JP6987542B2 - 電子写真感光体の製造方法 - Google Patents
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Description
上述の分散剤を含有する表面層用塗布液の中でも、硬化することで硬化樹脂となる重合性モノマーを含有する表面層用塗布液(硬化型表面層用塗布液)においては、フッ素原子含有樹脂粒子の分散が難しくなる場合がある。その場合、表面層用塗布液中でフッ素原子含有樹脂粒子が凝集し、沈降しやすい。そのような表面層用塗布液を用いて表面層(硬化型表面層)を形成した場合、表面層中でフッ素原子含有樹脂粒子が凝集した状態で存在しやすくなる。このような分散が難しい系であっても、分散剤を多量に入れることで粒子の分散性向上が多少期待できるが、一方で、過剰な分散剤が、表面層と他の層との界面または表面層中で電荷トラップとなり、電子写真特性を悪化させる場合がある。そのため、フッ素原子含有樹脂粒子の分散剤としては、より適切に設計された材料の選択および塗布液の製造方法が必要となる。
支持体および該支持体上の感光層を有する電子写真感光体を製造する電子写真感光体の製造方法であって
該電子写真感光体の表面層が、
硬化樹脂と、
フッ素原子含有樹脂粒子と、
下記式(1)で示される構造単位および下記式(a)で示される構造単位を有し、かつ、重量平均分子量が40,000以上129,000以下である重合体と、
を含有し、
該重合体が有する構造単位が、下記式(1)で示される構造単位および下記式(a)で示される構造単位のみであり、
該重合体における下記式(1)で示される構造単位と下記式(a)で示される構造単位との共重合比(式(1):式(a))が、モル比で99:1〜20:80であり、
該硬化樹脂が、連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物の硬化物であり、
該連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物が、下記式(H−5)で示される正孔輸送性化合物であり、
該製造方法が、
該フッ素原子含有樹脂粒子、該重合体および溶剤を混合し、高圧分散装置を用いて分散処理を行い、第1の分散液を得る工程(i)と、
該工程(i)の後、該第1の分散液に超音波を照射し、第2の分散液を得る工程(ii)と、
該工程(ii)の後、該第2の分散液と、下記式(H−5)で示される正孔輸送性化合物 とを混合して、表面層用塗布液を調製する工程(iii)と、
該工程(iii)の後、該表面層用塗布液の塗膜を形成し、該塗膜中の下記式(H−5)で示される正孔輸送性化合物 を硬化させて前記表面層を形成する工程(iv)と、
を有する
ことを特徴とする電子写真感光体の製造方法である。
上記式(d)中、R101は、上記式(a)中のR101と同じであり、水素原子またはメチル基を示す。上記式(d)中、Yは、上記式(a)中のYと同じであり、2価の有機基を示す。上記式(d)中、Zは、上記式(a)中のZと同じであり、重合体ユニットを示す。
すなわち、測定対象の重合体や樹脂(測定対象物)をテトラヒドロフラン中に入れ、数時間放置した後、振盪しながら測定対象物とテトラヒドロフランとをよく混合し(測定対象物の合一体がなくなるまで混合し)、さらに12時間以上静置する。
その後、サンプル処理フィルター(商品名:マイショリディスクH−25−5、東ソー(株)製)を通過させたものを、GPC(Gel Permeation Chromatography:ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)用試料とする。
次に、40℃のヒートチャンバー中でカラムを安定化させ、この温度におけるカラムに、溶媒としてテトラヒドロフランを毎分1mLの流速で流し、GPC用試料を10μL注入して、測定対象物の重量平均分子量を測定する。カラムには、東ソー(株)製のカラム(商品名:TSK gel Super HM−M)を用いた。
検出器には、RI(屈折率)検出器を用いた。
四フッ化エチレン樹脂粒子、
三フッ化エチレン樹脂粒子、
四フッ化エチレン六フッ化プロピレン樹脂粒子、
フッ化ビニル樹脂粒子、
フッ化ビニリデン樹脂粒子、
二フッ化二塩化エチレン樹脂粒子
などが挙げられる。また、それら樹脂の共重合体の粒子も挙げられる。これらの中でも、四フッ化エチレン樹脂粒子が好ましい。
