JP6990990B2 - 基板搬送保持装置、および基板搬送保持方法 - Google Patents

基板搬送保持装置、および基板搬送保持方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板を搬送するコンベア装置と、基板の両縁を1対の挟持部材により挟持するクランプ装置とを備えた基板搬送保持装置、および基板搬送保持方法に関するものである。
基板搬送保持装置では、基板がコンベア装置によって所定の位置まで搬送される。そして、その基板が、支持部材によってコンベア装置から持ち上げられ、その持ち上げられた基板が、クランプ装置によってクランプされる。下記特許文献には、そのような基板搬送保持装置の一例が記載されている。
特開2017-033975号公報 特開平04-065900号公報
本発明の課題は、基板の両縁を1対の挟持部材により適切に挟持することである。
上記課題を解決するために、本明細書は、基板を搬送するコンベア装置と、前記コンベア装置により所定の位置に搬送された基板を下方から支持し、前記コンベア装置から持ち上げる支持部材と、1対の挟持部材を有し、前記支持部材により前記コンベア装置から持ち上げられた基板の両縁を、前記1対の挟持部材の挟持面によって挟持することで、基板をクランプするクランプ装置とを備え、前記1対の挟持部材が、搖動可能に配設され、前記1対の挟持部材の挟持面が斜め下方を向いた状態で、前記支持部材により前記コンベア装置から持ち上げられた基板の両縁が、前記1対の挟持部材の挟持面に接触し、基板の上昇に伴って、前記1対の挟持部材が離間する方向に揺動し、前記挟持面と、その挟持面から連続する前記挟持部材の上面とのなす角度が、90度である基板搬送保持装置を開示する。また、本明細書は、揺動可能に配設された1対の挟持部材の挟持面が斜め下方を向いた状態において、所定の位置に搬送された基板を、前記基板が搬送された高さから上昇させることにより、前記基板の両縁を前記1対の挟持部材の挟持面に接触させる工程と、前記基板を更に上昇させることにより、前記1対の挟持部材を離間する方向に揺動させる工程と、前記基板の上面と、前記挟持面から連続する前記挟持部材の上面とが同じ高さになるまで基板を上昇させる工程と、前記挟持部材の上面と前記基板の上面とが平行となるように、前記1対の挟持部材の間の距離を調整する工程と、を備えた基板搬送保持方法を開示する。
本開示によれば、1対の挟持部材が、搖動可能に配設されているため、挟持部材の搖動に伴って、基板を適切に挟持することが可能となる。
はんだ印刷機を示す側面図である。 はんだ印刷機を示す平面図である。 基板搬送保持装置を示す斜視図である。 基板搬送保持装置を示す平面図である。 図4のAA線における断面図である。 図4のBB線における断面図である。 回路基板をクランプした状態の基板搬送保持装置を示す図である。 制御装置を示すブロック図である。 従来の基板搬送保持装置を示す図である。 平坦な回路基板をクランプする際の従来の基板搬送保持装置を示す図である。 下反り状態の回路基板をクランプする際の従来の基板搬送保持装置を示す図である。 下反り状態の回路基板をクランプする際の第1実施例の基板搬送保持装置を示す図である。 下反り状態の回路基板をクランプする際の第2実施例の基板搬送保持装置を示す図である。 下反り状態の回路基板をクランプする際の第2実施例の基板搬送保持装置を示す図である。 下反り状態の回路基板をクランプする際の第2実施例の基板搬送保持装置を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
(A)第1実施例
(a)はんだ印刷機の構成
図1及び図2に、本発明のはんだ印刷機10を示す。はんだ印刷機10は、回路基板にクリームはんだを印刷するための作業機である。はんだ印刷機10は、基板搬送保持装置20と、マスク保持装置22と、撮像装置23と、スキージ装置24と、はんだ供給装置26と、制御装置(図8参照)28とを備えている。なお、図1は、はんだ印刷機10を側方からの視点において示す図であり、図2は、はんだ印刷機10を上方からの視点において示す図である。
基板搬送保持装置20は、図3乃至図6に示すように、コンベア装置50と、基板保持装置52と、基板昇降装置54とを有している。図3は、基板搬送保持装置20を斜め上方からの視点において示す図であり、図4は、基板搬送保持装置20を上方からの視点において示す図である。また、図5は、図4のAA線からの視点において示す図であり、図6は、図4のBB線からの視点において示す図である。
コンベア装置50は、1対のガイドレール60,62と、各ガイドレール60,62に設けられたコンベアベルト66を有している。1対のガイドレール60,62は、互いに平行に配設されており、各ガイドレール60,62は、1対の支持脚70を介して昇降台72の上面において支持されている。なお、ガイドレール60,62の延びる方向をX方向、そのX方向に水平に直行する方向をY方向、X方向及びY方向の両方に直交する方向をZ方向と称する。
