JP2022039764A - 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法、及び情報処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 SNS利用者の不適切な投稿を総合的に検知・予防することができる情報処理装置を提供する【解決手段】 本発明の情報処理装置は、利用者端末からの投稿情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記投稿情報から特徴を抽出する特徴抽出手段と、不適切と判定された特徴を記憶する第1の記憶手段と、前記特徴抽出手段が抽出した特徴と前記第1の記憶手段が記憶している各特徴とを比較した比較結果に基づき、前記投稿情報の投稿を制限するか否かを判定する投稿制限判定手段とを備える。【選択図】 図1
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法、及び情報処理システムに関し、例えば、ネットワークを介してメッセージを投稿する情報処理システムに適用し得る。
近年、ネットワークを介してメッセージを投稿したりする等、利用者同士が交流できるSNS(Social Networking Service:ソーシャルネットワーキングサービス)の利用が増加している。また、SNSの利用増加も相まって、利用者が肉体的・精神的に異常な状態に陥っている事等(例えば、泥酔状態)により、不適切な投稿を行ってしまう問題も生じている。
上記問題に対して、例えば、特許文献1では、アカウント毎に登録されているキーワードにより、利用者の意図しないアカウントでの投稿を防ぐ技術が開示されている。また、特許文献2では、画像解析により、利用者の感情を推定する技術が開示されている。そして、特許文献3では、画像解析により、利用者の泥酔状態を検出する技術が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、各アカウントにおける不適切な投稿を防ぐ仕組みであって、汎用的に利用者の不適切な投稿を防ぐ仕組みでは無かった。
また、上記特許文献2、3に記載の技術は、SNS利用者の撮影画像から利用者の感情、状態を解析する技術であって、利用者が投稿した内容を直接的に解析している訳でない。例えば、利用者は泥酔状態でも適切な投稿を行うこともあるし、逆に撮影画像からは利用者に問題はないと判断されても、不適切な内容の投稿を行っていることもある。
そのため、SNS利用者の不適切な投稿を総合的に検知・予防することができる情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法、及び情報処理システムが望まれている。
第1の本発明は、(1)利用者端末からの投稿情報を受信する受信手段と、(2)前記受信手段が受信した前記投稿情報から特徴を抽出する特徴抽出手段と、(3)不適切と判定された特徴を記憶する第1の記憶手段と、(4)前記特徴抽出手段が抽出した特徴と前記第1の記憶手段が記憶している各特徴とを比較した比較結果に基づき、前記投稿情報の投稿を制限するか否かを判定する投稿制限判定手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明の情報処理プログラムは、コンピュータを、(1)利用者端末からの投稿情報を受信する受信手段と、(2)前記受信手段が受信した前記投稿情報から特徴を抽出する特徴抽出手段と、(3)不適切と判定された特徴を記憶する第1の記憶手段と、(4)前記特徴抽出手段が抽出した特徴と前記第1の記憶手段が記憶している各特徴とを比較した比較結果に基づき、前記投稿情報の投稿を制限するか否かを判定する投稿制限判定手段として機能させることを特徴とする。
第3の本発明は、情報処理装置に使用する情報処理方法であって、(1)受信手段は、利用者端末からの投稿情報を受信し、(2)特徴抽出手段は、前記受信手段が受信した前記投稿情報から特徴を抽出し、(3)第1の記憶手段は、不適切と判定された特徴を記憶し、(4)投稿制限判定手段は、前記特徴抽出手段が抽出した特徴と前記第1の記憶手段が記憶している各特徴とを比較した比較結果に基づき、前記投稿情報の投稿を制限するか否かを判定することを特徴とする。
第4の本発明は、投稿情報を投稿する利用者端末と、情報処理装置とを備える情報処理システムであって、(1)前記情報処理装置として第1の本発明の情報処理装置を適用することを特徴とする。
