JP6981504B2 - 精算装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

精算装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、店舗での会計業務を支援する技術に関する。
店舗で利用されるPOS(Point of Sale)システムとして、店員が商品の登録のみを行い、商品の精算(代金の支払いやお釣りの受け取り)を顧客が行うシステム(以下、「セミセルフPOSシステム」とも表記)が知られている。
上述のセミセルフPOSシステムに関する技術の一例が、下記特許文献1に開示されている。下記特許文献1には、お釣りの取り忘れが発生していることを示す通知を決済装置(精算装置)がPOSサーバに送信し、当該POSサーバが決済装置からの通知に基づいてお釣りの取り忘れが発生している決済装置を示すレイアウト画面を商品登録装置上で表示させる技術が開示されている。
特開2016−162108号公報
特許文献1の技術では、前の顧客のお釣りが残っている状態の決済装置(精算装置)を、別の顧客が使用できてしまう。この場合、別の顧客が、誤って又は悪意をもって、前の顧客のお釣りを持ち去ってしまうといった問題が生じ得る。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的の一つは、商品の精算を顧客が行うシステムにおいて、お釣りの取り忘れによって生じ得る問題を回避する技術を提供することである。
本発明の第1の精算装置は、店員が操作する商品登録装置から購入対象の商品の精算情報を受け取り、前記精算情報に基づく精算処理を顧客の操作に応じて行う精算装置である。本発明の第1の精算装置は、(1)前記精算処理で生じたお釣りを払出し口から払い出す釣銭払出手段と、(2)前記お釣りの払出し後、前記払出し口に前記お釣りの少なくとも一部が残っている状態が所定時間継続する場合に、前記精算装置に対する前記顧客の操作を制限する制限手段と、を有する。本発明の第2の精算装置は、店員が操作する商品登録装置から購入対象の商品の精算情報を受け取り、前記精算情報に基づく精算処理を顧客の操作に応じて行う精算装置である。本発明の第2の精算装置は、前記精算処理で生じたお釣りを払出し口から払い出す釣銭払出手段を備え、前記お釣りの払出し後、前記払出し口に前記お釣りの少なくとも一部が残っている状態が所定時間継続する場合に、前記精算装置の使用を制限する。
本発明の第1の商品登録装置は、店員によって操作される商品登録装置である。本発明の第1の商品登録装置は、(1)前記商品登録装置で生成された商品の精算情報に基づく精算処理を顧客の操作に応じて行う精算装置から、前記精算処理で生じたお釣りの少なくとも一部が前記精算装置のお釣りの払出し口に残っていることの通知を受信する受信手段と、(2)前記通知の受信に応じて、前記精算装置を精算情報の送信先として選択することを制限する制限手段と、を有する。本発明の第2の商品登録装置は、店員によって操作される商品登録装置である。本発明の第2の商品登録装置は、(1)前記商品登録装置で生成された商品の精算情報に基づく精算処理を顧客の操作に応じて行う精算装置から、前記精算処理で生じたお釣りの少なくとも一部が前記精算装置のお釣りの払出し口に残っていることの通知を受信する受信手段と、(2)通知された前記精算装置を精算情報の送信先として選択することを制限する制限手段と、を備える。
本発明の第1の制御方法は、店員が操作する商品登録装置から購入対象の商品の精算情報を受け取り、前記精算情報に基づく精算処理を顧客の操作に応じて行う精算装置によって実行される。当該制御方法は、(1)前記精算処理で生じたお釣りを払出し口から払い出し、(2)前記お釣りの払出し後、前記払出し口に前記お釣りの少なくとも一部が残っている状態が所定時間継続する場合に、前記精算装置に対する前記顧客の操作を制限する、ことを含む。
本発明の第2の制御方法は、店員によって操作される商品登録装置によって実行される。当該制御方法は、前記商品登録装置で生成された商品の精算情報に基づく精算処理を顧客の操作に応じて行う精算装置から、(1)前記精算処理で生じたお釣りの少なくとも一部が前記精算装置のお釣りの払出し口に残っていることの通知を受信し、(2)前記通知の受信に応じて、前記精算装置を精算情報の送信先として選択することを制限する出力を行う、ことを含む。
本発明の第1のプログラムは、本発明の第1の制御方法をコンピュータに実行させる。
本発明の第2のプログラムは、本発明の第2の制御方法をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、商品の精算を顧客が行うシステムにおいて、お釣りの取り忘れによる問題の発生を防止することができる。
セミセルフPOSシステムを概略的に例示する図である。 第1実施形態における精算装置の機能構成を概念的に示すブロック図である。 精算装置のハードウエア構成を概念的に示す図である。 精算装置の外観の一例を示す図である。 精算装置の使用を制限する処理の流れを例示するフローチャートである。 精算装置が使用不可であることを示す画面の一例を示す図である。 商品登録装置の機能構成を概念的に示すブロック図である。 商品登録装置のハードウエア構成を概念的に示す図である。 商品登録装置の外観の一例を示す図である。 商品登録装置の処理の流れを例示するフローチャートである。 商品登録装置の表示処理部による表示例を示す図である。 他の表示例における精算装置および商品登録装置の画面遷移を例示する図である。 精算装置の使用制限を解除する処理の流れを例示するフローチャートである。 第2出力に応じた精算装置の画面遷移例を示す図である。 第2出力に応じた商品登録装置の画面遷移例を示す図である。 第2実施形態における精算装置の機能構成を概念的に示すブロック図である。 第2実施形態の変形例における処理の流れを例示するフローチャートである。
<概要説明>
本発明は、セミセルフPOSシステムで利用される精算装置および商品登録装置に関する。図1は、セミセルフPOSシステムを概略的に例示する図である。セミセルフPOSシステムは、1台以上の精算装置10と、1台以上の商品登録装置20と、を含んで構成される。なお、図1に示されるセミセルフPOSシステムはあくまで一例である。図1に例示されるセミセルフPOSシステムでは、図中の点線と破線で示すように、各々の商品登録装置20について組となる精算装置10が予め決められているが、このような制限はなくてもよい。また、セミセルフPOSシステムは、精算装置10と商品登録装置20との間の通信を中継するサーバ装置(図示せず)を更に含んでいてもよい。