連鎖重合性官能基としては、例えば、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基、アルコキシシリル基、エポキシ基などが挙げられる。これらの中でも、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基が好ましい。
また、表面層中の本発明に係る重合体の含有量は、表面層中のフッ素原子含有樹脂粒子に対して3.0質量%以上10.0質量%以下であることが好ましい。
前記フッ素原子含有樹脂粒子、前記重合体および溶剤を混合し、高圧分散装置を用いて分散処理を行い、第1の分散液を得る工程(i)、
該工程(i)の後、該第1の分散液に超音波を照射し、第2の分散液を得る工程(ii)、
該工程(ii)の後、該第2の分散液と、前記硬化樹脂を生成するための反応性モノマーとを混合して、表面層用塗布液を調製する工程(iii)、ならびに、
該工程(iii)の後、該表面層用塗布液の塗膜を形成し、該塗膜中の該反応性モノマーを硬化させて前記表面層を形成する工程(iv)
を有する。
本発明に係る重合体を用いて、高圧分散装置を用いて分散処理を行った直後の第1の分散液を、動的光散乱法にて測定する。粒子径測定装置としては、マルバーン社製のゼータサイザーナノS(商品名)を用いた。表面層用塗布液の溶剤で希釈した後、フッ素原子含有樹脂粒子の平均粒径を測定する。測定にあたっては、装置の説明書に記載のとおり、粒子の屈折率、溶剤の粘度/屈折率等の必要パラメータを入力して使用する。
1.フッ素原子含有樹脂粒子の再凝集等による分散ムラをなおし、分散状態をより均一にする。これにより、フッ素原子含有樹脂粒子全体の比表面積が大きくなる。
2.分子量分布を有する前記重合体分子の中で、分子量が非常に大きくフッ素原子含有樹脂粒子に付着できずに存在していた一部の重合体の分解が起きる。これにより、溶剤中に、フッ素原子含有樹脂粒子に付着できる状態の重合体が増える。
上記2つの現象が同時に起こることで、重合体のフッ素原子含有樹脂粒子への付着量が増加すると考えられる。それにより、フッ素原子含有樹脂粒子に付着していない遊離の重合体が減少し、界面や膜中における電荷トラップの発生を抑えられ、繰り返し使用時の明部電位上昇の抑制につながると考えている。
すなわち、工程(ii)で第2の分散液を得た後、工程(iii)において、前述した反応性モノマーを混合させ、表面層用塗布液を調製する。
反応性モノマーの硬化には、前述したように、光、熱または放射線(電子線など)を用いることができる。
表面層の膜厚は、0.5μm以上10μm以下であることが好ましく、1μm以上7μm以下であることがより好ましい。
さらに、表面層の表面(電子写真感光体の表面)には、クリーニングブレードの安定性を向上させることを目的として、凹部または凸形状を付与してもよい。
電子写真感光体は、支持体、支持体上の感光層、および感光層上の硬化表面層(表面層)を有する。支持体と感光層との間には、導電層や下引き層を有してもよい。
表面層については前述した通りである。以下、その他の層について記述する。
本発明において、支持体は導電性を有する導電性支持体であることが好ましい。また、支持体の形状としては、円筒状、ベルト状、シート状などが挙げられる。中でも、円筒状支持体であることが好ましい。また、支持体の表面に、陽極酸化などの電気化学的な処理や、ブラスト処理、切削処理などを施してもよい。
金属としては、アルミニウム、鉄、ニッケル、銅、金、ステンレス鋼や、これらの合金などが挙げられる。中でも、アルミニウムを用いたアルミニウム製支持体であることが好ましい。
また、樹脂やガラスには、導電性材料を混合または被覆するなどの処理によって、導電性を付与してもよい。
本発明において、支持体の上に、導電層を設けてもよい。導電層を設けることで、支持体表面の傷や凹凸を隠蔽することや、支持体表面における光の反射を制御することができる。
導電層は、導電性粒子と、樹脂と、を含有することが好ましい。
金属酸化物としては、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化スズ、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化アンチモン、酸化ビスマスなどが挙げられる。金属としては、アルミニウム、ニッケル、鉄、ニクロム、銅、亜鉛、銀などが挙げられる。
導電性粒子として金属酸化物を用いる場合、金属酸化物の表面をシランカップリング剤などで処理したり、金属酸化物にリンやアルミニウムなど元素やその酸化物をドーピングしたりしてもよい。
