JPH10241416A - 屋外照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】水の侵入があっても安全に水抜きを行える屋外
照明器具を提供する。 【解決手段】ポール部２０と灯具部１０とからなる。灯
具部１０に点灯装置を配置する。灯具部１０に属するガ
ラスグローブ１をポール部２０に嵌合する。灯具部１０
に侵入する水を抜く水抜き穴１３を設ける。該水抜き穴
１３に前記点灯装置の全部もしくは一部に水が触れない
ように水を誘導する水抜きガイド１９を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は点灯装置に安全な水
抜き構造を設けた屋外照明器具に関するものである。

【０００２】

【発明が解決しようとする課題】屋外照明器具のほとん
どに水抜き穴が設けられている。しかしながら、屋外照
明器具のポール附設工事において地上面よりポールの直
立性がなくなり、そこに灯具部を装着し使用することは
可能である。しかし、何らかの理由により灯具部内に雨
水等が侵入した場合、水抜きはできても、点灯装置（ラ
ンプソケット・安定器・端子台等）の充電部に対する安
全性の配慮が足りなかった。本発明の目的は、水の侵入
があっても安全に水抜きを行うことである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の対象はボール部
と灯具部とからなり、前記灯具部に点灯装置を配し、前
記灯具部に属するガラスグローブを前記ポール部に嵌合
する屋外照明器具である。本発明においては、前記灯具
部に侵入する水を抜く水抜き穴を設け、該水抜き穴に前
記点灯装置に水が触れないように水を誘導する水抜きガ
イドを設ける。

【０００５】

【発明の実施の形態】図１〜図４を用いて本発明の実施
形態について説明する。図示の屋外照明器具は、ポール
部２０と灯具部１０とからなる。灯具部１０に点灯装置
を配置する。灯具部１０に属するガラスグローブ１をボ
ール部２０に嵌合する。灯具部１０に侵入する水を抜く
水抜き穴１３を設ける。該水抜き穴１３に前記点灯装置
の全部もしくは一部に水が触れないように水を誘導する
水抜きガイド１９を設ける。図中の５は電源端子台、６
は電源線、８は安定器、９は灯具ホルダ、１１は水の
雫、１２はグローブパッキン、１８は蛍光ランプであ
る。水抜き穴１３は灯具ホルダ９の底部に形成される。
水抜きガイド１９は水抜き穴１３の周縁の一部と連接
し、そこから垂下する。水抜きガイド１９は雫１１の落
下方向を制限し、点灯装置の一部となる電源端子台５お
よび電源線６に及ばないようにする。このため、電気的
により安全となる。

【０００６】

【発明の効果】本発明は水抜き穴に水抜きガイドを付加
したものであり、水抜きされる水の雫が点灯装置におよ
び絶縁を破壊する心配がなくない、安全性が向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明に係る屋外照明器具の分解斜視図であ
る。

【図２】 その灯具部を示す拡大断面図である。

【図３】 図２の一部を拡大して示す拡大断面図であ
る。

【図４】 その水抜き穴等を示す要部拡大斜視図であ
る。

【符号の説明】

１：ガラスグローブ、５：電源端子台、６：電源線、
８：安定器、９：灯具ホルダ、１０：灯具部、１１：水
の雫、１２：グローブパッキン、１３：水抜き穴、１
８：蛍光ランプ、１９：水抜きガイド、２０：ポール部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ポール部と灯具部とからなり、前記灯具部
   に点灯装置を配し、前記灯具部に属するガラスグローブ
   を前記ポール部に嵌合する屋外照明器具において、前記
   灯具部に侵入する水を抜く水抜き穴を設け、該水抜き穴
   に前記点灯装置に水が触れないように水を誘導する水抜
   きガイドを設けたことを特徴とする屋外照明器具。