JP6963741B2 - インク付与方法及び壁紙の製造方法 - Google Patents
インク付与方法及び壁紙の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6963741B2 JP6963741B2 JP2017051643A JP2017051643A JP6963741B2 JP 6963741 B2 JP6963741 B2 JP 6963741B2 JP 2017051643 A JP2017051643 A JP 2017051643A JP 2017051643 A JP2017051643 A JP 2017051643A JP 6963741 B2 JP6963741 B2 JP 6963741B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- ink
- based ink
- applying
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/0011—Pre-treatment or treatment during printing of the recording material, e.g. heating, irradiating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M3/00—Printing processes to produce particular kinds of printed work, e.g. patterns
- B41M3/18—Particular kinds of wallpapers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/0041—Digital printing on surfaces other than ordinary paper
- B41M5/0064—Digital printing on surfaces other than ordinary paper on plastics, horn, rubber, or other organic polymers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M7/00—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
- B41M7/0072—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using mechanical wave energy, e.g. ultrasonics; using magnetic or electric fields, e.g. electric discharge, plasma
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M7/00—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
- B41M7/0081—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using electromagnetic radiation or waves, e.g. ultraviolet radiation, electron beams
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M7/00—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
- B41M7/009—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using thermal means, e.g. infrared radiation, heat
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/32—Inkjet printing inks characterised by colouring agents
- C09D11/322—Pigment inks
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/36—Inkjet printing inks based on non-aqueous solvents
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Description
特許文献3では更に、印刷の前後にコロナ処理を付与する作像手段が開示されている。
背景技術に記載した技術では、対象物が油性インクの濡れ性に乏しい塩化ビニルのような材料である場合には、対象物へのインクの濡れ広がりを十分なものとすることができず、画像濃度、インク吸収性を十分なものとすることができなかった。
そこで、本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、実質的に乾燥性・硬化反応性を有しない油性インク、および特定の方法による作像前の濡れ性向上手段と作像後の濡れ性向上手段を同時に用いることによって、作像前後それぞれでインクの濡れ広がりを向上させることができることを見出した。
したがって、本発明は、インク付与対象物である、油性インクの濡れ性に乏しい樹脂組成物に対しても有効な濡れ性が発現され良好な品質の画像を得ることを可能とする、インク付与方法を提供することを目的とする。
基材と前記基材の表面に形成された樹脂組成物層とを有する対象物の前記樹脂組成物層に対して、油性インクを付与するインク付与方法であって、
前記油性インクが付与される前の前記対象物に対して前記油性インクの濡れ広がりを向上させるための少なくとも一種の表面処理を施す前処理工程と、
前記前処理工程を経た対象物に油性インクを付与する工程と、
前記油性インクが付与された後の前記対象物に対して、前記油性インクの濡れ広がりを向上させるための少なくとも一種の表面処理を施す後処理工程と、
