JP6967938B2 - 振動発生装置の制御装置、電子機器、および振動発生装置の制御方法 - Google Patents

振動発生装置の制御装置、電子機器、および振動発生装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、振動発生装置の制御装置、電子機器、および振動発生装置の制御方法に関する。
携帯電話やタブレット等の情報機器において、着信やメール受信、アラーム報知等の情報をユーザーに伝達する手段として、振動が用いられている。また、近年では、AV機器、遊技機器、銀行のATM(Automatic Teller Machine;現金自動預け払い機)等で用いられるタッチパネルディスプレイ等においても、様々な情報をユーザーに伝達する手段として、振動が用いられている。
振動発生装置としては、例えば振動モータが採用される(例えば、特許文献1参照)。一般に、振動モータは、ステータと、シャフトおよび重錘を有するロータと、を備えている。重錘は、シャフトの中心軸からずれた位置に重心を有している。振動モータは、ロータが回転することにより重心のずれた重錘の遠心力が作用し、振動を発生する。
また、近年、スマートフォンや自動車内等における各種ディスプレイ上にボタンの機能を持たせる機会が多くなってきた。この場合、ユーザーはボタンを押した(ONにした)か否かの判断が難しいため、ボタンを押したことを知らせるため振動を指に伝えることが行われるようになってきた。また、スマートフォンで音楽や様々な音に合わせて振動を発したり、ゲーム機やバーチャルリアリティ装置においても振動で様々な情報を発信したりすることも多くなってきた。
特開2016−007114号公報
しかしながら、従来技術における振動モータの制御では、ユーザーに対して情報を素早く振動で伝えるために応答性を向上させるという点で改善の余地があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、従来技術と比較して応答性に優れた振動発生装置の制御装置、電子機器、および振動発生装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御装置(40)は、ステータ(71,202,302)と、前記ステータに対して所定軸回りに回転自在に設けられ、前記所定軸からずれた位置に重心を有する重錘(74,233,333,433)を有するロータ(72,203,303,403)と、を備えた振動発生装置(振動モータ70,201,301,401)と、起動のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号の最大電圧値である起動時最大電圧値が、定常動作のときに前記振動発生装置へ印加する前記駆動信号の電圧値である定常動作時電圧値よりも大きくなるように制御する制御部(制御部50、駆動部60)と、を備え、前記制御部は、起動のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号を、定常動作時電圧値よりも大きい第1の電圧値に変化させ、前記第1の電圧値に変化させ後に前記第1の電圧値より大きい第2の電圧値に変化させ、前記第2の電圧値に変化させ後に前記第2の電圧値を前記第1の電圧値に制御し、前記定常動作のときに前記第1の電圧値を前記定常動作時電圧値に変化させ、逆転動作のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号を、前記定常動作時電圧値から第3の電圧値に変化させ、前記第3の電圧値に変化させ後に前記第3の電圧値のより低い第4の電圧値に変化させ、前記第4の電圧値に変化させ後に前記第3の電圧値のより低く前記第4の電圧値より高い第5の電圧値に変化させるように制御する。
また、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御装置において、前記制御部は、前記起動時最大電圧値を前記振動発生装置へ印加する第1の印加時間を、前記定常動作時電圧値を前記振動発生装置へ印加する第2の印加時間よりも短くなるように制御するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御装置において、前記制御部は、前記定常動作に続けて逆転動作を行わせる逆転信号を前記振動発生装置へ印加し、前記逆転信号の最大電圧値である逆転時最大電圧値が、前記定常動作時電圧値よりも大きくなるように制御するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御装置において、前記定常動作に続けて逆転動作を行わせる逆転信号を前記振動発生装置へ印加し、前記逆転信号の最大電圧値である逆転時最大電圧値であって、前記制御部は、複数の前記定常動作時電圧値を選択可能であり、選択した前記定常動作時電圧値に応じて前記起動時最大電圧値および前記逆転時最大電圧値のうちの少なくとも1つを設定するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御装置において、前記制御部は、複数の前記定常動作時電圧値を選択可能であり、選択した前記定常動作時電圧値に応じて前記第1の印加時間および前記第2の印加時間のうちの少なくとも1つを設定するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御装置において、前記定常動作に続けて逆転動作を行わせる逆転信号を前記振動発生装置へ印加し、前記逆転信号の最大電圧値である逆転時最大電圧値であって、前記制御部は、複数の前記定常動作時電圧値を選択可能であり、選択した前記定常動作時電圧値に応じて前記起動時最大電圧値、前記逆転時最大電圧値、前記起動時最大電圧値を前記振動発生装置へ印加する第1の印加時間、および前記定常動作時電圧値を前記振動発生装置へ印加する第2の印加時間のうちの少なくとも1つを設定するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御装置において、前記定常動作に続けて逆転動作を行わせる逆転信号を前記振動発生装置へ印加し、前記逆転信号の最大電圧値である逆転時最大電圧値であって、前記制御部は、前記起動時最大電圧値、および前記逆転時最大電圧値のうち少なくとも1つを、前記制御部に供給される電源の電圧値よりも高い電圧値に昇圧して設定するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御装置において、起動のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号において、最初に印加する電圧値は、前記起動時最大電圧値より低いようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御装置において、起動のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号において、最初に印加する電圧値は、前記定常動作時電圧値と同じか、または前記定常動作時電圧値より高いようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御装置において、前記制御部は、前記定常動作に続けて逆転動作を行わせるとき、前記振動発生装置の両端を所定時間、短絡させるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御装置において、前記制御部は、前記定常動作に続けて逆転動作を行わせる前に、前記振動発生装置の両端を所定時間、短絡させるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御装置において、前記制御部は、前記定常動作に続けて逆転動作を行わせた後に、前記振動発生装置の両端を所定時間、短絡させるようにしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る電子機器は、上述の振動発生装置の制御装置を備える。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る振動発生装置の制御方法は、ステータと、前記ステータに対して所定軸回りに回転自在に設けられ、前記所定軸からずれた位置に重心を有する重錘を有するロータと、を備えた振動発生装置の回転を制御する振動発生装置の制御方法であって、制御部が、起動時に前記振動発生装置へ印加する駆動信号の最大電圧値である起動時最大電圧値が、定常動作時に前記振動発生装置へ印加する前記駆動信号の電圧値である定常動作時電圧値よりも大きくなるように制御する手順と、前記制御部が、起動のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号を、定常動作時電圧値よりも大きい第1の電圧値に変化させ、前記第1の電圧値に変化させ後に前記第1の電圧値より大きい第2の電圧値に変化させ、前記第2の電圧値に変化させ後に前記第2の電圧値を前記第1の電圧値に制御し、前記定常動作のときに前記第1の電圧値を前記定常動作時電圧値に変化させる手順と、前記制御部が、逆転動作のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号を、前記定常動作時電圧値から第3の電圧値に変化させ、前記第3の電圧値に変化させ後に前記第3の電圧値のより低い第4の電圧値に変化させ、前記第4の電圧値に変化させ後に前記第3の電圧値のより低く前記第4の電圧値より高い第5の電圧値に変化させるように制御する手順と、を含む。