本発明によれば、SNS利用者の不適切な投稿を総合的に検知・予防することができる。
(A)主たる実施形態
以下、本発明による情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法、及び情報処理システムの実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
以下、本発明による情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法、及び情報処理システムの実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A-1)実施形態の構成
(A-1-1)全体構成
図2は、実施形態に係るSNSシステムの全体構成を示すブロック図である。
(A-1-1)全体構成
図2は、実施形態に係るSNSシステムの全体構成を示すブロック図である。
図2に示すように、このSNSシステム1は、SNSサーバ2と、ネットワークNを介してSNSサーバ2にアクセス可能なSNS利用者端末3とで構成されている。なお、図2では、説明を簡易なものにするためにSNS利用者端末3を1台だけ示しているが、SNS利用者端末3の数は限定されるものではない。
本実施形態によるSNSシステム1は、利用者による画像、テキスト、音声等の情報の投稿及び閲覧を通じて複数の利用者間の交流を支援するためのSNSを提供するものである。
ネットワークNは、例えば、インターネット等に代表されるIP(インターネットプロトコル)ネットワークや、広域LAN(商標登録)等の広域ネットワーク等を適用できる。また、通信網は、有線回線(光ファイバ等)であっても良いし、無線回線(携帯通信回線等)であっても良い。
SNSサーバ2は、SNSを管理するためのサーバである。例えば、SNSサーバ2は、後述するSNS利用者端末3によりSNS上で投稿されたテキストや画像、音声などの投稿情報を記憶する。また、SNSサーバ2は、不適切投稿予防装置20を備え、投稿情報の解析や、特徴の抽出、投稿制限の判定等を行う。
SNS利用者端末3は、SNSを利用する利用者により使用される端末である。SNS利用者端末3は、例えばPC(Personal Computer)、タブレット端末、携帯端末(フィーチャーフォン、スマートフォン)等である。
SNS利用者端末3は、ネットワークNを介して、例えば利用者のSNS個人ページをSNSサーバ2から受信し、そして、表示画面に表示することが可能である。また、SNS利用者端末3は、利用者により入力又は指定された情報(テキスト等)をSNSサーバ2へ送信することによって、テキストや画像などの情報を投稿することが可能である。
(A-1-2)SNSサーバ2及び不適切投稿予防装置20の詳細な構成
図1は、実施形態に係るSNSサーバ2及び不適切投稿予防装置20の機能的構成を示すブロック図である。
図1は、実施形態に係るSNSサーバ2及び不適切投稿予防装置20の機能的構成を示すブロック図である。
図1において、SNSサーバ2は、不適切投稿予防装置20、投稿情報受信部21、投稿情報受信判断部22、及び投稿情報データベース(DB)23を備える。
実施形態に係るSNSサーバ(及び不適切投稿予防装置)は、図1に示す各構成部を搭載した専用のICチップ等のハードウェアとして構成しても良いし、又は、CPUと、CPUが実行するプログラムを中心としてソフトウェア的に構成して良いが、機能的には、図1で表すことができる。
投稿情報受信部21は、ネットワークNを介してSNS利用者端末3から送信された投稿情報が含まれる通信パケットを受信するものである。投稿情報受信部21は、受信した投稿情報を投稿情報受信判断部22に与える。
投稿情報受信判断部22は、上記投稿情報を不適切投稿予防装置20(制御部201)に与えると共に、当該投稿情報について投稿制限が必要か否かの判定を依頼する。投稿情報受信判断部22は、不適切投稿予防装置20からの判定結果に応じて、投稿情報DB23にSNS利用者端末3から受信した投稿情報を書き込む。
投稿情報DB23は、SNS利用者端末3から送信された投稿情報を記憶して管理するデータベースである。
不適切投稿予防装置20は、図1に示すように、制御部201、投稿解析部202、特徴抽出部203、投稿制限判定部204、及び不適切投稿情報データベース(DB)205を備える。
