JP6966955B2 - 切削加工方法、曲げ加工品の製造方法、被加工板材、加工処理用プログラム及び加工処理用プログラムの作成プログラム - Google Patents
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Description
まず、本実施形態に係る切削加工方法に使用し得る工作機械について、図1〜図5に示すタレットパンチプレス1を例に挙げて説明する。タレットパンチプレス1は、図1及び図2に示すように、複数の上型(切削加工用パンチP等)を保持可能な円盤状の上部タレット3と、上型に対応する複数の下型(切削加工用ダイD等)を保持可能な円盤状の下部タレット4と、上部タレット3及び下部タレット4を同期回転させるタレット駆動機構(図示せず)と、上部タレット3及び下部タレット4間の加工領域に板状のワーク(被加工板材)Wを搬送するキャリッジ機構5と、キャリッジ機構5を駆動するキャリッジ駆動機構6と、上部タレット3に保持されている上型を下型に向けて打圧するストライカ機構7と、これら各構成要素を支持するフレーム2と、各構成要素の動作を制御するNC制御装置(図示せず)とを備えている。
プログラム作成装置は、予めユーザにより入力された板金製品の形状に基づいて、被加工板材から板金製品を製造するための加工処理用プログラムを自動で作成可能な作成プログラムを有している。また、プログラム作成装置は、インターネット等の通信回線を介して、タレットパンチプレス1のNC制御装置や、板金製品を製造するために用いるプレスブレーキ等の他の加工機械とデータ通信可能に接続されている。そして、タレットパンチプレス1やその他の加工機械は、プログラム作成装置の作成プログラムにより作成された加工処理用プログラムに基づいて、各加工処理を実行するよう構成されている。
次に、本実施形態に係る曲げ加工品20及びその材料となる被加工板材30について、図6及び図7を用いて説明する。
以上の深溝32及び浅溝34,36は、タレットパンチプレス1を用いた被加工板材30に対する切削加工処理により形成される。すなわち、本実施形態に係る切削加工方法では、まず、タレット駆動機構によって上部タレット3及び下部タレット4を回転させ、切削加工用パンチP及び切削加工用ダイDを所定の加工位置に位置させる。また、この前後又はこれと同時に、キャリッジ機構5及びキャリッジ駆動機構6によって、被加工板材30(ワークW)の深溝32の溝加工開始位置を該加工位置に位置させる。本実施形態では、深溝32の溝加工開始位置は、最終折り曲げ線23fの一端又はその一端側の延長線上である。
次に、上述した切削加工方法(前処理工程)により作成された被加工板材30を用いて曲げ加工品20を製造する方法について、図9を用いて説明する。本実施形態に係る曲げ加工品20の製造方法は、曲げ加工用パンチ40を曲げ加工用ダイ42に対して進退させることで折り曲げ加工を行うプレスブレーキ(図示せず)を用いて実行される。なお、本実施形態に係る曲げ加工品20の製造方法に用いられるプレスブレーキは、例えば特開平7−299519号公報に記載されているような種々の公知のプレスブレーキを採用可能であるため、その説明を省略する。
Claims (3)
- 被加工板材を多段的に折り曲げることで曲げ加工品を形成する曲げ加工品の製造方法であって、
前記被加工板材の複数の折り曲げ線のうち、少なくとも1つの折り曲げ線に沿って深溝及び該深溝よりも深さが浅い少なくとも一対の浅溝を形成する前処理工程と、
前記複数の折り曲げ線に沿って前記被加工板材を多段的に折り曲げる曲げ工程と
を備え、
前記前処理工程は、
前記少なくとも1つの折り曲げ線に沿って前記深溝を形成する深溝形成工程と、
前記深溝を挟むように前記少なくとも一対の浅溝を形成する浅溝形成工程と
を備え、
前記曲げ工程は、
前記深溝及び前記少なくとも一対の浅溝が形成された折り曲げ線を中心として、最終的な折り曲げ角度よりも大きい角度で前記被加工板材を仮曲げする仮曲げ工程と、
前記仮曲げされた部位が最終的な折り曲げ角度となるよう前記被加工板材を更に折り曲げる本曲げ工程と
を備える
ことを特徴とする曲げ加工品の製造方法。 - 前記浅溝形成工程において、前記深溝と溝幅方向に連続するよう前記少なくとも一対の浅溝を形成する
ことを特徴とする請求項1に記載の曲げ加工品の製造方法。 - プログラム作成装置に、加工処理用プログラムを作成する処理を実行させる加工処理用プログラムの作成プログラムであって、
前記加工処理用プログラムは、被加工板材に対して溝を形成するための切削チップを有するパンチプレスに、
被加工板材の折り曲げ線となる部分に対し、該折り曲げ線に沿って深溝を形成する深溝形成処理と、
前記深溝よりも深さが浅い浅溝を該深溝を挟むように少なくとも一対形成する浅溝形成処理と
を含む切削加工を実行させるための加工処理用プログラムであり、
前記作成プログラムは、前記プログラム作成装置に、
被加工板材により形成される板金製品がクロージング形状を有する曲げ加工品であるか否かを判定する判定処理と、
前記板金製品がクロージング形状の曲げ加工品であると判定した場合に、前記被加工板材における複数の折り曲げ部位のうち最後に折り曲げる部位に対し、前記深溝形成処理及び前記浅溝形成処理を割り当てる割り当て処理と
を実行させる
ことを特徴とする加工処理用プログラムの作成プログラム。
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JP2018029098A JP6966955B2 (ja) | 2018-02-21 | 2018-02-21 | 切削加工方法、曲げ加工品の製造方法、被加工板材、加工処理用プログラム及び加工処理用プログラムの作成プログラム |
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