JP6964922B1 - ケープ及びケープ付き育児器具 - Google Patents

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Abstract

ケープ(100)は、子供が着座する着座部(35)を含む育児器具本体(11)と、着座部(35)の両側において両端部が育児器具本体(11)に接続したガード部材(60)と、を含む育児器具(10)に取り付けられるケープ(100)である。ケープ(100)には、ガード部材(60)が通る少なくとも1つの筒状の通過穴(121,122)が形成されている。

Description

本発明は、育児器具に着座した子供を覆うためのケープに関する。また、本発明は、そのようなケープを備えたケープ付き育児器具に関する。
例えばJP2005―290652Aに開示されているように、乳母車等の育児器具に着座した子供の膝を覆うためのケープが知られている。ケープは、両端部にスナップボタンやクリップが設けられた紐部材によって、育児器具に着脱可能に接続される。
しかしながら、上記紐部材によって育児器具に接続されたケープは、育児器具に着座した子供によって引っ張られると、育児器具から外れてしまうことがある。また、ケープを使用する度に紐部材をケープに取り付けたりケープから取り外したりすることは、煩雑である。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、育児器具への取り付け及び取り外しが容易で且つ育児器具から外れる虞が低減されたケープ、及び、そのようなケープを備えたケープ付き育児器具を提供することを目的とする。
本実施形態によるケープは、
子供が着座する着座部を含む育児器具本体と、前記着座部の両側において両端部が前記育児器具本体に接続したガード部材と、を含む育児器具に取り付けられるケープであって、
前記ガード部材が通る少なくとも1つの筒状の通過穴が形成されている。
また、本実施形態によるケープ付き育児器具は、
子供が着座する着座部を含む育児器具本体と、前記着座部の両側において両端部が前記育児器具本体に接続したガード部材と、を含む育児器具と、
上記ケープと、を備えている。
本発明によれば、育児器具への取り付け及び取り外しが容易で且つ育児器具から外れる虞が低減されたケープ、及び、そのようなケープを備えたケープ付き育児器具を提供することができる。
図1は、本発明による一実施形態によるケープ付き育児器具を示す図である。 図2は、図1に示す育児器具の全体構成を説明するための斜視図である。 図3は、折り畳まれた状態で図1の育児器具を示す側面図である。 図4は、図1の育児器具の一部分を示す斜視図である。 図5は、図1に示すケープを前方から見た平面図である。 図6は、図1に示すケープを後方から見た平面図である。 図7は、ガード部材にケープを取り付ける方法を説明するための図である。 図8は、図1に示すケープ付き育児器具の前後方向に沿った断面図であって、ケープの使用形態の一例を示す図である。 図9は、図8に対応する図であって、ケープの使用形態の他の一例を示す図である。 図10は、図8に対応する図であって、ケープの使用形態のさらに他の一例を示す図である。 図11は、ケープが取り付けられた状態で折り畳まれた育児器具を示す斜視図である。 図12は、図1に示すケープ付き育児器具を前方から見た部分拡大図である。 図13は、図1に示すケープ付き育児器具を側方から見た部分拡大図である。
本発明によるケープは、育児器具本体と、育児器具本体に接続されたガード部材と、を有する育児器具に取り付けられる。育児器具は、乳母車、自動車両や自転車などに取り付けて用いられるチャイルドシート、ベビーラック等の器具であり、典型的には子供(乳児、幼児、児童等の年少者)を育てる過程において子供を世話するために使用される器具である。育児器具本体は、乳母車、チャイルドシート、ベビーラック等の本体部であり、典型的には子供が乗り込むスペースである着座部を有している。
以下、図1〜図13を参照しながら本発明による一実施の形態について説明する。図1は、ケープ付き育児器具1を示す斜視図である。以下に説明する一実施の形態では、ケープ100が育児器具10としての乳母車に取り付けられる例を示すが、これに限られない。ケープ100は、その他の育児器具に取り付けられてもよい。
<育児器具>
まず、図1〜図4を参照して、育児器具10としての乳母車について説明する。図2及び図3には、乳母車の具体例の全体構成が示されている。また、図4は、乳母車を部分的に示す斜視図である。図2に示すように、本実施の形態における乳母車10は、前脚14及び後脚16を有する本体フレーム12と、本体フレーム12に対して揺動可能となるように本体フレーム12に接続されたハンドル40と、前脚14に取り付けられた第1キャスター18と、後脚16に取り付けられた第2キャスター19と、を有している。このうち、本体フレーム12及びハンドル40が乳母車本体(育児器具本体)11を構成している。また、乳母車本体11は子供が着座する着座部35を含む。着座部35にはクッション性を有した座席材13が取り外し可能に装着される。子供は、この座席材13上に着座又は横臥する。図2に示すように、乳母車本体11にはガード部材60が取り付けられている。ガード部材60は、着座部35の上方かつ前方において、乳母車本体11の幅方向に延びている。ガード部材60の両端部は、乳母車本体11の幅方向における着座部35の両側において乳母車本体11に接続している。図1に示すように、乳母車10は、更に、着座部35に着座した子供の上半身を覆う幌80を有していてもよい。