また、各ガイドレール60,62の側面には2個のプーリ74,76がY方向を軸心として配設されている。それら2個のプーリ74,76は、各ガイドレール60,62の両端部に配設されている。なお、ガイドレール60とガイドレール62とは、互いのプーリ74,76の配設面が対向する状態で配設されている。そして、コンベアベルト66が、各ガイドレール60,62のプーリ74,76に巻き掛けられており、コンベアベルト66は、電磁モータ(図8参照)78の駆動により周回する。
なお、コンベアベルト66の周回方向は、図5での時計回りの方向とされている。これにより、コンベアベルト66の上に回路基板(図6参照)80を載置することで、回路基板80は、プーリ74が配設されている側からプーリ76が配設されている側に向かって、コンベアベルト66によって搬送される。つまり、コンベアベルト66の上面が、コンベア装置50の搬送面となる。また、プーリ74が配設されている側を上流側と称し、プーリ76が配設されている側を下流側と称する。
また、コンベア装置50は、幅変更装置(図8参照)81を有しており、ガイドレール60とガイドレール62との間の距離を変更することが可能とされている。詳しくは、ガイドレール62を支持する1対の支持脚70は、Y方向にスライド可能とされている。そして、それら1対の支持脚70は、電磁モータ(図8参照)82の駆動によりY方向の任意の位置に移動する。この際、それら1対の支持脚70により支持されているガイドレール62は、ガイドレール60と平行な状態で、ガイドレール60に対して接近・離間する。これにより、ガイドレール60とガイドレール62との間の距離が変更される。このように、ガイドレール60とガイドレール62との間の距離が変更されることで、種々のサイズの回路基板80を搬送することが可能となる。
また、基板保持装置52は、支持テーブル83と、複数の支持ピン84と、テーブル昇降機構85と、クランプ装置86とを有している。支持テーブル83は、概して矩形をなし、X方向に延びるように、1対のガイドレール60,62の間に配置されている。そして、複数の支持ピン84が、3×3列に並んだ状態、つまり、X方向に3列に並び、Y方向に3列に並んだ状態で、支持テーブル83の上に立設されている。
また、支持テーブル83は、テーブル昇降機構85を介して、昇降台72の上面に配設されており、テーブル昇降機構85は、電磁モータ(図8参照)88の駆動により支持テーブル83を昇降させる。なお、支持テーブル83の昇降によって、支持テーブル83の上面に配設された複数の支持ピン84は、コンベアベルト66の上面より下方に位置する箇所と、コンベアベルト66の上面より数mm上方に位置する箇所との間で昇降する。
これにより、回路基板80が、コンベアベルト66のX方向における中央の位置まで搬送された状態で、支持テーブル83がテーブル昇降機構85によって上昇することで、回路基板80が、複数の支持ピン84によって、コンベアベルト66の上面から持ち上げられる。なお、コンベアベルト66のX方向における中央の位置、つまり、回路基板80が支持ピン84によりコンベアベルト66から持ち上げられる位置を、作業位置と記載する。また、支持テーブル83がテーブル昇降機構85によって下降することで、回路基板80がコンベアベルト66の上面に載置される。
また、クランプ装置86は、1対のクランパ90と、1対の板バネ92とを有している。クランパ90は、概して棒状をなし、クランパ90の長さ寸法が、支持テーブル83のX方向における長さ寸法と略同じとされている。そして、1対のクランパ90は、それのX方向における両端と支持テーブル83のX方向における両端とがY方向において一致するように、ガイドレール60,62の上面に配設されている。つまり、1対のクランパ90は、上方からの視点において、支持テーブル83を挟むように配設されている。
また、クランパ90の断面形状は、図6に示すように、四角形状をなし、対向する2つの角部が直角とされ、残りの2つの角部の一方が鋭角とされ、他方が鈍角とされている。そして、クランパ90の直角の角部がガイドレール60,62の外側の角部の上に配設され、クランパ90の鈍角の角部がコンベアベルト66の上方に延び出す状態で、クランパ90がガイドレール60,62の上に配設されている。なお、1対のガイドレール60,62の一方から他方に向かう側を内側と称し、その内側と反対側を外側と称する。
このように、クランパ90がガイドレール60,62の上面に配設されることで、クランパ90の下面100は概して水平面となる。また、クランパ90の外側の側面102と、クランパ90の下面100との角部は直角であるため、その側面102は、概して鉛直面となる。また、クランパ90の上面104と、クランパ90の側面102との角部は鋭角であるため、上面104は内側に向かうほど下降する傾斜面となり、斜め上方を向いている。また、クランパ90の内側の側面106とクランパ90の上面104との角部は直角であるため、側面106は内側に向かうほど上昇する傾斜面となり、斜め下方を向いている。
