JP6991631B1 - 研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの研磨加工の作業性を向上させることのできる研磨装置を提供すること。【解決手段】ワークWを研磨加工する研磨装置1であって、ワークWを回転軸4a-7aまわりの回転駆動により研磨加工する研磨工具4-7と、研磨工具4-7と径方向に離間して設けられる支持具4-7と、を有する。支持具4-7は、研磨工具4-7との間にワークWを軸方向に受け入れ可能な受入口Mを有し、受入口Mに受け入れたワークWを研磨工具4-7との間でのみ脱落を阻止する状態に挟み込むことで研磨工具4-7に径方向に当てられて研磨されるワークWを支持する。【選択図】図1

Description

本発明は、研磨装置に関する。詳しくは、ワークを研磨加工する研磨装置に関する。
特許文献1には、シャフトの切削面のバリ取りを行うためのバリ取り装置が開示されている。このバリ取り装置は、シャフトの両端を支持する支持部と、シャフトの切削面に当てられてバリ取りを行う可動式のブラシと、を備える。
特開2019-111592号公報
上記構成では、シャフトを個々に支持部にセットしたりバリ取り後に取り外したりする作業が必要であるため、作業性が悪い。そこで、本発明は、ワークの研磨加工の作業性を向上させることのできる研磨装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の研磨装置は次の手段をとる。
すなわち、本発明の研磨装置は、ワークを研磨加工する研磨装置であって、ワークを回転軸まわりの回転駆動により研磨加工する研磨工具と、研磨工具と径方向に離間して設けられる支持具と、を有する。支持具は、研磨工具との間にワークを軸方向に受け入れ可能な受入口を有し、受入口に受け入れたワークを研磨工具との間でのみ脱落を阻止する状態に挟み込むことで研磨工具に径方向に当てられて研磨されるワークを支持する。
ここで、「研磨」には、ワークの表面を一様に平滑にするための研磨の他、ワークの切削面等の箇所に発生する不要な突起を研磨するバリ取り等の研削が含まれる。支持具は、ワークを研磨工具の回転駆動に伴って回転させられる状態に支持するものの他、ワークを回転させない状態に支持するものも含まれる。
上記構成によれば、ワークが受入口に差し込まれることで、ワークが支持具による支えにより研磨工具に径方向に当てられる状態に支持される。したがって、ワークをクランプ等の固定器具に固定することなく、受入口にフリー状態で差し込むのみで、研磨工具により作業性良く研磨することができる。
また、本発明の研磨装置は、更に次のように構成されていても良い。支持具が、回転軸と平行な軸まわりに回転駆動する、又はワークから回転駆動力の伝達を受けて従動回転する回転体とされる。
上記構成によれば、支持具の回転により、ワークを研磨工具の回転駆動に合わせて適切に回転させることができる。又は、支持具の回転により、研磨工具の回転駆動に伴うワークの回転に抑止力を作用させることができる。このようなワークの回転制御により、ワークを全周に亘ってより満遍なく研磨したり、ワークに対する研磨工具の回転速度をより適切に変化させてより効率的な研磨を行ったりすることができる。
また、本発明の研磨装置は、更に次のように構成されていても良い。研磨工具が、互いに径方向に離間した3箇所以上の位置に設けられる。少なくとも2箇所の位置に設けられる研磨工具が、ワークを支持する上記支持具とされる。
上記構成によれば、支持具も研磨工具によって構成することで、ワークの支持と研磨とを合理的かつ効率的に行うことができる。
また、本発明の研磨装置は、更に次のように構成されていても良い。複数の研磨工具のうちのいずれかが、その他の研磨工具と異なる回転速度及び/又は回転半径で回転する。
上記構成によれば、複数の研磨工具からワークに伝達される回転速度を一部の間で異ならせることができる。それにより、ワークに対する研磨工具の回転速度をより適切に変化させてより効率的な研磨を行うことができる。
