JP6965615B2 - 複合伸縮部材 - Google Patents

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Description

本発明は、紙おむつのギャザーに適用可能な、複合伸縮部材に関する。
従来、胴回り部分や股下部分が複合伸縮部材で構成された吸収性物品が知られている。
複合伸縮部材を製造するための装置として、ホットメルト材が塗布されたシートの表面に弾性部材が伸長した状態で配置された後、弾性部材を覆う状態で別のシートが配置される手法が提案されている。これにより、シート間に弾性部材が配置された状態で、2枚のシートと弾性部材との各相互間が接合されて複合伸縮部材が製造される(特許文献1参照)。
国際公開2014/010340号
本発明は、新規な複合伸縮部材を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明の複合伸縮部材は、2枚のシート材と、前記シート材の相互間において伸縮方向と交差する並び方向に複数並設された弾性部材とを、前記複数並設された弾性部材のそれぞれを横切るように形成された複数の溶着線によって溶着した複合伸縮部材であって、前記溶着線は、いずれも、前記並び方向に対して同じ角度で正反対に傾斜した第一溶着部と第二溶着部とを交互に並べて構成され、隣接する前記溶着線は、前記並び方向に沿った中心線に対して互いに線対称であり、前記弾性部材によって、単一の溶着線により溶着される溶着点の位置が、前記伸縮方向に関して相違、前記伸縮方向に隣接する前記溶着線の相互間の前記伸縮方向の距離が、前記並び方向の位置によって異なることを特徴としている。
2)前記伸縮方向に関する所定位置に、前記溶着線の少なくとも一部が形成されない領域が設けられたことが好ましい
(3)前記第一溶着部と前記第二溶着部との間に隙間が設けられたことが好ましい。
発明の複合伸縮部材において前記溶着線の幅寸法は0.3mm以上が好適である。
本発明によれば、複合伸縮部材を、ホットメルト材を使用せずに製造することができるので、新規な複合伸縮部材を容易に製造することができる。
各実施形態で共通する紙おむつの構成を説明するための展開図である。 図1のA−A矢視断面図である。なお、図2では、各構成を把握しやすくするため、各シート類の厚みを誇張して示す。 ギャザーの構成を説明するための模式図であり、図1のB方向から視た要部拡大図である。 各実施形態で共通するギャザーの製造装置の構成を示す模式図である。 (a)は本発明の第一実施形態のタミーギャザーの構成を示す模式図であり、(b),(c)は(a)の要部拡大図である。 本発明の第一実施形態のタミーギャザーの変形例の構成を示す模式図である。 本発明の第二実施形態のタミーギャザーの構成を示す模式図である。 (a),(b)は本発明の第三実施形態のタミーギャザーの構成を示す模式図である。 本発明の第四実施形態のタミーギャザーの構成を示す模式図である。 (a),(b)は、本発明の第四実施形態のタミーギャザーの変形例の構成を示す模式図である。 (a),(b),(c)は、本発明の第四実施形態のタミーギャザーの変形例の構成を示す模式図である。 本発明の第一実施形態のタミーギャザーの好適な幅寸法を説明するための模式図である。 本発明の第一実施形態のタミーギャザーの変形例の構成を示す模式図である。
以下、本件を実施するための形態を説明する。下記の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせることもできる。
以下の実施形態では、複合伸縮部材を紙おむつ(吸収性物品)に使用した例を説明する。
各実施形態では、紙おむつについて、着用者の腹部に対向して配置される前身頃と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向Lとする。これらの前身頃と後身頃との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。
また、紙おむつが着用者に装着された状態(以下「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向Tとし、長手方向Lと厚み方向Tの何れにも直交する方向を幅方向Wとする。そのほか、厚み方向Tから視ることを平面視とする。
