JP6973784B2 - エフェクタ - Google Patents

エフェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6973784B2
JP6973784B2 JP2017190259A JP2017190259A JP6973784B2 JP 6973784 B2 JP6973784 B2 JP 6973784B2 JP 2017190259 A JP2017190259 A JP 2017190259A JP 2017190259 A JP2017190259 A JP 2017190259A JP 6973784 B2 JP6973784 B2 JP 6973784B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pass filter
low
effector
cutoff frequency
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017190259A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019068188A (ja
Inventor
順一 池内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Korg Inc
Original Assignee
Korg Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Korg Inc filed Critical Korg Inc
Priority to JP2017190259A priority Critical patent/JP6973784B2/ja
Publication of JP2019068188A publication Critical patent/JP2019068188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6973784B2 publication Critical patent/JP6973784B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

本発明は、音響信号用のエフェクタに関する。
音響信号の音色などを調整する技術として、特許文献1〜3など知られている。特許文献1〜3には、入力された音響信号を並列に配置されたハイパスフィルタとローパスフィルタに通すことで音響信号を周波数成分ごとに分け、処理が必要な周波数帯に対して処理を行った上で加算している。特許文献4はバンドパスフィルタとディストーション回路と可変抵抗の組合せが複数、並列に配置された構成が示されている。
特開昭49−73010号公報 特開平8−234790号公報 特開平9−68992号公報 実開昭58−190698号公報
特許文献1〜3は音質をよくするための技術である。また、特許文献4は、和音演奏による楽音信号を入力してもバランスのとれたクリアなディストーションサウンドを得るための技術である。したがって、従来技術には、1つの音響信号に含まれる高音の楽音と低音の楽音の一方のみを選択することも含む範囲で、バランスを簡単に調整する技術は示されていない。なお、特許文献4に示された技術の場合、複数の可変抵抗を調整することで特定の楽音のみを選択した出力を得ることは可能と考えられる。しかし、操作者は複数の可変抵抗を調整する必要があり、高音の楽音または低音の楽音を簡単に選択できる技術ではない。
本発明は、高音の楽音と低音の楽音の一方のみを選択することも含む範囲で、高音と低音のバランスを簡単に調整できるエフェクタを提供することを目的とする。
本発明のエフェクタは、並列に配置された2次以上のハイパスフィルタと2次以上のローパスフィルタと、加重加算部を備える。加重加算部は、ハイパスフィルタの出力とローパスフィルタの出力の重み付け平均の所定倍である信号を出力する。本発明の第1のエフェクタは、さらに、ハイパスフィルタのカットオフ周波数とローパスフィルタのカットオフ周波数との相違があらかじめ定めた範囲内であるという特徴を有する。本発明の第2のエフェクタは、さらに、重みが1対1のときの、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ、加重加算部を組み合わせた構成の周波数特性を平滑化する補正部も備える。
本発明のエフェクタによれば、加重加算部は、ハイパスフィルタの出力とローパスフィルタの出力の重み付け平均の所定倍である信号を出力する。つまり、ハイパスフィルタの出力をV、ローパスフィルタの出力をV、ハイパスフィルタの出力の重みをr、ローパスフィルタの出力の重みをR−r、所定倍をA倍とすると、加重加算部の出力VOUTは、
OUT=A(rV+(R−r)V)/R
となる。ここで、AとRは定数であり、変数となる値はrだけである。そして、rがR付近のときは高音の楽音のみ、rが0付近のときは低音の楽音のみを選択でき、rが0付近でもR付近でもないときは高音と低音のバランスを調整できる。したがって、本発明のエフェクタによれば、1つの変数を操作するだけで、高音の楽音と低音の楽音の一方のみを選択することも含む範囲で、バランスを簡単に調整できる。