商品登録装置20は店員によって操作される装置である。店員は、商品登録装置20の商品読取用のスキャナ、キーボード、タッチパネルなどを操作して、顧客がレジカウンターまで運んできた商品Mの情報を商品登録装置20に取得させる。商品登録装置20は、商品読取用のスキャナ、キーボード、タッチパネルなどを用いて商品Mの商品情報(例えば、商品識別コード、商品の名称、商品の単価、商品の登録数、商品の割引/値引情報など)を取得する。そして、商品登録装置20は、取得された商品情報を用いて精算情報を生成する。精算情報は、商品の売買取引を完了させるための精算処理を精算装置10で行う際に用いる情報であり、精算対象として登録された商品の合計金額に関する情報を少なくとも含む。例えば、精算情報は、上述のように取得された各商品の単価、登録数、及び、割引/値引に関する情報、或いは、これらの情報から算出可能な商品の合計金額を示す情報を少なくとも含む。商品登録装置20は、店員の操作によって選択された、又は、空き状況や予め設定された優先順位などを基に自動的に決定された精算装置10に、精算情報を直接または図示しないサーバ装置を経由して送信することができる。
精算装置10は顧客によって操作される装置である。精算装置10は、商品登録装置20で生成された精算情報を取得し、当該精算情報を用いて、商品登録装置20で精算対象として登録された商品の売買取引を完了させるための精算処理(商品代金としての紙幣や硬貨の受け付け、お釣りの返却、レシートの印字など)を行う。精算装置10は、商品登録装置20から直接、或いは、図示しないサーバ装置を経由して、精算情報を取得することができる。また、精算装置10は、当該精算装置10で読取可能なシンボル(例えば、バーコードやQRコード(登録商標)など)を介して精算情報を取得することもできる。この場合、商品登録装置20が、精算情報を識別する情報または精算情報そのものをエンコードしたシンボルを何らかの媒体に印字出力する。前者の場合、商品登録装置20は、精算情報をエンコードした識別情報を共に図示しないサーバ装置に送信し、精算装置10は、媒体のシンボルから読み取った識別情報を基にサーバ装置から精算情報を取得することができる。後者の場合、精算装置10は、媒体のシンボルから精算情報を取得することができる。
このようなセミセルフPOSシステムにおいて、ある精算装置10を利用した顧客が、精算処理で払い出されたお釣りを取り忘れてしまうこともある。この場合、その精算装置10を次に利用する別の顧客が、誤って、又は、悪意をもって、前の顧客が取り忘れたお釣りを持ち去ってしまう可能性がある。
以下、上述したような問題を解決する本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、特に説明する場合を除き、各ブロック図において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
[第1実施形態]
〔精算装置10の機能構成〕
図2は、第1実施形態における精算装置10の機能構成を概念的に示すブロック図である。上述したように、精算装置10は、商品登録装置20から精算情報を受け取り、当該精算情報に基づく精算処理を顧客の操作に応じて行う装置である。精算情報は、上述したように、店員の操作に応じて商品登録装置20が購入対象の商品を登録することによって生成される。図2に示されるように、本実施形態の精算装置10は、釣銭払出部110、釣銭検知部120、及び、出力部130を有する。釣銭払出部110は、精算処理で生じたお釣りを、精算装置10の払出し口(図示せず)から払い出す。釣銭検知部120は、精算処理で生じたお釣りの少なくとも一部が精算装置10の払出し口に残っている状態(以下、「特定状態」とも表記)を検知する。出力部130は、お釣りの払出し後に、釣銭検知部120による特定状態の検知が基準時間以上継続する場合に、精算装置10の使用を制限するための第1出力を行う。
以上、本実施形態では、精算装置10の釣銭払出し口にお釣りの少なくとも一部が残っている状態が基準時間以上継続した場合、すなわち、お釣りの取り忘れの可能性がある場合、その精算装置10の使用を制限する出力が行われる。これにより、ある精算装置10において前の顧客が取り忘れたお釣りを、その精算装置10を次に利用する顧客が誤って、又は、悪意をもって持ち去ってしまうことを防止できる。
以下、第1実施形態をより詳細に説明する。
〔精算装置10のハードウエア構成〕
精算装置10の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、精算装置10の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図3は、精算装置10のハードウエア構成を概念的に示す図である。図3に示されるように、精算装置10は、バス101、プロセッサ102、メモリ103、ストレージデバイス104、入出力インタフェース105、及びネットワークインタフェース106を含んで構成される。
バス101は、プロセッサ102、メモリ103、ストレージデバイス104、入出力インタフェース105、及びネットワークインタフェース106が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ102、メモリ103、ストレージデバイス104、入出力インタフェース105、及びネットワークインタフェース106などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ102は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算装置である。メモリ103は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス104は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカードなどを用いて実現される補助記憶装置である。
ストレージデバイス104は、精算装置10の各機能構成部(釣銭払出部110、釣銭検知部120、および出力部130)を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ102は、これら各プログラムモジュールをメモリ103に読み出して実行することで、各プログラムモジュールに対応する機能を実現する。
入出力インタフェース105は、精算装置10と周辺機器15とを接続するためのインタフェースである。図3の例では、精算装置10は、入力装置151、ディスプレイ152、及び、自動釣銭機153といった周辺機器15と、入出力インタフェース105を介して接続されている。
入力装置151は、キーボード、マウスといった入力用のデバイスである。ディスプレイ152は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどである。ディスプレイ152は、入力装置151としても機能するタッチパネルであってもよい。
