JP6966758B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関するものである。
従来、所定の始動口に遊技球が入球することで、閉状態から開状態に切り替わる開閉手段を有する入賞手段が設けられた遊技機が知られている。例えば、特許文献1に開示される遊技機は、大入賞口を開閉する開閉部材を有する入賞装置と、遊技球の通過により開閉部材を開閉させる複数の始動領域と、を備えている。特許文献2に開示される遊技機は、7セグメントのLEDから成る小デジタルとしての副可変表示手段と、球の通過を検知したときに副可変表示手段での画面遊技が開始されるスルーチャッカーと、副可変表示手段で実行された画面遊技で小当たりが出たとき(「7」などの特定の数字図柄が確定表示されたとき)に開放される小可変入賞口と、を備えている。
特開2004−357934号公報 特開平10−230055号公報
しかしながら、特許文献1の遊技機では、始動領域として、遊技球が通過すると0.8秒間ずつの開放時間で2回開閉部材を開放させるものと、遊技球が通過すると0.5秒間の開放時間で1回のみ開閉部材を開放させるものと、が存在している。このように、始動領域への1回の入賞に対する開閉部材の開放時間及び開閉回数が予め決められており、予測可能な単純な開放動作が行われるため、遊技者が楽しむ要素がなかった。
特許文献2の遊技機においては、副可変表示手段で実行された画面遊技で小当たりが出たときに、小可変入賞口が所定時間開く構成である。このような遊技機では、小可変入賞口の開放パターンが一定であるため、遊技者に飽きられ易く、面白みに欠けていた。以上のように、特許文献1,2のような構成では、遊技者に単調感や飽き等を覚えさせてしまい、遊技に対する興味が持続し難く、興趣が低下してしまう虞があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、遊技者の興趣を向上させ得る遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、
遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤に、遊技球の入球が容易又は可能な開状態と遊技球の入球が困難又は不能な閉状態とに切り替わる開閉手段を有する電動可変入賞手段を備えた遊技機であって、
遊技球が通過する通過孔と、前記通過孔を通過した遊技球を検出する第1検出手段と、を有する作動ゲートと、
前記第1検出手段によって前記通過孔を通過した遊技球が検出された場合に、前記開閉手段が前記閉状態から前記開状態へ切り替わる開放回数、又は前記開閉手段が前記閉状態から前記開状態へ切り替えられた時に前記開状態を維持する開放時間に関する予め決められた変動パターンを抽選により決定する抽選手段と、
遊技球が入球する入球口と、前記入球口に入球した遊技球を検出する第2検出手段を有する作動口と、
前記第1検出手段によって前記通過孔を通過した遊技球が検出された後、所定時間内に前記第2検出手段によって前記入球口に入球した遊技球が検出された場合に、前記抽選手段によって決定された前記変動パターンに応じて前記開閉手段を前記閉状態から前記開状態へ切り替えるように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の遊技機は、遊技球が作動ゲートを通過したことを第1検出手段によって検出されることを条件として、電動可変入賞手段が有する開閉手段の開放回数、又は開放時間に関する変動パターンを抽選して決定することができる。そして、第1検出手段による遊技給の検出後、遊技球が作動口に入球したことを第2検出手段によって検出されることを条件として、抽選で決定した変動パターンに基づいて開閉手段を開閉させることができる。そのため、従来のように開閉手段の開放回数又は開放時間が予め決められている構成と比べて、遊技者に単調感や飽き等を覚えさせることなく遊技に対する興味を持続させることができる。そのため、遊技者にスリルと興奮を与えて、興趣の向上を図ることができる。
本発明の遊技機は、抽選手段によって決定された抽選結果を報知する報知手段を備えてもよい。
