JP6990575B2 - 継手 - Google Patents

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Description

本発明は継手に関する。
従来、ニップルを含む継手とフレキシブル管とを接続した管接続構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の管接続構造においては、継手が、筒状の受口部を有している。また、フレキシブル管が、筒状の収容端部を長手方向一端部に有し、筒状の露出部を長手方向他端部側に有している。
収容端部は、継手との接続のために受口部内に収容されている。露出部は、受口部外に収容端部と同軸的に配置されている。そして、管接続構造が、継手とフレキシブル管との接続状態を保持できるように構成されている。
特開2012-132543号公報
特許文献1に開示された継手には、フレキシブル管の際曲げを実行したときには、そのフレキシブル管の一部が破損する可能性が高くなるという問題点がある。際曲げとは、フレキシブル管と継手との接続箇所付近でそのフレキシブル管を曲げることを意味する。そのような破損が生じると、そのフレキシブル管を流れる流体が漏洩する恐れがある。このような問題は、フレキシブル管だけでなく継手に接続される管について言えることである。
本発明はこの問題点を解消するためになされたものである。本発明の目的は、際曲げに起因する管の破損の可能性を抑える継手を提供することにある。
図面を参照して本発明の継手を説明する。なお、この欄で図中の符号を使用したのは、発明の内容の理解を助けるためであって、内容を図示した範囲に限定する意図ではない。
上述した目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、継手12は、筒状の継手本体40を備える。継手12は、継手本体40に加え、管保護体42を備える。継手本体40が、開口端部60と、通路形成部62とを有している。開口端部60は、管保護体42が進入するための開口を形成する。通路形成部62は、開口端部60に連なる。通路形成部62は、流体が流れるための通路を形成する。通路形成部62の内周面には、管保護体42の一部が嵌まる溝状凹部80が設けられている。管保護体42は、筒状部100と、本体固定部102と、端接触部104とを有している。筒状部100は、継手本体40が形成する空間と連通する空間を形成する。筒状部100は、継手本体40より変形しやすい。本体固定部102は、筒状部100を継手本体40に固定する。端接触部104は、筒状部100より継手本体40側に配置されるよう筒状部100に固定される。筒状部100は、複数の空間形成部120と、相互接続部122とを有している。それら複数の空間形成部120は、内側に空間を形成する。それら複数の空間形成部120は、列を形成するように並ぶ。相互接続部122は、隣り合う空間形成部120の対の間に配置される。相互接続部122は、空間形成部120の対を相互に接続する。相互接続部122は、空間形成部120の対よりも変形しやすい。本体固定部102が、環状の環状凸部130と、環状の凸連結部132とを有している。環状凸部130は、継手本体40の溝状凹部80に嵌まる。凸連結部132は、環状凸部130を端接触部104に連結する。端接触部104が、環状の面を有している。その環状の面は、本体固定部102が筒状部100を継手本体40に固定すると、継手本体40の開口端部60に接触する。
本体固定部102が筒状部100を継手本体40に固定する。継手本体40が形成する空間と連通する空間を筒状部100が形成する。そのような空間が形成されるので、本発明にかかる継手12に接続される管14の先端部分は管保護体42の筒状部100を経由して継手本体40内に進入することとなる。筒状部100は、継手本体40より変形しやすい。継手本体40より弾性変形しやすい物によって管14の外周が取り囲まれるので、筒状部100を経由しない場合に比べ、その管14は継手本体40の端で際曲げが実行されてもその曲率半径が小さくなる可能性が低くなる。筒状部100が複数の空間形成部120と相互接続部122とを有しており、相互接続部122が空間形成部120の対を相互に接続し、かつ、空間形成部120の対よりも相互接続部122は変形しやすい。これにより、筒状部100の変形しやすさがその一端から他端まで一様な場合に比べ、筒状部100の端でその管の際曲げが実行されてもその曲率半径が小さくなる可能性が低くなる。曲率半径が小さくなる可能性が低くなるので、その管14の破損の可能性も低くなる。その結果、際曲げに起因する管の破損の可能性を抑え得る。
