JP6992146B1 - 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
第一の端末からの接続要求に応じて第二の端末に接続して音声による通話を行う情報処理システムであって、
前記第一の端末に紐づけられた固有IDを取得する固有ID取得部と、
取得した前記固有IDを固有IDデータベースと照合し、固有ID危険値を取得する固有ID照合部と、
前記第一の端末が発信する音声から声紋情報を取得する声紋取得部と、
取得した前記声紋情報を声紋データベースと照合し、声紋危険値を取得する声紋照合部と、
前記固有ID危険値と前記声紋危険値とが共に危険と判断する所定の危険値であった場合又は前記第二の端末のユーザから通話切断の入力を受け付けた場合に前記接続を切断し、前記固有ID危険値と前記声紋危険値とが共に安全と判断する所定の安全値であった場合に前記接続を継続し、それ以外の場合に前記接続を継続すると共に通話の継続か切断の判定を行う危険判断第二フローを起動する処理部と、
を有し、
前記通話終了後、次回の危険判断精度を向上させるための危険判断第三フローを起動し、
前記接続の継続と切断の判断が、前記情報処理システムと、前記第二の端末のユーザとで異なっていた場合に、
前記第二の端末のユーザが前記情報処理システムの判断と異なる判断であった回数又は頻度が、閾値以上であるかに応じて、
前記第二の端末の固有ID危険値、声紋危険値の少なくとも一方を上げる、
ことを特徴とする情報処理システムを提供する。
前記第二の端末のユーザが前記情報処理システムの判断と異なる判断であった回数又は頻度が、閾値以上であるとは、前記第二の端末のユーザが前記情報処理システムから通話を切断したにもかかわらず、前記第一の端末からの発信を危険でないと判断した回数又は頻度が、閾値以上であることを特徴とする情報処理システムを提供する。
前記固有IDは電話番号であることを特徴とする情報処理システムを提供する。
前記固有IDデータベースは、複数のユーザからの通報情報に基づいて算出した固有ID危険値よりなり、
前記声紋データベースは、複数のユーザからの通報情報に基づいて算出した声紋危険値よりなることを特徴とする情報処理システムを提供する。
前記危険判断第二フローは、前記第一の端末の通話履歴の照会、前記音声による通話内容分析、所定の働きかけに応じた前記第一の端末のユーザ応答、の少なくとも一つから通話の継続の判定を行うことを特徴とする情報処理システムを提供する。
前記通話履歴は、所定の期間内に多数の接続要求を発信している履歴を含むことを特徴とする情報処理システムを提供する。
前記通話内容分析は、通話の中にあらかじめ定められたキーワードが含まれているかどうかを判定する分析を含むことを特徴とする情報処理システムを提供する。
前記働きかけは、あらかじめ定められた音声メッセージを少なくとも前記第一の端末に流すことを含み、
前記第一の端末のユーザ応答は、前記第一の端末による通話切断であることを特徴とする情報処理システムを提供する。
前記危険判断第二フローが危険と判断する危険値となった場合、通話を切断することを特徴とする情報処理システムを提供する。
前記危険判断第二フローによって危険判断がなされた場合、
前記第一の端末の前記固有IDと、前記第一の端末から取得した声紋情報の少なくとも一方に紐づけて、対応する前記固有IDデータベースと前記声紋データベースの少なくとも一方に対し、通報情報を送信することを特徴とする情報処理システムを提供する。
前記通話中に、前記第二の端末のユーザが危険と判断した場合に通報情報を前記第二の端末から受信する通報情報受信手段を有し、前記通報情報の受信に応じて通話を切断すると共に、前記第一の端末に紐づけられた前記固有IDと、前記第一の端末から取得した声紋情報の少なくとも一方を、対応する前記固有IDデータベースと前記声紋データベースの少なくとも一方に対し、前記通報情報を送信することを特徴とする情報処理システムを提供する。
第一の端末からの接続要求に応じて第二の端末に接続して音声による通話を行うコンピュータが実行する情報処理方法であって、
前記第一の端末に紐づけられた固有IDを取得するステップと、
取得した前記固有IDを固有IDデータベースと照合し、固有ID危険値を取得するステップと、
前記第一の端末が発信する音声から声紋情報を取得するステップと、
取得した前記声紋情報を声紋データベースと照合し、声紋危険値を取得するステップと、