このように、決定された開閉手段の開放回数又は開放時間に関する変動パターンを報知することで、抽選結果に基づいて開閉手段の開放回数又は開放時間が変動することを遊技者に認識させることができる。遊技者は、開閉手段に関する抽選結果を認識することで、変動パターンの抽選を楽しむことができる。
本発明の遊技機は、電動可変入賞手段が、報知手段を備えてもよい。
このように、報知手段が電動可変入賞手段に設けられることで、報知手段によって報知される抽選結果が電動可変入賞手段に関連するものであることを分かり易くすることができる。そのため、報知手段が設けられる場所である電動可変入賞手段に遊技者の興味を惹き付けることができる。
本発明の遊技機は、報知手段が、第1検出手段によって通過孔を通過した遊技球が検出された後、所定時間内に第2検出手段によって入球口に入球した遊技球が検出された場合に、抽選手段によって決定された抽選結果を報知してもよい。
このように、遊技球が作動口の入球口に入球して抽選結果の実行(変動パターンに応じた開閉手段の開閉動作の開始)が確実に行われることになった後に、抽選結果を報知することができる。そのため、遊技球が作動ゲートを通過するが所定時間内に作動口には入球せず、開閉手段の変動パターンが抽選で決定しても抽選結果が実行されないような場合に、報知を行わないようにすることができる。
本発明の遊技機は、作動口が、作動ゲートの下方において、作動ゲートとの間を遊技球が通過可能に配置されていてもよい。
このような構成により、作動ゲートを通過した遊技球が作動口に入球せずに、作動ゲートと作動口の間を通り抜けることもあり、遊技者は安心することなく緊張感を持った状態で遊技を楽しむことができる。
本発明の遊技機は、作動ゲート、作動口、及び電動可変入賞手段は、ユニット化されて遊技盤に一体的に組み付けられていてもよい。
このように、抽選手段による抽選結果を実現するための構成(作動ゲート、作動口、電動可変入賞手段)をユニット化することで、遊技盤への取付けを容易にでき、一体感を生じさせて遊技者の興味を惹き付け易くすることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る遊技機を例示する正面図である。 図2(A)は、図1の作動ゲートの側断面図であり、図2(B)は、作動口の側断面図であり、図2(C)は、電動可変入賞装置の側断面図である。 図3は、図1の遊技機の電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 図4は、図3の主制御部で実行される制御の流れを示すフローチャートである。 図5は、本発明の第2実施形態に係る遊技機の抽選ユニットを例示する正面図である。
[第1実施形態]
以下、第1実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図1は、第1実施形態に係る遊技機を例示する正面図であり、まず、図1を参照して遊技機1の全体構成を概説する。
(遊技機の全体構成)
図1に示す遊技機1は、いわゆるパチンコ機として構成されており、遊技者側に配される前面枠2に形成された窓部3に透明板(ガラス板等)が配置されている。また、透明板の後方(奥側)には、遊技盤4が配置され、この遊技盤4上にガイドレール等によって区画された遊技領域4a(遊技球が流下可能な領域)が形成され、遊技者が透明板を介して遊技領域4aを視認できるように構成されている。遊技領域4aの中央付近には、各種表示を行い得る液晶表示部5が設けられ、液晶表示部5の上方には、セグメント表示器32を備える報知手段30が設けられている。液晶表示部5の左方には、作動ゲート10が設けられ、液晶表示部5の下方には、作動口20が設けられている。作動口20の下方には、電動可変入賞装置40が設けられ、作動口20の右方には、アタッカーとして構成される入賞装置6が設けられている。また、窓部3の下方には、遊技球を受ける遊技球受皿7が設けられており、この遊技球受皿7の右側下方には回転操作によって球を打ち出す発射ハンドル8が設けられている。電動可変入賞装置40は、液晶表示部5の図柄を変動させる始動口であり、液晶表示部5の図柄が「777」等の所定図柄に表示されると、入賞装置6が開放し大量の入賞球が獲得できる「大当り」となる。