本体固定部102が筒状部100を継手本体40に固定すると端接触部104が継手本体40の端部に接触する。端接触部104は、筒状部100より継手本体40側に配置されるよう筒状部100に固定される。これにより、際曲げの際の筒状部100のうち継手本体40に近い部分はたわみ難くなる。たわみ難いので、たわみ易い場合に比べ、継手本体40と管保護体42との境界部分で管14が曲げられる可能性が低くなる。その可能性が低くなるので、その管14の破損の可能性も低くなる。その結果、際曲げに起因する管14の破損の可能性を抑え得る。
もしくは、上述した複数の空間形成部120の形状が環状であることが望ましい。この場合、相互接続部122の形状が、空間形成部120の対の双方よりも外径が小さい環状であることが望ましい。
相互接続部122の形状が、空間形成部120の対の双方よりも外径が小さい環状であると、空間形成部120の対と相互接続部122とによって筒状部100の外周に溝が形成されることとなる。溝が形成されると、溝が形成されない場合に比べて、筒状部100はたわみやすくなる。筒状部100がたわみやすいと、たわみ難い場合に比べて、筒状部100の端で管14の際曲げが実行されるためにそこで管14の曲率半径が小さくなる可能性は低くなる。曲率半径が小さくなる可能性が低くなるので、その管14の破損の可能性も低くなる。その結果、際曲げに起因する管14の破損の可能性を抑え得る。
もしくは、上述した複数の空間形成部120の外径と内径との差が、本体固定部102から遠い位置に配置される空間形成部120ほど小さいことが望ましい。この場合、複数の空間形成部120の内径が同一であることが望ましい。この場合、相互接続部122の内径が複数の空間形成部120の内径と同一であることが望ましい。
次に述べられる3つの要件がすべて満たされると、筒状部100のうち本体固定部102から遠い部分は近い部分に比べてたわみやすくなる。第1の要件は複数の空間形成部120の外径と内径との差が本体固定部102から遠い位置に配置される空間形成部120ほど小さいという要件である。第2の要件は、複数の空間形成部120の内径が同一であるという要件である。第3の要件は、相互接続部122の内径が複数の空間形成部120の内径と同一であるという要件である。筒状部100のうち本体固定部102から遠い部分が近い部分に比べてたわみやすいと、たわみ難い場合に比べて、筒状部100の端でその管の際曲げが実行される場合にそこで管14の曲率半径が小さくなる可能性が低くなる。曲率半径が小さくなる可能性が低くなるので、その管14の破損の可能性も低くなる。その結果、際曲げに起因する管14の破損の可能性を抑え得る。
また、上述した相互接続部122が、空間形成部120の対の双方と一体となっていることが望ましい。
相互接続部122が空間形成部120の対の双方と一体であると、相互接続部122が空間形成部120の対の少なくとも一方と別体である場合に比べて、空間形成部120の対の一方にかかる力をその他方が支え得る可能性が高くなる。その可能性が高くなると、そうでない場合に比べ、個々の空間形成部120にかかる最大の力を抑えることができる。個々の空間形成部120にかかる最大の力を抑えることができると、そうでない場合に比べ、際曲げが実行されても筒状部100内部において管14の曲率半径が小さくなる可能性が低くなる。曲率半径が小さくなる可能性が低くなるので、その管14の破損の可能性も低くなる。その結果、際曲げに起因する管14の破損の可能性を抑え得る。
本発明によれば、際曲げに起因する管の破損の可能性を抑え得る。
本発明のある実施形態にかかる継手付フレキシブル管の外観図である。 本発明のある実施形態にかかる継手の外観図である。 本発明のある実施形態にかかる継手本体の外観図である。 本発明のある実施形態にかかる管保護体の外観図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。従って、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[継手の構成]
図1は、本実施形態にかかる継手付フレキシブル管10の外観図である。図1において、本実施形態にかかる継手付フレキシブル管10は一部が切り欠かれた状態で示されている。以下、図1を参照しつつ、本実施形態にかかる継手付フレキシブル管について説明する。本実施形態にかかる継手付フレキシブル管10は、本実施形態にかかる継手12と、周知のフレキシブル管14と、周知のレジューサー16とを備えている。本実施形態にかかる継手12は、周知の図示されない給水用鋼管に接続される。レジューサー16は、周知の図示されないスプリンクラーに接続される。フレキシブル管14は、本実施形態にかかる継手12とレジューサー16とを連結する。フレキシブル管14の一端は、本実施形態にかかる継手12に接続される。フレキシブル管14の他端は、レジューサー16に溶接される。これにより、本実施形態にかかる継手12の内部空間とレジューサー16の内部空間とが連通することとなる。フレキシブル管14は、円周方向全周にわたって延びる山部20と谷部22とが管軸方向へ交互に並設されている管である。本実施形態にかかるフレキシブル管14の具体的な構造は周知のフレキシブル管と同様である。本実施形態にかかるレジューサー16の構造は周知のレジューサーと同様である。したがって、ここではそれらの詳細な説明は繰り返されない。
