JP6970028B2 - 油圧ショベル - Google Patents
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Description
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
まず、本発明の油圧ショベルの第1の実施の形態の全体構成について図1を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る油圧ショベルを示す全体構成図である。
先ず、比較例の油圧ショベルにおける掘削時の状態を図5〜図9を用いて説明する。図5は比較例の油圧ショベルにおける最大荷重発生時の掘削姿勢を示す説明図、図6は比較例の油圧ショベルのブームをブームセンターボス(ボス部)の位置で切断した横断面図であり、バケット押し荷重時におけるブームの変形状態を示す図、図7は比較例の油圧ショベルのブームをブームセンターボス(ボス部)の位置で切断した横断面図であり、バケット引き荷重時におけるブームの変形状態を示す図、図8は比較例の油圧ショベルにおけるブームの側板とブームセンターボス(ボス部)のあて板部との境界(隙間)に生じる不溶着部上の角度のとり方を説明する図、図9は比較例の油圧ショベルにおけるブームの側板とブームセンターボス(ボス部)のあて板部との境界(隙間)に生じる不溶着部の応力分布を示す特性図である。なお、図5〜図9に示す比較例の油圧ショベルの構成に関して、本発明の第1の実施の形態に係る油圧ショベルの構成と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
次に、本発明の油圧ショベルの第2の実施の形態を図12及び図13を用いて説明する。図12は本発明の第2の実施の形態に係る油圧ショベルにおけるブームセンターボス(ボス部)のつば部に設けた溝の各条件に対するつば部の溝底の隅部の最大応力の関係を示す特性図、図13は本発明の第2の実施の形態に係る油圧ショベルにおけるブームセンターボス(ボス部)のつば部に設けた溝の溝底の隅部の曲率半径に対するつば部の溝底の隅部の最大応力の関係を示す特性図である。なお、図12及び図13において、第1の実施の形態と共通する構成については、第1の実施の形態の場合と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の油圧ショベルの第3の実施の形態を図14を用いて説明する。図14は本発明の第3の実施の形態に係る油圧ショベルのブームを示す側面図である。なお、図14において、第1の実施の形態と共通する構成については、第1の実施の形態の場合と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の油圧ショベルの第4の実施の形態を図15を用いて説明する。図15は本発明の第4の実施の形態に係る油圧ショベルのブームを示す側面図である。なお、図15において、第1の実施の形態と共通する構成については、第1の実施の形態の場合と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の油圧ショベルの第5の実施の形態を図16を用いて説明する。図16は本発明の第5の実施の形態に係る油圧ショベルのブームにおけるブームセンターボスのつば部に設けた溝を含む一部分を示す断面図である。なお、図16において、第1の実施の形態と共通する構成については、第1の実施の形態の場合と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の油圧ショベルの第6の実施の形態を図17を用いて説明する。図17は本発明の第6の実施の形態に係る油圧ショベルのブームにおけるブームセンターボスのつば部に設けた溝を含む一部分を示す断面図である。なお、図17において、第1の実施の形態と共通する構成については、第1の実施の形態の場合と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
なお、本発明は、本実施の形態に限られるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記した実施形態は、本発明をわかり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。ある実施形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
Claims (5)
- ブーム及び前記ブームに回動可能に取り付けられたアームを含む作業腕と、前記作業腕の先端に回動可能に取り付けられ、前記作業腕と協働して掘削作業を含む作業を行うバケットとを備え、
前記ブームは、一対のブームシリンダによって駆動され、
前記ブームは、複数の板部材により断面が矩形状に形成された箱型構造体と、前記複数の板部材のうち対向する板部材に取り付けられた一対のボスと、前記一対のボスの間に配置されて前記一対のボスを連結するボス連結部材とを有し、
前記一対のボスの各々は、ピン挿入孔が形成されたボス本体部と、前記ボス本体部の外周部に形成され、外周縁が前記対向する板部材に溶接部を介して接合されたつば部とを有し、
前記一対のボスと前記ピン挿入孔に挿入された連結ピンとで前記一対のブームシリンダの一端側を前記ブームに相対的に回動可能に連結する連結部が構成された油圧ショベルにおいて、
前記一対のボスの各々は、前記つば部の外周部に設けられ、その表面が前記ピン挿入孔の軸方向に対して前記つば部の表面よりも前記箱型構造体の内側に位置し、前記つば部が接合される前記板部材に前記溶接部を介して接合される円環状のあて板部を更に有し、
前記ボスは、前記つば部における、前記溶接部の延在する領域のうちの一部分に対応する位置に設けられた溝を有し、
前記溝は、前記ボスの径方向において、前記溶接部よりも前記ボス本体部側に配置され、
前記溝が設けられた部分の前記つば部の板厚は、前記ボスが接合される前記板部材の板厚の85%以上、かつ、前記ボスが接合される前記板部材の板厚よりも小さく、