自動釣銭機153は、商品代金の紙幣や硬貨の受け入れる受入口と、お釣りの紙幣や硬貨を払い出す払出し口を備える。自動釣銭機153は、受入口に投入された紙幣や硬貨を計数し、その計数結果(顧客が投入した金額の合計)と、商品登録装置20で生成された精算情報に含まれている精算対象の商品の合計金額との差額分のお釣りを払出し口から払い出す。差額を算出するために必要な精算対象の商品の合計金額は、プロセッサ102によって実行される釣銭払出部110のプログラムモジュールから出力される。このように、精算装置10は、自動釣銭機153を用いて上述の釣銭払出部110の機能を実現する。また、自動釣銭機153は、例えば赤外線センサや感圧センサといった、紙幣や硬貨の有無を検知するためのセンサ類を払出し口に備えている。精算装置10は、このようなセンサからの出力を用いて上述の釣銭検知部120の機能を実現する。
ネットワークインタフェース106は、精算装置10を各種通信網に接続するためのインタフェースである。この通信網は、例えばLAN(Local Area Network)などである。図3に示されるように、精算装置10は、ネットワークインタフェース106を介して通信網に接続し、商品登録装置20から精算情報を取得することができる。ネットワークインタフェース106が通信網に接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
精算装置10のハードウエア構成は図3の構成に限定されない。例えば、精算装置10は、ポイントカードやクレジットカードなどを読み取るカードリーダーや、レシートやクーポン券などを印刷する印刷装置、音または音声を出力するスピーカー装置、精算装置10のステータス(例えば「使用可能」、「使用中」、「エラー(お釣りの取り忘れを含む)」など)をランプの発光状態によって報知する表示灯などを更に備えていてもよい(例:図4)。図4は、精算装置10の外観の一例を示す図である。図4の例において、精算装置10は、入力装置151およびディスプレイ152が一体となったタッチパネルと、紙幣の受入/払出し口153a、硬貨の受入口153b、および、硬貨の払出し口153cを含む自動釣銭機153とを備えている。また、図4の符号154、155、156、157は、それぞれ、カードリーダー、印刷装置、スピーカー、表示灯を示している。
〔精算装置10の使用を制限する動作〕
以下、図5を用いて、精算装置10の使用を制限する動作例について説明する。図5は、精算装置10の使用を制限する処理の流れを例示するフローチャートである。
釣銭払出部110は、自動釣銭機153により計数された紙幣や硬貨の投入合計金額と、商品登録装置20から取得した精算情報に含まれる商品の合計金額との差額分のお釣りを、自動釣銭機153の払出し口から払い出す(S102)。
次に、釣銭検知部120は、払出し口におけるお釣りの検知状態を示す情報を取得する(S104)。釣銭検知部120は、例えば、紙幣や硬貨の払出し口に設けられたセンサからの出力信号を、払出し口におけるお釣りの検知状態を示す情報をとして取得する。具体的には、払い出されたお釣りが払出し口に残っていない場合、当該センサは、紙幣や硬貨を検知していないことを示す信号を出力する。一方、払い出されたお釣りの少なくとも一部が払出し口に残っている場合、当該センサは、紙幣や硬貨を検知していることを示す信号を出力する。なお、後者の信号がセンサから出力されている状態が、上述の「特定状態」に該当する。
そして、出力部130は、釣銭検知部120がS104で取得した情報に基づいて、特定状態が検知されているか否かを判定する(S106)。
出力部130は、S104の処理において釣銭検知部120が取得した情報から「特定状態が検知されていない」と判断できる場合(S106:NO)、精算処理が正常に完了した時に出力する画面(終了画面、図示せず)をディスプレイ152に表示させる(S112)。これにより、精算装置10での精算処理が正常に終了する。
一方、出力部130は、S104の処理において釣銭検知部120が取得した情報から「特定状態が検知されている」と判断できる場合(S106:YES)、特定状態が所定時間継続しているか否かを更に判定する(S108)。ここで、出力部130が判定に用いる所定時間は、任意の時間であり、例えば、メモリ103などに予め記憶されている。また、特定状態の継続時間は、例えば、お釣りを払出したタイミングからタイマを作動させることなどによって、計測することができる。
特定状態が所定時間以上継続している場合(S108:YES)、出力部130は、精算装置10の使用を制限するための第1出力を行う(S110)。この第1出力の具体例については、後述する。一方、特定状態が所定時間以上継続していない場合(S108:NO)、上述のS104からの処理が繰り返される。
〔出力部130による第1出力の具体例〕
以下、出力部130による第1出力の具体的な例について説明する。出力部130は、以下に例示する第1出力の少なくともいずれか1つを実行することができる。
<第1の具体例>
本具体例において、出力部130は、精算装置10を操作できないように制御する画面(例えば、精算装置10が使用不可であることを示す画面)を、精算装置10のディスプレイ152に表示させるための出力を第1出力として行う。出力部130は、例えば、図6に示されるような画面を表示するためのデータを精算装置10のディスプレイ152に出力する。
図6は、精算装置10が使用不可であることを示す画面の一例を示す図である。図6に示されるような画面S1が精算装置10のディスプレイ152に表示されることによって、前の顧客が取り忘れたお釣りが払出し口に残っている状態の精算装置10を、別の顧客が使用することを制限できる。これにより、前の顧客が取り忘れたお釣りを、別の顧客が誤って、又は、悪意をもって持ち去ってしまうことを防止できる。
<第2の具体例>
本具体例において、出力部130は、精算処理で生じたお釣りの少なくとも一部が自動釣銭機153の払出し口に残っていることを商品登録装置20に通知する出力を第1出力として行う。商品登録装置20は、上述したように、店員の操作に応じて購入対象の商品を登録することによって当該商品の精算情報を生成し、当該生成した精算情報を精算情報に基づく精算処理を行う精算装置に送信する。以下、商品登録装置20の機能構成や動作などを、図を用いて例示する。
<<商品登録装置20の機能構成>>
図7は、商品登録装置20の機能構成を概念的に示すブロック図である。図7に示されるように、商品登録装置20は、受信部210および表示処理部220を有する。受信部210は、精算処理で生じたお釣りの少なくとも一部が精算装置10の払出し口に残っていることを通知する第1出力を受信する。受信部210は、第1出力を、精算装置10から直接受信してもよいし、図示しないサーバ装置を経由して受信してもよい。表示処理部220は、第1出力を行った精算装置を商品登録装置20の表示部に表示させる。
