JP6963155B2 - マニピュレーター及びロボット - Google Patents

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Description

本発明の実施例は、ロボットの技術分野に関し、特に、マニピュレーター及びロボットに関する。
マニピュレーターは、ヒューマノイドロボットシステムで最も代表的で複雑な部材であり、ヒューマノイドロボットがピックアップ作業を行うための基礎となる部材である。
本発明者らは、本発明を実現させる過程で、従来のマニピュレーターで1つの手首アクチュエーターによって単一の方向におけるマニピュレーターのハンド部の回転を実現できるが、ハンド部の自由度を増やすために対応して手首アクチュエーターを追加する必要があるため、マニピュレーターがさらに大型で重くなり、マニピュレーターの運動軌跡制御の難易度が上がることを発見した。
本発明の実施例は、従来技術における上記の欠点に対してなされるものであって、1つの手首アクチュエーターでマニピュレーターのハンド部を制御して2つの異なる方向に回転させることを実現できるマニピュレーターを提供することを目的とする。
本発明の実施例は上記の技術的課題を解決するために採用する1つの発明は以下のとおりである。アーム本体と、前記アーム本体に接続される手首アクチュエーターと、前記手首アクチュエーターに回転可能に接続される多自由度接続装置と、前記多自由度接続装置に接続されるハンド部とを含み、前記多自由度接続装置が前記手首アクチュエーターから出力される動力を受け取り、且つ、前記ハンド部の回転を駆動するために用いられるマニピュレーターを提供する。
好ましくは、前記多自由度接続装置は接続部品と、第1の伝動装置と、第2の伝動装置と、傘歯駆動装置とを含み、前記傘歯駆動装置は支持フレームと、第1の自動傘歯車と、第2の自動傘歯車と、第1の遊星歯車とを含む。前記接続部品の一端は前記手首アクチュエーターに接続され、且つ、他端は前記支持フレームに回転可能に接続され、前記第1の自動傘歯車、第2の自動傘歯車及び前記第1の遊星歯車はいずれも前記支持フレームに回転可能に接続され、前記第1の自動傘歯車と前記第2の自動傘歯車は対向して設けられ、前記第1の遊星歯車は第1の自動傘歯車と第2の自動傘歯車との間に配置され、且つ、前記第1の遊星歯車は前記第1の自動傘歯車及び前記第2の自動傘歯車にそれぞれ噛み合う。前記第1の伝動装置は手首アクチュエーターの第1の出力軸及び第1の自動傘歯車にそれぞれ接続され、前記手首アクチュエーターの第1の出力軸は前記第1の自動傘歯車の回転を駆動するために用いられ、前記第2の伝動装置は手首アクチュエーターの第2の出力軸及び第2の自動傘歯車にそれぞれ接続され、前記手首アクチュエーターの第2の出力軸は前記第2の自動傘歯車の回転を駆動するために用いられ、前記ハンド部は前記第1の遊星歯車に接続される。
好ましくは、前記第1の伝動装置は第1のベルトと、第1のプーリーと、第2のプーリーとを含み、前記第1のプーリーは前記手首アクチュエーターの第1の出力軸に接続され、前記第2のプーリーは前記第1の自動傘歯車に接続され、前記第1のベルトは前記第1のプーリー及び前記第2のプーリーに嵌設される。
好ましくは、前記第2の伝動装置は第2のベルトと、第3のプーリーと、第4のプーリーとを含み、前記第3のプーリーは前記手首アクチュエーターの第2の出力軸に接続され、前記第4のプーリーは前記第2の自動傘歯車に接続され、前記第2のベルトは前記第3のプーリー及び前記第4のプーリーに嵌設される。
好ましくは、前記多自由度接続装置は第2の遊星歯車をさらに含む。前記第2の遊星歯車は前記支持フレームに回転可能に接続され、前記第2の遊星歯車は前記第1の自動傘歯車と前記第2の自動傘歯車との間に配置され、且つ、前記第2の遊星歯車は前記第1の自動傘歯車及び前記第2の自動傘歯車にそれぞれ噛み合う。前記ハンド部は前記第2の遊星歯車にも接続される。
好ましくは、前記ハンド部はハンド部本体と、U字状の接続フレームとを含み、前記ハンド部本体の一端は前記U字状の接続フレームに接続され、前記U字状の接続フレームの2つのフットフレームは第1の遊星歯車及び第2の遊星歯車にそれぞれ接続される。
好ましくは、前記アーム本体は、上腕持上げアクチュエーターと、上腕横転アクチュエーターと、第1の接続フレームと、肘回転アクチュエーターと、肘アクチュエーターと、第2の接続フレームと、手首回転アクチュエーターとを含む。前記上腕横転アクチュエーターのハウジングは前記上腕持上げアクチュエーターの出力端に接続され、前記第1の接続フレームの一端は前記上腕横転アクチュエーターの出力端に接続され、前記肘回転アクチュエーターのハウジングは前記第1の接続フレームの他端に接続され、前記肘アクチュエーターのハウジングは前記肘回転アクチュエーターの出力端に接続され、前記第2の接続フレームの一端は前記肘アクチュエーターの出力端に接続され、前記手首回転アクチュエーターのハウジングは前記第2の接続フレームの他端に接続され、前記手首アクチュエーターのハウジングは前記手首回転アクチュエーターの出力端に接続される。