また、本発明の研磨装置は、更に次のように構成されていても良い。研磨工具が、回転軸から径方向に放射状にワイヤが延び出すブラシから成る。ワイヤが、回転軸に沿って回転軸のまわりを螺旋状に周回する形に並ぶ。
上記構成によれば、研磨工具を上記螺旋状にワイヤが延びるブラシにより構成することで、研磨工具の回転駆動によりワークの切削面等の箇所に発生するバリを適切に研削することができる。また、研磨工具の回転駆動に伴って、ワークを研磨しながら螺旋の案内方向に沿って軸方向に送り移動させることができる。
また、本発明の研磨装置は、更に次のように構成されていても良い。研磨装置が、更に、研磨工具の回転方向を正逆それぞれの方向に切り替え可能な切替制御部を有する。
上記構成によれば、切替制御部による研磨工具の回転方向の切り替えにより、螺旋の案内によるワークの送り移動方向が切り替えられる。この切り替えにより、ワークを受入口の中に引き込んだり、受入口の外に押し出したりすることが可能となる。それにより、ワークを受入口に差し込む作業やワークを受入口から取り出す作業をより簡便にすることができる。
また、本発明の研磨装置は、更に次のように構成されていても良い。研磨装置が、更に、受入口に受け入れたワークの受け入れ方向の移動を突き当てて規制する移動規制部を有する。移動規制部が、ワークから回転駆動力の伝達を受けて従動回転する可動部を備える。
上記構成によれば、移動規制部により、ワークの受入口への受入位置を、研磨工具と支持具との間に挟まれる適切な位置に規制することができる。詳しくは、移動規制部が可動部を備えることで、ワークが移動規制部に突き当たっても、ワークの回転を阻害しないようにすることができる。
第1の実施形態に係る研磨装置の斜視図である。 研磨装置の正面図である。 研磨装置の平面図である。 研磨装置の背面図である。 研磨装置の側面図である。 図2のVI-VI線断面図である。 ブラシの斜視図である。 従動プーリがモータの駆動により正回転する状態を表す背面図である。 ブラシが正回転する状態を表す正面図である。 ワークが受入口から後方向に引き込まれた状態を表す斜視図である。 引き込まれたワークが規制位置で回転する状態を表す正面図である。 図11のXII-XII線断面図である。 従動プーリがモータの駆動により逆回転する状態を表す背面図である。 ブラシが逆回転する状態を表す正面図である。 ワークが受入口から前方向に押し出された状態を表す斜視図である。 第2の実施形態に係る研磨装置の斜視図である。 研磨装置の正面図である。 研磨装置の背面図である。 第3の実施形態に係る研磨装置の斜視図である。 研磨装置の正面図である。 研磨装置の背面図である。 他の実施形態に係る研磨装置の斜視図である。 研磨装置の正面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1-21を用いて説明する。以下の説明において、前後上下左右等の各方向を示す場合には、各図中に示されたそれぞれの方向を指すものとする。
<第1の実施形態>
始めに、本発明の第1の実施形態に係る研磨装置1の構成について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る研磨装置1は、円筒状に切削加工されたワークWの表面に付くバリを除去するバリ取り装置として構成される。研磨装置1は、支持体となる装置本体2と、4本の回転式のブラシ4-7から成る研磨部3と、各ブラシ4-7を回転駆動する駆動ユニット8と、を有する。
各ブラシ4-7は、図1-2に示すように、装置本体2に対して、正面(前)から見て縦横に2列ずつ並ぶ形に設けられている。上記配置により、各ブラシ4-7の間には、ワークWを前方から軸方向に差し込むことが可能な受入口Mが形成されている。各ブラシ4-7は、受入口Mに差し込まれたワークWを、上下方向や左右方向に脱落させないよう径方向の外側から支持するようになっている。ここで、各ブラシ4-7が、本発明の「支持具」に相当する。
