JP6966355B2 - 支柱、路側装置及び路側装置の設置方法 - Google Patents
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Description
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、支持対象物を吊り上げる時間を短縮し、作業者の負担を軽減できる支柱、路側装置及び路側装置の設置方法を提供するものである。
この発明の第一態様によれば、支柱は、信号ケーブルが結線される装置本体部を下方から支持する支柱であって、前記信号ケーブル(C)を収容可能な内部空間を有する支柱本体部(34,39)と、前記支柱本体部の上端に配置され、前記装置本体部の下面に固定される上支持部(40)と、前記上支持部よりも下方に配置され、前記支柱本体部の内部空間と外部空間とを連通させて、組み立てる際に前記信号ケーブルを前記支柱本体部の外部に退避可能な退避孔(33d,44h)を形成する退避孔形成部材(33,44)と、を備える。
前記上支持部は、前記支柱本体部の上縁から水平方向外側に延び、前記退避孔形成部材は、前記上支持部の下面と前記支柱本体部の上部との間に設けられて前記信号ケーブルを外部に退避可能な第一退避孔(44h)を有した第一退避孔形成部材(44)を備え、前記第一退避孔形成部材は、互いに向かい合うように配置され、前記上支持部の下面と前記支柱本体部の上部とに固定され、前記上支持部と、前記支柱本体部との両方に交差して傾斜する斜辺を備える二つの側壁と、二つの前記側壁の前記斜辺同士を繋ぎ、前記第一退避孔が形成された傾斜壁と、前記傾斜壁に固定可能とされ前記第一退避孔を閉塞可能な第一蓋板部と、を備え、前記支柱本体部の上部は、前記二つの前記側壁の間の外周壁に、前記支柱本体部の内部空間から前記第一退避孔形成部材の内部空間に前記信号ケーブルを入線可能な切欠き部を有する。
したがって、支持対象物を吊り上げている時間を短縮して、作業者の負担を軽減できる。
このように構成することで、例えば、地下ピット等から上がってくる信号ケーブルを、第二退避孔に退避させることができる。そのため、設置面の上に支柱を設置する際に、支柱本体部に信号ケーブルを通さずに、設置面の上への支柱の設置を完了させることができる。
この発明の第四態様によれば、第二又は第三態様に係る支柱において、前記第二退避孔形成部材と、前記支柱本体部との間に、少なくとも端子台(70a)を収容する端子台収容部(70)を備えていてもよい。
このように構成することで、第二退避孔に退避させていた信号ケーブルを、端子台収容部に収容された端子台に容易に結線することができる。そのため、第二退避孔に退避させていた信号ケーブルを、支柱本体部に通す必要が無くなる。
第五態様のように構成することで、支柱の設置作業や、支柱への装置本体部の固定作業を行う際に、信号ケーブルが支柱と設置面との間や、支柱と装置本体部との間に挟み込まれることがない。また、支柱の設置作業や、支柱への装置本体部の固定作業を済ませた後に、退避孔に退避させていた信号ケーブルを、例えば、装置本体部の内部に入線する等の作業を行うことができる。そのため、装置本体部を吊り上げた状態で信号ケーブルを装置本体部に入線する作業を行う必要が無くなる。
したがって、装置本体部を吊り上げている時間を短縮して、作業者の負担を軽減できる。
このようにすることで、装置本体部を吊り上げた状態で、支柱の内部を通る信号ケーブルを装置本体部の内部に入線する必要が無くなる。そのため、装置本体部を吊り上げる時間を短縮することが可能となる。
このようにすることで、地下ピットから支柱の内部に信号ケーブルを入線する際に、第二退避孔に信号ケーブルを退避させて、設置面と支柱との間に信号ケーブルが挟み込まれることを抑制できる。
このようにすることで、予め端子台と装置本体部とが内部信号ケーブルによって接続された状態にできるので、装置本体部と共に支柱を吊り上げて、同時に設置面の上に設置できる。この際、第二退避孔形成部に信号ケーブルを退避させることで、装置本体部と支柱とを吊り上げる時間を短縮できる。また、設置面の上に装置本体部及び支柱を設置した後に退避させていた信号ケーブルを端子台に結線すればよいので、信号ケーブルを装置本体部まで上げる必要が無い。
