JP6966714B2 - 液体劣化判定装置及び油圧ユニット - Google Patents

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Description

本開示は、液体劣化判定装置及び油圧ユニットに関する。
従来の液体劣化判定装置としては、潤滑油に対し検出光を出射する発光素子と、潤滑油を透過した検出光の色情報を表す検出値を取得する受光素子とを備えるものがある(特許文献1参照)。この液体劣化判定装置は、検出値から明度又は色成分最大差を算出して、明度又は色成分最大差の時間変化から潤滑油の劣化の判定を行う判定部を備える。
国際公開第2015/060457号
しかし、上記従来の液体劣化判定装置では、明度又は色成分最大差の時間変化から潤滑油の劣化の判定を行うため、明度又は色成分最大差を連続的に記録する必要があり、判定部の構成が複雑になるという問題がある。
本開示は、簡単な構成で液体の劣化を判定できる液体劣化判定装置を提案する。
本開示の一態様に係る液体劣化判定装置は、液体が収容された機器に取り付け可能な液体劣化判定装置であって、
液体を透過した検出光又は液体により反射された検出光を受光する受光部と、
液体の劣化の程度を判定する判定部と
を備え、
上記受光部は、上記機器からの液体が導入され透光性を有する収容部の外部に取り付け可能であり、
上記受光部は、液体を透過した検出光又は液体により反射された検出光に含まれる第1色の光量を表す第1検出値と、液体を透過した検出光に含まれ、上記第1色と異なる第2色の光量を表す第2検出値とを出力し、
上記判定部は、上記機器が運転状態であることを判定したときに、上記第1検出値に対する上記第2検出値の割合により、液体の劣化の程度を判定することを特徴とする。

本開示によれば、液体を透過した検出光又は液体により反射された検出光の光量を表す検出値を連続的に検出することなく、簡単な構成で液体の劣化の程度を判定できる。
一実施形態の液体劣化判定装置は、液体に検出光を出射する発光部を備え、
上記受光部は、上記発光部から出射され、液体を通過した検出光又は液体により反射された検出光を受光する。
一実施形態の液体劣化判定装置では、
上記受光部は、液体を透過した検出光又は液体により反射された検出光に含まれ、上記第1色及び上記第2色と異なる第3色の光量を表す第3検出値を出力し、
上記判定部は、上記第1検出値に対する上記第2検出値の割合及び上記第1検出値に対する上記第3検出値の割合により、液体の劣化の程度を判定する。
一実施形態の液体劣化判定装置では、上記第1色と、上記第2色と、上記第3色とは、それぞれ赤色、緑色、又は青色のいずれかの色である。
一実施形態の液体劣化判定装置では、上記第1色は、赤色である。
本開示の他の態様では、上述の液体劣化判定装置を有する油圧ユニットを提供する。
本開示の第1実施形態に係る油圧ユニットの斜視図である。 第1実施形態に係る液体センサの正面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 第1実施形態に係る液体センサのブロック図である。 第1実施形態に係る液体センサが検出する検出値と作動油のASTM色との関係を示す図である。 第1実施形態に係る液体センサが検出する検出値の割合と作動油のASTM色との関係を示す図である。 第1実施形態の比較例に係る色差とASTM色との関係を示す図である。 本開示の第2実施形態に係る液体センサが検出する検出値の割合と作動油のASTM色との関係を示す図である。 本開示の第3実施形態に係る液体センサが検出する検出値の割合と作動油のASTM色との関係を示す図である。 本開示の第4実施形態に係る油圧ユニットの模式的な斜視図である。 本開示の第6実施形態に係る液体センサの正面図である。
以下、添付図面を参照して、本開示の実施形態に係る液体センサ及び油圧ユニットを説明する。
[第1実施形態]
図1は、本開示の第1実施形態に係る油圧ユニット1の斜視図である。本実施形態の油圧ユニット1は、工作機械などの外部機器に作動油を供給する。
図1を参照すると、油圧ユニット1は、作動油を収容する作動油タンク10と、作動油タンク10の上部に取り付けられた架台11とを備える。油圧ユニット1は、油圧ポンプ(図示せず)と、油圧ポンプを駆動するモータ(図示せず)と、油圧ポンプから吐出された作動油を冷却するオイルクーラ12と、モータを制御するコントローラ13とを備える。油圧ポンプと、モータと、オイルクーラ12と、コントローラ13とは、架台11に載置されており、作動油タンク10は、架台11の下方に配置されている。また、油圧ユニット1は、モータとオイルクーラ12とに冷却空気を供給する冷却ファン14を備える。本実施形態に係る油圧ユニット1の構造は一例であり、これに限定されない。
作動油タンク10の金属製の側面10aには、作動油タンク10内に収容された作動油の量を外部から確認するための液面計20が取り付けられている。液面計20が作動油タンク10の側面10aに取り付けられているので、ユーザは作動油タンク10内に収容された作動油の量を目視によって確認しやすい。また、液面計20の外部には、液体(本実施形態では作動油)の劣化の程度を判定する液体センサ30が取り付けられている。本実施形態に係る液体センサ30は、本開示に係る液体劣化判定装置の一例である。
図2は、本実施形態に係る液面計20及び液体センサ30を示す模式的な正面図である。図3は、図2のIII−III線に沿った模式的な断面図である。図3において、液体センサ30の内部の詳細な構造の図示は省略している。図2及び図3において、図1と同一の構成要素には、図1と同一の参照符号を付している。
図2及び図3を参照すると、本実施形態の液面計20は、作動油タンク10内に収容された作動油の油面を確認するための油面計である。本実施形態の液面計20は、透明なアクリル樹脂からなる液面計本体21と、液面計本体21を作動油タンク10に固定するための2本のボルト22A,22Bとを備える。本実施形態に係る液面計20は、本開示に係る液体(本実施形態では、作動油)が導入され透光性を有する管状の部材である。
本実施形態の液面計本体21は、略直方体状であり、長手方向が上下方向に沿って延びるように、作動油タンク10に取り付けられている。液面計本体21は、中空である。具体的には、液面計本体21は、液面計本体21の内部に長手方向に延びるように形成された空間である中空部21aを有する。液面計本体21の中空部21aには、作動油タンク10内に収容された作動油の量に応じて、作動油が導入される。ユーザは、液面計本体21の中空部21aに導入された作動油の油面を目視することで、作動油タンク10内に収容された作動油の量を確認できる。液面計本体21には、作動油の油面の許容範囲の上限を示す上限ラインHLと、作動油の油面の許容範囲の下限を示す下限ラインLLとが設けられている。