また、クランパ90の外側の側面102と、ガイドレール60,62の外側の側面とは面一とされており、板バネ92が、X方向に延びるように、クランパ90の外側の側面102の下端部と、ガイドレール60,62の外側の側面の上端部とに沿って配設されている。そして、板バネ92の上端部が、クランパ90の外側の側面102に固定され、板バネ92の下端部が、ガイドレール60,62の外側の側面に固定されている。このような構造により、クランパ90は、ガイドレール60,62の上面において、板バネ92の下端部を中心に搖動する。
なお、1対のクランパ90の配設高さは、作業位置に搬送された回路基板80がテーブル昇降機構85によってコンベアベルト66から持ち上げられた高さと同じとされている。また、1対のクランパ90の側面106の下端の間の距離が、回路基板80のY方向の寸法より長くなり、1対のクランパ90の側面106の上端の間の距離が、回路基板80のY方向の寸法より短くなるように、1対のガイドレール60,62の間の距離が、幅変更装置81によって調整されている。
このため、回路基板80がテーブル昇降機構85によってコンベアベルト66から持ち上げられることで、回路基板80のY方向における両縁が、クランパ90の側面106に接触する。そして、回路基板80がテーブル昇降機構85によって、更に持ち上げられることで、クランパ90が、回路基板80の両縁によって、外側に向かって付勢される。この際、クランパ90は、板バネ92の弾性力に抗して、外側に向かって揺動する。そして、回路基板80の上面が、クランパ90の上面104と同じ高さとなるまで、回路基板80がテーブル昇降機構85によって上昇する。
これにより、図7に示すように、回路基板80が、板バネ92の弾性力により互いに接近する方向に付勢された1対のクランパ90の側面106において挟持される。つまり、クランプ装置86では、回路基板80が、1対のクランパ90の側面106において、板バネ92の弾性力によって挟持される。このため、クランパ90の側面106を、クランプ面106と記載する。なお、回路基板80の両縁がクランパ90のクランプ面106に接触している際に、ガイドレール62は、幅変更装置81の作動によって、ガイドレール60に接近する方向に僅かにスライドする。この際、回路基板80の上面と、クランパ90の上面104とが同じ高さとなった場合に、クランパ90の上面104が、回路基板80の上面と平行とされる。つまり、クランパ90の上面104と回路基板80の上面とが平行となるように、ガイドレール60,62の間の距離が幅変更装置81によって調整される。これにより、クランパ90の上面104と回路基板80の上面とが面一となる。
また、基板昇降装置54は、図3乃至図5に示すように、上記昇降台72と、台昇降機構96とを有している。台昇降機構96は、電磁モータ(図8参照)98の駆動により昇降台72を昇降させる。これにより、昇降台72の上に配設されたコンベア装置50及び基板保持装置52が、基板昇降装置54によって昇降する。つまり、クランプ装置86によってクランプされた状態の回路基板80が、基板昇降装置54によって昇降する。
マスク保持装置22は、図1に示すように、基板搬送保持装置20の上方に配設されたマスク支持台110と、そのマスク支持台110の上面に配設されたマスク固定機構112とを有している。マスク支持台110の中央部には、開口部(図示省略)が形成されており、その開口部を覆うように、マスク116がマスク支持台110の上に載置される。そして、マスク支持台110の上に載置されたマスク116が、マスク固定機構112によって固定的に保持される。
なお、マスク支持台110に形成されている開口部は、基板搬送保持装置20により搬送される回路基板80より大きくされている。そして、クランプ装置86によってクランプされた回路基板80が、基板昇降装置54によって上昇することで、マスク固定機構112によって保持されたマスク116の下面に密着する。また、クランプ装置86によってクランプされた回路基板80が、基板昇降装置54によって下降することで、マスク116の下面から離間する。
撮像装置23は、図1及び図2に示すように、カメラ移動装置120と、カメラ122と、ストッパ124とを有している。カメラ移動装置120は、1対のスライドレール126と、Yスライダ128と、Xスライダ130とを含む。1対のスライドレール126は、基板搬送保持装置20とマスク保持装置22との間において、互いに平行かつ、Y軸方向に延びるように配設されている。Yスライダ128は、1対のスライドレール126によってスライド可能に保持されており、電磁モータ(図8参照)132の作動により、Y方向にスライドする。Xスライダ130は、Yスライダ128の下面側にX方向にスライド可能に取り付けられており、電磁モータ(図8参照)136の作動により、X方向にスライドする。なお、スライドレール126は、基板搬送保持装置20の基板昇降装置54と上下方向において重なっておらず、Yスライダ128が、基板昇降装置54の上方から移動することで、回路基板80は、撮像装置23と当接することなく、基板昇降装置54により上昇される。