図2は、本実施形態にかかる継手12の外観図である。図2において、本実施形態にかかる継手12とフレキシブル管14とは一部が切り欠かれた状態で示されている。以下、図2を参照しつつ、本実施形態にかかる継手12について説明する。本実施形態の場合、本実施形態にかかる継手12は、継手本体40と、管保護体42と、調心材44と、Oリング46と、押込防止材48とを備える。
本実施形態において継手本体40は筒状の部材である。継手本体40が本実施形態にかかる継手12の本体となる。管保護体42は、継手本体40に連なる部材である。本実施形態の場合、管保護体42はフレキシブル管14を保護する。調心材44の素材は塩化ビニル樹脂である。調心材44は、継手本体40の中心とフレキシブル管14の中心とのズレを少なくする。これにより、Oリング46が圧縮されたときその部分間における圧縮率の偏りが少なくなる。調心材44の形状は一部が切り欠かれた環状である。Oリング46の素材は周知のものである。したがってその詳細な説明は繰り返されない。Oリング46は、継手本体40とフレキシブル管14との間をシールする。Oリング46の形状は環状である。押込防止材48の素材は6ナイロンである。押込防止材48は、フレキシブル管14が継手本体40の奥へ押込まれ過ぎることを防止する。押込防止材48の形状は一部が切り欠かれた環状である。
図3は、本実施形態にかかる継手本体40の外観図である。図3において、本実施形態にかかる継手本体40は一部が切り欠かれた状態で示されている。以下、図3を参照しつつ、本実施形態にかかる継手本体40について説明する。本実施形態の場合、本実施形態にかかる継手本体40は、開口端部60と、通路形成部62と、雄ねじ部64と、工具引掛部66とを備える。
開口端部60は、継手本体40の端に配置される。開口端部60は、管保護体42が進入するための開口を形成する。通路形成部62は、継手本体40の内部に流体が流れるための通路を形成する。雄ねじ部64は、継手本体40の外周面に形成される。雄ねじ部64は、継手本体40を上述された給水用鋼管に接続するため、その給水用鋼管に設けられた図示されない雌ねじにねじ込まれる。工具引掛部66は、継手本体40の外周面であって雄ねじ部64に隣接する位置に設けられる。工具引掛部66には図示されない周知の工具が引掛けられる。これにより、継手本体40は回転が可能になる。
通路形成部62の内周面には、溝状凹部80と、押込防止材嵌込溝82とが設けられる。溝状凹部80に管保護体42の一部が嵌まる。押込防止材嵌込溝82に押込防止材48が嵌まる。
図4は、本実施形態にかかる管保護体42の外観図である。図4において、本実施形態にかかる管保護体42は一部が切り欠かれた状態で示されている。以下、図4を参照しつつ、本実施形態にかかる管保護体42について説明する。管保護体42は、筒状部100と、本体固定部102と、端接触部104とを有している。筒状部100は、継手本体40が形成する空間と連通する空間を形成する。本体固定部102は、端接触部104を介して筒状部100に接続される。本体固定部102は、筒状部100を継手本体40に固定する。端接触部104は、筒状部100より継手本体40側に配置されるよう筒状部100に固定される。本実施形態の場合、管保護体42は6ナイロン製である。本実施形態の場合、筒状部100と、本体固定部102と、端接触部104とは一体となっている。
筒状部100は、複数の空間形成部120と、複数の相互接続部122とを有している。それら複数の空間形成部120は、環状である。それら複数の空間形成部120は、内側に空間を形成する。それら複数の空間形成部120は、列を形成するように並ぶ。本実施形態の場合、それら複数の空間形成部120の外径は、本体固定部102から遠い位置に配置される空間形成部120ほど小さい。一方、本実施形態において、それら複数の空間形成部120の内径は同一である。その結果、本実施形態において、それら複数の空間形成部120の外径と内径との差は、本体固定部102から遠い位置に配置される空間形成部120ほど小さくなる。相互接続部122は、隣り合う空間形成部120の対それぞれの間に1個ずつ配置される。相互接続部122は、空間形成部120の対を相互に接続する。本実施形態の場合、相互接続部122は、空間形成部120の対の双方と一体となっている。本実施形態における相互接続部122の形状は、空間形成部120の対の双方よりも外径が小さい環状である。その内径は隣り合う空間形成部120の対の内径と同一である。その結果、本実施形態における一体部ひいては相互接続部122は、空間形成部120の対よりも変形しやすい。