また、導電性粒子は、芯材粒子と、その芯材粒子を被覆する被覆層とを有する積層構成としてもよい。芯材粒子としては、酸化チタン、硫酸バリウム、酸化亜鉛などが挙げられる。被覆層としては、酸化スズなどの金属酸化物が挙げられる。
また、導電性粒子として金属酸化物を用いる場合、その体積平均粒子径が、1nm以上500nm以下であることが好ましく、3nm以上400nm以下であることがより好ましい。
導電層の平均膜厚は、1μm以上50μm以下であることが好ましく、3μm以上40μm以下であることが特に好ましい。
本発明において、支持体または導電層の上に、下引き層を設けてもよい。下引き層を設けることで、層間の接着機能が高まり、電荷注入阻止機能を付与することができる。
下引き層は、樹脂を含有することが好ましい。また、重合性官能基を有するモノマーを含有する組成物を重合することで硬化膜として下引き層を形成してもよい。
重合性官能基を有するモノマーが有する重合性官能基としては、イソシアネート基、ブロックイソシアネート基、メチロール基、アルキル化メチロール基、エポキシ基、金属アルコキシド基、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキシル基、チオール基、カルボン酸無水物基、炭素−炭素二重結合基などが挙げられる。
電子輸送物質としては、キノン化合物、イミド化合物、ベンズイミダゾール化合物、シクロペンタジエニリデン化合物、フルオレノン化合物、キサントン化合物、ベンゾフェノン化合物、シアノビニル化合物、ハロゲン化アリール化合物、シロール化合物、含ホウ素化合物などが挙げられる。電子輸送物質として、重合性官能基を有する電子輸送物質を用い、上述の重合性官能基を有するモノマーと共重合させることで、硬化膜として下引き層を形成してもよい。
金属酸化物としては、酸化インジウムスズ、酸化スズ、酸化インジウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素などが挙げられる。金属としては、金、銀、アルミニウムなどが挙げられる。
また、下引き層は、添加剤をさらに含有してもよい。
電子写真感光体の感光層は、主に、(1)積層型感光層と、(2)単層型感光層とに分類される。(1)積層型感光層は、電荷発生物質を含有する電荷発生層と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層と、を有する。(2)単層型感光層は、電荷発生物質と電荷輸送物質を共に含有する感光層を有する。
積層型感光層は、電荷発生層と、電荷輸送層と、を有する。
(1−1)電荷発生層
電荷発生層は、電荷発生物質と、樹脂と、を含有することが好ましい。
電荷発生層中の電荷発生物質の含有量は、電荷発生層の全質量に対して、40質量%以上85質量%以下であることが好ましく、60質量%以上80質量%以下であることがより好ましい。
電荷輸送層は、電荷輸送物質と、樹脂と、を含有することが好ましい。
電荷輸送層中の電荷輸送物質の含有量は、電荷輸送層の全質量に対して、25質量%以上70質量%以下であることが好ましく、30質量%以上55質量%以下であることがより好ましい。
電荷輸送物質と樹脂との含有量比(質量比)は、4:10〜20:10が好ましく、5:10〜12:10がより好ましい。
単層型感光層は、電荷発生物質、電荷輸送物質、樹脂および溶剤を含有する感光層用塗布液を調製し、この感光層用塗布液の塗膜を形成し、乾燥させることで形成することができる。電荷発生物質、電荷輸送物質、樹脂としては、上記「(1)積層型感光層」における材料の例示と同様である。
また、本発明の一態様に係る電子写真装置は、上述した電子写真感光体、ならびに、帯電手段、露光手段、現像手段および転写手段を有する。
特開2009−104145号公報の「合成例(E−3)」に記載の方法で、上記式(3−10)で示される化合物が主成分である生成物を得た。
続いて、特開2009−104145号公報の「製造例(A−1)」に記載の方法で、下記式(d−1)で示される化合物を得た。
上記式(d−1)で示される化合物 70部
上記式(3−10)で示される化合物が主成分である生成物 30部
トリフルオロトルエン 270部
アゾビスイソブチロニトリル 0.35部