好ましくは、前記第1の接続フレームは第1の接続縦板と、第2の接続縦板とを含み、前記第1の接続縦板の一端は前記上腕横転アクチュエーターの出力端に接続され、前記第2の接続縦板の一端は前記上腕横転アクチュエーターのハウジングに回転可能に接続され、前記第1の接続縦板及び前記第2の接続縦板の他端はいずれも前記肘回転アクチュエーターのハウジングに接続され、ただし、前記第1の接続縦板と前記第2の接続縦板は並列して設けられる。
好ましくは、前記第1の接続フレームは接続軸受をさらに含み、前記第2の接続縦板の一端は前記接続軸受を介して前記上腕横転アクチュエーターのハウジングに連結される。
好ましくは、前記第1の接続フレームは固定板をさらに含み、前記固定板は前記肘回転アクチュエーターに接続され、前記第1の接続縦板及び前記第2の接続縦板の他端はいずれも前記固定板に接続される。
好ましくは、前記第2の接続フレームは第3の接続縦板と、第4の接続縦板とを含み、前記第3の接続縦板の一端は前記肘アクチュエーターの出力端に接続され、前記第3の接続縦板の他端は前記手首回転アクチュエーターのハウジングに接続され、前記第4の接続縦板の一端は前記肘アクチュエーターのハウジングに回転可能に接続され、前記第4の接続縦板の他端は前記手首回転アクチュエーターのハウジングに接続される。
さらに、本発明の実施例は、上記の技術的課題を解決するために、上記のマニピュレーターを含むロボットを提供する。
本発明の実施例の有益な効果は以下のとおりである。本発明の実施例において、従来技術との相違点として、手首アクチュエーターが多自由度接続装置を介してハンド部に連結され、多自由度接続装置は手首アクチュエーターから出力される動力によってハンド部を駆動して複数の異なる方向に回転させることにより、1つの手首アクチュエーターでマニピュレーターのハンド部を制御して複数の異なる方向に回転させる効果が得られ、マニピュレーターの自由度を変えることなくアクチュエーターの数量を減らすことが実現され、マニピュレーターの構造はよりコンパクトになる。
次に、本発明の具体的な実施例又は従来技術に係る発明をより明瞭に説明するために、具体的な実施例又は従来技術の説明に使用すべき図面について簡単に紹介する。各図面において、類似する要素又は部分は一般に類似する符号で示される。図面の部分において、各要素又は部分は実際の寸法に基づく比例で記載されているとは限らない。
本発明のマニピュレーターの実施例の概略図である。 本発明のマニピュレーターの実施例の分解図である。 本発明のマニピュレーターの実施例におけるアーム本体の分解図である。 本発明のマニピュレーターの実施例における上腕持上げアクチュエーターの概略図である。 本発明のマニピュレーターの実施例における第1の接続フレームの概略図である。 本発明のマニピュレーターの実施例における一部要素の概略図である。 本発明のマニピュレーターの実施例における第1の伝動装置及び第2の伝動装置の分解図である。 本発明のマニピュレーターの実施例における第1の伝動装置及び第2の伝動装置の別の分解図である。 本発明のマニピュレーターの実施例における多自由度接続装置及び手首アクチュエーターの概略図である。 本発明のマニピュレーターの実施例における傘歯駆動装置の分解図である。 本発明のマニピュレーターの実施例における傘歯駆動装置の断面図である。 本発明のマニピュレーターの別の実施例における多自由度接続装置の構造概略図である。 本発明のマニピュレーターの実施例の別の分解図である。
次に、図面を用いて本発明に係る技術的解決手段の実施例について詳細に説明する。下記の実施例は本発明に係る技術的解決手段を明瞭に説明するためのものであるため、例示的なものであり、これをもって本発明の保護範囲が限定されるわけではない。
なお、特に説明されていなければ、本願に使用される技術用語又は科学用語は当業者が理解している通常の意義を有する。
なお、本願の説明において、用語「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」「内」、「外」、「時計回り」、「反時計回り」、「軸方向」、「半径方向」、「周方向」等で指示された方位又は位置関係は図面に示す方位又は位置関係に基づくものであり、本発明の説明の便宜上及び説明の簡素化の観点から記載されたものであるが、その対象となる装置又は要素は必ず特定の方位において、特定の方位で構成及び操作されなければならないことを指示又は示唆するものではなく、よって本発明を限定するものと理解されるべきではない。