前記溝は、その半径方向の幅が前記つば部の外径の1%以上かつ4.5%以下である
ことを特徴とする油圧ショベル。 - ブーム及び前記ブームに回動可能に取り付けられたアームを含む作業腕と、前記作業腕の先端に回動可能に取り付けられ、前記作業腕と協働して掘削作業を含む作業を行うバケットとを備え、
前記ブームは、一対のブームシリンダによって駆動され、
前記ブームは、複数の板部材により断面が矩形状に形成された箱型構造体と、前記複数の板部材のうち対向する板部材に取り付けられた一対のボスと、前記一対のボスの間に配置されて前記一対のボスを連結するボス連結部材とを有し、
前記一対のボスの各々は、ピン挿入孔が形成されたボス本体部と、前記ボス本体部の外周部に形成され、外周縁が前記対向する板部材に溶接部を介して接合されたつば部とを有し、
前記一対のボスと前記ピン挿入孔に挿入された連結ピンとで前記一対のブームシリンダの一端側を前記ブームに相対的に回動可能に連結する連結部が構成された油圧ショベルにおいて、
前記一対のボスの各々は、前記つば部の外周部に設けられ、その表面が前記ピン挿入孔の軸方向に対して前記つば部の表面よりも前記箱型構造体の内側に位置し、前記つば部が接合される前記板部材に前記溶接部を介して接合される円環状のあて板部を更に有し、
前記ボスは、前記つば部における、前記溶接部の延在する領域のうちの一部分に対応する位置に設けられた溝を有し、
前記溝は、前記ボスの径方向において、前記溶接部よりも前記ボス本体部側に配置され、
前記溝が設けられた部分の前記つば部の板厚は、前記ボスが接合される前記板部材の板厚の85%以上、かつ、前記ボスが接合される前記板部材の板厚よりも小さく、
前記溝から前記ピン挿入孔の軸心までの距離を2倍した値が、前記ボス本体部の外径よりも大きく、かつ、前記つば部の外径の85%以下である
ことを特徴とする油圧ショベル。 - ブーム及び前記ブームに回動可能に取り付けられたアームを含む作業腕と、前記作業腕の先端に回動可能に取り付けられ、前記作業腕と協働して掘削作業を含む作業を行うバケットとを備え、
前記ブームは、一対のブームシリンダによって駆動され、
前記ブームは、複数の板部材により断面が矩形状に形成された箱型構造体と、前記複数の板部材のうち対向する板部材に取り付けられた一対のボスと、前記一対のボスの間に配置されて前記一対のボスを連結するボス連結部材とを有し、
前記一対のボスの各々は、ピン挿入孔が形成されたボス本体部と、前記ボス本体部の外周部に形成され、外周縁が前記対向する板部材に溶接部を介して接合されたつば部とを有し、
前記一対のボスと前記ピン挿入孔に挿入された連結ピンとで前記一対のブームシリンダの一端側を前記ブームに相対的に回動可能に連結する連結部が構成された油圧ショベルにおいて、
前記一対のボスの各々は、前記つば部の外周部に設けられ、その表面が前記ピン挿入孔の軸方向に対して前記つば部の表面よりも前記箱型構造体の内側に位置し、前記つば部が接合される前記板部材に前記溶接部を介して接合される円環状のあて板部を更に有し、
前記ボスは、前記つば部における、前記溶接部の延在する領域のうちの一部分に対応する位置に設けられた溝を有し、
前記溝は、前記ボスの径方向において、前記溶接部よりも前記ボス本体部側に配置され、
前記溝が設けられた部分の前記つば部の板厚は、前記ボスが接合される前記板部材の板厚の85%以上、かつ、前記ボスが接合される前記板部材の板厚よりも小さく、
前記溝は、その溝底の隅部の曲率半径が、前記ボスが接合される前記板部材の板厚の4%以上かつ100%未満である
ことを特徴とする油圧ショベル。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の油圧ショベルにおいて、
前記溝は、前記つば部における前記箱型構造体の内側を向く裏面側に設けられている
ことを特徴とする油圧ショベル。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の油圧ショベルにおいて、
前記溝は、前記ピン挿入孔の軸心からの径方向の距離が異なるように複数個設けられている
ことを特徴とする油圧ショベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018005907A JP6970028B2 (ja) | 2018-01-17 | 2018-01-17 | 油圧ショベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018005907A JP6970028B2 (ja) | 2018-01-17 | 2018-01-17 | 油圧ショベル |
Publications (2)
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JP2019124071A JP2019124071A (ja) | 2019-07-25 |
JP6970028B2 true JP6970028B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=67398240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018005907A Active JP6970028B2 (ja) | 2018-01-17 | 2018-01-17 | 油圧ショベル |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6970028B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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- 2018-01-17 JP JP2018005907A patent/JP6970028B2/ja active Active
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