JP6978715B1 - 音響両面ハニカムパネルの構造ならびに製造方法 - Google Patents

音響両面ハニカムパネルの構造ならびに製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】音響両面ハニカムパネルのいずれの面も所望の通気性を持った面材を配置できる構造および製造方法を提供することが第1の課題である。吸音フォーム材の厚さを増やしてもハニカム材への充填が良好に行われる構造を提供することが第2の課題である。製造時間を短縮し生産性を向上することが第3の課題である。パネルを薄型化することが第4の課題である。【解決手段】厚さの合計が吸音フォーム材の厚さより小さい2つのハニカム材のそれぞれに面材を接着して2つの芯材とし、それを吸音フォーム材の両面から押し込んだ構造とすることで、所望のパネルが実現できる。また、この構造ではハニカム材を吸音フォーム材の厚さの半分以下にできるので、吸音フォーム材を充填する時、変形しにくくなり充填が良好に行われる。接着剤の固化時間を並行することで、生産性を向上する。ハニカム材の端部をフォーム材から突き出させないことで薄型化を図る。【選択図】図11

Description

本発明は、産業用機械・住宅・生活機器・移動発生源等の騒音源に対する防音対策に用いる吸音または遮音するパネルに関する。
人口集中に伴う都市環境の変化、交通網の発達、住宅の電化などにより、騒音に関する苦情は増加している。総務省の平成28年度公害苦情調査では、騒音公害が大気汚染を抜き、第1の苦情要因となった。特に低周波音の苦情は、年々増加の傾向にある。そのため、軽量で薄型であり、簡易に扱える防音パネルの開発が強く望まれている。
従来技術としては、ハニカム材の1つの端面(図1で6角形のセルが見えている面)に予め通気性材を貼り付けたものを芯材として、該ハニカム材のセル空間に吸音フォーム材を充填し、さらにハニカム材の他の面(図1で、図の背面側の端面)には非通気性である面材を貼り付けた構造の吸音パネルが提案されている。(特許文献1)
特許文献1の技術は、フォーム材を充填した後で、ハニカム材の表面に通気性の表面材(以降、面材と略称する)を貼り付けようとすると、ハニカム材の先端(先端とは端面を構成する位置であって、ハニカム材の厚み方向の端部を言う)に付着させる接着材が面材あるいはフォーム材の表面に拡がり、通気性を損なってしまう可能性がある。従って、フォーム材を充填する前に、パネルに予め通気性材を貼り付ける必要があるので、予め通気性材を張り付けた面だけしか通気性面とすることができず、他の面は非通気性面としなくてはならないという課題が有った。
また、吸音性能を向上するために吸音フォーム材の厚みを大きくすると、それに合わせてセルの厚み方向の寸法が大きくなり、その結果ハニカム材をフォーム材に十分に押し込むことが難しくなり、セルが変形して充填が良好に行えないという課題も有った。
この問題を解決する方法として、フォーム材の一方の面から厚さ方向中間まで差し込まれている第1のハニカム材と、他方の面から同じくフォーム材の厚さ方向中間まで差し込まれた第2のハニカム材をハニカム材の構成する六角形を俯瞰する方向から観察したときに、それぞれのセルの六角形が完全に重ならないように配置したフォーム材を充填したパネル状の防音材が提案されている。(特許文献2)
この特許文献2の技術は、ハニカム材とフォーム材を用いた防音パネルを構成するための基材の構造に関するものであり、該基材の両面に通気性のある面材あるいは非通気性である面材を具備させる必要が有るが、その構造および製造方法は開示されていない。
また別の提案として、ハニカム材のセルにフォーム材を充填し、かつフォーム材の両面からハニカム材の先端が突出した芯材を用意し、この芯材の両面に表面材を接着する技術が提示されている(特許文献3)。この技術によると、フォーム材の厚さの半分以下の厚みをセル高として持つハニカム材をフォーム材の両面からハニカム材の先端を押し込む方法が提案されている。
ここで表面材を通気性のある面材とする場合には、ハニカム材の先端に付着させる接着剤が通気性のある面材あるいはフォーム材の表面に拡がり、通気性を損なってしまうことがあるので、これを防ぐためにハニカム材先端の突出量を大きくしておく必要があり、これはパネル全体の厚さから見て無視できない寸法になるという問題もあった。