得られた濾物1部を、メタノール43部およびイオン交換水17部の混合溶液中にて10℃で15分撹拌した後、ポリプロピレンフィルターにて遠心濾過を行った。得られた濾物にさらにメタノール40部を加え、10℃で40分撹拌した後、ポリプロピレンフィルターにて遠心濾過を行った。得られた濾物を8時間以上風乾した後、撹拌機付き減圧乾燥機にて、70℃、内圧260mmHg以下で3時間、減圧乾燥した。このようにして、上記式(1−10)で示される繰り返し構造単位、および、上記式(d−1)で示される構造由来の繰り返し構造単位(式(a)に相当)を有する重合体(A−1)を得た。重合体(A−1)の重量平均分子量は、60,000であり、GPCチャートにおける分子量300,000以上の面積は全体の面積に対して1.8%であった。
製造例1−1の製造条件を変更して、同様の手順で反応させ、処理し、上記式(1−10)で示される繰り返し構造単位、および、上記式(d−1)で示される構造由来の繰り返し構造単位を有する重合体(A−2)を得た。重合体(A−2)の重量平均分子量は、129,000であり、GPCチャートにおける分子量300,000以上の面積は全体の面積に対して18.1%であった。
製造例1−1の製造条件を変更して、同様の手順で反応させ、処理し、上記式(1−10)で示される繰り返し構造単位、および、上記式(d−1)で示される構造由来の繰り返し構造単位を有する重合体(A−3)を得た。重合体(A−3)の重量平均分子量は、91,000であり、GPCチャートにおける分子量300,000以上の面積は全体の面積に対して7.2%であった。
特開2009−104145号公報の「合成例(E−1)」に記載の方法で、上記式(3−2)で示される化合物が主成分である生成物を得た。
続いて、同じく特開2009−104145号公報の「製造例(A−1)」に記載の方法で、製造例1−1と同様に、上記式(d−1)で示される化合物を得た。
次に、製造例1−1の製造条件を変更して、同様の手順で反応させ、処理し、上記式(1−2)で示される繰り返し構造単位、および、上記式(d−1)で示される構造由来の繰り返し構造単位を有する重合体(B−1)を得た。重合体(B−1)の重量平均分子量は、71,000であり、GPCチャートにおける分子量300,000以上の面積は全体の面積に対して3.5%であった。
製造例2−1の製造条件を変更して、同様の手順で反応させ、処理し、上記式(1−2)で示される繰り返し構造単位、および、上記式(d−1)で示される構造由来の繰り返し構造単位を有する重合体(B−2)を得た。重合体(B−2)の重量平均分子量は、109,000であり、GPCチャートにおける分子量300,000以上の面積は全体の面積に対して8.2%であった。
特開2009−104145号公報の「合成例(E−4)」に記載の方法で、上記式(3−11)で示される化合物が主成分である生成物を得た。
続いて、同じく特開2009−104145号公報の「製造例(A−1)」に記載の方法で、製造例1−1と同様に、上記式(d−1)で示される化合物を得た。
次に、製造例1−1の製造条件を変更して、同様の手順で反応させ、処理し、上記式(1−11)で示される繰り返し構造単位、および、上記式(d−1)で示される構造由来の繰り返し構造単位を有する重合体(C−1)を得た。重合体(C−1)の重量平均分子量は、45,000であり、GPCチャートにおける分子量300,000以上の面積は全体の面積に対して1.1%であった。
直径30mm、長さ357.5mm、肉厚1mmのアルミニウムシリンダーを支持体(導電性支持体)とした。
次に、酸化亜鉛粒子(比表面積:19m2/g、粉体抵抗:4.7×106Ω・cm)100部をトルエン500部と撹拌混合した。これにシランカップリング剤0.8部を添加し、6時間攪拌した。その後、トルエンを減圧留去して、130℃で6時間加熱して乾燥させることによって、表面処理された酸化亜鉛粒子を得た。シランカップリング剤としては、信越化学工業(株)製のKBM−602(商品名)(化合物名:N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン)を用いた。
ポリオールとしてのポリビニルブチラール(重量平均分子量:40000、商品名:BM−1、積水化学工業(株)製)15部、および、
ブロック化イソシアネート(商品名:スミジュール3175、住化コベストロウレタン(株)製)15部を、