図示された乳母車10(乳母車本体11)は、広く普及しているように、図2に示された展開状態から図3に示された折り畳み状態へ折り畳み可能に構成されている。乳母車10(乳母車本体11)は、折り畳み状態から展開状態に展開することもできる。
ところで、本明細書中において、乳母車およびその構成要素に対する「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、「上下方向」および「幅方向」の用語は、特に指示がない場合、展開状態にある乳母車およびその構成要素に着座する子供を基準とした「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、「上下方向」および「幅方向」を意味する。さらに詳しくは、「前後方向」とは、図2における紙面の左下と右上とを結ぶ方向に相当する。そして、特に指示がない限り、「前」とは、乗車した子供が向く側であり、図2における紙面の左下側が前側となる。一方、「上下方向」とは乳母車の走行面に直交する方向である。したがって、走行面が水平面である場合、「上下方向」とは鉛直方向をさす。また、「幅方向」とは横方向であって、「前後方向」および「上下方向」のいずれにも直交する方向である。図2に示すように、図示された乳母車10は、全体的に、横方向中心に位置し前後方向及び上下方向に沿って広がる面を中心として、概ね対称な構成を有している。
まず、乳母車10の全体構成として、乳母車本体11について説明する。上述したように、乳母車本体11は、本体フレーム12及びハンドル40を有している。このうち本体フレーム12は、図2に示すように、それぞれ左右に配置された一対の前脚14と、それぞれ左右に配置された一対の後脚16と、を有している。本体フレーム12は、それぞれ左右に配置された第1リンクL1、第2リンクL2、第3リンクL3及び第4リンクL4を更に有している。前脚14、後脚16及び第1〜第4リンクL1〜L4は、乳母車本体11を折り畳み可能および展開可能に構成するリンクとして機能する。図示された例において、第1リンクL1は、アームレスト21としても機能する。各第1リンク部材L1の前方部分には、ガード部材60を接続するための端部支持部が形成されている。
図2に示すように、前脚14の上端部分は、対応する側(左側または右側)に配置された第1リンクL1の前方部分に回動可能に接続されている。同様に、後脚16の上端部分は、対応する側(左側または右側)に配置された第1リンクL1の前方部分に回動可能に接続されている。また、第2リンクL2の上方部分が、対応する側(左側または右側)に配置された第1リンクL1の後方部分に回動可能に接続されている。
図2及び図4に示すように、第3リンクL3は、前脚14と回動可能に接続している。第4リンクL4は、後脚16と回動可能に接続している。第3リンクL3は、第2リンクL2及び第4リンクL4の少なくとも一方と回動可能に接続している。第4リンクL4は、第2リンクL2及び第3リンクL3の少なくとも一方と回動可能に接続している。第2リンクL2は、第3リンクL3及び第4リンクL4の少なくとも一方と回動可能に接続している。
図2及び図4に示すように、第3リンクL3をなす部材として、フレーム材24と、フレーム材24に固定された前接続材25とが設けられている。フレーム材24は、全体としてU字状をなす。フレーム材24は、前後方向に延びる一対の側部24aと、一対の側部24aを前方にて連結する連結部24bと、を有している。前接続材25は、一端部分を前脚14と回動可能に接続され、他端部分を側部24aの前方部分に固定されている。この例において、右側に位置するフレーム材24の側部24aと、この右側の側部24aに固定された右側の前接続材25とによって、右側の第3リンクL3が形成されている。同様に、左側に位置するフレーム材24の側部24aと、この左側の側部24aに固定された左側の前接続材25とによって、左側の第3リンクL3が形成されている。
図4に示すように、第4リンクL4は、下端部分において後脚16の中間部分と回動可能に接続されている。また、第4リンクL4は、上端部において第2リンクL2及び第3リンクL3と回動可能に接続されている。図示された例において、第2リンクL2、第3リンクL3及び第4リンクL4は、同一の軸部材30を用いて、互いに回動可能に接続されている。この軸部材30は、第2リンクL2の下端部、第4リンクL4の上端部、及び、第3リンクL3の後端部を貫通している。この構成により、第2リンクL2、第3リンクL3及び第4リンクL4は、軸部材30の中心軸線と一致する軸線を中心として、互いに回動可能となっている。