カメラ122は、Xスライダ130の下面側に取り付けられている。カメラ122は上下に視野を持つ。ストッパ124は、概して棒状をなし、Xスライダ130の下面側に、下方に延び出す状態で取り付けられている。これにより、カメラ122及びストッパ124は、基板搬送保持装置20の上方において任意の位置に移動可能とされている。なお、ストッパ124は、ストッパ昇降装置(図8参照)138を有しており、Xスライダ130から下降、若しくは、Xスライダ130に向かって上昇可能とされている。
スキージ装置24は、スキージ移動装置150と、1対のスキージ152,154と、スキージ昇降装置156とを有している。スキージ移動装置150は、1対のスライドレール158とスライダ160とを含む。1対のスライドレール158は、マスク保持装置22の上方において、互いに平行かつ、Y軸方向に延びるように配設されている。スライダ160は、1対のスライドレール158にスライド可能に取り付けられており、電磁モータ(図8参照)162の作動により、Y方向にスライドする。また、1対のスキージ152,154の各々は、概して矩形の板状をなし、可撓性を有する素材により形成されている。1対のスキージ152,154は、互いに向かい合うとともに、X軸方向に延びるように配設され、スライダ160の下方において、スキージ昇降装置156によって保持されている。そのスキージ昇降装置156は、1対のスキージ152,154を個別に昇降させる。
はんだ供給装置26は、クリームはんだを供給する装置であり、クリームはんだを吐出する吐出口170が、はんだ供給装置26の下面に形成されている。また、はんだ供給装置26は、スライダ160のY軸方向における側面の略中央部に固定されている。これにより、はんだ供給装置26は、スキージ移動装置150の作動によりY軸方向の任意の位置に移動する。
制御装置28は、図8に示すように、コントローラ180と、複数の駆動回路182と、画像処理装置186とを備えている。複数の駆動回路182は、上記電磁モータ78,82,88,98,132,136,162、ストッパ昇降装置138、スキージ昇降装置156、はんだ供給装置26に接続されている。コントローラ180は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路182に接続されている。これにより、基板搬送保持装置20、スキージ装置24等の作動が、コントローラ180によって制御される。また、コントローラ180は、画像処理装置186にも接続されている。画像処理装置186は、カメラ122によって得られた画像データを処理するものであり、コントローラ180は、画像データから各種情報を取得する。
(b)はんだ印刷機の作動
はんだ印刷機10では、上述した構成によって、回路基板80が作業位置まで搬送され、クランプ装置86によってクランプされる。続いて、クランプされた回路基板80が、基板昇降装置54によって上昇されることで、マスク116の下面に密着する。なお、マスク116には、回路基板80のパッド等のパターンに合わせて貫通孔(図示省略)が形成されている。そして、マスク116にクリームはんだが塗布されることで、マスク116の貫通穴を介して、クリームはんだが回路基板80に印刷される。
具体的には、回路基板80がはんだ印刷機10に搬入され、コンベアベルト66によって下流側に搬送される。また、回路基板が作業位置に搬送される前に、撮像装置23において、Xスライダ130が、カメラ移動装置120によって、作業位置の下流側の上方に移動され、Xスライダ130に取り付けられているストッパ124が下降される。この際、ストッパ124は、それの先端がコンベアベルト66の上面より下方に位置するまで、下降される。これにより、コンベアベルト66によって搬送される回路基板80が、ストッパ124の先端部に当接し、回路基板80が作業位置に停止する。なお、ストッパ124への回路基板80の当接に伴って、コンベアベルト66の作動が停止する。
次に、回路基板80が作業位置において停止すると、ストッパ124が上昇する。続いて、基板搬送保持装置20において、支持テーブル83が上昇し、回路基板80がコンベアベルト66から持ち上げられ、クランプ装置86によってクランプされる。そして、回路基板80がクランプ装置86によってクランプされると、Xスライダ130に取り付けられているカメラ122によって、クランプ装置86によってクランプされた回路基板80に設けられたマークと、マスク116に設けられたマークとが撮像される。