なお、本明細書では、遊技盤4の前面(盤面)と直交する方向を前後方向とし、遊技盤4の前面(盤面)に対し遊技者が位置するべき側を前方側、それとは反対側(即ち、遊技機1奥側)を後方側とする。また、遊技領域4aを遊技球が流下する方向(鉛直方向)を上下方向とする。また、上記「前後方向」及び「上下方向」と直交する方向を左右方向とし、遊技機1前方側から見て左側を左方向、右側を右方向とする。
(遊技機の詳細構成)
次に、図1、図2を参照して、第1実施形態に係る遊技機1の詳細構成について説明する。
遊技機1は、電動可変入賞装置40の開閉部材45の開放回数又は開放時間に関する変動パターンを抽選により決定して実行する抽選機能を有する構成である。このような機能を実現するために、遊技機1は、図1に示すように、主に作動ゲート10と、作動口20と、報知手段30と、電動可変入賞装置(本発明の「電動可変入賞手段」に相当)40と、主制御部50(図3参照)と、を備えている。以下、遊技機1の抽選機能を実現する各構成要素について詳しく説明する。
作動ゲート10は、遊技領域4aを流下する遊技球を通過させて、通過した遊技球を検出するように機能する。作動ゲート10は、図2(A)に示すように、遊技盤4に組み付けられて遊技領域4a上でゲート状(門状)となるように形成されている。作動ゲート10は、遊技球が通過する通過孔11と、通過孔11を通過した遊技球を検出する球検出スイッチ(本発明の「第1検出手段」に相当)12と、を備えている。通過孔11は、遊技領域4aの前方で上下方向に貫通するように配置され、遊技球が上方から進入するようになっている。球検出スイッチ12は、例えば公知の近接センサとして構成され、通過孔11に進入した遊技球が通過する検出孔12aを備え、遊技球が検出孔12a内を通過したときに検出信号を発する。
作動口20は、遊技領域4aを流下する遊技球を入球させて、入球した遊技球を検出するように機能する。作動口20は、図2(B)に示すように、遊技盤4に組み付けられて遊技領域4a上で入賞口を形成する。作動口20は、遊技球が進入する入球口21と、入球口21に進入した遊技球を後方へ誘導する誘導路22と、球検出スイッチ(本発明の「第2検出手段」に相当)23と、を備えている。入球口21は、遊技領域4aの前方で上方に開放され、遊技球が上方から進入するようになっている。球検出スイッチ23は、例えば公知の近接センサとして構成され、入球口21に入球し誘導路22で導かれた遊技球が通過する検出孔23aを備え、遊技球が検出孔23a内を通過したときに検出信号を発する。
報知手段30は、遊技機1で行われる後述する電動可変入賞装置40の開閉部材45の開閉状態の変動パターンに関する抽選結果を報知するように機能する。報知手段30は、図1に示すように、セグメント表示器32を備えている。セグメント表示器32は、例えばLED等によって構成される7つのセグメントを備え、所定のセグメントを光らせることによって0から9までの数字を表示する。
電動可変入賞装置40は、いわゆる電動チューリップとして構成されており、図2(C)に示すように、主として、筐体41と、ソレノイド42と、伝達機構としての第1リンク部材43及び第2リンク部材44と、一対の開閉部材(本発明の「開閉手段」に相当)45,45と、球検出スイッチ46と、を備えている。そして、一対の開閉部材45,45の間を入賞口40aとしている。
筐体41は、図2(C)に示すように、ソレノイド42、第1リンク部材43、及び第2リンク部材44を収容し、遊技盤4に固定される筐本体41aと、筐本体41aの前側に設けられ、一対の開閉部材45,45が支持されて遊技球を上方から受け入れる入賞枠体41bとで構成されている。筐本体41aの内部には、入賞枠体41bから後方且つ下方へと続く誘導路41cが形成されている。
ソレノイド42は、図2(C)に示すように、通電可能なコイルを有するコイル部42aと、コイル部42aの通電状態に応じて前後方向に往復動するプランジャ42bと、を備えている。コイル部42aが通電せず非励磁状態になるとき、プランジャ42bの周囲に巻き回されたばね部材(図示略)によってプランジャ42bの先端部がコイル部42aから離間するように付勢され、プランジャ42bは、図2(C)に示す所定の突出位置に維持される。コイル部42aが通電して励磁状態のときには、プランジャ42bがコイル部42a内に引き込まれ、プランジャ42bは突出位置のときよりも前方への突出量が小さくなる状態(没入位置)で維持される。
