JP6969972B2 - 車両用ニーエアバッグ装置の取付構造 - Google Patents

車両用ニーエアバッグ装置の取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両用ニーエアバッグ装置の取付構造に関する。
車両用ニーエアバッグ装置は、インストルメントパネル内に配置され、車両が前突(前面衝突)時にケース内に収納されたニーエアバッグを膨張展開させて乗員の膝部を拘束し、これにより、乗員の腰の車両前方への移動量を低減させるようにしている(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特許文献1〜特許文献3では、ニーエアバッグを収納するケースは、インパネリインフォースメントとフロア間のブレース、及びインパネリインフォースメントとカウル間のブレースに対して取付ブラケットを介して支持されている。
また、特許文献2では、前記ケースと前記取付ブラケットとがボルトにて締結され、該ボルトが、後方から前方への入力(荷重)が高くなったとき、塑性変形することにより前記ケースの前方への変位を許容するようにしている。
また、特許文献3では、取付ブラケットに前方への入力(荷重)がかかったときは、取付ブラケットが変形して前記ケースの前方への変位を許容し、エネルギーを吸収するようにしている。
一方、ステアリングコラムは、脱落機構を備えていることが多い。前記脱落機構は、ステアリングコラムを支持するインパネリインフォースメントとステアリングコラムとの間に設けられており、前突時に、ステアリングコラムに乗員が当たった時の荷重により、インパネリインフォースメントとステアリングコラムとの連結を解除する。
特開2011−207438号公報 特開2004−352119号公報 特開平9−123863号公報
ところで、図11に示すように、運転席側に設けられた車両用ニーエアバッグ装置110では、車両の前突時に車両用ニーエアバッグ装置110のニーエアバッグ101を収納しているケース100が前上方へ変位した場合、ステアリングコラム102に干渉する虞がある。このようにステアリングコラム102に、車両用ニーエアバッグ装置のケース100が干渉すると、ステアリングコラム102の脱落機構(図示しない)の作動に不具合を生ずる虞がある。
上記の例では、運転席側のインストルメントパネル内に車両用ニーエアバッグ装置が収納配置された場合である。一方、助手席側のインストルメントパネル内に車両用ニーエアバッグ装置が配置された場合、前突時に、その車両用ニーエアバッグ装置の前上方に配置された他の部材に前記ケースが衝接すると、その部材に不具合が生ずる虞がある。
本発明の目的は、ニーエアバッグを収納するケースに対して最も近位に位置する車両用物品への移動を抑制制御する車両用ニーエアバッグ装置の取付構造を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明は、ニーエアバッグと、インフレータと、これらを収納するケースを備えているとともに前記ケースの車幅方向の両端部には、それぞれ上下一対の取付ブラケットを介して前記ケースの上方に位置するインパネリインフォースメントに取付けられたフロアブレース及びブレース部材に固定された車両用ニーエアバッグ装置の取付構造であって、前記ケースの車幅方向の両端部に固定された、それぞれ上下一対の取付ブラケットのうち、前記車両用ニーエアバッグ装置の背面側の前上方に最も近位に位置する車両用物品であるステアリングコラムに対して最も遠位に位置する取付ブラケットの前方へ延びる長さを残りの他の取付ブラケットの各々における前方へ延びる長さよりも長くすることにより、前記最も遠位に位置する取付ブラケットの曲げ剛性は、前記残りの他の取付ブラケットのいずれの曲げ剛性よりも弱くされ、前記ニーエアバッグが膨張展開したときに、前記ケースが前記ステアリングコラムに干渉しないように、前記最も遠位に位置する取付ブラケットが前記残りの他の取付ブラケットよりも大きく変形するように設定され、前記ケースの前上方への移動が制御され、且つ前記ケースに前方への入力が発生して前記残りの他の取付ブラケットが前方へ変形しても、前記最も遠位に位置する取付ブラケットが車幅方向へ変形することで、前記ステアリングコラムへの前記ケースの移動が制限されるものである。
また、前記最も遠位に位置する取付ブラケットは、溶接により相互に連結された第1部材と第2部材とにより構成されるとともに前記第1部材が車両の前方向に延びるように延出され、前記残りの他の取付ブラケットのいずれもが、車幅方向に沿った部位を有するように形成されていてもよい。