メチルエチルケトン73.5部および1−ブタノール73.5部の混合溶剤に溶解させて溶解液を得た。この溶解液に上記表面処理された酸化亜鉛粒子80.8部、および、2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン(東京化成工業(株)製)0.8部を加えた。これらを直径0.8mmのガラスビーズを用いたサンドミルに入れ、23±3℃の雰囲気下で3時間分散処理した。
シリコーンオイル(商品名:SH28PA、東レ・ダウコーニング(株)製)0.01部、および、
架橋ポリメタクリル酸メチル(PMMA)粒子(商品名:TECHPOLYMER SSX−103、積水化成品工業(株)製、一次粒子の平均粒径:3μm)5.6部、
を加えて攪拌し、下引き層用塗布液を調製した。
CuKα特性X線回折におけるブラッグ角2θ±0.2°の7.4°および28.1°に強いピークを有する結晶形のヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶(電荷発生物質)4部、および、
下記式(A)で示される化合物0.04部
分散処理後、酢酸エチル100部を加えることによって、電荷発生層用塗布液を調製した。
下記式(E)で示される構造単位を有するポリカーボネート(粘度平均分子量Mv:20000)0.2部
次に、重合体(A−1)1.5部を、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフルオロシクロペンタン(商品名:ゼオローラH、日本ゼオン(株)製)39部および1−プロパノール51部の混合溶剤に溶解させた。その後、四フッ化エチレン樹脂粒子(商品名:ルブロンL−2、ダイキン工業(株)製)30部を加えた液を、高圧分散機(商品名:マイクロフルイダイザーM−110EH、米Microfluidics(株)製)に入れた。そして、40MPaの圧力で6回通過させて、第1の分散液を得た。得られた第1の分散液中の四フッ化エチレン樹脂粒子の平均粒径は、0.21μmであった。
その後、東京超音波技研(株)社製の超音波洗浄機(周波数40kHz、出力1200W)を用いて、第1の分散液に15分間超音波照射を行い、第2の分散液を得た。
続いて、上記式(H−5)で示される正孔輸送性化合物54.7部、下記式(I)で示される化合物(東亞合成(株)製、アロニックスM−315)17.0部、下記式(J)で示される化合物(シグマ−アルドリッチ製)2.2部、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフルオロシクロペンタン30部および1−プロパノール35部を上記第2の分散液に加えた。そして、ポリフロンフィルター(商品名:PF−040、アドバンテック東洋(株)製)で濾過を行うことによって、表面層用塗布液を調製した。
この表面層用塗布液を上記電荷輸送層上に浸漬塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を5分間40℃で乾燥させた。乾燥後、窒素雰囲気下にて、加速電圧70kV、吸収線量15kGyの条件で1.6秒間電子線を塗膜に照射した。その後、窒素雰囲気下にて、塗膜の温度が135℃になる条件で15秒間加熱処理を行った。なお、電子線の照射から15秒間の加熱処理までの酸素濃度は15ppmであった。次に、大気中において、塗膜が105℃になる条件で1時間加熱処理を行い、膜厚5μmである表面層を形成した。
実施例1において、表面層用塗布液に用いた重合体(A−1)およびその使用量を、表1に示すように変更した以外は、実施例1と同様にして、電子写真感光体を製造した。
電荷輸送層の形成までは、実施例5と同様に行った。次に、以下の手順に従って、電荷輸送層上に表面層用塗布液を塗布した。
重合体(A−3)1.8部を、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフルオロシクロペンタン(商品名:ゼオローラH、日本ゼオン(株)製)39部および1−プロパノール51部の混合溶剤に溶解させた。その後、四フッ化エチレン樹脂粒子(商品名:ルブロンL−2、ダイキン工業(株)製)30部を加えた液を、高圧分散機(商品名:マイクロフルイダイザーM−110EH、米Microfluidics(株)製)に入れた。そして、40MPaの圧力で6回通過させて、第1の分散液を得た。得られた第1の分散液中の四フッ化エチレン樹脂粒子の平均粒径は、0.20μmであった。
その後、東京超音波技研(株)社製の超音波洗浄機(周波数40kHz、出力1200W)を用いて、第1の分散液に15分間超音波照射を行い、第2の分散液を得た。