各ブラシ4-7は、それぞれ、回転軸4a-7aにより、装置本体2の立板部2aに対して回転可能に連結されている。そして、各ブラシ4-7は、立板部2aの裏側において各回転軸4a-7aが駆動ユニット8と連結されている。それにより、各ブラシ4-7は、駆動ユニット8の切り替え駆動により、正逆それぞれの方向に回転駆動される構成とされる。この回転駆動により、各ブラシ4-7は、これらの間に差し込まれたワークWの外周面を研磨してバリ取りを行う。また、ワークWは、各ブラシ4-7に研磨される際に、各ブラシ4-7から回転駆動力の伝達を受けて従動回転する。このため、ワークWが全周に亘って満遍なく研磨されるようになっている。ここで、各ブラシ4-7が、本発明の「研磨工具」かつ「回転体」に相当する。
本実施形態では、各ブラシ4-7の回転速度が互いに異なるように制御される。このため、各ブラシ4-7からワークWに伝達される回転駆動力に差が生じる。例えば、ワークWの回転よりも回転速度が大きいブラシ4-7は、ワークWをより速く回転させる推進力を作用させる。また、ワークWの回転よりも回転速度が小さいブラシ4-7は、ワークWの回転を妨げる抑止力を作用させる。これらにより、ワークWと各ブラシ4-7との回転速度の間に相対的な変化が生じて、より効率的な研磨を行うことができるようになっている。
上記ワークWは、図1に示すように、自動車のトランスミッションに適用されるアルミニウム製の円筒パイプとして構成される。ワークWは、その外周面の所々に溝Wg等の切削面を有する。このため、ワークWには、各溝Wgの縁回り等の箇所に不要なバリ(不図示)が形成される。研磨装置1は、上述した研磨部3の研磨によりワークWのバリを除去することができる。
以下、研磨装置1の具体的な構成について説明する。装置本体2は、図1に示すように、U字状に形成されており、上下方向に延びる立板部2aを有する。立板部2aは、下部領域に前出の研磨部3を取り付けるための貫通孔(不図示)を有する。また、立板部2aは、上部領域に前出の駆動ユニット8を取り付けるためのネジ孔(不図示)を有する。
各ブラシ4-7は、図1に示すように、立板部2aに回転可能に支持される各回転軸4a-7aと、各回転軸4a-7aから径方向に放射状に延び出す各ワイヤ4b-7bと、各回転軸4a-7aの後端に設けられる各従動プーリ4c-7c(図4-5参照)と、を有する。また、図2に示すように、各ブラシ4-7は、正面(前)から見て、右下に配置される第1のブラシ4と、左下に配置される第2のブラシ5と、右上に配置される第3のブラシ6と、左上に配置される第4のブラシ7と、を有する。
各ブラシ4-7の各ワイヤ4b-7bは、ナイロン製であり、各回転軸4a-7aから延び出る長さがいずれも同じ長さで構成される。また、各ブラシ4-7の各ワイヤ4b-7bは、図7に示すように、各回転軸4a-7aまわりに螺旋を成すように設けられる。上記螺旋構造は、前方から後方に向かって反時計回りに巻かれる形に形成される。これにより、各ブラシ4-7は、回転駆動によりワークWを研磨しつつ螺旋の案内方向に沿って軸方向に移動させることができる。具体的には、正面(前)から見て、各ブラシ4-7が反時計回りに回転するとワークWが後方に向かって送られて、時計回りに回転するとワークWが前方に向かって送られるようになっている。
各従動プーリ4c-7cは、図4-5に示すように、駆動ユニット8の駆動プーリ8bとベルト8cにより連結されている。このため、駆動ユニット8のモータ8aが駆動プーリ8bを回転駆動させると、各従動プーリ4c-7cはベルト8cを介して回転駆動力の伝達を受けて従動回転する。各従動プーリ4c-7cと駆動プーリ8bとは、同じ回転方向に回転するように構成される。各従動プーリ4c-7cの回転に伴って、各回転軸4a-7aも軸回りに回転する。このように、各ブラシ4-7は、駆動ユニット8のモータ8aからの出力を受けて回転駆動されるようになっている。