<<商品登録装置20のハードウエア構成>>
商品登録装置20の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、商品登録装置20の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図8は、商品登録装置20のハードウエア構成を概念的に示す図である。図3に示されるように、商品登録装置20は、バス201、プロセッサ202、メモリ203、ストレージデバイス204、入出力インタフェース205、及びネットワークインタフェース206を含んで構成される。
バス201は、プロセッサ202、メモリ203、ストレージデバイス204、入出力インタフェース205、及びネットワークインタフェース206が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ202、メモリ203、ストレージデバイス204、入出力インタフェース205、及びネットワークインタフェース206などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ202は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算装置である。メモリ203は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス204は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカードなどを用いて実現される補助記憶装置である。
ストレージデバイス204は、商品登録装置20の各機能構成部(受信部210および表示処理部220)を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ202は、これら各プログラムモジュールをメモリ203に読み出して実行することで、各プログラムモジュールに対応する機能を実現する。
入出力インタフェース205は、商品登録装置20と周辺機器25とを接続するためのインタフェースである。図8の例では、商品登録装置20は、入力装置251、ディスプレイ252、及び、読取装置253といった周辺機器25と、入出力インタフェース205を介して接続されている。
入力装置251は、キーボード、マウスといった入力用のデバイスである。ディスプレイ252は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどである。ディスプレイ252は、入力装置251としても機能するタッチパネルであってもよい。読取装置253は、所謂バーコードリーダーやイメージスキャナなどである。商品登録装置20は、読取装置253を用いて、例えば商品に付されたシンボル(例:バーコード)や商品の外観の画像といった、商品を特定するための情報を取得する。また、商品登録装置20は、入力装置251に対する操作によって、商品を特定するための情報を取得することもできる。そして、商品登録装置20は、当該情報を用いて特定される商品を、精算対象の商品として登録する。このような精算対象の商品の登録操作を繰り返すことにより、精算装置10における精算処理で必要な精算情報が更新される。
ネットワークインタフェース206は、商品登録装置20を各種通信網に接続するためのインタフェースである。この通信網は、例えばLAN(Local Area Network)などである。図3に示されるように、商品登録装置20は、ネットワークインタフェース206を介して通信網に接続し、精算装置10に精算情報を送信することができる。ネットワークインタフェース206が通信網に接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
商品登録装置20のハードウエア構成は図8の構成に限定されない。例えば商品登録装置20は、各種カードを読み取るカードリーダーや、クーポン券などを印刷する印刷装置、音または音声を出力するスピーカー装置などを更に備えていてもよい(例:図9)。図9は、商品登録装置20の外観の一例を示す図である。図9の例において、商品登録装置20は、入力装置251aおよびディスプレイ252が一体となったタッチパネルと、その他の入力装置であるキーボード251bと、ハンディスキャナ253a及びイメージスキャナ253bを含む読取装置253とを備えている。また、図9の符号254、255、256は、それぞれ、カードリーダー、印刷装置、スピーカーを示している。
<<商品登録装置20の動作例>>
図10を用いて、精算装置10の使用を制限するための商品登録装置20の動作例について説明する。図10は、商品登録装置20の処理の流れを例示するフローチャートである。
受信部210は、精算装置10から第1出力を受信する(S202)。この場合において、第1出力には、その第1出力の送信元である精算装置10を識別可能な情報(例えば、精算装置10それぞれに割り当てられた識別番号やIPアドレスなど)が紐付けられている。表示処理部220は、当該第1出力を送信した精算装置10を特定する(S204)。表示処理部220は、第1出力に紐付けられている、精算装置10を識別可能な情報に基づいて、第1出力を送信した精算装置10を特定することができる。
そして、表示処理部220は、S204で特定した精算装置を示す画面をディスプレイ252に表示させる(S206)。表示処理部220は、例えば、図11に示すような画面をディスプレイ252に表示することができる。図11は、商品登録装置20の表示処理部220による表示例を示す図である。なお、図11の画面はあくまで一例であり、本発明はここで例示される画面に制限されない。
<<表示処理部220による表示例>>
図11に示される画面S2は、商品登録装置20で生成した精算情報の送信先とする精算装置10を選択するための画面(以下、「選択画面」とも表記)の一例である。選択画面S2は、例えば、別画面上に配置される選択画面S2に遷移するためのボタン(例:図11の「精算機」ボタン)の押下に応じて表示される。選択画面S2では、各々の精算装置10の現在のステータスが、各精算装置10の名称(例:精算機1、精算機2、精算機3)と共に表示されている。また、選択画面では、現在利用可能であることを示す「待機中」のステータスの精算装置10には「送信」ボタンが選択可能に表示されている。各精算装置10に対応付けて表示される「送信」ボタンの押下に応じて、押下されたボタンに対応する精算装置10に精算情報を送信する処理が実行される。