そして、撮像データに基づいて、回路基板80とマスク116との位置ずれを計算する。また、回路基板80の停止位置,回路基板80の種類等がコントローラ180によって分析される。その後、昇降台72が基板昇降装置54によって上昇される。これにより、クランプ装置86によってクランプされた回路基板80が、コンベア装置50とともに上昇し、マスク116の下面に密着する。この際、回路基板80の上面と、クランプ装置86のクランパ90の上面104とは面一とされているため、回路基板80は、マスク116の下面に殆ど隙間の無い状態で密着する。
次に、はんだ供給装置26によって、マスク116の上面にクリームはんだが供給される。次に、1対のスキージ152,154の一方が、スキージ昇降装置156によって下降され、その下降されたスキージの先端がマスク116の上面に接触する。そして、そのスキージが、スキージ移動装置150によってY方向に移動することで、クリームはんだが、スキージによって、掻き取られる。この際、クリームはんだは、マスク116の貫通穴の内部に充填され、回路基板80に印刷される。これにより、回路基板80への印刷作業が完了する。
続いて、回路基板80への印刷作業が完了すると、昇降台72が下降され、回路基板80が、昇降台72とともに下降することで、マスク116の下面への密着が解除される。また、昇降台72の下降中、若しくは、昇降台72の下降が開始するタイミングで、クランプ装置86による回路基板80のクランプが解除され、支持テーブル83が下降する。これにより、クランプの解除された回路基板80が、コンベアベルト66の上面に載置される。そして、コンベアベルト66が周回されることで、回路基板80が下流側に搬送され、はんだ印刷機10から搬出される。
(c)下反り状態の回路基板のクランプ
はんだ印刷機10の基板搬送保持装置20では、上述したように、クランプ装置86において、回路基板80を挟持するクランパ90のクランプ面106が斜め下方を向いており、クランパ90は、板バネ92の弾性力に抗して搖動可能とされている。そして、回路基板80の上昇に伴って、回路基板80の両縁がクランプ面106に接触し、クランパ90を板バネ92の弾性力に抗して搖動させる。これにより、回路基板80が、1対のクランパ90のクランプ面106において、板バネ92の弾性力によって挟持される。このように、基板搬送保持装置20では、回路基板80がクランプされることで、反りが生じた回路基板80であっても、適切にクランプすることが可能とされている。
具体的には、従来の基板搬送保持装置200では、図9に示すように、クランプ装置として、固定クランパ202と可動クランパ204とが設けられている。なお、基板搬送保持装置200は、固定クランパ202と可動クランパ204とを除いて、基板搬送保持装置20と略同じ構成である。このため、固定クランパ202及び可動クランパ204を中心に説明し、同様の機能の構成要素については、基板搬送保持装置20と同じ符号を用いて、説明を省略する。
固定クランパ202は、概して棒状をなし、X方向に延びるように、ガイドレール60の上面に固定されている。一方、可動クランパ204は、概して棒状をなし、X方向に延びるように、ガイドレール62の上面に、Y方向にスライド可能な状態で配設されている。そして、可動クランパ204は、固定クランパ202から離間する方向に、コイルスプリング(図示省略)の弾性力によって付勢されている。また、可動クランパ204は、エアシリンダ(図示省略)の駆動により、コイルスプリングの弾性力に抗して固定クランパ202に接近する。なお、固定クランパ202及び可動クランパ204の断面形状は、概して長方形状とされており、固定クランパ202及び可動クランパ204のクランプ面206は、鉛直面とされ、上面208は、水平面とされている。
そして、回路基板80が、図10に示すように、回路基板80の上面と、固定クランパ202及び可動クランパ204の上面208とが同じ高さとなるまで、回路基板80がテーブル昇降機構85の作動により持ち上げられる。この際、可動クランパ204がエアシリンダの作動によって、固定クランパ202に接近することで、回路基板80が固定クランパ202と可動クランパ204とによって挟持される。
一方で、反りが生じた回路基板80、例えば、回路基板80の縁部が中央部より上方に突出した状態(以下、「下反り状態」と記載する場合がある)の回路基板80について説明する。このような下反り状態の回路基板80が、平坦な回路基板80と同様に、テーブル昇降機構85の作動により持ち上げられると、図11に示すように、回路基板80の両縁が、固定クランパ202及び可動クランパ204の上面208より上方に位置する。このような状態で、固定クランパ202が可動クランパ204に接近する方向にスライドしても、固定クランパ202と可動クランパ204とによって、回路基板80をクランプすることはできない。