続いて、上記式(H−5)で示される正孔輸送性化合物70部、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフルオロシクロペンタン30部および1−プロパノール30部を上記第2の分散液に加えた。そして、ポリフロンフィルター(商品名:PF−040、アドバンテック東洋(株)製)で濾過を行うことによって、表面層用塗布液を調製した。
この表面層用塗布液を上記電荷輸送層上に浸漬塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を5分間50℃で乾燥させた。乾燥後、窒素雰囲気下にて、加速電圧60kV、吸収線量8000Gyの条件で1.6秒間電子線を塗膜に照射した。その後、窒素雰囲気下にて、塗膜の温度が130℃になる条件で1分間加熱処理を行った。なお、電子線の照射から1分間の加熱処理までの酸素濃度は15ppmであった。次に、大気中において、塗膜が110℃になる条件で1時間加熱処理を行い、膜厚5μmである表面層を形成した。
実施例1において、表面層用塗布液に用いた重合体(A−1)、第1の分散液の全質量に対する四フッ化エチレン樹脂粒子の含有量、高圧分散条件、超音波照射条件を、表1に示すように変更した以外は、実施例1と同様にして、電子写真感光体を製造した。
参考例8、18においてそれぞれ、第1の分散液に超音波照射をしなかったこと以外は、参考例8、18とそれぞれ同様にして、電子写真感光体を製造した。
参考例8、18においてそれぞれ、工程(ii)と工程(iii)の順番を逆にした以外は、参考例8、18とそれぞれ同様にして、電子写真感光体を製造した。
実施例1において、高圧分散機(商品名:マイクロフルイダイザーM−110EH、米Microfluidics(株)製)にて、40MPaの圧力で6回通過させることに代えて、60MPaの圧力で5回通過させた。しかるのちに、さらに、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフルオロシクロペンタン(商品名:ゼオローラH、日本ゼオン(株)製)1.6部を混合し、40MPaの圧力で1回通過させ、第1の分散液を得た。
以上の変更点以外は、実施例1と同様にして、電子写真感光体を製造した。
実施例21において、第1の分散液に超音波照射をしなかったこと以外は、実施例21と同様にして、電子写真感光体を製造した。
実施例21において、工程(ii)と工程(iii)の順番を逆にした以外は、実施例21と同様にして、電子写真感光体を製造した。
実施例21において、高圧分散機(商品名:マイクロフルイダイザーM−110EH、米Microfluidics(株)製)にて、60MPaの圧力で5回通過させることに代えて、4回通過させた。しかるのち、さらに、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフルオロシクロペンタン(商品名:ゼオローラH、日本ゼオン(株)製)1.6部を混合し、40MPaの圧力で2回通過させ、第1の分散液を得た。
以上の変更点以外は、実施例21と同様にして、電子写真感光体を製造した。
電荷輸送層の形成までは、実施例1と同様に行った。次に、以下の手順に従って、電荷輸送層上に表面層用塗布液を塗布した。
重合体(A−3)0.9部、ならびに、下記式(1−e−1)で示される構造単位および下記式(d−2)で示される構造単位を有する重合体(E−1)(重量平均分子量:32,000、共重合比(1−e−1)/(d−2)=1/1(モル比))0.9部
その後、東京超音波技研(株)社製の超音波洗浄機(周波数40kHz、出力1200W)を用いて、第1の分散液に15分間超音波照射を行い、第2の分散液を得た。
続いて、上記式(H−5)で示される正孔輸送性化合物70部、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフルオロシクロペンタン30部および1−プロパノール30部を上記第2の分散液に加えた。そして、ポリフロンフィルター(商品名:PF−040、アドバンテック東洋(株)製)で濾過を行うことによって、表面層用塗布液を調製した。
この表面層用塗布液を上記電荷輸送層上に浸漬塗布して塗膜を形成し、実施例6と同様にして硬化させ、乾燥を行い、膜厚5μmの表面層を形成した。
電荷輸送層の形成までは、実施例1と同様に行った。次に、以下の手順に従って、電荷輸送層上に表面層用塗布液を塗布した。
