JPH0635542U - エントランスポールの配線構造 - Google Patents

エントランスポールの配線構造

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JPH0635542U
JPH0635542U JP7175792U JP7175792U JPH0635542U JP H0635542 U JPH0635542 U JP H0635542U JP 7175792 U JP7175792 U JP 7175792U JP 7175792 U JP7175792 U JP 7175792U JP H0635542 U JPH0635542 U JP H0635542U
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JP
Japan
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inspection
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裕章 中島
哲雄 末岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 漏電の発生防止と端子の腐蝕防止とを図る。 【構成】 支柱2の点検用開口部81に、支柱2の内部
に面して取付基材80を装着する。取付基材80には支
柱2の内周面2aから離間するように端子台パネル8が
取付けられる。端子台パネル8には、門廻り電気器具の
電気配線9aとエントランスポール1の外部から引き込
まれる電気配線とを電気的に接続する端子台7が支持さ
れている。点検用開口部81の隙間などから浸入する雨
水が支柱2の内周面2aに流れ込んでも、端子台パネル
8及び端子台7が雨水に濡れるのが防がれ、端子台7の
漏電及び端子腐蝕の両方を防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、門廻りに設置されるエントランスポールの配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
エントランスポール1の配線構造の一例を図6(a)(b)に示す。同図にお いて、エントランスポール1は、地上に立設される中空の支柱2と、支柱2の上 部に設置される機能ポール4と、機能ポール4に装着される門廻り電気器具であ る照明器具11とを備えるものであって、上記支柱2の下部には点検用パネル6 にて開閉自在の点検用開口部(図示せず)が設けられている。そして、点検用パ ネル6の内面に端子台パネル8が固着されると共に、この端子台パネル8の内面 側に上記照明器具11の電気配線9aとエントランスポール1の外部から引き込 まれる電気配線9とを電気的に接続する端子台7を支持するものが提案されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、エントランスポール1は屋外(門廻り)に立設されているために、 降雨時には点検用開口部と点検用パネル6との隙間、或いは点検用パネル6に設 けられる熱逃がし用の空気孔などから雨水が浸入すると、端子台パネル8は点検 用パネル6の内面に沿って配置されているため、雨水が支柱2の内周面を伝って 流れ込んで端子台パネル8を濡らし、さらに端子台パネル8で支持された端子台 7を濡らしてしまうことによって漏電が発生したり、或いは端子が濡れて腐蝕の 原因になるという問題がある。
【0004】 本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは 、端子台における漏電発生防止と端子の腐蝕防止とを図ることができるようにし たエントランスポールの配線構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、地上に立設される中空の支柱2と、支 柱2の上部に設置される門廻り電気器具11とを備える。上記支柱2の下部には 点検用開口部81が設けられる。点検用開口部81には支柱2の内部に面して取 付基材80が装着される。取付基材80には支柱2の内周面2aから離間するよ うに端子台パネル8が取付けられる。端子台パネル8には、門廻り電気器具11 の電気配線9aとエントランスポール1の外部から引き込まれる電気配線9とを 電気的に接続する端子台7が支持されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案によれば、支柱2の点検用開口部81に取付基材80を装着し、この取 付基材80に端子台パネル8を取付け、端子台パネル8を支柱2の内周面2aか ら離間した位置に配置すると共に、端子台パネル8によって門廻り電気器具11 の電気配線用の端子台7を支持するようにしたから、点検用開口部81の隙間な どから浸入する雨水が支柱2の内周面2aに流れ込んだ場合でも、端子台パネル 8は支柱2の内周面2aから離間して配置されているために端子台パネル8が雨 水に濡れるのが防がれ、端子台パネル8で支持された端子台7もまた水に濡れる のが防がれる。従って、端子台7の漏電防止と端子の腐蝕防止の両方を達成でき る。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。本実施例に用いられるエ ントランスポール1は、図2(a)に示すように、中空の支柱2、エルボ3、機 能ポール4、エンドキャップ5、郵便ポスト90等を備える。支柱2は、地上に 立設される長尺の中空管体から成り、その上端部にエルボ3を介して機能ポール 4が接続されている。機能ポール4は、支柱2よりも短尺の中空管状体から成り 、その側面には、コンポーネントボックス装着用の開口部が設けられ、コンポー ネントボックスには、門廻り電気器具である照明器具11が収納される。照明器 具11の電気配線9aはエルボ3を介して支柱2の内部に通線されている。
【0008】 上記支柱2の側面上部には、郵便ポスト90の取付部91が設けられると共に 、側面下部には点検用開口部81が穿設されている。この点検用開口部81には 、点検用パネル6と取付基材80とが装着される。点検用パネル6は、図4(a )〜(c)に示すように、熱逃がし用の空気孔82を有する円弧状に形成され、 点検用開口部81の外部から着脱自在に装着されるものである。また、取付基材 80は、図3(a)〜(c)に示すように、上記点検用パネル6と同じ曲率の円 弧状に形成され、点検用パネル6に密着可能となっている。この取付基材80に は、プレート状のの端子台パネル8が所定角度で切り起こし形成されており、こ れにより、端子台パネル8は支柱2の内周面2aから離間するようになっててい る。端子台パネル8の背面には、図1(a)(b)に示す端子台7が取付けられ ており、この端子台7によって、照明器具11の電気配線9aとエントランスポ ール1の外部から引き込まれる電気配線9とが電気的に接続されるようになって いる。