また、図示された乳母車10の本体フレーム12は、図2に示すように、ベースフレーム31及び上方フレーム32と、ベースフレーム31と上方フレーム32とを連結する連結フレーム33と、を更に有している。ベースフレーム31及び上方フレーム32は、共にU字状に形成されている。そして、図示された乳母車10において、フレーム材24およびベースフレーム31には、ベース布材が張設される。なお、図3において、ベースフレーム31、上方フレーム32及び連結フレーム33の図示を省略している。
図示された例において、フレーム材24、ベースフレーム31、上方フレーム32、連結フレーム33及びベース布材が、着座部35を構成し、座席材13を支持する。このうち、ベース布材の一部分およびフレーム材24が、子供の臀部を支持する座部支持部を構成する。また、ベース布材の一部分およびベースフレーム31が、子供の背部を支持する背部支持部を構成する。
ベースフレーム31は、その両端部において、軸部材30に貫通されている(図4参照)。そして、ベースフレーム31は、フレーム材24やその他の構成要素に対して回動可能となっている。ベースフレーム31がフレーム材24に対して回転することで、座席材13のリクライニングが可能となる。
図2に示すように、本体フレーム12は、乳母車本体11の幅方向に延びる構成要素として、一対の前脚14間を連結する前方連結材15と、一対の後脚16間を連結する後方連結材17と、を有している。前方連結材15は、フットレストとして機能する。
図2に示すように、ハンドル本体41は、全体としてU字状の形状を有している。ハンドル本体41は、U字の両端部において、本体フレーム12と回動可能に接続されている。第2リンクL2、第3リンクL3、第4リンクL4、ベースフレーム31及びハンドル40は、軸部材30によって画成される同一の軸線を中心として、互いに対して回動可能となっている。
以上の構成を有した乳母車本体11は、各構成部材を相対回動させることにより、折り畳むことができる。具体的には、第1位置に配置されたハンドル40をいったん後上方に引き上げ、その後、下方に押し下げることによって、第4リンクL4を後脚16に対し回動させる。この操作にともなって、第1リンクL1および第3リンクL3は、第2リンクL2に対し回動する。このような操作により、側面視においてハンドル40と前脚14とが略平行な配置を維持しながら互いに接近するとともに、ハンドル40の位置が下げられるようになる。以上のようにして、図3に示すように、乳母車本体11を折り畳むことができる。図3の折り畳まれた状態では、乳母車10の前後方向および上下方向に沿った寸法を小型化することができる。一方、乳母車本体11を折り畳み状態から展開するには、上述した折り畳み操作と逆の手順を踏めばよい。
<ガード部材>
次に、図2を参照して、ガード部材60およびガード部材60が接続される端部支持部について説明する。
ところで、本明細書において、ガード部材およびその構成要素に対する「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、「上下方向」および「幅方向」の用語は、特に指示がない場合、ガード部材が乳母車本体に接続された状態での、乳母車およびその構成要素に着座する子供を基準とした「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、「上下方向」および「幅方向」を意味する。
図2に示す例では、ガード部材60は、ガード本体61と、ガード本体61の両端部にそれぞれ接続された接続部62a,62bと、を有する。一側接続部62aは、ガード部材60の一側端部をなす。また、他側接続部62bは、ガード部材60の他側端部をなす。一側接続部62aは、左側の第1リンクL1に設けられた一側端部支持部50に着脱可能に接続する。また、他側接続部62bは、右側の第1リンクL1に設けられた他側端部支持部に着脱不能に接続している。図示された例では、一側接続部62aに設けられた解除操作部71を一側接続部62aの内側に押し込むことにより、一側接続部62aと一側端部支持部50の接続(係合)を解除することができる。なお、他側接続部62bは、右側の第1リンクL1に設けられた他側端部支持部に着脱可能に接続し、一側接続部62aは、左側の第1リンクL1に設けられた一側端部支持部50に着脱不能に接続してもよい。また、一側接続部62aは、左側の第1リンクL1に設けられた一側端部支持部50に着脱可能に接続し、他側接続部62bは、右側の第1リンクL1に設けられた他側端部支持部に着脱可能に接続してもよい。
図示された例では、ガード本体61は可撓性を有する材料で形成されているが、これに限られない。
<ケープ>
次に、図5〜図13を参照して、ケープ100について説明する。図5及び図6は、それぞれ、図1に示すケープ100を前方及び後方から見た平面図である。図7は、ガード部材60にケープ100を取り付ける方法を説明するための図である。図8は、ケープ100の第1使用形態を示す図である。図9は、ケープ100の第2使用形態を示す図である。図10は、ケープ100の第3使用形態を示す図である。図11は、ケープ100が取り付けられた状態で折り畳まれた乳母車10を示す斜視図である。図12及び図13は、それぞれ、図1に示すケープ付き育児器具1を前方及び側方から見た部分拡大図である。本実施の形態のケープ100は、育児器具10への取り付け及び取り外しを容易にし、且つ育児器具10から外れる虞を低減させるための工夫がなされている。
