JP6969129B2 - 配管部品の製造方法 - Google Patents
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Description
所定の長手方向に延びて流体を流通させる中央流路(11a)が内部に形成された中央配管部(11)と、
長手方向と交差する向きに中央配管部から突出する形状であり、中央流路から分岐する分岐流路(12a)の少なくとも一部が内部に形成された分岐配管部(12)と、を備える配管部品(10)の製造方法であって、
長手方向に延びる中実棒状の母材であって中心偏析により自身の中心線に沿う部分に不純物(IP)が分布した母材(50)を鍛造用の金型(20、30、200、300)に配置する準備工程(S3)と、
金型に荷重を付与して母材を鍛造して、中央配管部に相当する部分である中央鍛造部(61)および分岐配管部に相当する部分である分岐鍛造部(62、620)を有する鍛造品(60、600、601)を成形する鍛造工程(S4)と、
鍛造品に穴あけ加工し中央流路および分岐流路を形成する穴あけ工程(S7)と、
を備え、
鍛造工程では、中心線に沿って延びる中央鍛造部から長手方向と交差する向きに中央鍛造部から突出する形状であり、中央鍛造部に対して分岐鍛造部の反対側に位置するダミー鍛造部(63、630、631、632、633)が鍛造品に設けられるように、且つ鍛造品において不純物が分岐鍛造部側とダミー鍛造部側とに対称に拡がるように鍛造し、
鍛造工程の後、ダミー鍛造部を除去する除去工程(S6)をさらに備える配管部品の製造方法である。
図1に示す配管部品は、車両用の内燃機関に設けられたコモンレール10である。内燃機関は、複数の気筒を有する圧縮自着火式であり、コモンレール10へ供給される燃料は軽油である。コモンレール10は、高圧ポンプから吐出された高圧流体である燃料を蓄圧し、各気筒に設けられた燃料噴射弁へ燃料を分配する。コモンレール10は、図示しないクランプにより車両のエンジンルーム内の所定部位に固定される。
上記第1実施形態では、図7(2)(3)欄に示すように、複数の分岐鍛造部62の全てが、中央鍛造部61の中心軸線A1を含む基準面B1に対して一方の側に配置され、複数のダミー鍛造部63の全てが基準面B1に対して他方の側に配置されている。これに対し本実施形態では、図8に示すように、複数の分岐鍛造部62、620のうちの特定の分岐鍛造部620は、基準面B1に対して他の分岐鍛造部62とは反対の側(他方の側)に配置されている。したがって、特定の分岐鍛造部620に対応するダミー鍛造部630は、他の分岐鍛造部62に対応するダミー鍛造部63とは反対の側(一方の側)に配置されている。要するに、基準面B1に対して一方の側には分岐鍛造部62とダミー鍛造部630とが混在して配置され、基準面B1に対して他方の側にも分岐鍛造部620とダミー鍛造部63とが混在して配置されている。
図9に示すように、本実施形態に係る製造方法により製造されたコモンレール100は取付ボス14を備える。取付ボス14には貫通穴14aが形成されており、貫通穴14aには図示しないボルトが挿入され、そのボルトを車両の所定部位に締結することで、コモンレール100は車両の所定部位に固定される。
上記第1実施形態では、分岐鍛造部62とダミー鍛造部63とが、中央鍛造部61の長手方向において重複する位置関係となっている。具体的には、図4(4)欄に示すように、分岐鍛造部62の中心軸線A2とダミー鍛造部63の中心軸線A3とが一致している。これに対し、図10に示す鍛造品600を用いて以下に説明する実施形態は、上述した重複の位置関係でありつつも、互いの中心軸線A2、A3が一致しないように配置される、第1実施形態に対する変形例である。
以上、発明の好ましい実施形態について説明したが、発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、以下に例示するように種々変形して実施することが可能である。各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
Claims (7)
- 所定の長手方向に延びて流体を流通させる中央流路(11a)が内部に形成された中央配管部(11)と、
前記長手方向と交差する向きに前記中央配管部から突出する形状であり、前記中央流路から分岐する分岐流路(12a)の少なくとも一部が内部に形成された分岐配管部(12)と、を備える配管部品(10)の製造方法であって、
前記長手方向に延びる中実棒状の母材であって中心偏析により自身の中心線に沿う部分に不純物(IP)が分布した母材(50)を鍛造用の金型(20、30、200、300)に配置する準備工程(S3)と、
前記金型に荷重を付与して前記母材を鍛造して、前記中央配管部に相当する部分である中央鍛造部(61)および前記分岐配管部に相当する部分である分岐鍛造部(62、620)を有する鍛造品(60、600、601)を成形する鍛造工程(S4)と、
前記鍛造品に穴あけ加工し前記中央流路および前記分岐流路を形成する穴あけ工程(S7)と、
を備え、
前記鍛造工程では、前記中心線に沿って延びる前記中央鍛造部から前記長手方向と交差する向きに前記中央鍛造部から突出する形状であり、前記中央鍛造部に対して前記分岐鍛造部の反対側に位置するダミー鍛造部(63、630、631、632、633)が前記鍛造品に設けられるように、且つ前記鍛造品において前記不純物が前記分岐鍛造部側と前記ダミー鍛造部側とに対称に拡がるように鍛造し、
前記鍛造工程の後、前記ダミー鍛造部を除去する除去工程(S6)をさらに備える配管部品の製造方法。 - 前記鍛造工程では、前記分岐鍛造部と前記ダミー鍛造部とが前記長手方向において重複する位置関係となるように鍛造する請求項1に記載の配管部品の製造方法。
- 前記重複の位置関係となる前記分岐鍛造部および前記ダミー鍛造部について、前記ダミー鍛造部の体積が前記分岐鍛造部の体積以上である請求項2に記載の配管部品の製造方法。
- 前記鍛造品は、1つの前記中央鍛造部から複数の前記分岐鍛造部および複数の前記ダミー鍛造部が突出した形状であり、
複数の前記ダミー鍛造部の総体積が、複数の前記分岐鍛造部の総体積以上である請求項1〜3のいずれか1つに記載の配管部品の製造方法。 - 前記鍛造工程では、前記分岐鍛造部の中心軸線と前記ダミー鍛造部の中心軸線とが同一平面上に位置するように鍛造する請求項1〜4のいずれか1つに記載の配管部品の製造方法。
- 前記鍛造品は、1つの前記中央鍛造部から複数の前記分岐鍛造部および複数の前記ダミー鍛造部が突出した形状であり、
複数の前記分岐鍛造部の全てが、前記中央鍛造部の中心軸線を含む所定の基準面(B1)に対して一方の側に配置され、
複数の前記ダミー鍛造部の全てが、前記基準面に対して他方の側に配置されている請求項1〜5のいずれか1つに記載の配管部品の製造方法。 - 前記鍛造品は、1つの前記中央鍛造部から複数の前記分岐鍛造部および複数の前記ダミー鍛造部が突出した形状であり、
前記ダミー鍛造部は前記分岐鍛造部と同数設けられている請求項1〜6のいずれか1つに記載の配管部品の製造方法。
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