本実施形態の場合、本体固定部102は、環状凸部130と、凸連結部132とを有している。環状凸部130の形状は環状である。環状凸部130は、継手本体40の溝状凹部80に嵌まる。凸連結部132の形状は環状である。凸連結部132は環状凸部130を端接触部104に連結する。環状凸部130は、抜止防止面150と、テーパ面152とを有している。抜止防止面150は、筒状部100が延びる方向に直交する環状の面である。抜止防止面150は、管保護体42に対しこれが継手本体40から引き抜かれる方向の力がかかると溝状凹部80に接触する。これにより筒状部100が継手本体40に固定されることとなる。テーパ面152は、抜止防止面150から見て空間形成部120および相互接続部122とは反対側に配置される。テーパ面152は、空間形成部120および相互接続部122から離れるにつれ窄まる面である。テーパ面152は、本体固定部102が継手本体40内に進入する際、継手本体40から受ける反力を凸連結部132に伝える。これにより凸連結部132が弾性変形する。その結果、本体固定部102は継手本体40のさらに奥に進入できる。
端接触部104は、接触面170を有している。接触面170は、筒状部100が延びる方向に直交する環状の面である。接触面170と抜止防止面150との間隔は、開口端部60から溝状凹部80の縁までの距離に等しい。これにより、抜止防止面150が溝状凹部80に嵌まると、端接触部104は開口端部60に接触することとなる。
[継手付フレキシブル管の製造方法]
本実施形態にかかる継手付フレキシブル管10は、本実施形態にかかる継手12と、フレキシブル管14と、レジューサー16とを互いに接続することで製造される。
本実施形態にかかる継手12とフレキシブル管14とを互いに接続するための具体的な手順は次に述べられる通りである。まず、作業者は、フレキシブル管14の端に本実施形態にかかる継手12を貫通させる。そのフレキシブル管14の端は、本実施形態にかかる継手12のうち空間形成部120が形成する開口から本実施形態にかかる継手12内に進入する。そのフレキシブル管14の端が本実施形態にかかる継手12の外へ出ると、作業者は、本実施形態にかかる継手12の外へ出たフレキシブル管14の端にある谷部22に、押込防止材48を嵌める。押込防止材48が嵌められると、作業者は、それが嵌められたものよりも端に近い位置にある谷部22に、調心材44を嵌める。調心材44が嵌められると、作業者は、それが嵌められたものに隣接する谷部22とその隣の谷部22とにOリング46を嵌める。これにより2本Oリング46が嵌められることとなる。Oリング46が嵌められると、作業者は、それらが嵌められた谷部22に隣接する谷部22に調心材44を嵌める。これにより、図2に示されたように、フレキシブル管14のうち本実施形態にかかる継手12内に進入する部分に、Oリング46が隣り合うように谷部22に嵌められる。同時に、それらのOリング46が挟まれるように調心材44が嵌められる。同時に、それらから離れた谷部22に押込防止材48が嵌められることとなる。次に、作業者は、そのフレキシブル管14の端を継手本体40内に引き戻す。これにより、押込防止材嵌込溝82に押込防止材48が嵌まる。押込防止材嵌込溝82に押込防止材48が嵌まると、作業者は、そのフレキシブル管14の端のうち本実施形態にかかる継手12からはみ出したままの部分を押し潰す。これにより、図2に示されるように、その押し潰された部分が抜止機能を果たすこととなる。抜止機能が果たされるので、フレキシブル管14は本実施形態にかかる継手12から抜けなくなる。その結果、本実施形態にかかる継手12とフレキシブル管14との接続は完了する。
本実施形態にかかる継手12は、継手本体40と管保護体42とを互いに接続することで製造される。それらは、継手本体40の溝状凹部80に管保護体42の本体固定部102を嵌めることで接続される。管保護体42の本体固定部102は、継手本体40の開口端部60が形成する開口から継手本体40の内部に進入する。
本実施形態にかかる継手本体40と管保護体42とは、継手を製造するための周知の方法により製造される。これらを製造するための具体的な手順は周知のものと同一なのでここではその詳細な説明は繰り返されない。
フレキシブル管14とレジューサー16とを互いに接続するための具体的な手順は周知なのでここではその詳細な説明は繰り返されない。これらを製造するための具体的な手順も周知のものと同一なのでここではその詳細な説明も繰り返されない。
[継手付フレキシブル管の使用方法]