を有することを特徴とするインク付与方法。
本発明における前記対象物は、紙や不織布からなる平滑な基材の少なくとも一方の面、又は立体物の表面に、樹脂組成物層を形成してなる。樹脂としては塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂等が使用できる。
また、樹脂組成物層は可塑剤を含んでいてもよく、可塑剤及び加熱発泡剤を含んでいてもよい。例えば前記対象物を壁紙として使用する場合には前記加熱発泡剤は好適に用いられる。以下では、対象物を壁紙として使用する場合を例にとって説明することがある。
プラスチックフィルムとしては、例えばポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ナイロン、ビニロン、アクリル等のプラスチックフィルム又はシートの貼り合わせたものが挙げられる。
プラスチックフィルムは、強度の点から一軸乃至二軸延伸されていることが好ましい。
不織布としては、ポリエチレン繊維をシート状に散布し、熱圧着させてシート状に形成したものなどが挙げられる。
この場合、前記樹脂組成物層は、前記基材上に少なくとも塩化ビニル樹脂が、可塑剤を内包した状態で、コーティングされることで形成される。
ここで、塩化ビニル樹脂は、物理的化学的特性が優れた汎用樹脂であり、また、他の樹脂に比べて安価であるため、軟質、半硬質及び硬質樹脂の広い分野で用いられている。軟質塩化ビニル系樹脂製品は、塩化ビニル樹脂100質量部に対して30〜100質量部の可塑剤を配合することによって塩化ビニル樹脂を膨潤、溶媒和した樹脂組成物として使用される。
また、前記樹脂組成物層は充填剤、分散剤、消泡剤、ブロッキング防止剤、増粘剤、発泡剤等を必要に応じ加えることができる。
また、無機系発泡剤としては炭酸水素ナトリウムなどの無機炭酸塩などが好適に用いられる。
前記可塑剤は樹脂のコーティング時に共存させることで樹脂組成物層に導入される。これにより、後述の油性インクと親和性の高い対象物を形成することが可能となる。
本発明のインク付与方法ではインクとして硬化反応性を有しない油性インクを用いる。
また、本発明における油性インクは少なくとも、油性成分と、着色剤とを含み、必要に応じて結着樹脂を含有していても良い。
油性インクは沸点が200℃以上の油性成分を80質量%以上含むことが好ましい。
油性インクの油性成分はエステル油を主成分とすることが好ましい。
本発明では特にインクジェット作像システムに好適に用いられるものとして、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソノニル等のアジピン酸エステルや、オクタン酸オクチルなどのオクタン酸エステルを用いることが好ましい。
前記対象物の内部に着色剤が浸透しにくい、また、発泡時の加熱工程による熱的なダメージを受けにくく、画像濃度の低下が生じにくいという点から、前記油性インクは顔料インクであることが好ましい。
揮発に伴うインクの物性変化が生じず、インクジェット方式を用いた際に、安定した印刷が可能で、良好な画像品質が得られることから、本発明における油性インクは、150℃で60分放置した場合の質量変化率が20%未満であること好ましく、5%以下であることがより好ましい。
なお、質量変化率は以下の計算式によって算出される値である。
壁紙は、壁紙用基材と、この壁紙用基材上に設けられた塩化ビニル樹脂及び可塑剤を有する樹脂組成物層とからなるインク付与の対象となる対象物と、この対象物の樹脂組成物層上に形成されたインク層とから構成される。
壁紙の製造方法においては発泡剤を樹脂組成物層に含有させておいて加熱により発泡剤を発泡させる工程を含む場合と樹脂組成物層が発泡剤を含まず発泡工程を含まない場合とがある。
壁紙の製造方法は、樹脂組成物層上に、インクジェット方式でインクを吐出して画像を形成するインク付与工程、壁紙を発泡させる工程、及び、壁紙の表面に凹凸模様を形成するエンボス工程に分けられる。
そして本発明の壁紙製造方法では、前記のインク付与工程の前の対象物に後述する前処理工程を施し、インク付与工程の後の対象物に後述する後処理工程を施す。
また、基材に樹脂組成物層を形成して対象物を製造する工程をインクジェット印刷工程の前工程として付加してもよい。
これらの工程は、それぞれ個別にバッチ式で行っても良いが、一連の工程を連続して行ってもかまわない。
対象物は基材上に樹脂組成物層を形成することによって得られる。
基材上に塩化ビニル樹脂、可塑剤、発泡剤等の材料からなる樹脂組成物層をコーティングさせる方法としては、例えば、ナイフコート法、ノズルコート法、ダイコート法、リップコート法、コンマコート法、グラビアコート法、ロータリースクリーンコート法、リバースロールコート法等の塗工方法が挙げられる。
前記塩化ビニル樹脂は塗工後に加熱処理されて、ゲル化し、可塑剤を含有する樹脂組成物層を形成することができる。
本発明のインク付与方法は、インク付与工程の前の対象物の表面に表面処理を施す前処理工程を有することを特徴とする。この前処理工程における表面処理の方法としては、加熱処理、コロナ処理、プラズマ処理、乾燥布によるふき取り、水によるふき取り、アルコール類やケトン類といった有機溶剤によるふき取り、紫外線照射、電子線照射といった表面処理の方法が挙げられるが、対象物とインクとの濡れ広がりを向上させる手段であればこの限りではない。対象物のゲル表面の汚れを除去したり、表面の化学的状態を一時的に改善することにより、インク付与時におけるインクの濡れ広がりを好適なものにすることが可能となる。
図1は本発明を実施するためのインクジェット方式のインク付与装置の具体的な例である。前記対象物の製造工程で得られた、基材上に樹脂組成物層を有する対象物1は、図1に示されるように、プレヒートドラム2で予備加熱された後、加熱ドラム3によって一定の温度に加熱されながらインクジェット吐出手段4まで搬送される。ここでインクジェット吐出手段4によって吐出されたインク液滴が前記対象物1上に着弾することによって、所望の画像を形成することが可能となる。
インク付与の際には、対象物を加熱しながらインク付与することが好ましい。加熱しないままインク付与した場合、対象物内部へのインクの浸透が十分に行われない場合がある。