また、前記最も遠位に位置する取付ブラケットは、前記ケースの一端の下部と連結固定され、残りの他の取付ブラケットは、前記ケースの一端の上部、及び前記ケースの他端の上下両部にそれぞれ連結固定されていることが好ましい。
た、前記上下一対の取付ブラケットは、前記ケースの車幅方向の両端部の上部及び下部に備える取付部材と、前記フロアブレース及び前記ブレース部材との間にそれぞれ連結固定されていることが好ましい。
本発明によれば、ニーエアバッグを収納するケースに対して最も近位に位置する車両用物品への移動を抑制制御することができる効果を奏する。
本発明を具体化した一実施形態のインストルメントパネルを車室内側から見た概略斜視図。 ニーエアバッグ装置の取付構造を乗員側から見た一部省略正面図。 ニーエアバッグ装置の取付構造を背面側から見た一部省略背面図。 ニーエアバッグ装置を乗員側から見た一部省略正面図。 ニーエアバッグ装置の取付構造を側面から見た一部省略断面図。 ニーエアバッグ装置の取付構造を側面から見た略図。 ニーエアバッグ装置の取付構造を平面視した略図。 ニーエアバッグ装置の作用示す原理図。 他の実施形態のニーエアバッグ装置の取付構造を平面視した一部省略正面図。 他の実施形態のニーエアバッグ装置の取付構造を平面視した一部省略正面図。 従来のニーエアバッグ装置の説明図。
以下、本発明の車両用ニーエアバッグ装置の取付構造を具体化した一実施形態を図1〜図8を参照して説明する。
図1に示すように、インストルメントパネル10は、合成樹脂製であって、車幅方向及び略車両前後方向に沿って設けられている。インストルメントパネル10は、上部側を構成するインストルメントパネルアッパパネル12と、下部側を構成する左右一対のインパネロアパネル14、16とを備えている。図1の二点鎖線で示すように、本実施形態では、ステアリングホイール18は、車両の右側に配置されている。
図5に示すように、運転席側のインパネロアパネル16は、車両下方へ向うにつれて垂直面からパネル表面までの距離が長くなるように傾斜した状態となるように配置されていて、垂直面に対し後傾した状態となっている。
前記インパネロアパネル16の高さ方向の中央部であって、ステアリングホイール18を備えたステアリングコラム20の直下となるように車両用ニーエアバッグ装置30が配設されている。図1、図5に示すように車両用ニーエアバッグ装置30は、インパネロアパネル16の中央部において、車幅方向に延出された矩形をなすエアバッグドア31と、エアバッグドア31の車両前方側、すなわち、インパネロアパネル16内部に配置されたエアバッグモジュール32とを備えている。
エアバッグモジュール32は、箱体形状のケース34を備えている。前記ケース34は、金属製であって、剛性を備えており、車幅方向に沿って延出されている。ケース34は、上壁部34aと、下壁部34bと、上下両壁部を連結する前壁部34cと、上壁部34a、下壁部34b、前壁部34cの左右両端部をそれぞれ一体に連結する左端壁部34d、及び右端壁部34eを有している。図5に示すように、上壁部34aの後側縁部は、下壁部34bの後側縁部よりも後方へ突出するように形成されている。なお、前壁部34cの前面(外面)は、車両用ニーエアバッグ装置30の背面に相当する。
ケース34の上壁部34a、下壁部34b、左端壁部34d及び右端壁部34eに囲まれた開口部35は車両後方側を向くように配置されている。また、開口部35の周縁部を形成している上壁部34aの後側縁部及び下壁部34bの後側縁部には、側面視でL字状に形成されて、先端が前方を指向する複数のフック36、37が所定の間隔で一体に形成されている。図5に示すように、ケース34内において、前壁部34cに近接して、インフレータ38が車幅方向に延出するようにして配設されている。
また、ケース34内には、折り畳まれたニーエアバッグ39が格納されている。インフレータ38は略円筒形状に形成された図示しないディフューザ内に挿入された後、ディフューザと一緒にニーエアバッグ39内に挿入されて、ケース34の前壁部34cにニーエアバッグ39を間に挟んだ状態で締結固定されている。これにより、ニーエアバッグ39はケース34の前壁部34cに固定されている。なお、ニーエアバッグ39の折り畳みは、ロール折り、蛇腹折りの少なくともいずれか一方の方法でよい。