本実施形態のボルト22A,22Bは、金属からなる。図3に示すように、ボルト22A,22Bは、先端部22aから頭部22bに向かって軸方向に延びる導通部22cをそれぞれ備える。導通部22cは、軸方向のボルト22A,22Bの頭部22b側の端部において、径方向に開口している。言い換えれば、ボルト22A,22Bは、所謂穴あきボルトである。ボルト22A,22Bの導通部22cは、ボルト22A,22Bが液面計本体21を作動油タンク10に固定した状態で、作動油タンク10の内部空間と、液面計本体21の中空部21aとを流体的に接続している。言い換えれば、作動油タンク10の内部空間と、液面計本体21の中空部21aと、ボルト22A,22Bの導通部22cとは、連通している。
図3に示す状態では、ボルト22Bの導通部22cは、先端部22aにおいて、作動油タンク10内に溜まった作動油の領域に開口している。このとき、作動油は、作動油タンク10から、ボルト22Bの導通部22cを介して、液面計本体21の中空部21aに導入されている。また、ボルト22Bの導通部22cは、作動油によって満たされている。
図3に示すように、液面計本体21に導入された作動油の油面の高さと、作動油タンク10に収容された作動油の油面の高さとは、一致している。これにより、ユーザは、液面計本体21の中空部21aに導入された作動油の油面を目視することで、作動油タンク10内に収容された作動油の量を確認できる。
本実施形態の液体センサ30は、作動油タンク10内に収容された作動油の劣化の程度を検出するためのセンサである。より具体的には、液体センサ30は、透過型のカラーセンサである。図2に示すように、本実施形態の液体センサ30は、U字形のケーシング31と、検出光を出射する発光部32と、発光部32から出射された検出光を受光する受光部33とを備える。発光部32と受光部33とは、互いに対向するように、ケーシング31と一体に設けられている。具体的には、発光部32と受光部33とは、発光部32の光軸と受光部33の光軸とが一致するように、ケーシング31と一体に設けられている。
液体センサ30は、発光部32と受光部33とが液面計本体21を挟んで対向するように、液面計本体21に取り付けられる。また、液体センサ30は、発光部32と受光部33の高さ位置と、液面計本体21の下限ラインLLの高さ位置とが重なるように、液面計20に取り付けられている。
また、本実施形態の液体センサ30のケーシング31と、液面計本体21との間には、パッキン(図示せず)が設けられている。このパッキンにより、ケーシング31と液面計本体21とは、防水性及び防塵性を有するとともに液面計本体21への外部光の入光を防止し、ケーシング31が液面計本体21に保持されるように密着する。
本実施形態の発光部32は、検出光を出射するための発光素子と、発光素子を駆動する駆動回路とを備える。本実施形態の発光素子は、白色発光ダイオードである。言い換えれば、本実施形態の発光部32は、白色の検出光を出射する。
本実施形態の受光部33は、光の光量を電気信号に変換する受光素子と、受光素子が出力した電気信号を増幅する増幅回路と、増幅回路によって増幅されたアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換するA/D変換回路を備える。本実施形態の受光素子は、RGBカラーセンサであり、受光した可視光から変換された電気信号を赤、緑、及び青のそれぞれの色毎に分けて検出できる。本実施形態の赤色は、本開示に係る第1色の一例である。また、本実施形態の青色は、本開示に係る第2色の一例である。本実施形態の緑色は、本開示に係る第3色の一例である。
受光部33は、発光部32から出射された検出光のうち、液面計20内の作動油によって吸収されなかった波長の光に対して、赤、緑、及び青の各色の波長を有する光の光量を表す検出値を出力する。言い換えれば、受光部33は、液面計20内の作動油を透過した検出光に含まれる互いに異なる波長の光量を表す赤色検出値R、緑色検出値G、及び青色検出値Bを出力する。具体的には、本実施形態の赤色検出値Rは、液面計20内の作動油を透過した検出光に含まれる赤色の波長の光量を表す。本実施形態の緑色検出値Gは、液面計20内の作動油を透過した検出光に含まれる緑色の波長の光量を表す。また、本実施形態の青色検出値Bは、液面計20内の作動油を透過した検出光に含まれる青色の波長の光量を表す。
光量を表す検出値は、例えば、受光部33から出力電圧又は出力電流として出力される。具体的には、本実施形態の赤色検出値Rは、液面計20内の作動油を透過した検出光に含まれる赤色に関して受光部33から出力電圧又は出力電流として出力される。本実施形態の緑色検出値Gは、液面計20内の作動油を透過した検出光に含まれる青色に関して受光部33から出力電圧又は出力電流として出力される。本実施形態の青色検出値Bとは、液面計20内の作動油を透過した検出光に含まれる緑色に関して受光部33から出力電圧又は出力電流として出力される。
図3に示すように、本実施形態の液体センサ30は、熱を電力に変換する熱電変換素子34を更に備える。本実施形態の熱電変換素子34は、作動油タンク10の側面10aに接触するように設けられている。作動油タンク10の側面10aは、作動油タンク10内に収容された作動油が、工作機械の摺動部分からの発熱などにより高温になっているため、高温になり易い。熱電変換素子34は、作動油タンク10の側面10aの温度と、液体センサ30の周囲にある空気の温度との間の温度差を利用して発電する。
図4は、図3のIV−IV線に沿った模式的な断面図である。図4において、液体センサ30の内部の詳細な構造の図示は省略している。図4において、図1から図3と同一の構成要素には、図1から図3と同一の参照符号を付している。
図4を参照すると、液面計本体21の中空部21aは、図4に示す断面において、円形の断面形状を有している。
図4に示すように、発光部32の光軸X1と受光部33の光軸X2とは、一致している。また、発光部32の光軸X1と受光部33の光軸X2とは、液面計本体21の中空部21aの中心Cを通過するように延びている。ここで、発光部32の光軸X1と受光部33の光軸X2とは、必ずしも中空部21aの中心Cを通過する必要はない。つまり、発光部32の光軸X1及び受光部33の光軸X2から中空部21aの中心Cまでの最短距離が5mm以下であれば好ましい。
図5は、本実施形態の液体センサ30のブロック図である。図5において、図1から図3と同一の構成要素には、図1から図3と同一の参照符号を付して示す。
図5を参照すると、本実施形態の液体センサ30は、外部の機器に信号を送信する無線送信部35と、外部の機器から信号を受信する無線受信部36と、制御装置37とを備える。