本発明によれば、振動発生装置の起動時のトルクを増大させ、振動発生装置の定常動作の回転数に達するまでの時間を短くできる。
また、本発明の一態様によれば、振動発生装置を急速に停止することが可能となり、切れの良い振動をユーザーに伝えることができる。また、本発明の一態様によれば、振動発生装置の振動によって様々な振動パターンを発生することができる。
また、本発明の一態様によれば、様々な振動パターンに対応して応答性の高い振動を発生可能である。
また、本発明の一態様によれば、応答性向上(起動、停止)の効果を得ることができる。
また、本発明の一態様によれば、逆転動作をスムーズに停止させることができる。
本実施形態に係る振動発生装置の制御装置を含む電子機器の構成例を示すブロック図である。 振動モータを備えた電子機器の斜視図である。 本実施形態に係る駆動信号と振動モータの回転数の一例を示す図である。 比較例の振動モータの駆動信号と回転数の例を示す図である。 本実施形態に係る駆動信号と回転数の他の例を示す図である。 本実施形態に係る駆動信号と回転数の他の例を示す図である。 本実施形態に係る駆動信号と回転数の他の例を示す図である。 本実施形態に係る駆動信号の他の例を示す図である。 本実施形態の第1の振動モータの斜視図であって、空気抵抗低減部を装着する前の説明図である。 本実施形態に係る第1の振動モータの斜視図であって、空気抵抗低減部を装着したときの説明図である。 図10のA矢視図である。 本実施形態に係る第2の振動モータの斜視図である。 本実施形態の第2の空気抵抗低減部の平面図である。 本実施形態に係る第3の振動モータの斜視図である。 本実施形態に係る第3の空気抵抗低減部の平面図である。 図15のB矢視図である。 本実施形態に係る第3の空気抵抗低減部の変形例の側面図である。 本実施形態に係る第4の空気抵抗低減部の平面図である。 本実施形態に係る第4の空気抵抗低減部の拡大図である。 本実施形態の変形例に係る振動発生装置の制御装置を含む電子機器の構成例を示すブロック図である。 本実施形態の第1の変形例に係る駆動信号と振動モータの回転数とスイッチの状態の一例を示す図である。 本実施形態の第2の変形例に係る駆動信号と振動モータの回転数とスイッチの状態の一例を示す図である。 本実施形態の第3の変形例に係る駆動信号と振動モータの回転数とスイッチの状態の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る振動発生装置の制御装置40を含む電子機器1の構成例を示すブロック図である。なお、電子機器1の一例として携帯電話を例に説明するが、電子機器は、ウェアブル端末、タブレット端末、携帯ゲーム機器、AV機器、車両に搭載される機器、銀行のATM等であってもよい。
図1に示すように、電子機器1は、操作部10、通信部20、表示部30および振動発生装置の制御装置40を備える。振動発生装置の制御装置40は、制御部50(制御部)、駆動部60(制御部)、および振動モータ70(振動発生装置)を備える。
操作部10は、例えば表示部30上に設けられているタッチパネルセンサーや操作ボタン等である。操作部10は、利用者が操作した結果を検出し、検出した操作結果を振動発生装置の制御装置40の制御部50に出力する。
通信部20は、電波を受信し、受信した電波を電気信号に変換して、変換した電気信号を受信信号として振動発生装置の制御装置40に出力する。また、通信部20は、制御部50が出力した送信信号を電波に変換して送信する。
表示部30は、例えば液晶表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置等である。表示部30は、制御部50が出力した画像信号を表示する。
振動発生装置の制御装置40は、操作部10が出力した操作結果や通信部20が受信した受信信号等に応じて、振動モータ70を駆動する。振動発生装置の制御装置40は、操作部10が出力した操作結果に応じて、画像信号を生成し、生成した画像信号を表示部30に出力する。振動発生装置の制御装置40は、送信する情報に基づいて送信信号を生成し、生成した送信信号を通信部20に出力する。
制御部50は、操作部10が出力した操作結果に応じて、振動モータ70を駆動する駆動指示を駆動部60に出力する。制御部50は、通信部20が受信した受信信号等に応じて、振動モータ70を駆動する指示を駆動部60に出力する。制御部50は、操作部10が出力した操作結果に応じて、画像信号を生成し、生成した画像信号を表示部30に出力する。制御部50は、例えば操作部10が出力した操作結果に応じて送信信号を生成し、生成した送信信号を通信部20に出力する。
駆動部60は、制御部50が出力する駆動指示に応じて駆動信号を生成し、生成した駆動信号を振動モータ70に供給する。なお、駆動部60は、昇圧回路を有し、供給される電源電圧よりも高い駆動信号を生成することができる。なお、駆動信号については、後述する。
振動モータ70は、駆動部60から供給された駆動信号によって駆動される。なお、振動モータ70の構成例については、後述する。
図2は、振動モータ70を備えた電子機器1の斜視図である。
図2に示す電子機器1は、振動モータ70を用いた電子機器の一例である。図2に示すように、電子機器1は、上ケース101aと下ケース101bが合わされて形成された略直方体状の筐体101と、筐体101の長手方向の側面に突設されたアンテナ102とを備えている。
筐体101の上ケース101aは、スピーカー104、操作部10、表示部30、およびマイクロホン105を備えている。下ケース101bには、二次電池等からなる不図示の電源が設けられている。
筐体101の内部には、振動モータ70が設けられている。振動モータ70は、例えば下ケース101bの制御部を有する不図示の回路基板上に装着されている。この構成により、電子機器1は、着信やメール受信、アラーム報知等の情報やパネルを指で触った際の確認を振動モータ70の振動としてユーザーに対して伝達することができる。
次に、本実施形態における駆動信号と振動モータ70の回転数の一例を説明する。
図3は、本実施形態に係る駆動信号と振動モータ70の回転数の一例を示す図である。図3において、横軸は時刻、縦軸は電圧、回転数を表す。波形g1は、駆動信号の時間変化を表す。波形g2は、振動モータ70の回転数の時間変化を表す。また、駆動信号は、起動信号である波形g11、回転駆動信号である波形g12、およびブレーキ信号(逆転信号)である波形g13を含んで構成されている。
波形g1に示すように、時刻t1〜t2の期間(T1)、駆動部60は、電圧値がE1(起動時最大電圧値)の電力を出力する。ここで、電圧値E1は、駆動部60に供給される電源電圧値よりも高い。
続けて、時刻t2〜t3の期間(T2)、駆動部60は、電圧値がE2(定常動作時電圧値)の電力を出力する。なお、電圧値E2は、電圧値E1より小さい。また、時刻t1〜t2の期間は、時刻t2〜t3の期間より短い。
続けて、時刻t3〜t4の期間(T3)、駆動部60は、電圧値がE3(逆転時最大電圧値)の電力を出力する。なお、電圧値E3の絶対値は、電圧値E2より大きい。また、電圧値E3は、駆動部60に供給される電源電圧値よりも高い。
なお、時刻t1〜t2の期間が立ち上げの期間(第1の印加時間)であり、この期間の駆動信号は起動信号(波形g11)でもある。時刻t2〜t3の期間が回転期間(第2の印加時間)であり、この期間の駆動信号は回転駆動信号(波形g12)でもある。時刻t3〜t4の期間が停止期間(第3の印加時間)であり、この期間の駆動信号はブレーキ信号(波形g13)でもある。なお、第1の印加時間は、第2の印加時間より短い。また、第3の印加時間は、第2の印加時間より短い。
波形g2に示すように、時刻t1〜t2の期間、駆動モータ43の回転数は、0からN1に増加する。時刻t2過ぎ、回転数は、N1を越えた後、N1になる。その後、時刻t3までの期間、駆動モータ43の回転数は、N1である。時刻t3〜t4の期間、振動モータ70の回転数は、N1から0に減少する。なお、人がよく感じる信号の周波数の上限が150Hz程度であるため、回転数N1は、例えば9000rpm程度である。