実施例25で用いた重合体(E−1)1.5部を、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフルオロシクロペンタン(商品名:ゼオローラH、日本ゼオン(株)製)45部および1−プロパノール45部の混合溶剤に溶解させた。その後、四フッ化エチレン樹脂粉体(商品名:ルブロンL−2、ダイキン工業(株)製)30部を加えた液を、上記高圧分散機に入れた。そして、40MPaの圧力で6回通過させて、第1の分散液を得た。得られた第1の分散液中の四フッ化エチレン樹脂粒子の平均粒径は、0.20μmであった。
その後、東京超音波技研(株)社製の超音波洗浄機(周波数40kHz、出力1200W)を用いて、第1の分散液に15分間超音波照射を行い、第2の分散液を得た。
続いて、上記式(H−5)で示される正孔輸送性化合物70部、1,1,2,2,3,3,4−ヘプタフルオロシクロペンタン30部および1−プロパノール30部を上記第2の分散液に加えた。そして、ポリフロンフィルターで濾過を行った。得られた濾液に、実施例6で調製した表面層用塗布液を等量で混合し、実施例26の表面層用塗布液を調製した。
得られた表面層塗布液を上記電荷輸送層上に浸漬塗布して塗膜を形成し、実施例6と同様にして硬化させ、乾燥を行い、膜厚5μmの表面層を形成した。
実施例26において、重合体(E−1)を、下記式(1−e−2)で示される構造単位および上記式(d−2)で示される構造単位を有する重合体(E−2)(重量平均分子量:36,000、共重合比(1−e−2)/(d−2)=1/1(モル比))1.5部
に変更した以外は、実施例26と同様にして、電子写真感光体を製造した。
直径30mm、長さ357.5mm、肉厚1mmのアルミニウムシリンダーを支持体(導電性支持体)とした。
酸化スズで被覆されている硫酸バリウム粒子(商品名:パストランPC1、三井金属鉱業(株)製)60部、
酸化チタン粒子(商品名:TITANIX JR、テイカ(株)製)15部、
レゾール型フェノール樹脂(商品名:フェノライトJ−325、DIC(株)(旧:大日本インキ化学工業(株))製、固形分70質量%)43部、
シリコーンオイル(商品名:SH28PA、東レ・ダウコーニング(株)(旧:東レシリコーン(株))製)0.015部、
シリコーン樹脂粒子(商品名:トスパール120、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社(旧:東芝シリコーン(株))製)3.6部、
2−メトキシ−1−プロパノール50部、および、
メタノール50部
を、ボールミルに入れた。そして、20時間分散処理することによって、導電層用塗布液を調製した。
この導電層用塗布液を上記支持体上に浸漬塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を1時間140℃で加熱し、硬化させることによって、膜厚15μmの導電層を形成した。
共重合ナイロン(商品名:アミランCM8000、東レ(株)製)10部、および、
メトキシメチル化6ナイロン樹脂(商品名:トレジンEF−30T、ナガセケムテックス(株)(旧:帝国化学産業(株))製)30部
を、メタノール400部およびn−ブタノール200部の混合溶剤に溶解させることによって、下引き層用塗布液を調製した。
この下引き層用塗布液を上記導電層上に浸漬塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を30分間100℃で乾燥させることによって、膜厚0.45μmの下引き層を形成した。
このようにして、支持体上に、導電層、下引き層、電荷発生層、電荷輸送層および表面層を有する電子写真感光体を製造した。
実施例5において、表面層用塗布液に用いた重合体(A−3)を、下記式(1−f−1)で示される構造単位および上記式(d−1)で示される構造単位を有する重合体(F−1)(重量平均分子量:97,000、GPCチャートにおける全体の面積に対する分子量300,000以上の面積:7.6%、共重合比(1−f−1)/(d−1)=1/1(モル比))に変更した以外は、実施例1と同様にして、電子写真感光体を製造した。
評価用の電子写真装置として、キヤノン(株)製の複写機(商品名:imageRUNNER iR−ADVC5051)の改造機を使用した。
各実施例および比較例の電子写真感光体を上記複写機とともに温度23℃/湿度50%RHの環境下で3日間放置した後、使用した。