特許3806744号公報 特許6441705号公報 特許4418862号公報
これまでは、片面吸音性、片面遮音性の音響両面パネルが一般的であったが、両面吸音特性の音響両面パネルが求められるようになってきた。その理由の一つ目は、音響パネルを壁面と平行に配置したときに、壁面からの反射音を吸することの必要性であり、二つ目は、楽器間に設置して、複数の楽器の音が、お互いに干渉しあわないようし、聴取者に楽器それぞれの音を出来るだけそのままの状態で届けることの必要性である。そこで、パネルのいずれの面も所望の通気性を持った面材を配置して、両面から吸音できる構造ならびに製造方法を提供することが第1の課題である。
また、吸音性能を向上するために吸音フォーム材の厚さを増やした場合でもハニカム材への充填が良好に行われる構造ならびに製造方法を提供することが第2の課題である。また更に、両側の芯材を製作するにあたってハニカム材に面材を張り付けるとき、接着剤の固化時間の影響を出来るだけ受けないようにして、製造時間を短縮し生産性を向上することが第3の課題である。また更に、面材貼り付け用のハニカム材の突出部を設けたために、パネルの厚さが音響特性から必要とされる厚さ以上に大きくなってしまうのを避けて、パネルを薄型化することが第4の課題である。
第1の課題を解決するために、ハニカム材の先端部に限って接着剤を付着させて、用途・機能に応じた適宜材料からなる面材を予めこれに貼り付けた芯材を用意し、各種芯材を必要に応じて組み合わせて、吸音フォーム材の両面から押し込む方法が考えられる。
なお、この場合、両面通気性材の両面吸音パネルの制作が第一の課題の主目的であるが、両面の組み合わせは、両面通気性材に限定することなく、通気性材と非通気性材の組み合わせであっても、両面非通気性材であっても対応できる製作方法とすることが望ましいので、以降、音響両面ハニカムパネルの製作方法として、説明する。
この製造方法では、ハニカム材の先端に付着させた接着剤が固化した後で芯材を吸音フォーム材に押し込むことを前提とするので、接着剤が面材あるいはフォーム材の表面に拡がる恐れがなく、通気性すなわち音響特性を所望のものとすることができる。
また、この製造方法ではハニカム材のセル壁の高さすなわちハニカム材の厚さは自ずとフォーム材の厚さの半分以下となるので、ハニカム材をフォーム材に押し込む時、すなわちハニカム材にフォーム材を充填する時に、ハニカム材が変形して押し込むことができないというトラブルを避けることができて、同時に第2の課題を解決することができる。
第3の課題を解決するするために、まず、第一工程として、ハニカム材の先端に接着材を必要最小限だけ付着させ、第二工程として、用途・機能に応じた適宜材料からなる面材を水平台座に設置し、第三工程として、該ハニカム材の先端部を水平に置かれた面材に当接して第1の芯材を組み立てる。第一工程で当該ハニカム材の先端に付着させる接着剤の量は、極力少量とし、当接する面材が通気性材の場合は、通気性開口部を塞ぐことのないように配慮する必要性がある。
次に、該芯材作成の第三の工程の直後に、すなわち該接着剤が流動性をやや失った段階で、第四の工程として、面材に当接したハニカム材の面材とは反対側の端面から、フォーム材を該芯材に押し込み、続いて、該芯材を構成する面材とハニカム材を接着する接着剤が固化までには至っていないが、流動性を失った段階で、該芯材とフォーム材の上下を反転して、上述の第一から第三の工程と同じ製法による第2の芯材を水平台座にハニカム材を上にして配置し、その第2の芯材に、前記フォーム材を第一の芯材が押し込まれた面に対向する他の面から押し込む第五の工程からなる製造方法とする。
上記の工程によって、第1の芯材のハニカム材の端部に付着させた接着剤が固化はしていないが、流動性を失った段階まで待って、芯材の上下反転を行うので、ハニカム材の端部に付着した接着剤が面材あるいはフォーム材の表面に拡がることを避けて、通気性を確保して、所望の音響特性を得ることができる。