本発明では更に、インク付与後の対象物表面に表面処理を施す後処理工程を有することを特徴とする。
この後処理工程における表面処理の方法としては、加熱処理、コロナ処理、プラズマ処理、紫外線照射、電子線照射といった印刷面への非接触型表面処理の方法が挙げられるが、対象物とインクとの濡れ広がりを向上させる手段であればこの限りではない。
図2において、S1、S2、及びS3は対象物がそれぞれ、前処理工程、インク付与工程、及び後処理工程にあることを示している。
また、図2Aは前処理工程及び後処理工程を施さない場合を示し、b1は対象物d上に付与されたインクを示す。
図2Bは前処理工程において対象物にコロナ放電処理aを施し、後処理工程を施さない場合を示し、b2は対象物d上に付与されたインクを示す。
図2Cは、前処理工程及び後処理工程のそれぞれにおいてコロナ放電処理aを施した場合を示し、b2はインク付与後のインクの状態を示し、b3は後処理工程後の対象物d上のインクを示す。
図2Cは前処理工程及び後処理工程の両方を行った場合には対象物の表面におけるインクの濡れ広がりが向上する様子を示している。
本発明においては、壁紙を製造する場合、対象物にインクジェット印刷手段で所望の画像を形成した後、さらに印刷後の対象物を発泡する発泡工程及び印刷後の対象物に凹凸模様を付与するエンボス工程等の一般的な工程を付加することができる。
この発泡工程は、分散された状態の加熱発泡剤を含む樹脂組成物層を有する対象物を加熱することにより、前記加熱発泡剤を発泡させる工程である。発泡させるための加熱条件としては180〜230℃で数十秒から2分程度の時間で加熱することが好ましい。
このエンボス工程は、対象物の発泡した樹脂組成物層に凹凸模様を形成する工程である。
上記凹凸模様は通常、壁紙、化粧材等に凹凸を付与する目的で使用されるエンボス加工、ケミカルエンボス加工、ロータリースクリーン加工、及び盛り上げ印刷等のよく知られた方法を選択使用してなされる。例えばエンボス版を用いる加工、ケミカルエンボス加工、ロータリースクリーン、又は盛り上げ印刷により凹凸を付与する方法等が好適に用いられる。
本発明ではさらに、必要に応じてその他壁紙の製造工程で通常取りうる手段を適宜選択することができる。例えば耐擦性を付与するためのコーティング処理等を施してもかまわない。
特に本発明では、コーティング処理による透明保護層を設けることによりベタツキ防止、及び意匠性を向上させることができる。前記保護層にはウレタン系、ポリメチルメタアクリレート等アクリル系、ポリフッ化ビニル,ポリフッ化ビニリデン,ポリ4フッ化エチレン等のフッ素系樹脂等が好適に用いられる。
これらの手段は、必要に応じて各壁紙製造手段の前後いずれにも用いることが可能である。
可塑剤としてフタル酸ジイソノニル(DINP)50質量部に、Ba/Zn系塩化ビニル用安定剤3質量部を添加し、良く撹拌して混合液を作り、これに乳化重合ポリ塩化ビニル(株式会社カネカ製 PSL)100質量部、発泡剤としてアゾジカルボンアミド(ADCA)5質量部、炭酸カルシウム90質量部及び二酸化チタン15質量部を添加し、ディスパーミキサーにて十分に混合し、樹脂組成物層形成用材料を得た。
この樹脂組成物層形成用材料を、壁紙用基材である質量80g/m2の天然紙の表面に、コーターで付与量130g/m2を付与し、120℃90秒間放置することで、ポリ塩化ビニルゾルをプレゲル状態にし、対象物を得た。
アジピン酸ジオクチル(DOA)を85質量部、カーボンブラック(Regal400)を10質量部、分散剤としてSolsperse13940を5質量部配合して得られた混合物を、ビーズミル分散機にて混合分散し、油性インク1を得た。
得られた油性インク1を50mgとり、島津製作所製 熱重量解析装置DTG−60を用いて150℃60分間の質量変化率を求めたところ、4.8%であった。
アジピン酸ジオクチル(DOA)を70質量部、パルミチン酸オクチルを15質量部、カーボンブラック(Regal400)を10質量部、分散剤としてSolsperse13940を5質量部配合して得られた混合物を、ビーズミル分散機にて混合分散し、油性インク2を得た。
得られた油性インク2を50mgとり、島津製作所製 熱重量解析装置DTG−60を用いて150℃60分間の質量変化率を求めたところ、7.8%であった。
IRヒーター(Print dryer Promo PD5102(株)トーコー)の出力High、ヒーターからのギャップ40cmに固定して、対象物を稼動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インク1が充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像を前記IRヒーターの出力High、ヒーターからのギャップ40cmに固定して、対象物を稼動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させた。
また、インク付与直後、後処理後それぞれの画像のハーフトーン部をマイクロスコープ(KeyenceVHX)を用いて450倍の倍率で撮影し、画像処理ソフト(ImageJ)を用いてドット径を比較した。また、後処理後に得られた画像は、さらに200℃に加熱したオーブンを50m/minの速さで通過させて発泡させた後、布目パターンのエンボス処理をし、以下に記載する方法で、(1)ベタ被覆率、(2)画像濃度、(3)インク吸収性を評価した。結果を表1にまとめた。
得られた画像をマイクロスコープ(KeyenceVHX)を用いて450倍の倍率でベタ部を撮影した。撮影画像を次いでフリーソフトImage Jを用いて二値化処理し、対象物の地肌部に対してどれだけインクが被覆しているかを面積で算出し被覆率を求めた。代表的な被覆率の写真を図3−1〜図3−4に示した。
(判定基準)
◎: 被覆率 80%以上
○: 被覆率 70%以上 80%未満
△: 被覆率 60%以上 70%未満
×: 被覆率 60%未満
得られた画像のベタ部を反射型カラー分光測色濃度計(X−Rite社製)を用いて測定し画像濃度を測定した。
(判定基準)
◎: 画像濃度 1.2以上
○: 画像濃度 1.0以上1.2未満
△: 画像濃度 0.8以上1.0未満
×: 画像濃度 0.8未満