ところで、本明細書中において、ケープ及びケープを構成するシート状部材に対する「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、「上下方向」および「幅方向」の用語は、特に指示がない場合、図1に示すようにケープが展開状態にある育児器具に広げて取り付けられた状態において、当該育児器具の着座部に着座する子供を基準とした「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、「上下方向」および「幅方向」を意味する。さらに詳しくは、「前後方向」とは、図8〜図10における紙面の左右方向に相当する。「上下方向」とは、図5及び図6における紙面の上下方向に相当する。また、「幅方向」とは、図5及び図6における紙面の左右方向に相当する。
図示された例では、ケープ100は、育児器具10に取り付けられて、主に、育児器具10の着座部35に着座した子供の脚を覆い、子供に日除けの空間を提供するために用いられる。ケープ100は、日差しや風雨を遮ることができる柔軟性なシート状部材110を縫製することにより形成されている。シート状部材110は、紫外線を遮断する機能を有していてもよい。また、シート状部材110は、撥水性、防水性、耐水度等の機能を有していてもよい。
図示された例では、シート状部材110は、全体として四角形の第1布材111及び第2布材112を重ね合わせ、それらの周縁部を互いに縫着させてなる。第1布材111は、ケープ100が育児器具10に取り付けられた状態において、主に、育児器具10の着座部35の側(後方)を向く。また、第2布材112は、ケープ100が育児器具10に取り付けられた状態において、主に、着座部35とは反対の側(前方)を向く。第2布材112は、紫外線を遮断する機能及び撥水性の機能を有していてよい。
図5及び図6に示すように、ケープ100には、ケープ100の幅方向に延びる少なくとも1つの筒状の通過穴121,122が形成されている。育児器具10のガード部材60を通過穴121,122に通すことにより、ケープ100は育児器具10に取り付けられる。より詳しくは、図7に示すように、ガード部材60の一側接続部62aを育児器具本体11から取り外した後、一側接続部62aを通過穴121,122に差し込んでガード部材60を通過穴121,122に通し、ガード部材60の一側接続部62aを育児器具本体11に再び接続することにより、ケープ100を育児器具10に取り付けることができる。このように、図示されたケープ100は、容易に育児器具10に取り付けることができる。また、ケープ100は、ケープ100を育児器具10に取り付けるための追加の部材を必要としない。また、従来技術のように、ケープをスナップボタンやクリップを利用して育児器具10に取り付けるのではなく、ガード部材60をケープ100に形成された通過穴121,122に通すことによりケープ100がガード部材60に取り付けられるので、ケープ100が引っ張られても育児器具10から脱落する虞が低い。また、図8〜図10から理解されるように、ケープ100がガード部材60に取り付けられることにより、ケープ100と着座部35との間に空間が形成される。この結果、ケープ100で日差しを遮りつつケープ100と着座部35との間に風を通すことができ、着座部35の温度が上昇することを抑制することができる。
図示された例では、ケープ100には、複数の通過穴121,122が形成されている。図5及び図6に示すように複数の通過穴121,122は、ケープ100の上下方向に互いから離間して形成されている。これにより、図8〜図10から理解されるように、育児器具10に着座する子供の身長(月齢)に応じて、ケープ100の取付位置を変更することができる。すなわち、ガード部材60から垂れ下がるケープ100の長さを、子供の脚の長さに応じて変更することができる。また、ガード部材60をケープ100の上縁から離間した通過穴122に通過させる場合、図10に示すように、ケープ100の一部で育児器具10に着座した子供の上半身を覆うことができる。
図5及び図6に示す例では、ケープ100は、通過穴121,122が形成された本体領域130と、本体領域130の下端縁に接続するマチ領域135と、を有する。本体領域130には、第1通過穴121及び第2通過穴122が形成されている。図5に示すように、第1通過穴121は、本体領域130の上縁に形成されている。また、図6に示すように、第2通過穴122は、本体領域130の上下方向における中央領域に形成されている。