本実施形態にかかる継手付フレキシブル管10は、周知の図示されないスプリンクラーと周知の給水用鋼管とを連通させるために使用される。そのための具体的な手順は以下の通りである。まず、作業者は、レジューサー16と周知のスプリンクラーのスプリンクラーヘッド(図示せず)とを接続する。その接続のための具体的な手順は周知なのでここではその詳細な説明は繰り返されない。レジューサー16と周知のスプリンクラーヘッドとが接続されると、作業者は、フレキシブル管14を曲げることにより、本実施形態にかかる継手12を上述された給水用鋼管の傍に配置する。本実施形態にかかる継手12が上述された給水用鋼管の傍に配置されると、作業者は、その給水用鋼管に設けられている所定の雌ねじに継手本体40の雄ねじ部64をねじ込む。ねじ込みの終了に伴い、周知の図示されないスプリンクラーと周知の給水用鋼管とは連通する。
[本実施形態にかかる効果の説明]
以上のようにして、本実施形態にかかる継手付フレキシブル管10は、周知の図示されないスプリンクラーと周知の給水用鋼管とを連通させ得る。その際、本実施形態にかかる継手12は、フレキシブル管14を曲げる際に際曲げが生じても、その際曲げに起因するフレキシブル管14の破損の可能性を抑え得る。
[変形例]
今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではない。もちろん、上述した実施形態に対して本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をしてもよい。
例えば、本実施形態にかかる継手において、端接触部104の形態は上述したものに限定されない
空間形成部120の対と相互接続部122とは、一体になっていなくともよい。これらは図示されない部材で接続されているものであってもよい。
空間形成部120の形態は上述したものに限定されない。その外径は一様なものであってもよい。その内径は例えば本体固定部102から離れるにつれ大きくなるものであってもよい。相互接続部122の形態も上述したものに限定されない。
継手付フレキシブル管が接続される物は上述されたものに限定されない。上述された継手が接続される管はフレキシブル管14以外の管であってもよい。
10…継手付フレキシブル管
12…継手
14…フレキシブル管
16…レジューサー
20…山部
22…谷部
40…継手本体
42…管保護体
44…継手本体
44…調心材
46…Oリング
48…押込防止材
60…開口端部
62…通路形成部
64…雄ねじ部
66…工具引掛部
80…溝状凹部
82…押込防止材嵌込溝
100…筒状部
102…本体固定部
104…端接触部
120…空間形成部
122…相互接続部
130…環状凸部
132…凸連結部
150…抜止防止面
152…テーパ面
170…接触面

Claims (4)

  1. 筒状の継手本体を備える継手であって、
    前記継手本体に加え、前記継手本体に連なる管保護体を備え、
    前記継手本体が、
    前記管保護体が進入するための開口を形成する開口端部と、
    前記開口端部に連なり、かつ、流体が流れるための通路を形成する通路形成部とを有しており、
    前記通路形成部の内周面には、前記管保護体の一部が嵌まる溝状凹部が設けられており、
    前記管保護体が、
    前記継手本体が形成する空間と連通する空間を形成し、かつ、前記継手本体より変形しやすい筒状部と、
    前記筒状部を前記継手本体に固定する本体固定部と
    前記筒状部より前記継手本体側に配置されるよう前記筒状部に固定される端接触部とを有しており、
    前記筒状部が、
    内側に空間を形成し列を形成するように並ぶ複数の空間形成部と、
    隣り合う前記空間形成部の対の間に配置され前記空間形成部の対を相互に接続し前記空間形成部の対よりも変形しやすい相互接続部とを有しており、
    前記本体固定部が、
    前記継手本体の前記溝状凹部に嵌まる環状の環状凸部と、
    前記環状凸部を前記端接触部に連結する環状の凸連結部とを有しており、
    前記端接触部が、前記本体固定部が前記筒状部を前記継手本体に固定すると前記継手本体の前記開口端部に接触する環状の面を有していることを特徴とする継手。
  2. 前記複数の空間形成部の形状が環状であり、
    前記相互接続部の形状が、前記空間形成部の対の双方よりも外径が小さい環状であることを特徴とする請求項1に記載の継手。
  3. 前記複数の空間形成部の外径と内径との差が、前記本体固定部から遠い位置に配置される前記空間形成部ほど小さく、
    前記複数の空間形成部の内径が同一であり、
    前記相互接続部の内径が前記複数の空間形成部の内径と同一であることを特徴とする請求項2に記載の継手。
  4. 前記相互接続部が、前記空間形成部の対の双方と一体となっていることを特徴とする請求項1に記載の継手。
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