また、特許文献1に示されているように、フォーム材が押し込まれた後の面材とハニカム材の接着固化の過程においては、フォーム材の吸水特性により固化が促進される。さらに、面材とハニカム材の接着が完全に固化する前に上記の第4の工程から第5の工程に移ることができるので、第1の芯材と第2の芯材の固化時間をオーバラップさせることで累計の固化時間が短縮できる。このようにして第3の課題が解決される。
ここで、これ以降での説明の為に、接着剤の固化に関する時間について次のように定義する。A(自然乾燥完全固化時間):ハニカム材と表面材を接着し、そのままの状態で自然乾燥し完全固化させるのに要する時間。B(フォーム材利用完全固化時間):ハニカム材と表面材を接着した直後にフォーム材を押し込み、フォーム材などの吸水性を利用して完全固化させるのに要する時間。C(フォーム材利用半固化時間):ハニカム材と表面材を接着した直後にフォーム材を押し込み、フォーム材などの吸水性を利用して、接着剤が流動しない程度に半固化させるのに要する時間。
このように、フォーム材の両面から二つの芯材を押し込む製法とすることによって、吸音フォーム材の厚さを大きくしても、吸音フォーム材にハニカム材を充填するときの充填深さをフォーム材の厚さの半分以下にすることができるので、吸音フォーム材を充填する時にハニカム材のセルが押し込めない、あるいはセルが変形するといったことを避けることができる程度に、ハニカム材の厚さを選択することで、充填が良好に行うことができる。
またこの場合、2つのハニカム材の厚さの合計がフォーム材の厚さより小さいので、フォーム材がハニカム材のセル壁で切り離されてセル単位にバラバラとなることはなく、面方向(セル空間に対して垂直方向)に繋がるという利点が有る。
第1の課題の解決法では、面材を予めハニカム材に貼り付けた芯材を用意するとき、ハニカム材の先端に付着させた接着剤が完全に固化した後に、芯材を吸音フォーム材に押し込む。これによって、接着剤が面材あるいはフォーム材の表面に拡がることを避け得るために、ハニカム材の先端をフォーム材の表面から十分に突出させておいて接着剤を塗布するという必要が無くなるので、第4の課題も同時に解決される。なお、第3の課題を解決する方法でも第4の課題が同時に解決される。
本発明によれば、パネルのいずれの面も通気性あるいは非通気性を問わず、任意の吸音性能を有する面材を配置した構造を提供することができる。また、吸音性能を向上するために吸音フォーム材の厚みを増やしてもハニカム材の充填が良好に行われる構造を提供することができる。また、従来はフォーム材に接着材が付着してセルの面積の一部を塞ぎ、吸音性能を損なわせているが、本発明では、ハニカム材を事前に通気性のある面材に接着することで、セルサイズの全面を吸音に有効活用する吸音パネルを提供できる。
ハニカム材の斜視図および断面図 通気性材の平面図および断面図 ハニカム材と通気性材を重ねた状態を拡大して示す平面図 ハニカム材の壁面の先端部のみに接着剤を付着させる工程の概念を示す断面図 ハニカム材の1つの壁面の先端部に接着剤を付着させた状況の概念を示す断面図 ハニカム材と通気性材を接着する工程の概念を示す断面図 第1の芯材の概念を示す断面図 第1の芯材にフォーム材を充填する工程の概念を示す断面図 第2の芯材の概念を示す断面図 第2の芯材にフォーム材を充填する工程の概念を示す断面図 音響両面ハニカムパネルの断面図 実施例2の第1の芯材の概念を示す断面図 実施例2において第1の芯材にフォーム材を充填する工程の概念を示す断面図 実施例2において第1の芯材とフォーム材を上下反転した概念を示す断面図 実施例2において第2の芯材にフォーム材を充填する工程の概念を示す断面図 第2の面材が非通気性材である音響両面ハニカムパネルの断面図 異なる面材を持つ2つの芯材を使って音響両面ハニカムパネルを製造する工程の概念を示す断面図
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図11は、本実施例の音響両面ハニカムパネル1aの断面図である。フォーム材12を充填したハニカム材の二つセル壁111aと111b及び、そのフォーム材12の外側両面に隙間なく通気性材13aおよび13bを積層した構造である。
