JP6983596B2 - ゼリー飲料の製造方法 - Google Patents
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Description
(1)少なくともゲル化剤を含む主原料を60〜95℃の温度、−0.07〜−0.01MPaの陰圧下で水に溶解してゲル化剤溶液を調製するゲル化剤溶液調製工程、
少なくともゲル化剤を含む主原料を水に溶解して得られたゲル化剤溶液と、ゲル化剤を含まない副原料とを比例混合して混合物を得る混合工程、および
少なくともゲル化剤を含む主原料を水に溶解して得られたゲル化剤溶液と、ゲル化剤を含まない副原料とを含む混合物を、流路内で乱流体、遷移流体およびそれらの組み合わせから選択される流体となるように調節し、該流体を前記流路内でジュール加熱方式により加熱処理する殺菌工程
からなる群から選択される少なくとも一つの工程を含む、ゼリー飲料の製造方法。
(2)前記ゲル化剤溶液調製工程、混合工程および殺菌工程をすべて含む、(1)に記載の方法。
(3)前記ゲル化剤溶液調製工程および混合工程を含み、該ゲル化剤溶液調製工程の完了後3時間以内に該混合工程において比例混合が行われる、(1)または(2)に記載の方法。
(4)前記ゲル化剤溶液調製工程を含み、前記ゲル化剤が翼先端速度5〜30m/秒の回転子で1〜30分間せん断される、(1)〜(3)のいずれかに記載の方法。
(5)前記ゲル化剤溶液調製工程を含み、前記主原料が、賦形剤、無機酸、有機酸、無機酸の塩および有機酸の塩からなる群から選択される少なくとも一つをさらに含む、(1)〜(4)のいずれかに記載の方法。
(6)前記ゲル化剤溶液調製工程を含み、前記主原料中のゲル化剤の含有量が5重量%以下である、(1)〜(5)のいずれかに記載の方法。
(7)前記ゲル化剤溶液調製工程を含み、該工程の前に、前記主原料が流動撹拌型または容器回転型の混合機により撹拌混合される、(1)〜(6)のいずれかに記載の方法。
(8)前記混合工程を含み、前記副原料が、前記副原料を水に溶解して得られた副原料溶液として前記ゲル化剤と比例混合される、(1)〜(3)のいずれかに記載の方法。
(9)前記混合工程を含み、前記副原料または副原料溶液の粘度が300mPa・s以下である、(1)〜(3)および(8)のいずれかに記載の方法。
(10)前記混合工程を含み、該混合工程における混合エネルギーが100〜8000kJ/m3である、(1)〜(3)および(8)〜(9)のいずれかに記載の方法。
(11)前記殺菌工程を含み、前記加熱処理が、前記混合物のレイノルズ数が2000以上となる条件下で行われる、(1)または(2)に記載の方法。
(12)前記殺菌工程を含み、前記混合物が外部加熱方式によりさらに加熱処理される、(1)〜(2)および(11)のいずれかに記載の方法。
以下、本発明のゼリー飲料の製造方法における工程をそれぞれ詳細に説明する。ただし、本発明は以下に述べる態様に限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で自由に変更できるものである。本発明の製造方法を行うための装置の一例の概略図を図1に示す。
本発明において、ゲル化剤溶液調製工程は、少なくともゲル化剤を含む主原料に陰圧をかけることにより真空吸引して水に添加し、主原料の成分を水に溶解させることにより行われる。本発明において「主原料」とは、ゼリー飲料の原材料のうちのゲル化剤であるか、またはゲル化剤とゲル化剤以外の少なくとも一つの原材料との混合物を意味する。
本発明において、混合工程は、ゲル化剤溶液とゲル化剤を含まない副原料とを比例混合することにより行われる。本発明において「副原料」とは、ゼリー飲料の原材料のうちゲル化剤以外の原材料の混合物を意味する。なお、本発明において、主原料と副原料とに同じ種類の原材料が含まれていてもよい。副原料は、副原料を予め水に溶解して得られた副原料溶液としてゲル化剤溶液と混合してもよい。ゲル化剤溶液と副原料とを比例混合する装置としては、例えば、国際公開第2013/125671号公報において開示されている高精度比例添加システム(QUICK)等が挙げられる。また、ゲル化剤溶液と副原料の混合は、例えばラインミキサーを用いて行われる。ラインミキサーとしては、例えば、ラインミキサーMK2000(IKA社製)等が挙げられる。ラインミキサーはスタティックミキサーと組み合わせて用いることもできる。