このため、例えば、下反り状態の回路基板80の両縁を上方から押える押圧装置を、基板搬送保持装置200に配設することが考えられる。押圧装置を用いれば、下反り状態の回路基板80を平坦にすることが可能となり、固定クランパ202と可動クランパ204とによって、回路基板80をクランプすることが可能となる。しかしながら、押圧装置の配設により、基板搬送保持装置200の構造が複雑化し、コストが増大する。さらに言えば、押圧装置による回路基板80の押圧工程が必要となり、タクトタイムが長くなることで生産性が低下する。
また、押圧装置の押えによって、下反り状態の回路基板80を平坦にしても、回路基板80をマスク116の下面に密着させる際に、押圧装置による回路基板の押えを解除する必要がある。この際、押圧装置の押えにより平坦な形状とされていた回路基板が、下反り状態に戻る場合がある。このような場合には、固定クランパ202と可動クランパ204とによる回路基板80のクランプが解除され、印刷作業を行うことができなくなる。
このようなことに鑑みて、基板搬送保持装置20では、上述したように、クランプ装置86において、回路基板80を挟持するクランパ90のクランプ面106が斜め下方を向いており、クランパ90は、板バネ92の弾性力に抗して搖動可能とされている。このような構造のクランプ装置86において、下反り状態の回路基板80が、テーブル昇降機構85の作動により上昇すると、図12に示すように、回路基板80の両縁がクランプ面106に接触する。そして、回路基板80の更なる上昇に伴って、回路基板80の両縁が、クランパ90を外側に向かって付勢することで、クランパ90が板バネ92の弾性力に抗して搖動する。この際、回路基板80の両縁に、板バネ92の弾性力と、クランプ面106との摩擦力とによって、回路基板80の上昇に抗する力が生じる。これにより、下反り状態の回路基板80が、平坦な回路基板80に矯正される。
また、回路基板80の上昇時に、ガイドレール62が、幅変更装置81の作動によって、ガイドレール60に接近する方向に僅かにスライドする。この際、図7に示すように、回路基板80の上面と、クランパ90の上面104とが同じ高さとなった場合に、クランパ90の上面104と回路基板80の上面とが平行となるように、ガイドレール62がスライドし、ガイドレール60,62の間の距離が幅変更装置81によって調整される。これにより、クランパ90の上面104と回路基板80の上面とが面一となった状態で、回路基板80が1対のクランパ90により挟持される。このため、回路基板80の上面を、マスク116の下面に殆ど隙間の無い状態で密着することが可能となり、適切な印刷作業が担保される。
また、クランパ90の上面104とクランプ面106とは直行しているため、クランプ面106が鉛直面となる。これにより、矯正された平坦な回路基板80が、鉛直なクランプ面106によって、挟持されることで、回路基板80に反りを生じさせることなく、回路基板80を適切に挟持することが可能となる。
さらに言えば、回路基板80が1対のクランパ90により挟持されている際に、クランパ90は、板バネ92の弾性力によって、回路基板80の縁を下方に向かって付勢している。つまり、下反り状態の回路基板80を平坦に矯正する力が維持された状態で、回路基板80は1対のクランパ90により挟持されている。これにより、平坦に矯正された回路基板80の下反り状態への復元を防止した状態で、回路基板80を1対のクランパ90により挟持することが可能となる。
このように、基板搬送保持装置20では、押圧装置を用いることなく、下反り状態の回路基板80が平坦な回路基板80に矯正される。これにより、押圧装置の配設による構造の複雑化、コストの増大を防止することが可能となる。また、基板搬送保持装置20では、回路基板80が持ち上げられる際に、下反り状態の回路基板80が平坦な回路基板80に矯正される。つまり、回路基板80を矯正する工程と、回路基板80が持ち上げられる工程とが同時に行われる。これにより、回路基板80を矯正する工程を単独で行う必要が無くなり、タクトタイムの短縮を図ることが可能となる。
(B)第2実施例
第1実施例の基板搬送保持装置20では、クランパ90が板バネ92により搖動可能に支持されているが、第2実施例の基板搬送保持装置210では、図13に示すように、クランパ212が支持軸214により搖動可能に支持されている。以下に、第2実施例の基板搬送保持装置210に説明する。なお、第2実施例の基板搬送保持装置210は、クランパ212及び、クランパ212を支持するガイドレール216を除いて、第1実施例の基板搬送保持装置20と略同じ構成である。このため、クランパ212及びガイドレール216を中心に説明し、同様の機能の構成要素については、基板搬送保持装置20と同じ符号を用いて、説明を省略する。
具体的には、ガイドレール216は、第1実施例のガイドレール60,62と略同形状とされており、支持脚70により昇降台72の上面において支持されている。ただし、ガイドレール216の上面は、ガイドレール60,62と異なり、段付き形状とされており、段差面217と、その段差面217から上方に突出する突出部218とから構成されている。段差面217は、ガイドレール216の上面の内側に形成されており、水平面とされている。また、突出部218は、ガイドレール216の外側の縁部に沿って形成されており、段差面217から鉛直方向に延び出している。このため、段差面217と突出部218とのなす角度は直角とされている。