各従動プーリ4c-7cは、それぞれの直径が互いに異なるように構成される。詳しくは、図4に示すように、第1の従動プーリ4cの直径が最も小さい。第2の従動プーリ5cは、第1の従動プーリ4cの次に直径が大きい。第3の従動プーリ6cは、第2の従動プーリ5cの次に直径が大きい。第4の従動プーリ7cの直径が最も大きい。
上記構成により、各従動プーリ4c-7cは、互いの回転速度が異なるようになっている。詳しくは、直径が最も小さい第1の従動プーリ4cが最も速く回転し、直径が大きくなるにつれて徐々に回転速度が遅くなる。上記に伴い、各ブラシ4-7の回転速度は、第1のブラシ4、第2のブラシ5、第3のブラシ6、第4のブラシ7の順に遅くなる。
研磨装置1は、図1に示すように、研磨部3の受入口Mの奥側に立板部2aから前方に円柱状に張り出す移動規制部9を有する。移動規制部9は、図5-6に示すように、立板部2aに固定される固定部9aと、固定部9aに対して回転可能に連結される可動部9bと、可動部9bの前面中央から前方に凸湾曲面状に張り出す凸部9cと、を有する。移動規制部9は、図10に示すように、受入口Mから差し込まれたワークWが各ブラシ4-7の回転により後方に送られる移動を当接により規制する。可動部9bは、当接されたワークWの回転に伴って従動回転するようになっている。これにより、移動規制部9は、ワークWの後方移動を規制しつつもワークWの回転を阻害しないようになっている。凸部9cは、図12に示すように、移動規制部9の軸心と同心上の位置で突出し、当接されたワークWの後端部の内周縁に当接するようになっている。これにより、移動規制部9は、当接されたワークWを軸心上の位置を保持し、回転に伴うワークWの位置ずれやブレを抑制することができる。
研磨装置1は、図1に示すように、駆動ユニット8のモータ8aの動作を制御するスイッチ10を有する。スイッチ10により、モータ8aは、各ブラシ4-7を、正面(前)から見て反時計回りに回転(正回転)、又は時計回りに回転(逆回転)、又は停止させるように制御される。ここで、スイッチ10が、本発明の「切替制御部」に相当する。
以下では、上述した研磨装置1の構成に基づいて、ワークWを研磨する研磨装置1の一連の動作について説明する。なお、初期状態として、ワークWは研磨部3に差し込まれておらず、研磨部3は停止した状態となっているものとする。先ず、使用者が、スイッチ10を操作してモータ8aを正回転方向に駆動させる。それにより、図8に示すように、駆動プーリ8bが背面(後)から見て時計回りに回転する。これにより、各従動プーリ4c-7cが、ベルト8cから回転駆動力の伝達を受けて時計回りに回転する。各従動プーリ4c-7cの回転により、図9に示すように、各ブラシ4-7が、正面(前)から見て反時計回りに回転する。
次に、使用者が、図10に示すように、ワークWを研磨部3の受入口Mに軸方向に差し込む。それにより、ワークWは、図11に示すように、各ブラシ4-7の回転によりこれらの間で反時計回りに従動回転しながら、各ブラシ4-7の各ワイヤ4b-7bの螺旋構造の案内に従って後方に送り移動される。図10に示すように、ワークWは移動規制部9に突き当たると、それ以上の後方への移動を規制される。ワークWは、可動部9bにより移動規制部9に突き当たった状態で従動回転する。上記動作に伴って、ワークWの外周面は、回転する各ブラシ4-7により研磨される。
そして、ワークWが移動規制部9に当接してから所定の時間(例えば5秒)が経過した後、使用者が、スイッチ10を操作してモータ8aを逆回転方向に駆動させる。それにより、図13に示すように、駆動プーリ8bが背面(後)から見て反時計回りに回転する。これにより、各従動プーリ4c-7cが、ベルト8cから回転駆動力の伝達を受けて反時計回りに回転する。各従動プーリ4c-7cの回転により、図14に示すように、各ブラシ4-7が、正面(前)から見て時計回りに回転する。
上記各ブラシ4-7の回転により、ワークWは、図15に示すように、各ブラシ4-7の各ワイヤ4b-7bの螺旋構造の案内に従って前方に送り移動される。この前方への送り移動により、ワークWは、研磨部3の受入口Mから外部に押し出される。