次に、この発明の実施形態における車両番号認識装置及び車両番号認識装置の設置方法を図面に基づき説明する。
図1は、この発明の実施形態における車両番号認識装置を備える料金収受システムの概要を示す図である。
この実施形態に係る料金収受システム100は、有料道路の料金所に設置された料金自動収受機10、車種判別装置3、発進制御機5、及び発進検知器6と、料金所事務所に設置された監視装置8と、を備えている。
料金所は、有料道路の入口又は出口に設けられ、有料道路を走行する車両から通行料金を収受するための施設である。この実施形態では、料金収受システム100が有料道路の出口料金所に設けられている例について説明するが、他の実施形態では、料金収受システム100は有料道路の入口料金所に設けられていてもよい。
料金所事務所は料金所から離れた場所に設けられ、係員が監視装置8を介して複数の料金所を監視するための施設である。
なお、以下の説明では、車線Lが延在する方向(図1における±X方向)を「車線方向」、車線方向の有料道路側(図1の−X側)を「上流側」または「車線方向手前側」、車線方向の一般道路側(図1の+X側)を「下流側」とも記載する。また、車線方向と水平に直交する方向(図1における±Y方向)を「車線幅方向」とも記載し、車線方向と垂直に直交する方向(図1における±Z方向)を「高さ方向」とも記載する。
この実施形態では、車種判別装置3は、車両検知器7と、車両番号認識装置(路側装置)11と、車種判別部12とを備えている。
発進制御機5は、車両の発進を許可する許可信号を受信すると開閉バーを開き、車両の発進を禁止する停止信号を受信すると開閉バーを閉じる。
これにより、発進制御機5は、料金自動収受機10が車両Aの通行料金の収受処理を完了するまで、車両Aが車線Lから退出することを規制する。
発進検知器6は、車両Aが車線Lから退出したことを検出すると、退出検知信号を料金自動収受機10に送信するとともに、発進制御機5に後続車両の発進を禁止する停止信号を出力する。
図2は、この発明の第一実施形態における車両番号認識装置の斜視図である。
図2に示すように、車両番号認識装置11は、装置本体部(支持対象物)20と、支柱21と、を備えている。
また、筐体22は、下板22dに、筐体22の内部空間と、支柱21の内部空間とを連通させる開口部22hを備えている。この開口部22hは、支柱21の内部空間を通るケーブルCを筐体22内に入線するために用いられる。開口部22hから筐体22内に入線されたケーブルCは、筐体22内に設置された信号端子台20Tに結線される。
図3は、この発明の第一実施形態における下支柱を示す図である。図4は、この発明の第一実施形態における上支柱を示す図である。
図2から図4に示すように、支柱21は、下支柱30と、上支柱31と、を備えている。この支柱21は、装置本体部20を下方から支える。言い換えれば、支柱21は、アイランドIから上方に延びて、装置本体部20の下板22dに接続されている。この支柱21によって、装置本体部20は、アイランドIの上面よりも上方においてその位置が保持されている。
図2、図3に示すように、下支柱30は、アイランドIの上面から上方に向かって延びるように設置可能とされている。下支柱30は、下固定プレート部32と、入線箱部33と、下支柱本体部34と、を備えている。
下固定プレート部32は、例えば、アイランドI上に設けられたアンカーボルト(図示せず)に締結可能なように形成されている。この実施形態における下固定プレート部32は、平板状に形成されて入線箱部33の下縁から水平方向に延びるように形成されている。この実施形態における下固定プレート部32は、上面視又は下面視における輪郭が実質的に正方形に形成されている。下固定プレート部32の四つの角部32aは、それぞれ面取りされ、これら角部32aの近くにそれぞれ、アイランドIに設置されたアンカーボルトを挿入可能な第一取付孔35が形成されている。また、下固定プレート部32には、下方から下支柱30内にケーブルCを挿入可能な下開口部32hが形成されている。
図2、図4に示すように、上支柱31は、装置本体部20から下方に向かって延びて下支柱30に連結可能となっている。この上支柱31は、上支柱本体部39と、上固定プレート部40(図4参照)と、第一退避孔形成部44と、を備えている。