クランパ212は、概して棒状をなし、ガイドレール216の段差面217において、X方向に延びるように配設されている。クランパ212の断面形状は、四角形状をなし、隣り合う2つの角部が直角とされており、残りの2つの角部の一方が鈍角とされ、他方が鋭角とされている。そして、クランパ90は、直角の2つの角部が上方に位置した状態で、鋭角の角部において、X方向に延びる支持軸214によって搖動可能に支持されている。
このため、クランパ212の内側の側面、つまり、クランプ面220と、クランパ212の上面222とのなす角度および、クランパ212の外側の側面224と、クランパ212の上面222とのなす角度が、直角とされている。また、クランパ212のクランプ面220と、クランパ212の下面226とのなす角度が鈍角とされ、クランパ212の外側の側面224と、クランパ212の下面226とのなす角度が鋭角とされている。
そして、クランパ212が外側に向かって揺動した際に、クランパ212の外側の側面224が突出部218に接触することで、クランパ212の外側への搖動が規制される。一方、クランパ212が内側に向かって揺動した際に、クランパ212の下面226が段差面217に接触することで、クランパ212の内側への搖動が規制される。なお、クランパ212の外側の側面224と、ガイドレール216の突出部218との間に、圧縮コイルスプリング228が配設されている。これにより、クランパ212は、圧縮コイルスプリング228の弾性力によって、内側に向かって付勢されている。
また、支持軸214は、ガイドレール216の段差面217と突出部218との角部の近傍に配設されており、クランパ212が外側に向かって揺動し、クランパ212の外側の側面224が突出部218に接触した際に、側面224は鉛直面となる。このため、クランパ212の外側の側面224が突出部218に接触した際に、クランパ212の上面222は水平面となり、クランプ面220は鉛直面となる。なお、コンベア装置50の搬送面、つまり、コンベアベルト66の上面は、水平面とされている。このため、クランパ212の外側の側面224が突出部218に接触した際に、クランプ面220はコンベア装置50の搬送面と直行し、クランパ212の上面222はコンベア装置50の搬送面と並行となる。
また、クランパ212が内側に向かって揺動し、クランパ212の下面226が段差面217に接触した際に、段差面217が水平面であるため、クランパ212の下面226も水平面となる。そして、そのクランパ212の下面226とクランプ面220とは鈍角であるため、クランプ面220は、内側に向かうほど上昇する傾斜面となり、斜め下方を向いている。
このような構造の基板搬送保持装置210では、第1実施例の基板搬送保持装置20と同様に、下反り状態の回路基板80が平坦に矯正された状態で、1対のクランパ212によって挟持される。具体的には、下反り状態の回路基板80が、テーブル昇降機構85の作動により上昇すると、図14に示すように、回路基板80の両縁が、クランパ212のクランプ面220に接触する。そして、回路基板80の更なる上昇に伴って、回路基板80の両縁が、クランパ212を外側に向かって付勢することで、クランパ212が圧縮コイルスプリング228の弾性力に抗して搖動する。この際、回路基板80の両縁に、圧縮コイルスプリング228の弾性力と、クランパ212のクランプ面220との摩擦力とによって、回路基板80の上昇に抗する力が生じる。これにより、下反り状態の回路基板80が、平坦な回路基板80に矯正される。
また、回路基板80の上昇時に、1対のガイドレール216の一方が、幅変更装置81の作動によって、他方のガイドレール216に接近する方向に僅かにスライドする。そして、図15に示すように、ガイドレール216のスライドと、クランパ212の外側に向かう搖動とに伴って、クランパ212の外側への搖動がガイドレール216の突出部218により規制される。この際、回路基板80の上面と、クランパ212の上面222とが同じ高さとなった場合に、クランパ212の上面222と回路基板80の上面とが平行となるように、ガイドレール216がスライドし、1対のガイドレール216の間の距離が幅変更装置81によって調整される。これにより、クランパ212の上面222と回路基板80の上面とが面一となった状態で、回路基板80が1対のクランパ212により挟持される。
また、クランパ212の外側への搖動がガイドレール216の突出部218により規制された状態で、クランパ212のクランプ面220は鉛直面となる。これにより、矯正された平坦な回路基板80が、鉛直なクランプ面220によって、挟持されることで、回路基板80に反りを生じさせることなく、回路基板80を適切に挟持することが可能となる。