本実施形態の研磨装置1は、回転駆動された研磨部3の受入口MにワークWをフリー状態で差し込むだけで、クランプ等の固定器具を用いることなく、ワークWを手放しで支持しつつ効率よく研磨することができる。各ブラシ4-7の各ワイヤ4b-7bの螺旋構造により、ワークWが各ブラシ4-7の回転に伴って受入口Mの中に引き込まれたり、受入口Mの外に押し出されたりできる。これにより、ワークWを出し入れする作業をより簡便にすることができる。
<まとめ>
以上をまとめると、第1の実施形態に係る研磨装置1は、次のような構成とされている。なお、以下において、括弧書きで示す符号は、上記実施形態で示した各構成に対応する符号である。
すなわち、研磨装置(1)は、ワーク(W)を研磨加工する研磨装置(1)であって、ワーク(W)を回転軸(4a-7a)まわりの回転駆動により研磨加工する研磨工具(4-7)と、研磨工具(4-7)と径方向に離間して設けられる支持具(4-7)と、を有する。支持具(4-7)は、研磨工具(4-7)との間にワーク(W)を軸方向に受け入れ可能な受入口(M)を有し、受入口(M)に受け入れたワーク(W)を研磨工具(4-7)との間でのみ脱落を阻止する状態に挟み込むことで研磨工具(4-7)に径方向に当てられて研磨されるワーク(W)を支持する。
このような構成となっていることにより、ワーク(W)が受入口(M)に差し込まれることで、ワーク(W)が支持具(4-7)による支えにより研磨工具(4-7)に径方向に当てられる状態に支持される。したがって、ワーク(W)をクランプ等の固定器具に固定することなく、受入口(M)にフリー状態で差し込むのみで、研磨工具(4-7)により作業性良く研磨することができる。
また、支持具(4-7)が、回転軸(4a-7a)と平行な軸まわりに回転駆動する、又はワーク(W)から回転駆動力の伝達を受けて従動回転する回転体(4-7)とされる。
このような構成となっていることにより、支持具(4-7)の回転により、ワーク(W)を研磨工具(4-7)の回転駆動に合わせて適切に回転させることができる。又は、支持具(4-7)の回転により、研磨工具(4-7)の回転駆動に伴うワーク(W)の回転に抑止力を作用させることができる。このようなワーク(W)の回転制御により、ワーク(W)を全周に亘ってより満遍なく研磨したり、ワーク(W)に対する研磨工具(4-7)の回転速度をより適切に変化させてより効率的な研磨を行ったりすることができる。
また、研磨工具(4-7)が、互いに径方向に離間した3箇所以上の位置に設けられる。少なくとも2箇所の位置に設けられる研磨工具(4-7)が、ワーク(W)を支持する上記支持具(4-7)とされる。
このように、支持具(4-7)も研磨工具(4-7)によって構成することで、ワーク(W)の支持と研磨とを合理的かつ効率的に行うことができる。
また、複数の研磨工具(4-7)のうちのいずれかが、その他の研磨工具(4-7)と異なる回転速度及び/又は回転半径で回転する。
このような構成となっていることにより、複数の研磨工具(4-7)からワーク(W)に伝達される回転速度を一部の間で異ならせることができる。それにより、ワーク(W)に対する研磨工具(4-7)の回転速度をより適切に変化させてより効率的な研磨を行うことができる。
また、研磨工具(4-7)が、回転軸(4a-7a)から径方向に放射状にワイヤ(4b-7b)が延び出すブラシ(4-7)から成る。ワイヤ(4b-7b)が、回転軸(4a-7a)に沿って回転軸(4a-7a)のまわりを螺旋状に周回する形に並ぶ。
このように、研磨工具(4-7)を上記螺旋状にワイヤが延びるブラシ(4-7)により構成することで、研磨工具(4-7)の回転駆動によりワーク(W)の切削面等の箇所に発生するバリを適切に研削することができる。また、研磨工具(4-7)の回転駆動に伴って、ワーク(W)を研磨しながら螺旋の案内方向に沿って軸方向に送り移動させることができる。