実施例1のエフェクタの構成例を示す図。 実施例1の加重加算部をより具体的に示したエフェクタの構成を示す図。 実施例1のハイパスフィルタとローパスフィルタの周波数特性と、それぞれの出力を1対1で加重加算したときの出力の周波数特性を示す図。 加重加算部の可変抵抗を操作したときの実施例1のエフェクタの周波数特性の変化の様子を示す図。 実施例2のエフェクタの構成例を示す図。 実施例2の加重加算部をより具体的に示したエフェクタの構成を示す図。 実施例2のハイパスフィルタとローパスフィルタの周波数特性と、それぞれの出力を1対1で加重加算したときの出力の周波数特性を示す図。 実施例2のハイパスフィルタとローパスフィルタの出力を1対1で加重加算したときの出力の周波数特性と補正部の周波数特性を示す図。 加重加算部の可変抵抗を操作したときの実施例2のエフェクタの周波数特性の変化の様子を示す図。 実施例2変形例のエフェクタの構成例を示す図。 実施例2変形例の加重加算部をより具体的に示したエフェクタの構成を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
図1に実施例1のエフェクタの構成例を示す。エフェクタ100は、2次以上のハイパスフィルタ110、2次以上のローパスフィルタ120、加重加算部130、制御部190を備える。ハイパスフィルタ110とローパスフィルタ120は、並列に配置されている。2次のフィルタとは、信号を遮断する周波数帯において1オクターブごとに約−12dBずつ遮断量が増加するフィルタを意味している。一般的には、1次のフィルタは約−6dB/オクターブ、3次のフィルタは約−18dB/オクターブである。つまり、2次以上のハイパスフィルタとは、信号の阻止域(遮断する低周波の帯域)において、1オクターブ周波数が低くなると(周波数が半分になると)、約−12dB以上遮断が多くなるフィルタである。また、2次以上のローパスフィルタとは、信号の阻止域(遮断する高周波の帯域)において、1オクターブ周波数が高くなると(周波数が2倍になると)、約−12dB以上遮断が多くなるフィルタである。フィルタの特性は、バターワース・フィルタ、チェビシェフ・フィルタなどの中から適宜選択すればよいが、エフェクタ100用としてはリップルが小さい方が望ましい。
また、エフェクタ100は、ハイパスフィルタ110のカットオフ周波数FCH(遮断が−3dBとなる周波数)とローパスフィルタ120のカットオフ周波数FCLとの相違があらかじめ定めた範囲内であるという特徴を有する。一般的には、カットオフ周波数FCHとカットオフ周波数FCLとを一致させれば、ハイパスフィルタ110とローパスフィルタ120とを並列に配置し、1対1の比率で加算したときの周波数特性は、ほぼ平坦になる。そして、カットオフ周波数FCHとカットオフ周波数FCLとが離れるにしたがって平坦ではなくなる。「ハイパスフィルタ110のカットオフ周波数FCHとローパスフィルタ120のカットオフ周波数FCLとの相違があらかじめ定めた範囲内」とは、ハイパスフィルタ110とローパスフィルタ120とを並列に配置し、1対1の比率で加算したときの周波数特性が、許容できる程度に平坦な範囲を意味している。制御部190は、ハイパスフィルタ110のカットオフ周波数FCHとローパスフィルタ120のカットオフ周波数FCLの設定を、前記の相違があらかじめ定めた範囲内であることを維持しながら、操作者の指示(外部からの入力)に従って変更する。
加重加算部130は、ハイパスフィルタ110の出力とローパスフィルタ120の出力の重み付け平均の所定倍である信号を出力する。ハイパスフィルタの出力をV、ローパスフィルタの出力をV、ハイパスフィルタの出力の重みをr、ローパスフィルタの出力の重みをR−r、所定倍をA倍とすると、加重加算部130の出力VOUTは、
OUT=A(rV+(R−r)V)/R
となる。ここで、AとRは定数であり、変数となる値はrだけである。そして、rがR付近のときは高音の楽音のみ、rが0付近のときは低音の楽音のみを選択でき、rが0付近でもR付近でもないときは高音と低音のバランスを調整できる。したがって、エフェクタ100によれば、1つの変数を操作するだけで、高音の楽音と低音の楽音の一方のみを選択することも含む範囲で、バランスを簡単に調整できる。
<具体例>
図2に実施例1の加重加算部をより具体的に示したエフェクタの構成を示す。エフェクタ101は、加重加算部131の部分のみがエフェクタ100と異なる。加重加算部131は、加重加算部130の1つの具体例である。加重加算部131は、全体の抵抗がRの可変抵抗132と増幅器133を備えている。可変抵抗132のツマミを操作者が操作することで、抵抗rの値が変化する。そして、増幅器133の増幅率をAとすると、加重加算部131の出力VOUTは、
OUT=A(rV+(R−r)V)/R
となる。つまり、加重加算部131は、加重加算部130の具体例の1つである。
図3に、実施例1のハイパスフィルタとローパスフィルタの周波数特性と、それぞれの出力を1対1で加重加算したときの出力の周波数特性を示す。一点鎖線がハイパスフィルタの周波数特性、破線がローパスフィルタの周波数特性、実線が出力の周波数特性を示している。ハイパスフィルタ110のカットオフ周波数FCHは600Hz、ローパスフィルタ120のカットオフ周波数FCLは1kHzである。この例の場合、カットオフ周波数FCHとカットオフ周波数FCLは異なるが、1対1で加重加算したときの出力の周波数特性はほぼ平坦になっていることが分かる。この周波数特性が許容できる場合、上述の「ハイパスフィルタ110のカットオフ周波数FCHとローパスフィルタ120のカットオフ周波数FCLとの相違があらかじめ定めた範囲内」に該当する。