また、紙おむつを構成する物品についても、長手方向L,厚み方向Tおよび幅方向Wはこれに倣うものとする。
また、製造装置については、シート材や糸ゴムの搬送方向が紙おむつの幅方向Wに対応し、搬送方向に直交する幅方向が紙おむつの長手方向Lに対応する。
[1.各実施形態における共通構成]
各実施形態における紙おむつおよびギャザーの製造装置に共通する構成について説明する。
[1−1.紙おむつの構成]
まず、図1を参照して、紙おむつ1の基本的な構成を説明する。
ここでは、幅方向Wの中心線CLを基準として対称に紙おむつ1が形成されている。この紙おむつ1は、長手方向Lに沿って前身頃1A、股下部1Bおよび後身頃1Cの三つの領域に大別される。
〈シート類〉
はじめに、紙おむつ1のシート類について述べる。
図1に示すように、紙おむつ1には、前身頃1A、股下部1Bおよび後身頃1Cに亘って長手方向Lに延びる吸収体10(太破線で示す)が内蔵されている。ここでは、展開状態の正面視において、前身頃1Aおよび後身頃1Cよりも股下部1Bのほうが幅方向W寸法の小さい砂時計形状の吸収体10を例示する。
吸収体10は、着用者から排泄される尿や経血といった液体の水分(以下「排泄水分」という)を吸収して保持する吸水性を備える。着用者への紙おむつ1のフィット性や吸水性や通気性を高めるために、吸収体10の肌面側(吸収面側)及び後述のセンターシート11には、互いに交差する圧搾溝10a,10bが線状に延設される。
上記した吸収体10に対して肌面側および非肌面側には、図2に示すように、以下に述べる種々のシート11,12,13,14が設けられている。
吸収体10に対して、肌面側にはセンターシート11が積層され、非肌面側にはバックシート12が積層されている。これらのシート11,12の幅方向W側方にはサイドシート13が配置されている。
カバーシート14は、上記した吸収体10およびシート11,12,13を非肌面側から被覆する。図1に示すように、前身頃1Aにおけるカバーシート14と後身頃1Cにおけるカバーシート14とは、それぞれの幅方向端縁部14aどうしが互いに貼り付けられるこのようにして、前身頃1Aおよび後身頃1Cの各カバーシート14が接合され、パンツ型の紙おむつ1が形成される。
〈ギャザー〉
つぎに、図1〜図3を参照して、紙おむつ1のギャザー15について述べる。
ギャザー15は伸縮性を備えた複合伸縮部材として構成される。
ギャザー15として、ギャザー16,17,18を例示する。一つは、サイドシート13の肌面側端縁部に設けられた立体ギャザー16である、もう一つは、前身頃1Aと後身頃1Cとに設けられたタミーギャザー17である、更にもう一つは、サイドシート13の非肌面側において幅方向端縁部に設けられたセカンド立体ギャザー18(図1では図示省略)である。
タミーギャザー17を例に取り説明すると、タミーギャザー17は、伸縮性を備えた糸ゴム20(弾性部材)を伸長状態で2枚のシート材15a,15bの相互間に挟んで構成される。糸ゴム20は、幅方向Wに延在し長手方向Lに沿って複数配設される。両シート材15a,15b及び糸ゴム20は、全体的に長手方向Lに延在し幅方向Wに沿って複数設けられた溶着線30(図1および図2では省略)にて各相互間を溶着される。糸ゴム20に引張り力が加わらない自然状態(すなわち製造時には伸長状態であった糸ゴム20が収縮した状態)においては、糸ゴム20上にて隣り合う溶着線30の相互間において、シート材15a,15bが皺寄せられることにより凸状の襞40が形成される。
また、糸ゴム20の外周には、糸ゴム20よりも融点の低いステアリン酸マグネシウムからなる被覆層が設けられている。
立体ギャザー16は、排泄箇所の周縁で着用者に対する追従性を高めることにより、排泄物の幅方向W側方への漏れを防ぐために設けられる。タミーギャザー17は、着用者の臀部や下腹部に対する追従性を高めるために設けられる。セカンド立体ギャザー18は、股下部1Bで追従性を高めるために設けられる。
[1−2.製造装置]
図4を参照して、ギャザー15の製造装置100(複合伸縮部材の製造装置)について、製造対象をタミーギャザー17とする製造装置100を例に取り説明する。
製造装置100は、シート材15a,15bの間に糸ゴム20挟み込んだ状態で、糸ゴム20とシート材15a,15b、および、シート材15a,15bどうしを超音波溶着させて接合する接合装置200を有する。接合装置200は、アンビルローラ210と、ホーン220とを有する。