また、研磨装置(1)が、更に、研磨工具(4-7)の回転方向を正逆それぞれの方向に切り替え可能な切替制御部(10)を有する。
このような構成となっていることにより、切替制御部(10)による研磨工具の回転方向の切り替えにより、螺旋の案内によるワーク(W)の送り移動方向が切り替えられる。この切り替えにより、ワーク(W)を受入口(M)の中に引き込んだり、受入口(M)の外に押し出したりすることが可能となる。それにより、ワーク(W)を受入口(M)に差し込む作業やワーク(W)を受入口(M)から取り出す作業をより簡便にすることができる。
また、研磨装置(1)が、更に、受入口(M)に受け入れたワーク(W)の受け入れ方向の移動を突き当てて規制する移動規制部(9)を有する。移動規制部(9)が、ワーク(W)から回転駆動力の伝達を受けて従動回転する可動部(9b)を備える。
このような構成となっていることにより、移動規制部(9)により、ワーク(W)の受入口(M)への受入位置を、研磨工具(4-7)と支持具(4-7)との間に挟まれる適切な位置に規制することができる。詳しくは、移動規制部(9)が可動部(9b)を備えることで、ワーク(W)が移動規制部(9)に突き当たっても、ワーク(W)の回転を阻害しないようにすることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係る研磨装置11について図16-18を用いて説明する。本実施形態の研磨装置11は、第1の実施形態の研磨装置1と比較して、研磨部13の構成が異なっている。なお、上記以外の特徴については、第1実施形態で示した構成と同じとすることができるため、同一の符号を付して説明を省略することとする。
研磨部13は、図16に示すように、4本の回転式のブラシ14-16を有する。4本のブラシ14-16は、第1のブラシ14、第2のブラシ15、及び2本の第3のブラシ16の組み合わせから成る。各ブラシ14-16は、各回転軸14a-16aと、各ワイヤ14b-16bと、各従動プーリ14c-16cと、を有する。また、各ブラシ14-16は、図17に示すように、正面(前)から見て縦横に2列ずつ並ぶ形に設けられている。第1のブラシ14は右下に位置し、第2のブラシ15は左上に位置し、2本の第3のブラシ16は左下と右上とに分かれて位置する。
図18に示すように、各従動プーリ14c-16cは、いずれも同じ直径を有する。それにより、各ブラシ14-16は、駆動ユニット8から回転駆動力の伝達をうけることで全て同じ回転速度で回転するようになっている。
図16-17に示すように、各ブラシ14-16の各ワイヤ14b-16bは、各回転軸14a-16aから延び出る長さが互いに異なっている。詳しくは、第1のワイヤ14b、第2のワイヤ15b、第3のワイヤ16bの順に、延び出る長さが徐々に短くなっている。上記構成により、各ブラシ14-16は、異なる回転半径で回転する。それにより、各ブラシ14-16からワークWに伝達される回転駆動力に差が生じる。これにより、ワークWの各ブラシ14-16に対する回転速度が変化して、効率的な研磨を行うことができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態に係る研磨装置21について図19-21を用いて説明する。本実施形態の研磨装置21は、第1の実施形態の研磨装置1と比較して、研磨部23の構成が異なっている。なお、上記以外の特徴については、第1実施形態で示した構成と同じとすることができるため、同一の符号を付して説明を省略することとする。
研磨部23は、図19に示すように、3本の回転式のブラシ24-26を有する。各ブラシ24-26は、各回転軸24a-26aと、各ワイヤ24b-26bと、各従動プーリ24c-26cと、を有する。また、各ブラシ24-26は、図20に示すように、第1のブラシ24と、第1のブラシ24の右上に配置される第2のブラシ25と、第1のブラシ24の左上に配置される第3のブラシ26と、を有する。
