JP2539659Y2 - エントランスポールの配線構造 - Google Patents

エントランスポールの配線構造

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JP2539659Y2
JP2539659Y2 JP7175792U JP7175792U JP2539659Y2 JP 2539659 Y2 JP2539659 Y2 JP 2539659Y2 JP 7175792 U JP7175792 U JP 7175792U JP 7175792 U JP7175792 U JP 7175792U JP 2539659 Y2 JP2539659 Y2 JP 2539659Y2
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JP
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terminal block
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裕章 中島
哲雄 末岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、門廻りに設置されるエ
ントランスポールの配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エントランスポール1の配線構造の一例
を図6(a)(b)に示す。同図において、エントラン
スポール1は、地上に立設される中空の支柱2と、支柱
2の上部に設置される機能ポール4と、機能ポール4に
装着される門廻り電気器具である照明器具11とを備え
るものであって、上記支柱2の下部には点検用パネル6
にて開閉自在の点検用開口部(図示せず)が設けられて
いる。そして、点検用パネル6の内面に端子台パネル8
が固着されると共に、この端子台パネル8の内面側に上
記照明器具11の電気配線9aとエントランスポール1
の外部から引き込まれる電気配線9とを電気的に接続す
る端子台7を支持するものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、エントラン
スポール1は屋外(門廻り)に立設されているために、
降雨時には点検用開口部と点検用パネル6との隙間、或
いは点検用パネル6に設けられる熱逃がし用の空気孔な
どから雨水が浸入すると、端子台パネル8は点検用パネ
ル6の内面に沿って配置されているため、雨水が支柱2
の内周面を伝って流れ込んで端子台パネル8を濡らし、
さらに端子台パネル8で支持された端子台7を濡らして
しまうことによって漏電が発生したり、或いは端子が濡
れて腐蝕の原因になるという問題がある。
【0004】本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、端子台における漏
電発生防止と端子の腐蝕防止とを図ることができるよう
にしたエントランスポールの配線構造を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案は、地上に立設される中空の支柱2と、支柱
2の上部に設置される門廻り電気器具11とを備える。
上記支柱2の下部には点検用開口部81が設けられる。
点検用開口部81には支柱2の内部に面して取付基材8
0が装着される。取付基材80には支柱2の内周面2a
から離間するように端子台パネル8が取付けられる。端
子台パネル8には、門廻り電気器具11の電気配線9a
とエントランスポール1の外部から引き込まれる電気配
線9とを電気的に接続する端子台7が支持されているこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案によれば、支柱2の点検用開口部81に
取付基材80を装着し、この取付基材80に端子台パネ
ル8を取付け、端子台パネル8を支柱2の内周面2aか
ら離間した位置に配置すると共に、端子台パネル8によ
って門廻り電気器具11の電気配線用の端子台7を支持
するようにしたから、点検用開口部81の隙間などから
浸入する雨水が支柱2の内周面2aに流れ込んだ場合で
も、端子台パネル8は支柱2の内周面2aから離間して
配置されているために端子台パネル8が雨水に濡れるの
が防がれ、端子台パネル8で支持された端子台7もまた
水に濡れるのが防がれる。従って、端子台7の漏電防止
と端子の腐蝕防止の両方を達成できる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例に用いられるエントランスポール1
は、図2(a)に示すように、中空の支柱2、エルボ
3、機能ポール4、エンドキャップ5、郵便ポスト90
等を備える。支柱2は、地上に立設される長尺の中空管
体から成り、その上端部にエルボ3を介して機能ポール
4が接続されている。機能ポール4は、支柱2よりも短
尺の中空管状体から成り、その側面には、コンポーネン
トボックス装着用の開口部が設けられ、コンポーネント
ボックスには、門廻り電気器具である照明器具11が収
納される。照明器具11の電気配線9aはエルボ3を介
して支柱2の内部に通線されている。
【0008】上記支柱2の側面上部には、郵便ポスト9
0の取付部91が設けられると共に、側面下部には点検
用開口部81が穿設されている。この点検用開口部81
には、点検用パネル6と取付基材80とが装着される。
点検用パネル6は、図4(a)〜(c)に示すように、
熱逃がし用の空気孔82を有する円弧状に形成され、点
検用開口部81の外部から着脱自在に装着されるもので
ある。また、取付基材80は、図3(a)〜(c)に示