制御部201は、投稿情報受信判断部22から投稿情報の判定を依頼されると、各機能部(投稿解析部202、特徴抽出部203、投稿制限判定部204)を制御して、投稿情報について投稿制限が必要か否かの判定を行う。
投稿解析部202は、投稿情報の解析処理を行う機能部である。例えば、投稿解析部202は、投稿情報がテキストの場合、自然言語処理技術等を用いて投稿情報を解析する。また、投稿解析部202は、投稿情報が画像の場合、種々様々な画像解析技術を用いて投稿情報を解析する。さらに、投稿解析部202は、投稿情報が音声の場合、種々様々な音声解析技術を用いて投稿情報を解析する。いずれにしても投稿解析部202が、投稿情報を解析する手段は限定されず、種々様々な技術を用いることができる。
特徴抽出部203は、上記投稿解析部202で投稿情報を解析した結果に基づき、特徴(特徴量)を抽出する。特徴抽出部203による特徴抽出手法は、種々様々な手法を適用できる。
投稿制限判定部204は、特徴抽出部203で抽出された特徴と、不適切投稿情報DB205の特徴とに基づき、投稿制限を判定する。例えば、投稿制限判定部204は、特徴抽出部203で抽出された特徴と、不適切投稿情報DB205に記憶された各特徴データとのパターンマッチングを行い、類似度に応じて各評価値を算出して、各評価値の合算値である総合的な評価値に基づいて、投稿制限を判定する。なお、以下では、不適切投稿情報DB205に記憶されている特徴は、「特徴データ」と呼び、特徴抽出部203で抽出された特徴は、単に「特徴」と呼んで区別するものとする。
不適切投稿情報DB205は、過去に不適切と判定された特徴データを記憶するデータベースである。
(A-1-3)不適切投稿情報DB205の詳細
図3は、実施形態に係る不適切投稿情報DBのデータ構成を示す説明図である。
図3は、実施形態に係る不適切投稿情報DBのデータ構成を示す説明図である。
図3に示すように、不適切投稿情報DB205は、過去に不適切と判定された各特徴データを識別する「データID」、各特徴データのデータ形式を示す「データ形式」、各特徴データの内容を示す「特徴データ」、各特徴データが示す投稿者(利用者)の状態を示す「投稿者の状態」、及び各特徴データがどの程度不適切な投稿らしいかを示す「特徴データの重み」の項目を備える。
なお、図3では、「データ形式」は、「1」が文字列(テキスト)、「2」が画像、「3」が音声と示しているが、これに限らず、データ形式は種々様々な形式を適用することができる。
また、「特徴データ」は、データ形式が文字列の場合、過去に不適切と判定された投稿を文書解析して得られた文字列(文字パターン)である。例えば、文字列の特徴データとしては、図3に示したような「キーワード」(人名+許せない)の他にも、「誤字・脱字の頻度」、「文書の文脈の乱れ」、「感嘆符・記号の頻度」、「語尾」、「語調」等を特徴データとして適用できる。さらに、データ形式が画像、音声の場合には、特徴データは、例えば、過去に不適切と判定された投稿に添付された画像、音声のデータである。
「投稿者の状態」は、図3では、「極度に感情的な状態」、「泥酔状態」、「判断力低下状態」で示しているが、これに限らず、投稿者の状態は種々様々な方法で示すことができる。
「重み」は、「特徴データ」の重要度に応じた重み付けを行う際の重みであり、投稿制限判定部204で、投稿制限を判定する際に使用される。例えば、投稿制限判定部204で、投稿制限を最終的に行うか否かを決定する際に、各評価値(各特徴データとの比較結果)に重み付けを行う。投稿制限判定部204は重み付けを行った最終的な評価値に基づき、投稿制限を判定する。
(A-1-4)投稿情報DB23の詳細
図4は、実施形態に係る投稿情報DBのデータ構成を示す説明図である。
図4は、実施形態に係る投稿情報DBのデータ構成を示す説明図である。
図4に示すように、投稿情報DB23は、利用者(投稿者)が投稿した各投稿情報を識別する「投稿ID」、各投稿者を識別する「投稿者ID」、投稿者が投稿した各投稿情報を示す「投稿データ」、投稿を制限するか否かのフラグを示す「投稿制限フラグ」、投稿制限の内容を示す「投稿制限内容」、及び投稿制限内容に関連する値を示す「投稿制限内容関連値」の項目を備える。