図1(a)はハニカム材の一部を切り取った斜視図を示しており、図1(b)は図1(a)に1点鎖線で示した面Aの一部における断面図を示している。図1(b)ではハニカムセルの壁面111の断面が並んでいる状況を見ることができる。図1(b)においてセルを形成する壁面は同じ形状のものが繰り返して描かれているので、図が煩雑になるのを避けるため、その内の1つにだけ符号を付けてある。また図1は、全体の一部分だけを示している。(これは以下の他の図についても同じである)
また図1(b)において、セルを形成する壁面の上下の端を結んだ2本の直線が描かれている。この直線は断面ではなく面Aの向こう側にあるセルの壁の端部が見えていることを示している。以下の説明図ではこの直線は省略してある。
本実施例で使用したハニカム材は吸水性ハニカム材(タイガレックス製セラミックハニカムHR20)である。吸水性ハニカム材の成分は例えば含水ケイ酸マグネシウム、パルプ、シリカ、接着剤類である。ハニカム材11の六角形のセルサイズは20mmであり、セルを形成する壁面の高さ寸法(すなわちハニカム材の厚さ)は25mm、壁面の厚さ寸法は0.3mmである。
なお、ハニカム材は含水ケイ酸マグネシウムの代わりに水酸化アルミニウムを成分として含むものであっても構わない。
図2に、通気性材の一部の平面図および断面図が示してある。図2(b)は、図2(a)において一点鎖線A−A`によって示す位置の内の丸印で示す範囲を拡大して示した断面図である。通気性材13はアルミニウム合金繊維不織布131の両面をアルミニウム合金製エキスパンドメタル132でサンドイッチした構造である。
図3は、ハニカム材と通気性材を重ねた状態を拡大して示す平面図である。全体から一部を切り取って、ハニカム材の有る方向から(図7で上側から)見たものである。ハニカム材11の向こう側に通気性材13の表面のアルミニウム合金製エキスパンドメタルが見えている。音響両面ハニカムパネルにおいて、吸収または遮断されるべき音響が入射する方向は通気性材13の有る面(図で紙面の裏面側)である。
本実施例で使用した通気性材13(株式会社ユニックス製ポアルC1)の全体の厚さは1.6mmで、エキスパンドメタルの厚さは0.4または0.6mmで、開口率は40%である。本実施例ではアルミニウム合金繊維不織布を通気性材として使用したが、他の金属、無機/有機系繊維材シートでも良い。
図4はハニカム材の壁面の先端部のみに接着剤を付着させる工程の概念を示す断面図である。刷毛などでハニカム材の壁面の先端に均等に接着剤を付着させるのは難しい。本発明では図4(a)に示すように、水平に置いた定盤2の上に、図では全体は見えないが、周囲が閉じた形状で、所望の深さ設定できる設定プレート21を配置する。定盤2と深さ設定プレート21でプールを形成するので、ここに深さ設定プレート21の上面近くまで接着剤15を注ぐ。
図4(b)に示すように、ハニカム材11のセルを形成する壁面111の先端部分をこの接着材15のプールの底に着くまで浸漬する。定盤2が水平であるので、全ての壁面111がほぼ同じ深さまで漬かる。
図4(c)に示すように、吸水性ハニカム材11を接着材15のプールから引き揚げると、ハニカム材11のセルを形成する全ての壁面111の先端部分には接着材15のプールの深さとほぼ同じ高さで接着剤15が付着する。本実施例における浸漬深さ、すなわち接着剤付着高さは約2mmである。
仮に、フォーム材をハニカム材に充填済みで、ハニカム材の先端を例えば2mmを超えてフォーム材から突出させたものを使って同じ作業をした場合、浸漬深さより突出長さが大きいのでフォーム材は接着剤に触れないことが期待される。しかし、実際にはハニカム材とフォーム材自体の重さで撓むためフォーム材の表面まで接着剤で濡れてしまうことが往々にして生じる。フォーム材の表面が接着剤で濡れないことを保証するためには、例えば10mm以上の突出長さが必要と思われる。
積層構造をなす音響両面ハニカムパネルにおいて通気性材13とハニカム材11を接着する接着剤は、水溶性のエマルジョン系接着剤(サイデン製PZ−806またはコニシ株式会社製ボンドCX50、不揮発分43.5〜46.5%)である。
図5はハニカム材の1つの壁面の先端部に接着剤を付着させた状況の概念を示す断面図である。ハニカム材の壁面111の先端に接着材15が水滴状に付着している状況を見ることができる。