図5に示すように、ニーエアバッグ39の内部には、上下二段にテザー40、42が配設されている。テザー40、42が車幅方向に細長い矩形状に形成されており、バッグ基布と同一の布材で構成されている。これら二枚のテザー40、42が上下二段に配置されて、各々の前縁部及び後縁部がバッグ基布に縫製されていることにより、ニーエアバッグ39の展開時にニーエアバッグ39の内部は上下三つの膨張室43、44、45が形成される。なお、テザー40、42には、図示しない連通孔が形成されており、隣接する膨張室43、44、45が相互に連通するように構成されている。
図5では、二点鎖線で示すニーエアバッグ39がインパネロアパネル16の意匠面に沿って枕形状に膨張展開された状態で図示されている。
図5に示すように、エアバッグドア31は、インパネロアパネル16の意匠面16aと連続する略矩形平板状の意匠壁部31aと、意匠壁部31aの上下の縁部に前方へ指向して配置された取付壁部31b、31cとを備えている。エアバッグドア31の意匠壁部31aは、ケース34の開口部35(図1参照)を覆うように形成されている。
取付壁部31b、31cには、フック36、37に相対する位置に複数の係止孔46、47が形成されている。係止孔46、47に対してフック36、37が挿入されて、係止孔46、47の周縁部に係止されることにより、ケース34の開口部35にエアバッグドア31が取り付けられている。
エアバッグドア31の意匠壁部31aの裏面には、脆弱部31dが形成されている。脆弱部31dは意匠壁部31aの裏面側において、裏面側から見て全体が略H形をなすように肉厚が周辺の部位よりも薄く形成されている。脆弱部31dが略H形をなすことにより、意匠壁部31aには上下一対をなすドア部33が形成されている。意匠壁部31aは、裏面に所定のバッグ膨張圧が作用したとき、脆弱部31dが破断することにより、上下一対のドア部33が車両上下方向に両開きに展開するようになっている。
図3及び図4に示すように、ケース34の上壁部34aの左端部において、後縁側の上面には、鋼鉄製の第1取付部材51が固定されている。図3及び図4に示すように、第1取付部材51は、ケース34の上壁部34aに溶接等にて固定された固定片51aと固定片51aからL字状に屈折して上方へ延出された締結片51bを備えている。締結片51bは、車両前方向を向いた締結面51cを有するとともに、締結面51cには、貫通孔51dが車両前後方向に貫通して形成されている。
図4に示すように、ケース34の右端壁部34eの外端面上部において、後側寄りの部位には、鋼鉄製の第2取付部材52が固定されている。第2取付部材52は、ケース34の右端壁部34eの外端面に溶接等にて固定された固定片52aと固定片52aから屈曲して上方へ延出された締結片52bを備えている。締結片52bは、車両前方向を向いた締結面52cを有するとともに、締結面52cには、貫通孔52dが車両前後方向に貫通して形成されている。
図2、図4に示すように、ケース34の下壁部34bの右端部において、前縁側の下面には、鋼鉄製の第3取付部材53が固定されている。第3取付部材53は、ケース34の下壁部34bの右端部において、前縁側の下面に溶接等にて固定された固定片53aと固定片53aから屈折して斜め下前方へ延出された締結片53bを備えている。図4に示すように、締結片53bは、締結面53cを有する。図2に示すように、締結面53cは、ケース34の右端面よりもさらに右方へ延出されていて、締結面53cとは直交する中心を有するとともに前後方向に貫通した貫通孔53dを有している。
図2、図4に示すように、ケース34の下壁部34bの左端部において、前縁側の下面には、鋼鉄製の第4取付部材54が固定されている。第4取付部材54は、ケース34の下壁部34bの左端部において、前縁側の下面に溶接等にて固定された固定片54aと固定片54aから屈曲して斜め下前方へ延出された締結片54bを備えている。図4に示すように、締結片54bは、締結面54cを有する。図2、図3に示すように、締結面54cは、ケース34の左端面よりもさらに左方へ延出されていて、締結面54cとは直交する中心を有すると共に、前後方向に貫通した貫通孔54dが貫通して形成されている。
図2、図5に示すように車両用ニーエアバッグ装置30は、その上方に位置するインパネリインフォースメント55に取付けられたフロアブレース57及びブレース部材60を介してインパネリインフォースメント55により支持されている。インパネリインフォースメント55は、鋼鉄製であって、車両前方側に配置されていて、図示しない左右のフロントピラーを車幅方向に連結するパイプ状をなしている。インパネリインフォースメント55は、運転席側に配置される大径部55aと助手席側に配置される小径部55bとを備えている。
