JP6978159B2 - 吊り天井構造 - Google Patents
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(1)本発明の第1の観点は、吊り天井構造であって、天井構造材の下部に配置されるバー材又は野縁に取り付けられて垂下するハンガーと、前記ハンガーに保持され、かつ、前記野縁と直交するように配置される第1天井板保持部材と、前記第1天井板保持部材と直交するように第1天井板保持部材間に連結される第2天井板保持部材と、を備えることを特徴とする。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明するが、各図において、同一符号は同一又は対応する部分を示す。また、本発明は、以下の説明からも明らかなようにこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において当業者であれば種々の変形が可能である。
本実施形態に係る吊り天井構造1は、野縁30よりハンガー40を介して天井板保持部材50を取り付けたことから、地震発生時には、吊りボルト10とハンガー40との間に介在する野縁30が振れ止めの効果を奏し、吊りボルト10とハンガー40の揺れは極力小さくなる。ひいては、天井板保持部材50やカバー材70の揺れも小さく、天井板Pが落下するのを防止することができる。また、天井板P自体を極めて軽量なものにすることができることから、落下したとしても、従来の石膏ボードなどに比べて、プールなどにいる人々への被害を最小限に抑えることが可能となる。
10…吊りボルト
20…吊りボルト用ハンガー
21…本体部
22…取付部
30…野縁
40…野縁用ハンガー(又は、単に「ハンガー」)
41…本体
411…係合部
411a…一方側の側壁
411b…他方側の側壁
412…取付部
412a…第1面
412b…第2面
42…第1接続板
421…第1凸部
43…第2接続板
431…第2凸部
50…天井板保持部材(50a…第1天井板保持部材、50b…第2天井保持部材)
51…軸部
52…基部
53…突出部
60…Lジョイント(ジョイント材)
70…カバー材
71…一対の爪部
72…端部
73…気密テープ
S…天井構造材
P…天井板
Claims (13)
- 吊り天井構造であって、
天井構造材の下部に配置されるバー材又は野縁に取り付けられて垂下するハンガーと、
前記ハンガーに保持され、かつ、前記バー材又は前記野縁と直交するように配置される第1天井板保持部材と、
前記第1天井板保持部材と直交するように第1天井板保持部材間に連結される第2天井板保持部材と、を備え、
前記ハンガーが、
前記バー材又は前記野縁に係合される係合部と、
前記係合部から下方に延在する取付部とを含む本体と、
前記本体の前記取付部の第1面側に取り付けられる第1接続板と、
前記本体の前記取付部の第2面側に取り付けられる第2接続板と、を備え、
前記係合部は、前記バー材又は前記野縁を覆うように、側面視において下向きコの字状に形成され、
前記取付部は、前記係合部に対して交差する方向に面構成を有するように、前記係合部の一方側の側壁から下方へ延在し、
前記第1接続板及び前記第2接続板は、それぞれの中間位置に設けられ外側に向かって突出する第1凸部及び第2凸部を有し、
前記第1接続板及び前記第2接続板が前記取付部に取り付けられたとき、前記第1凸部と前記第2凸部は、前記取付部の下端よりも下方で対向し、それらによって形成される空間に、天井板を保持する前記第1天井板保持部材及び/又は前記第2天井板保持部材の頂部を保持する
ことを特徴とする吊り天井構造。 - 前記第1天井板保持部材と前記第2天井板保持部材がジョイント材を介して連結されることを特徴とする請求項1に記載の吊り天井構造。
- 前記第1天井板保持部材と前記第2天井板保持部材の上に天井板が載置され、又は前記第1天井板保持部材と前記第2天井板保持部材の下に天井板が取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の吊り天井構造。
- さらに、隣接する前記バー材又は前記野縁同士が、略コの字状の野縁ジョイント材を介して連結される請求項1から3のいずれか1項に記載の吊り天井構造。
- さらに、前記第1天井板保持部材と前記第2天井板保持部材の下面に貼付された気密テープを有し、前記天井板が前記気密テープを介して取り付けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の吊り天井構造。
- さらに、前記第1天井板保持部材及び/又は前記第2天井板保持部材の下方に取り付けられたカバー材を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の吊り天井構造。
- 前記カバー材が前記第1天井板保持部材及び/又は前記第2天井板保持部材に嵌合することを特徴とする請求項6に記載の吊り天井構造。
- 前記ジョイント材が、略三角形状の板材と、前記板材の2辺から垂直に立設し、前記第1天井板保持部材及び前記第2天井板保持部材に連結される略L字状の側板部を有する請求項2に記載の吊り天井構造。
- 合計して、2kg/m2以下の単位面積重量を有することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の吊り天井構造。
- 前記ハンガーの本体の前記係合部は、前記バー材又は前記野縁の下方においてコの字状の対向する両側壁をビス止めされることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の吊り天井構造。
- 前記第1接続板及び前記第2接続板は、前記第1凸部及び前記第2凸部よりも上部において前記取付部を挟んでビス止めされ、前記第1凸部及び前記第2凸部よりも下部において前記第1天井板保持部材及び/又は前記第2天井板保持部材の軸部を挟んでビス止めされることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の吊り天井構造。
- さらに、躯体から垂下する吊りボルトに前記バー材又は前記野縁を取り付ける吊りボルト用ハンガーを備え、前記吊りボルト用ハンガーが、前記吊りボルトが取り付けられる本体部と、本体部に軸支される取付部とを含み、前記取付部が前記バー材又は前記野縁の傾斜に追従可能であることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の吊り天井構造。
- 天井構造材の下部に配置されるバー材又は野縁に取り付けられて垂下するハンガーであって、
前記バー材又は前記野縁に係合される係合部と、
前記係合部から下方に延在する取付部とを含む本体と、
前記本体の前記取付部の第1面側に取り付けられる第1接続板と、
前記本体の前記取付部の第2面側に取り付けられる第2接続板と、を備え、
前記係合部は、前記バー材又は前記野縁を覆うように、側面視において下向きコの字状に形成され、
前記取付部は、前記係合部に対して交差する方向に面構成を有するように、前記係合部の一方側の側壁から下方へ延在し、
前記第1接続板及び前記第2接続板は、それぞれの中間位置に設けられ外側に向かって突出する第1凸部及び第2凸部を有し、
前記第1接続板及び前記第2接続板が前記取付部に取り付けられたとき、前記第1凸部と前記第2凸部は、前記取付部の下端よりも下方で対向し、それらによって形成される空間に、天井板を保持する天井板保持部材の頂部を保持する
ことを特徴とするハンガー。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017009839A JP6978159B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 吊り天井構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017009839A JP6978159B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 吊り天井構造 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018119283A JP2018119283A (ja) | 2018-08-02 |
JP6978159B2 true JP6978159B2 (ja) | 2021-12-08 |
Family
ID=63043610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017009839A Active JP6978159B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 吊り天井構造 |
Country Status (1)
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-
2017
- 2017-01-23 JP JP2017009839A patent/JP6978159B2/ja active Active
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