ここで、比較例として一般的な振動モータの駆動信号と回転数の例を説明する。
図4は、比較例の振動モータの駆動信号と回転数の例を示す図である。図4において、縦軸と横軸は図3と同様である。波形g901は、駆動信号の時間変化を表す。波形g902は、振動モータ70の回転数の変化を表す。
図4に示すように、従来は、波形g901のように、T11の期間、駆動パルスを振動モータに供給する(例えば、特開平8−320384号公報参照)。
しかしながら、図4に示した従来の駆動方法では、波形g902のように振動開始時、すなわち立ち上がりの応答性が悪かった。また、波形g902のように、ブレーキ時(停止時)、すなわち立ち下がりの応答性が悪かった。このため、利用者にとっては、手に伝わる振動の感覚が素早く立ち上がらず徐々に立ち上がっていくため、鈍いと感じる場合があった。
一方、本実施形態によれば、まず、電圧値がE1の起動パルス(波形g11)を振動モータ70に供給した後、電圧値がE1より小さいE2の回転駆動信号(波形g12)を供給するようにした。これにより、本実施形態によれば、起動時のトルクを増大させ、定常動作の回転数に達するまでの時間を短くできる。
また、本実施形態によれば、ブレーキ信号(波形g13)の電圧値E3の絶対値を電圧値E2より大きくしたので、急速に振動モータ70を停止することが可能となり、切れの良い振動をユーザーに伝えることができる。
ここで、駆動信号におけるブレーキ信号と回転数について、さらに説明する。
なお、振動モータ70は、後述するように、重錘を備えている。
駆動部60が振動モータ70に供給するブレーキ信号は、重錘が逆回転するほどの大きさの逆転信号である。ここで、重錘が逆回転する回転数の最大回転数は、回転期間の回転数N1(図3)の1/3である3000rpm以下であり、好ましくは1/9以下である1000rpm以下が好ましい。1/3、1/9が好ましい理由は、振動モータ70を瞬時に停止でき、かつ逆回転していることが人に感じられないことが好ましいためである。このような条件にある回転数が、回転期間の回転数の1/3以下であり、好ましくは1/9以下である。駆動部60は、このような回転数となるようにブレーキ信号の電圧値E3と期間(時刻t3〜t4)を設定する。この場合、制御部50は、例えばブレーキ信号の回転数が1000rpmであることを示す指示を駆動指示に含めて出力する。
なお、駆動部60は、ブレーキ信号において、振動モータ70の最大逆回転数を6000rpm以上、好ましくは9000rpm以上にすることで、利用者に正転時の振動に加え、逆転時の振動を感じさせるようにしてもよい。また、駆動部60は、逆転動作時間(時刻t3〜t4)を正転動作時間(時刻t2〜t3)より短くするようにしてもよく、好ましくは正転動作の1/2以下、より好ましくは1/3以下とするようにしてもよい。
これにより、本実施形態によれば、様々な振動パターンを発生することができる。具体的には、本実施形態によれば、利用者に通常とは異なる振動パターンを与え、インパクトや特定の情報(例えばアラート等)を知らせることができる。
<変形例>
次に、駆動信号の変形例を説明する。
図5〜図7は、本実施形態に係る駆動信号と回転数の他の例を示す図である。図5〜図7において、横軸は時刻、縦軸は電圧、回転数を表す。また、波形g21と波形g31と波形g41は、駆動信号の時間変化を表す。波形g22と波形g32と波形g42は、振動モータ70の回転数の時間変化を表す。
図5に示す例は、駆動信号がPWM(Pulse Width Modulation;パルス幅変調)信号の例である。波形g21において、時刻t11に開始されるパルス信号が起動信号に相当し、時刻t14に終了するパルスが、ブレーキ信号に相当する。また、波形g21に示すように、起動信号のパルス幅は、回転期間の複数のパルス幅それぞれより長い。また、起動信号の電圧値はE11であり、ブレーキ信号の電圧値は−E11である。これにより、図3で示した例と同様に、起動と停止を素早く行うことができる。
図6に示す例は、起動信号とブレーキ信号がのこぎり波状の例である。波形g31に示すように、時刻t21〜t22の期間、電圧値が0〜E21に増加するのこぎり波状の起動信号を振動モータ70に供給する。また、駆動部60は、時刻t24以後、電圧値がE23から0になるのこぎり波状のブレーキ信号を振動モータ70に供給する。なお、電圧値E21は、電圧値E1と同じであってもよく、大きくてもよい。また、電圧値E21は、電圧値E3と同じであってもよく、大きくてもよい。これにより、図3で示した例と同様に、起動と停止を素早く行うことができる。
図7に示す例は、回転数が図3より低い場合の駆動信号と回転数の例である。この場合、電圧値E31は電圧値E32より大きい。電圧値E33の絶対値は、電圧値E32より小さい。また、電圧値E31は、電圧値E1(図1)より小さい。電圧値E32は、電圧値E2より小さい。電圧値E32の絶対値は、電圧値E3の絶対値より小さい。これにより、図3で示した例と同様に、起動と停止を素早く行うことができる。
なお、図5〜図7に示した例においても、駆動部60は、ブレーキ信号において、振動モータ70の最大逆回転数を6000rpm以上、好ましくは9000rpm以上にすることで、利用者に正転時の振動に加え、逆転時の振動を感じさせるようにしてもよい。また、駆動部60は、逆転動作時間(時刻t3〜t4;T1)に相当する期間を正転動作時間(時刻t2〜t3;T2)に相当する期間より短くするようにしてもよく、好ましくは正転動作の1/2以下、より好ましくは1/3以下とするようにしてもよい。
これにより、図5〜図7に示した例においても、様々な振動パターンを発生することができる。具体的には、本実施形態によれば、利用者に通常とは異なる振動パターンを与え、インパクトや特定の情報(例えばアラート等)を知らせることができる。
なお、上述した制御部50は、駆動指示における回転期間の電圧値E2の値を選択可能である。例えば、制御部50および駆動部60に供給される電源の電圧値が3.7Vの場合、制御部50は、3.7V,3,6V,3.5V,・・・・の複数の電圧値の中から少なくとも1つを選択して指示する。また、制御部50は、複数の駆動指示を連続して出力することも可能である。さらに、制御部50は、制御信号がPWM信号の場合、各パルス信号の時間幅を選択することが可能である。
例えば、制御部50が回転期間の電圧値E2(i)(iは2以上の整数)(定常動作時電圧値)を3.7V(1)、3.5V(2)、・・・、3.6V(i)を連続して指示した場合、起動信号の電圧値E1(i)(起動時最大電圧値)およびブレーキ信号の電圧値E3(i)それぞれは、電圧値E2(i)に応じた値である。例えば、1回目の駆動信号の各電圧値がE1(1)=3.7V×1.2(倍)、E2(1)=3.7V、E3(1)=3.7V×1.1(倍)であり、2回目の駆動信号の各電圧値がE1(2)=3.5V×1.2、E2(2)=3.5V、E3(2)=3.5V×1.1である。このように、制御部50は、電圧値E2(i)の値が大きい程、電圧値E1(i)とE3(i)(逆転時最大電圧値)の値も大きくなるように制御し、電圧値E2(i)の値が小さい程、電圧値E1(i)とE3(i)の値も小さくなるように制御する。なお、図6に示した例では、電圧値E21が電圧値E1に対応し、電圧値E23が電圧値E3に対応する。また、図7に示した例では、電圧値E31が電圧値E1に対応し、電圧値E32が電圧値E2に対応し、電圧値E33が電圧値E3に対応する。
駆動信号がPWMの場合、制御部50は、電圧値E2(i)の値が大きい程、起動信号の時間幅とEブレーキ信号の時間幅が長くなるように制御し、電圧値E2(i)の値が小さい程、起動信号の時間幅とEブレーキ信号の時間幅が短くなるように制御する。
さらに、制御部50は、複数の電圧値の中から電圧値E2(i)の値を選択可能であり、電圧値E2(i)の値に応じて起動信号の期間である時刻t1〜t2の期間(T1(i);図3、図6、図7)、ブレーキ信号の期間である時刻t3〜t4の期間(T3(i);図3、図6、図7)の値を設定する。そして、制御部50は、E2(i)の値が大きいほどT1(i)、T3(i)の値は大きくなるように制御する。なお、図6に示した例では、電圧値E21が電圧値E1に対応し、電圧値E23が電圧値E3に対応する。また、図7に示した例では、電圧値E31が電圧値E1に対応し、電圧値E32が電圧値E2に対応し、電圧値E33が電圧値E3に対応する。