さらに言えば、回路基板80が1対のクランパ212により挟持されている際に、クランパ212は、圧縮コイルスプリング228の弾性力によって、回路基板80の縁を下方に向かって付勢している。つまり、下反り状態の回路基板80を平坦に矯正する力が維持された状態で、回路基板80は1対のクランパ212により挟持されている。これにより、平坦に矯正された回路基板80の下反り状態への復元を防止した状態で、回路基板80を1対のクランパ212により挟持することが可能となる。このように、第2実施例の基板搬送保持装置210においても、第1実施例の基板搬送保持装置20と同様の効果を奏することが可能となっている。
ちなみに、上記実施例において、基板搬送保持装置20は、基板搬送保持装置の一例である。コンベア装置50は、コンベア装置の一例である。回路基板80は、基板の一例である。支持ピン84は、支持部材の一例である。クランプ装置86は、クランプ装置の一例である。クランパ90は、挟持部材の一例である。板バネ92は、弾性体の一例である。上面104は、上面の一例である。クランプ面106は、挟持面の一例である。基板搬送保持装置210は、基板搬送保持装置の一例である。クランパ212は、挟持部材の一例である。突出部218は、規制部材の一例である。クランプ面220は、挟持面の一例である。上面222は、上面の一例である。圧縮コイルスプリング228は、弾性体の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、はんだ印刷機10の基板搬送保持装置20,210に、本発明が適用されているが、装着作業機等の種々の対基板作業機の基板搬送保持装置に、本発明を適用することが可能である。
また、上記実施例では、クランパ90の上面104とクランプ面106とのなす角度、および、クランパ212の上面222とクランプ面220とのなす角度は、90度とされているが、90度未満であってもよい。つまり、クランパ90,212の上面104,222とクランプ面106,220とのなす角度は、90度以下であればよい。クランパ90,212の上面104,222とクランプ面106,220とのなす角度を、90度以下にすることで、クランパ90,212により回路基板80が挟持された際に、回路基板80の上面より上方に、クランパ90,212の上面104,222は突出しない。これにより、回路基板80の上面をマスク116に隙間なく、密着させることが可能となる。
20:基板搬送保持装置 50:コンベア装置 80:回路基板 84:支持ピン(支持部材) 86:クランプ装置 90:クランパ(挟持部材) 92:板バネ(弾性体) 104:上面 106:クランプ面(挟持面) 210:基板搬送保持装置 212:クランパ(挟持部材) 218:突出部(規制部材) 220:クランプ面(挟持面) 222:上面 228:圧縮コイルスプリング(弾性体)

Claims (4)

  1. 基板を搬送するコンベア装置と、
    前記コンベア装置により所定の位置に搬送された基板を下方から支持し、前記コンベア装置から持ち上げる支持部材と、
    1対の挟持部材を有し、前記支持部材により前記コンベア装置から持ち上げられた基板の両縁を、前記1対の挟持部材の挟持面によって挟持することで、基板をクランプするクランプ装置と
    を備え、
    前記1対の挟持部材が、搖動可能に配設され、
    前記1対の挟持部材の挟持面が斜め下方を向いた状態で、前記支持部材により前記コンベア装置から持ち上げられた基板の両縁が、前記1対の挟持部材の挟持面に接触し、基板の上昇に伴って、前記1対の挟持部材が離間する方向に揺動し、
    前記挟持面と、その挟持面から連続する前記挟持部材の上面とのなす角度が、90度である基板搬送保持装置。
  2. 前記クランプ装置が、
    前記1対の挟持部材が搖動に伴って接近する方向に、前記1対の挟持部材に弾性力を付与する弾性体を有する請求項1に記載の基板搬送保持装置。
  3. 前記基板搬送保持装置が、
    前記挟持面が前記コンベア装置の搬送面と直交する状態で前記挟持部材の搖動を規制する規制部材を備える請求項1または請求項2に記載の基板搬送保持装置。
  4. 揺動可能に配設された1対の挟持部材の挟持面が斜め下方を向いた状態において、所定の位置に搬送された基板を、前記基板が搬送された高さから上昇させることにより、前記基板の両縁を前記1対の挟持部材の挟持面に接触させる工程と、
    前記基板を更に上昇させることにより、前記1対の挟持部材を離間する方向に揺動させる工程と、
    前記基板の上面と、前記挟持面から連続する前記挟持部材の上面とが同じ高さになるまで基板を上昇させる工程と、
    前記挟持部材の上面と前記基板の上面とが平行となるように、前記1対の挟持部材の間の距離を調整する工程と、
    を備えた基板搬送保持方法。
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