第1リンク部材43は、図2(C)に示すように、回動中心となる回動軸部43aと、ソレノイド42から作用を受ける被作用部43bと、第2リンク部材44に作用を及ぼす長孔状の作用部43cと、を備えている。第1リンク部材43は、被作用部43bがプランジャ42bの先端部から作用を受けると、回動軸部43aを中心にして前方(図2(C)では時計回り方向)に向かって回動し、後方位置から前方位置に変位する。
第2リンク部材44は、図2(C)に示すように、回動中心となる回動軸部44aと、第1リンク部材43から作用を受ける被作用部44bと、開閉部材45に作用を及ぼす作用部44cと、を備えている。第2リンク部材44は、被作用部44bが第1リンク部材43の作用部43cから作用を受けると、回動軸部44aを中心にして上方(図2(C)では時計回り方向)に向かって回動し、下方位置から上方位置に変位する。
開閉部材45は、図2(C)に示すように、遊技盤4の盤面と直交する回動軸45a(図5参照)を中心として回動するように、入賞枠体41bに支持されている。開閉部材45は、第2リンク部材44の作用部44cから作用を受ける被作用部45bを備えている。開閉部材45は、第2リンク部材44の作用部44cからの作用を受けて、遊技球の入球が容易な開状態と遊技球の入球が困難な閉状態とに切り替わる。
球検出スイッチ46は、例えば公知の近接センサとして構成され、誘導路41cを流下する遊技球が通過する検出孔46aを備えている。球検出スイッチ46は、遊技球が検出孔46a内を通過したときに検出信号を発する。
図2(C)に示すようにプランジャ42bが突出位置にあるときには、第1リンク部材43が前方位置に維持される。第2リンク部材44は、第1リンク部材43から作用を受けて、下方位置に維持される。開閉部材45は、第2リンク部材44から作用を受けて、起立して閉状態に維持され、入賞口40aは、遊技球の入球が困難な状態になる。図2(C)に示す状態から、コイル部42aに通電して励磁状態になると、プランジャ42bが没入位置に変位するときには、第1リンク部材43が後方位置に変位し、第2リンク部材44は、第1リンク部材43から作用を受けて、上方位置に変位する。開閉部材45は、第2リンク部材44から作用を受けて、図1の破線で示すように、開状態に変化する。このとき、入賞口40aへの遊技球の入球が容易になる。また、プランジャ42bが没入位置から突出位置に再び戻ると、第1リンク部材43が前方位置に変位する。第2リンク部材44は、第1リンク部材43から作用を受けて、下方位置に変位する。開閉部材45は、第2リンク部材44から作用を受けて、閉状態に変化する。このとき、入賞口40aへの遊技球の入球が困難になる。
(主制御部の詳細構成)
次に、図3を参照して、遊技機1が備える主制御部50の詳細構成について説明する。
主制御部50は、公知のコンピュータとして構成され、遊技機1全体を制御し、CPU、メモリ、システムバス、入出力インタフェース等を有し、情報処理装置として機能する。主制御部50には、球検出スイッチ12、球検出スイッチ23、セグメント表示器32、及びソレノイド42等が接続されている。セグメント表示器32、及びソレノイド42は、主制御部50によって制御される構成をなしており、それぞれ、主制御部50からの指令を受けて動作する。主制御部50は、遊技球を検出した球検出スイッチ12、及び球検出スイッチ23から検出信号を受信する。
主制御部50には、図3に示すように、制御手段51、抽選手段52、タイマ53の各機能が含まれている。主制御部50で実行される各機能は、CPU等によるソフトウェア処理によって実現されてもよく、ハードウェア回路によって実現されてもよい。各機能は別々の装置によって実現されてもよく、共通の装置によって実現されてもよい。