図2に示すように、インパネリインフォースメント55の大径部55aには、コラムブラケット56が取付固定されている。コラムブラケット56は、インパネリインフォースメント55の上部外周面及び下部外周面にそれぞれ嵌合されたアッパ部材56aとロア部材56bを備えている。アッパ部材56a及びロア部材56bは、インパネリインフォースメント55に対して溶接等により固定されるとともに、相互にボルト等により締結されている。ロア部材56bの車両幅方向(左右方向)の中央部には、ステアリングコラム20が吊下げ支持されている。
フロアブレース57は、その上端が車両用ニーエアバッグ装置30のケース34の略上方に位置して、前記ロア部材56bの左端に対してボルト、ウエルドナット等により締結固定されている。フロアブレース57の下端は、前記上端よりも後方側、すなわち、ケース34よりも後方に位置するとともに、車両のフロアの車幅方向中央部に形成されたトンネル部17(図1参照)の側面にボルト、ウエルドナット等により締結固定されている。
図2、図3に示すようにフロアブレース57は、プレス成型された鋼板により、底壁57aと、底壁57aの前後側縁から車両用ニーエアバッグ装置30側に立設した前後一対の前側壁57b及び後側壁57cとを有し、これにより断面凹状の溝57dを備える。また、フロアブレース57の中央部には、前記溝を覆う鋼鉄製のカバー58が溶接等により固定されている。
一方、ブレース部材60は、コラムブラケット56よりも右側に位置している。ブレース部材60は、その上端がコラムブラケット56のロア部材56bの右端に対してボルト、ウエルドナット等により締結固定され、下端がインパネリインフォースメント55よりも前方に配置された図示しないカウル、或いはダッシュパネル等に対してボルト、ウエルドナット等により締結されている。ブレース部材60は、鋼鉄製のパイプ材からなる。上記フロアブレース57とブレース部材60との配置関係は、図6及び図7の略図で示されている。
次に、車両用ニーエアバッグ装置30のケース34を、フロアブレース57及びブレース部材60に取付ける第1取付ブラケット71、第3取付ブラケット73、第2取付ブラケット72及び第4取付ブラケット74をこの順で説明する。図2、図3に示すように車両用ニーエアバッグ装置30のケース34は、その左端部上部が第1取付部材51を介して、フロアブレース57の中央部において取付けられた鋼鉄製の第1取付ブラケット71に取付けられている。第1取付ブラケット71は、両側にフランジを有するようにプレス成型により断面が凹状に形成されている。
図2、図3に示すように、第1取付ブラケット71の基端71aはフロアブレース57の底壁57a及び前側壁57bに対して溶接により固定され、基端71aに一体に連結された延出部71bは、右方へ直線状に延出されて、締結片51bが延出する方向と直交状に交差し、両側のフランジが上下に配置されている。
第1取付ブラケット71の先端(すなわち、延出部71bの先端)の締結面71cは、第1取付部材51の締結面51cに重ね合わされている。そして、この状態で、締結面51cの反対側から貫通孔51dに挿通されたボルト75が、第1取付ブラケット71の底面に設けられたウエルドナット76に螺着されることにより、第1取付部材51が第1取付ブラケット71に対して締結固定されている。
図3に示すように、また、ケース34は、その右端部下部が、第3取付部材53を介してブレース部材60の中央部において取付けられた鋼鉄製の第3取付ブラケット73に取付けられている。第3取付ブラケット73は、両側にフランジを有するようにプレス成型により断面が凹状に形成されている。
図3に示すように、第3取付ブラケット73の基端73aは、ブレース部材60の中央部よりも若干上部寄りの部位に対して溶接等により固定されている。基端73aに一体に連結された延出部73bは、図2に示すように、右方へ曲げられるとともに下方へ延出されて、右方へ延びる締結片53bと交差し、両側のフランジが左右に配置されている。第3取付ブラケット73の延出部73bは、車幅方向とは交差するように配置されている。
第3取付ブラケット73の先端(すなわち、延出部73bの先端)の締結面73cは、第3取付部材53の締結面53cに重ね合わされている。図2、図3に示すように、そして、この状態で、締結面53cの反対側から貫通孔53dに挿通されたボルト77が、第3取付ブラケット73の底面に設けられたウエルドナット78に螺着されることにより、第3取付部材53が第3取付ブラケット73に対して締結固定されている。