図5は、この発明の第一実施形態における第一退避孔形成部の斜視図である。
図4、図5に示すように、第一退避孔形成部44は、上支柱本体部39の外部にケーブルCを退避させることが可能な上部退避孔(第一退避孔)44hを形成する。ここで、ケーブルCを退避させるとは、下方から上方に向かって延びるケーブルCの上端部を、上固定プレート部40に形成されたプレート開口部40h(図4参照)を介さずに、上支柱31の外部に出すことを意味する。この実施形態における第一退避孔形成部44は、上固定プレート部40と上支柱本体部39の上部との間に渡るように形成されている。この第一退避孔形成部44は、二つの側壁44aと、傾斜壁44bと、縦壁44cと、横壁44dと、第一蓋板44eと、をそれぞれ備えている。
横壁44dは、軸線O2が上下に延びる姿勢の場合に、傾斜壁44bの下側に位置する端縁と上支柱本体部39の外周面との間を繋ぐように形成されている。
この実施形態における車両番号認識装置11は、上述した構成を備えている。次に、上述した車両番号認識装置11の設置方法について図面を参照しながら説明する。
図6は、この発明の第一実施形態における車両番号認識装置の設置方法のフローチャートである。図7は、この発明の第一実施形態における下支柱をアイランドに設置した状態を示す図である。図8は、この発明の第一実施形態における上支柱の第一退避孔にケーブルを退避させた状態を示す図である。図9は、上支柱を下支柱に連結した支柱を示す図である。図10は、上記支柱に装置本体部を設置した状態を示す図である。
その後、上部退避孔44hに退避させていたケーブルCを、装置本体部20に入線し、信号端子台20Tに結線する(ステップS04、ステップS05)。この際、例えば、装置本体部20の右板22e又は左板22fを取り外した状態で、下板22dの開口部22hから、上部退避孔44hに退避されているケーブルCを装置本体部20の内部に入線する。そして、ケーブルCの被覆を処理するなどして、装置本体部20内部に収容されている信号端子台20Tに結線する。なお、第一蓋板44eは、ケーブルCを装置本体部20の内部に入線した後、如何なるタイミングで傾斜壁44bに取り付けても良い。
なお、上述した車両番号認識装置11の設置方法においては、アイランドIの地下ピットPを通るケーブルCを対象にして説明した。しかし、図11に示すように、ケーブルCがアイランドI上に設置された配管PP内を通る場合にも適用できる。この場合、支柱21をアイランドIに設置する際に、入線箱部33の蓋板部33aの一つにホールソー等により孔を形成し、フレキシブルパイプFP等を介して配管PPの内部空間と入線箱部33の内部空間とを連通させればよい。なお、フレキシブルパイプFPと入線箱部33との接続部、及配管PPとフレキシブルパイプFPとの接続部には、粘土等により防水処理を行ってもよい。
上述した第一実施形態においては、第一退避孔形成部44の上部退避孔44hによりケーブルCを退避させる場合について説明した。しかし、ケーブルCがアイランドIの地下ピットPを経由している場合に、支柱21をアイランドIに設置する前に、ケーブルCを下部退避孔33dによって退避させることもできる。なお、この変形例の説明においては、上述した第一実施形態と同じ工程については、フローチャート中に同一符号を付して詳細説明を省略する。
図12、図13に示すように、この変形例においては、まず、アイランドI上に下支柱30を設置する(ステップS11)。
次に、ケーブルCが、入線箱部33の下部退避孔33dから下支柱30の外部に退避するように、例えば、通線ワイヤー等を用いて、ケーブルCをアイランドIの地下ピットPに通す(ステップS12)。ケーブルCを退避させる下部退避孔33dは、四つの下部退避孔33dのうち何れの下部退避孔33dであっても良い。
さらに、この変形例の説明においては、上部退避孔44hにケーブルCを退避させた後に上支柱31の上固定プレート部40に装置本体部20を固定する場合について説明した。しかし、上固定プレート部40に装置本体部20を固定した後に、下部退避孔33dに退避させていたケーブルCを、上部退避孔44hに退避させるようにしても良い。