抽選手段52は、球検出スイッチ12によって通過孔11を通過した遊技球が検出された場合に、開閉部材45が閉状態から開状態へ切り替わる開放回数、又は開閉部材45が閉状態から開状態へ切り替えられた時に開状態を維持する開放時間に関する予め決められた変動パターンを抽選により決定する機能を有する部分である。抽選手段52には、開閉部材45の開放回数の複数種類のパターン、開閉部材45の開放時間の複数種類のパターン、開放回数の1つのパターン及び開放時間の1つのパターンを組み合わせた複数の変動パターン等が予めメモリに記憶されている。抽選手段52は、メモリに記憶された変動パターンを抽選により決定する。
タイマ53は、公知の計時機能を有する部分であり、球検出スイッチ12によって通過孔11を通過した遊技球が検出された場合に、遊技球の検出時点からの経過時間を計測する。
制御手段51は、球検出スイッチ12によって通過孔11を通過した遊技球が検出され後、所定時間内に球検出スイッチ23によって入球口21に入球した遊技球が検出された場合に、抽選手段52によって決定された変動パターンに応じて開閉部材45を閉状態から開状態へ切り替えるように制御する機能を有する部分である。具体的には、制御手段51は、抽選手段52の抽選によって決定した開放回数及び開放時間を組み合わせた変動パターンに基づいて、開閉部材45の開閉動作を制御する。「所定時間」は、予めメモリに記憶されている。制御手段51は、球検出スイッチ23による遊技球の検出時点が、球検出スイッチ12による遊技球の検出時点から所定時間内であるか否かを、メモリに記憶された「所定時間」に基づいて判定する。
(主制御部の処理)
次に、図4を参照して、主制御部50で実行される制御の流れを説明する。図4は、主制御部50で実行される制御の流れを示すフローチャートである。
主制御部50は、遊技球が作動ゲート10を通過したか否か判定する(ステップS1)。そして、主制御部50は、S1で遊技球が作動ゲート10を通過していないと判定した場合、Noに進み、図4の処理を終了させるが、遊技球が作動ゲート10を通過したと判定するまでステップS1の処理を繰り返し行う。一方で、主制御部50は、ステップS1で遊技球が作動ゲート10を通過したと判定した場合、Yesに進み、処理をステップS2に進める。
ステップS2では、主制御部50は、開閉部材45の開放回数及び開放時間を組み合わせた変動パターンを抽選により決定する。ここで、メモリには、例えば開閉部材45の開放回数として1回、2回、3回等が記憶されており、開閉部材45の開放時間として0.5秒、1秒、1.5秒等が記憶されている。主制御部50は、メモリに記憶された開放回数及び開放時間の中からそれぞれ1つのパターンを抽選で選択し、選択した開放回数及び開放時間を組み合わせた変動パターンを決定する。なお、主制御部50が、メモリに記憶された開放回数の1つのパターン及び開放時間の1つのパターンを組み合わせた複数の変動パターンの中から1つの変動パターンを抽選で決定する構成であってもよい。
ステップS2の後、主制御部50は、遊技球が作動口20に入球したか否か判定する(ステップS3)。主制御部50は、ステップS3で遊技球が作動口20に入球していないと判定した場合、Noに進み、図4の処理を終了させ、再びステップS1の処理を行う。一方で、主制御部50は、ステップS3で遊技球が作動口20に入球したと判定した場合、Yesに進み、処理をステップS4に進める。
ステップS4では、主制御部50は、球検出スイッチ12によって通過孔11を通過した遊技球が検出され後、所定時間内に球検出スイッチ23によって入球口21に入球した遊技球が検出されたか否か判定する。ここで、「所定時間」は、予めメモリに記憶されており、例えば2秒等である。主制御部50は、S4で、球検出スイッチ23の検出時点が球検出スイッチ12による検出時点からタイマ53で計測された時間が所定時間内ではないと判定した場合、Noに進み、図4の処理を終了させ、再びステップS1の処理を行う。一方で、主制御部50は、ステップS4で、球検出スイッチ23による検出時点が球検出スイッチ12による検出時点からタイマ53で計測された時間が所定時間内であると判定した場合、Yesに進み、処理をステップS5に進める。