初期の画像は、各実施例の電子写真感光体をブラック用のプロセスカートリッジに装着し、これを本体のブラックのステーションにセットし、出力した。このとき、ブラックのステーションのみ現像用カートリッジを有し、他のステーションは現像用カートリッジを有さない状態にて、ブラック単色でA4サイズのハーフトーン画像を出力した。
ハーフトーン画像を以下の基準に従って評価した。
A:画像上に肉眼で欠陥が観察されない
B:0.3mm幅以下の欠陥が画像の一部に観察される
評価用の電子写真装置として、キヤノン(株)製の複写機(商品名:imageRUNNER iR−ADVC5051)の改造機を使用した。
各実施例および比較例の電子写真感光体を上記複写機とともに温度23℃/湿度50%RHの環境下で3日間放置した後、使用した。
電子写真感光体の表面電位の測定は、評価装置から現像用カートリッジを抜き取り、そこに電位測定装置を挿入することで行った。電位測定装置は、現像用カートリッジの現像位置に電位測定プローブを配置することで構成されており、電位測定プローブの位置は、電子写真感光体の母線方向の中央とした。
電位の測定は、まず、初期暗部電位が−800Vとなるように印加電圧を調整した。一定の露光量にて780nmレーザー露光照射を行い、初期明部電位(「初期VL」と表記する。)を測定した。
Claims (8)
- 支持体および該支持体上の感光層を有する電子写真感光体を製造する電子写真感光体の製造方法であって、
該電子写真感光体の表面層が、
硬化樹脂と、
フッ素原子含有樹脂粒子と、
下記式(1)で示される構造単位および下記式(a)で示される構造単位を有し、かつ、重量平均分子量が40,000以上129,000以下である重合体と、
を含有し、
該重合体が有する構造単位が、下記式(1)で示される構造単位および下記式(a)で示される構造単位のみであり、
該重合体における下記式(1)で示される構造単位と下記式(a)で示される構造単位との共重合比(式(1):式(a))が、モル比で99:1〜20:80であり、
該硬化樹脂が、連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物の硬化物であり、
該連鎖重合性官能基を有する電荷輸送性化合物が、下記式(H−5)で示される正孔輸送性化合物であり、
該製造方法が、
該フッ素原子含有樹脂粒子、該重合体および溶剤を混合し、高圧分散装置を用いて分散処理を行い、第1の分散液を得る工程(i)と、
該工程(i)の後、該第1の分散液に超音波を照射し、第2の分散液を得る工程(ii)と、
該工程(ii)の後、該第2の分散液と、下記式(H−5)で示される正孔輸送性化合物とを混合して、表面層用塗布液を調製する工程(iii)と、
該工程(iii)の後、該表面層用塗布液の塗膜を形成し、該塗膜中の下記式(H−5)で示される正孔輸送性化合物を硬化させて前記表面層を形成する工程(iv)と、
を有する
ことを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
Rfは、炭素原子数4以上6以下のパーフルオロアルキル基を示す。)
- 前記重合体は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーのチャートにおけるポリスチレン換算分子量300,000以上の面積が全体の面積に対して1.8%以上20.0%以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記重合体の重量平均分子量が、60,000以上129,000以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記工程(i)後の前記第1の分散液中の前記フッ素原子含有樹脂粒子の体積平均粒径が、0.3μm以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記第1の分散液中の前記フッ素原子含有樹脂粒子の含有量が、前記第1の分散液の全質量に対して20質量%以上30質量%以下である請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記溶剤が、フッ素原子含有溶剤を含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子写真感光体の製造方法。
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