図示された例では、第1通過穴121は、シート状部材110の一部をケープ100の幅方向に延びる線に沿って折り返して、その一部をシート状部材110自身に縫着することにより形成されている。より詳しくは、シート状部材110のうち本体領域130を形成する部分は、第1領域131と、第1領域131の上縁に接続する第2領域132とを有する。第2領域132をケープ100の幅方向に沿って折り返して第1領域131に対面させた後、上記幅方向に沿って第2領域132を第1領域131に縫着することにより、第1領域131と第2領域132との間に、両端部が開放した筒状の第1通過穴121が形成されている。図示された例では、第2領域132は、第2領域132の第2布材112と第1領域131の第2布材112とが対面するように折り返されるが、これに限られない。第2領域132は、第2領域132の第1布材111と第1領域131の第1布材111とが対面するように折り返されてもよい。
図5に示すように、第2領域132の幅は、第1領域131の上端部(第1領域131のうち第2領域132に対面する部分)の幅よりも短い。言い換えると、本体領域130のうち第1通過穴121が形成された領域において、第2領域132の幅は第1領域131の幅よりも短い。これにより、第1領域131と第2領域132とを引き分けて第1通過穴121にガード部材60を挿通することが容易である。もちろん、第2領域132の幅は、第1領域131の上端部の幅よりも長くてもよい。言い換えると、本体領域130のうち第1通過穴121が形成された領域において、第2領域132の幅は第1領域131の幅よりも長くてもよい。この場合も、第1領域131と第2領域132とを引き分けて第1通過穴121にガード部材60を挿通することが容易である。
第2通過穴122は、第1布材111と第2布材112との間に形成されている。より詳しくは、図6に示すように、本体領域130には、ケープ100の上下方向における第1通過穴121の下方に、ケープ100の幅方向に沿って延びる2本の縫い目S1,S2が設けられている。2本の縫い目S1,S2は、第1布材111と第2布材112とを縫着させる。第2の縫い目S2は、ケープ100の上下方向における第1の縫い目S1の下方に、第1の縫い目S1から離間して形成されている。2本の縫い目S1,S2の間において、第1布材111の両縁部111a,111bと第2布材112の両縁部112a,112bとは、互いに対して縫着されていない。したがって、上記2本の縫い目S1,S2の間において第1布材111と第2布材112との間には、両端部が開放した筒状の通過穴122が形成されている。
図6に示すように、2本の縫い目S1,S2の間(すなわち、本体領域130のうち第2通過穴122が形成された領域)において、第1布材111の幅は、第2布材112の幅方よりも短い。これにより、2本の縫い目S1,S2の間において第1布材111と第2布材112とを引き分けて第2通過穴122にガード部材60を挿通することが容易である。もちろん、2本の縫い目S1,S2の間において、第1布材111の幅は、第2布材112の幅よりも長くてもよい。この場合も、2本の縫い目S1,S2の間において第1布材111と第2布材112とを引き分けて第2通過穴122にガード部材60を挿通することが容易である。
ケープ100に互いにケープ100の上下方向に離間する第1通過穴121及び第2通過穴122が形成されていることにより、ケープ100は、図8に示す第1使用形態と、図9に示す第2使用形態と、図10に示す第3使用形態で使用することができる。図8に示す第1使用形態では、ガード部材60がケープ100の上縁に形成された第1通過穴121に挿通され、本体領域130全体で育児器具10に着座する子供の脚を覆うことができる。第1使用形態は、育児器具10に着座する子供の身長が高い場合(月齢が高い場合)に適している。また、図9に示す第2使用形態では、ガード部材60が本体領域130の上下方向における中央領域に形成された第2通過穴122に挿通され、本体領域130の下半部で育児器具10に着座する子供の脚を覆うことができる。第2使用形態は、育児器具10に着座する子供の身長が低い場合(月齢が低い場合)に適している。第2使用形態では、本体領域130の上半部は折り返されて本体領域130の下半部の前方に位置している。また、図10に示す第3使用形態では、第2使用形態と同様にガード部材60が第2通過穴122に挿通され、本体領域130の下半部で育児器具10に着座する子供の脚を覆うことができる。第3使用形態では、本体領域130の上半部は育児器具10に着座する子供の上半身を覆うように着座部35の上方に配置される。ケープ100を第3使用形態で使用すれば、例えば、冷房からの冷たい空気が育児器具10に着座する子供の上半身に直接当たることを防ぐことができる。
本体領域130の下縁には、本体領域130から後方に立ち上がったマチ領域135が接続している。図6に示す例では、マチ領域135は、シート状部材110の下端部の二つの隅部にタックT1,T2を設けることにより、形成されている。各タックT1,T2は、シート状部材110の下端部の各隅部からケープ100の上下方向における上方に向かうにつれてケープ100の幅方向内側に向かう線に沿って形成される。図8に示すように、マチ領域135は、育児器具10の着座部35に着座した子供の足先を下方から覆うことができる。したがって、子供の足先を、本体領域130とマチ領域135とによって、前方及び下方からくるむことができる。あるいは、図9及び図10に示すように、マチ領域135は、育児器具10の着座部35の前端又は着座部35に装着された座席材13の前端を下方から覆うことができる。したがって、着座部35の前端又は座席材13の前端を、本体領域130とマチ領域135とによって、前方及び下方からくるむことができる。これにより、ケープ100は、着座部35に着座した子供の足先を安定して覆うことができる。