本発明において、殺菌工程は、ゲル化剤溶液と副原料とを含む混合物(調合液)を、流路(配管)内で遷移流体から乱流体の状態に調節して流動させながら、ジュール加熱方式により加熱処理することにより行われる。すなわち、殺菌工程は、調合液が殺菌のために流路内を通過する間に行われる。本発明において「ジュール加熱」とは、通電加熱とも呼ばれる内部加熱方式の一つであり、対象物に直接通電して、対象物の電気抵抗により生じる熱(ジュール熱)により対象物を加熱する方法を意味する。また、本発明において「乱流体」とは、不規則かつ無秩序に流れる流体を意味し、好ましくはレイノルズ数Re4,000以上、より好ましくはレイノルズ数Re4,050以上、さらに好ましくはレイノルズ数Re4,100以上の流体を意味する。これに対し、規則正しく流れる流体を「層流体」といい、本発明において「遷移流体」とは、層流から乱流に遷移する際に生じる流体を意味し、好ましくはレイノルズ数Re2,000以上4,000未満、より好ましくはレイノルズ数Re2,050以上3,950以下、さらに好ましくはレイノルズ数Re2,100以上3,900以下の流体を意味する。
本発明の製造方法は、ゲル化剤溶液調製工程の前に、必要に応じて主原料の成分を予め混合する工程(主原料の予備混合工程)を含んでもよい。特に、主原料がゲル化剤以外の成分を含み、主原料中のゲル化剤の含有量が低い場合(例えば、1重量%以下の場合)には、主原料の予備混合を行うことにより、主原料の各成分が均一に混合されるため、安定した組成の主原料を連続的にゲル化剤溶液調製工程に供給することが可能となる。
ゲル化剤溶液調製工程における真空吸引の条件を、上述の真空ミキサーHighest Vを用いて検討した。一方、比較として、従来のゼリー飲料の製造方法におけるゲル化剤溶液調製工程で一般的に用いられる真空ミキサー(SPM-500V、Scanima社製)にバタフライ弁を取り付けたものを用いて真空吸引を行った。
具体的には、まず、22種類のゲル化剤(グァーガムを主に含むゲル化剤(1種類)、脱アシル型ジェランガムを主に含むゲル化剤(2種類)、ローカストビンガムを主に含むゲル化剤(2種類)、キサンタンガムを主に含むゲル化剤(2種類)、寒天を主に含むゲル化剤(6種類)、カラギーナンを主に含むゲル化剤(2種類)、ゼラチンを主に含むゲル化剤(3種類)、加工でんぷんを主に含むゲル化剤(1種類)、グルコマンナンを主に含むゲル化剤(1種類)、グァーガム、ローカストビンガムおよび寒天を含むゲル化剤(1種類)、ならびに寒天、ローカストビンガムおよびグルコマンナンを含むゲル化剤(1種類))を温度85℃、圧力−0.025MPaで吸引した。
ゼリー飲料A〜Hの中で、製造工程においてゲル化剤溶液と副原料とが最も混合されにくいゼリー飲料D(粘度34mPa・s(85℃))について、ゲル化剤溶液と副原料との比例混合の条件を、ラインミキサーMK2000(モーター最大出力2.2kW、IKA社製)を用いて検討した。一方、比較として、従来のゼリー飲料の製造方法における混合工程で一般的に用いられるスタティックミキサー(MK2000/4、IKA(登録商標) Werke GmbH & Co.製)を用いて、ゼリー飲料Dについてゲル化剤溶液と副原料との比例混合を行った。
具体的には、ゼリー飲料Dのゲル化剤溶液と副原料とをラインミキサーMK2000に添加し、高速回転(50Hz、8460rpm、翼先端速度26.5m/秒)、中速回転(20Hz、3384rpm、翼先端速度10.6m/秒)および無回転のそれぞれで1時間撹拌して混合した。なお、ゲル化剤溶液と副原料との混合においてラインミキサーMK2000により与えられる単位体積当たりのエネルギーは、高速回転で6495kJ/m3であり、中速回転で416kJ/m3であった。結果を図3に示す。
ゼリー飲料A〜Hの中でチューブ方式の加熱により最も焦げ付きやすいゼリー飲料Aの調合液(粘度6.4mPa・s(85℃))を用いて、本発明の殺菌工程で用いるジュール加熱方式による加熱殺菌の有効性を確認した。一方、比較として、ゼリー飲料Aの調合液を用いて、従来のゼリー飲料の製造方法における殺菌工程で一般的に用いられるチューブ方式の加熱殺菌を行った。各方式の加熱殺菌の条件を表5に示す。
具体的には、ジュール加熱方式による加熱殺菌を以下の方法により行った。