アンビルローラ210は、図4の紙面と直交する方向に延びる軸回りに回転する回転部材である。以下、この図4の紙面と直交する方向を前後方向という。アンビルローラ210は、回転することで、その外周面上において、シート材15a,15bの間に糸ゴム20を挟み込んだ状態で搬送する。図4に示す例では、アンビルローラ210は図4において時計回りに回転する。以下、糸ゴム20を挟み込んだ状態であって接合装置200による超音波溶着(接合)前のシート材15a,15bを「溶着前シート材15a,15b」という場合がある。アンビルローラ210の外周面には、径方向外側に突出する線状の凸条(図4では省略)が形成されている。
ホーン220は、アンビルローラ210によって搬送されている溶着前シート材15a,15bをアンビルローラ210の外周面との間で挟圧(挟み込みながら加圧)しながら溶着前シート材15a,15bに超音波振動を付与する装置である。ホーン220は、アンビルローラ210の外周面と対向して配置されている。図4の例では、アンビルローラ210の外周面の左側の部分と対向して配置されている。ホーン220の先端には、アンビルローラ210の外周面に向かって付与される超音波振動用のエネルギーを出力する出力部221が設けられている。
ホーン220は、出力部221を溶着前シート材15a,15bに押し付けてアンビルローラ210との間で溶着前シート材15a,15bを挟圧しながら溶着前シート材15a,15bに超音波振動を付与する。これにより、シート材15a,15bはそれぞれ溶融し、互いに溶着される。また、糸ゴム20の外周も溶融して、糸ゴム20とシート材15a,15bとが互いに溶着される。具体的には、出力部221は、アンビルローラ210の外周面の凸条との間で溶着前シート材15a,15bを挟圧し、溶着前シート材15a,15bのうちこの凸条上に配置された部分においてシート材15a,15bどうしおよび糸ゴム20とシート材15a,15bどうしとを互いに線状に溶着する。換言すれば、糸ゴム20,シート材15a,15bを溶着する線状の溶着部(溶着線)が凸条の形状に対応(一致)して形成される。
上述したように糸ゴム20の外周には、糸ゴム20よりも融点の低い被覆層が設けられているため、糸ゴム20とシート材15a,15bとの溶着時において、糸ゴム20が溶融することなく被覆層が溶融してこの被覆層とシート材15a,15bとが溶着される。
ホーン220の出力部221は、前後方向に延びており、ホーン220は、アンビルローラ210の外周面に対してアンビルローラ210の回転軸方向全体に超音波振動を付与する。アンビルローラ210によって溶着前シートが搬送されている間、ホーン220は常に超音波振動を付与している。従って、アンビルローラ210によって溶着前シートが搬送されることに伴い、溶着前シートは連続して溶着される。
糸ゴム20は、前後方向に平行な状態でアンビルローラ210の外周面に導入され、アンビルローラ210の外周面上において、先にアンビルローラ210の外周面に導入されたシート材15b上にその幅方向に並んで載置される。また、糸ゴム20は、アンビルローラ210の周方向に伸長された状態(伸長状態)でアンビルローラ210に導入される。本実施形態では、糸ゴム20は、自然状態の300%に伸長した伸長状態(自然状態を100%とする)でアンビルローラ210に導入される。アンビルローラ210に導入される糸ゴム20の伸張状態は、自然状態の300%に限定されず、例えば自然状態の150%〜400%の範囲内で、適宜設定することができる。
[2.第一実施形態]
[2−1.ギャザーの構成]
本実施形態のギャザー15について、タミーギャザー17の一例(以下「タミーギャザー17Aという」)を例に取り図5を参照して説明する。
タミーギャザー17Aは、上述したように、シート材15a,15bに糸ゴム20を挟んだ状態において、これらシート材15a,15b及び糸ゴム20が、糸ゴム20を横切るように形成された溶着線30により相互に溶着(接合)されて構成される。
溶着線30として、本実施形態では溶着線31A(第一溶着線)と溶着線31B(第二溶着線)との2種類が設けられている。溶着線31A,31Bは、糸ゴム20の並び方向(図5に示す例では長手方向Lに沿って配向される。そこで以下「並び方向L」ともいう)に沿った中心線CL1に対して互いに線対称であり、糸ゴム20の伸縮方向(図5に示す例では幅方向Wと等しい。そこで以下「伸縮方向W」ともいう)に交互に配置されている。