すように、上記点検用パネル6と同じ曲率の円弧状に形
成され、点検用パネル6に密着可能となっている。この
取付基材80には、プレート状のの端子台パネル8が所
定角度で切り起こし形成されており、これにより、端子
台パネル8は支柱2の内周面2aから離間するようにな
ってている。端子台パネル8の背面には、図1(a)
(b)に示す端子台7が取付けられており、この端子台
7によって、照明器具11の電気配線9aとエントラン
スポール1の外部から引き込まれる電気配線9とが電気
的に接続されるようになっている。
【0009】次に、エントランスポール1の配線を行う
にあたっては、例えば図2(a)に示す基礎穴に支柱2
を立設すると共に、支柱2の上端部にエルボ3を介して
機能ポール4とエンドキャップ5とを夫々接続し、機能
ポール4内の照明器具11の電気配線(電源線及びアー
ス線)9aをエルボ3を介して支柱2内部に通線して端
子台7に配線接続する。また、端子台7にエントランス
ポール1の外部から引き込まれる電気配線(電源線及び
アース線)9を接続した後、点検用パネル6を点検用開
口部81にねじ止めする。
【0010】ここで、端子台パネル8は取付基材80か
ら切り起こされて支柱2の内周面2aから離間して配置
されるので、仮りに点検用開口部81の隙間、或いは点
検用パネル6の熱逃がし用の空気孔82から浸入する雨
水が支柱2の内部に流れ込んだ場合であっても、その雨
水は支柱2の内周面2aや取付基材80の内面を伝って
そのまま流れ落ち、支柱2の内周面2aから離間して配
置された端子台パネル8が雨水に濡れるおそれがなくな
る。特に端子台7は端子台パネル8の背面に取着されて
いるので雨水がかかり難い構造となる。従って、点検用
パネル6に熱逃がし用の空気孔82を設けて端子台7の
熱を空気孔82から外部に放散させる構造であるにもか
かわらず、端子台パネル8及びこの端子台パネル8に支
持された端子台7の防水機能が高められ、端子台7の漏
電防止と端子の腐蝕防止とが可能になる。その結果、照
明器具11の電気配線9,9aの安全性と端子台7の端
子機能の長寿命化とを同時に達成できるようになる。ま
た、支柱2と機能ポール4とは同一外径形状に形成され
ており、その外観において統一性を保有しているので、
支柱2の防水機能に加えて、門廻りにふさわしいデザイ
ン性に優れたエントランスポール1が得られるようにな
る。
【0011】また、上記実施例では、円弧状の取付基材
80から端子台パネル8をほぼ直角に切り起こすように
したけれど、他の実施例として、図5に示すように、平
板状の取付基材80から端子台パネル8を直角(T字
状)に切り起こすようにしてもよい。この場合、取付基
材80が点検用パネル6(図4参照)から離間して、雨
水が点検用パネル6と取付基材80の間からも流れ落ち
るようになり、端子台パネル8の防水機能が一層高めら
れるという利点がある。なお、端子台パネル8を取付基
材80からの切り起こし形成ではなく、別体の端子台パ
ネルを取付基材80に固着するものであってもよい。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述のように、支柱の点検用開
口部に支柱の内部に面して取付基材を装着し、取付基材
には支柱の内周面から離間するように端子台パネルを取
付け、端子台パネルには門廻り電気器具の電気配線とエ
ントランスポールの外部から引き込まれる電気配線とを
電気的に接続する端子台を支持した構成であるから、点
検用開口部の隙間などから浸入する雨水によって端子台
パネル及び端子台が濡れるのを防止でき、端子台の漏電
防止と端子の腐蝕防止の両方を達成でき、その結果、門
廻り電気器具の電気配線の安全性を高めることができる
と同時に、端子機能を長期間にわたって維持できるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に用いられる支柱の点検用開
口部付近を示し、(a)は点検用パネルと端子台パネル
と端子台を示す一部破断斜視図、(b)は平面断面図で
ある。
【図2】同上の支柱を備えたエントランスポールの分解
斜視図である。
【図3】同上の端子台パネルを示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は背面図である。
【図4】同上の点検用パネルを示し、(a)は正面図、
(b)は平面図、(c)は断面図である。
【図5】本考案の他の実施例に用いられる端子台パネル
を示す斜視図である。
【図6】本考案の参考例を示し、(a)はエントランス
ポールの正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1 エントランスポール 2 支柱 2a 内周面 7 端子台 8 端子台パネル 9,9a 電気配線 11 門廻り電気器具 80 取付基材 81 点検用開口部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に立設される中空の支柱と、支柱の
    上部に設置される門廻り電気器具とを備え、上記支柱の
    下部には点検用開口部が設けられ、点検用開口部には支
    柱の内部に面して取付基材が装着され、取付基材には支
    柱の内周面から離間するように端子台パネルが取付けら
    れると共に、端子台パネルには門廻り電気器具の電気配
    線とエントランスポールの外部から引き込まれる電気配
    線とを電気的に接続する端子台が支持されていることを
    特徴とするエントランスポールの配線構造。
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