図2、図3に示すように、ケース34は、その右端部上部が、第2取付部材52を介して第3取付ブラケット73の上部において取付けられた鋼鉄製の第2取付ブラケット72に取付けられている。第2取付ブラケット72は、両側にフランジを有するようにプレス成型により断面が凹状に形成されている。
図2に示すように、第2取付ブラケット72の基端72aは、第3取付ブラケット73に対して溶接等により固定され、基端72aに一体に連結された延出部72bは、図2に示すように、左方へ延出されて、上方へ延びる締結片52bと交差し、両フランジが上下に配置されている。第2取付ブラケット72の延出部72bは、第1取付ブラケット71の延出部71bと対向するように配置されている。
第2取付ブラケット72の先端(すなわち、延出部72bの先端)の締結面72cは、第2取付部材52の締結面52cに重ね合わされている。図2、図3に示すように、そして、この状態で、締結面52cの反対側から貫通孔52dに挿通されたボルト79が、第2取付ブラケット72の底面に設けられたウエルドナット80に螺着されることにより、第2取付部材52が第2取付ブラケット72に対して締結固定されている。
図2、図3に示すように、車両用ニーエアバッグ装置30のケース34は、その左端部下部が第4取付部材54を介して、フロアブレース57の鋼鉄製の第4取付ブラケット74に取付けられている。第4取付ブラケット74は、溶接により相互に連結された第1部材82と第2部材83とにより構成されている。第1部材82と第2部材83は、それぞれ両側にフランジを有するようにプレス成型により断面が凹状に形成されている。
図3に示すように、第1部材82は、基端82aがフロアブレース57の中央部において第1取付ブラケット71の取付部位よりも下方に位置する部位に溶接固定されていて、基端82aから前方へ延出した延出部82bの先端には第2部材83の基端83aが連結されている。
第2部材83は、延出部83bがクランク状に折曲げ形成されて、前方へ延出されており、その先端が右方(すなわち、ケース34側に向く方向)へ指向して、その先端の締結面83c(図2参照)が、第4取付部材54の締結面54cに重ね合わされている。また、第4取付ブラケット74(第1部材82及び第2部材83)の両側のフランジは、上下に配置されている。そして、この状態で、図2に示す締結面54cの反対側から貫通孔54dに挿通されたボルト81が、第4取付ブラケット74の底面に設けられたウエルドナット81a(図3参照)に螺着されることにより、第4取付部材54が第4取付ブラケット74に対して締結固定されている。
また、第4取付ブラケット74は、フロアブレース57から前方へ延びる長さLは、第1取付ブラケット71がフロアブレース57から前方へ延びる長さよりも長くされている。正確には、第4取付ブラケット74におけるフロアブレース57及び第4取付部材54にそれぞれ固定された拘束部位を除く非拘束部位の長さL(図8参照)は、第1取付ブラケット71における非拘束部位(すなわち、フロアブレース57及び第1取付部材51に固定されている部位を除いた部位)の前方へ延びる長さよりも長くされている。
同様に、第4取付ブラケット74の前記非拘束部位の長さLは、第2取付ブラケット72における非拘束部位(すなわち、第3取付ブラケット73及び第2取付部材52に固定されている部位を除いた部位)の前方へ延びる長さよりも長くされている。なお、本実施形態では、第2取付ブラケット72の延出部72bは、実質的に前方へは延出しておらず、左方へ延出されているため、前方への長さは0である。
また、第4取付ブラケット74の前記非拘束部位の長さLは、第3取付ブラケット73における非拘束部位(すなわち、ブレース部材60及び第3取付部材53に固定されている部位を除いた部位)の前方へ延びる長さよりも長くされている。なお、本実施形態では、第1取付ブラケット71、第2取付ブラケット72、第3取付ブラケット73及び第4取付ブラケットは、同じ材質の鋼鉄から形成されて、そのヤング率は同じとされている。
そして、第1〜第3取付ブラケットよりも、第4取付ブラケットの前方へ延びる長さLを長くしていることにより、第4取付ブラケットの曲げ剛性は、第1〜第3取付ブラケットに比して最も弱くされている。このことにより、ケース34に前方への入力があったとき、第1〜第3取付ブラケットが前方向へ変形した際、第4取付ブラケット74は、車両幅方向において、左方向に変形するようにされ、後述するステアリングコラム20の部材20a(車両用物品)に干渉しないようにされている。