表示処理部220は、この選択画面において、第1出力を行った精算装置10を識別可能に表示させる。図11に例示される選択画面S2では、表示処理部220は、「精算機1」が第1出力を行った精算装置10であることが分かるように、「精算機1」のステータスに「釣銭取り忘れ」(図中点線で囲った部分A)を表示させている。このようなステータス表示によれば、商品登録装置20を操作する店員にお釣りの取り忘れが発生している精算装置10を通知して、その精算装置10を精算情報の送信先として選択させないように誘導することができる。これにより、別の顧客がその精算装置10を利用することを制限することができる。
また図11に示されるように、表示処理部220は、選択画面S2において、第1出力を行った精算装置10を精算情報の送信先として選択不可能な状態としてもよい。ここで、「選択不可能な状態」とは、(1)精算情報を送信するための画面要素(例えば「送信」ボタン等)が表示されていない状態(例:図11)、(2)精算情報を送信するための画面要素を押下不可能な状態(非活性状態)で表示されている状態、(3)精算情報を送信するための画面要素が押下可能な状態で表示するが、押下しても精算情報を送信できない状態(例えば、送信不可メッセージの表示といったエラー処理が実行される)、などを含む。お釣りの取り忘れが発生している精算装置10に精算情報を送信しないようにシステムで制御することにより、別の顧客がその精算装置10を利用することを、より確実に制限することができる。
<<表示処理部220による他の表示例>>
他の例として、表示処理部220は、第1出力の受信に応じて、その第1出力を行った精算装置10を使用不可とするか否かを選択させる画面を商品登録装置20のディスプレイ252に表示させてもよい。この場合、商品登録装置20を操作する店員が、表示された画面に対する選択入力を行う。表示処理部220は、店員による選択入力に応じて、第1出力を行った精算装置10が使用不可であることを示す画面(例:図6)を表示させるための出力を当該精算装置10に対して行う。
図12を用いて、本例における画面遷移について説明する。図12は、他の表示例における精算装置10および商品登録装置20の画面遷移を例示する図である。
まず、精算装置10において商品代金が投入されてお釣りが払い出されると、支払完了後に表示する画面(例:画面S3)が表示される。その後、お釣りが払出し口に残ったまま所定時間経過した場合(すなわち、特定状態が所定時間継続して検知された場合)、第1出力が商品登録装置20に向けて送信される。
この第1出力を受信部210が受信すると、表示処理部220は、図11を用いて説明したように、当該第1出力を送信した精算装置10を識別可能な画面(例:選択画面S2)を表示する。この選択画面S2において、第1出力を送信した精算装置10が選択された場合、表示処理部220は、例えば図12の画面S4を商品登録装置20のディスプレイ252上に表示させる。図12に例示される画面S4は、「精算中」ボタンと「不在」ボタンとを有している。「精算中」ボタンが押下された場合、表示処理部220は、図6に示されるような画面S1を精算装置10上で表示させるための出力を行わない。「不在」ボタンが押下された場合、表示処理部220は、図6に示されるような画面S1を精算装置10上で表示させるための出力を行う。商品登録装置20の店員は、第1出力を行った精算装置10の周囲に顧客が留まっているか否かを確認した上で、画面S4上でいずれかのボタンを押下する。
第1出力を行った精算装置10の周囲に顧客が留まっていることが確認できた場合には、何らかの理由でお釣りを取るのに手間取っているとも判断できるため、その精算装置10を使用不可としてしまうのは好ましくない。そのため、この場合には、店員は「精算中」ボタンを押下する。「精算中」ボタンが押下された場合には、精算装置10のディスプレイ152における表示は変化しない。一方、第1出力を行った精算装置10の周囲に顧客がいないことが確認できた場合には、明らかにお釣りの取り忘れと判断できる。そのため、この場合には、店員は「不在」ボタンを押下する。「不在」ボタンが押下された場合には、精算装置10のディスプレイ152上に、その精算装置10が使用不可であることを示す画面S1が表示される。
このようにすることで、お釣りの取り忘れが発生していることを誤って認識し、本来意図しない状況で精算装置10が使用不可となることを抑制できる。
<<精算装置10を自動選択する場合>>
なお、商品登録装置20は、図11に示されるような選択画面を介さず、各精算装置10の空き状況や予め設定された優先順位などに基づいて、精算情報の送信先とする精算装置10を自動的に決定するように構成されていてもよい。この場合、商品登録装置20は、精算情報の送信先の精算装置10を自動的に選択する際に、第1出力を行った精算装置10を選択候補から除外する。このような構成によっても、お釣りの取り忘れによって第1出力を行った精算装置10に精算情報が送信されなくなるため、お釣りの取り忘れが発生している精算装置10を別の顧客が利用することを制限することができる。
〔精算装置10の使用制限を解除する動作〕
以下、図13を用いて、精算装置10の使用制限を解除する動作例について説明する。図13は、精算装置10の使用制限を解除する処理の流れを例示するフローチャートである。
釣銭検知部120は、図5のS110の処理の実行後(第1出力を行った後)に、払出し口におけるお釣りの検知状態を示す情報を取得する(S302)。そして、出力部130は、釣銭検知部120がS302で取得した情報に基づいて、特定状態が検知されているか否かを判定する(S304)。
S302の処理において釣銭検知部120が取得した情報から「特定状態が検知されていない」と判断できる場合(S304:NO)、出力部130は、精算装置10の使用制限を解除するための第2出力を行う(S306)。この第2出力の具体例については、後述する。一方、S302の処理において釣銭検知部120が取得した情報から「特定状態が検知されている」と判断できる場合(S306:YES)、出力部130は第2出力を行わない。この場合、上述のS302から処理が繰り返される。
〔出力部130による第2出力の具体例〕
以下、出力部130による第2出力の具体的な例について説明する。出力部130は、以下に例示する第2出力の少なくともいずれか1つを実行することができる。
<第1の具体例>
本具体例おいて、出力部130は、精算装置10が使用不可であることを示す画面(例:図6)をディスプレイ152に表示させる第1出力を行っており、その後、当該画面の表示を終了させる出力を第2出力として行う。この場合における、精算装置10の画面遷移例を図14に示す。図14は、第2出力に応じた精算装置10の画面遷移例を示す図である。