次に、この発明の第二実施形態の車両番号認識装置及び車両番号認識装置の設置方法を図面に基づき説明する。なお、この第二実施形態は、上述した第一実施形態の支柱に対して信号端子台収容部を備える点でのみ相違するため、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明し、重複説明を省略する。
図15は、この発明の第二実施形態における車両番号認識装置の概略構成を示す図である。
支柱221は、下支柱230と上支柱31とを備えている。下支柱230は、下固定プレート部32と、入線箱部33と、端子台収容部70と、下支柱本体部34と、を備えている。なお、下支柱230において、下固定プレート部32、入線箱部33、下支柱本体部34については、上述した第一実施形態と同じ構成であるため、詳細説明を省略する。また、図15において、入線箱部33の蓋板部33aの図示を省略する。
図16は、この発明の第二実施形態における車両番号認識装置の設置方法のフローチャートである。
この第二実施形態では、予め、製作工場内等において、支柱221を装置本体部20に固定するとともに、一端が信号端子台70aに接続された内部ケーブル72を、装置本体部20の内部に入線する。さらに、製作工場内等において、内部ケーブル72の他端を装置本体部20内の電子機器又は別の端子台に接続する。この内部ケーブル72が結線された支柱221と装置本体部20との組立体が、車両番号認識装置211の設置現場に搬入される。
この発明は上述した各実施形態及び変形例の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
例えば、上述した第一実施形態では、入線箱部33が設けられている場合について説明したが、地下ピットP経由でケーブルCが配線される場合には、入線箱部33を省略しても良い。
さらに、上述した第二実施形態の支柱221において、上支柱31と下支柱230とを連結する場合について説明したが、装置本体部20の高さ調整やパン角調整が不要な場合には、これら上支柱31と下支柱30とを一体に形成してもよい。
さらに、第二実施形態において、入線箱部33の上に端子台収容部70が配置される場合について説明した。しかし、入線箱部33と端子台収容部70とは、同一の箱で一体に形成するようにしても良い。
また、第二実施形態において、端子台収容部70が、信号端子台70aを収容している場合について説明したが、端子台であればよく、例えば、電力供給用の端子台等であっても良い。
さらに、第二実施形態において、地下ピットPからのケーブルCを下部退避孔33dに退避させてからアイランドI上に支柱221を設置する場合について説明した。しかし、第一実施形態の変形例と同様に、支柱221をアイランドI上に設置してからケーブルCを下部退避孔33dに退避させるようにしても良い。
3 車種判別装置
4 路側表示器
5 発進制御機
6 発進検知器
7 車両検知器
8 監視装置
10 料金自動収受機
11,211 車両番号認識装置(路側装置)
12 車種判別部
20 装置本体部
20T 信号端子台
21,221 支柱
22 筐体
22a 前板
22b 後板
22c 上板
22d 下板
22e 右板
22f 左板
22h 開口部
23A 第一庇部
23B 第二庇部
24 吊り具
30,230 下支柱
31 上支柱
32 下固定プレート部
32a 角部
32c 上面
33 入線箱部(第二退避孔形成部)
33a 蓋板部
33b 上支持板部
33bh 開口部
33d 下部退避孔(第二退避孔)
33e フレーム部(第二退避孔形成部)
34 下支柱本体部(支柱本体部)
35 第一取付孔
37 リブ部材
38 雌ネジ部
39 上支柱本体部(支柱本体部)
39a 外周壁
39b 切欠き部
40 上固定プレート部(上支持部)
40h プレート開口部
41 長孔
42 長孔形成部
43 リブ部材
44 第一退避孔形成部
44a 側壁
44as 斜辺
44b 傾斜壁
44c 縦壁
44d 横壁
44e 第一蓋板
44h 上部退避孔(第一退避孔)
45 ピン部材
46 第一ボルト
46h ボルト頭部
47 第二ボルト
47h ボルト頭部
70 端子台収容部
70a 信号端子台
70s 側面
72 内部ケーブル
100 料金収受システム
C ケーブル
I アイランド(設置面)
Claims (8)
- 信号ケーブルが結線される装置本体部を下方から支持する支柱であって、
前記信号ケーブルを収容可能な内部空間を有する支柱本体部と、