また、用語「第1」、「第2」等は説明目的で使用されるものであり、相対的な重要性を指示もしくは示唆する又はその対象となる技術特徴の数量を暗黙的に指示するものと理解されるべきではない。本発明の説明において、特に明確で具体的な限定をしていなければ、「複数」は2つ以上を意味する。
本願において、特に明確に規定又は限定されていなければ、用語「取付け」、「連結」、「接続」、「固定」等は広い意味を有するものとして理解さるべきである。例えば、固定して接続されていてもよいし、取り外し可能に接続されていてもよいし、又は一体として接続されていてもよい。機械的に接続されていてもよいし、電気的に接続されていてもよい。直接連結されていてもよいし、中間の媒介を介して間接的に連結されていてもよいし、又は2つの要素は内部で連通するもしくは2つの要素相互の作用関係に対して使用されてもよい。当業者であれば、状況に応じて本発明における上記の用語の意味を具体的に理解することができる。
本願において、特に明確に規定又は限定されていなければ、第1の特徴が第2の特徴の「上」又は「下」に配置されることは、第1の特徴と第2の特徴が直接接触していてもよいし、又は第1の特徴と第2の特徴が中間の媒介を介して間接的に接触していてもよい。さらに、第1の特徴が第2の特徴の「上」、「上方」又は「以上」に配置されることは、第1の特徴が第2の特徴の直上又は斜め上方に配置されることであってもよいし、又は第1の特徴は第2の特徴より水平面からの高さが大きいことを意味してもよい。第1の特徴が第2の特徴の「下」、「下方」又は「以下」に配置されることは、第1の特徴が第2の特徴の直下又は斜め下方に配置されることであってもよいし、又は第1の特徴は第2の特徴より水平面からの高さが小さいことを意味してもよい。
図1及び図2が参照されるように、マニピュレーター20は、アーム本体21と、手首アクチュエーター22と、多自由度接続装置23と、ハンド部24とを含む。多自由度接続装置23は手首アクチュエーター22及びハンド部24にそれぞれ接続され、アーム本体21は手首アクチュエーター22に接続される。
上記のアーム本体21は、図3に示すように、上腕持上げアクチュエーター211と、上腕横転アクチュエーター212と、第1の接続フレーム213と、肘回転アクチュエーター214と、肘アクチュエーター215と、第2の接続フレーム216と、手首回転アクチュエーター217とを含む。
上記の上腕持上げアクチュエーター211は、図3及び図4に示すように、その出力端に凹溝2111が設けられる。上腕持上げアクチュエーター211の出力端は動力を出力するために用いられる。いくつかの実施例において、上腕持上げアクチュエーター211はアウターローターアクチュエーターであってもよく、上腕持上げアクチュエーター211の出力端はフランジであり、これによって上腕持上げアクチュエーター211の出力トルクは増加する。
上記の上腕横転アクチュエーター212は、引き続き図3が参照されるように、そのハウジングにボス2121が設けられ、ボス2121が凹溝2111内に係合され、且つ、ボス2121と凹溝2111の締まり嵌めにより、上腕持上げアクチュエーター211の出力端への上腕横転アクチュエーター212の固定が実現される。上腕持上げアクチュエーター211の出力端が回転する時、上腕横転アクチュエーター212も上腕持上げアクチュエーター211の出力端の軸線の回りを回転する。
理解できることであるが、さらにいくつかの実施例において、上腕横転アクチュエーター212が上腕持上げアクチュエーター211の出力端に接続されることは、上記の接続方式に限定されない。例えば、上腕横転アクチュエーター212は、上腕持上げアクチュエーター211の出力端に直接螺着して固定されてもよい。
上記の第1の接続フレーム213は、図3、図5及び図6に示すように、第1の接続縦板2131と、第2の接続縦板2132と、接続軸受2133と、固定板2134とを含む。第1の接続縦板2131の一端が上腕横転アクチュエーター212の出力端に螺着され、第1の接続縦板2131の他端が固定板2134に螺着されることにより、第1の接続縦板2131の両端が上腕横転アクチュエーター212の出力端及び固定板2134にそれぞれ固定されることが実現される。このような固定方式は堅牢に固定でき信頼性が高いため、トルクの伝達に好適であるだけでなく、取り外しやすくなるため、部材のメンテナンスと交換が容易になる。接続軸受2133の内輪が上腕横転アクチュエーター212のハウジングの、その出力端から離隔する片側に固定され、接続軸受2133の外輪が第2の接続縦板2132の一端に固定されることにより、上腕横転アクチュエーター212のハウジングへの第2の接続縦板2132の回転可能な接続が実現される。第2の接続縦板2132の他端が固定板2134に螺着され、且つ、第2の接続縦板2132が第1の接続縦板2131に整列して設けられることにより、第1の接続縦板2131と第2の接続縦板2132が並列して設けられることが実現される。ただし、第1の接続縦板2131と第2の接続縦板2132との間に、配線のために配線スペースが保留され、取付けが一層容易になる。
