JP6978054B2 - 鍵スイッチ装置 - Google Patents
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Description
また、前記第一状態及び前記第二状態のいずれの場合にも前記第二スイッチのスイッチングができるように構成されていることが好ましい。
図1は、本実施形態の鍵スイッチ装置1の斜視図であり、図2は、同鍵スイッチ装置1の分解斜視図である。鍵スイッチ装置1は、鍵15を鍵穴21に差し込んで回転させる場合と、押し込む場合とで別個の回路のスイッチングを行うことができるスイッチング機構である。鍵スイッチ装置1は、例えば、パチンコ、パチスロなどの電子機器に搭載される部品である。
図9A、図9B、図5に示すように、外筒3の鍵穴21側端部の開口部には内周面を一周して鍵穴21側から視て円形の段差部31が形成されている。この段差部31は、内筒2が回転するときにフランジ部23及び凸部24の移動を妨げない径サイズ及び深さに構成されている。また、図5に示すように、段差部31の段差底面31aは、フランジ部23の裏面23aと対峙していている。第一状態、第二状態で内筒2がその先端側に向かって押圧されていないときには、段差底面31aと裏面23aとの間には、移動空間となる間隙31bが空いている。
次に、鍵スイッチ装置1の作用効果について説明する。
第一状態(初期状態)にあるとき、各部材は図5に示すような位置関係にある。タンブラ5が外筒3の縦長溝34aに係合しているため、内筒2は周方向に回転しない。また、内筒2はスプリング7によって一端側(上方)に付勢されている。これにより、第一スイッチはOFF状態にあり、第二スイッチもOFF状態にある。
鍵スイッチ装置1の鍵穴21に正しい鍵15を差し込むと、各タンブラ5は内筒2内に退避して、内筒2と縦長溝34aとの係合が解除され、内筒2を周方向に回転させることが可能となる。この状態のまま鍵15を操作して内筒2を時計方向又は反時計方向に回転させる。内筒2の延設部26は段差部62に嵌合している。そのため、このとき回転子6は内筒2と同期して回転する。内筒2を90°程度回転させると、回転子6の突起部64は係止部35に係止され(図10)、これにより、回転子6、ひいては回転子6と同期して回転する内筒2も、それ以上回転することができなくなる。この状態が第二状態である(図12)。このとき、図12に示すように、第一スイッチの可動接点となる可動子8が内筒2に連動して回転し、可動子8と第一スイッチの固定接点となる端子13の先端とが接触し、可動子8の両端部が各溝13bに係合する。これにより2本の端子13は電気的に導通し、第一スイッチがONになる。このとき、可動子8の両端部が各溝13bに落ち込むので、そのときの衝撃で鍵15の操作者は、感触や音で鍵スイッチ装置1が第二状態になったのを感知することができる。一方、内筒2はスプリング7によって一端側(上方)に付勢されているため、第二スイッチはOFFのままである。
第一状態にあるときに、鍵15を鍵穴21に挿すことなく、あるいは鍵15を挿した状態で、内筒2をその先端側に向けて押下することもできる。このとき、間隙31b、間隙32a及び間隙62bが移動空間となるので、内筒2は、フランジ部23の裏面23aが段差底面31aと当接するまで押下することができる。このとき、溝34bが外筒3の内側に形成されているので、凸部24は溝34b内に沈み込み、内筒2の押下の妨げにはならない。すなわち、溝34bも移動空間となる。もちろん、内筒2は外筒3の鍵穴21側の内周を全体的に移動するので、この外筒3内の内筒2が移動する空間全体が移動空間であると言える。この第一状態で内筒2を押下した状態が図11である。このとき、内筒2の先端部30は、ラバー10を介して、第二スイッチであるタクトスイッチ11を押下する。これにより、タクトスイッチ11がOFF状態からON状態になる。内筒2は周方向に回転させていないので、第一スイッチはOFFのままである。なお、図11の図示では、鍵15を鍵穴21に挿していない状態であるが、鍵15を挿入した状態で第一スイッチOFF、第二スイッチONとしてもよい。
同様に、図13に示すように、第二状態でも、内筒2を押下して、第二スイッチであるタクトスイッチ11をOFF状態からON状態にすることができる。この場合に、凸部24は縦長溝34aに落ち込むので、内筒2の移動の妨げにはならない。
なお、内筒2を第一状態と第二状態との間の中間的な位置まで回転させても、内筒2を押下してタクトスイッチ11をOFF状態からON状態にすることはできない。これは、当該中間的な位置では、溝34bや縦長溝34aのような凸部24が落ち込む空間がなく、凸部24は段差底面31aに係止されてしまうからである。
さらに、図11に示すように、第一スイッチをスイッチングしない第一状態のままで第二スイッチのスイッチングを行うこともできる。
2 内筒
21 鍵穴
3 外筒
35 係止部
7 スプリング(付勢部材)
8 可動子(可動接点、第一スイッチ)
11 タクトスイッチ(第二スイッチ)
13 端子(固定接点、第一スイッチ)
31b 間隙(移動空間)
32a 間隙(移動空間)
34b 溝(移動空間)
62b 間隙(移動空間)
Claims (3)
- ディスクシリンダーを内蔵した円筒状の内筒と、
前記内筒の一端側に開口し、前記内筒の軸方向に鍵を差し込み可能な鍵穴と、
前記内筒をその周方向に回転可能に収納した外筒と、
前記内筒の前記外筒内における周方向の移動を所定角度までに留めるように係止する係止部と、
前記内筒の他端側に設けられ前記内筒の回転と連動して回転する可動接点と前記可動接点の回転角度に応じて当該可動接点との接触状態が変わる固定接点とを備え、第一状態及び当該第一状態から所定角度まで回転した第二状態でスイッチングする第一スイッチと、
一端が前記内筒の内部に当接し他端が前記可動接点に当接するとともに前記内筒を前記一端側に付勢する付勢部材と、
前記外筒の内側に設けられ当該内筒を軸方向に移動可能とする移動空間と、
前記内筒の他端と対向するように設けられ当該内筒の軸方向の移動により前記他端側から押圧されるか否かによりスイッチングする第二スイッチと、を備え、
前記可動接点は、円柱状を呈し前記内筒の軸方向と直交するように配置されるとともに、前記内筒の先端部に軸方向に沿って切り欠かれた一対の切欠き溝内を挿通可能に配置され、
前記第二状態にスイッチングする際、前記内筒の回転に伴い前記可動接点が回転し、前記可動接点の両端が、離間して配置された一対の前記固定接点に接触することを特徴とする鍵スイッチ装置。 - 一対の前記固定接点の先端に溝をそれぞれ備え、
前記第二状態にスイッチングする際、前記可動接点の両端部が各前記溝に落ち込むことを特徴とする請求項1に記載の鍵スイッチ装置。 - 前記第一状態及び前記第二状態のいずれの場合にも前記第二スイッチのスイッチングができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鍵スイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017246972A JP6978054B2 (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 鍵スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017246972A JP6978054B2 (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 鍵スイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019114420A JP2019114420A (ja) | 2019-07-11 |
JP6978054B2 true JP6978054B2 (ja) | 2021-12-08 |
Family
ID=67222732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017246972A Active JP6978054B2 (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 鍵スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6978054B2 (ja) |
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2017
- 2017-12-22 JP JP2017246972A patent/JP6978054B2/ja active Active
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JP2019114420A (ja) | 2019-07-11 |
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