溶着線31A,31Bは、図5(b)に示すように、並び方向Lに対して同じ角度で正反対に傾斜した溶着部31−1(第一溶着部)と溶着部31−2(第二溶着部)とが交互に連設されて形成される。すなわち、並び方向Lに対する傾斜を繰り返し反転させながら、ジグザグ状(三角波状)に、並び方向Lに延在するように形成されている。溶着線31A,31Bの傾斜角度の反転位置は、図5に示した例では、糸ゴム20の半ピッチ位置(隣接する糸ゴム20の中間位置)である。
また、溶着線31A,31Bを一組のパターンとし、このパターンが伸縮方向Wに沿って繰り返し形成されている。
溶着線31A,31Bを構成する溶着部31−1,31−2は、向きが異なる(反対になる)だけで、幅寸法(太さ方向の寸法)および長さ寸法(延在方向の寸法)は同一寸法である。本実施形態では、溶着部31−1,溶着部31−2はそれぞれ一本の糸ゴム20だけと交差するように配置されている。
ここでは、図12に示すように、溶着線31A,31Bの幅寸法iが1mmに設定されている。なお、幅寸法iは、シート材15a,15bおよび糸ゴム20の相互間の接合強度を確保する観点から、0.3mm以上が好適である。
溶着部31−1,溶着部31−2と糸ゴム20との各交差点が、糸ゴム20がシート材15a,15bに溶着(溶着)される溶着点P1,P2となる。
ここで、図5(c)に示す各寸法a,b,c,d及び角度θについて説明する。
寸法a(最小ピッチ)は、隣接する溶着線31A,31Bが最接近する相互間距離(幅方向Wの相互間距離の最短距離)であり、例えば0.8mmである。
寸法dは、隣接する溶着線31A,31Bが、同じ糸ゴム20を溶着する溶着点P1,P2の幅方向Wの相互間距離であり、例えば0.8mmである。
寸法a,dの好適な範囲は、それぞれは、3mm以上、10mm以下の範囲である。
この理由は次のとおりである。後述するように、溶着線31A,31Bの形状・配置パターンは、図4に示す接合装置200のアンビルローラ210に設けられた凸条の形状・配置パターンに対応している。
したがって、寸法a,dが大きくなると、溶着線31A,31Bに対応するアンビルローラ210の凸条どうしの周方向に離間する距離が広くなるので、凸条とホーン220との間でシート材15a,15b及び糸ゴム20が加圧される箇所と、加圧されない箇所との距離が広くなって、加圧力が一様ではなくなるからである。また、凸条の相互間距離が適切な範囲から外れると、共振が発生してアンビルローラ210とホーン220とが振動するおそれがあるからである。溶着線31A,31Bによる接合強度は、アンビルローラ210とホーン220との間の加圧力とアンビルローラ210に入力される超音波振動の大きさによって変動することから、寸法a,dが適切な範囲から外れると接合強度が不均一になるため、上記のとおり、好適な範囲は、それぞれは、3mm以上、10mm以下の範囲である。
寸法bは、溶着部31−1,31−2の長さ寸法であり、シート材15a,15b及び糸ゴム20の接合強度が不十分とならない限り制限はない。なお、図5には、5.8mmの寸法bを例示する。
寸法c(糸ゴムピッチ)は、糸ゴム20のピッチ、すなわち、隣接する糸ゴム20,20の中心線の相互間距離である。この寸法cが短すぎると、タミーギャザー17Aの破断強度が低下すると共にタミーギャザー17Aが固くなることら、好適な範囲は、3mm以上、10mm以下の範囲である。
角度θは、糸ゴム20の伸縮方向W(すなわち延在方向)に対する溶着部31−1,31−2の傾斜角度であり、特に制限はない。なお、図5には、60°の角度θを例示する。
[2−2.製造装置の構成(アンビルローラの凸条のパターン)]
本実施形態のアンビルローラ210の凸条について、タミーギャザー17Aの製造に使用されるものを例に取り説明する。
タミーギャザー17Aの溶着線31A,31Bは、本実施形態のアンビルローラ210の凸条が転写されたパターンに対応し、タミーギャザー17Aの糸ゴム20のピッチは、アンビルローラ210の外周面に供給された糸ゴム20のピッチに対応する。