無線送信部35は、油圧ユニット1のコントローラ13(図1に示す)と通信可能であり、受光部33が出力した電気信号を油圧ユニット1のコントローラ13に送信する。また、無線受信部36は、油圧ユニット1のコントローラ13と通信可能であり、油圧ユニット1のコントローラ13から、制御信号などの電気信号を受信する。
制御装置37は、発光部32、受光部33、無線送信部35、及び無線受信部36を制御する。また、本実施形態の制御装置37は、受光部33から出力された検出値を用いて液体(本実施形態では作動油)の劣化の程度を判定する判定部37aを備える。具体的には、判定部37aは、受光部33から出力された赤色検出値R、緑色検出値G、及び青色検出値Bを用いて作動油の劣化の程度を判定する。
液体センサ30は、発光部32、受光部33、無線送信部35、無線受信部36、及び制御装置37のそれぞれに電力を供給(図5中の二点鎖線参照)するための電源部38を更に備える。本実施形態の電源部38は、充電可能な充電池を含む。また、電源部38は、熱電変換素子34に電気的に接続されている。熱電変換素子34は、作動油タンク10(図1に示す)と液体センサ30の周囲にある空気との間の温度差を利用して、電源部38を充電するための電力を生成する。
(液体の劣化の程度の判定)
本実施形態に係る液体センサ30の発光部32は、電源部38から供給された電力によって、発光素子から白色の光を出射する。液体センサ30の受光部33は、発光部32から出射され、透光性を有する液面計本体21及び液面計本体21内の作動油を通過した検出光を受光する。受光部33は、受光部33の受光素子が受光した検出光に含まれる赤、緑、及び青の各色の波長を有する光の光量をそれぞれ表す赤色検出値R、緑色検出値G、及び青色検出値Bを制御装置37の判定部37aに出力する。
図6は、本実施形態における作動油のASTM色と、赤色検出値R、緑色検出値G、及び青色検出値Bとの関係を示す図である。言い換えれば、図6は、各ASTM色の作動油を透過した検出光についての赤色検出値R、緑色検出値G、及び青色検出値Bを示す。図6の縦軸は、受光部33が出力した光量を表す検出値[任意目盛]を示す。図6の横軸は、作動油の色相を表すASTM色を示す。ASTM色は、ASTM D1500に準拠して測定される。ASTM色では、作動油の色相は、淡い色の0.5から濃い色の8.0まで0.5刻みに数値化されて示される。ASTM色は、作動油の劣化の程度の指標であり、ASTM色の値が大きくなるほど、作動油が劣化していることを示す。
図6を参照すると、ASTM色の値が大きくなるに従い、受光部33が受光する検出光の光量が低下するため、光量を表す検出値も単調に減少する。言い換えれば、作動油の劣化の程度が進行するに従い、赤色検出値R、緑色検出値G、及び青色検出値Bは、単調に減少する。また、ASTM色の変化に伴う赤色検出値Rの変化量は、ASTM色の変化に伴う緑色検出値G及び青色検出値Bの変化量と比較して小さい。また、ASTM色の変化に伴う緑色検出値Gの変化量は、ASTM色の変化に伴う赤色検出値Rの変化量と比較して大きく、ASTM色の変化に伴う青色検出値Bの変化量と比較して小さい。ASTM色の変化に伴う青色検出値Bの変化量は、ASTM色の変化に伴う赤色検出値R及び緑色検出値Gの変化量と比較して大きい。
本実施形態では、判定部37aは、赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rと、赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rとより作動油の劣化の程度を判定する。本実施形態の赤色検出値Rは、本開示に係る第1検出値の一例である。本実施形態の青色検出値Bは、本開示に係る第2検出値の一例である。本実施形態の緑色検出値Gは、本開示に係る第3検出値の一例である。
図7は、赤色検出値Rに対する赤色検出値R、緑色検出値G、及び青色検出値Bの割合と、作動油のASTM色との関係を示す図である。図7の縦軸は、赤色検出値Rに対する各検出値の割合を示す。図7の横軸は、作動油の色相を示すASTM色を示す。図7において、赤色検出値Rに対する赤色検出値Rの割合R/Rを四角印で示す。また、赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rを丸印で示す。赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rを三角印で示す。
図7を参照すると、赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rは、ASTM色の値が大きくなるに従い、概ね単調に減少する。言い換えれば、赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rは、作動油の劣化の程度が進行するに従い、概ね単調に減少する。同様に、赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rは、ASTM色の値が大きくなるに従い、単調に減少する。言い換えれば、赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rは、作動油の劣化の程度が進行するに従い、単調に減少する。また、ASTM色の変化に伴う赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rの変化量は、ASTM色の変化に伴う赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rの変化量よりも大きい。
判定部37aは、図7に示す作動油のASTM色(作動油の劣化の程度に対応)と赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rとの対応関係に基づいて、作動油の劣化の程度を判定する。具体的には、まず、本実施形態の判定部37aは、受光部33から出力された赤色検出値Rと青色検出値Bから赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rを算出する。次いで、判定部37aは、作動油の劣化の程度と割合B/Rとの対応関係に基づいて、検出値から算出した割合B/Rから作動油の劣化の程度を判定する。