前記支柱本体部の上端に配置され、前記装置本体部の下面に固定される上支持部と、
前記上支持部よりも下方に配置され、前記支柱本体部の内部空間と外部空間とを連通させて、組み立てる際に前記信号ケーブルを前記支柱本体部の外部に退避可能な退避孔を形成する退避孔形成部材と、
を備え、
前記上支持部は、前記支柱本体部の上縁から水平方向外側に延び、
前記退避孔形成部材は、
前記上支持部の下面と前記支柱本体部の上部との間に設けられて前記信号ケーブルを外部に退避可能な第一退避孔を有した第一退避孔形成部材を備え、
前記第一退避孔形成部材は、
互いに向かい合うように配置され、前記上支持部の下面と前記支柱本体部の上部とに固定され、前記上支持部と、前記支柱本体部との両方に交差して傾斜する斜辺を備える二つの側壁と、
二つの前記側壁の前記斜辺同士を繋ぎ、前記第一退避孔が形成された傾斜壁と、
前記傾斜壁に固定可能とされ前記第一退避孔を閉塞可能な第一蓋板部と、を備え、
前記支柱本体部の上部は、
前記二つの前記側壁の間の外周壁に、前記支柱本体部の内部空間から前記第一退避孔形成部材の内部空間に前記信号ケーブルを入線可能な切欠き部を有する
支柱。 - 前記退避孔形成部材は、
前記支柱本体部よりも下方に配置され、前記信号ケーブルを外部に退避可能な第二退避孔を形成する第二退避孔形成部材を備える請求項1に記載の支柱。 - 信号ケーブルが結線される装置本体部を下方から支持する支柱であって、
前記信号ケーブルを収容可能な内部空間を有する支柱本体部と、
前記支柱本体部の上端に配置され、前記装置本体部の下面に固定される上支持部と、
前記上支持部よりも下方に配置され、前記支柱本体部の内部空間と外部空間とを連通させて、組み立てる際に前記信号ケーブルを前記支柱本体部の外部に退避可能な退避孔を形成する退避孔形成部材と、
を備え、
前記退避孔形成部材は、
前記支柱本体部よりも下方に配置され、前記信号ケーブルを外部に退避可能な第二退避孔を有し下方に向かって開口すると共に前記支柱本体部の内部空間と連通する内部空間を有し断面四角形の筒状に形成された第二退避孔形成部材を備え、
前記第二退避孔形成部材は、
前記支柱本体部の軸線を中心とした四方に第二退避孔を形成するフレーム部と、
前記フレーム部に固定され前記第二退避孔を閉塞する第二蓋板部と、を備える
る支柱。 - 前記第二退避孔形成部材と、前記支柱本体部との間に、少なくとも端子台を収容する端子台収容部を備える請求項2又は3に記載の支柱。
- 装置本体部と、前記装置本体部を下方から支える請求項1から4の何れか一項に記載の支柱と、を備えた路側装置。
- 装置本体部と、前記装置本体部を下方から支える請求項1に記載の支柱と、を備える路側装置の設置方法であって、
前記支柱を設置するとともに、前記第一退避孔形成部材の第一退避孔に前記信号ケーブルを退避させる工程と、
前記装置本体部を吊り上げて、前記装置本体部を前記支柱上に載せて固定する工程と、
前記第一退避孔形成部材の第一退避孔に退避させていた前記信号ケーブルを、前記装置本体部の内部に入線して結線する工程と、
を含む、路側装置の設置方法。 - 装置本体部と、前記装置本体部を下方から支える請求項2又は3に記載の支柱と、を備える路側装置の設置方法であって、
地下ピットから前記第二退避孔形成部材の第二退避孔に前記信号ケーブルを退避させる工程と、
前記支柱を設置する工程と、
前記第二退避孔形成部材の第二退避孔に退避させていた前記信号ケーブルを、前記装置本体部の内部に入線して結線する工程と、
を含む、路側装置の設置方法。 - 装置本体部と、前記装置本体部を下方から支える請求項4に記載の支柱と、を備える路側装置の設置方法であって、
前記支柱に前記装置本体部を固定するとともに、前記端子台と前記装置本体部とを内部信号ケーブルによって接続する工程と、
前記支柱と前記装置本体部とを吊り上げた状態で地下ピットから前記第二退避孔形成部材の第二退避孔に前記信号ケーブルを退避させる工程と、
前記支柱を設置面の上に設置する工程と、
前記第二退避孔形成部材の第二退避孔に退避させていた前記信号ケーブルを、前記端子台の内部に入線して結線する工程と、
を含む、路側装置の設置方法。
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