図6はハニカム材と通気性材を接着する工程の概念を示す断面図である。図6(a)に示すように、水平に置いた通気性材13の上にハニカム材11を対向させ、図示しないプレスを使って、図に矢印で示したように下降させ通気性材13に圧力5トン/mで押し付ける。
図6(b)に示すように、通気性材13に強く押し付けられたハニカム材11のセルを形成する壁面111の先端部分の断面は逆T字型に変形する。壁面111の先端部分に付着していた接着剤15の一部は逆T字型の底に流動して、通気性材13に浸透する。この時、接着剤15が通気性材13の表面を伝って隣り合うセルの壁面へ向かって流動してセルの開口を塞ぎ、吸音性能を損なうことがないように、限られた量の接着剤を壁面111の先端にのみ付着させている。なお、通気性材13とハニカム材11を接着する接着剤15が完全に固化したときを芯材の完成とする。従って、芯材作成時間は、接着剤に関する時間A(自然乾燥完全固化時間)が支配項であると言える。
図7は第1の芯材の概念を示す断面図である。図6に示した工程によって、ハニカム材と通気性材を接着されたものを第1の芯材10aと呼ぶ。添え字の“a”は“第1”を示しており、これは次に説明する第2の芯材10bと区別するためのものである。
図8は第1の芯材にフォーム材を充填する工程の概念を示す断面図である。フォーム材12は硬質フェノールフォーム材である。フェノールフォーム材はフェノール樹脂を発泡させて製造されるもので、本実施例では、連通気泡率95%以上を有し、密度19kg/mの製品を使用した。(松村アクア株式会社製)気泡が連続している連通気泡により吸水性を示す。
図8(a)は第1の芯材10aを構成している面材である通気性材13aがハニカム材と接着していない面を下にして、プレス下盤31の上に置いて、その上方に対向してフォーム材12を配置した状況である。フォーム材12の厚さは60mmである。
ここで、図8(b)に示すように、プレス上盤32を図に示した矢印のように圧下すると、ハニカム材のセルの壁面111aがフォーム材12の第1の面(図で下側の面)から押し込まれ、最終的にフォーム材12の第1の面が通気性材13aの上側の面に達して止まる。このとき、通気性材13aの上面とフォーム材12の第1の面はお互いに接触している。従って、通気性材13aと接触しているフォーム材12の表面の位置と、芯材10aの通気性材13aに接着されたハニカム材12のセル壁111aの端面の位置とは、ほぼ同一レベルにある。
図9は第2の芯材の概念を示す断面図である。第2の芯材の構造、材質、製作工程は第1の芯材と同じである。図9は図7の上下を逆にして添え字を“a”から“b”に変えたものである。第2の芯材を製作するのに要する時間も、第1の芯材と同じく、接着剤の自然乾燥完全固化時間Aが支配項である。
図10は第2の芯材にフォーム材を充填する工程を示す概念の断面図である。図10(a)から見て取れるように、第2の芯材は図9に示した姿勢で、フォーム材12の上に乗せるように配置される。ここで、図10(b)に示すように、プレス上盤32を図に示した矢印の方向に圧下すると、ハニカム材のセルの壁面111bがフォーム材12の第2の面(図で上の面)から押し込まれ、最終的に通気性材13bの下側の面がフォーム材12の第2の面(図で上側)に達し、互いに接触する。
従って、通気性材13bと接触しているフォーム材12の面と、芯材10bの通気性材13bに接着されたハニカム材のセル壁面111bの端面とは、ほぼ同一レベルにある。
図11は完成した両面通気性材の音響両面ハニカムパネルの断面図である。2つのハニカム材の先端がフォーム材の中で接していても良いのであるが、この実施例ではフォーム材12の厚さは60mmであり、2つの芯材を構成しているハニカム材の厚さはそれぞれ25mmであるので、2つのハニカム材のセルの壁面111aの先端と壁面111bの先端の間のフォーム材の厚さは10mmである。
こうして、第1の課題である、ハニカム材の先端に付着させた接着剤が通気性材13a、通気性材13bあるいはフォーム材12の表面に拡がることなく、所定の通気性を保つ音響両面ハニカムパネルの構造が実現できた。