また、本実施形態の判定部37aは、赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rと併せて赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rにより作動油の劣化の程度を判定する。判定部37aは、図7に示す作動油の劣化の程度と赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rとの対応関係に基づいて作動油の劣化の程度を判定する。具体的には、まず、本実施形態の判定部37aは、受光部33から出力された赤色検出値Rと緑色検出値Gから、赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rを算出する。次いで、判定部37aは、作動油の劣化の程度と割合G/Rとの対応関係に基づいて、検出値から算出した割合G/Rから作動油の劣化の程度を判定する。
制御装置37は、判定部37aが作動油の劣化の程度を判定し、作動油の劣化の程度が所定の劣化度(例えば、ASTM色が4.0に対応する劣化度)よりも劣化している場合には、作動油が劣化していると判定して、発光部32を発光させて使用者に報知する。判定部37aは、算出した赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rが、所定の閾値α1(例えば、ASTM色が4.0に対応する値、図中2点鎖線参照)より小さいときに作動油が劣化していると判定する。また、例えば、判定部37aは、算出した赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rが、所定の閾値β1(例えば、ASTM色が4.0に対応する値、図中2点鎖線参照)より小さいときに作動油が劣化していると判定する。言い換えれば、本実施形態の判定部37aは、算出した赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rが、所定の閾値α1より小さいとき、又は算出した赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rが、所定の閾値β1より小さいときに作動油が劣化していると判定する。
油圧ユニット1のコントローラ13(図1を示す)は、コントローラ13に設けられた表示部13a、又は油圧ユニット1が作動油を供給する外部機器に設けられた表示部(図示せず)などに、作動油の劣化度の段階に合わせて、数値(例えば、ASTM色の値)又は色を表示してもよい。これにより、作動油の交換が必要になる前に、ユーザに対して作動油の交換をするように注意喚起できる。
また、油圧ユニット1のコントローラ13(図1に示す)は、作動油の交換が必要になる前に、作動油の劣化をユーザに報知してもよい。例えば、油圧ユニット1のコントローラ13は、例えば、ASTM色が4.0以上に濃くなる前においても、発光部32を発光させることで、ユーザに作動油の劣化を報知してもよい。この場合において、作動油の劣化が進行するにしたがって、発光部32の発光の頻度が高くなるようにしてもよい。
油圧ユニット1が設置された工場内の温度が低いとき、中空部21aを画定する液面計本体21の内面に結露が発生し、この結露に起因した乱反射又は作動油への水分混入により、液体センサ30が誤判定をする恐れがある。よって、上述した液体センサ30を用いた測定は、油圧ユニット1の起動後の運転時間又は油温上昇を参照することにより、油圧ユニット1が安定した運転状態であることを判定した上で、実行されることが好ましい。
[比較例]
図8は、本実施形態の比較例に係る色差とASTM色の関係を示す図である。図8の縦軸は、色差[任意目盛]を示す。図8の横軸は、ASTM色を示す。本比較例において、色差は、赤色検出値Rと青色検出値Bとの差から求める。図8に示すように、色差R−Bは、ASTM色の値が大きくなるに従い増加して、極値を境に減少する。この色差R−Bに基づいて作動油の劣化の程度を判定しようとすると、1つの色差R−Bに対して、作動油の劣化の程度が一意に定まらないことがあり、判定部37aが作動油の劣化の程度を誤検知する恐れがある。例えば、判定部37aが、色差R−Bが所定の閾値γ(ASTM色が4.0に対応する値、図中2点鎖線参照)よりも大きいときに作動油の劣化を判定しようとした場合、判定部37aは、ASTM色の値が7.0より大きいときでも色差R−Bが閾値γよりも小さいため、作動油が劣化していないと判定してしまう。
赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rは、作動油の劣化の程度が進行するに従って単調に減少する。言い換えれば、1つの赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rに対して、作動油の劣化の程度は1つだけ定まる。このため、本実施形態によれば、判定部37aは、赤色検出値R及び青色検出値Bを検出した時点での作動油の劣化の程度を判定する。これにより、判定部37aは、作動油の劣化の程度を検出値の時間変化から判定する必要がなく、検出値を連続的に検出する必要がないので、簡単な構成で作動油の劣化の程度を判定できる。
図8の比較例に示すように、赤色検出値Rと青色検出値Bとの色差R−Bに基づいて作動油の劣化の程度を判定しようとすると、1つの赤色検出値Rと青色検出値Bとの色差R−Bに対して、作動油の劣化の程度が一意に定まらないことがある。その結果、判定部37aが作動油の劣化の程度を誤判定する恐れがある。これに対して、本実施形態では、上述したように、1つの赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rに対して、作動油の劣化の程度は1つだけ定まるので、判定部37aが作動油の劣化の程度を誤判定することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、本実施形態の判定部37aは、赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rと併せて赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rにより作動油の劣化の程度を判定する。これにより、赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rのみで作動油の劣化の程度を判定する場合と比較して、判定精度を向上できる。
本実施形態では、判定部37aは、算出した赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rが、所定の閾値α1より小さいとき、又は算出した赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rが、所定の閾値β1より小さいときに作動油が劣化していると判定したがこれに限定されない。判定部37aは、算出した赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rが、所定の閾値α1より小さいとき、かつ算出した赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rが、所定の閾値β1より小さいときに、作動油が劣化していると判定してもよい。