なお、図4では、「投稿制限フラグ」について、「0」が投稿制限を行わないことを、「1」が投稿制限を行うことを示している。例えば、図4では、投稿IDがyyyyyyyyy1のデータ(図4の先頭データ)には、「0」が設定されているために、投稿制限を行わないことが分かる。一方、その他のデータ(投稿IDがyyyyyyyyy2~yyyyyyyyy5のデータ)には、「1」が設定されているために、投稿制限を行うことが分かる。
また、図4では、「投稿制限内容」について、「0」が、投稿をSNSの他利用者に表示しないことを、「1」が、投稿者が投稿制限を解除する所定の操作を行わない限り他利用者に表示しないことを、「2」が、投稿から一定時間以降に、投稿者が投稿制限を解除する所定の操作を行わない限り他利用者に表示しないことを、「3」が、事前に設定した制限解除者が投稿制限を解除する所定の操作を行わない限り他利用者に表示しないことを示している。
上記の制限を解除する操作は、例えば、投稿者(又は制限解除者)の認証の後、専用の制限解除画面を介して行う。また、上記制限解除者は、投稿者以外の第三者であって、例えば、投稿者の親等である。上記「0」~「3」で示した投稿制限内容は一例であって、「0」~「3」の一部を使用しても良いし、また、この他の投稿制限内容を新たに追加しても良い。いずれにしても投稿制限内容は種々様々な内容を適用することができる。
さらに、図4では、「投稿制限内容関連値」について、例えば、「投稿制限内容」が「2」の場合、投稿者による投稿制限を解除する操作を開始可能な日時が示されている。例えば、投稿IDがyyyyyyyyy4のデータは、2020/9/1の14:00以降に投稿者が投稿制限を解除する操作を開始できる。また、「投稿制限内容」が「3」の場合、制限解除者を識別するIDが示されている。例えば、投稿IDがyyyyyyyyy5のデータは、IDがzzzzzzzzz6の制限解除者のみが投稿制限をできる。なお、利用者(投稿者)及び制限解除者等は、例えば、図示しない専用のデータベースで管理して良い。また、上記で示した投稿制限内容関連値は一例であって、これ以外にも種々様々な値を適用することができる。
(A-2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する実施形態に係るSNSシステム1の動作を、図面を参照しながら説明する。
次に、以上のような構成を有する実施形態に係るSNSシステム1の動作を、図面を参照しながら説明する。
図5は、実施形態に係るSNSシステムにおけるSNS投稿時の特徴処理(投稿制限処理)を示すシーケンス図である。なお、不適切投稿情報DB205には先述の図3で示したような過去に不適切と判定された際の特徴データが予め記憶されていることを前提とする。
SNS利用者端末3は、ネットワークNを介して利用者によって入力等された投稿情報をSNSサーバ2へ送信する(S101)。
SNSサーバ2は、投稿情報受信部21においてSNS利用者端末3から送信された投稿情報を受信する(S102)。投稿情報受信部21は、受信した投稿情報を投稿情報受信判断部22に与える。
投稿情報受信判断部22は、受信した投稿情報を不適切投稿予防装置20に与えると共に、当該投稿情報が投稿制限に該当するか否かの判定を依頼する(S103)。
不適切投稿予防装置20(制御部201)は、投稿解析部202を用いて受信した投稿情報を解析する(S104)。
特徴抽出部203は、投稿解析部202で投稿情報を解析した結果から、所定の特徴抽出方法により特徴を抽出する(S105)。
投稿制限判定部204は、上述のステップS105で抽出した特徴と、不適切投稿情報DB205に記憶されている過去に不適切な投稿と判定された各特徴データとのパターンマッチングを行う(S106)。
投稿制限判定部204は、上述のステップS106でパターンマッチングした不適切投稿情報DB205の特徴データとの類似度から、上述のステップS105で抽出した特徴を評価する(S107)。例えば、不適切投稿情報DB205の特徴データとの類似度と、閾値(閾値は各特徴データごとに設定されていても良いし、統一した値でも良い)とを比較し、閾値を超える場合には評価値を「1」として、閾値を超えない場合には評価値を「0」として、評価値を算出する。
続いて、投稿制限判定部204は、上述のステップS106で算出した特徴データの評価値に対して、重み付けを行う(S108)。例えば、先述の図3で示した不適切投稿情報DB205の「特徴データの重み」を評価値に乗じて算出する。例えば、データIDがxxxxxxxxx2の特徴データとのパターンマッチングした結果である類似度が閾値を超える場合には、評価値の「1」に重み「200」を乗じて「200」とする。