図示された例では、ケープ100の長さは次のように決められている。すなわち、図1に示すように、ケープ100の長さは、ケープ100が第1通過穴121に育児器具10のガード部材60が挿通されることによって育児器具10に取り付けられ、且つ、育児器具10が展開状態にある場合において、ケープ100の下端部が前方連結材15と概ね同じ高さ位置になるように決定される。図示された例では、ケープ100のタックT1,T2が前方連結材15の上面と同じ高さ又は上面よりもわずかに高い位置に配置されるように、決定される。これにより、フットレストとして機能する前方連結材15にマチ領域135を載せて着座部35に着座した子供の足先をくるむことができる。また、ケープ100が回転する第1キャスター18に巻き込まれる虞が抑制される。
また、図示された例では、図1及び図11に示すように、ケープ100を取り付けたまま育児器具10を展開状態と折り畳み状態との間で変化させることができるよう、ケープ100の幅は次のように決められている。すなわち、図12に示すように、ケープ100の幅は、ケープ100が、育児器具10に取り付けられた状態において、育児器具10の一対の前脚14の幅方向外側を向く面14aの内側に位置する、というように決定される。これにより、育児器具10を展開状態と折り畳み状態との間で変化させる際、ケープ100が相対回動する後脚16,第1リンク材L1〜第4リンク材L4の間、及び、相対回動する前脚14,第3リンク材L3,後脚16の間に挟み込まれないように、ケープ100を育児器具10に取り付けることができる。
すなわち、ケープ100の幅がこのように決められている場合、図13に示すように、ガード部材60に取り付けられたケープ100のうち着座部35の外側へ垂れ下がる部分は、育児器具10の後脚16よりも前方に配置される。ここで、上述したように、後脚16にはリンク材L1〜L4が回動可能に接続されている。後脚16及びリンク材L1〜L4は、育児器具10が展開状態と折り畳み状態との間で変化する際、育児器具10の側面視において、後脚16の後方で互いに重なり合いながら相対回動する。したがって、後脚16の後方にケープ100の一部が配置されると、これらの構成要素16,L1〜L4の間にケープ100が挟み込まれる虞がある。しかしながら、ケープ100の幅が上記のように決められている場合、ガード部材60に取り付けられたケープ100のうち着座部35の外側へ垂れ下がる部分は、育児器具10の後脚16よりも前方に配置される。これにより、育児器具10が展開状態と折り畳み状態との間で変化する際にケープ100が上記相対回動する構成要素16,L1〜L4の間に挟み込まれる、という虞が抑制される。
また、ケープ100の幅が上記のように決められている場合、ガード部材60に取り付けられたケープ100のうち着座部35の外側へ垂れ下がる部分は、育児器具10の前脚14よりも前方に配置される。ここで、上述したように、前脚14には第3リンク材L3及び後脚16が回動可能に接続されている。前脚14と第3リンク材L3と後脚16とは、育児器具10が展開状態と折り畳み状態との間で変化する際、育児器具10の側面視において、前脚14の後方で互いに重なり合いながら相対回動する。したがって、前脚14の後方にケープ100の一部が配置されると、これらの構成要素14,L3,16の間にケープが挟み込まれる虞がある。しかしながら、ケープ100の幅が上記のように決められている場合、ガード部材60に取り付けられたケープ100のうち着座部35の外側へ垂れ下がる部分は、育児器具10の前脚14よりも前方に配置される。これにより、育児器具10が展開状態と折り畳み状態との間で変化する際にケープ100が上記相対回動する構成要素14,L3,16の間に挟み込まれる、という虞が抑制される。
上述したケープ100は、構造が単純であるため、容易に洗濯することができ、素早く乾燥させることができる。とりわけ図示された例では、ケープ100は、シート状部材110に縫製を施すだけで作製されているため、特に容易に洗濯することができる。さらに、上述したケープ100は、図5及び図6に示すように平らにすることができるため、容易且つ迅速に折り畳んで収納することができる。
このような構成を有するケープ100は、次のようにして育児器具10に取り付けることができる。すなわち、ガード部材60の一側接続部62aに設けられた解除操作部71を操作して、一側端部支持部50と一側接続部62aとの係合を解除する。そして、ガード部材60の一側接続部62aを、育児器具本体11から取り外す。次に、図7に示すように、ガード部材60の一側接続部62aを通過穴121,122の一方の端部に差し込む。そして、ガード部材60を通過穴121,122に通して、一側接続部62aを当該通過穴121,122の他方の端部から引き出す。次に、一側接続部62aを一側端部支持部50に係合させて接続する。一側接続部62aが一側端部支持部50に接続された状態では、一側接続部62aと一側端部支持部50とが係合しているため、一側接続部62aが一側端部支持部50から脱落することが防止される。この結果、ケープ100が育児器具10から脱落することも防止される。