本実施形態では、判定部37aは、赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rと併せて赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rにより作動油の劣化の程度を判定していたが、これに限定されない。判定部37aは、赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rのみにより作動油の劣化の程度を判定してもよいし、赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rのみにより作動油の劣化の程度を判定してもよい。
本実施形態では、判定部37aは、赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rにより作動油の劣化の程度を判定していたが、これに限定されない。例えば、判定部37aは、作動油の劣化の程度の判定に、割合(B+c)/Rを用いてもよいし、割合B/(R+c)を用いてもよい。ここで、cは、任意の数であり、定数であってもよく、変数であってもよい。つまり、判定部37aは、割合B/Rを含むものにより作動油の劣化の程度を判定していればよい。言い換えれば、判定部37aが作動油の劣化の程度の判定に用いる赤色検出値Rに対する青色検出値Bの割合B/Rとは、厳密にそれ自身に限定されるのではなく、割合B/Rを少なくとも含んでさえいればよく、その範囲において適宜改変してもよい。
同様に、本実施形態では、判定部37aは、赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rにより作動油の劣化の程度を判定していたが、これに限定されない。例えば、判定部37aは、作動油の劣化の程度の判定に、割合(G+c)/Rを用いてもよいし、割合G/(R+c)を用いてもよい。ここで、cは、任意の数であり、定数であってもよく、変数であってもよい。つまり、判定部37aは、割合G/Rを含むものにより作動油の劣化の程度を判定していればよい。言い換えれば、判定部37aが作動油の劣化の程度の判定に用いる赤色検出値Rに対する緑色検出値Gの割合G/Rとは、厳密にそれ自身に限定されるのではなく、割合G/Rを少なくとも含んでさえいればよく、その範囲において適宜改変してもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態の油圧ユニット1は、第1色、第2色、及び第3色、並びに第1検出値、第2検出値、及び第3検出値を除いて、第1実施形態の油圧ユニット1と同様の構成を有しており、図1から図6を援用する。
本実施形態の判定部37aは、緑色検出値Gに対する青色検出値Bの割合B/Gと、緑色検出値Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gとより作動油の劣化の程度を判定する。本実施形態の緑色は、本開示に係る第1色の一例であり、本実施形態の緑色検出値Gは、本開示に係る第1検出値の一例である。本実施形態の青色は、本開示に係る第2色の一例であり、本実施形態の青色検出値Bは、本開示に係る第2検出値の一例である。本実施形態の緑色は、本開示に係る第3色の一例であり、本実施形態の緑色検出値Gは、本開示に係る第3検出値の一例である。
図9は、緑色検出値Gに対する赤色検出値R、緑色検出値G、及び青色検出値Bの割合と、作動油のASTM色との関係を示す図である。図9の縦軸は、緑色検出値Gに対する各検出値の割合を示す。図9の横軸は、作動油の色相を示すASTM色を示す。図9において、緑色検出値Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gを四角印で示す。また、緑色検出値Gに対する緑色検出値Gの割合G/Gを丸印で示す。緑色検出値Gに対する青色検出値Bの割合B/Gを三角印で示す。
図9を参照すると、緑色検出値Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gは、ASTM色の値が大きくなるに従い、概ね単調に増加する。言い換えれば、緑色検出値Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gは、作動油の劣化の程度が進行するに従い、概ね単調に増加する。同様に、緑色検出値Gに対する青色検出値Bの割合B/Gは、ASTM色の値が大きくなるに従い、単調に減少する。言い換えれば、緑色検出値Gに対する青色検出値Bの割合B/Gは、作動油の劣化の程度が進行するに従い、単調に減少する。また、ASTM色の変化に伴う緑色検出値Gに対する青色検出値Bの割合B/Gの変化量は、ASTM色の変化に伴う緑色検出値Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gの変化量よりも大きい。
判定部37aは、図9に示す作動油の劣化の程度と緑色検出部Gに対する青色検出値Bの割合B/Gとの対応関係に基づいて、作動油の劣化の程度を判定する。具体的には、まず、本実施形態の判定部37aは、受光部33から出力された緑色検出値Gと青色検出値Bから緑色検出値Gに対する青色検出値Bの割合B/Gを算出する。次いで、判定部37aは、作動油の劣化の程度と割合B/Gとの対応関係に基づいて、検出値から算出した割合B/Gから作動油の劣化の程度を判定する。
また、本実施形態の判定部37aは、緑色検出値Gに対する青色検出値Bの割合B/Gと併せて緑色検出値Gに対する赤色検出値R値の割合R/Gにより作動油の劣化の程度を判定する。判定部37aは、図9に示す作動油の劣化の程度と緑色検出値Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gとの対応関係に基づいて作動油の劣化の程度を判定する。具体的には、まず、本実施形態の判定部37aは、受光部33から出力された緑色検出値Gと赤色検出値Rから、緑色検出値Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gを算出する。次いで、判定部37aは、作動油の劣化の程度と割合R/Gとの対応関係に基づいて、算出した割合R/Gから作動油の劣化の程度を判定する。
