を前記退避位置から前記清掃位置へ移動させるように移動することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装
    置。
  5. 前記可動部材の可動領域の一部は、前記開閉部材の可動領域と重なることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記付勢部材は、前記可動部材を前記開閉部材に押し付ける付勢力を発生
    前記可動部材は、前記開閉部材の開閉動作によって、前記付勢力による移動を前記開閉部材との当接によって規制される位置が変化することで、位置を変えることを特徴とする請求項3~のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記付勢部材は、一端が前記支持部材に取り付けられ、他端が前記可動部材に取り付けられたバネであことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記支持部材は、画像形成装置の装置本体に対して、前記近接位置と前記離間位置との間を回転移動によって移動可能に設けられており、
    前記可動部材は、前記近接位置から前記離間位置へ回転移動する前記支持部材に対して、前記支持部材の回転軸の延びる方向へ進みつつ前記支持部材から離れる方向へ進むように相対移動することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記像担持体は、中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記光学センサは、画像形成装置の動作の調整に用いられる基準画像として前記像担持体に形成される現像剤像を検知することを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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