さらに、制御部50は、電圧値E2(i)の値が大きい程、電圧値E1(i)とE3(i)の値も大きくなるように制御し、起動信号の時間幅とEブレーキ信号の時間幅が長くなるように制御するようにしてもよい。また、制御部50は、電圧値E2(i)の値が小さい程、電圧値E1(i)とE3(i)の値も小さくなるように制御し、起動信号の時間幅とEブレーキ信号の時間幅が短くなるように制御するようにしてもよい。なお、図6に示した例では、電圧値E21が電圧値E1に対応し、電圧値E23が電圧値E3に対応する。また、図7に示した例では、電圧値E31が電圧値E1に対応し、電圧値E32が電圧値E2に対応し、電圧値E33が電圧値E3に対応する。
ここで、駆動信号の変形例をさらに説明する。
図8は、本実施形態に係る駆動信号の他の例を示す図である。図8において、横軸は時刻、縦軸は電圧を表す。また、波形g51は、駆動信号の時間変化を表す。
図8において、時刻t41〜t44の期間が立ち上げの期間(第1の印加時間;T1)である。時刻t44〜t45の期間が回転期間(第2の印加時間;T2)である。時刻t45〜t48の期間が停止期間(第3の印加時間;T3)である。
波形g51に示すように、時刻t41〜t42の期間、駆動部60は、電圧値がE41の電力を出力する。ここで、電圧値E41(第1の電圧値)は、駆動部60に供給される正の電源電圧値よりも小さい。
続けて、時刻t42〜t43の期間、駆動部60は、電圧値がE42の電力を出力する。ここで、電圧値E42(第2の電圧値)は、駆動部60に供給される正の電源電圧値であり、電圧値E41よりも大きい。
続けて、時刻t43〜t44の期間、駆動部60は、電圧値がE41の電力を出力する。
続けて、時刻t44〜t45のとき、駆動部60は、電圧値がE2(定常動作時電圧値)の電力を出力する。なお、電圧値E2は、電圧値E41および電圧値E42より小さい。また、期間T1は、期間T2より短い。
続けて、時刻t45〜t46のとき、駆動部60は、電圧値がE43の電力を出力する。ここで、電圧値E43(第3の電圧値)は、駆動部60に供給される電源電圧値よりも小さい。
続けて、時刻t46〜t47の期間、駆動部60は、電圧値がE45(第4の電圧値)の電力を出力する。ここで、電圧値E45は、駆動部60に供給される負の電源電圧値である。電圧値E45の絶対値は、電圧値E43の絶対値よりも大きい。
続けて、時刻t47〜t48の期間、駆動部60は、電圧値がE44(第5の電圧値)の電力を出力する。ここで、電圧値E44の絶対値は、電圧値E43の絶対値よりも大きく、電圧値E45の絶対値より小さい。
続けて、時刻t48のとき、駆動部60は、電圧値をE44からE43へ変化させる。
図8に示す例では、このように、起動時に印加する初期の電圧値E41を、電圧値E2より高くかつ電源電圧値より低くしている。その後、電圧値E41を電圧値E42へ変化させ、さらに電圧値をE42からE41、E2へと、段階的に電圧値E2へ下げていく。
さらに、図8に示す例では、停止時(ブレーキ時)に印加する初期の電圧値E43を、電源電圧値より低くしている。また、図8に示す例では、停止時においても、電圧値E43からE45に変化させた後、電圧値E45を徐々に0Vに向かって小さくしていく。
また、図8に示す例では、起動時に最初に印加する電圧値E41は、最大電圧値E42より低い。そして、起動時に最初に印加する電圧値E41は、定常動作時電圧値の電圧値E2と同じか、それより高い。さらに、停止時の逆方向電圧の初期の電圧値E43は、逆方向の最大電圧値E45よりも低い。
図8に示す例によれば、このように駆動信号を制御することで、起動時および停止時のモータへの過大な電流を防止することができる。これにより、モータが有するコイル、モータを制御する回路、電源である電池へのダメージを低減することができ、さらに低消費電力化を図ることができる。また、起動時や停止時のモータが発するノイズを低減することもできる。
また、図8に示す例によれば、起動時の電圧値を徐々に大きくし、その後徐々に小さくしていくことで、起動時の回転数におけるオーバーシュートを少なくし、所定の回転数(例えばN1(図5))に達することができる。
さらに、図8に示す例によれば、停止時において電圧値を徐々に0Vに向かって下げていくようにしたので、モータがブレーキ信号によって再度正転方向に回転することが無く、確実にモータの回転を停止させることができる。
なお、図8に示す例では、電圧値E42、E45が電源電圧値の例を説明したが、これに限られない。電圧値E42、E45は、電源電圧値より大きくてもよい。
また、図8に示した例では、起動時および停止時の両方で駆動信号を徐々に大きくし、その後徐々に小さく制御する例を説明したが、起動時および停止時の少なくとも一方において、駆動信号を徐々に大きくし、その後徐々に小さく制御するようにしてもよい。
また、図8に示した例では、図3の駆動信号を元に説明したが、これに限られず、図6および図7においても、図8で説明したように起動時および停止時の少なくとも一方において、駆動信号を徐々に大きくし、その後徐々に小さく制御するようにしてもよい。
また、図5を用いて説明したPWM制御において、休止期間を設け、この休止期間に駆動信号を徐々に大きくし、その後徐々に小さく制御するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、振動発生装置の起動時のトルクを増大させ、振動発生装置の定常動作の回転数に達するまでの時間を短くできる。また、本実施形態によれば、振動発生装置を急速に停止することが可能となり、切れの良い振動をユーザーに伝えることができる。
次に、振動モータの構成例を説明する。
図9は、本実施形態の第1の振動モータの斜視図であって、空気抵抗低減部を装着する前の説明図である。
図9に示す本実施形態の振動モータ70は、前述したように、例えば、携帯電話やタブレット等の情報機器などの電子機器に内蔵して使用される。
振動モータ70は、例えば円筒型のブラシ付きDCモータであって、ステータ71と、ステータ71に回転自在に設けられたロータ72と、を備えている。
ステータ71は、筒状のステータハウジング711を有している。ステータハウジング711の内部には、不図示のマグネット、整流子、およびブラシが設けられている。ステータ71からは、電力を供給するための正極および負極用の一対のリード線712,713が延出されている。
ロータ72は、不図示のコイルと、コイルが巻装された不図示のコイルホルダと、コイルホルダに取り付けられたシャフト73と、重錘74と、を有する。コイルおよびコイルホルダは、ステータハウジング711の内部に配置される。
シャフト73は、一端がステータハウジング711内に配置されており、他端がステータハウジング711の外側に突出している。シャフト73の一端には、コイルホルダが固定されている。
シャフト73の他端には、重錘74が固定されている。重錘74は、ロータ72の軸方向から見て半円状に形成されており、シャフト73の中心軸Oに対して重心位置が径方向に偏心されている。
重錘74の中心軸Oに対応した位置には、軸方向に突出する係止部75が設けられている。係止部75は、後述する空気抵抗低減部76(図10)の嵌合孔77に嵌合されて係止される。
振動モータ70は、ロータ72が回転すると、重錘74の重心の不釣合いに起因する加振力により振動を発生することができる。
上述のように構成された振動モータ70を作動させる場合には、リード線712,713およびブラシを通じて、コイルに電流を供給する。すると、コイルに発生する磁力とマグネットの磁力との相互作用により、コイル、コイルホルダおよびシャフト73が、一体となって中心軸O回りに矢印R方向(軸方向における重錘74側から見て、反時計回り方向)に回転する。その結果、重錘74を中心軸O回りに回転させて振動を発生させることができる。
図10は、本実施形態の第1の振動モータ70の斜視図であって、空気抵抗低減部を装着したときの説明図である。図11は、図10のA矢視図である。
ここで、図10および図11に示すように、本実施形態の振動モータ70は、空気抵抗低減部76を備えている。空気抵抗低減部76は、重錘74に設けられ、ロータ72が回転するときの重錘74に対する空気抵抗を低減している。
空気抵抗低減部76は、例えば樹脂材料により形成されており、弧状部78と、被覆部79と、を有している。
弧状部78は、半円状に形成された重錘74の外周面74aにおけるロータ72の回転方向(矢印R方向)の上流側の端縁74bと、回転方向(矢印R方向)の下流側の端縁74cと、を円弧状に接続している。弧状部78の外周面78aの曲率半径は、重錘74の外周面74aの曲率半径と略同一となっている。弧状部78は、上流側の端縁74bと下流側の端縁74cとに対して接触した状態で配置される。これにより、重錘74の外周面74aと弧状部78とは連続的に接続されるので、ロータ72の回転にともなって、空気が重錘74の外周面74aと弧状部78の外周面78aとに沿って滑らかに流れることができる。