制御装置37は、判定部37aが作動油の劣化の程度を判定し、作動油の劣化の程度が所定の劣化度(例えば、ASTM色が4.0に対応する劣化度)よりも劣化している場合には、作動油が劣化していると判定して、発光部32を発光させて使用者に報知する。判定部37aは、算出した緑色検出値Gに対する青色検出値Bの割合B/Gが、所定の閾値α2(例えば、ASTM色が4.0に対応する値、図中2点鎖線参照)より小さいときに作動油が劣化していると判定する。また、例えば、判定部37aは、算出した緑色検出値Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gが、所定の閾値β2(例えば、ASTM色が4.0に対応する値、図中2点鎖線参照)より大きいときに作動油が劣化していると判定する。言い換えれば、本実施形態の判定部37aは、算出した緑色検出部Gに対する青色検出値Bの割合B/Gが、所定の閾値α2より小さいとき、又は算出した緑色検出部Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gが、所定の閾値β2より大きいときに作動油が劣化していると判定する。
上記第2実施形態では、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
本実施形態では、判定部37aは、算出した緑色検出部Gに対する青色検出値Bの割合B/Gが、所定の閾値α2より小さいとき、又は算出した緑色検出部Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gが、所定の閾値β2より大きいときに作動油が劣化していると判定したがこれに限定されない。判定部37aは、算出した緑色検出部Gに対する青色検出値Bの割合B/Gが、所定の閾値α2より小さく、かつ算出した緑色検出部Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gが、所定の閾値β2より大きいときに、作動油が劣化していると判定してもよい。
本実施形態では、判定部37aは、緑色検出値Gに対する青色検出値Bの割合B/Gと併せて緑色検出値Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gにより作動油の劣化の程度を判定していたが、これに限定されない。判定部37aは、緑色検出値Gに対する青色検出値Bの割合B/Gのみにより作動油の劣化の程度を判定してもよいし、緑色検出値Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gのみにより作動油の劣化の程度を判定してもよい。
本実施形態では、判定部37aは、緑色検出値Gに対する青色検出値Bの割合B/Gにより作動油の劣化の程度を判定していたが、これに限定されない。例えば、判定部37aは、作動油の劣化の程度の判定に、割合(B+c)/Gを用いてもよいし、割合B/(G+c)を用いてもよい。ここで、cは、任意の数であり、定数であってもよく、変数であってもよい。つまり、判定部37aは、割合B/Gを含むものにより作動油の劣化の程度を判定していればよい。言い換えれば、判定部37aが作動油の劣化の程度の判定に用いる緑色検出値Gに対する青色検出値Bの割合B/Gとは、厳密にそれ自身に限定されるのではなく、割合B/Gを少なくとも含んでさえいればよく、その範囲において適宜改変してもよい。
同様に、本実施形態では、判定部37aは、緑色検出値Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gにより作動油の劣化の程度を判定していたが、これに限定されない。例えば、判定部37aは、作動油の劣化の程度の判定に、割合(R+c)/Gを用いてもよいし、割合R/(G+c)を用いてもよい。ここで、cは、任意の数であり、定数であってもよく、変数であってもよい。つまり、判定部37aは、割合R/Gを含むものにより作動油の劣化の程度を判定していればよい。言い換えれば、判定部37aが作動油の劣化の程度の判定に用いる緑色検出値Gに対する赤色検出値Rの割合R/Gとは、厳密にそれ自身に限定されるのではなく、割合R/Gを少なくとも含んでさえいればよく、その範囲において適宜改変してもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態の油圧ユニット1は、第1色、第2色、及び第3色、並びに第1検出値、第2検出値、及び第3検出値を除いて、第1実施形態の油圧ユニット1と同様の構成を有しており、図1から図6を援用する。
本実施形態の判定部37aは、青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bと、青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bとより作動油の劣化の程度を判定する。本実施形態の青色は、本開示に係る第1色の一例であり、本実施形態の青色検出値Bは、本開示に係る第1検出値の一例である。本実施形態の赤色は、本開示に係る第2色の一例であり、本実施形態の赤色検出値Rは、本開示に係る第2検出値の一例である。本実施形態の緑色は、本開示に係る第3色の一例であり、緑色検出値Gは、本開示に係る第3検出値の一例である。
図10は、青色検出値Bに対する赤色検出値R、緑色検出値G、及び青色検出値Bの割合と、作動油のASTM色との関係を示す図である。図10の縦軸は、青色検出値Bに対する各検出値の割合を示す。図10の横軸は、作動油の色相を示すASTM色を示す。図10において、青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bを四角印で示す。また、青色検出値Bに対する青色検出値Bの割合G/Bを丸印で示す。青色検出値Bに対する青色検出値Bの割合B/Bを三角印で示す。
図10を参照すると、青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bは、ASTM色の値が大きくなるに従い、概ね単調に増加する。言い換えれば、青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bは、作動油の劣化の程度が進行するに従い、単調に増加する。同様に、青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bは、ASTM色の値が大きくなるに従い、単調に増加する。言い換えれば、青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bは、作動油の劣化の程度が進行するに従い、単調に増加する。また、ASTM色の変化に伴う青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bの変化量は、ASTM色の変化に伴う青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bの変化量より大きい。