得られた画像を1.2mm四方に切ったLumi Art Gloss 130gsm 紙で印字部を10回擦り、摩擦後の画像部のかすれの程度を顕微鏡および目視観察にて判定した。
(判定基準)
◎:印字物のかすれが発生せず良好なレベル
○:顕微鏡では若干のかすれが見られるが、目視上は目立たず許容なレベル
△:かすれが目視でも確認できるレベル
×:インクが液状に擦過部位に広がり実用不可レベル
IRヒーター(Print dryer Promo PD5102(株)トーコー)の出力High、ヒーターからのギャップ40cmに固定して、対象物を稼動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インク1が充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像をプラズマ処理装置(Openair社RD1010)を用いて、移動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させて処理させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
IRヒーター(Print dryer Promo PD5102(株)トーコー)の出力High、ヒーターからのギャップ40cmに固定して、対象物を稼動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インク1が充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像をコロナ処理装置(カスガ電気(株)絶縁機材処理ステーション)を用いて、紙ロール表面にテープで貼り付け、最大出力、30m/minの速さで通過させて処理させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
プラズマ処理装置(Openair社RD1010)を用いて、対象物を移動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させて処理させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インク1が充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像を前記IRヒーターの出力High、ヒーターからのギャップ40cmに固定して、対象物を稼動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
プラズマ処理装置(Openair社RD1010)を用いて、対象物を移動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させて処理させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インクが充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像をプラズマ処理装置(Openair社RD1010)を用いて、移動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させて処理させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
プラズマ処理装置(Openair社RD1010)を用いて、対象物を移動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させて処理させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インク1が充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像をコロナ処理装置(カスガ電気(株)絶縁機材処理ステーション)を用いて、紙ロール表面にテープで貼り付け、最大出力、30m/minの速さで通過させて処理させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
コロナ処理装置(カスガ電気(株)絶縁機材処理ステーション)を用いて、対象物を紙ロール表面にテープで貼り付け、最大出力、30m/minの速さで通過させて処理させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インク1が充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像を前記IRヒーターの出力High、ヒーターからのギャップ40cmに固定して、対象物を稼動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
コロナ処理装置(カスガ電気(株)絶縁機材処理ステーション)を用いて、対象物を紙ロール表面にテープで貼り付け、最大出力、30m/minの速さで通過させて処理させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インク1が充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像をプラズマ処理装置(Openair社RD1010)を用いて、移動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させて処理させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
コロナ処理装置(カスガ電気(株)絶縁機材処理ステーション)を用いて、対象物を紙ロール表面にテープで貼り付け、最大出力、30m/minの速さで通過させて処理させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インク1が充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像をコロナ処理装置(カスガ電気(株)絶縁機材処理ステーション)を用いて、紙ロール表面にテープで貼り付け、最大出力、30m/minの速さで通過させて処理させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