主制御部50は、ステップS2で決定された抽選結果を、報知手段30を介して報知する(ステップS5)。具体的には、主制御部50は、ステップS2で決定された開閉部材45の開閉動作の変動パターンに関する数字を、セグメント表示器32に表示させる。例えば、主制御部50は、ステップS2で決定した開放回数(例えば2回)を、セグメント表示器32に数字(例えば2)で表示させる。遊技者は、セグメント表示器32を見ることによって抽選結果を認識することができ、変動パターンの抽選を楽しむことができる。なお、セグメント表示器32に表示される数字を、残り開放回数を示すようにカウントダウン表示させてもよい。その他にも、主制御部50は、例えば、ステップS2で決定した開放時間(例えば3秒)を、セグメント表示器32に数字(例えば3)で表示させてもよい。なお、セグメント表示器32に表示される数字を、残り開放時間を示すようにカウントダウン表示(3秒、2秒、1秒の順に表示)させてもよい。
ステップS5の処理(報知処理)は、球検出スイッチ23による検出時点が球検出スイッチ12による検出時点から所定時間内である場合(ステップS4でYesに進む場合)に行われる。そのため、抽選結果の実行(変動パターンに応じた開閉部材45の開閉動作の開始)が確実に行われることになった後(ステップS6の処理を行うことが明らかになった後)に抽選結果が報知されることになる。これにより、遊技球が作動ゲート10を通過するが作動口20には入球せず、開閉部材45の変動パターンが抽選で決定しても抽選結果が実行されないような場合に、報知を行わないようにすることができる。
主制御部50は、ステップS5の後、ステップS2で決定された抽選結果(変動パターン)に基づいて電動可変入賞装置40の開閉部材45を開閉動作させる(ステップS6)。具体的には、主制御部50は、ステップS2で決定された変動パターンに含まれる開放回数及び開放時間で開閉部材45を開閉動作させる。例えば、主制御部50は、ステップS2で決定した開放回数が2回であり、且つ開放時間が1秒であれば、開閉部材45を開状態が1秒間維持されるように閉状態から開状態に2回繰り返し変化させる。このような構成により、遊技者は、開閉部材45の開放回数及び開放時間が抽選によって変動することを楽しむことができ、遊技に対する興味を持続させることができる。
(第1実施形態の主な効果)
本第1実施形態の遊技機1は、遊技球が作動ゲート10を通過したことを球検出スイッチ12によって検出されることを条件として、電動可変入賞装置40が有する開閉部材45の開放回数、又は開放時間に関する変動パターンを抽選して決定することができる。そして、球検出スイッチ12による遊技給の検出後、遊技球が作動口20に入球したことを球検出スイッチ23によって検出されることを条件として、抽選で決定した変動パターンに基づいて開閉部材45を開閉させることができる。そのため、従来のように開閉部材45の開放回数又は開放時間が予め決められている構成と比べて、遊技者に単調感や飽き等を覚えさせることなく遊技に対する興味を持続させることができる。そのため、遊技者にスリルと興奮を与えて、興趣の向上を図ることができる。
本第1実施形態の遊技機1は、抽選手段52によって決定された抽選結果を報知する報知手段30を備えている。
このように、決定された開閉部材45の開放回数又は開放時間に関する変動パターンを報知することで、抽選結果に基づいて開閉部材45の開放回数又は開放時間が変動することを遊技者に認識させることができる。遊技者は、開閉部材45に関する抽選結果を認識することで、変動パターンの抽選を楽しむことができる。
本第1実施形態の遊技機1は、報知手段30が、球検出スイッチ12によって通過孔11を通過した遊技球が検出された後、所定時間内に球検出スイッチ23によって作動口20に入球した遊技球が検出された場合に、抽選手段52によって決定された抽選結果を報知する。
このように、遊技球が作動口20に入球して抽選結果の実行(変動パターンに応じた開閉部材45の開閉動作の開始)が確実に行われることになった後に、抽選結果を報知することができる。そのため、遊技球が作動ゲート10を通過するが所定時間内に作動口20には入球せず、開閉部材45の変動パターンが抽選で決定しても抽選結果が実行されないような場合に、報知を行わないようにすることができる。
[第2実施形態]