前記固有ID危険値と前記声紋危険値とが共に危険と判断する所定の危険値であった場合又は前記第二の端末のユーザから通話切断の入力を受け付けた場合に前記接続を切断し、前記固有ID危険値と前記声紋危険値とが共に安全と判断する所定の安全値であった場合に前記接続を継続し、それ以外の場合に前記接続を継続すると共に通話の継続か切断の判定を行う危険判断第二フローを起動するステップと、
前記通話終了後、次回の危険判断精度を向上させるための危険判断第三フローを起動し、
前記接続の継続と切断の判断が、前記コンピュータと、前記第二の端末のユーザとで異なっていた場合に、
前記第二の端末のユーザが前記コンピュータの判断と異なる判断であった回数又は頻度が、閾値以上であるかに応じて、前記第二の端末の固有ID危険値、声紋危険値の少なくとも一方を上げるステップと、を有することを特徴とする情報処理方法を提供する。
第一の端末からの接続要求に応じて第二の端末に接続して音声による通話を行うコンピュータに、
前記第一の端末に紐づけられた固有IDを取得するステップ、
取得した前記固有IDを固有IDデータベースと照合し、固有ID危険値を取得するステップ、
前記第一の端末が発信する音声から声紋情報を取得するステップ、
取得した前記声紋情報を声紋データベースと照合し、声紋危険値を取得するステップ、
前記固有ID危険値と前記声紋危険値とが共に危険と判断する所定の危険値であった場合又は前記第二の端末のユーザから通話切断の入力を受け付けた場合に前記接続を切断し、前記固有ID危険値と前記声紋危険値とが共に安全と判断する所定の安全値であった場合に前記接続を継続し、それ以外の場合に前記接続を継続すると共に通話の継続か切断の判定を行う危険判断第二フローを起動するステップ、
前記通話終了後、次回の危険判断精度を向上させるための危険判断第三フローを起動し、
前記接続の継続と切断の判断が、前記コンピュータと、前記第二の端末のユーザとで異なっていた場合に、
前記第二の端末のユーザが前記コンピュータの判断と異なる判断であった回数又は頻度が、閾値以上であるかに応じて、前記第二の端末の固有ID危険値、声紋危険値の少なくとも一方を上げるステップ、を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。
本発明の好適な実施形態の概要について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の好適な実施形態である情報処理システム10の概要を説明するための図である。情報処理システム10は、ユーザ1が使用する第一の端末1からの接続要求に応じて本システムの防衛対象であるユーザ2が使用する第二の端末2に接続して音声による通話を行うコンピュータシステムである。第一の端末1はユーザ1の所持する端末、第二の端末2はユーザ2の所持する端末とし、情報処理システム10は、これらの端末間の通話を実現する。情報処理システム10は、例えば携帯電話や固定電話のキャリア側のシステムである場合、端末に紐づけられた固有のIDである電話番号に代表される固有IDを取得可能である。以下では、電話キャリアのシステムを中心に説明するが、例えばSkypeやZoomといったインターネットで通話を実現するシステムでも実施可能であり、そのような場合は情報処理システム10はVoIPサーバなどのサーバであってよく、また固有IDは音声通話アプリケーションのユーザIDやメールアドレスといった汎用的なIDを固有IDとして使用する場合もある。また、情報処理システム10は、端末間の音声信号(声紋)を取得し、その声紋から特徴情報を抽出可能とする。また、情報処理システム10は、取得した固有IDと声紋の情報を管理する固有IDデータベース131と声紋データベース132とを備える。
図2に基づいて、本発明の好適な実施形態である情報処理システム10のシステム構成について説明する。図2は、本発明の好適な実施形態である情報処理システム10のシステム構成を示す図である。図2において、情報処理システム10は、通信部110、制御部120、記憶部130、入力部140、出力部150とから構成されるコンピュータシステムである。情報処理システム10は、端末装置やサーバやクラウドコンピュータ等で実行されてよい。1台の装置で実現されてもよいし、クラウドコンピュータのように、複数の仮想的な装置で実現されてもよい。
図3、図4、図5に基づいて、情報処理システム10が実行する偽陰性・偽陽性チェック処理について説明する。図3は、情報処理システム10が実行する偽陰性・偽陽性チェック処理の危険判断第一フローのフローチャートを示す図である。図4は、情報処理システム10が実行する偽陰性・偽陽性チェック処理の危険判断第二フローのフローチャートを示す図である。図5は、情報処理システム10が実行する偽陰性・偽陽性チェック処理の危険判断第三フローのフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