対象物の表面をワイピング用不織布(旭化成 BEMCOT)で3往復してふき取った。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インク1が充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像を前記IRヒーターの出力High、ヒーターからのギャップ40cmに固定して、対象物を稼動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
対象物の表面をワイピング用不織布(旭化成 BEMCOT)で3往復してふき取った。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インク1が充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像をプラズマ処理装置(Openair社RD1010)を用いて、移動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させて処理させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
対象物の表面をワイピング用不織布(旭化成 BEMCOT)で3往復してふき取った。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インク1が充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像をコロナ処理装置(カスガ電気(株)絶縁機材処理ステーション)を用いて、紙ロール表面にテープで貼り付け、最大出力、30m/minの速さで通過させて処理させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
実施例7において、油性インク1を油性インク2に代えたこと以外は実施例7と同様にして画像を得た。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
実施例12において、油性インク1を油性インク2に代えたこと以外は実施例12と同様にして画像を得た。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に耐熱両面テープで固定し、前記油性インクが充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
IRヒーター(Print dryer Promo PD5102(株)トーコー)の出力High、ヒーターからのギャップ40cmに固定して、対象物を稼動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インクが充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
プラズマ処理装置(Openair社RD1010)を用いて、対象物を移動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させて処理させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インクが充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
印字後の画像をコロナ処理装置(カスガ電気(株)絶縁機材処理ステーション)を用いて、紙ロール表面にテープで貼り付け、最大出力、30m/minの速さで通過させて処理させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インクが充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
対象物の表面をワイピング用不織布(旭化成 BEMCOT)で3往復してふき取った。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、前記油性インクが充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に耐熱両面テープで固定し、前記油性インクが充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像を前記IRヒーターの出力High、ヒーターからのギャップ40cmに固定して、対象物を稼動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に耐熱両面テープで固定し、前記油性インクが充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、プラズマ処理装置(Openair社RD1010)を用いて、移動ステージに乗せて30m/minの速さで通過させて処理させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に耐熱両面テープで固定し、前記油性インクが充填されたインクジェットプリンタ IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。
さらに、印字後の画像をコロナ処理装置(カスガ電気(株)絶縁機材処理ステーション)を用いて、紙ロール表面にテープで貼り付け、最大出力、30m/minの速さで通過させて処理させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
コロナ処理装置(カスガ電気(株)絶縁機材処理ステーション)を用いて、対象物を紙ロール表面にテープで貼り付け、最大出力、30m/minの速さで通過させて処理させた。
次いで対象物を120℃に加熱されたホットプレート上に1分以内に耐熱両面テープで固定し、インクジェットプリンタ (IPSIO GX5500:リコー社製)のインク印字部に前記ホットプレートが導入されるように改造された作像装置を用いて、600dpi 32階調グレースケールでの印刷を行った。作像に用いたインクは前記GX5500に付属の水性インクを用いた。