したがって、図5において、長手方向Lをアンビルローラ210の軸方向、幅方向Wをアンビルローラ210の周方向と置き換えれば、図5において、糸ゴム20のピッチは、アンビルローラ210に供給される糸ゴム20のピッチを示し、溶着線31A,31Bの形状・配置は、アンビルローラ210の凸条の形状・配置を示し、糸ゴム20と溶着線31A,31Bとの位置関係は、アンビルローラ210の凸条と糸ゴム20との位置関係を示す。
したがって、図5(c)を参照して説明した各寸法a,b,c,d及び角度θも、アンビルローラ210の各種寸法の説明として置き換えることができる。
[2−3.作用・効果]
(1)本発明によれば、ギャザー15を、ホットメルト材を使用せずに製造することができるので、新規なギャザー15を容易に製造することができる。
(2)図5(c)に示す溶着線31A,31Bの寸法a,dを適切な範囲に設定することにより、シート材15a,15b及び糸ゴム20の相互間を接合する強度のばらつきを抑えることができる。
また、糸ゴム20のピッチである寸法cを適切な範囲に設定することにより、ギャザー17の破断強度を確保することができると共に、柔軟性を保持して紙おむつ1のフィット性を良好なものとすることができる。
[2−4.変形例]
溶着線31A,31Bの各寸法a,b,c,d及び角度θは図1に示すものに限定されず、各寸法a,b,c,d及び角度θを変更してもよい。
〈第一変形例〉
図6に示すタミーギャザー17A′のように、上述した第一実施形態のタミーギャザー17Aと比較して、寸法aを大きく設定してもよく(ここでは5mm)、角度θを大きく設定してもよい(ここでは85°)。なお、このタミーギャザー17A′では、寸法c(糸ゴムピッチ)は5mmに設定され、溶着線31A,31Bの幅寸法は1mmに設定されている。
第一変形例によれば、溶着線31A,31Bどうしが幅方向Wに沿って離間する寸法が確保されるため、紙おむつ1の通気性を高めることができる。また、シート材15a,15bにおいて溶着線31A,31Bで接合された箇所に形成される筒状の空間(いわゆる「フルート」)の内径が確保されることからも、紙おむつ1の通気性を向上させることができる。
〈第二変形例〉
図13に示すタミーギャザー17A″ように、角度θを90°に設定し、上述したように二種の配向に設けられた溶着線31A,31Bに変えて、直線状の溶着線37が一種だけ設けられてもよい。
このタミーギャザー17A″によれば、溶着線31A,31Bどうしが幅方向Wに沿って離間する寸法が確実に確保され、紙おむつ1の通気性を確実に高めることができる。
この構成においても、溶着線37の幅寸法jは、0.3mm以上が好適であり、ここでは1mmに設定されている。また、隣接する溶着線37の相互間距離k(パタンピッチ)は5mmであり、寸法c(糸ゴムピッチ)は5mmに設定されている。
[3.第二実施形態]
[3−1.構成]
本実施形態について、タミーギャザー17の一例(以下「タミーギャザー17B」という)を例に取り図7を参照して説明する。なお、第一実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態のタミーギャザー17Bは、第一実施形態に対して溶着線30をなす溶着線32A,32Bのそれぞれを構成する溶着部31−1,31−2が複数の糸ゴム20と交差する点が異なる。
具体的には、二つの溶着部31−1が幅方向Wに延びる中心線CL2に対して互いに線対称に設けられている。同様に、二つの溶着部31−2が幅方向Wに延びる中心線CL2に対して互いに線対称に設けられている。すなわち、溶着線32A,32Bは、それぞれ長手方向に対する角度θ(ここでは5°)を、長手方向Lの中心線CL2を境に反転させる「くの字形状」又は「逆くの字形状」をしている。ここでは、溶着線32A,32Bの各幅寸法eはそれぞれ1mmに設定されている。
溶着線32A,32Bを一組のパターンとし、このパターンが幅方向Wに繰り返し形成されている。
上記第1実施形態と同様に、図7において、長手方向Lをアンビルローラ210の軸方向、幅方向Wをアンビルローラ210の周方向と置き換えれば、図7における糸ゴム20のピッチ、溶着線32A,32Bの形状・配置、糸ゴム20と溶着線32A,32Bとの位置関係は、アンビルローラ210に供給される糸ゴム20のピッチ、アンビルローラ210の凸条の形状、アンビルローラ210の凸条と糸ゴム20との位置関係をそのまま示す。
その他の構成は第一実施形態と同様であるので説明を省略する。
[3−2.作用・効果]