図9は、固有IDデータベース131のデータ構造の一例である。端末に紐づけられた固有のIDである固有IDそれぞれについて、「固有ID危険値」、「通報件数」、「通話履歴怪しさレベル」、「通話内容怪しさレベル」、「安全登録件数」、等の情報を保持する。「固有ID」とは、端末に紐づけられた固有のIDであり、固定電話の番号、携帯電話の番号、音声通話アプリケーションのユーザID等である。図9では、携帯電話の番号である例を図示している。「固有ID危険値」とは、通報件数、通話履歴の怪しさレベル、通話内容の怪しさレベル、安全登録件数等から判定するものとする。例えば、10段階の数値で危険を表し、危険値1が最も危険が低いこと、危険値10が最も危険が高いことを表すものとする。固有ID危険値は、通報件数をそのまま使用してもよいし、所定の係数等を用いて、通報件数、通話履歴の怪しさレベル、通話内容の怪しさレベルが高い場合には固有ID危険値を高く、安全登録件数が高い場合には固有ID危険値を低くするような式で算出するようにしてもよい。「通報件数」とは、複数のユーザからの通報情報をカウントした数値である。第二の端末2のユーザ2、又は、第三の端末3のユーザ3が、第一の端末のユーザ1に対して、「怪しい」と判断した、又は、「通話切断」を行った場合に、「通報件数」をインクリメントする。「通話履歴怪しさレベル」とは、通話履歴パターンから算出した怪しさレベルである。例えば、5段階の数値で怪しさレベルを表し、1が最も怪しさレベルが低いこと、5が最も怪しさレベルが高いことを表すものとする。「通話内容怪しさレベル」とは、通話内容パターンから算出した怪しさレベルである。例えば、5段階の数値で怪しさレベルを表し、1が最も怪しさレベルが低いこと、5が最も怪しさレベルが高いことを表すものとする。「安全登録件数」とは、固有IDが安全であると登録しているユーザの件数である。固有IDが、システムが設定したホワイトリストに登録されている場合や、第二の端末2の電話帳に登録されている場合等に件数をカウントする。
図10は、声紋データベース132のデータ構造の一例である。声紋データそれぞれについて、「声紋番号」、「声紋危険値」、「通報件数」、「通話履歴怪しさレベル」、「通話内容怪しさレベル」、「安全登録件数」、等の情報を保持する。「声紋番号」とは、声紋データそれぞれに対応する番号である。図10では、1から順番に連番を振った場合を図示している。「声紋危険値」とは、通報件数、通話履歴の怪しさレベル、通話内容の怪しさレベル、安全登録件数等から判定するものとする。例えば、10段階の数値で危険を表し、危険値1が最も危険が低いこと、危険値10が最も危険が高いことを表すものとする。声紋危険値は、通報件数をそのまま使用してもよいし、所定の係数等を用いて、通報件数、通話履歴の怪しさレベル、通話内容の怪しさレベルが高い場合には声紋危険値を高く、安全登録件数が高い場合には声紋危険値を低くするような式で算出するようにしてもよい。「通報件数」とは、複数のユーザからの通報情報をカウントした数値である。第二の端末2のユーザ2、又は、第三の端末3のユーザ3が、第一の端末のユーザ1に対して、「怪しい」と判断した、又は、「通話切断」を行った場合に、「通報件数」をインクリメントする。「通話履歴怪しさレベル」とは、通話履歴パターンから算出した怪しさレベルである。例えば、5段階の数値で怪しさレベルを表し、1が最も怪しさレベルが低いこと、5が最も怪しさレベルが高いことを表すものとする。「通話内容怪しさレベル」とは、通話内容パターンから算出した怪しさレベルである。例えば、5段階の数値で怪しさレベルを表し、1が最も怪しさレベルが低いこと、5が最も怪しさレベルが高いことを表すものとする。「安全登録件数」とは、固有IDが安全であると登録しているユーザの件数である。該当する声紋が、システムが設定したホワイトリストに登録されている場合や、第二の端末2の電話帳に登録されている場合等に件数をカウントする。