さらに、印字後の画像をコロナ処理装置(カスガ電気(株)絶縁機材処理ステーション)を用いて、紙ロール表面にテープで貼り付け、最大出力、30m/minの速さで通過させて処理させた。
得られた画像は実施例1と同様の評価を行い、結果を表1に記載した。
表面処理が前処理、後処理どちらか一方、ないしそのどちらも有さない画像形成方法においては、前記インクの十分な濡れ広がりと吸収が確保できず、画像品質が悪化した。また、インクとして乾燥性を有する水性インクを用いた場合には、乾燥に伴うインクの定着性は良好になったものの、濡れ広がりが乏しく、十分なベタ被覆性を発現することが出来なかった。
2 プレヒートドラム
3 加熱ドラム
4 インクジェット吐出手段
a コロナ放電
b1、b2、b3、b4 インク
d 対象物
S1 前処理工程
S2 インク付与工程
S3 後処理工程
Claims (9)
- 基材と前記基材の表面に形成された樹脂組成物層とを有する対象物の前記樹脂組成物層に対して、油性インクを付与するインク付与方法であって、
前記油性インクが付与される前の前記対象物に対して前記油性インクの濡れ広がりを向上させるための少なくとも一種の表面処理を施す前処理工程と、
前記前処理工程を経た対象物に油性インクを付与する工程と、
前記油性インクが付与された後の前記対象物に対して、前記油性インクの濡れ広がりを向上させるための少なくとも一種の表面処理を施す後処理工程と、
を有し、
前記油性インクは、油性成分としてアジピン酸ジオクチルを含有し、
前記前処理工程はプラズマ処理又はコロナ処理であり、
前記後処理工程はプラズマ処理又はコロナ処理である、
ことを特徴とするインク付与方法。 - 前記油性インクは、前記アジピン酸ジオクチルを50質量%以上90質量%以下含有することを特徴とする請求項1に記載のインク付与方法。
- 前記油性インクの150℃60分放置下での質量変化率が5%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインク付与方法。
- 前記油性インクが顔料インクであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインク付与方法。
- 前記樹脂組成物が可塑剤を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインク付与方法。
- 基材と前記基材表面に形成された樹脂組成物層とを有する対象物の前記樹脂組成物層に対して、油性インクを付与することによって壁紙を得る壁紙の製造方法であって、
前記油性インクが付与される前の前記対象物に対して前記油性インクの濡れ広がりを向上させるための少なくとも一種の表面処理を施す前処理工程と、
前記前処理工程を経た対象物に油性インクを付与する工程と、
前記油性インクが付与された後の前記対象物に対して、前記油性インクの濡れ広がりを向上させるための少なくとも一種の表面処理を施す後処理工程と、
を有し、
前記油性インクは、油性成分としてアジピン酸ジオクチルを含有し、
前記前処理工程はプラズマ処理又はコロナ処理であり、
前記後処理工程はプラズマ処理又はコロナ処理である、
ことを特徴とする壁紙の製造方法。 - 前記油性インクは、前記アジピン酸ジオクチルを50質量%以上90質量%以下含有することを特徴とする請求項6に記載の壁紙の製造方法。
- 前記後処理工程を経て得られた壁紙に凹凸模様を形成するエンボス工程を行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の壁紙の製造方法。
- 前記樹脂組成物層が発泡剤を含んでおり、前記後処理工程を経て得られた壁紙を加熱して、樹脂組成物層を発泡させる加熱工程と、該加熱工程後に樹脂組成物層に凹凸模様を形成するエンボス工程とを有することを特徴とする請求項6又は7に記載の壁紙の製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017051643A JP6963741B2 (ja) | 2017-03-16 | 2017-03-16 | インク付与方法及び壁紙の製造方法 |
CN201880018099.4A CN110475673B (zh) | 2017-03-16 | 2018-03-09 | 施加墨的方法和生产壁纸的方法 |
EP18713379.8A EP3595906B1 (en) | 2017-03-16 | 2018-03-09 | Method for applying ink and method for producing wallpaper |
US16/492,235 US11110731B2 (en) | 2017-03-16 | 2018-03-09 | Method for applying ink and method for producing wallpaper |
PCT/JP2018/009164 WO2018168675A1 (en) | 2017-03-16 | 2018-03-09 | Method for applying ink and method for producing wallpaper |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017051643A JP6963741B2 (ja) | 2017-03-16 | 2017-03-16 | インク付与方法及び壁紙の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018153975A JP2018153975A (ja) | 2018-10-04 |
JP6963741B2 true JP6963741B2 (ja) | 2021-11-10 |
Family
ID=61768374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017051643A Active JP6963741B2 (ja) | 2017-03-16 | 2017-03-16 | インク付与方法及び壁紙の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11110731B2 (ja) |