本実施形態によれば、第一実施形態の作用・効果に加えて以下の作用・効果が得られる。
溶着線32A,32Bが、それぞれ長手方向Lに対して傾斜し且つ中心線CL1に対して対称な形状となっているので、糸ゴム20によって、単一の溶着線32Aや単一の溶着線32Bにより溶着される溶着点の位置が、幅方向Wに関して相違する。
この結果、隣接する溶着線32A,32Bの相互間の幅方向Wの距離が、長手方向Lの位置によって異なるようになり、溶着線32A,32Bの相互間でシート材15a,15bが皺寄せられることにより形成される襞の高さも幅方向W位置によって異なる。
したがって、タミーギャザー17Bにおいて、着用者の肌に触れる面積を減少させるなど調整することが可能となり、装着時の快適性を向上させることが可能となる。さらに、従来よりも襞に高低差を付けることで、着用者の肌との間に意図的に大きな隙間を設けることができ、この隙間を通気孔として利用して通気性を向上させることが可能となる。
[4.第三実施形態]
[4−1.構成]
本実施形態について、タミーギャザー17の一例(以下「タミーギャザー17C」という)を例に取り図8を参照して説明する。なお、第一実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態のタミーギャザー17Cは、タミーギャザー17Cは、第1実施形態のタミーギャザー17Aに対して、溶着線31A,31Bからなるパターンの一部が省略されている。
図8(a)に示す構成では、溶着線31A,31Bからなるパターンが幅方向Wに対して繰り返し形成されているが、幅方向Wに関する中央領域S1(以下「間欠領域S1」ともいう)において溶着線31A,31Bが1パターン分だけ形成されていない。
図8(b)に示す構成では、中央領域S1において、2パターン分について、溶着線31A,31Bからなるパターンに替えて溶着線31A′,31B′からなるパターンが使用されている。溶着線31A′,31B′は、溶着線31A,31Bと比較すると、長手方向Lに関する寸法が短く、長手方向Lに関して溶着部が一部形成されていない。
なお、間欠領域S1の幅寸法f(詳細には間欠領域S1を挟む溶着線31A,31Bの相互間の最小距離)は、図5(c)の寸法a,dと同様の理由により大きすぎると接合強度が不均一になるため、6mm以下が好ましく、5mm以下がより好ましい。
上記第1実施形態と同様に、図8(a),(b)において、長手方向Lをアンビルローラ210の軸方向、幅方向Wをアンビルローラ210の周方向と置き換えれば、図8(a),(b)における糸ゴム20のピッチ、溶着線31A,31B,31A′,31B′の形状・配置、糸ゴム20と溶着線31A,31B,31A′,31B′との位置関係は、アンビルローラ210に供給される糸ゴム20のピッチ、アンビルローラ210の凸条の形状・配置、アンビルローラ210の凸条と糸ゴム20との位置関係をそのまま示す。
その他の構成は第一実施形態と同様であるので説明を省略する。
[4−2.作用・効果]
本実施形態によれば、第一実施形態の作用・効果に加えて以下の作用・効果が得られる。
つまり、溶着線の形成されない領域を設けることにより、溶着線によってシート材15a,15bや糸ゴム20が溶着される位置(溶着位置)の分布を、タミーギャザー17Cの領域によって変化させることができる。したがって、第二実施形態と同様に、着用者の肌に触れる面積を減少させる領域を設けたり、襞を従来よりも高くして襞と着用者の肌との間に通気孔として機能する大きな隙間を設けたりすることができ、装着時の快適性及び通気性を向上することが可能となる。
[5.第四実施形態]
[5−1.構成]
本実施形態について、タミーギャザー17の一例(以下「タミーギャザー17D」という)を例に取り図9を参照して説明する。なお、第一実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態のタミーギャザー17Dは、図9に示すように構成されている。このタミーギャザー17Dは、溶着線30として、第一実施形態の第一変形例で上述した溶着線31A,31B(図6参照)のそれぞれを断続的に構成した溶着線33A(第一溶着線)と溶着線33B(第二溶着線)とを備える点が異なる。