なお、本実施形態では、図5に示すステアリングコラム20において、車両用ニーエアバッグ装置30の背面側である前壁部34cの前面(外面)側の上方に位置する側の部材20a(例えば、電動モータ等)が、ケース34に対し、他の車両用物品よりも最も近位に位置している。すなわち、この部材は、第1取付ブラケット71、第2取付ブラケット72、及び第3取付ブラケット73よりも、第4取付ブラケット74が最も遠位に位置する。部材20aは他の車両用物品よりも最も近位に位置する車両用物品に相当する。
(実施形態の作用)
次に、本実施形態の作用を説明する。
車両用ニーエアバッグ装置30を搭載した車両が前突すると、図示しない衝突検知手段からの衝突検知信号がエアバッグECUへ出力される。この信号に基づいて前記エアバッグECUがエアバッグ作動と判定すると、ステアリングホイール18のホイールパッドに内蔵された運転席用のエアバッグ装置が作動する他、インパネロアパネル16の裏面に配設された車両用ニーエアバッグ装置30も作動する。
すなわち、車両用ニーエアバッグ装置30のインフレータ38のスクイブ(点火装置)に所定電流が通電されて、インフレータ38が作動しガスが発生する。発生したガスは、インフレータ38から噴出され、折り畳み状態でケース34内に格納されているニーエアバッグ39内へ供給される。
その結果、ニーエアバッグ39が膨張し、エアバッグドア31に作用するバッグ膨張圧が所定値に達すると、脆弱部31dに沿ってエアバッグドア31が破断され、ドア部33が上下に展開される。その結果、ニーエアバッグ39がインパネロアパネル16と乗員の両膝との間に膨張展開される。これにより、乗員の両膝がニーエアバッグ39によって拘束され、乗員の腰の車両前方側への慣性移動が抑制される。
また、ニーエアバッグ39が膨張する展開時には、図8の矢印Aで示す方向の力が働くと、その反力がケース34に入力される。また、このときの入力には、ニーエアバッグ39が車両後方への膨張による展開時のガス圧と、乗員の両膝がニーエアバッグ39の長手方向の両端部付近を車両前方側へ押圧したときの車両後方への入力を含む。
この入力により、第1取付ブラケット71、第2取付ブラケット72及び第3取付ブラケット73は、前方への押圧により前方へ変形するが、第4取付ブラケット74に作用する曲げモーメントが他のブラケットよりも大きい。このため、第4取付ブラケット74は大きく左方へ変形し、ケース34は、前上方への移動が抑制されて、図8に示すように、ケース34は矢印Bに示すように移動する。図8の二点鎖線は、変形後の状態が示されている。
この結果、ニーエアバッグ39が膨張する展開時に、ステアリングコラム20の部材20a(車両用物品)への、車両用ニーエアバッグ装置30のケース34による干渉を防止することができる。
また、本実施形態では、第1取付ブラケット71及び第4取付ブラケット74は、インパネリインフォースメント55と車両のフロアとを連結するフロアブレース57に連結されている。また、第2取付ブラケット72及び第3取付ブラケット73は、インパネリインフォースメント55とカウル等とを連結するブレース部材60に支持されている。このため、本実施形態では、車両用ニーエアバッグ装置30の近くにフロアブレース57、ブレース部材60等の補強部材が設けられている場合に好適である。このため、本実施形態の車両用ニーエアバッグ装置30は運転席側に設定しやすい効果がある。
本実施形態では、下記の特徴を有する。
(1)本実施形態の車両用ニーエアバッグ装置の取付構造は、ケース34の車幅方向の両端部に固定された、車両用ニーエアバッグ装置30の背面側に最も近位に位置する部材20a(車両用物品)に対して最も遠位に位置する第4取付ブラケット74の長さを残りの他の取付ブラケットのいずれよりも長くされている。これにより、ニーエアバッグ39が膨張展開したときに、ケース34が前記部材20a(車両用物品)に干渉しないように、第4取付ブラケット74が変形可能となっている。
この結果、本実施形態によれば、ニーエアバッグを収納するケースに対して最も近位に位置する車両用物品への移動を抑制制御することができる。
また、本実施形態によれば、上記構成により、上記の構成を条件とすることにより、取付ブラケットの縮小化を容易にできるとともに、周辺部品の組付けを容易にすることも可能となる。