EP (1) | EP3595906B1 (ja) |
JP (1) | JP6963741B2 (ja) |
CN (1) | CN110475673B (ja) |
WO (1) | WO2018168675A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018125750A1 (de) | 2018-10-17 | 2020-04-23 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zum Bedrucken einer Oberfläche eines nichtsaugenden Substrates mit einer von einer Tintenstrahldruckeinrichtung aufzubringenden Tinte |
GB201821085D0 (en) | 2018-12-21 | 2019-02-06 | Ricoh Co Ltd | Printed substrate and meyhod for printing onto a substrate |
JP7477258B2 (ja) * | 2019-03-27 | 2024-05-01 | ロンシール工業株式会社 | 壁紙 |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5753890A (en) | 1980-09-12 | 1982-03-31 | Fujitsu Ltd | Decoder circuit using josephson element |
JPH0960632A (ja) | 1995-08-28 | 1997-03-04 | Ikeda Bussan Co Ltd | 止め部材用樹脂キャップ |
JPH10264501A (ja) | 1997-03-25 | 1998-10-06 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 油性インク用インクジェット記録シート |
JP3613029B2 (ja) | 1998-10-13 | 2005-01-26 | セイコーエプソン株式会社 | プリンタ及び印字方法 |
JP2000318038A (ja) | 1998-12-03 | 2000-11-21 | Olympus Optical Co Ltd | エンボス加工壁紙の作成方法 |
JP2000301711A (ja) * | 1999-02-15 | 2000-10-31 | Konica Corp | 表面処理方法、インクジェット記録媒体の製造方法及びインクジェット記録媒体 |
JP2000256588A (ja) * | 1999-03-09 | 2000-09-19 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | スタンプ用油性インキ組成物 |
JP2002302629A (ja) * | 2001-04-06 | 2002-10-18 | Dynic Corp | インクジェット用非水系顔料インク |
JP2003237217A (ja) | 2002-02-19 | 2003-08-27 | Konica Corp | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
CN100439598C (zh) * | 2003-06-16 | 2008-12-03 | 王子不织布株式会社 | 壁纸及其制造方法 |
JP4565463B2 (ja) * | 2003-12-10 | 2010-10-20 | ダイニック株式会社 | インクジェット用非水系顔料インク |
JP2006328278A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 油性インキ組成物 |
US20080024557A1 (en) * | 2006-07-26 | 2008-01-31 | Moynihan Edward R | Printing on a heated substrate |
US8216666B2 (en) * | 2008-02-29 | 2012-07-10 | The Procter & Gamble Company | Substrates having improved crockfastness |
JP5390158B2 (ja) * | 2008-10-07 | 2014-01-15 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記板用油性インキ組成物 |
WO2011021591A1 (en) * | 2009-08-21 | 2011-02-24 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming method, and image formed matter |
JP5454284B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2014-03-26 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録方法 |
US20130319275A1 (en) * | 2012-05-30 | 2013-12-05 | Elsie A. Fohrenkamm | Method for providing a printed pattern |
CN203957468U (zh) * | 2013-06-03 | 2014-11-26 | 大日本印刷株式会社 | 发泡壁纸 |
EP3064539B1 (en) * | 2013-11-15 | 2020-04-01 | Yupo Corporation | Thermoplastic resin film, label-attached hollow molded container, adhesive film, label, and film for printing use |