固有ID危険値と声紋危険値という二つの指標から、危険である場合に接続を解除する処理について上述したが、接続を解除する代わりに、第一の端末のユーザ1側の通話をボイスメールへと切り替える処理を行ってもよい。その際、第二の端末のユーザ2側の通話は、接続を解除する。タイミングとして具体的には、図1のフローチャートのステップS08、及び、図3のフローチャートのステップS316の接続を解除する処理の代わりに行う。ここでのボイスメールとは、第一の端末のユーザ1側の音声を録音しておき、後で第二の端末のユーザ2が録音内容を聞くことができる、又は、録音内容を文字に変換したものをユーザ2がメールやウェブサービス等で確認することができるものとする。このボイスメールへの切り替え処理は、万が一、ユーザ1が特殊詐欺犯ではなかった場合に、通話を自動切断してしまい、クレームが発生することを避けるための機能としても有効である。ユーザ1が特殊詐欺犯ではなかった場合、ユーザ1側としては、ユーザ2との直接の会話はできなくても、メッセージが残すことができる。そのため、情報処理システム10に対する「電話したのにつながらなかったため、用件が伝えられなかった」というユーザ1からのクレームを回避することができる。また、ユーザ1が実際に特殊詐欺犯であった場合でも、「詐欺犯はメッセージを残したがらない」、「仮にメッセージを残しても、通話でリアルタイムに直接畳みかけて判断力を奪う場合と比較して、ユーザ2は騙されにくい」という点から、特殊詐欺を抑止するための効果が得られることは明らかである。更に、本発明では前述の通りに、ユーザ2から通話(この場合はボイスメールの内容)が怪しかったかどうかの評価を利用して、特殊詐欺犯であるか否かの判断とその制御の精度を向上していくため、ユーザ1が特殊詐欺犯ではないのに、特殊詐欺犯であると判定されてしまう頻度を継続的に縮小することが可能である。
Claims (14)
- 第一の端末からの接続要求に応じて第二の端末に接続して音声による通話を行う情報処理システムであって、
前記第一の端末に紐づけられた固有IDを取得する固有ID取得部と、
取得した前記固有IDを固有IDデータベースと照合し、固有ID危険値を取得する固有ID照合部と、
前記第一の端末が発信する音声から声紋情報を取得する声紋取得部と、
取得した前記声紋情報を声紋データベースと照合し、声紋危険値を取得する声紋照合部と、
前記固有ID危険値と前記声紋危険値とが共に危険と判断する所定の危険値であった場合又は前記第二の端末のユーザから通話切断の入力を受け付けた場合に前記接続を切断し、前記固有ID危険値と前記声紋危険値とが共に安全と判断する所定の安全値であった場合に前記接続を継続し、それ以外の場合に前記接続を継続すると共に通話の継続か切断の判定を行う危険判断第二フローを起動する処理部と、
を有し、
前記通話終了後、次回の危険判断精度を向上させるための危険判断第三フローを起動し、
前記接続の継続と切断の判断が、前記情報処理システムと、前記第二の端末のユーザとで異なっていた場合に、
前記第二の端末のユーザが前記情報処理システムの判断と異なる判断であった回数又は頻度が、閾値以上であるかに応じて、前記第二の端末の固有ID危険値、声紋危険値の少なくとも一方を上げることを特徴とする情報処理システム。 - 前記第二の端末のユーザが前記情報処理システムの判断と異なる判断であった回数又は頻度が、閾値以上であるとは、前記第二の端末のユーザが前記情報処理システムから通話を切断したにもかかわらず、前記第一の端末からの発信を危険でないと判断した回数又は頻度が、閾値以上であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記第二の端末のユーザが前記情報処理システムの判断と異なる判断であった回数又は頻度が、閾値以上であるとは、前記第二の端末のユーザが前記情報処理システムから通話継続したにもかかわらず、前記第一の端末からの発信を危険であると判断した回数又は頻度が、閾値以上であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記固有IDは電話番号であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記固有IDデータベースは、複数のユーザからの通報情報に基づいて算出した固有ID危険値よりなり、
前記声紋データベースは、複数のユーザからの通報情報に基づいて算出した声紋危険値よりなることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記危険判断第二フローは、前記第一の端末の通話履歴の照会、前記音声による通話内容分析、所定の働きかけに応じた前記第一の端末のユーザ応答、の少なくとも一つから通話の継続の判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記通話履歴は、所定の期間内に多数の接続要求を発信している履歴を含むことを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