本発明に係る遊技機1を具現化した第2実施形態について、図5等を参照して説明する。第2実施形態は、作動ゲート10、作動口20、報知手段30及び電動可変入賞装置40がユニット化されて遊技盤4に一体的に組み付けられている点が第1実施形態と異なり、それ以外の構成等(主制御部50の構成及び制御方法等)は第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態と同様の部分については第1実施形態と同一の符号を付し、適宜、図1〜4を参照し、詳細な説明は省略する。
(遊技機の詳細構成)
図5は、第2実施形態に係る遊技機1の抽選ユニット60を例示する正面図である。遊技機1は、図1に示す作動ゲート10、作動口20、報知手段30及び電動可変入賞装置40が、図5に示す抽選ユニット60として設けられている。抽選ユニット60は、図5に示すように、作動ゲート10と、作動口20と、報知手段30と、電動可変入賞装置40と、を台板部材62に備えている。抽選ユニット60は、例えば遊技盤4における液晶表示部5の下方に設けられる。
台板部材62は、図5に示すように、上下方向に長い板状に形成され、作動ゲート10、作動口20の近傍に、遊技球の流下を変化させるピン状の障害部材63が一体的に設けられている。台板部材62は、板面が遊技盤4の盤面に平行になるように遊技盤4に固定される。作動ゲート10は、台板部材62の上側部分に、遊技球が上方から進入するように組み付けられている。作動口20は、台板部材62における作動ゲート10の下方において、遊技球が上方から進入するように組み付けられている。作動口20は、作動ゲート10との間を遊技球が通過可能に配置されており、作動ゲート10を通過した遊技球は作動口20に入球し易くなっているが、遊技球が作動口20に入球せずに、作動ゲート10と作動口20の間を通り抜け得るように形成されている。また、電動可変入賞装置40は、台板部材62における作動口20の下方において、入賞口40aに遊技球が上方から進入するように組み付けられている。
報知手段30は、図5に示すように、電動可変入賞装置40に設けられている。具体的には、報知手段30は、セグメント表示器32が電動可変入賞装置40の入賞枠体41bの前面に露出するように設けられている。
(第2実施形態の主な効果)
本第2実施形態の遊技機1は、電動可変入賞装置40が、報知手段30を備えている。
このように、報知手段30が電動可変入賞装置40に設けられることで、報知手段30によって報知される抽選結果が電動可変入賞装置40に関連するものであることを分かり易くすることができる。そのため、報知手段30が設けられる場所である電動可変入賞装置40に遊技者の興味を惹き付けることができる。
本第2実施形態の遊技機1は、作動口20が、作動ゲート10の下方において、作動ゲート10との間を遊技球が通過可能に配置されている。
このような構成により、作動ゲート10を通過した遊技球が作動口20に入球せずに、作動ゲート10と作動口20の間を通り抜けることもあり、遊技者は安心することなく緊張感を持った状態で遊技を楽しむことができる。
本第2実施形態の遊技機1は、作動ゲート10、作動口20、及び電動可変入賞装置40は、ユニット化されて遊技盤4に一体的に組み付けられている。
このように、抽選手段52による抽選結果を実現するための構成(作動ゲート10、作動口20、電動可変入賞装置40)をユニット化することで、遊技盤4への取付けを容易にでき、一体感を生じさせて遊技者の興味を惹き付け易くすることができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上述した実施形態では、抽選によって開閉動作の変動パターンを決定する対象を、いわゆる電動チューリップとして構成される電動可変入賞装置40の開閉部材45とした。このような構成以外にも、例えば、所謂「羽根物」と言われる変動入賞装置にも適用可能であり、開閉動作し得る開閉部材を備える構成であれば、役物等の様々な装置に適用できる。また、開閉部材45は一対に限定されることなく、1つの開閉部材を開閉させる電動可変入賞装置であってもよい。さらに、開閉部材は回動式に限定されず、スライド式であってもよい。