また、ケープ100は、ガード部材60の一側接続部62aを育児器具本体11から取り外した後、ガード部材60をケープ100の通過穴121,122から引き抜くことにより、育児器具10から取り外すことができる。
なお、以上に説明した実施形態では、ケープ100には、複数の通過穴121,122が形成されているが、これに限られない。ケープ100には通過穴が1つだけ形成されていてもよい。
また、通過穴121は、ケープ100の上縁に形成されていなくてもよい。すなわち、通過穴121は、ケープ100の上下方向において、ケープ100の上縁から離間して設けられていてもよい。この場合、図10に示すように、ケープ100の一部で育児器具10に着座した子供の上半身を覆うことができる。
以上のように、本実施形態のケープ100は、子供が着座する着座部35を含む育児器具本体11と、着座部35の両側において両端部が育児器具本体11に接続したガード部材60と、を含む育児器具10に取り付けられる。ケープ100には、ガード部材60が通る少なくとも1つの筒状の通過穴121,122が形成されている。このようなケープ100は、育児器具10への取り付け及び取り外しが容易である上、育児器具10から意図せず脱落する虞が低い。また、ケープ100がガード部材60に取り付けられることにより、ケープ100と着座部35との間に空間が形成される。この結果、ケープ100で日差しを遮りつつケープ100と着座部35との間に風を通すことができ、着座部35の温度が上昇することを抑制することができる。
また、本実施形態では、複数の通過穴121,122が、ケープ100の上下方向に互いから離間して形成されている。具体的には,本実施の形態では、第1通過穴121がケープ100の上縁に形成されている。また、本実施の形態では、第2通過穴122が、ケープ100の上下方向における中央領域に形成されている。このようにケープ100に複数の通過穴121,122が形成されていることにより、育児器具10に着座する子供の身長(月齢)に応じて、ガード部材60に対するケープ100の取付位置を変更することができる。例えば、ケープ100を、図8に示す第1使用形態、図9に示す第2使用形態及び図10に示す第3使用形態で使用することができる。
また、上述したように、本実施の形態では、通過穴122が、ケープ100の上縁から離間して形成されている。これにより、ケープ100の一部で育児器具10の着座部35に着座した子供の上半身を覆うことができる。
また、本実施の形態では、ケープ100は、シート状部材110を含んでいる。シート状部材110は、第1領域131及び第1領域131の上縁に接続する第2領域132を含んでいる。そして、通過穴121は、第2領域132をケープ100の幅方向に沿って折り返して第1領域131に縫着することにより形成されている。
また、本実施の形態では、ケープ100のうち通過穴121が形成された領域において、第1領域131及び第2領域132の一方の幅は、第1領域131及び第2領域132の他方の幅よりも狭い。これにより、第1領域131と第2領域132とを引き分けて第1通過穴121にガード部材60を挿通することが容易である。
また、本実施の形態では、ケープ100は、互いに重ね合わされた第1布材111及び第2布材112を含む。そして、通過穴122は、第1布材111及び第2布材112の間に形成されている。
また、本実施の形態では、ケープ100のうち通過穴122が形成された領域において、第1布材111及び第2布材112の一方の幅は、第1布材111及び第2布材112の他方の幅よりも狭い。これにより、通過穴122が形成された領域において第1布材111と第2布材112とを引き分けて通過穴122にガード部材60を挿通することが容易である。
また、本実施の形態のケープ100は、通過穴121,122が形成された本体領域130と、本体領域130から立ち上がったマチ領域135と、を備えている。マチ領域135は、育児器具10の着座部35に着座した子供の足先を下方から覆うことができる。したがって、子供の足先を、本体領域130とマチ領域135とによって前方及び下方からくるむことができる。あるいは、マチ領域135は、育児器具10の着座部35の前端又は着座部35に装着された座席材13の前端を下方から覆うことができる。したがって、着座部35の前端又は座席材13の前端を、本体領域130とマチ領域135とによって前方及び下方からくるむことができる。これにより、ケープ100は、着座部35に着座した子供の足先を安定して覆うことができる。
