JP6980389B2 - 天井構造及び施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デッキプレートを備えると共に設備が設置される天井構造、及び天井の施工方法に関する。
従来から、デッキプレートを備えた天井構造が知られている。特許第5723755号公報には、凹部及び凸部が交互に形成された断面凹凸形状を有するデッキプレートを備えたクリーンルームの天井構造が記載されている。この天井構造において、複数のデッキプレートは天井の全面を覆うように並設されており、複数のデッキプレートの凹部及び凸部は、互いに同一の方向に直線状に延びている。凹部及び凸部が延びる方向におけるデッキプレートの両端に位置するエンドクローズ部は、凸部が押し潰された形状とされている。このエンドクローズ部の高さはデッキプレートの両端に向かうに従って直線的に低くなっている。
前述の天井構造は、下弦鉄骨及び上弦鉄骨を含むトラス構造を備えており、下弦鉄骨の下方位置には、天井パネルが設けられている。天井パネルにはフィルタ付き送風機が取り付けられており、フィルタ付き送風機は、吊り材によって下弦鉄骨に吊り下げられている。また、前述の公報には、デッキプレートの下に天井パネルを敷設しない場合がある旨が記載されており、この場合、フィルタ付き送風機は、床置き式空調機とするか、又は下弦鉄骨に吊り下げられる。
特許第5723755号公報
前述したように、天井構造にはフィルタ付き送風機等の設備が設置されるが、この設備は、下弦鉄骨の下方位置に設けられた天井パネルに、吊り材によって吊り下げられた状態で取り付けられている。よって、天井構造の下側に天井パネルと吊材とを配置する作業が必要となるので、作業が煩雑であるという問題がある。
天井パネルを敷設しない場合には、フィルタ付き送風機等の設備は、床置き式に限られるか、又は下弦鉄骨に吊り下げられる態様で配置される。また、デッキプレートは山部及び谷部を有しており平板プレートよりも形状が複雑であるため、デッキプレートへの設備の取り付けが困難であるという問題がある。従って、天井の施工を容易に行えないという問題がある。
本発明は、天井の施工を容易に行うことができる天井構造及び施工方法を提供することを目的とする。
本発明に係る天井構造は、山部及び谷部を有するデッキプレート(コンクリートが打設されるデッキプレートを除く)を備えた天井構造であって、貫通部と、貫通部の周囲を補強する補強部材と、を備えている。また、補強部材がデッキプレートに固定されていてもよい。
この天井構造は、山部及び谷部を有するデッキプレートを備えている。よって、平板プレートから成る天井構造と比較して強度を高めることができるので、デッキプレートに乗って上方から天井構造及び天井内設備の施工を行うことができる。また、強度が高められていることにより、作業者等が天井構造の上を歩くことができるので、上方からの施工を容易に行うことができる。また、この天井構造は、貫通部と、貫通部の周囲を補強する補強部材とを備えている。従って、貫通部に設備を配置することにより、送風機等の設備を容易に天井に設置することができる。また、この天井構造は、貫通部の周囲を補強する補強部材を備えているので、貫通部の周囲の強度が低下する事態を回避することができる。よって、貫通部の周囲で安全に作業を行うことができるので、設備の取り付け作業を効率よく行うことができる。従って、天井の施工を容易に行うことができる。
また、前述の天井構造は、貫通部に乗せられる板状部材を備えてもよい。この場合、予め板状部材に設備を取り付けておくことにより、設備が取り付けられた板状部材を貫通部に乗せて容易に天井への設備の設置を行うことができる。従って、上方からの設備の設置を容易に行うことができる。
また、補強部材は、上向きに延びる立ち上がり部を有してもよい。この場合、立ち上がり部を有しない平板状の補強部材と比較して、補強部材の強度を高めることができる。従って、貫通部の周囲の強度をより高めることができるので、より安全に作業を行うことができる。
また、前述の天井構造は、デッキプレートと補強部材とを接続する調整板を備えてもよい。この場合、調整板でデッキプレートと補強部材とを接続することにより、デッキプレート及び補強部材の配置を容易に行うことができる。従って、天井の施工を一層容易に行うことができる。
また、補強部材は、デッキプレートの貫通部を形成する部分に対して一対に設けられ、一対の補強部材は、山部及び谷部が並ぶ方向に延在していてもよい。この場合、貫通部が形成された部分の周囲に一対の補強部材を配置することができるので、貫通部の周囲を確実に補強することができる。また、貫通部を形成する予定の部分に予め一対に補強部材を配置することにより、事前に貫通部の周囲を補強することもできる。
また、板状部材は、天井に配置される設備を支持する設備パネルであってもよい。この場合、設備を支持する設備パネルを貫通部に乗せることにより、天井への設備の設置を一層容易に行うことができる。
また、設備パネルと補強部材との間に介在するスペーサを備えてもよい。この場合、補強部材にスペーサが固定された状態で、ビス等を設備パネル及びスペーサに打ち込むことにより、設備パネル、スペーサ及び補強部材を固定することができる。また、スペーサによって設備パネルと補強部材との間に隙間が形成されているので、この隙間にシール部材を充填しやすくすることができる。従って、天井構造のシーリングを容易に行うことができるので、天井の施工を一層容易に行うことができる。
また、補強部材は、立ち上がり部を備えたCT形鋼であってもよい。この場合、補強部材がCT形鋼であることにより、鋼材の体積を抑えて補強部材を軽量化させることができる。また、補強部材が立ち上がり部を備えたCT形鋼であることにより、補強部材がH形鋼又はI形鋼である場合と比較して、上方からシーリング等を行いやすくすることができる。従って、天井構造の施工を更に容易に行うことができる。
本発明に係る施工方法は、山部及び谷部を有するデッキプレート(コンクリートが打設されるデッキプレートを除く)を備えた天井の施工方法であって、貫通部が形成されるように複数のデッキプレートを配置する工程と、貫通部の周囲に補強部材を配置する工程と、を備える。また、補強部材がデッキプレートに固定されていてもよい。
この天井の施工方法では、山部及び谷部を有する複数のデッキプレートを配置する。デッキプレートを備えた天井構造は、平板プレートから成る天井構造と比較して強度が高いので、デッキプレートに乗って上方から作業を行うことができる。強度が高いことにより、作業者等は天井構造の上を歩くことができるので、上方からの施工を容易に行うことができる。また、この施工方法では、貫通部が形成され、更に、貫通部の周囲には補強部材が配置される。従って、貫通部に設備を配置することにより容易に設備の設置を行うことができると共に、補強部材により貫通部の周囲の強度が低下する事態を回避することができる。よって、貫通部の周囲でも安全に作業を行うことができ、設備の取り付け作業を容易に行うことができるので、天井の施工を容易に行うことができる。
本発明の別の施工方法は、山部及び谷部を有するデッキプレート(コンクリートが打設されるデッキプレートを除く)を備えた天井の施工方法であって、デッキプレートを配置する工程と、貫通部の周囲を補強する補強部材を配置する工程と、デッキプレートに貫通部を形成する工程と、を備える。
この施工方法は、前述と同様、山部と谷部とを備えたデッキプレートを含む天井構造とすることができるので、作業者等が天井構造の上を歩くことができ、上方からの施工を容易に行うことができる。また、貫通部と補強部材とを設けることにより、貫通部に設備を容易に配置できると共に、貫通部の周囲の強度が低下する事態を回避することができる。また、この施工方法では、貫通部が形成された部分の周囲に補強部材を配置することによって貫通部の周囲を確実に補強できると共に、貫通部を形成する予定の部分に予め補強部材を配置することにより事前に貫通部の周囲を補強することもできる。従って、貫通部の周囲を補強することで安全に施工を行うことができるので、天井の施工を一層容易に行うことができる。
本発明によれば、天井の施工を容易に行うことができる。
第1実施形態に係る天井構造を示す平面図である。 図1のII−II線断面図である。 デッキプレート、調整板及び梁を示す縦断面図である。 デッキプレート、調整板、補強部材及び設備パネルを示す縦断面図である。 (a)〜(e)は、変形例に係る補強部材及び設備パネルの接続構造を示す縦断面図である。 図1の天井構造の柱の周辺を示す図である。 設備パネル、梁及び補強部材を示す平面図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 図7のIX−IX線断面図である。 デッキプレートとクリーンパーティションの接続構造を示す図である。 図10のXI−XI線断面図である。 (a)は、デッキプレートと照明を示す縦断面図である。(b)は、(a)の照明を拡大させた縦断面図である。 デッキプレートと配管を示す縦断面図である。 設備パネルと照明を示す縦断面図である。 (a)は、デッキプレートの端部を押し潰す前の状態を示す斜視図である。(b)は、(a)の端部を押し潰した状態を示す斜視図である。(c)は、(b)の押し潰した端部を示す側面図である。 第2実施形態に係る天井構造を示す平面図である。 図16の天井構造のダクトを示す図である。 変形例に係る天井構造を示す縦断面図である。
以下では、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。図面の説明について、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る天井構造1を示す平面図である。天井構造1は、例えば、温度及び湿度が一定となるように制御されると共に空気清浄度が確保されたクリーンルームの天井を成している。図1に示されるように、天井構造1は、複数のデッキプレート2と、デッキプレート2の間に配置された複数の設備パネル3(板状部材)と、格子状に配置された梁4と、縦横の梁4の交差部に位置する柱5とを備える。天井構造1では、例えば、クリーンルームにおいてデッキプレート2の下面が露出した状態とされている。
図2は、図1のII−II線断面図である。図1及び図2に示されるように、デッキプレート2は、山部2aと谷部2bとを有する波形鋼板であり、山部2a及び谷部2bは傾斜部2kを介して互いに接続されている。複数のデッキプレート2は、山部2a及び谷部2bが交互に並ぶように配置される。以下では、山部2a及び谷部2bが並ぶ方向を第1方向D1、第1方向D1に直交する方向であって山部2a及び谷部2bが延在する方向を第2方向D2として説明する。
デッキプレート2と設備パネル3とは第1方向D1に交互に配置されている。このようにデッキプレート2と設備パネル3が交互に配置されることにより、設備パネル3の両側に強度が高いデッキプレート2が位置するので設備パネル3の周辺の強度を高めることができる。また、複数の設備パネル3は第2方向D2に沿って並ぶように配置されている。
梁4は、天井構造1の支持鋼材であり、格子状に配置された梁4の間にデッキプレート2及び設備パネル3が配置されている。梁4及びデッキプレート2は調整板6を介して互いに接続されている。デッキプレート2と設備パネル3の間には補強部材7が配置されており、この補強部材7によって設備パネル3の周囲が補強されている。
設備パネル3は、上下に貫通する貫通部9に配置されており、貫通部9を塞ぐように固定されている。設備パネル3は、天井構造1を成す空調等の設備を貫通させて支持する設備貫通部であり、板状とされている。ここで、本明細書において「貫通部」とは、既に貫通している部分と、後に貫通させる予定である部分と、の両方を含んでいる。更に、「貫通部」は、デッキプレート2を配置する過程で形成される開口部(複数のデッキプレート2の間に形成される開口部、及び、デッキプレート2と他の部材との間に形成される開口部)を含んでいる。また、「設備」とは、天井に設置される設備を示しており、照明、レターン、送風機等の空調、配管、スピーカ、感知器、及び制気口等が含まれる。設備パネル3への設備の設置構造については後に詳述する。
図3は、デッキプレート2、調整板6及び梁4を示す縦断面図である。梁4は、例えば、H形鋼であり、ウェブ4a、及びウェブ4aの下端で水平方向に延びるフランジ4bを有する。デッキプレート2の調整板6側の端部には、調整板6の形状に沿って折り曲げられた折り曲げ部2cが形成されている。折り曲げ部2cは、例えば、水平方向に対して120°程度斜め上方に折り返された第1部分2dと、第1部分2dよりも先端側で第1部分2dから梁4に向かって折り返された第2部分2eとを有する。
調整板6は、梁4から離れた部分に3つの折り曲げ部6a,6b,6cを有する。折り曲げ部6aは水平方向から延びる部分から斜め上方に折り返されており、折り曲げ部6bは、折り曲げ部6aの上端からデッキプレート2に向かって折り曲げられている。折り曲げ部6cは、第2部分2eに沿って折り曲げられている。このように、折り曲げ部6cは折り曲げ部2cに沿って折り曲げられているので、デッキプレート2と調整板6の接続強度が高められている。
梁4のフランジ4bの上面には、調整板6とZ金物10が固定されている。梁4において、調整板6はフランジ4bの上面に沿うように設けられている。Z金物10は、フランジ4bの上面に沿うように配置される第1平板部10aと、第1平板部10aから立ち上がる立ち上がり部10bと、立ち上がり部10bの上端から第1平板部10aの逆方向に延びる第2平板部10cとを有する。
Z金物10は調整板6よりもウェブ4a側に配置されており、Z金物10と調整板6の間にはシール材11が充填されている。具体的には、フランジ4bの上面、立ち上がり部10b及び第2平板部10cに囲まれた領域と、調整板6の上面との間にシール材11が充填されている。このように梁4、調整板6及びZ金物10の間にシール材11が配置されることにより、梁4、調整板6及びZ金物10は隙間なく固定されている。