各ブラシ24-26の各ワイヤ24b-26bは、各回転軸24a-26aから延び出る長さがいずれも同じ長さで構成される。各従動プーリ24c-26は、それぞれの直径が互いに異なるように構成される。詳しくは、図21に示すように、第1の従動プーリ24cの直径が最も小さい。第2の従動プーリ25cは、第1の従動プーリ24cの次に直径が大きい。第3の従動プーリ26cの直径が最も大きい。
上記構成により、各従動プーリ24c-26cは、互いの回転速度が異なるようになっている。詳しくは、直径が最も小さい第1の従動プーリ24cが最も早く回転し、直径が大きくなるにつれて回転速度が遅くなる。上記に伴い、各ブラシ24-26の回転速度は、第1のブラシ24、第2のブラシ25、第3のブラシ26の順に遅くなる。
<その他の実施形態>
以上、本発明を3つの実施形態を用いて説明したが、本発明は上記実施形態の他に各種の形態で実施することができるものである。
1.ワークは、アルミニウム以外の金属部材から成る構成であっても良い。また、樹脂部材から成る構成でも良い。ワークは、円筒パイプの他、角パイプであっても良いし、内部が埋まった柱形状でも良い。また、パイプ形状の他、球形状や箱形状、その他異形状のものであっても良い。
2.研磨工具は、ブラシの他、サンダー、グラインダ又はポリッシャであっても良い。研磨工具は、1つだけ設けられても良いし、複数設けられても良い。研磨工具が複数ある構成として、各研磨工具の回転半径は、全て同じでも良く、又全て異なっても良く、その他どのような組み合わせから成るものでも良い。各研磨工具の回転速度は、全て同じでも良く、又全て異なっていても良く、その他どのような組み合わせから成るものでも良い。各研磨工具の回転方向は、それぞれ同じ向きでも異なる向きでも良い。また、各研磨工具は、回転半径、回転速度及び回転方向がどのような組み合わせから成るものでも良い。
3.支持具は、駆動ユニットで駆動されるブラシの他、ワークの回転に対し従動回転するブラシであっても良い。支持具は、研磨工具であっても良いし、ワークを研磨しない構成であっても良い。ワークを研磨しない支持具は、回転可能なローラでもあっても良いし、単なる固定の支持面であっても良い。
4.ブラシは、ナイロン製の他、真鍮製やステンレス製であっても良い。ナイロンは、ワークがアルミニウム製の場合のバリ取りに向いている。真鍮やステンレスは、ワークが鉄製の場合のバリ取りに向いている。ブラシは、回転方向を切り替えられず、ワークを軸方向の一方のみに送るように構成されるものであっても良い。ブラシは、ワークを軸方向に送るワイヤの螺旋による案内構造を備えないものであってもよい。また、ワークに螺旋による案内構造が設けられることで、ワークがブラシの回転で送られる構成であっても良い。
5.ワイヤは、正面から見て反時計回りに螺旋状に設けられる構成の他、正面から見て時計回りに螺旋状に設けられる構成であっても良い。また、ブラシが複数ある構成として、ワイヤが時計回りのブラシと、ワイヤが反時計回りのブラシと、が組み合わされた構成であっても良く、その場合は各ブラシの回転方向を反対にすることでワークを同じ方向に送り移動させることができる。ブラシがワークを軸方向に送る案内構造として、ワイヤが回転軸に沿って回転軸まわりに螺旋状に設けられる構成の他、ワイヤが軸方向に対して斜めを向くように傾いて設けられる構成であっても良い。また、ブラシがワークを軸方向に送らない構成であっても良く、例えば放射状に延びて軸方向に垂直な円板を成すワイヤが軸方向に複数並べられる構成であっても良い。
6.駆動ユニットは、モータの出力をベルトの他、チェーンの巻き掛けで伝達するものでも良い。また、ベルトやチェーンの他、ギヤとギヤとの噛み合いによってモータから研磨工具に回転駆動力が伝達される構成であっても良い。
7.研磨装置は、移動規制部を有しない構成であっても良く、研磨工具により後方へと送られたワークが連続的に後工程へと送られる構成や、後方に排出される構成であっても良い。具体的には、例えば図22-23に示すように、研磨装置31は移動規制部の代わりに貫通孔Hを有し、各ブラシ24-26により後方に送られたワークが貫通孔Hを通って排出される構成であっても良い。