判定部37aは、図10に示す作動油の劣化の程度と青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bとの対応関係に基づいて、作動油の劣化の程度を判定する。具体的には、まず、本実施形態の判定部37aは、受光部33から出力された青色検出値Bと赤色検出値Rから、青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bを算出する。次いで、判定部37aは、作動油の劣化の程度と割合R/Bとの対応関係に基づいて、算出した割合R/Bから作動油の劣化の程度を判定する。
また、本実施形態の判定部37aは、青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bと併せて青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bにより作動油の劣化の程度を判定する。判定部37aは、図10に示す作動油の劣化の程度と青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bとの対応関係に基づいて作動油の劣化の程度を判定する。具体的には、まず、本実施形態の判定部37aは、受光部33から出力された青色検出値Bと緑色検出値Gから青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bを算出する。次いで、判定部37aは、作動油の劣化の程度と割合G/Bとの対応関係に基づいて、算出した割合G/Bから作動油の劣化の程度を判定する。
制御装置37は、判定部37aが作動油の劣化の程度を判定し、作動油の劣化の程度が所定の劣化度(例えば、ASTM色が4.0に対応する劣化度)よりも劣化している場合には、作動油が劣化していると判定して、発光部32を発光させて使用者に報知する。判定部37aは、算出した青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bが、所定の閾値α3(例えば、ASTM色が4.0に対応する値、図中2点鎖線参照)より大きいときに作動油が劣化していると判定する。また、例えば、判定部37aは、算出した青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bが、所定の閾値β3(例えば、ASTM色が4.0に対応する値、図中2点鎖線参照)より大きいときに作動油が劣化していると判定する。言い換えれば、本実施形態の判定部37aは、算出した青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bが、所定の閾値α3より大きいとき、又は算出した青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bが、所定の閾値β3より大きいときに作動油が劣化していると判定する。
上記第3実施形態では、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
本実施形態では、判定部37aは、算出した青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bが、所定の閾値α3より大きいとき、又は算出した青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bが、所定の閾値β3より大きいときに作動油が劣化していると判定したがこれに限定されない。判定部37aは、算出した青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bが、所定の閾値α3より大きく、かつ算出した青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bが、所定の閾値β3より大きいときに、作動油が劣化していると判定してもよい。
本実施形態では、判定部37aは、青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bと併せて青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bにより作動油の劣化の程度を判定していたが、これに限定されない。判定部37aは、青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bのみにより作動油の劣化の程度を判定してもよいし、青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bのみにより作動油の劣化の程度を判定してもよい。
本実施形態では、判定部37aは、青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bにより作動油の劣化の程度を判定していたが、これに限定されない。例えば、判定部37aは、作動油の劣化の程度の判定に、割合(R+c)/Bを用いてもよいし、割合R/(B+c)を用いてもよい。ここで、cは、任意の数であり、定数であってもよく、変数であってもよい。つまり、判定部37aは、割合R/Bを含むものにより作動油の劣化の程度を判定していればよい。言い換えれば、判定部37aが作動油の劣化の程度の判定に用いる青色検出値Bに対する赤色検出値Rの割合R/Bとは、厳密にそれ自身に限定されるのではなく、割合R/Bを少なくとも含んでさえいればよく、その範囲において適宜改変してもよい。
同様に、本実施形態では、判定部37aは、青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bにより作動油の劣化の程度を判定していたが、これに限定されない。例えば、判定部37aは、作動油の劣化の程度の判定に、割合(G+c)/Bを用いてもよいし、割合G/(B+c)を用いてもよい。ここで、cは、任意の数であり、定数であってもよく、変数であってもよい。つまり、判定部37aは、割合G/Bを含むものにより作動油の劣化の程度を判定していればよい。言い換えれば、判定部37aが作動油の劣化の程度の判定に用いる青色検出値Bに対する緑色検出値Gの割合G/Bとは、厳密にそれ自身に限定されるのではなく、割合G/Bを少なくとも含んでさえいればよく、その範囲において適宜改変してもよい。
[第4実施形態]
第4実施形態の液体センサ30は、発光部32を有していない点を除いて、第1実施形態の液体センサ30と同様の構成を有しており、その詳細な説明を省略する。図11は、本実施形態に係る油圧ユニット1が工場内に配置された状態を示す模式図である。