そして、投稿制限判定部204は、重み付けした各評価値を合算して上述のステップS105で抽出した特徴の総合的な評価値を算出する。なお、上述のステップS105で抽出した特徴が複数の場合には、例えば、抽出した各特徴の総合的な評価値を合算したものを最終的な評価値とする。
投稿制限判定部204は、上述のステップS108で算出した評価値(総合的な評価値)に基づいて、投稿制限が必要な否か判定する(S109)。例えば、投稿制限判定部204は、上述のステップS108で算出した評価値が閾値(評価値の閾値)以上の場合には、投稿制限が必要と判定し、一方、評価値が閾値未満の場合には、投稿制限が不要と判定する。
制御部201は、投稿制限判定部204の判定結果を投稿情報受信判断部22に返信する(S110)。
投稿情報受信判断部22は、制御部201から投稿情報に対する投稿制限の判定結果を受信する(S111)。
投稿情報受信判断部22は、投稿制限判定部204の判定結果に応じて、投稿情報を投稿情報DB23に書き込む(S112)。投稿情報受信判断部22は、データを書き込む際に、投稿制限が不要と判定された場合には投稿制限フラグの項目には「0」と書き込む。一方、投稿制限が必要と判定された場合には投稿制限フラグの項目には「1」と書き込む。また、投稿制限フラグの項目に「1」と書き込むと共に、投稿制限内容に「0」~「3」の値を書き込む。「0」~「3」の何れかを設定するかについては、種々様々な方法を適用することができるが、例えば、先述のステップS108で算出した評価値に応じて、「0」~「3」の何れかに該当するかを決定しても良いし、投稿者に制限解除者が設定されていた場合には、「3」を設定するようにしても良い。
(A-3)実施形態の効果
本実施形態によれば、SNSの投稿情報に投稿制限情報を付与することで、SNS利用者が泥酔状態や感情的な状態など肉体的・精神的に異常な状態に陥っている事により不適切な投稿をしてしまう事を予防する事ができる。
本実施形態によれば、SNSの投稿情報に投稿制限情報を付与することで、SNS利用者が泥酔状態や感情的な状態など肉体的・精神的に異常な状態に陥っている事により不適切な投稿をしてしまう事を予防する事ができる。
(B)他の実施形態
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B-1)上記実施形態では、SNSサーバ2の内部に不適切投稿予防装置20が搭載されている構成を示したが、不適切投稿予防装置20が外部に構成されていても良い。
(B-2)上記実施形態では、投稿情報を解析して抽出した特徴と、投稿情報DB23の特徴データとをパターンマッチングして算出した類似度と、閾値とを比較して評価値を算出する例を示したが、特徴データが数字のみの場合には(例えば、誤字・脱字の頻度)、直接、特徴データと閾値とを比較して評価値を算出しても良い。
(B-3)上記実施形態では、評価値に重み付けを行った上で投稿制限が必要か否かを判定していたが、重み付けを省略しても良い。
(B-4)上記実施形態では、抽出した特徴と、投稿情報DB23の特徴データの全てをパターンマッチングすることを前提として、説明したが、条件に応じて、一部の特徴データのみとパターンマッチングしても良い。例えば、泥酔状態に関する特徴データのみとパターンマッチングしても良い。
(B-5)上記実施形態では、利用者の投稿した内容(投稿情報)に制限が掛けられた場合の利用者に対する通知については特に述べなかったが、種々様々な手法で通知を行っても良い。例えば、投稿制限が掛かった場合、SNS利用者端末3に投稿制限の内容をポップアップで通知する。
(B-6)上記実施形態では、不適切投稿情報DB205の更新については、特に述べなかったが、システム管理者によって定期的にデータベースを更新しても良い。また、投稿制限判定部204の判定で投稿制限が必要と判定された特徴データを不適切投稿情報DB205に適宜追加するようにしても良い。
1…SNSシステム、2…SNSサーバ、3…SNS利用者端末、20…不適切投稿予防装置、21…投稿情報受信部、22…投稿情報受信判断部、23…投稿情報データベース、201…制御部、202…投稿解析部、203…特徴抽出部、204…投稿制限判定部、205…不適切投稿情報データベース、N…ネットワーク。
Claims (10)
- 利用者端末からの投稿情報を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記投稿情報から特徴を抽出する特徴抽出手段と、
不適切と判定された特徴を記憶する第1の記憶手段と、
前記特徴抽出手段が抽出した特徴と前記第1の記憶手段が記憶している各特徴とを比較した比較結果に基づき、前記投稿情報の投稿を制限するか否かを判定する投稿制限判定手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記投稿制限判定手段は、前記特徴抽出手段が抽出した特徴と前記第1の記憶手段が記憶している各特徴とを比較して算出した類似度と、第1の閾値とを比較した比較結果に基づき、前記投稿情報の投稿を制限するか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記投稿制限判定手段は、前記比較結果に重みづけを行って算出した評価値と、第2の閾値とを比較した結果に基づき、前記投稿情報の投稿を制限するか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記投稿情報を記憶する第2の記憶手段と、
前記投稿制限判定手段で判定された結果に応じて、前記第2の記憶手段に、前記投稿情報と共に前記投稿情報の制限に関する情報を書き込む投稿情報受信判断手段と
をさらに備えることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記投稿情報の制限に関する情報は、利用者が所定の解除操作を行うまでの間、前記投稿情報の公開を制限することを示す情報であることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記投稿情報の制限に関する情報は、一定時間経過後、利用者が所定の解除操作を行うまでの間、前記投稿情報の公開を制限することを示す情報であることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記投稿情報の制限に関する情報は、利用者に関連する制限解除者が所定の解除操作を行うまでの間、前記投稿情報の公開を制限することを示す情報であることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- コンピュータを、
利用者端末からの投稿情報を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記投稿情報から特徴を抽出する特徴抽出手段と、
不適切と判定された特徴を記憶する第1の記憶手段と、
前記特徴抽出手段が抽出した特徴と前記第1の記憶手段が記憶している各特徴とを比較した比較結果に基づき、前記投稿情報の投稿を制限するか否かを判定する投稿制限判定手段と
して機能させることを特徴とする情報処理プログラム。 - 情報処理装置に使用する情報処理方法であって、
受信手段は、利用者端末からの投稿情報を受信し、
特徴抽出手段は、前記受信手段が受信した前記投稿情報から特徴を抽出し、
第1の記憶手段は、不適切と判定された特徴を記憶し、
投稿制限判定手段は、前記特徴抽出手段が抽出した特徴と前記第1の記憶手段が記憶している各特徴とを比較した比較結果に基づき、前記投稿情報の投稿を制限するか否かを判定する
ことを特徴とする情報処理方法。 - 投稿情報を投稿する利用者端末と、情報処理装置とを備える情報処理システムであって、
前記情報処理装置として請求項1~7のいずれかに記載の情報処理装置を適用する
ことを特徴とする情報処理システム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7431926B1 (ja) | 2022-11-13 | 2024-02-15 | 倉内 馨子 | インターネットを使用した炎上防止システム |
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2020
- 2020-08-28 JP JP2020144941A patent/JP2022039764A/ja active Pending
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