図4に、加重加算部の可変抵抗を操作したときの実施例1のエフェクタの周波数特性の変化の様子を示す。このシミュレーションでは、抵抗Rを10kΩ、増幅率は1である。そして、抵抗rを約0kΩ〜約10kΩまで1kΩずつ変化させている。図4から分かるとおり、抵抗rを変化させるだけ(操作者が可変抵抗132のツマミを操作するだけ)で高音または低音を他方に20dB以上の差を付けて選択でき、かつ両方を選択することもできる。よって、高音の楽音と低音の楽音の一方のみを選択することも含む範囲で、バランスを簡単に調整できる。
例えば、ベースのような100Hz程度の音とパーカッションのような3kHz程度の音が、同程度の音量で混ざった音響信号が入力されるとする。このとき、rの値を大きくすればベースの音は十分に減衰されるので、人にはパーカッションの音のみが含まれる音に聞こえる。また、rの値を小さくすればパーカッションの音は十分に減衰されるので、人にはベースの音のみが含まれる音に聞こえる。
図5に実施例2のエフェクタの構成例を示す。エフェクタ200は、2次以上のハイパスフィルタ110、2次以上のローパスフィルタ120、加重加算部130、補正部240、制御部290を備える。ハイパスフィルタ110、ローパスフィルタ120、加重加算部130は、エフェクタ100と同じである。
補正部240は、重みが1対1のときの、ハイパスフィルタ110、ローパスフィルタ120、加重加算部130を組み合わせた構成の周波数特性を平滑化する。実施例1では、ハイパスフィルタ110のカットオフ周波数FCH(遮断が−3dBとなる周波数)とローパスフィルタ120のカットオフ周波数FCLとの相違をあらかじめ定めた範囲内に限定することで、周波数特性をほぼ平坦にしていた。実施例2ではカットオフ周波数を自由に設定するために、補正部240を備える。補正部240は、入力VINを補正し、補正後の信号VINCを出力する。ハイパスフィルタ110とローパスフィルタ120には補正後の信号VINCが入力される。その後の処理は、実施例1と同じである。
制御部290は、ハイパスフィルタ110のカットオフ周波数FCHとローパスフィルタ120のカットオフ周波数FCLの設定を変更する。そして、補正部240は、変更後のハイパスフィルタ110、ローパスフィルタ120、加重加算部130を組み合わせた構成の周波数特性を平滑化する。例えば、補正部240があらかじめ、カットオフ周波数FCHとカットオフ周波数FCLの組合せに対応する周波数特性を平滑化するための補正値のデータを複数記録しておく。制御部290がカットオフ周波数FCHとカットオフ周波数FCLの組合せの情報を補正部240に送信し、補正部240は受信した情報から補正値のデータにしたがって、周波数特性を平滑化すればよい。
あるいは、制御部290は、ハイパスフィルタ110のカットオフ周波数FCHとローパスフィルタ120のカットオフ周波数FCLの設定を変更すると共に、変更後のハイパスフィルタ110、ローパスフィルタ120、加重加算部130を組み合わせた構成の周波数特性を平滑化するように補正部240を調整してもよい。例えば、制御部290があらかじめ、カットオフ周波数FCHとカットオフ周波数FCLの組合せに対応する周波数特性を平滑化するための補正値のデータを複数記録しておく。制御部290がカットオフ周波数FCHとカットオフ周波数FCLの組合せの情報にしたがって補正値のデータを読出して補正部240に送信し、補正部240は受信した補正値のデータにしたがって周波数特性を平滑化すればよい。
このような構成なので、エフェクタ200によれば、エフェクタ100と同様に、1つの変数を操作するだけで、高音の楽音と低音の楽音の一方のみを選択することも含む範囲で、バランスを簡単に調整できる。
<具体例>
図6に実施例2の加重加算部をより具体的に示したエフェクタの構成を示す。エフェクタ201は、加重加算部131の部分のみがエフェクタ200と異なる。加重加算部131は、加重加算部130の1つの具体例である。加重加算部131は、全体の抵抗がRの可変抵抗132と増幅器133を備えている。可変抵抗132のツマミを操作者が操作することで、抵抗rの値が変化する。そして、増幅器133の増幅率をAとすると、加重加算部131の出力VOUTは、
OUT=A(rV+(R−r)V)/R
となる。
図7に、実施例2のハイパスフィルタとローパスフィルタの周波数特性と、それぞれの出力を1対1で加重加算したときの出力の周波数特性を示す。一点鎖線がハイパスフィルタの周波数特性、破線がローパスフィルタの周波数特性、実線が出力の周波数特性を示している。ハイパスフィルタ110のカットオフ周波数FCHは200Hz、ローパスフィルタ120のカットオフ周波数FCLは2.0kHzである。1対1で加重加算したときの出力は、周波数によって6dB程度の差がある。
図8に、実施例2のハイパスフィルタとローパスフィルタの出力を1対1で加重加算したときの出力の周波数特性と補正部の周波数特性を示す。実線が1対1で加重加算したときの出力の周波数特性であり、点線が補正部240の周波数特性である。補正部240の周波数特性は、1対1で加重加算したときの出力の周波数特性を反転した特性に近いことが分かる。