まず、出力部130は、図5のS110の処理において、例えば図6に示されるような画面S1を精算装置10のディスプレイ152に表示させる第1出力を行い、他の顧客がその精算装置10を使用できないように制御する。
その後、図13のS304の判定処理において特定状態が検知されなくなった場合に、出力部130は、画面S1の表示を終了させる第2出力を行う。例えば、出力部130は、画面S1に代えて画面S5を精算装置10のディスプレイ152に表示させる第2出力を行う。画面S5は、画面S1の表示が解除された後に表示される画面の一例であり、第2出力に応じてディスプレイ152上に表示される画面は任意に決定され得る。
このように、精算装置10でのお釣りの取り忘れが解消されたことが検知された場合にその精算装置10を速やかに使用可能な状態に遷移させることにより、精算装置10の利用率を上げて顧客の待ち時間を短縮させることができる。
<第2の具体例>
本具体例において、出力部130は、自動釣銭機153の払出し口にお釣りが残っていないことを商品登録装置20に通知する出力を第2出力として行う。また、本具体手例において、表示処理部220は、受信部210が精算装置10から第2出力を受信したことに応じて、先に受信した第1出力に基づく表示を解除する。この場合における、商品登録装置20の画面遷移例を図15に示す。図15は、第2出力に応じた商品登録装置20の画面遷移例を示す図である。
まず、出力部130は、図5のS110の処理において、例えば図11に示されるような画面S2を商品登録装置20のディスプレイ252に表示させる第1出力を行い、商品登録装置20からその精算装置10に精算情報が送信されることを抑止する。例えば、受信部210が第1出力を受信すると、表示処理部220は、選択画面S2において、その第1出力を行った精算装置10を精算情報の送信先として選択不可能な状態で表示する。これにより、他の顧客がその精算装置10を使用できないように制御できる。
その後、図13のS304の判定処理において特定状態が検知されなくなった場合に、出力部130は、払出し口にお釣りが残っていないことを示す第2出力を商品登録装置20に送信する。受信部210がこの第2出力を受信すると、表示処理部220は、第1出力を行った精算装置10を精算情報の送信先として選択可能な状態で表示させる(例:図15において点線で囲った部分B)。図15では、「精算機1」のステータスが、利用可能な状態を示す「待機中」に更新されると共に、「精算機1」に精算情報を送信するための「送信」ボタンが表示される例が示されている。
このように、精算装置10でのお釣りの取り忘れが解消されたことが検知されたことに応じて、その精算装置10のステータスを「精算情報を送信可能な状態」に速やかに遷移させることで、精算装置10の利用率を上げて顧客の待ち時間を短縮させることができる。
<精算装置10を自動選択する場合>
なお、商品登録装置20は、図11に示されるような選択画面を介さず、各精算装置10の空き状況や予め設定された優先順位などに基づいて、精算情報の送信先とする精算装置10を自動的に決定するように構成されていてもよい。この場合、商品登録装置20は、第1出力を行ったことにより自動選択時の候補から除外された精算装置10から第2出力を受信したことに応じて、その精算装置10を自動選択時の候補に再び含めることができる。このような構成によっても、精算装置10の利用率を上げて顧客の待ち時間を短縮させることができる。
[第2実施形態]
本実施形態は、以下の点を除き、第1実施形態と同様である。
〔精算装置10の機能構成〕
図16は、第2実施形態における精算装置10の機能構成を概念的に示すブロック図である。図16に示されるように、本実施形態の精算装置10は、その精算装置10を使用している人物を検知する人物検知部140を更に備える。
人物検知部140は、例えば、精算装置10の近傍(顧客が精算装置10の操作時にいるであろう場所)を検知範囲とする、赤外線センサや温度センサなどにより実現することができる。また、人物検知部140は、精算装置10の近傍を撮像範囲とするカメラであってもよい。この場合、人物検知部140は、カメラによって生成された画像を解析することによって、人物を検出することができる。また、人物検知部140は、例えば、タッチパネルに対する操作がない状態の継続時間を計測し、その時間が所定の閾値を超えたか否かを判定することによって、精算装置10を使用している人物の有無を検知してもよい。
本実施形態の出力部130は、釣銭検知部120による特定状態の検知が基準時間以上継続しており、かつ、人物検知部140によって人物が検知されなくなった場合に、上述したような第1出力を行う。ここで用いられる基準時間は、例えば、精算装置10のメモリ103などに予め記憶されている。
以上、本実施形態によれば、特定状態が所定時間継続しており、かつ、精算装置10の周囲に人物が検知されない場合、すなわち、お釣りの取り忘れが発生している可能性が高い場合に、その精算装置10の使用を制限することができる。これにより、お釣りの取り忘れの発生の誤検知により、精算装置10を誤って使用不可としてしまうことを防止できる。
〔変形例〕
本実施形態の精算装置10は上述の例に制限されない。例えば、本実施形態の精算装置10は、以下、図17を用いて説明するような処理を実行可能に構成されていてもよい。図17は、第2実施形態の変形例における処理の流れを例示するフローチャートである。
まず、釣銭払出部110によるお釣りの払い出し(S402)に応じて、釣銭検知部120は払出し口におけるお釣りの検知状態を示す情報を取得する(S404)そして、出力部130は、釣銭検知部120がS404で取得した情報に基づいて、特定状態が検知されているか否かを判定する(S406)。出力部130は、S404の処理において釣銭検知部120が取得した情報から「特定状態が検知されていない」と判断できる場合(S406:NO)、精算処理が正常に完了した時に出力する画面(終了画面、図示せず)をディスプレイ152に表示させる(S416)。これにより、精算装置10での精算処理が正常に終了する。これらの処理は、図5のS102〜S106、およびS112と同様である。
一方、出力部130は、S404の処理において釣銭検知部120が取得した情報から「特定状態が検知されている」と判断できる場合(S406:YES)、人物検知部140による人物の検知状態(人物の有無)を示す情報を更に取得する(S408)。
そして、出力部130は、「特定状態が所定時間継続している」という第1条件を満たしているか否かの判定結果と、「人物が存在していない」という第2条件を満たしているか否かの判定結果との組み合わせに基づいて、実行すべき処理を決定する(S410)。出力部130は、各条件が満たされているか否かの判定結果を、例えばBoolean型の変数を用いて出力することができる。具体的には、出力部130は、第1条件の判定結果として、特定状態が所定時間継続している場合には「True」を、特定状態が所定時間継続していない場合には「False」を出力する。また、出力部130は、第2条件の判定結果として、人物が存在していない場合には「True」を、人物が存在している場合には「False」を出力する。