具体的には、溶着線33A,33Bは、溶着部31−1′と溶着部31−2′とが長手方向Lに向けて交互に並べられた破線状に形成されている。溶着部31−1′,31−2′は、第一実施形態の変形例の溶着線31A,31Bを構成する溶着部31−1,31−2(図6参照)よりも僅かに短く、また、溶着部31−1′,31−2′の相互間には隙間が間欠的に設けられている。
ここで、溶着部31−1′と溶着部31−2′との間に隙間の寸法h(間欠縦ピッチ)及び溶着部31−1′,31−2′の長さ寸法gは特に制限されないが、寸法hが大きすぎたり、長さ寸法gが短すぎたりすると、シート材15a,15bおよび糸ゴム20の接合強度が不十分となる。ここでは、寸法hは2mmに設定されている。
上記第1実施形態と同様に、図9において、長手方向Lをアンビルローラ210の軸方向、幅方向Wをアンビルローラ210の周方向と置き換えれば、糸ゴム20のピッチ、溶着線33A,33Bの形状、糸ゴム20と溶着線33A,33Bとの位置関係は、アンビルローラ210に供給される糸ゴム20のピッチ、アンビルローラ210の凸条の形状・配置、アンビルローラ210の凸条と糸ゴム20との位置関係をそのまま示す。
その他の構成は第一実施形態と同様であるので説明を省略する。
[5−2.作用・効果]
本実施形態によれば、第一実施形態の効果に加えて以下の効果が得られる。
溶着部31−1′と溶着部31−2′との間の隙間では、シート材15a,15bや糸ゴム20が溶融しないことから、溶着部31−1′,31−2′に較べて、タミーギャザー17Dが柔軟となり、タミーギャザー17Dの肌触りや装着部へのフィット性を向上することができる。さらに、溶着部31−1′,31−2′の相互間に隙間の寸法hを調整することで、タミーギャザー17Dの全体的な柔軟性を容易に調整できる。
[5−3.変形例]
(1)上記の図9に示す実施形態において、溶着部31−1′,31−2′の相互間に図10(a),(b)に示すようにドット状の溶着部を設けてもよい。このようにして破線間に短線(あるいは点)を加えた一点鎖線状の溶着線を採用することにより、シート材15a,15bおよび糸ゴム20の接合強度を強化することができる。
図10(a)に示すタミーギャザー17Eでは、溶着線34A,34Bは、溶着部31−1′,31−2′の相互間に、縦(長手方向Lの寸法)1mm×横(幅方向Wの寸法)1mmの正方形の溶着部31−3′が設けられている。
図10(b)に示すタミーギャザー17Fでは、溶着線35A,35Bは、溶着部31−1′,31−2′の相互間に、縦1mm×横0.5mmの長方形の溶着部31−4′が設けられている。
溶着線34A,34Bと溶着線35A,35Bを較べると、溶着部31−3′よりも溶着部31−4′の面積が小さい分だけ、溶着線35A,35Bのほうが接合強度を低めに調整されている。
すなわち、溶着部31−1′,31−2′の相互間に設けるドット状の溶着部の面積を調整することで溶着線の溶着強度を適宜調整することができる。
(2)上記の図9に示す実施形態では、溶着線33A,33Bを、傾斜を繰り返し反転しながら長手方向Lに延在するジグザグ形状のものにおいて、隙間を設けた間欠構造を例示したが、このような間欠構造を、図11に示すように長手方向Lに真っ直ぐに延在する溶着線に適用してもよい。
図11(a)に示すタミーギャザー17Gでは、長手方向Lに真っ直ぐに延在する間欠構造の溶着線36が、幅方向Wに複数並設されている。
溶着線36は、長手方向Lに延在する線状の複数の溶着部31−5により構成され、これらの溶着部31−5を、相互に隙間をあけて、長手方向Lに沿った直線上に配置して構成される。
このような構成においても、図9に示す実施形態と同様に、溶着部31−5の相互間の隙間の寸法を調整することで、タミーギャザー17Gの全体的な柔軟性を容易に調整できるといった効果が得られる。
図11(b)に示すタミーギャザー17Hでは、その幅方向Wの中央に、溶着線36の形成されない領域Saが設けられている点で、図11(a)に示すタミーギャザー17Gと異なる。この領域Saは、タミーギャザー17Hが紙おむつ1を構成した状態で吸収体10(図1参照)と平面視において重なる領域S0を包囲するように設定されており、タミーギャザー17Hの長手方向全体に亘って設けられている。
これにより、溶着線36の存在により、紙おむつ1において吸収体10が配置された箇所のタミーギャザー17Hによる収縮変形を抑えることができる。そのため、吸収体10を柔軟性の低下を抑制でき、着用者へのフィット性を高めることができる。
