JP6983580B2 - 搬送装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Description
複数の穴を有するエンドレスベルトであって、記録材を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの内周面と接触し、前記搬送ベルトを張架するローラと、
前記搬送ベルトにより搬送される記録材を前記搬送ベルトの内側から吸引する吸引部と、
を有する搬送装置であって、
前記吸引部は、
吸引室と、
前記吸引室のエアーを吸引するファンと、
前記搬送ベルトの内周面側に向かって開いている開口部と、前記開口部よりも開口面積が小さい開口であって前記吸引室と連通する連通口と、を有する複数の凹部と、
を有し、
前記吸引室と連通している複数の前記連通口の総開口面積をα(単位:mm2)、前記搬送ベルトの複数の穴のうち、前記吸引室と連通している前記複数の凹部が有する複数の前記開口部上に位置する前記搬送ベルトの穴の総開口面積をβ(単位:mm2)、とするとき、前記吸引室と連通している複数の前記連通口は、α/β<0.01の関係を満たし、
前記凹部は、記録材の搬送方向と直交する幅方向において、複数設けられており、前記凹部は、前記搬送装置により搬送され得るすべての記録材が通過し得る第1領域に設けられた第1の凹部と、前記幅方向において前記第1領域よりも外側で、前記搬送装置により搬送される記録材が通過し得る第2領域に設けられた第2の凹部と、を含み、前記第1の凹部は、前記第2の凹部よりも前記幅方向における開口幅が大きいことを特徴とする。
複数の穴を有するエンドレスベルトであって、記録材を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの内周面と接触し、前記搬送ベルトを張架するローラと、
前記搬送ベルトにより搬送される記録材を前記搬送ベルトの内側から吸引する吸引部と、
を有する搬送装置であって、
前記吸引部は、
吸引室と、
前記吸引室のエアーを吸引するファンと、
前記搬送ベルトの内周面側の開口部と、前記開口部よりも開口面積が小さい開口であって前記吸引室と連通する連通口と、を形成する複数の凹部と、
を有し、
前記吸引室と接続している複数の前記連通口の総開口面積をα(単位:mm2)、前記吸引室と接続している前記複数の凹部の前記開口部の総開口面積をγ(単位:mm2)、とするとき、前記吸引室と接続している複数の前記連通口は、α/γ<0.01の関係を満たし、
前記凹部は、記録材の搬送方向と直交する幅方向において、複数設けられており、前記凹部は、前記搬送装置により搬送され得るすべての記録材が通過し得る第1領域に設けられた第1の凹部と、前記幅方向において前記第1領域よりも外側で、前記搬送装置により搬送される記録材が通過し得る第2領域に設けられた第2の凹部と、を含み、前記第1の凹部は、前記第2の凹部よりも前記幅方向における開口幅が大きいことを特徴とする。
(画像形成装置)
図6は、画像形成装置の構成の一例を示す模式図である。画像形成装置100は、記録材16上にトナーと紫外線硬化型の液体キャリアとを含む液体現像剤を用いて電子写真方式により未定着の液体現像剤による画像を形成する画像形成部10を備える。さらに、画像形成装置100は、記録材16上に形成された未定着の画像15を紫外線の照射により記録材16上に定着する定着部11を備える。
定着部11は、未定着の液体現像剤の画像15を担持する記録材16を搬送する搬送装置30を備える。
本実施例の搬送ベルト31は、主成分がカーボンブラックを含有したEPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)であり、カーボンブラック、架硫剤、劣化防止剤などを副成分として含む。カーボンブラックを含有する目的は紫外線の照射熱を効率よく吸収するためであり、カーボンブラックを含有していない搬送ベルトよりも効率よく加熱される。搬送ベルト31の主成分は、ニトリルゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、ウレタンゴム、フッ素ゴム、シリコンゴムでも良く、またカーボンブラックの代わり又はカーボンブラックに追加して、活性炭、ナノカーボン、グラファイト等の炭素原子から構成される固体材料(炭素材料)を含有させる構成としても良い。更には、搬送ベルトを帯電し難くして記録材16の分離不良を防ぐ観点から、搬送ベルト31の体積抵抗率は1010(Ω・cm)未満であることが望ましい。搬送ベルト31をゴムベルトとする場合には、駆動、従動の各張架ローラを、幅方向における中央部の軸径が幅方向における両端部の軸径よりも大きいクラウン形状とすると好ましい。ゴムベルトの伸縮性を利用して自動調芯されるので、搬送ベルト31が幅方向において中央部に保持される。
図3に、本実施例における搬送ベルト31の形状の模式図を示す。幅方向における搬送ベルト31の長さであるベルト幅Wは、画像形成装置100において通紙可能な記録材16の最大の幅方向のサイズ以上である。すなわち、搬送装置30が搬送する記録材16のサイズの最大幅以上である。幅方向において、搬送される記録材16の全体が一様に搬送ベルト31に吸引吸着可能にするためである。
図4を用いて、記録材16が搬送ベルト31によって吸引搬送される様子を詳細に説明する。図4は、搬送装置30の模式的断面である。搬送装置30の全体的な構成については図1〜3を用いて上述した通りである。
搬送ベルト31上に記録材16がない場合には、吸引溝50に実質的な吸引力を作用させない搬送装置30の構成について説明する。
次に、より最適な吸引装置の構成について説明する。
図5は、縦軸に吸引力、横軸に開口面積比を示しており、吸引ファン34によるエアー流量と吸引力の関係を示している。