第1条件の判定結果および第2条件の判定結果が共に「True」である場合(S410:両方True)、出力部130は、精算装置10の使用を制限するための第1出力を行う(S412)。この第1出力に応じて、精算装置10のディスプレイ152には、その精算装置10が使用不可であることを示す画面(例:図6の画面S1)が表示される。
また、第1条件の判定結果および第2条件の判定結果いずれか一方が「True」であり、他方が「False」である場合(S410:一方がTrue、他方がFalse)、出力部130は、第1出力を行わずに、例えば、顧客の注意を向ける所定処理を実行する(S414)。ここでの所定処理は、特に限定されないが、お釣りの取り忘れを警告するメッセージを表示する画面をディスプレイに出力する処理や、お釣りの取り忘れを警告するメッセージやブザー音をスピーカー装置から出力する処理などである。
第1条件の判定結果および第2条件の判定結果が共に「False」である場合(S410:両方False)、並びに、S414の所定処理が実行された後は、上述のS404からの処理が繰り返される。
本変形例によれば、複数の条件に基づく判定によって精算装置10が使用不可となる頻度が下がるため、精算装置10の利用率が低下することを防止できる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、上述の各実施形態において、特定状態の継続時間と比較する所定時間を複数用意しておき、それぞれで異なる制御を行うこともできる。例えば、出力部130は、お釣りの払出しと共にお釣りの受け取りを催促するメッセージを出力した後、特定状態が第1の所定時間継続した場合に、お釣りの受け取りを催促するメッセージを先のメッセージよりも大きい音量で出力してもよい。そして、特定状態が上述の第1の所定時間よりも長い第2の所定時間継続した場合に、出力部130は、お釣りの受け取りを催促するメッセージをより強調して出力すると共に、お釣りが払出し口に残っている画面をディスプレイ152に表示させてもよい。さらに、特定状態が上述の第2の所定時間よりも長い第3の所定時間継続した場合に、出力部130は、図6に示すような画面S1を出力してもよい。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャート図では、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
店員の操作に応じて購入対象の商品を登録して前記商品の精算情報を生成する商品登録装置から前記精算情報を受け取り、前記精算情報に基づく精算処理を顧客の操作に応じて行う精算装置であって、
前記精算処理で生じたお釣りを払出し口から払い出す釣銭払出手段と、
前記払出し口に前記お釣りの少なくとも一部が残っている特定状態を検知する検知手段と、
前記お釣りの払出し後、前記検知手段による前記特定状態の検知が基準時間以上継続する場合に、前記精算装置の使用を制限するための第1出力を行う出力手段と、
を備える精算装置。
2.
1.に記載の精算装置において、
前記出力手段は、前記精算装置が使用不可であることを示す画面を表示部に表示させるための出力を前記第1出力として行う精算装置。
3.
1.または2.に記載の精算装置において、
前記出力手段は、前記精算処理で生じたお釣りの少なくとも一部が前記払出し口に残っていることを前記商品登録装置に通知する出力を前記第1出力として行う精算装置。
4.
1.乃至3.のいずれか1つに記載の精算装置において、
前記精算装置を使用している人物を検知する人物検知手段を更に備え、
前記出力手段は、前記検知手段による前記特定状態の検知が基準時間以上継続しており、かつ、前記人物検知手段によって人物が検知されなくなった場合に、前記第1出力を行う精算装置。
5.
1.乃至4.のいずれか1つに記載の精算装置において、
前記出力手段は、前記第1出力を行った後、前記検知手段によって前記特定状態が検知されなくなった場合に、前記精算装置の使用制限を解除するための第2出力を行う精算装置。
6.
5.に記載の精算装置において、
前記出力手段は、前記精算装置が使用不可であることを示す画面を表示部に表示させるための出力を前記第1出力として行った後、前記画面の表示を終了させるための出力を前記第2出力として行う精算装置。
7.
5.または6.に記載の精算装置において、
前記出力手段は、前記払出し口にお釣りが残っていないことを前記商品登録装置に通知する出力を前記第2出力として行う精算装置。
8.
店員の操作に応じて購入対象の商品を登録して前記商品の精算情報を生成し、前記精算情報に基づく精算処理を行う精算装置に前記精算情報を送信する商品登録装置であって、
前記精算処理で生じたお釣りの少なくとも一部が前記精算装置のお釣りの払出し口に残っていることを通知する第1出力を受信する受信手段と、
前記第1出力を行った精算装置を示す画面を表示部に表示させる表示処理手段と、
を備える商品登録装置。
9.
8.に記載の商品登録装置において、
前記表示処理手段は、前記精算情報の送信先とする精算装置を選択する選択画面において、前記第1出力を行った精算装置を識別可能に表示させる商品登録装置。
10.
9.に記載の商品登録装置において、
前記表示処理手段は、前記選択画面において、前記第1出力を行った精算装置を前記精算情報の送信先として選択不可能な状態とする商品登録装置。
11.
8.乃至10.のいずれか1つに記載の商品登録装置において、
前記表示処理手段は、前記第1出力を行った精算装置を使用不可とするか否かを選択させる画面を更に表示し、前記画面での選択入力に応じて、前記精算装置が使用不可であることを示す画面を表示させるための出力を前記精算装置に対して行う商品登録装置。
12.
8.乃至11.のいずれか1つに記載の商品登録装置において、
前記受信手段は、前記精算装置から、前記払出し口にお釣りが残っていないことを示す第2出力を更に受信し、
前記表示処理手段は、前記第2出力の受信に応じて、前記第1出力に基づく表示を解除する商品登録装置。
13.
12.に記載の商品登録装置において、
前記表示処理手段は、
前記精算情報の送信先とする精算装置を選択する選択画面において、前記第1出力を行った精算装置を前記精算情報の送信先として選択不可能な状態で表示させており、
前記第2出力の受信に応じて、前記第1出力を行った精算装置を前記精算情報の送信先として選択可能な状態で表示させる商品登録装置。
14.