1 研磨装置
W ワーク
Wg 溝
2 装置本体
2a 立板部
3 研磨部
4 第1のブラシ(研磨工具、支持具、回転体)
4a 回転軸
4b ワイヤ
4c 第1の従動プーリ
5 第2のブラシ(研磨工具、支持具、回転体)
5a 回転軸
5b ワイヤ
5c 第2の従動プーリ
6 第3のブラシ(研磨工具、支持具、回転体)
6a 回転軸
6b ワイヤ
6c 第3の従動プーリ
7 第4のブラシ(研磨工具、支持具、回転体)
7a 回転軸
7b ワイヤ
7c 第4の従動プーリ
M 受入口
8 駆動ユニット
8a モータ
8b 駆動プーリ
8c ベルト
9 移動規制部
9a 固定部
9b 可動部
9c 凸部
10 スイッチ(切替制御部)
11 研磨装置
13 研磨部
14 第1のブラシ
14a 回転軸
14b 第1のワイヤ
14c 従動プーリ
15 第2のブラシ
15a 回転軸
15b 第2のワイヤ
15c 従動プーリ
16 第3のブラシ
16a 回転軸
16b 第3のワイヤ
16c 従動プーリ
21 研磨装置
23 研磨部
24 第1のブラシ
24a 回転軸
24b ワイヤ
24c 第1の従動プーリ
25 第2のブラシ
25a 回転軸
25b ワイヤ
25c 第2の従動プーリ
26 第3のブラシ
26a 回転軸
26b ワイヤ
26c 第3の従動プーリ
31 研磨装置
H 貫通孔

Claims (7)

  1. ワークを研磨加工する研磨装置であって、
    前記ワークを回転軸まわりの回転駆動により研磨加工する研磨工具と、
    該研磨工具と径方向に離間し、かつ軸方向の配置が重なるように設けられる支持具であって、前記研磨工具との間に前記ワークを軸方向に受け入れ可能な受入口を有し、該受入口に受け入れた前記ワークを前記研磨工具に径方向に当てられる状態に支持する前記支持具と、を有し、
    当該研磨装置が、前記受入口に受け入れた前記ワークを前記研磨工具と前記支持具とによる径方向の外側からの支持のみにより径方向に脱落させない状態に保持する研磨装置。
  2. 請求項1に記載の研磨装置であって、
    前記支持具が、前記回転軸と平行な軸まわりに回転駆動する、又は前記ワークから回転駆動力の伝達を受けて従動回転する回転体とされる研磨装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の研磨装置であって、
    前記研磨工具が、互いに径方向に離間した3箇所以上の位置に設けられ、
    少なくとも2箇所の位置に設けられる前記研磨工具が、前記ワークを支持する前記支持具とされる研磨装置。
  4. 請求項3に記載の研磨装置であって、
    複数の前記研磨工具のうちのいずれかが、その他の前記研磨工具と異なる回転速度及び/又は回転半径で回転する研磨装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の研磨装置であって、
    前記研磨工具が、前記回転軸から径方向に放射状にワイヤが延び出すブラシから成り、
    前記ワイヤが、前記回転軸に沿って前記回転軸のまわりを螺旋状に周回する形に並ぶ研磨装置。
  6. 請求項5に記載の研磨装置であって、
    更に、前記研磨工具の回転方向を正逆それぞれの方向に切り替え可能な切替制御部を有する研磨装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の研磨装置であって、
    更に、前記受入口に受け入れた前記ワークの受け入れ方向の移動を突き当てて規制する移動規制部を有し、
    前記移動規制部が、前記ワークから回転駆動力の伝達を受けて従動回転する可動部を備える研磨装置。
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