実施例1では、1つの空間Dと連結している複数の吸引溝50の開口部51上に位置する搬送ベルト31の吸引穴31の総開口面積(β)が1つの空間Dと連通している吸引溝50の開口部51の総開口面積(γ)よりも小さい(即ち、β<γ)場合を説明した。そのため、実施例1では、開口面積比がα/βで表される。
尚、実施例1、2では、搬送装置30を、電子写真の画像形成装置100において定着部11に適用する場合を例に説明したが、インクジェット方式の画像形成装置に適用してもよい。
30 搬送装置
31 搬送ベルト
31a 吸引穴
32 平面板
33 吸引台座
34 吸引ファン
35 駆動ローラ
36 従動ローラ
37 従動ローラ
38 従動ローラ
50 吸引溝
51 開口部
D 空間
Claims (9)
- 複数の穴を有するエンドレスベルトであって、記録材を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの内周面と接触し、前記搬送ベルトを張架するローラと、
前記搬送ベルトにより搬送される記録材を前記搬送ベルトの内側から吸引する吸引部と、
を有する搬送装置であって、
前記吸引部は、
吸引室と、
前記吸引室のエアーを吸引するファンと、
前記搬送ベルトの内周面側に向かって開いている開口部と、前記開口部よりも開口面積が小さい開口であって前記吸引室と連通する連通口と、を有する複数の凹部と、
を有し、
前記吸引室と連通している複数の前記連通口の総開口面積をα(単位:mm2)、前記搬送ベルトの複数の穴のうち、前記吸引室と連通している前記複数の凹部が有する複数の前記開口部上に位置する前記搬送ベルトの穴の総開口面積をβ(単位:mm2)、とするとき、前記吸引室と連通している複数の前記連通口は、α/β<0.01の関係を満たし、
前記凹部は、記録材の搬送方向と直交する幅方向において、複数設けられており、前記凹部は、前記搬送装置により搬送され得るすべての記録材が通過し得る第1領域に設けられた第1の凹部と、前記幅方向において前記第1領域よりも外側で、前記搬送装置により搬送される記録材が通過し得る第2領域に設けられた第2の凹部と、を含み、前記第1の凹部は、前記第2の凹部よりも前記幅方向における開口幅が大きいことを特徴とする搬送装置。 - 前記連通口の開口幅は、1.0mm以上であることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
- 前記搬送ベルト上に被搬送物がない状態で前記ファンが前記吸引室を吸引する場合、前記吸引室は、前記凹部よりも200Pa以上低い圧力となることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の搬送装置。
- 前記吸引室と連通している前記複数の凹部の前記開口部の総開口面積をγ(単位:mm2)、とするとき、前記吸引室と連通している複数の前記連通口は、α/γ<0.01の関係を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の搬送装置。
- 記録材の搬送方向における前記複数の凹部の開口幅は、3.0mm以上30.0mm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の搬送装置。
- 複数の穴を有するエンドレスベルトであって、記録材を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの内周面と接触し、前記搬送ベルトを張架するローラと、
前記搬送ベルトにより搬送される記録材を前記搬送ベルトの内側から吸引する吸引部と、
を有する搬送装置であって、
前記吸引部は、
吸引室と、
前記吸引室のエアーを吸引するファンと、
前記搬送ベルトの内周面側の開口部と、前記開口部よりも開口面積が小さい開口であって前記吸引室と連通する連通口と、を形成する複数の凹部と、
を有し、
前記吸引室と接続している複数の前記連通口の総開口面積をα(単位:mm2)、前記吸引室と接続している前記複数の凹部の前記開口部の総開口面積をγ(単位:mm2)、とするとき、前記吸引室と接続している複数の前記連通口は、α/γ<0.01の関係を満たし、
前記凹部は、記録材の搬送方向と直交する幅方向において、複数設けられており、前記凹部は、前記搬送装置により搬送され得るすべての記録材が通過し得る第1領域に設けられた第1の凹部と、前記幅方向において前記第1領域よりも外側で、前記搬送装置により搬送される記録材が通過し得る第2領域に設けられた第2の凹部と、を含み、前記第1の凹部は、前記第2の凹部よりも前記幅方向における開口幅が大きいことを特徴とする搬送装置。 - 前記連通口の開口幅は、1.0mm以上であることを特徴とする請求項6に記載の搬送装置。
- 前記搬送ベルト上に被搬送物がない状態で前記ファンが前記吸引室を吸引する場合、前記吸引室は、前記凹部よりも200Pa以上低い圧力となることを特徴とする請求項6又は7のいずれか1項に記載の搬送装置。
- 記録材の搬送方向における前記複数の凹部の開口幅は、3.0mm以上30.0mm以下であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の搬送装置。
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JP2017163470A JP6983580B2 (ja) | 2017-08-28 | 2017-08-28 | 搬送装置、及び、画像形成装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017163470A JP6983580B2 (ja) | 2017-08-28 | 2017-08-28 | 搬送装置、及び、画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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