店員の操作に応じて購入対象の商品を登録して前記商品の精算情報を生成する商品登録装置から前記精算情報を受け取り、前記精算情報に基づく精算処理を顧客の操作に応じて行う精算装置によって実行される制御方法であって、
前記精算処理で生じたお釣りを払出し口から払い出し、
前記払出し口に前記お釣りの少なくとも一部が残っている特定状態を検知し、
前記お釣りの払出し後、前記特定状態の検知が基準時間以上継続する場合に、前記精算装置の使用を制限するための第1出力を行う、
ことを含む制御方法。
15.
14.に記載の精算方法において、
前記精算装置が使用不可であることを示す画面を表示部に表示させるための出力を前記第1出力として行うことを含む精算方法。
16.
14.または15.に記載の精算方法において、
前記精算処理で生じたお釣りの少なくとも一部が前記払出し口に残っていることを前記商品登録装置に通知する出力を前記第1出力として行うことを含む制御方法。
17.
14.乃至16.のいずれか1つに記載の制御方法において、
前記精算装置を使用している人物を検知し、
前記特定状態の検知が基準時間以上継続しており、かつ、前記人物検知手段によって人物が検知されなくなった場合に、前記第1出力を行うことを含む制御方法。
18.
14.乃至17.のいずれか1つに記載の制御方法において、
前記第1出力を行った後、前記検知手段によって前記特定状態が検知されなくなった場合に、前記精算装置の使用制限を解除するための第2出力を行うことを含む制御方法。
19.
18.に記載の制御方法において、
前記精算装置が使用不可であることを示す画面を表示部に表示させるための出力を前記第1出力として行った後、前記画面の表示を終了させるための出力を前記第2出力として行うことを含む制御方法。
20.
18.または19.に記載の制御方法において、
前記払出し口にお釣りが残っていないことを前記商品登録装置に通知する出力を前記第2出力として行うことを含む制御方法。
21.
店員の操作に応じて購入対象の商品を登録して前記商品の精算情報を生成し、前記精算情報に基づく精算処理を行う精算装置に前記精算情報を送信する商品登録装置によって実行される制御方法であって、
前記精算装置から、前記精算処理で生じたお釣りの少なくとも一部が前記精算装置のお釣りの払出し口に残っていることを通知する第1出力を受信し、
前記第1出力を行った精算装置を示す画面を表示部に表示させる、
ことを含む制御方法。
22.
21.に記載の制御方法において、
前記精算情報の送信先とする精算装置を選択する選択画面において、前記第1出力を行った精算装置を識別可能に表示させることを含む制御方法。
23.
22.に記載の制御方法において、
前記選択画面において、前記第1出力を行った精算装置を前記精算情報の送信先として選択不可能な状態とすることを含む制御方法。
24.
21.乃至23.のいずれか1つに記載の制御方法において、
前記第1出力を行った精算装置を使用不可とするか否かを選択させる画面を更に表示し、前記画面での選択入力に応じて、前記精算装置が使用不可であることを示す画面を表示させるための出力を前記精算装置に対して行うことを含む制御方法。
25.
21.乃至24.のいずれか1つに記載の制御方法において、
前記精算装置から、前記払出し口にお釣りが残っていないことを示す第2出力を更に受信し、
前記第2出力の受信に応じて、前記第1出力に基づく表示を解除することを含む制御方法。
26.
25.に記載の制御方法において、
前記精算情報の送信先とする精算装置を選択する選択画面において、前記第1出力を行った精算装置を前記精算情報の送信先として選択不可能な状態で表示させており、
前記第2出力の受信に応じて、前記第1出力を行った精算装置を前記精算情報の送信先として選択可能な状態で表示させることを含む制御方法。
27.
コンピュータに、14.乃至20.のいずれか1つに記載の制御方法を実行させるプログラム。
28.
コンピュータに、21.乃至26.に記載の制御方法を実行させるプログラム。
10 精算装置
101 バス
102 プロセッサ
103 メモリ
104 ストレージデバイス
105 入出力インタフェース
106 ネットワークインタフェース
110 釣銭払出部
120 釣銭検知部
130 出力部
140 人物検知部
15 周辺機器
151 入力装置
152 ディスプレイ
153 自動釣銭機
154 カードリーダー
155 印刷装置
156 スピーカー
157 表示灯
20 商品登録装置
25 周辺機器
201 バス
202 プロセッサ
203 メモリ
204 ストレージデバイス
205 入出力インタフェース
206 ネットワークインタフェース
210 受信部
220 表示処理部
251 入力装置
252 ディスプレイ
253 読取装置
254 カードリーダー
255 印刷装置
256 スピーカー

Claims (4)

  1. 店員が操作する商品登録装置から購入対象の商品の精算情報を受け取り、前記精算情報に基づく精算処理を顧客の操作に応じて行う精算装置であって、
    前記精算処理で生じたお釣りを払出し口から払い出す釣銭払出手段と、
    前記お釣りの払出し後、前記払出し口に前記お釣りの少なくとも一部が残っている状態が所定時間継続する場合に、前記精算装置の使用を制限する画面を表示させる表示手段と、
    を備える精算装置。
  2. 請求項に記載の精算装置において、
    前記精算装置を使用している人物を検知する人物検知手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記払出し口に前記お釣りの少なくとも一部が残っている状態の検知が所定時間継続しており、かつ、前記人物検知手段によって人物が検知されなくなった場合に、前記画面を表示させる精算装置。
  3. 店員が操作する商品登録装置から購入対象の商品の精算情報を受け取り、前記精算情報に基づく精算処理を顧客の操作に応じて行う精算装置によって実行される制御方法であって、
    前記精算処理で生じたお釣りを払出し口から払い出し、
    前記お釣りの払出し後、前記払出し口に前記お釣りの少なくとも一部が残っている状態が所定時間以上継続する場合に、前記精算装置の使用を制限する画面を表示させる、
    ことを含む制御方法。
  4. コンピュータに、請求項に記載の制御方法を実行させるプログラム。
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