図9に、加重加算部の可変抵抗を操作したときの実施例2のエフェクタの周波数特性の変化の様子を示す。このシミュレーションでは、抵抗Rを10kΩ、増幅率は1である。そして、抵抗rを約0kΩ〜約10kΩまで1kΩずつ変化させている。図9から分かるとおり、抵抗rを変化させるだけで高音または低音を他方に20dB以上の差を付けて選択でき、かつ両方を選択することもできる。よって、高音の楽音と低音の楽音の一方のみを選択することも含む範囲で、バランスを簡単に調整できる。また、補正部240によって抵抗rが小さいときには低音側、抵抗rが大きいときには高音側の音量が大きくなる。したがって、人に小さい音(選択していない方の音)を聞こえにくくする効果も生じる。
さらに、図9では、500Hz〜1kHzのゲインはほとんど変化していないことが分かる。メロディの音量を一定に保てば、人が感じる音量感を変化させないで音質を変化させることができる。メロディの周波数帯域は、楽曲のジャンル、楽器、ボーカルの性別などによって変わるため、楽曲に合わせて制御部290がハイパスフィルタ110のカットオフ周波数FCHとローパスフィルタ120のカットオフ周波数FCLを変更すればよい。
例えば、ベースのような100Hz程度のリズムを表現する音とパーカッションのような3kHz程度のリズムを表現する音とが同程度の音量で混ざり、500Hz〜1kHzを中心とするメロディも含まれた音響信号が入力されるとする。このとき、rの値を大きくすればベースの音は十分に減衰されるので、人にはメロディとパーカッションの音が含まれる音に聞こえる。また、rの値を小さくすればパーカッションの音は十分に減衰されるので、人にはメロディとベースの音が含まれる音に聞こえる。つまり、操作者が可変抵抗132のツマミを操作するだけで、音量感を変化させないでメロディを出力しながら、リズムを表現する音であるベースとパーカッションの一方を選択したり、リズムを表現する音のバランスを調整したりできる。
[変形例]
図10に実施例2変形例のエフェクタの構成例を示す。エフェクタ202は、補正部240の位置がエフェクタ200と異なる。エフェクタ202では、加重加算部130の出力Vが補正部240に入力され、補正部240の出力がエフェクタ202の出力VOUTとなる。その他の構成は、エフェクタ200と同じである。したがって、エフェクタ200と同じ効果が得られる。
<具体例>
図11に実施例2変形例の加重加算部をより具体的に示したエフェクタの構成を示す。エフェクタ203は、加重加算部131の部分のみがエフェクタ202と異なる。加重加算部131は、加重加算部130の1つの具体例である。エフェクタ203はエフェクタ201と、補正部240の位置のみが異なる。したがって、エフェクタ201と同じ効果が得られる。
100,101,200,201,202,203 エフェクタ
110 ハイパスフィルタ 120 ローパスフィルタ
130,131 加重加算部
132 可変抵抗 133 増幅器
190,290 制御部 240 補正部

Claims (5)

  1. 並列に配置された2次以上のハイパスフィルタと2次以上のローパスフィルタと、
    前記ハイパスフィルタの出力と前記ローパスフィルタの出力の重み付け平均の所定倍である信号を出力する加重加算部と、
    前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数と前記ローパスフィルタのカットオフ周波数の設定を変更する制御部
    を備え、
    前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数と前記ローパスフィルタのカットオフ周波数との相違があらかじめ定めた範囲内であり、
    前記制御部は、カットオフ周波数の設定を、前記の相違があらかじめ定めた範囲内であることを維持しながら変更するエフェクタ。
  2. 並列に配置された2次以上のハイパスフィルタと2次以上のローパスフィルタと、
    前記ハイパスフィルタの出力と前記ローパスフィルタの出力の重み付け平均の所定倍である信号を出力する加重加算部と、
    前記重みが1対1のときの、前記ハイパスフィルタ、前記ローパスフィルタ、前記加重加算部を組み合わせた構成の周波数特性を平滑化する補正部
    を備えるエフェクタ。
  3. 請求項記載のエフェクタであって、
    前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数と前記ローパスフィルタのカットオフ周波数の設定を変更する制御部も備え、
    前記補正部は、変更後の前記ハイパスフィルタ、前記ローパスフィルタ、前記加重加算部を組み合わせた構成の周波数特性を平滑化する
    ことを特徴とするエフェクタ。
  4. 請求項記載のエフェクタであって、
    前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数と前記ローパスフィルタのカットオフ周波数の設定を変更すると共に、変更後の前記ハイパスフィルタ、前記ローパスフィルタ、前記加重加算部を組み合わせた構成の周波数特性を平滑化するように前記補正部を調整する制御部