すなわち、試験例1として、50℃のゼリー飲料A調合液を90℃まで加熱(予熱)し、ジュール加熱式殺菌機(サノヴォ社製)の配管(配管内径4.5mm、配管長さ2m)内に、調合液が配管内で乱流体(レイノルズ数Re=5069)となるように、ポンプにより流速(流量)400L/時間で送り込み、配管内で99℃で25秒間ジュール加熱方式による加熱殺菌を行った。
また、試験例2として、配管内で110℃で5秒間加熱を行う以外は試験例1と同様の条件により加熱殺菌を行った。
一方、チューブ方式による加熱殺菌を以下の方法により行った。
すなわち、比較試験例1として、50℃のゼリー飲料Aの調合液を75℃まで加熱(予熱)し、チューブ式殺菌機(APV社製)の配管内にポンプにより流速(流量)400L/時間で送り込み、99℃で20秒間チューブ方式による加熱殺菌を行った。
また、比較試験例2として、予熱温度を90℃とし、配管内で110℃で5秒間加熱を行う以外は比較試験例1と同様の条件により加熱殺菌を行った。
各試験例および比較試験例における配管内の焦げ付きの状態を、ポンプ直後に設置した圧力計の圧力(背圧)の経時変化によって確認した。結果を図4に示す。
図1に示すような装置を用いて、実施例1〜3に示した本発明の各工程を組み合わせたゼリー飲料の製造方法により8種類のゼリー飲料A〜Hの製造を行った。一方、比較として、従来のゼリー飲料の製造方法により、同じくゼリー飲料A〜Hの製造を行った。
その結果、本発明の各工程を組み合わせた製造方法によりゼリー飲料A〜Hを製造した場合には、いずれのゼリー飲料についても24時間以上の長時間にわたり連続的かつ安定的に製造することが可能であった。一方、従来の製造方法でゼリー飲料A〜Hを製造した場合には、いずれのゼリー飲料についても少なくとも1つの工程において問題が生じ、その結果、最大でも8時間程度しか連続的に製造をすることができなかった。
Claims (10)
- 少なくともゲル化剤を含む主原料を60〜95℃の温度、−0.07〜−0.01MPaの陰圧下で水に溶解してゲル化剤溶液を調製するゲル化剤溶液調製工程、
少なくともゲル化剤を含む主原料を水に溶解して得られたゲル化剤溶液と、ゲル化剤を含まない副原料とを比例混合して混合物を得る混合工程、および
少なくともゲル化剤を含む主原料を水に溶解して得られたゲル化剤溶液と、ゲル化剤を含まない副原料とを含む混合物を、流路内で乱流体、遷移流体およびそれらの組み合わせから選択される流体となるように調節し、該流体を前記流路内でジュール加熱方式により加熱処理する殺菌工程
を含み、
該ゲル化剤溶液調製工程の完了後3時間以内に該混合工程において比例混合が行われる、ゼリー飲料の製造方法。 - 前記ゲル化剤が翼先端速度5〜30m/秒の回転子で1〜30分間せん断される、請求項1に記載の方法。
- 前記主原料が、賦形剤、無機酸、有機酸、無機酸の塩および有機酸の塩からなる群から選択される少なくとも一つをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
- 前記主原料中のゲル化剤の含有量が5重量%以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 該ゲル化剤溶液調製工程の前に、前記主原料が流動撹拌型または容器回転型の混合機により撹拌混合される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記副原料が、前記副原料を水に溶解して得られた副原料溶液として前記ゲル化剤と比例混合される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記副原料または副原料溶液の粘度が300mPa・s以下である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 該混合工程における混合エネルギーが100〜8000kJ/m3である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記加熱処理が、前記混合物のレイノルズ数が2000以上となる条件下で行われる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記混合物が外部加熱方式によりさらに加熱処理される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
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