図11を参照すると、本実施形態の受光部33は、例えば、油圧ユニット1が設置された工場内の蛍光灯Fの光L1が液面計20の内部に導入された作動油を通過したものを受光してもよい。または、本実施形態の受光部33は、例えば、油圧ユニット1が設置された工場が有する窓Wから工場内に差し込む光L2が液面計20の内部に導入された作動油を通過したものを受光してもよい。この場合、液体センサ30は、ケーシング31が透光性を有するように構成されるか、受光部33と対向する部分を除いてL字状に構成することが好ましい。
第4実施形態では、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
また、第4実施形態によれば、発光部を設ける必要がないので、液体センサ30の構成を簡素にできる。
[第5実施形態]
第5実施形態の液体センサ130は、反射型のセンサである点を除いて、第1実施形態の液体センサ30と同様の構成を有しており、同様の構成については、その詳細な説明を省略する。図12は、本実施形態に係る液面計20及び液体センサ130を示す模式的な正面図である。
本実施形態の液体センサ130は、反射型のカラーセンサである。図12に示すように、本実施形態の液体センサ130は、ケーシング131と、光を出射する発光部32と、発光部32から出射され、透光性を有する液面計本体21を通過し、液面計本体21内の作動油によって反射された光を受光する受光部33とを備える。本実施形態では、発光部32と受光部33とは、液面計本体21に対して同じ側に配置されている。
第5実施形態では、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
液体センサ130によれば、発光部32と受光部33とが、液面計本体21に対して同じ側に配置されているので、発光部と受光部とを液面計本体21を挟んで配置する場合と比較して、液体センサ130を小型にできる。
また、液体センサ130が反射型のセンサであるため、発光部32の光軸と、受光部33の光軸とを調整する必要がなく、液体センサ130の液面計20への取り付けを容易にできる。
以上、実施形態を説明したが、特許請求の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
例えば、上記第1実施形態から上記第5実施形態では、液体センサ30は、油圧ユニット1の作動油の劣化の程度を判定したが、これに限定されず、切削液又はクーラント液のような他の液体の劣化の程度を判定してもよい。また、液体センサ30は、作動油に他の液体が混入した状態を判定してもよい。
例えば、上記第1実施形態から上記第5実施形態を適宜組み合わせて使用してもよい。
また、上記第1実施形態から上記第5実施形態では、本開示に係る第1色と、第2色と、第3色とは、それぞれ赤色、緑色、又は青色のいずれかの色であったが、これに限定されず、黄色又は紫色のような他の色であってもよい。つまり、上記第1実施形態から上記第5実施形態では、本開示に係る第1色〜第3色の組み合わせとして、赤色、緑色、及び青色の組み合わせを用いたが、これに限定されず、例えば、マゼンタ、イエロー、及びシアンの組み合わせを用いてもよい。
また、上記第1〜第5実施形態では、本発明の収容部の一例である液面計20は、略直方体形状の液面計本体21を有していたが、これに限定されない。例えば、本発明の収容部の一例である液面計20は、長手方向に直交する断面における断面形状が、半円形状である液面計本体を有していてもよい。
1…油圧ユニット
10…作動油タンク
10a…側面
11…架台
12…オイルクーラ
13…コントローラ
14…冷却ファン
20…液面計
21…液面計本体
21a…中空部
22A,22B…ボルト
22a…先端部
22b…頭部
22c…導通部
30…液体センサ(液体劣化判定装置)
31…ケーシング
32…発光部
33…受光部
34…熱電変換素子
35…無線送信部
36…無線受信部
37…制御装置
37a…判定部
38…電源部
130…液体センサ(液体劣化判定装置)
131…ケーシング
HL…上限ライン
LL…下限ライン

Claims (6)

  1. 液体が収容された機器に取り付け可能な液体劣化判定装置(30,130)であって
    液体に検出光を出射する発光部(32)を備えるとき、上記発光部(32)から出射され、液体を透過した検出光又は液体により反射された検出光を受光する一方、上記発光部(32)を備えないとき、上記機器以外に設けられた光源から出射され、液体を透過した検出光又は液体により反射された検出光を受光する受光部(33)と、
    液体の劣化の程度を判定する判定部(37a)と
    を備え、
    上記受光部(33)は、上記機器からの液体が導入され透光性を有する収容部(20)の外部に取り付け可能であり、
    上記受光部(33)は、液体を透過した検出光又は液体により反射された検出光に含まれる第1色の光量を表す第1検出値と、液体を透過した検出光又は液体により反射された検出光に含まれ、上記第1色と異なる第2色の光量を表す第2検出値とを出力し、
    上記判定部(37a)は、上記機器の起動後の運転時間又は油温上昇を参照することにより、誤判定をする恐れがないことを判定した上で、上記第1検出値に対する上記第2検出値の割合により、液体の劣化の程度を判定することを特徴とする液体劣化判定装置(30,130)。
  2. 請求項1に記載の液体劣化判定装置(30,130)であって、
    液体に検出光を出射する発光部(32)を備え、
    上記受光部(33)は、上記発光部(32)から出射され、液体を通過した検出光又は液体により反射された検出光を受光することを特徴とする液体劣化判定装置(30,130)。
  3. 請求項1又は2に記載の液体劣化判定装置(30,130)であって、
    上記受光部(33)は、液体を透過した検出光又は液体により反射された検出光に含まれ、上記第1色及び上記第2色と異なる第3色の光量を表す第3検出値を出力し、
    上記判定部(37a)は、上記第1検出値に対する上記第2検出値の割合及び上記第1検出値に対する上記第3検出値の割合により、液体の劣化の程度を判定することを特徴とする液体劣化判定装置(30,130)。
  4. 請求項3に記載の液体劣化判定装置(30,130)であって、
    上記第1色と、上記第2色と、上記第3色とは、それぞれ赤色、緑色、又は青色のいずれかの色であることを特徴とする、液体劣化判定装置(30,130)。
  5. 請求項4に記載の液体劣化判定装置(30,130)であって、
    上記第1色は、赤色であることを特徴とする、液体劣化判定装置(30,130)。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の液体劣化判定装置(30,130)を有する、油圧ユニット(1)。
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