EP2939842B1 (en) * | 2014-05-01 | 2017-09-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing method and image processing apparatus |
US10213950B2 (en) * | 2014-11-12 | 2019-02-26 | Hp Indigo B.V. | Flexible packaging material |
ES2684100T3 (es) * | 2015-07-28 | 2018-10-01 | Grandeco Wallfashion Group - Belgium | Procedimiento para producir papel pintado con mínimos efectos secundarios |
US10414932B2 (en) | 2015-10-20 | 2019-09-17 | Ricoh Company, Ltd. | Ink, ink container, and inkjet recording device |
-
2017
- 2017-03-16 JP JP2017051643A patent/JP6963741B2/ja active Active
-
2018
- 2018-03-09 EP EP18713379.8A patent/EP3595906B1/en active Active
- 2018-03-09 US US16/492,235 patent/US11110731B2/en active Active
- 2018-03-09 WO PCT/JP2018/009164 patent/WO2018168675A1/en unknown
- 2018-03-09 CN CN201880018099.4A patent/CN110475673B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018153975A (ja) | 2018-10-04 |
CN110475673A (zh) | 2019-11-19 |
US20210016586A1 (en) | 2021-01-21 |
WO2018168675A1 (en) | 2018-09-20 |
CN110475673B (zh) | 2021-12-07 |
EP3595906A1 (en) | 2020-01-22 |
EP3595906B1 (en) | 2023-10-18 |
US11110731B2 (en) | 2021-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10487455B2 (en) | Ink application method and method for producing wallpaper | |
EP3335897B1 (en) | Method of forming a surface covering, apparatus for forming a surface covering and a surface covering | |
JP6963741B2 (ja) | インク付与方法及び壁紙の製造方法 | |
WO2017090222A1 (en) | Ink application method and method for producing wallpaper | |
US11560008B2 (en) | Printed substrate and method for printing onto a substrate | |
JP3084275B2 (ja) | エンボス加工壁紙 | |
JP2000318038A (ja) | エンボス加工壁紙の作成方法 | |
JP6790612B2 (ja) | インク塗布方法、壁紙の製造方法、画像形成セット、及び画像形成システム | |
US12005725B2 (en) | Method of forming a surface covering with substrate, phase transition liquid and plasticizer | |
EP3819129A1 (en) | Printed matter producing method and printed matter producing apparatus | |
WO2018008588A1 (en) | Method for coating inks, method for producing wallpaper, image forming set, image forming system, ink, and ink set | |
EP3819128A1 (en) | Printed matter producing method | |
JP2000335088A (ja) | 汚れ防止インクジェットプリント媒体 | |
JP2020082430A (ja) | 印刷物製造方法、発泡体製造方法、発泡抑制インク |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20180316 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20180316 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180508 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210305 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210917 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210930 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6963741 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |