JP6985954B2 - クラッチ - Google Patents
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Description
これにより、第1ヨークと第2ヨークが磁気的に互いに接続されない構成となるため、第1ヨークと第2ヨークとに挟まれた磁性ディスクに対して、その厚み方向に横断する磁界成分を主方向とする磁束を通過させることができ、これにより磁気粘性流体に対して磁界を効率的に作用させることができる。よって、この磁束の方向に基づいた方向に抵抗力(トルク)を発生させることができるため、クラッチを径方向に大型化することなく大きなせん断応力を得ることが可能となる。
これにより、発生する磁界を大幅に増加させることができ、広い範囲で回転力の伝達の強さを細かく制御できるようになる。
これにより、磁性ディスクの外側に広い磁路を確保できるため、磁性ディスクに対してかける磁界を同じ方向にしやすくなり、これにより、磁性ディスクに対して大きな抵抗力を確実に発生させることができる。また、固定ヨークの平面形状を四角形(矩形)にすることによって、組み立てやすい形状となるため、小型化の点で望ましい。
なお、平面視において、磁性ディスク120の外周よりも第1コイル150の外縁150aが内側になるように、第1コイル150を配設してもよい。
なお、平面視において、磁性ディスク120の外周よりも第2コイル250の外縁250aが内側になるように、第2コイル250を配設してもよい。
ここで、第1コイル150と第2コイル250は、直列接続又は並列接続した構成とすることができる。これにより、第1コイル150と第2コイル250を制御部50に接続する配線数を減らすことができるため廉価な構成を実現できる。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的又は本発明の思想の範囲内において改良又は変更が可能である。
11 回転軸
12 固定ねじ
20 磁気粘性流体
30 環状部材
40 隙間
41 空間
42 Oリング
43 シール材
50 制御部
110 第1伝達軸
111 連結シャフト
120 磁性ディスク
130 第1回転ヨーク(第1ヨーク)
140 第1固定ヨーク
141 第1外側ヨーク
141a 空間
141b 側壁部
141c 上壁部
142 第1内側ヨーク
142a 円環部
142b 円筒部
142c 段差部
142d 内周面
150 第1コイル
150a 外縁
161、162 ラジアル軸受
210 第2伝達軸
211 連結シャフト
230 第2回転ヨーク(第2ヨーク)
240 第2固定ヨーク
241 第2外側ヨーク
241a 空間
241b 側壁部
241c 底壁部
242 第2内側ヨーク
242a 円環部
242b 円筒部
242c 段差部
242d 内周面
250 第2コイル
250a 外縁
261、262 ラジアル軸受
A1 第1領域
A2 第2領域
G1 第1のギャップ
G2 第2のギャップ
G3 磁気ギャップ
S1、S2 隙間
Claims (5)
- 回転軸を中心に回転動作可能な第1伝達軸及び第2伝達軸と、
前記第1伝達軸と一体に設けられた円盤状の磁性ディスクと、
前記第2伝達軸と一体に設けられ、前記磁性ディスクを挟む一方の第1領域に位置する第1ヨーク、及び、他方の第2領域に位置する第2ヨークと、
前記第1領域において、前記回転軸が延びる方向に沿った方向に見た平面視で前記磁性ディスクと重なるように配置された第1コイルと、
前記第1ヨーク及び前記第2ヨークとともに、前記第1コイルが発生する磁界の磁路を構成する固定ヨークと、
前記磁性ディスクと前記第1ヨーク及び前記第2ヨークとの間に充填された磁気粘性流体とを備え、
前記平面視において、前記磁性ディスクの外周に沿って、前記第1ヨークと前記第2ヨークとの間に磁気ギャップが設けられ、
前記磁気ギャップは、前記平面視において、前記第1コイルの外縁よりも外側、又は、前記第1コイルの外縁と重なる位置に形成され、
前記固定ヨークが、前記第1ヨーク、前記第2ヨーク及び前記磁性ディスクと軸方向平面視で重なる位置、並びに前記磁気ギャップの径方向外側の位置に設けられ、
前記第1コイルに電流を印加したときに、前記第1コイルが発生する磁界により、前記磁気ギャップの径方向内側位置で前記第1ヨーク、前記第2ヨーク及び前記磁性ディスクを軸方向に通過する磁路、前記固定ヨークにおける軸方向平面視で前記磁性ディスクに重なる部分で径方向に沿って進む磁路、および前記固定ヨークにおける前記磁気ギャップの径方向外側に位置する部分で軸方向に沿って進む磁路が構成されることを特徴とするクラッチ。 - 前記平面視において、前記第1ヨーク及び前記第2ヨークの外縁に沿って封止部材が配置され、
前記封止部材が非磁性体からなる請求項1に記載のクラッチ。 - 前記第2領域において、前記平面視で前記磁性ディスクと重なるように配置された第2コイルをさらに備え、
前記第2コイルに電流を印加したときに発生する磁界により、前記第1コイルに電流を印加したときに発生する磁界が構成する磁路と同一の向きの磁路が構成される請求項1又は請求項2に記載のクラッチ。 - 前記回転軸と直交する面内において、前記磁性ディスクの外周と、前記固定ヨークの外側面との距離が一定ではない請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のクラッチ。
- 前記平面視において、前記固定ヨークはほぼ四角形である請求項4に記載のクラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018024911A JP6985954B2 (ja) | 2018-02-15 | 2018-02-15 | クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018024911A JP6985954B2 (ja) | 2018-02-15 | 2018-02-15 | クラッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019138447A JP2019138447A (ja) | 2019-08-22 |
JP6985954B2 true JP6985954B2 (ja) | 2021-12-22 |
Family
ID=67693553
Family Applications (1)
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JP2018024911A Active JP6985954B2 (ja) | 2018-02-15 | 2018-02-15 | クラッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6985954B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51158957U (ja) * | 1975-06-12 | 1976-12-17 | ||
JP6661011B2 (ja) * | 2016-06-27 | 2020-03-11 | アルプスアルパイン株式会社 | 操作装置及び該操作装置の制御方法 |
-
2018
- 2018-02-15 JP JP2018024911A patent/JP6985954B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019138447A (ja) | 2019-08-22 |
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