被覆部79は、円板状となっており、弧状部78と一体形成されている。被覆部79の中心には、嵌合孔77が形成されている。嵌合孔77には、重錘74の係止部75が圧入される。これにより、空気抵抗低減部76は、被覆部79がロータ72における軸方向の外側から重錘74の外側端面74dを覆った状態で、重錘74に固定される。
ところで、以上では係止部75が嵌合孔77に圧入される構造を示したが、係止部75を嵌合孔77に係合させ、被覆部79と重錘74とを接着や溶接等により固定しても構わない。
この構成によれば、重錘74には、ロータ72が回転するときの重錘74に対する空気抵抗を低減する空気抵抗低減部76が設けられているので、ロータ72が回転し始める際の空気抵抗を低減して、迅速に起動させることができる。したがって、従来技術と比較して応答性に優れた振動モータ70とすることができる。
また、ロータ72が回転するときの重錘74に対する空気抵抗を低減することができるので、従来技術と比較して消費電力を低減することができる。さらに、ロータ72が回転するときの重錘74に対する空気抵抗を低減して風切音を抑制できるので、従来技術と比較して静粛性に優れた振動モータ70とすることができる。
また、空気抵抗低減部76は、重錘74の外周面74aを円弧状に接続しているので、とりわけ重錘74の外周面74aに沿って空気抵抗を低減することができる。したがって、従来技術と比較して応答性に優れた振動モータ70とすることができる。
また、空気抵抗低減部76は、ロータ72における軸方向の外側から重錘74を覆う被覆部79を備えているので、重錘74の外周面74aに沿って空気抵抗を低減するのに加えて、重錘74の軸方向の外側端面74dに沿って空気抵抗を低減することができる。したがって、従来技術と比較して応答性に優れた振動モータ70とすることができる。
また、被覆部79と重錘74とは、係止部75が被覆部79の嵌合孔77に圧入されることにより固定されているので、重錘74に対して空気抵抗低減部76を簡単な構成で容易に着脱可能とすることができる。
また、電子機器1は、上述の振動モータ70を備えているので、従来技術と比較して、振動により情報をユーザーに伝達するときの応答性に優れた電子機器1とすることができる。また、従来技術と比較して消費電力を低減できる電子機器1とすることができる。また、従来技術と比較して、振動により情報をユーザーに伝達するときの静粛性に優れた電子機器1とすることができる。
次に、本実施形態に係る振動モータの第2の構成例を説明する。振動モータは、図9〜図11を用いたいわゆる円筒型モータに限定されることはなく、種々のタイプのモータに適用できる。
図12は、本実施形態に係る第2の振動モータの斜視図である。
図12に示すように、振動モータ201は、いわゆるコイン型のブラシ付きDCモータであって、ステータ202と、ステータ202に回転自在に設けられたロータ203と、を備えている。
ステータ202は、円板状に形成されており、不図示のマグネットと、整流子と、ブラシとが設けられている。ステータ202からは、電力を供給するための正極および負極用の一対のリード線222,223が延出されている。また、ステータ202からは、シャフト231が立設されている。シャフト231には、ロータ203の軸受207が挿通されている。これにより、ロータ203は、中心軸O回りに回転可能となっている。
ロータ203は、一対のコイル205,205と、一対のコイル205,205が巻装された不図示の基板と、重錘233とを有する。一対のコイル205,205、基板および重錘233は、例えば樹脂材料により形成されたモールド部206によって一体的に固定されている。
重錘233は、ロータ203の軸方向から見て半円状に形成されており、シャフト231の中心軸Oに対して重心位置が径方向に偏心されている。
上述のように構成されたステータ202およびロータ203は、ハウジング221により覆われている。なお、図12において、ハウジング221は、仮想線で図示されている。
図13は、本実施形態の第2の空気抵抗低減部の平面図である。
図13に示すように、空気抵抗低減部210は、例えば樹脂材料により形成されており、弧状部211を有している。
弧状部211は、半円状に形成された重錘233の外周面233aにおけるロータ203の回転方向(矢印R方向)の上流側の端縁233bと、回転方向(矢印R方向)の下流側の端縁233cと、を円弧状に接続している。弧状部211は、モールド部206と一体成型されている。
弧状部211よりも径方向の内側であって、モールド部206との間の領域は、軸方向に貫通する貫通孔211bとなっている。これにより、ロータ203の軽量化が可能となるので、消費電力を低減することができる。また、弧状部211の外周面211aの曲率半径は、モールド部206の外周面の曲率半径と略同一となっている。これにより、モールド部206の外周面と弧状部211とは連続的に接続されるので、ロータ203の回転にともなって空気がモールド部206の外周面と弧状部211の外周面211aとに沿って滑らかに流れることができる。
なお、弧状部211よりも径方向の内側であって、モールド部206との間の領域は、貫通孔211bの形態に限定されることはなく、底部を有していてもよいし、例えば樹脂材料が充填されていてもよい。
図12および図13に示した構成の振動モータ201によれば、コイン型のブラシ付きDCモータに適用した場合であっても、図9〜図11に示した振動モータ70と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、重錘233には、ロータ203が回転するときの重錘233に対する空気抵抗を低減する空気抵抗低減部210が設けられているので、ロータ203が回転し始める際の空気抵抗を低減して、迅速に起動させることができる。したがって、従来技術と比較して応答性に優れた振動モータ201とすることができる。
また、ロータ203が回転するときの重錘233に対する空気抵抗を低減することができるので、従来技術と比較して消費電力を低減することができる。さらに、ロータ203が回転するときの重錘233に対する空気抵抗を低減して風切音を抑制できるので、従来技術と比較して静粛性に優れた振動モータ201とすることができる。
図14は、本実施形態に係る第3の振動モータの斜視図である。
図14に示すように、振動モータ301は、いわゆるコイン型のブラシレスDCモータであって、ステータ302と、ステータ302に回転自在に設けられたロータ303と、を備えている。
ステータ302は、円板状に形成されており、不図示の一対のコイルと、不図示の位置検出センサと、が設けられている。ステータ302からは、電力を供給するための一対の端子部322,323が延出されている。シャフト331には、ロータ303の軸受307が挿通されている。また、ステータ302からは、シャフト331が立設されている。位置検出センサは、例えばホール素子等の磁気センサであり、後述するロータ303の位置を検出している。
図15は、本実施形態に係る第3の空気抵抗低減部の平面図である。
ロータ303は、円板状のヨーク303aと、リング状のマグネット308と、重錘333とを有する。ヨーク303aとマグネット308とは、軸方向に重ねて配置されている。重錘333は、ロータ303の軸方向から見て半円弧状に形成されており、シャフト331の中心軸Oに対して重心位置が径方向に偏心されている。重錘333は、マグネット308よりも径方向の外側に配置されており、ヨーク303aに対して例えば接着剤や溶接等により固定される。
図16は、図15のB矢視図である。
図15および図16に示すように、空気抵抗低減部310は、例えば金属材料により形成されており、弧状部311を有している。
弧状部311は、半円弧状に形成された重錘333の外周面333aにおけるロータ303の回転方向(矢印R方向)の上流側の端縁333bと、回転方向(矢印R方向)の下流側の端縁333cと、を円弧状に接続している。弧状部311とヨーク303aとは、例えば絞り加工等のプレス加工により一体成型されている。
上述のように構成されたステータ302およびロータ303は、ハウジング321により覆われている。なお、図14において、ハウジング321は、仮想線で図示されている。
次に、第3の空気抵抗低減部の変形例について説明する。
図17は、本実施形態に係る第3の空気抵抗低減部の変形例の側面図である。
なお、空気抵抗低減部310の形状は上述の形態に限定されない。例えば、図17に示すように、空気抵抗低減部310は、半円状に形成した板部材の縁部に切欠きを設けて複数の張出片310aを形成した後、張出片310aを軸方向に折り曲げて立設させることにより形成してもよい。