【0009】 次に、エントランスポール1の配線を行うにあたっては、例えば図2(a)に 示す基礎穴に支柱2を立設すると共に、支柱2の上端部にエルボ3を介して機能 ポール4とエンドキャップ5とを夫々接続し、機能ポール4内の照明器具11の 電気配線(電源線及びアース線)9aをエルボ3を介して支柱2内部に通線して 端子台7に配線接続する。また、端子台7にエントランスポール1の外部から引 き込まれる電気配線(電源線及びアース線)9を接続した後、点検用パネル6を 点検用開口部81にねじ止めする。
【0010】 ここで、端子台パネル8は取付基材80から切り起こされて支柱2の内周面2 aから離間して配置されるので、仮りに点検用開口部81の隙間、或いは点検用 パネル6の熱逃がし用の空気孔82から浸入する雨水が支柱2の内部に流れ込ん だ場合であっても、その雨水は支柱2の内周面2aや取付基材80の内面を伝っ てそのまま流れ落ち、支柱2の内周面2aから離間して配置された端子台パネル 8が雨水に濡れるおそれがなくなる。特に端子台7は端子台パネル8の背面に取 着されているので雨水がかかり難い構造となる。従って、点検用パネル6に熱逃 がし用の空気孔82を設けて端子台7の熱を空気孔82から外部に放散させる構 造であるにもかかわらず、端子台パネル8及びこの端子台パネル8に支持された 端子台7の防水機能が高められ、端子台7の漏電防止と端子の腐蝕防止とが可能 になる。その結果、照明器具11の電気配線9,9aの安全性と端子台7の端子 機能の長寿命化とを同時に達成できるようになる。また、支柱2と機能ポール4 とは同一外径形状に形成されており、その外観において統一性を保有しているの で、支柱2の防水機能に加えて、門廻りにふさわしいデザイン性に優れたエント ランスポール1が得られるようになる。
【0011】 また、上記実施例では、円弧状の取付基材80から端子台パネル8をほぼ直角 に切り起こすようにしたけれど、他の実施例として、図5に示すように、平板状 の取付基材80から端子台パネル8を直角(T字状)に切り起こすようにしても よい。この場合、取付基材80が点検用パネル6(図4参照)から離間して、雨 水が点検用パネル6と取付基材80の間からも流れ落ちるようになり、端子台パ ネル8の防水機能が一層高められるという利点がある。なお、端子台パネル8を 取付基材80からの切り起こし形成ではなく、別体の端子台パネルを取付基材8 0に固着するものであってもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上述のように、支柱の点検用開口部に支柱の内部に面して取付基材を 装着し、取付基材には支柱の内周面から離間するように端子台パネルを取付け、 端子台パネルには門廻り電気器具の電気配線とエントランスポールの外部から引 き込まれる電気配線とを電気的に接続する端子台を支持した構成であるから、点 検用開口部の隙間などから浸入する雨水によって端子台パネル及び端子台が濡れ るのを防止でき、端子台の漏電防止と端子の腐蝕防止の両方を達成でき、その結 果、門廻り電気器具の電気配線の安全性を高めることができると同時に、端子機 能を長期間にわたって維持できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に用いられる支柱の点検用開
口部付近を示し、(a)は点検用パネルと端子台パネル
と端子台を示す一部破断斜視図、(b)は平面断面図で
ある。
【図2】同上の支柱を備えたエントランスポールの分解
斜視図である。
【図3】同上の端子台パネルを示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は背面図である。
【図4】同上の点検用パネルを示し、(a)は正面図、
(b)は平面図、(c)は断面図である。
【図5】本考案の他の実施例に用いられる端子台パネル
を示す斜視図である。
【図6】本考案の参考例を示し、(a)はエントランス
ポールの正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1 エントランスポール 2 支柱 2a 内周面 7 端子台 8 端子台パネル 9,9a 電気配線 11 門廻り電気器具 80 取付基材 81 点検用開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に立設される中空の支柱と、支柱の
    上部に設置される門廻り電気器具とを備え、上記支柱の
    下部には点検用開口部が設けられ、点検用開口部には支
    柱の内部に面して取付基材が装着され、取付基材には支
    柱の内周面から離間するように端子台パネルが取付けら
    れると共に、端子台パネルには門廻り電気器具の電気配
    線とエントランスポールの外部から引き込まれる電気配
    線とを電気的に接続する端子台が支持されていることを
    特徴とするエントランスポールの配線構造。
JP7175792U 1992-10-15 1992-10-15 エントランスポールの配線構造 Expired - Lifetime JP2539659Y2 (ja)

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JPH0635542U true JPH0635542U (ja) 1994-05-13
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019151970A (ja) * 2018-02-28 2019-09-12 三菱重工機械システム株式会社 支柱、路側装置及び路側装置の設置方法

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JP2539659Y2 (ja) 1997-06-25

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