本実施例1の場合であって、接着剤の固化を自然乾燥のみにより、かつ固化後に次工程に入る製作方法(以降「自然乾燥法」と呼ぶ)では、第1の芯材10aと第2の芯材10bを完成させるのに、接着剤を自然乾燥させ、敢えてフォーム材の吸水性を利用しない方法とするので、接着材が固化する以前に、各芯材にフォーム材を充填する必要性はない。従って、それぞれの芯材にフォーム材を充填するタイミングを考える必要がなく、接着剤の固化した後に、フォーム材を二つの芯材に充填してやればよい。
従って、二つの芯材製作を同時にスタートさせることができる。二つの芯材製作を同時にスタートさせ、それぞれの接着剤が完全に固化するのを待って、フォーム材12を充填することになるので、全体としての接着剤固化時間を、ほぼ自然乾燥完全固化時間Aとすることができる。実験によれば、自然乾燥完全固化時間Aは、60分である。
また、本実施例1の応用として、接着剤の固化を自然乾燥に頼らず、特許文献1に記載のフォーム材の吸水性を利用する方法(以降「フォーム材利用法」と呼ぶ)を採用して、次のような音響両面ハニカムパネルの製作方法が考えられる。この方法では、第1の芯材10aの組み立てで、図4の接着剤15のプールから接着剤の塗布されたハニカム材が引き揚げられ、そのまま通気材に当接されると直ちにフォーム材を充填し、接着剤の水分を吸収させる。
フォーム材の吸水性により短縮された固化時間で、接着剤が完全に固化したのを見計らって、同じように図4の接着剤15のプールより引き揚げ直後のハニカム材を通気性材に当接した第2の芯材10bを準備し、同じように即座にフォーム材を充填して、接着剤の固化を促進させる。この方法によれば、それぞれの接着剤の固化時間はフォーム材利用完全固化時間Bであり、全体としての固化時間は、B+B=2Bとなる。実験による確認では、固化時間B=20分であるので、全体としての固化時間は20分+20分=40分となる。
なお、本実施例の説明では、2つの芯材は両方とも通気性材を面材とする例を図で説明したが、本実施例の変形として、2つの芯材が通気性材を面材とする芯材と非通気性材を面材とする芯材の任意の組み合わせであっても良い。
さらに、フォーム材12の厚さ60mmに対して、2つのハニカム材11の厚さ(セルの高さ)はそれぞれ25mmと薄くし、第2の課題であるハニカム材11にフォーム材12を充填する工程でハニカムセルをフォーム材に押し込めない、あるいはセルの壁面が変形してしまって充填が困難となるという問題を回避することができた。
本実施例は、面材とハニカム材を接着して芯材を製作し、フォーム材を充填するところまでは、実施例1の応用と同じである。すなわち、ハニカム材の端部を図4の接着材15のプールの底まで浸漬し、その先端部に接着剤15が塗布されたハニカム材を該プールより引き揚げ、水平に置いた通気性材13の上に素早く対向させ、直ちにフォーム材12に押し込むことで、フォーム材12の吸水性を利用して、接着剤の固化を促進し、製造に必要な全体工程の時間短縮を図るものである。
図12は、その様子を示したもので、まずプレス下盤31の上に通気性材13aをしっかり据え置いて、第1の芯材10aを組み立てるために、ハニカム材壁111aを図のように対向させる。図中、断面図で示しているハニカム材先端部の接着剤15aは、図4の接着剤15のプールより、引き揚げられた直後であり、ちょっとした振動で流動し易い状態にある。
図13は塗布された接着剤がまだ流動性を有している第1の芯材にフォーム材を充填する工程を示す概念の断面図である。この図13は、基本的には、図8と同一である。実施例1の場合には、芯材の接着剤15aが流動性を失い、固化している状況でのフォーム材の充填を示し、実施例1の応用の場合と本実施例の場合は、接着剤が流動性を有している状態でのフォーム材の充填を示している点で相違するので、敢えて再掲したのである。
図13(a)は、第1の芯材10aの上にフォーム材12を配置した状況を示し、この通気性材13aとハニカム材11aの接着剤が流動性を保持している間に、図13(b)に示すようにハニカム材11aのセルにフォーム材12を充填する。
ここまでは、本実施例と実施例1の応用で示した芯材製作方法とは同一である。実施例1の応用では、その後、接着剤が完全に固化するまで待って、すなわちフォーム材利用完全固化時間Bの経過後に、第2の芯材にフォーム材の充填を行う。
それに対して、本実施例の製作方法では、第1の芯材にフォーム材を充填後、接着剤15aが流動性を失い半固化するまでのフォーム材利用半固化時間Cだけ待機して、次の工程に移行するのが特徴である。フォーム材が吸水性を利用する場合、実験によれば、流動性を失い半固化するまでの時間Cは概ね完全に固化する時間Bの1/4程度である。
このフォーム材12の充填後であって、接着剤15aを塗布して時間Cの経過後に、第1の芯材10aをプレスから定盤に移載して、図14に示すように上下を反転した姿勢とする。反転しても接着剤15aは、完全な固化までには至っていないが、流動性は失われた状態なので、セルの壁面111a上を移動することは無い。
次の工程で、図12で示した第1の芯材10aと同様に、図示しない(図12の符号の添え字をbとした図と同一である)が、第2の芯材10bを組み立てる。この場合もハニカム材先端部の接着剤15bは、図4に示す接着剤15のプールより、引き揚げられた直後であり、ちょっとした振動で流動し易い状態にある点は、フォーム材充填前の第1の芯材の場合と同一である。
次に、図15はこの第2の芯材にフォーム材を充填する工程の概念を示す断面図である。図15(a)に示すように、第1の芯材10aにその一部が充填されているフォーム材12を第2の芯材10bのハニカム材の上に置く。この時点で、第1芯材の接着剤は、フォーム材利用半固化時間Cを経過しているので、流動性を失い、半固化状態である。従って、流動して面材に付着して吸音性能を劣化させる恐れはない。
図15(b)に示すように、プレス上盤32を矢印の方向に下降させて第2の芯材10bのハニカム材のセルにフォーム材12を充填する。本工程は、パネル製作の全体時間短縮の観点からは、第2の芯材の接着剤が接着剤プールから引き揚げられて、出来るだけ速やかに行うことが望ましい。
プレスから第1の芯材10a、第2の芯材10bとフォーム材12を組み立てたものを定盤の上に移載し、その状態で2つの芯材の接着剤が完全に固化するのを待つ。この製造法によって、両面通気性材である音響両面ハニカムパネルを完成できる。
この製造方法を実験結果と照合すると、フォーム材の押し込まれた第1の芯材の接着剤が完全に固化する時間Bは20分ほどであり、一方、第1の芯材10aの接着剤が流動性を失い半固化するまでの時間Cは5分ほどである。その時間後直ちに第2の芯材10bの接着に取り掛かれるので、固化する時間がオーバラップする。従って、第1及び第2の芯材10bの接着剤が完全に固化するまでの合計の時間は、C+B=5分+20分=25分となる。
ここで、本実施例の固化時間と実施例1(自然乾燥法)及び実施例1の応用(フォーム材利用法)による接着剤のトータル固化時間とを対比すると、25/60=5/12及び25/40=5/8とそれぞれ大幅な時間短縮が実現できた。
なお、実際は固化時間の他に、フォーム材の充填作業その他準備作業時間も必要ではあるが、この時間は固化時間に比べると十分に小さいので、除外して比較評価した。。
また、本実施例の説明では、2つの芯材は両方とも通気性材を面材とする例を図で説明したが、本実施例の変形として、2つの芯材が通気性材を面材とする芯材と非通気性材を面材とする芯材の任意の組み合わせであっても良い。
実施例1及び実施例2において用途・機能に応じた適宜材料からなる面材を有する芯材をその都度組み立て、音響両面ハニカムパネルを完成することができる事を説明した。本実施例では、各種の面材を備えた芯材を予め複数準備してストックしておき、要求に応じて必要な芯材を選択して製品を製造することを説明するものである。例として、図16に第1の面材が通気性材、第2面材が非通気性材である音響両面ハニカムパネルの断面図を示した。
実施例1で第1と第2の芯材の構造、材質、製作工程は同じであるが、本実施例では、用途・機能に応じた適宜異なる材料からなる面材を持った複数の芯材のストックからパネル製造に使う芯材を選ぶ。図16の音響両面ハニカムパネル1bの第1の芯材を構成する面材は通気性材13であり、第2の芯材を構成する面材は非通気性材14である。