振動モータ301によれば、上述の振動モータ70および振動モータ201と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、重錘333には、ロータ303が回転するときの重錘333に対する空気抵抗を低減する空気抵抗低減部310が設けられているので、ロータ303が回転し始める際の空気抵抗を低減して、迅速に起動させることができる。したがって、従来技術と比較して応答性に優れた振動モータ301とすることができる。
また、ロータ303が回転するときの重錘333に対する空気抵抗を低減することができるので、従来技術と比較して消費電力を低減することができる。さらに、ロータ303が回転するときの重錘333に対する空気抵抗を低減して風切音を抑制できるので、従来技術と比較して静粛性に優れた振動モータ301とすることができる。
次に、第4の空気抵抗低減部について説明する。
図18は、本実施形態に係る第4の空気抵抗低減部の平面図である。
上述の振動モータ301の空気抵抗低減部310は、弧状部311を備えていた(図15参照)。これに対して、図18に示すように、第4の空気抵抗低減部410は、重錘433の端面に設けられた傾斜面435である点で、振動モータ301とは異なっている。なお、以下では、振動モータ301と同様の構成の部分については、詳細な説明は省略する。
図18に示すように、重錘433は、ロータ403の軸方向から見て、ロータ403の外周面に沿う円弧状に形成されている。
重錘433におけるロータ403の回転方向(矢印R方向)の下流側の端面は、回転方向の上流側から下流側に向かって、ロータ403の径方向の内側から径方向の外側に傾斜する傾斜面435となっている。
ここで、軸方向から見て、径方向に沿うとともに中心軸Oを通る直線を仮想線Lと定義したとき、傾斜面435は、仮想線Lと交差して設けられている。また、重錘433における回転方向の下流側の先端436は、軸方向から見て径方向に沿うとともに中心軸Oを通る仮想線Lよりも回転方向の下流側に位置している。
また、重錘433における回転方向の上流側の端面438は、仮想線Lに沿う平面となっている。
図19は、本実施形態に係る第4の空気抵抗低減部の拡大図である。
図19に示すように、第4の空気抵抗低減部410は、傾斜面435と仮想線Lとの交点P1から傾斜面435の径方向の外側縁部P2までの距離をL1とし、傾斜面435と仮想線Lとの交点P1から傾斜面435の径方向の内側縁部P3までの距離をL2としたとき、次式(1)
L1<L2・・・(1)
を満足するように形成されている。
第4の空気抵抗低減部を有する振動モータ401によれば、空気は、ロータ403の回転にともなって重錘433の外周面433aと傾斜面435とに沿って滑らかに流れることができる。したがって、従来技術と比較して応答性に優れた振動モータ401とすることができる。また、従来技術と比較して消費電力を低減することができるとともに、静粛性に優れた振動モータ401とすることができる。
また、重錘433における下流側の先端436は、径方向に沿う仮想線Lよりも下流側に位置するので、先端に傾斜面を設けていない重錘と同等の遠心力を作用させることができる。したがって、所望の振動を得ることが可能な振動モータ401とすることができる。
また、重錘433における上流側の端面438は、仮想線Lに沿う平面となっているので、ロータ403が逆回転した時に空気抵抗を確保して容易に停止させることができる。したがって、正転時には迅速に回転させることができるとともに、逆転時には迅速に停止させることができるという種々の性能を備えた振動モータ401とすることができる。
また、重錘433の下流側の先端436における傾斜面435は、仮想線Lと交差して設けられているので、先端に傾斜面を設けていない重錘と同等の遠心力を作用させることができる。したがって、所望の振動を得ることが可能な振動モータ401とすることができる。
また、第4の空気抵抗低減部410は、(1)式を満足するように形成されているので、傾斜面435と仮想線Lとの交点P1よりも径方向の内側に作用する遠心力と、傾斜面435と仮想線Lとの交点P1よりも径方向の外側に作用する遠心力とのバランスを考慮しつつ傾斜面435が形成される。したがって、所望の振動を得ることが可能な振動モータ401とすることができる。
なお、振動モータ401では、重錘433におけるロータ403の回転方向(矢印R方向)の下流側の端面は、回転方向の上流側から下流側に向かって、ロータ403の径方向の内側から径方向の外側に傾斜する傾斜面435となっていた。これに対して、傾斜面435に加えて、重錘433におけるロータ403の回転方向(矢印R方向)の下流側の端面のうち、径方向外側にも回転方向の上流側から下流側に向かって、ロータ403の径方向の外側から径方向の内側に傾斜する傾斜面をさらに有することで、重錘433の下流側の端部が軸方向視で尖頭形状となっていてもよい。
また、振動モータ401では、重錘433の傾斜面435は、軸方向から見て、仮想線Lと交差するように設けられていたが、交差していなくてもよい。
また、重錘433における回転方向の下流側の先端436は、軸方向から見て仮想線Lよりも回転方向の下流側に位置していたが、仮想線Lよりも回転方向の上流側に位置していてもよい。
振動モータ70,201,301,401それぞれにおける空気抵抗低減部76,210,310,410の製造方法や材質等は実施形態に限定されない。したがって、例えば、空気抵抗低減部76は、金属材料で形成されていてもよい。
[変形例]
次に、振動発生装置の制御装置の変形例について説明する。
図20は、本実施形態の変形例に係る振動発生装置の制御装置40Aを含む電子機器1Aの構成例を示すブロック図である。図20に示すように、電子機器1Aは、操作部10、通信部20、表示部30および振動発生装置の制御装置40Aを備える。振動発生装置の制御装置40Aは、制御部50A(制御部)、駆動部60(制御部)、振動モータ70(振動発生装置)、抵抗R、およびスイッチSWを備える。なお、振動発生装置の制御装置40と同じ機能を有する機能部については、同じ符号を用いて、説明を省略する。
振動発生装置の制御装置40Aは、操作部10が出力した操作結果や通信部20が受信した受信信号等に応じて、振動モータ70を駆動する。振動発生装置の制御装置40Aは、操作部10が出力した操作結果に応じて、画像信号を生成し、生成した画像信号を表示部30に出力する。振動発生装置の制御装置40Aは、送信する情報に基づいて送信信号を生成し、生成した送信信号を通信部20に出力する。さらに、振動発生装置の制御装置40Aは、振動モータ70の定常動作が終了したとき、振動モータ70の入力端子間を、抵抗Rを介して、所定時間、短絡させるようにスイッチSWをオン状態に制御する。
制御部50Aは、操作部10が出力した操作結果に応じて、振動モータ70を駆動する駆動指示を駆動部60に出力する。制御部50Aは、通信部20が受信した受信信号等に応じて、振動モータ70を駆動する指示を駆動部60に出力する。制御部50Aは、操作部10が出力した操作結果に応じて、画像信号を生成し、生成した画像信号を表示部30に出力する。制御部50Aは、例えば操作部10が出力した操作結果に応じて送信信号を生成し、生成した送信信号を通信部20に出力する。さらに、制御部50Aは、振動モータ70の定常動作が終了したとき、振動モータ70の入力端子間を、抵抗Rを介して、所定時間、短絡させるようにスイッチSWをオン状態に制御する。
駆動部60は、制御部50Aが出力する駆動指示に応じて駆動信号を生成し、生成した駆動信号を振動モータ70に供給する。なお、駆動部60は、昇圧回路を有し、供給される電源電圧よりも高い駆動信号を生成することができる。なお、駆動信号については、後述する。駆動部60は、第1出力端子が振動モータ70の第1入力端子と抵抗Rの一端に接続され、第2出力端子が振動モータ70の第2入力端子とスイッチSWの一端に接続されている。
抵抗Rは、一端が駆動部60の第1出力端子と振動モータ70の第1入力端子に接続され、他端がスイッチSWの他端に接続されている。
スイッチSWは、一端が駆動部60の第2出力端子と振動モータ70の第2入力端子に接続されている。スイッチSWは、制御部50Aの制御に応じて、オン状態とオフ状態が切り替わる。スイッチSWがオン状態のとき、振動モータ70の両端が抵抗Rを介して短絡される。
なお、図20に示した例では、振動モータ70の両端に抵抗Rを介してスイッチSWが接続されている例を示したが、振動モータ70の両端に直接スイッチSWが接続されていてもよい。
次に、本実施形態における駆動信号と振動モータ70の回転数とスイッチSWの状態の一例を説明する。
図21は、本実施形態の第1の変形例に係る駆動信号と振動モータ70の回転数とスイッチSWの状態の一例を示す図である。図21において、横軸は時刻、縦軸は電圧、回転数を表す。波形g1’は、駆動信号の時間変化を表す。波形g2は、振動モータ70の回転数の時間変化を表す。波形g15は、スイッチSWの状態を示す。また、駆動信号は、起動信号である波形g11、回転駆動信号である波形g12、およびブレーキ信号(逆転信号)である波形g14を含んで構成されている。