(2)第4取付ブラケット74は、車両前後方向に延びるように延出され、第1〜第3取付ブラケットのいずれもが、車幅方向に沿った部位を有するように形成されている。この結果、本実施形態によれば、第4取付ブラケット74を車両の前方向に延びるように延出して配置し、第1〜第3取付ブラケットのいずれもが、車幅方向に沿うように配置することにより、取付ブラケットの配置の工夫だけで、質量を上げることなく、車両用ニーエアバッグ装置30のケース34を支持するのに必要な曲げ剛性を確保できる。また、衝突性能を確保できる効果がある。
(3)第4取付ブラケット74は、ケース34の一端の下部と連結固定され、第1〜第3取付ブラケットは、ケース34の一端の上部、及び前記ケースの他端の上下両部にそれぞれ連結固定されている。この結果、本実施形態によれば、車両用ニーエアバッグ装置30のケース34に対する取付ブラケットの取付けを容易に行うことができる。
なお、本発明の実施形態は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更しても良い。
・前記実施形態では、一対のドア部33を両開きに展開させたが、この構造に限定するものではない。例えば、車両上方又は車両下方の一方向にドア部を展開させる片開き形式にしてもよい。或いは、上下左右にドア部が展開する形式にしてもよい。
・前記実施形態では、エアバッグドア31をインパネロアパネル16と別体で構成したが、これに限らず、エアバッグドアをインパネロアパネルと一体に構成してもよい。
・前記実施形態では、ケース34、第1取付部材51〜第4取付部材54、第1取付ブラケット71〜第4取付ブラケット74をそれぞれ鋼鉄製としたが、これに限定するものではない。要求強度等の設計条件によってはケース34、第1取付部材51〜第4取付部材54、第1取付ブラケット71〜第4取付ブラケット74の特定の部材又は全ての部材を樹脂製としてもよい。
・前記実施形態では、車両用ニーエアバッグ装置30を、運転席側に配置したが、助手席側に配置してもよいことは勿論のことである。助手席側に車両用ニーエアバッグ装置30を配置した場合、助手席側において、車両用ニーエアバッグ装置30の前上方に近接する車両用物品がある場合に、好適に対応することができる。
・前記実施形態では、第1〜第4取付ブラケットを、フロアブレース57及びブレース部材60により支持した。これに代えて、インパネリインフォースメント55に対し上端が一体に連結された一対の支持柱部と、両支持柱部の下端同士を連結する横架部とにて構成された凹状をなす支持部材を配置し、両支持柱部間に車両用ニーエアバッグ装置30を配置して支持するようにしてもよい。この場合、一方の支持柱部に、第1取付ブラケット、第4取付ブラケットを支持し、他方の支持柱部に第2取付ブラケット及び第3取付ブラケットを配置するようにする。
・前記実施形態では、第2取付ブラケット72は、第3取付ブラケット73を介して間接的にブレース部材60により支持したが、第2取付ブラケット72をブレース部材60に直接連結してもよい。
・図9に示すように、取付ブラケットの中で、最長の第4取付ブラケット74を車幅方向に延びるように配置してケース34に連結し、第1取付ブラケット71、第2取付ブラケット72、第3取付ブラケット73を車両前後方向に向くように配置してもよい。この場合、これらのヤング率は、同じ材質の鋼鉄から形成することにより、同じとすることが好ましい。
このようにしても、図9に示す車両前方(白矢印の向く方向)へ反力が働いたとき、第4取付ブラケット74に働く曲げモーメントが、他のブラケットよりも大きいため、黒矢印に向く方向へケース34を変位させることができる。
なお、図9、図10において、ケース34は、半割の状態が示されており、ケース34の第3取付ブラケット73及び第4取付ブラケット74が連結されたケース34の部分は、ケース34下部であり、第1取付ブラケット71及び第2取付ブラケット72が連結されたケース34の部分は、ケース34の上部である。
・図10に示すように、取付ブラケットの中で、最長の第4取付ブラケット74を車幅方向に延びるように配置してケース34に連結し、第1取付ブラケット71、第2取付ブラケット72、第3取付ブラケット73を車幅方向に向くように配置してもよい。このようにしても、図10に示す車両前方(白矢印の向く方向)へ反力が働いたとき、第4取付ブラケット74に働く曲げモーメントが、他のブラケットよりも大きいため、黒矢印に向く方向へケース34を変位させることができる。
・前記実施形態では、第4取付ブラケット74は、ケース34において、左端部側に配置したが、例えば、部材20aがケース34において、右端部側に配置された場合は、ケース34において、最も遠位となる右端部側に配置してもよい。
10…インストルメントパネル、