図4は、デッキプレート2、調整板8、補強部材7及び設備パネル3を拡大した縦断面図である。図2及び図4に示されるように、補強部材7は、上方に延びる立ち上がり部7aを備える。補強部材7は、例えば、CT形鋼であり、立ち上がり部7aを成すウェブ、及びウェブの下端で水平方向に延びるフランジ部7bを有する。立ち上がり部7aは、フランジ部7bの第1方向D1の中央から上方に延びており、これにより、補強部材7は、上下が逆とされたT字状を成している。
デッキプレート2の調整板8側の端部には、前述の折り曲げ部2cと同様の折り曲げ部2fが形成されている。調整板8は、補強部材7から離れた部分に、折り曲げ部6a,6b,6cと同様の折り曲げ部8a,8b,8cを有する。調整板8は、補強部材7のフランジ部7bの上面に固定されている。
調整板8の補強部材7側の端部には、上方に折り曲げられた立ち上がり片8dが形成されている。立ち上がり片8dと、フランジ部7bの上面と、立ち上がり部7aとの間にはシール材12が充填されている。このように立ち上がり部7a、フランジ部7b、及び立ち上がり片8dの間にシール材12が配置されることにより、補強部材7及び調整板8は互いに隙間なく固定されている。
立ち上がり部7aの調整板8との反対側には設備パネル3が設けられている。設備パネル3は、フランジ部7bの上方に設けられており、設備パネル3とフランジ部7bとの間には、スペーサ13とシール材14が介在している。スペーサ13は、設備パネル3の下面とフランジ部7bの上面との間に介在しており、シール材14はスペーサ13の貫通部9側に設けられている。
スペーサ13によって設備パネル3と補強部材7との間に間隔が形成されると共に設備パネル3と補強部材7との間にシール材14が充填されることにより、天井構造1の貫通部9の気密性を確保することが可能である。シール材14は、例えば、変成シリコーンシールである。
図4に示される例では、下方(設備パネル3の下側)からシール材14が充填されている。また、設備パネル3及び補強部材7の間に介在するスペーサ及びシール材の配置は、図4に示される例に限られず適宜変更可能である。例えば、図5(a)に示されるように、シール材14Aをスペーサ13Aよりも立ち上がり部7a側に配置してもよい。このシール材14Aは、補強部材7の上方から充填されている。
図5(b)に示されるように、スペーサ13Bの立ち上がり部7a側であって且つ立ち上がり部7aと設備パネル3の間の部分にシール材14Bが充填されてもよい。更に、図5(c)に示されるように、スペーサを省略して設備パネル3の下面とフランジ部7bの上面とが密着すると共に、立ち上がり部7aと設備パネル3の間に三角シールであるシール材14Cが配置されてもよい。
また、図5(d)に示されるように、スペーサを省略して設備パネル3の下面とフランジ部7bの上面とが密着すると共に、立ち上がり部7aと設備パネル3の間にシール材14Dが配置されてもよい。以上のシール材14B,14C,14Dは、いずれも補強部材7の上方から充填される。
更に、図5(e)に示されるように、設備パネル3の下面とフランジ部7bの上面とが密着すると共に、フランジ部7bの側面と設備パネル3の下面とに下方からシール材14Eが充填されてもよい。以上のように、シール材14A〜14Eを配置した場合でも、天井構造1の貫通部9の気密性を確保することが可能である。
図6は、梁4及び柱5の接続構造を示す横断面図である。図6に示されるように、柱5は、複数本の梁4の間に配置されており、柱5の外周と梁4との間には柱5を囲むようにサポート板16が取り付けられている。また、互いに交差する2本の梁4と柱5との間には調整板6が配置されており、調整板6と梁4との間には前述したシール材11が充填されている。このように、梁4と柱5の間に調整板6とシール材11を配置することが可能である。
図7は、設備パネル3を示す平面図である。図7に示されるように、平面視において、設備パネル3は、互いに平行に延びる2本の梁4と、互いに平行に配置される補強部材7との間に配置されている。設備パネル3は、例えば、その中央部分に設備を支持する設備支持スペース3aを備えている。
図8は、図7のVIII−VIII線断面図を示しており、設備パネル3と梁4との接続構造を示している。図8に示されるように、設備パネル3とフランジ4bの間には、スペーサ18とシール材19が介在している。スペーサ18及びシール材19の配置態様は、前述したスペーサ13及びシール材14の配置態様、又はスペーサ13A,13B及びシール材14A〜14Eの配置態様と同様であってもよい。スペーサ18によって設備パネル3とフランジ4bの間に間隔が形成されると共に、設備パネル3とフランジ4bの間にシール材19が充填されることにより設備パネル3と梁4の間における気密性が確保されている。
図9は、図7のIX−IX線断面図である。図9に示されるように、デッキプレート2、調整板8、補強部材7及び設備パネル3は、第1方向D1に並んだ状態で固定されている。設備パネル3と補強部材7の間にスペーサ13とシール材14が介在することにより、貫通部9の気密性が確保されている。
また、設備パネル3の上面3bから設備パネル3及びスペーサ13にビス20が打ち込まれており、このビス20は設備パネル3を上下に貫通すると共に、スペーサ13を介して設備パネル3を補強部材7に固定している。このように、ビス20によって、スペーサ13を介して設備パネル3と補強部材7を固定することが可能である。
図10は、デッキプレート2と、クリーンルームの壁部を成すクリーンパーティションCとの接続構造を示している。図10に示されるように、デッキプレート2とクリーンパーティションCとの間には、断面U字状の接続部材21と、デッキプレート2を封止する鋼板22と、接続部材21及び鋼板22の間に挟み込まれるシーリング材23とが設けられる。シーリング材23は、接続部材21と鋼板22を互いに接着させる。シーリング材23は、例えば、発泡ゴムであり、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)によって構成されている。一例として、シーリング材23は、エプトシーラー(登録商標)である。
接続部材21は、クリーンパーティションCの一方側の面に固定されて上下に延びる第1部分21aと、クリーンパーティションCの他方側の面に固定されて上下に延びる第2部分21bと、第1部分21a及び第2部分21bを接続すると共にデッキプレート2の下面が乗せられる第3部分21cとを有する。
第1部分21aの下端とクリーンパーティションCは、シール材24を介して互いに気密性が確保されており、第1部分21aの上端(第3部分21cの一端)とデッキプレート2の下面との間にはシール材25が介在している。第3部分21cとデッキプレート2は、第3部分21c及びデッキプレート2の下面に挿入されるリベットRによって互いに固定されている。
第2部分21bの下端とクリーンパーティションCは、シール材24とビスBによって互いに固定されている。鋼板22は、接続部材21の外側において第2部分21bの下端部分からデッキプレート2の上側にまで上下方向に延びており、デッキプレート2を塞ぐ機能を有する。
図11は、図10のXI−XI線断面図である。図10及び図11に示されるように、鋼板22は、デッキプレート2の山部2aの下側部分と相似形状を成しており、山部2aに下から嵌め込むように配置される。シーリング材23は、例えば、デッキプレート2の下側で枠状に配置されている。鋼板22とデッキプレート2の下面との間にはシール材26が充填されており、このシール材26、鋼板22、接続部材21及びクリーンパーティションCにより、クリーンパーティションCの気密性が確保されている。
図12(a)及び図12(b)は、天井構造1の設備の一種である照明31とデッキプレート2との接続構造を示す横断面図である。図12(a)及び図12(b)に示されるように、照明31は、山部2aの下面に固定される。照明31は、例えば、デッキプレート2と複数のネジNによって固定されている。ネジNはデッキプレート2を上下に貫通しており、ネジNのデッキプレート2の上側の部分とデッキプレート2の上面との間にはシール材27が配置されている。このシール材27によって、ネジNが通されるデッキプレート2の孔が確実に塞がれて気密性が確保されている。
照明31とデッキプレート2の下面との間には、パッキン28とシール材29が介在している。デッキプレート2は、照明31の配線を通すための孔部2gを備えており、照明31は、その平面視の中心が孔部2gに位置合わせされた状態でデッキプレート2に固定されている。
シール材29は、孔部2gに充填されると共に、照明31、孔部2gの壁面、及びデッキプレート2の上面に密着しており、孔部2gの気密性を確保している。パッキン28の穴にシール材29を充填しており、パッキン28は照明31の上面とデッキプレート2の下面とに密着している。従って、パッキン28及びシール材29によって、デッキプレート2の照明31が配置される位置の気密性が確保されている。
図13は、天井構造1の設備の一種である配管32とデッキプレート2との接続構造を示す横断面図である。配管32は、デッキプレート2の山部2aを上下に貫通しており、山部2aの上面で固定された支持材33によって支持されている。支持材33は、配管32が通される山部2aの上面、配管32が通される山部2aの一方側に隣接する山部2aの上面、及び、配管32が通される山部2aの他方側に隣接する山部2aの上面、に乗せられている。
すなわち、支持材33は、3つの山部2aを跨ぐように配置されるので、安定した配置とされている。山部2a及び支持材33における配管32が貫通する部分の上側には、シール材34が配置されている。シール材34は、配管32が貫通する孔部を埋めるように充填されるので、配管32が通される部分の気密性を確保している。
図14は、照明31とは異なる種類の照明35と、設備パネル3との接続構造を示す横断面図であり、設備パネル3に対する設備の設置例を示している。設備パネル3には、照明35を設置するための孔部3eが形成されており、孔部3eは、例えば、平面視における設備パネル3の中央に設けられている。
照明35は、孔部3eに嵌め込まれる本体部35aと、設備パネル3の下側に露出する照明部35bとを有する。本体部35aは、設備パネル3の上側で門形に固定された支持部材36によって支持されている。支持部材36は、設備パネル3の上面3bに固定されると共に設備パネル3から上方に延びる複数の柱部36aと、複数の柱部36aの上端同士を照明35の上方で連結する連結部36bと、連結部36bから下方に延びると共に本体部35aの上端に連結される複数の支持部36cとを有する。本体部35aからは、照明35に電力を供給する配線37等が延び出しており、配線37は、設備パネル3の上面3bに沿うように配置されている。配線37は、例えば、複数の配線固定部材38によって上面3bに固定されている。
照明35は、孔部3eに本体部35aが嵌め込まれた状態で設備パネル3に支持されている。照明部35bの上面はパッキン39を介して設備パネル3の下面に密着している。具体的には、照明部35bの上面と設備パネル3の下面との間にはパッキン39が挟み込まれており、照明35はパッキン39が挟み込まれて支持部材36に引っ張り上げられた状態で設備パネル3に支持されている。従って、パッキン39により、設備パネル3と照明35の間の気密が確保されている。なお、パッキン39に代えてシール材が挟み込まれていてもよい。
図15(a)〜図15(c)は、デッキプレート2の第2方向D2の端部構造(エンドクローズ部)を示す図である。デッキプレート2の第2方向D2の端部は梁4に固定されている。また、図15(b)及び図15(c)に示されるように、デッキプレート2の第2方向D2の端部には、山部2aの上面から第2方向D2の一端に向かって下方に傾斜する平坦状の第1傾斜面2hと、第1傾斜面2hの第1方向D1の両側において第2方向D2の一端に向かって下方に傾斜する平坦状の第2傾斜面2jが設けられる。第1傾斜面2hと一対の第2傾斜面2jは、山部2a及び一対の傾斜部2kを下方に押し潰すことによって形成される。そして、第1傾斜面2h及び第2傾斜面2jの境目部分にシール材が充填されることによって、エンドクローズ部の密閉処理が施されている。
以上のように構成された天井構造1の施工方法について説明する。まず、梁4に補強部材7を取り付ける。そして、梁4と補強部材7に囲まれた箇所にデッキプレート2を敷設する(複数のデッキプレートを配置する工程)。このとき、図9に示されるように、デッキプレート2を調整板8及びシール材12を介して補強部材7に接続する(貫通部の周囲に補強部材を配置する工程)。
また、複数のデッキプレート2を梁4に取り付ける。具体的には、図3に示されるように、梁4のフランジ4bの上にZ金物10を配置し、シール材11及び調整板6を介してデッキプレート2を梁4に接続する。このとき、複数のデッキプレート2を貫通部9が形成されるように配置する。すなわち、図1の設備パネル3の位置に貫通部9が形成されるように複数のデッキプレート2を配置する。
そして、補強部材7のフランジ部7bの上にスペーサ13及びシール材14を介して設備パネル3を乗せ、設備パネル3及びスペーサ13に上からビス20を打ち込むことにより、補強部材7の上にスペーサ13及び設備パネル3を固定する。これと同様に、図8に示されるように、梁4のフランジ4bの上にスペーサ18及びシール材19を介して設備パネル3を乗せて、梁4にスペーサ18及び設備パネル3を固定する。
また、梁4又は補強部材7に設備パネル3を設置する前に、図14に示されるように、設備パネル3に対する照明35等の設備の設置を予め行っておいてもよい。この場合、設備パネル3の設置後には、照明35からの配線37の設置等を行うだけで設備の設置を完了させることが可能となる。
また、前述の作業とは別に、図10、図12及び図13に示されるように、クリーンパーティションCとデッキプレート2との接続、デッキプレート2への照明31の設置、及びデッキプレート2への配管32の設置を行う。以上のように、設備パネル3の配置と、デッキプレート2に対する各種設備の設置を行った後に天井構造1の施工が完了する。
次に、本実施形態に係る天井構造1及び施工方法の作用効果について説明する。図2に示されるように、天井構造1は、山部2a及び谷部2bを有するデッキプレート2を備えている。よって、平板状の天井部材と比較して強度を高めることができるので、デッキプレート2に乗って上方から天井構造1の施工を行うことができる。
また、強度が高められていることにより、作業者等が天井構造1の上を歩くことができるので、上方からの施工を容易に行うことができる。また、この天井構造1は、貫通部9と、貫通部9の周囲を補強する補強部材7とを備えている。従って、貫通部9に設備を配置することにより、照明35等の設備を容易に天井に配置することができる。
また、天井構造1は、貫通部9の周囲を補強する補強部材7を備えているので、貫通部9の周囲の強度が低下する事態を回避することができる。従って、貫通部9の周囲でも安全に作業を行うことができるので、設備の取り付け作業を効率よく行うことができる。よって、天井の施工を容易に行うことができる。
また、天井構造1は、貫通部9に乗せられる設備パネル3を備える。よって、予め設備パネル3に設備を取り付けておくことにより、設備が取り付けられた設備パネル3を貫通部9に乗せて容易に天井への設備の配置を行うことができる。従って、上方からの設備の設置を容易に行うことができる。
また、補強部材7は、上向きに延びる立ち上がり部7aを有する。よって、立ち上がり部を有しない平板状の補強部材と比較して、補強部材7の強度を高めることができる。従って、貫通部9の周囲の強度をより高めることができるので、より安全に作業を行うことができる。
また、図9に示されるように、天井構造1は、デッキプレート2と補強部材7とを接続する調整板8を備える。よって、調整板8でデッキプレート2と補強部材7とを接続することにより、デッキプレート2及び補強部材7の配置を容易に行うことができる。従って、天井の施工を一層容易に行うことができる。
また、設備パネル3と補強部材7との間に介在するスペーサ13を備える。従って、補強部材7にスペーサ13が固定された状態で、ビス20を設備パネル3及びスペーサ13に打ち込むことにより、設備パネル3、スペーサ13及び補強部材7を固定することができる。また、スペーサ13によって設備パネル3と補強部材7との間に隙間が形成されているので、この隙間にシール材14を充填しやすくすることができる。従って、天井構造1のシーリングを容易に行うことができるので、天井の施工を一層容易に行うことができる。
また、補強部材7は、立ち上がり部7aを備えたCT形鋼である。従って、補強部材7がCT形鋼であることにより、鋼材の体積を抑えて補強部材7を軽量化させることができる。また、補強部材7が立ち上がり部7aを備えたCT形鋼であることにより、補強部材がH形鋼又はI形鋼である場合と比較して、上方からシーリング等を行いやすくすることができる。従って、天井の施工を更に容易に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る天井構造41及び施工方法について図16及び図17を参照しながら説明する。第2実施形態に係る天井構造41は、デッキプレート2、補強部材7及び貫通部9とは異なる態様のデッキプレート42、補強部材47及び貫通部49を備える。
第1実施形態では複数のデッキプレート2を貫通部9が形成されるように配置したが、第2実施形態では孔が開いていないデッキプレート42を配置して、事後的に貫通部49を形成する。従って、デッキプレート42を配置したときには貫通部49は形成されておらず、事後的な設備の設置必要性等に応じて貫通部49を形成する。以下では、第1実施形態と重複する説明を適宜省略する。
図16及び図17に示されるように、デッキプレート42は、設備配置予定位置である貫通部49と、貫通部49に対して一対に設けられる補強部材47とを備えている。貫通部49は、デッキプレート42の山部42aと、谷部42bの少なくとも一部とを含む大きさとされている。貫通部49には、例えばダクト50が上下に貫通している。
図16に示されるように、一対の補強部材47は、デッキプレート42の山部42a及び谷部42bが並ぶ第1方向D1に延在している。例えば、補強部材47は、貫通部49の第2方向D2の両側に配置される。また、一対の補強部材47は、例えば互いに平行となるように配置される。各補強部材47は、例えばL型アングルである。
第2実施形態に係る天井構造41の施工方法について説明する。まず、山部42a及び谷部42bを有するデッキプレート42を配置する(デッキプレートを配置する工程)。その後、貫通部49の位置を挟むように一対の補強部材47を配置し(補強部材を配置する工程)、貫通部49を形成する(貫通部を形成する工程)。
補強部材47を配置する工程の後に貫通部49を形成する工程を実行してもよいし、足場又はサポート部材等がある場合には、補強部材47を配置する工程の前に貫通部49を形成する工程を実行してもよい。但し、補強部材47を配置する工程の後に貫通部49を形成した方が、事前にデッキプレート42を補強でき安全性が一層高まることとなるため好ましい。
以上、第2実施形態に係る天井構造41及び施工方法において、補強部材47は、貫通部49を形成する部分に対して一対に設けられ、一対の補強部材47は、山部42a及び谷部42bが並ぶ第1方向D1に延在するように設けられている。従って、貫通部49が形成された部分の周囲に一対の補強部材47を配置することができるので、貫通部49の周囲を確実に補強することができる。また、貫通部49を形成する部分に予め一対に補強部材47を配置することができるので、貫通部49を形成する前に予め貫通部49の周囲を補強することができる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は、前述の各実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。すなわち、本発明は、各請求項の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前述の第1実施形態では、貫通部9に乗せられる板状部材が設備パネル3である例について説明した。しかしながら、板状部材は設備パネル3に限定されず適宜変更可能である。例えば、図18に示されるように、設備パネル3に代えて、設備パネル3よりも薄く且つアルミニウム及び樹脂によって構成されたシート板53を備えてもよい。シート板53は、例えば、アルポリック(登録商標)である。また、設備パネル3に代えて、デッキプレート2,42と同様のデッキプレートを板状部材として用いてもよい。このように、板状部材の形状は、平板状に限られず、凹凸を有するものであってもよい。また、板状部材の形状、大きさ、配置、数及び材料は、適宜変更可能である。
また、前述の実施形態では、CT形鋼である補強部材7について説明したが、補強部材の形状は、CT形鋼に限られず適宜変更可能である。例えば、補強部材は、下向きに立ち下がり部を有するものであってもよいし、又は角材であってもよい。補強部材の大きさ、配置、数及び材料についても適宜変更可能である。また、デッキプレート及び調整板の形状、大きさ、配置、数及び材料についても、前述の各実施形態に限られず適宜変更可能である。
また、前述の実施形態では、クリーンルームの天井を成す天井構造1について説明した。しかしながら、本発明に係る天井構造及び施工方法は、クリーンルーム以外の構造物に適用させることも可能である。
1,41…天井構造、2,42…デッキプレート、2a,42a…山部、2b,42b…谷部、2c,2f…折り曲げ部、2d…第1部分、2e…第2部分、2g…孔部、2h…第1傾斜面、2j…第2傾斜面、2k…傾斜部、3…設備パネル、3a…設備支持スペース、3b…上面、3e…孔部、4…梁、5…柱、6,8…調整板、6a,6b,8a,8b…折り曲げ部、7,47…補強部材、7a…立ち上がり部、7b…フランジ部、8c…立ち上がり片、9,49…貫通部、10…Z金物、10a…第1平板部、10b…立ち上がり部、10c…第2平板部、11,12,14,14A,14B,14C,14D,14E,19,24〜27,29,34…シール材、13,13A,13B,18…スペーサ、16…サポート板、20…ビス、21…接続部材、21a…第1部分、21b…第2部分、21c…第3部分、22…鋼板、23…シーリング材、28,39…パッキン、31,35…照明、32…配管、33…支持材、35a…本体部、35b…照明部、36…支持部材、36a…柱部、36b…連結部、36c…支持部、37…配線、38…配線固定部材、50…ダクト、53…シート板、B…ビス、C…クリーンパーティション、D1…第1方向、D2…第2方向、N…ネジ、R…リベット。

Claims (3)

  1. 山部及び谷部を有するデッキプレートを備えた天井構造であって、
    貫通部と、
    前記貫通部の周囲を補強する補強部材と、
    前記貫通部に乗せられる板状部材と、
    を備え、
    前記板状部材は、天井に配置される設備を支持する設備パネルである、
    天井構造。
  2. 前記設備パネルと前記補強部材との間に介在するスペーサを備える、
    請求項に記載の天井構造。
  3. 山部及び谷部を有するデッキプレートを備えた天井構造であって、
    貫通部と、
    前記貫通部の周囲を補強する補強部材と、
    を備え、
    前記補強部材は、上向きに延びる立ち上がり部を有し、
    前記補強部材は、前記立ち上がり部を備えたCT形鋼である、
    天井構造。
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