また、本実施の形態において、ケープ付き育児器具1は、育児器具10と育児器具10に取り付けられるケープ100とを備えている。育児器具10は、子供が着座する着座部35を含む育児器具本体11と、着座部35の両側において両端部が育児器具本体11に接続したガード部材60と、を含む。ケープ100には、ガード部材60が通る少なくとも1つの筒状の通過穴121,122が形成されている。このようなケープ付き育児器具1は、育児器具10へのケープ100の取り付け及び取り外しが容易である上、ケープ100が育児器具10から意図せず脱落する虞が低い。また、ケープ100がガード部材60に取り付けられることにより、ケープ100と着座部35との間に空間が形成される。この結果、ケープ100で日差しを遮りつつケープ100と着座部35との間に風を通すことができ、着座部35の温度が上昇することを抑制することができる。
また、本実施の形態において、育児器具10は、展開状態と折り畳み状態との間で変形可能な乳母車である。育児器具本体11は、ハンドル40と、育児器具本体11の幅方向に互いから離間して配置され、ハンドル40に回動可能に接続した一対の第1リンク部材L1と、第1リンク部材L1の一方及び他方に回動可能に接続した一対の後脚16と、後脚16の一方及び他方に回動可能に接続した一対の前脚14と、後脚16及び前脚14に支持された着座部35と、を含む。そして、ケープ100は、ガード部材60に取り付けられた状態で、一対の前脚14の幅方向外側を向く面14aの内側に位置する。これにより、育児器具10が展開状態と折り畳み状態との間で変化する際にケープ100が育児器具本体11の相対回動する後脚16及び第1リンクL1の間に挟み込まれる、という虞が抑制される。
また、本実施の形態において、育児器具10は、一対の前脚14を有し、展開状態と折り畳み状態との間で変形可能な乳母車である。ケープ100は、育児器具10が展開状態にある場合及び折り畳み状態にある場合のいずれにおいても一対の前脚14の幅方向外側を向く面14aの内側に位置するように、ガード部材60に取り付け可能である。これにより、育児器具10が展開状態と折り畳み状態との間で変化する際にケープ100が育児器具本体11の相対移動する構成要素間に挟み込まれる、という虞が抑制される。
なお、以上において上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。

Claims (10)

  1. 子供が着座する着座部を含む育児器具本体と、前記着座部の両側において両端部が前記育児器具本体に接続したガード部材と、を含む育児器具に取り付けられるケープであって、
    前記ガード部材が通る筒状の複数の通過穴が形成されており、
    複数の前記通過穴が、前記ケープの上下方向に互いから離間して形成されているケープ。
  2. 前記通過穴の1つが、前記ケープの上縁に形成されている、請求項1に記載のケープ。
  3. 前記通過穴の1つが、前記ケープの上縁から離間して形成されている、請求項1又はに記載のケープ。
  4. 前記ケープは、シート状部材を含み、
    前記シート状部材は、第1領域及び当該第1領域の上縁に接続する第2領域を含み、
    前記複数の通過穴は第1通過穴を含み
    前記第1通過穴は、前記第2領域を前記ケープの幅方向に沿って折り返して前記第1領域に縫着することにより形成されている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のケープ。
  5. 前記ケープのうち前記第1通過穴が形成された領域において、前記第1領域及び前記第2領域の一方の幅は、前記第1領域及び前記第2領域の他方の幅よりも狭い、請求項に記載のケープ。
  6. 前記ケープは、互いに重ね合わされた第1布材及び第2布材を含み、
    前記複数の通過穴は第2通過穴を含み、
    前記第2通過穴は、前記第1布材及び前記第2布材の間に形成されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のケープ。
  7. 前記ケープのうち前記第2通過穴が形成された領域において、前記第1布材及び前記第2布材の一方の幅は、前記第1布材及び前記第2布材の他方の幅よりも狭い、請求項に記載のケープ。
  8. 前記通過穴が形成された本体領域と、前記本体領域から立ち上がったマチ領域と、を備えた、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のケープ。
  9. 子供が着座する着座部を含む育児器具本体と、前記着座部の両側において両端部が前記育児器具本体に接続したガード部材と、を含む育児器具と、
    請求項1乃至8のいずれか一項に記載のケープと、
    を備えたケープ付き育児器具。
  10. 前記育児器具は、一対の前脚を有し、展開状態と折り畳み状態との間で変形可能な乳母車であり、
    前記ケープは、前記育児器具が展開状態にある場合及び折り畳み状態にある場合のいずれにおいても前記一対の前脚の幅方向外側を向く面の内側に位置するように、前記ガード部材に取り付け可能である、請求項に記載のケープ付き育児器具。
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