図17は、異なる面材を持つ2つの芯材を使って音響両面ハニカムパネルを製造する工程の概念を示す断面図である。通気性材13は実施例1で説明したものと同じである。非通気性材14は、音響の通過方向で見て、吸音層であるフォーム材の後ろに設置して遮音するための層として使われるもので、アルミニウム製の薄板である。本実施例では厚さ寸法1.2mmのアルミニウム製の薄板を使用した。非通気性材はこれに限らず他の金属製の板などでも良い。
なお、本実施例の説明では、2つの芯材が通気性材を面材とする芯材と非通気性材を面材とする芯材の組み合わせである例を図で説明したが、本実施例の変形として、2つの芯材が両方とも通気性材又は非通気性材を面材としていても良い。
なお、図10、図15、図17で、面材とハニカム材を予め接着し芯材として完成させておいてフォーム材に押し込む方法について示したが、非通気性面材の場合は、先にハニカム材のみを押し込んでおいて、その後に非通気性面材にエポキシ系接着剤を塗布し、裏返して非通気性面材を接着する方法もある。
1a 音響両面ハニカムパネル
1b 音響両面ハニカムパネル
10a 第1芯材
10b 第2芯材
11a ハニカム材
11b ハニカム材
111a (セルの)壁面
111b (セルの)壁面
12 フォーム材
13a 通気性材
13b 通気性材
131 アルミニウム合金繊維不織布
132 アルミニウム合金製エキスパンドメタル
14 非通気性材
15a 接着剤
15b 接着剤
2 定盤
21 深さ設定プレート
31 プレス下盤
32 プレス上盤

Claims (6)

  1. 第1の面材、第1のハニカム材、フォーム材、第2のハニカム材、ならびに第2の面材を積層してあり、
    第1及び第2のハニカム材のそれぞれの端面は、第1及び第2の面材に接着剤によりそれぞれ接着されており、
    第1及び第2のハニカム材のそれぞれ他の端面は該フォーム材の内部に押し込まれており、
    該2つの面材と該フォーム材の表面はお互いに接触しており、
    該第1及び第2のハニカム材のそれぞれ第1及び第2の面材と接着された端面は、第1及び第2の面材にそれぞれ接触するフォーム材の表面とほぼ同一のレベルにあり、2つの該ハニカム材の厚さの和が該フォーム材の厚さ以下であることを特徴とする音響両
    面ハニカムパネル。
  2. 請求項1に示した音響両面ハニカムパネルにおいて、
    第1の面材ならびに第2の面材が通気性材であることを特徴とする音響両面ハニカムパネル。
  3. 請求項1に示した音響両面ハニカムパネルにおいて、
    第1の面材が通気性材であり
    第2の面材が非通気性材であることを特徴とする音響両面ハニカムパネル。
  4. 水平に配置された第1の面材の上に、接着剤がその端部に塗布された第1のハニカム材を
    当接し、該接着剤で接着して第1の芯材を組み立てる工程と、
    該第1の芯材の該接着剤が流動性を失う前に、該第1のハニカム材において該第1の面材
    が接着されていない側の端面よりフォーム材をその1の面から押し込む工程と、第1の芯
    材製作と同様の工程で、第2の面材と第2のハニカム材を接着剤で接着して第2の芯材を
    組み立てる工程と、
    第1の芯材の該接着剤が半固化した後に、該フォーム材の充填された第1の芯材の上下を
    反転し、第2の芯材の該第2の面材の接着されていない該第2のハニカム材の端面上に配
    置し、
    該第2の芯材の該接着剤が流動性を失う前に、該第2のハニカム材において該第2の面材
    が接着されていない側の端面より該フォーム材をその他の面から押し込む工程とからなる
    ことを特徴とする音響両面ハニカムパネルの製造方法。
  5. 請求項4に示した音響両面ハニカムパネルの製造方法において、
    第1の芯材ならびに第2の芯材が通気性材を面材としていることを特徴とする音響両面ハニカムパネルの製造方法。
  6. 請求項4に示した音響両面ハニカムパネルの製造方法において、
    第1の芯材として通気性材の面材を持つ芯材を選定し、
    第2の芯材として非通気性材面材を持つ芯材を選定することを特徴とする音響両面ハニカムパネルの製造方法。
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