なお、波形g11と波形g12は、図3と同様である。
波形g1に示すように、時刻t1〜t2の期間(T1)、駆動部60は、電圧値がE1(起動時最大電圧値)の電力を出力する。ここで、電圧値E1は、駆動部60に供給される電源電圧値よりも高い。
続けて、時刻t2〜t3の期間(T2)、駆動部60は、電圧値がE2(定常動作時電圧値)の電力を出力する。なお、電圧値E2は、電圧値E1より小さい。また、時刻t1〜t2の期間は、時刻t2〜t3の期間より短い。
続けて、時刻t3〜t4の期間(T3)、制御部50AがスイッチSWをオン状態にすることで、振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させる。これにより、電圧値は、0Vとなる。この期間T3が所定時間である。時刻t3〜t4の期間(T3)、波形g14に示すように、振動モータ70に印加される電圧値は0Vであり、波形g15に示すように、スイッチSWはオン状態である。
なお、時刻t1〜t2の期間が立ち上げの期間(第1の印加時間)であり、この期間の駆動信号は起動信号(波形g11)でもある。時刻t2〜t3の期間が回転期間(第2の印加時間)であり、この期間の駆動信号は回転駆動信号(波形g12)でもある。時刻t3〜t4の期間が停止期間(第3の印加時間)であり、かつ振動モータ70の短絡期間でもある。この期間の駆動信号はブレーキ信号(波形g14)でもある。なお、第1の印加時間は、第2の印加時間より短い。また、第3の印加時間は、第2の印加時間より短い。
また、図3と同様に、波形g2に示すように、時刻t1〜t2の期間、駆動モータ43の回転数は、0からN1に増加する。時刻t2過ぎ、回転数は、N1を越えた後、N1になる。その後、時刻t3までの期間、駆動モータ43の回転数は、N1である。時刻t3〜t4の期間、振動モータ70の回転数は、N1から0に減少する。なお、回転数N1は、例えば9000rpm程度である。
なお、変形例の駆動信号と振動モータ70の回転数とスイッチSWの状態の例を、図3の駆動電圧を元に説明したが、これに限られない。図5において、逆方向の電圧値−E11を印加する代わりに、制御部50Aが振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させるようにしてもよい。または、図6において、時刻t23〜t24の期間、逆方向の電圧値E23を印加する代わりに、制御部50Aが振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させるようにしてもよい。または、図7において、時刻t33〜t34の期間、逆方向の電圧値E33を印加する代わりに、制御部50Aが振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させるようにしてもよい。または、図8において、時刻t45〜t48の期間、逆方向の電圧値E43〜E45を印加する代わりに、制御部50Aが振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させるようにしてもよい。なお、図5、図6、図7、図8においって、制御部50Aは、スイッチSWをオン状態にすることで、振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させる。
以上のように、変形例では、定常動作が終了したとき、振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させるようにした。
これにより、変形例によれば、瞬時に振動モータ70の回転を停止させることができる。
なお、図22に示すように、制御部50Aは、逆転動作前に特定時間、振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させるようにしてもよい。図22は、本実施形態の第2の変形例に係る駆動信号と振動モータ70の回転数とスイッチSWの状態の一例を示す図である。図22において、横軸は時刻、縦軸は電圧、回転数を表す。波形g1’’は、駆動信号の時間変化を表す。波形g2は、振動モータ70の回転数の時間変化を表す。波形g15’’は、スイッチSWの状態を示す。また、駆動信号は、起動信号である波形g11、回転駆動信号である波形g12’’、短絡状態の波形g14’’、およびブレーキ信号(逆転信号)である波形g13を含んで構成されている。
なお、波形g11は、図3と同様である。
時刻t2〜t5の期間(T2−T4)、駆動部60は、電圧値がE2(定常動作時電圧値)の電力を出力する。なお、電圧値E2は、電圧値E1より小さい。また、時刻t1〜t2の期間は、時刻t2〜t5の期間より短い。
続けて、逆転動作前の時刻t5〜t3の期間(T4)、制御部50AがスイッチSWをオン状態にすることで、振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させる。これにより、電圧値は、0Vとなる。この期間T4が特定時間である。時刻t5〜t3の期間(T4)、波形g14’’に示すように、振動モータ70に印加される電圧値は0Vであり、波形g15’’に示すように、スイッチSWはオン状態である。
続けて、時刻t3〜t4の期間(T3)、駆動部60は、電圧値がE3(逆転時最大電圧値)の電力を出力する。なお、電圧値E3の絶対値は、電圧値E2より大きい。また、電圧値E3は、駆動部60に供給される電源電圧値よりも高い。
なお、時刻t1〜t2の期間が立ち上げの期間(第1の印加時間)であり、この期間の駆動信号は起動信号(波形g11)でもある。時刻t2〜t5の期間が回転期間(第2の印加時間)であり、この期間の駆動信号は回転駆動信号(波形g12’’)でもある。時刻t5〜t3の期間が停止期間(第3の印加時間)であり、かつ振動モータ70の短絡期間でもある。また、時刻t3〜t4の期間が停止期間(第3の印加時間)であり、この期間の駆動信号はブレーキ信号(波形g13)でもある。なお、第1の印加時間は、第2の印加時間より短い。また、第3の印加時間は、第2の印加時間より短い。
なお、期間T3の長さは、図3に示した期間T3の長さと異なっていてもよい。
以上のように、第2の変形例では、逆転動作前に特定時間、振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させるようにした。
これにより、正転から逆転に急に切り替わる際に大電流が流れるのを防止することができる。
なお、図23に示すように、制御部50Aは、逆転動作後に、振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させるようにしてもよい。図23は、本実施形態の第3の変形例に係る駆動信号と振動モータ70の回転数とスイッチSWの状態の一例を示す図である。図23において、横軸は時刻、縦軸は電圧、回転数を表す。波形g1’’’は、駆動信号の時間変化を表す。波形g2は、振動モータ70の回転数の時間変化を表す。波形g15’’’は、スイッチSWの状態を示す。また、駆動信号は、起動信号である波形g11、回転駆動信号である波形g12、ブレーキ信号(逆転信号)である波形g13、および短絡状態の波形g14’’’を含んで構成されている。
なお、波形g11とg12とg13は、図3と同様である。
刻t3〜t4の期間(T3)、駆動部60は、電圧値がE3(逆転時最大電圧値)の電力を出力する。なお、電圧値E3の絶対値は、電圧値E2より大きい。また、電圧値E3は、駆動部60に供給される電源電圧値よりも高い。
続けて、逆転動作後の時刻t4〜t6の期間(T4)、制御部50AがスイッチSWをオン状態にすることで、振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させる。これにより、電圧値は、0Vとなる。この期間T5が特定時間である。時刻t4〜t6の期間(T5)、波形g14’’’に示すように、振動モータ70に印加される電圧値は0Vであり、波形g15’’’に示すように、スイッチSWはオン状態である。
なお、時刻t1〜t2の期間が立ち上げの期間(第1の印加時間)であり、この期間の駆動信号は起動信号(波形g11)でもある。時刻t2〜t3の期間が回転期間(第2の印加時間)であり、この期間の駆動信号は回転駆動信号(波形g12)でもある。また、時刻t3〜t4の期間が停止期間(第3の印加時間)であり、この期間の駆動信号はブレーキ信号(波形g13)でもある。さらに、時刻t4〜t6の期間が停止期間(第3の印加時間)であり、かつ振動モータ70の短絡期間でもある。なお、第1の印加時間は、第2の印加時間より短い。また、第3の印加時間は、第2の印加時間より短い。