- 前記通話内容分析は、通話の中にあらかじめ定められたキーワードが含まれているかどうかを判定する分析を含むことを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
- 前記働きかけは、あらかじめ定められた音声メッセージを少なくとも前記第一の端末に流すことを含み、
前記第一の端末のユーザ応答は、前記第一の端末による通話切断であることを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム - 前記危険判断第二フローが危険と判断する危険値となった場合、通話を切断することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
- 前記危険判断第二フローによって危険判断がなされた場合、
前記第一の端末の前記固有IDと、前記第一の端末から取得した声紋情報の少なくとも一方に紐づけて、対応する前記固有IDデータベースと前記声紋データベースの少なくとも一方に対し、通報情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記通話中に、前記第二の端末のユーザが危険と判断した場合に通報情報を前記第二の端末から受信する通報情報受信手段を有し、前記通報情報の受信に応じて通話を切断すると共に、前記第一の端末に紐づけられた前記固有IDと、前記第一の端末から取得した声紋情報の少なくとも一方を、対応する前記固有IDデータベースと前記声紋データベースの少なくとも一方に対し、前記通報情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
- 第一の端末からの接続要求に応じて第二の端末に接続して音声による通話を行うコンピュータが実行する情報処理方法であって、
前記第一の端末に紐づけられた固有IDを取得するステップと、
取得した前記固有IDを固有IDデータベースと照合し、固有ID危険値を取得するステップと、
前記第一の端末が発信する音声から声紋情報を取得するステップと、
取得した前記声紋情報を声紋データベースと照合し、声紋危険値を取得するステップと、
前記固有ID危険値と前記声紋危険値とが共に危険と判断する所定の危険値であった場合又は前記第二の端末のユーザから通話切断の入力を受け付けた場合に前記接続を切断し、前記固有ID危険値と前記声紋危険値とが共に安全と判断する所定の安全値であった場合に前記接続を継続し、それ以外の場合に前記接続を継続すると共に通話の継続か切断の判定を行う危険判断第二フローを起動するステップと、
前記通話終了後、次回の危険判断精度を向上させるための危険判断第三フローを起動し、
前記接続の継続と切断の判断が、前記コンピュータと、前記第二の端末のユーザとで異なっていた場合に、
前記第二の端末のユーザが前記コンピュータの判断と異なる判断であった回数又は頻度が、閾値以上であるかに応じて、前記第二の端末の固有ID危険値、声紋危険値の少なくとも一方を上げるステップと、を有することを特徴とする情報処理方法。 - 第一の端末からの接続要求に応じて第二の端末に接続して音声による通話を行うコンピュータに、
前記第一の端末に紐づけられた固有IDを取得するステップ、
取得した前記固有IDを固有IDデータベースと照合し、固有ID危険値を取得するステップ、
前記第一の端末が発信する音声から声紋情報を取得するステップ、
取得した前記声紋情報を声紋データベースと照合し、声紋危険値を取得するステップ、
前記固有ID危険値と前記声紋危険値とが共に危険と判断する所定の危険値であった場合又は前記第二の端末のユーザから通話切断の入力を受け付けた場合に前記接続を切断し、前記固有ID危険値と前記声紋危険値とが共に安全と判断する所定の安全値であった場合に前記接続を継続し、それ以外の場合に前記接続を継続すると共に通話の継続か切断の判定を行う危険判断第二フローを起動するステップ、
前記通話終了後、次回の危険判断精度を向上させるための危険判断第三フローを起動し、
前記接続の継続と切断の判断が、前記コンピュータと、前記第二の端末のユーザとで異なっていた場合に、
前記第二の端末のユーザが前記コンピュータの判断と異なる判断であった回数又は頻度が、閾値以上であるかに応じて、前記第二の端末の固有ID危険値、声紋危険値の少なくとも一方を上げるステップ、を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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