12…インストルメントパネルアッパパネル、14…インパネロアパネル、
16…インパネロアパネル、16a…意匠面、17…トンネル部、
18…ステアリングホイール、20…ステアリングコラム、
20a…部材(車両用物品)、30…車両用ニーエアバッグ装置、
31…エアバッグドア、31a…意匠壁部、31b、31c…取付壁部、
31d…脆弱部、32…エアバッグモジュール、
33…ドア部、34…ケース、34a…上壁部、
34b…下壁部、34c…前壁部、34d…左端壁部、34e…右端壁部、
35…開口部、36、37…フック、38…インフレータ、
39…ニーエアバッグ、40、42…テザー、
43、44、45…膨張室、46、47…係止孔、
51…第1取付部材、51a…固定片、51b…締結片、
51c…締結面、51d…貫通孔、
52…第2取付部材、52a…固定片、52b…締結片、
52c…締結面、52d…貫通孔、
53…第3取付部材、53a…固定片、53b…締結片、
53c…締結面、53d…貫通孔、
54…第4取付部材、54a…固定片、54b…締結片、
54c…締結面、54d…貫通孔、
55…インパネリインフォースメント、55a…大径部、55b…小径部、
56…コラムブラケット、56a…アッパ部材、56b…ロア部材、
57…フロアブレース、57a…底壁、57b…前側壁、
57c…後側壁、57d…溝、58…カバー、60…ブレース部材、
71…第1取付ブラケット、71a…基端、71b…延出部、
71c…締結面、72…第2取付ブラケット、72a…基端、
72b…延出部、72c…締結面、73…第3取付ブラケット、
73a…基端、73b…延出部、73c…締結面、
74…第4取付ブラケット、75…ボルト、76…ウエルドナット、
77…ボルト、78…ウエルドナット、
79…ボルト、80…ウエルドナット、
81…ボルト、81a…ウエルドナット、
82…第1部材、82a…基端、82b…延出部、
83…第2部材、83a…基端、83b…延出部、83c…締結面、
100…ケース、102…ステアリングコラム、L…長さ。

Claims (4)

  1. ニーエアバッグと、インフレータと、これらを収納するケースを備えているとともに前記ケースの車幅方向の両端部には、それぞれ上下一対の取付ブラケットを介して前記ケースの上方に位置するインパネリインフォースメントに取付けられたフロアブレース及びブレース部材に固定された車両用ニーエアバッグ装置の取付構造であって、
    前記ケースの車幅方向の両端部に固定された、それぞれ上下一対の取付ブラケットのうち、前記車両用ニーエアバッグ装置の背面側の前上方に最も近位に位置する車両用物品であるステアリングコラムに対して最も遠位に位置する取付ブラケットの前方へ延びる長さを、残りの他の取付ブラケットの各々における前方へ延びる長さよりも長くすることにより、前記最も遠位に位置する取付ブラケットの曲げ剛性は、前記残りの他の取付ブラケットのいずれの曲げ剛性よりも弱くされ、
    前記ニーエアバッグが膨張展開したときに、前記ケースが前記ステアリングコラムに干渉しないように、前記最も遠位に位置する取付ブラケットが前記残りの他の取付ブラケットよりも大きく変形するように設定され、前記ケースの前上方への移動が制御され、且つ前記ケースに前方への入力が発生して前記残りの他の取付ブラケットが前方へ変形しても、前記最も遠位に位置する取付ブラケットが車幅方向へ変形することで、前記ステアリングコラムへの前記ケースの移動が制限される車両用ニーエアバッグ装置の取付構造。
  2. 前記最も遠位に位置する取付ブラケットは、溶接により相互に連結された第1部材と第2部材とにより構成されるとともに前記第1部材が車両の前方向に延びるように延出され、前記残りの他の取付ブラケットのいずれもが、車幅方向に沿った部位を有するように形成されている請求項1に記載の車両用ニーエアバッグ装置の取付構造。
  3. 前記最も遠位に位置する取付ブラケットは、前記ケースの一端の下部と連結固定され、残りの他の取付ブラケットは、前記ケースの一端の上部、及び前記ケースの他端の上下両部にそれぞれ連結固定されている請求項2に記載の車両用ニーエアバッグ装置の取付構造。
  4. 前記上下一対の取付ブラケットは、前記ケースの車幅方向の両端部の上部及び下部に備える取付部材と、前記フロアブレース及び前記ブレース部材との間にそれぞれ連結固定されている請求項1に記載の車両用ニーエアバッグ装置の取付構造。
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