上述した実施形態では、開閉部材45が、開状態で遊技球の入球が容易になり、閉状態で遊技球の入球が困難になる構成を示したが、開状態で遊技球の入球が可能になり、閉状態で入賞口に遊技球が入らない完全閉鎖状態になる構成であってもよい。
上述した実施形態では、主制御部50が、メモリに記憶された開放回数及び開放時間の中からそれぞれ1つのパターンを組み合わせた変動パターンを決定し、実行する構成を示した。このような構成以外にも、主制御部50は、メモリに記憶された開放回数及び開放時間のうち一方のパターンを抽選で決定し、実行する構成であってもよい。
上述した実施形態では、報知手段30が、7セグメントとして構成されるセグメント表示器32を備える構成を示したが、それ以外の構成であってもよい。例えば、報知手段30は、セグメント表示器32の代わりに、又はセグメント表示器32とともに、点灯する個数によって所定の回数を表す複数のLEDを備える構成であってもよい。具体的には、残り開放回数分に相当する数のLEDを点灯させ、カウントダウン表示(例えば3個点灯、2個点灯、1個点灯の順に表示)させてもよい。
1…遊技機
4…遊技盤
4a…遊技領域
10…作動ゲート
11…通過孔
12…球検出スイッチ(第1検出手段)
20…作動口
21…入球口
23…球検出スイッチ(第2検出手段)
30…報知手段
32…セグメント表示器(報知手段)
40…電動可変入賞装置(電動可変入賞手段)
45…開閉部材(開閉手段)
51…制御手段
52…抽選手段
60…抽選ユニット

Claims (6)

  1. 遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤に、遊技球の入球が容易又は可能な開状態と遊技球の入球が困難又は不能な閉状態とに切り替わる開閉手段を有する電動可変入賞手段を備えた遊技機であって、
    遊技球が通過する通過孔と、前記通過孔を通過した遊技球を検出する第1検出手段と、を有する作動ゲートと、
    前記第1検出手段によって前記通過孔を通過した遊技球が検出された場合に、前記開閉手段が前記閉状態から前記開状態へ切り替わる開放回数、又は前記開閉手段が前記閉状態から前記開状態へ切り替えられた時に前記開状態を維持する開放時間に関する予め決められた変動パターンを抽選により決定する抽選手段と、
    前記作動ゲートの下方において、前記作動ゲートを通過した遊技球が上方から進入するように配置され、遊技球が入球する入球口と、前記入球口に入球した遊技球を検出する第2検出手段を有する作動口と、
    前記第1検出手段によって前記通過孔を通過した遊技球が検出された時点から、前記第2検出手段によって前記入球口に入球した遊技球が検出された時点までが所定時間内であると判定された場合に、前記抽選手段によって決定された前記変動パターンに応じて前記開閉手段を前記閉状態から前記開状態へ切り替えるように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記抽選手段によって決定された抽選結果を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記電動可変入賞手段は、前記報知手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記報知手段は、前記第1検出手段によって前記通過孔を通過した遊技球が検出された後、所定時間内に前記第2検出手段によって前記入球口に入球した遊技球が検出された場合に、前記抽選手段によって決定された抽選結果を報知することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記作動口は、前記作動ゲートの下方において、前記作動ゲートとの間を遊技球が通過可能に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
  6. 前記作動ゲート、前記作動口、及び前記電動可変入賞手段は、ユニット化されて前記遊技盤に一体的に組み付けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の遊技機。
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