図11(c)に示すタミーギャザー17Gでは、図11(b)に示すタミーギャザー17Hと同様に、その幅方向Wの中央に、溶着線36の形成されない領域Sbが設けられている。
この領域Sbは、前記領域S0を包囲するよう形成されているが、この領域S0よりもやや大きく設定されており、長手方向Lの前端〔図11(c)の紙面における上側の端部〕から、長手方向Lの中央よりも僅か手前まで形成されている。
これにより、幅方向Wの中央において領域S0と重ならない領域には、溶着線36が設けられるので、この領域において、シート材15a,15bおよび糸ゴム20の接合強度を良好なものとすることできる。
[6.その他]
(1)図11(b),(c)に示す第四実施形態の変形例において、吸収体10と平面視において重なる領域S0について溶着線を設けない領域Sa,Sbを有する構成を例示したが、他の実施形態(変形例も含む)において、領域S0について溶着線を設けない領域Sa,Sbを有する構成を採用してもよい。
或いは、各実施形態(変形例も含む)において、領域S0については、他の領域よりも溶着線のピッチを大きく設定してもよい。
(2)上記の各実施形態では、本発明の複合伸縮部材およびその製造装置をタミーギャザー17およびその製造に適用したが、立体ギャザー16またはセカンド立体ギャザー18にも適用でき、ギャザー以外の伸縮を必要とする箇所に適用できる。
上述した伸縮性部材は、例示したパンツ型の紙おむつのほか、テープ型の紙おむつ,尿パット,生理用ナプキン、パンティーライナーといった種々の吸収性物品に設けられるギャザーに適用可能である。
伸縮性部材に用いられる糸ゴム20に替えてまたは加えて、伸縮性のフィルム(弾性部材)を用いてもよい。この場合には、上述した糸ゴム20と同様に、フィルムの外周に低融点の被覆層が設けられる。
第三実施形態のように破線状の溶着線や第四実施形態のように一点鎖線上の溶着線に限らず、二点鎖線や三点鎖線といった多数の短線をもつ多点鎖線状といった種々の断続形態をなす溶着線を採用してもよい。また、三角波状の溶着線に限らず、正弦波状や矩形波状といったさまざまな延在形状の溶着線を採用してもよい。
1 紙おむつ
15 ギャザー(複合伸縮部材)
15a,15b シート材
16 立体ギャザー(複合伸縮部材)
17,17A,17A′,17A″,17B,17C,17D,17E,17F タミーギャザー(複合伸縮部材)
18 セカンド立体ギャザー(複合伸縮部材)
20 糸ゴム(弾性部材)
30,36,37 溶着線
31A,31A′,32A,33A,34A,35A 第一溶着線
31B,31B′,32B,33B,34B,35B 第二溶着線
31−1,31−1′ 第一溶着部
31−2,31−2′ 第二溶着部
31−3′,31−4′ ドット状の溶着部
40 襞
CL1 タミーギャザー17の長手方向Lの中心線
CL2 タミーギャザー17の幅手方向Wの中心線
L 長手方向(糸ゴム20の並び方向)
W 幅方向(糸ゴム20の伸縮方向)
S1 溶着線の形成されていない領域

Claims (3)

  1. 2枚のシート材と、前記シート材の相互間において伸縮方向と交差する並び方向に複数並設された弾性部材とを、前記複数並設された弾性部材のそれぞれを横切るように形成された複数の溶着線によって溶着した複合伸縮部材であって、
    前記溶着線は、いずれも、前記並び方向に対して同じ角度で正反対に傾斜した第一溶着部と第二溶着部とを交互に並べて構成され、
    隣接する前記溶着線は、前記並び方向に沿った中心線に対して互いに線対称であり、
    前記弾性部材によって、単一の溶着線により溶着される溶着点の位置が、前記伸縮方向に関して相違し、
    前記伸縮方向に隣接する前記溶着線の相互間の前記伸縮方向の距離が、前記並び方向の位置によって異なる
    ことを特徴とする、複合伸縮部材。
  2. 前記伸縮方向に関する所定位置に、前記溶着線の少なくとも一部が形成されない領域が設けられた
    ことを特徴とする、請求項1に記載の複合伸縮部材。
  3. 記第一溶着部と前記第二溶着部との間に隙間が設けられた
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の複合伸縮部材。
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