    も備えるエフェクタ。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載のエフェクタであって、
    前記加重加算部は、1つの可変抵抗で前記重みが決まる
    ことを特徴とするエフェクタ。
JP2017190259A 2017-09-29 2017-09-29 エフェクタ Active JP6973784B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017190259A JP6973784B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 エフェクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017190259A JP6973784B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 エフェクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019068188A JP2019068188A (ja) 2019-04-25
JP6973784B2 true JP6973784B2 (ja) 2021-12-01

Family

ID=66340068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017190259A Active JP6973784B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 エフェクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6973784B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019068188A (ja) 2019-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101858918B1 (ko) 헤드 마운트형 스피커를 위한 오디오 향상 기법
US10068561B2 (en) Electronic signal processor
JP2013537726A (ja) 入力オーディオ信号の修正装置及び修正方法
US20070237343A1 (en) Sound Enhancement
US4117413A (en) Amplifier with multifilter
US6687379B1 (en) System and method for adjusting the low-frequency response of a crossover that supplies signal to subwoofers in response to main-speaker low-frequency characteristics
US9948257B1 (en) Phantom-powered inline preamplifier with variable impedance loading and adjustable interface
JP6973784B2 (ja) エフェクタ
US9722560B2 (en) Filter with independently adjustable band gain and break point slopes and method of constructing same
JPH02113613A (ja) 音質調整装置
JP6816882B2 (ja) 楽器用プリアンプ
EP1786236B1 (en) Complementary-pair equalizer
JP6696138B2 (ja) 音信号処理装置およびプログラム
US10998866B2 (en) Preamplifier circuit configuration
JP2018173442A (ja) 効果付与装置及び効果付与プログラム
JP3208565U (ja) 音色が調節可能なイヤホン
US20150236664A1 (en) Sound enhancement for television speakers
KR100921708B1 (ko) 입체 음향 시스템
JP6546448B2 (ja) ゲイン係数生成装置、ゲイン係数生成方法およびゲイン係数生成プログラム
SE2251320A1 (en) A method of calibration of a weighing arrangement and Roger MARTINSON, LIMHAMN, SE Peter FRANSSON, MALMÖ, SE
JPH04124906A (ja) グラフィックイコライザ
JP3882363B2 (ja) 楽音信号のエフェクト回路
JPH0724809Y2 (ja) ト−ンコントロ−ル装置
JPH04117003A (ja) グラフィックイコライザ
JP2005250357A (ja) ディストーション効果装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6973784

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150