なお、期間T3の長さは、図3に示した期間T3の長さと異なっていてもよい。
以上のように、第2の変形例では、逆転動作後に特定時間、振動モータ70の両端を、抵抗Rを介して短絡させるようにした。
これにより、逆転動作をスムーズに停止させることができる。
なお、本発明における制御部50と駆動部60の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより振動モータ70(または201,301,401)の制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1,1A…電子機器、10…操作部、20…通信部、30…表示部、40,40A…振動発生装置の制御装置、50,50A…制御部、60…駆動部、70,201,301,401…振動モータ、71,202,302…ステータ、72,203,303,403…ロータ、76,210,310,410…空気抵抗低減部、78,211,311…弧状部、79…被覆部、75…係止部、74,233,333,433…重錘、74a,233a,333a,433a…外周面、74b,233b,333b…上流側の端縁、74c,233c,333c…下流側の端縁、435…傾斜面、436…下流側の先端、438…上流側の端面、O…中心軸(所定軸)、L…仮想線、R…抵抗、SW…スイッチ

Claims (14)

  1. ステータと、前記ステータに対して所定軸回りに回転自在に設けられ、前記所定軸からずれた位置に重心を有する重錘を有するロータと、を備えた振動発生装置と、
    起動のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号の最大電圧値である起動時最大電圧値が、定常動作のときに前記振動発生装置へ印加する前記駆動信号の電圧値である定常動作時電圧値よりも大きくなるように制御する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、
    起動のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号を、定常動作時電圧値よりも大きい第1の電圧値に変化させ、前記第1の電圧値に変化させ後に前記第1の電圧値より大きい第2の電圧値に変化させ、前記第2の電圧値に変化させ後に前記第2の電圧値を前記第1の電圧値に制御し、前記定常動作のときに前記第1の電圧値を前記定常動作時電圧値に変化させ、
    逆転動作のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号を、前記定常動作時電圧値から第3の電圧値に変化させ、前記第3の電圧値に変化させ後に前記第3の電圧値のより低い第4の電圧値に変化させ、前記第4の電圧値に変化させ後に前記第3の電圧値のより低く前記第4の電圧値より高い第5の電圧値に変化させるように制御する、振動発生装置の制御装置。
  2. 前記制御部は、
    前記起動時最大電圧値を前記振動発生装置へ印加する第1の印加時間を、前記定常動作時電圧値を前記振動発生装置へ印加する第2の印加時間よりも短くなるように制御する、請求項1に記載の振動発生装置の制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記定常動作に続けて逆転動作を行わせる逆転信号を前記振動発生装置へ印加し、前記逆転信号の最大電圧値である逆転時最大電圧値が、前記定常動作時電圧値よりも大きくなるように制御する、請求項1または請求項2に記載の振動発生装置の制御装置。
  4. 前記定常動作に続けて逆転動作を行わせる逆転信号を前記振動発生装置へ印加し、前記逆転信号の最大電圧値である逆転時最大電圧値であって、
    前記制御部は、
    複数の前記定常動作時電圧値を選択可能であり、選択した前記定常動作時電圧値に応じて前記起動時最大電圧値および前記逆転時最大電圧値のうちの少なくとも1つを設定する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の振動発生装置の制御装置。
  5. 前記制御部は、
    複数の前記定常動作時電圧値を選択可能であり、選択した前記定常動作時電圧値に応じて前記第1の印加時間および前記第2の印加時間のうちの少なくとも1つを設定する、請求項2に記載の振動発生装置の制御装置。
  6. 前記定常動作に続けて逆転動作を行わせる逆転信号を前記振動発生装置へ印加し、前記逆転信号の最大電圧値である逆転時最大電圧値であって、
    前記制御部は、
    複数の前記定常動作時電圧値を選択可能であり、選択した前記定常動作時電圧値に応じて前記起動時最大電圧値、前記逆転時最大電圧値、前記起動時最大電圧値を前記振動発生装置へ印加する第1の印加時間、および前記定常動作時電圧値を前記振動発生装置へ印加する第2の印加時間のうちの少なくとも1つを設定する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の振動発生装置の制御装置。
  7. 前記定常動作に続けて逆転動作を行わせる逆転信号を前記振動発生装置へ印加し、前記逆転信号の最大電圧値である逆転時最大電圧値であって、
    前記制御部は、
    前記起動時最大電圧値、および前記逆転時最大電圧値のうち少なくとも1つを、前記制御部に供給される電源の電圧値よりも高い電圧値に昇圧して設定する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の振動発生装置の制御装置。
  8. 起動のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号において、最初に印加する電圧値は、前記起動時最大電圧値より低い、請求項1から請求項3、請求項7のいずれか1項に記載の振動発生装置の制御装置。
  9. 起動のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号において、最初に印加する電圧値は、前記定常動作時電圧値と同じか、または前記定常動作時電圧値より高い、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の振動発生装置の制御装置。
  10. 前記制御部は、
    前記定常動作に続けて逆転動作を行わせるとき、前記振動発生装置の両端を所定時間、短絡させる、請求項1、請求項2、請求項5、請求項、および請求項のいずれか1項に記載の振動発生装置の制御装置。
  11. 前記制御部は、
    前記定常動作に続けて逆転動作を行わせる前に、前記振動発生装置の両端を所定時間、短絡させる、請求項1、請求項2、請求項5、請求項、および請求項のいずれか1項に記載の振動発生装置の制御装置。
  12. 前記制御部は、
    前記定常動作に続けて逆転動作を行わせた後に、前記振動発生装置の両端を所定時間、短絡させる、請求項1から請求項7、請求項、請求項のいずれか1項に記載の振動発生装置の制御装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の振動発生装置の制御装置を備えた電子
    機器。
  14. ステータと、前記ステータに対して所定軸回りに回転自在に設けられ、前記所定軸からずれた位置に重心を有する重錘を有するロータと、を備えた振動発生装置の回転を制御する振動発生装置の制御方法であって、
    制御部が、起動時に前記振動発生装置へ印加する駆動信号の最大電圧値である起動時最大電圧値が、定常動作時に前記振動発生装置へ印加する前記駆動信号の電圧値である定常動作時電圧値よりも大きくなるように制御する手順と、
    前記制御部が、起動のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号を、定常動作時電圧値よりも大きい第1の電圧値に変化させ、前記第1の電圧値に変化させ後に前記第1の電圧値より大きい第2の電圧値に変化させ、前記第2の電圧値に変化させ後に前記第2の電圧値を前記第1の電圧値に制御し、前記定常動作のときに前記第1の電圧値を前記定常動作時電圧値に変化させる手順と、
    前記制御部が、逆転動作のときに前記振動発生装置へ印加する駆動信号を、前記定常動作時電圧値から第3の電圧値に変化させ、前記第3の電圧値に変化させ後に前記第3の電圧値のより低い第4の電圧値に変化させ、前記第4の電圧値に変化させ後に前記第3の電圧値のより低く前記第4の電圧値より高い第5の電圧値に変化させるように制御する手順と、
    を含む振動発生装置の制御方法。
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