理解できることであるが、上腕横転アクチュエーター212のハウジングへの第2の接続縦板2132の回転可能な接続は同等な接続効果を実現できるその他の接続方式、例えば、隙間嵌めなどであってもよい。
第1の接続縦板2131の一端が上腕横転アクチュエーター212の出力端に固定され、第2の接続縦板2132が上腕横転アクチュエーター212のハウジングに回転可能に接続されるため、上腕横転アクチュエーター212の出力端が第1の接続縦板2131を駆動して回転させる時、第2の接続縦板2132は従動部品として、追従して回転し、また固定板2134は第1の接続縦板2131及び第2の接続縦板2132に固定されているため、追従して回転する。
上記の肘回転アクチュエーター214は、引き続き図3が参照されるように、固定板2134に連結されているため、肘回転アクチュエーター214と第1の接続フレーム213の接続が実現され、さらに、肘回転アクチュエーター214と上腕横転アクチュエーター212は第1の接続フレーム213を介して接続される。上腕横転アクチュエーター212の出力端が回転する時、肘回転アクチュエーター214も上腕横転アクチュエーター212の出力端の軸線の回りを回転する。
理解できることであるが、第1の接続縦板2131及び第2の接続縦板2132の他端は肘回転アクチュエーター214に直接螺着又は係合して固定されてもよい。さらに、第1の接続フレーム213は同等な接続効果を実現できるその他の装置であってもよく、ここでその方の説明は省略される。
上記の肘アクチュエーター215は、引き続き図3が参照されるように、そのハウジングが肘回転アクチュエーター214の出力端に固定され、肘回転アクチュエーター214の出力端が回転する時、肘アクチュエーター215も肘回転アクチュエーター214の出力端の軸線の回りを回転する。
上記の第2の接続フレーム216及び手首回転アクチュエーター217には、引き続き図3が参照されるように、第2の接続フレーム216は第3の接続縦板2161と、第4の接続縦板2162とを含み、第3の接続縦板2161の一端が肘アクチュエーター215の出力端に固定され、第3の接続縦板2161の他端が手首回転アクチュエーター217のハウジングに固定され、第4の接続縦板2162の一端が肘アクチュエーター215のハウジングに回転可能に接続され、第4の接続縦板2162の他端が手首回転アクチュエーター217のハウジングに固定されることにより、手首回転アクチュエーター217と肘アクチュエーター215が第2の接続フレーム216を介して接続されることが実現される。肘アクチュエーター215の出力端が回転する時、手首回転アクチュエーター217も肘回転アクチュエーター215の出力端の軸線の回りを回転する。
いくつかの実施例において、第4の接続縦板2162の一端が肘アクチュエーター215のハウジングに回転可能に接続されることは、隙間嵌め接続又は軸受での接続などの接続方式が好ましい。
理解できることであるが、第3の接続縦板2161及び第4の接続縦板2162が手首回転アクチュエーター217に接続されることは、上記の接続方式に限定されず、第3の接続縦板2161の他端及び第4の接続縦板2162の他端は接続板を介して手首回転アクチュエーター217のハウジングに固定されることであってもよい。第2の接続フレーム216は同等な接続効果を実現できるその他の装置であってもよく、ここでその方の説明は省略される。
アーム本体21が異なるアクチュエーター及び接続フレームに分割され、アクチュエーター同士は直接接続又は接続フレームを介して接続されることにより、マニピュレーター20のモジュール化された設計が実現され、これによってマニピュレーター20の取付け、部材のメンテナンス及び交換が容易になる。当然ながら、マニピュレーター20のタイプ又はその設計要項の違いにより、その必要な自由度は異なる。これに応じて、アーム本体21に含まれるアクチュエーター及び接続フレームの数量も異なる。
上記の手首アクチュエーター22は、図7及び図8に示すように、第1のモータ(図示せず)と、第2のモータ(図示せず)とを含み、第1のモータは第1の出力軸221を介して出力し、第2のモータは第2の出力軸222を介して出力する。第1の出力軸221及び第2の出力軸222は同一の又は異なる速度で同一の又は異なる方向にそれぞれ回転することができる。図6に示すように、手首アクチュエーター22のハウジングが手首回転アクチュエーター217の出力端に固定されることにより、手首アクチュエーター22とアーム本体21の接続が実現される。手首回転アクチュエーター217の出力端が回転する時、手首アクチュエーター22も手首回転アクチュエーター217の出力端の軸線の回りを回転する。
上記の多自由度接続装置23は、図7〜図9に示すように、傘歯駆動装置231と、接続部品232と、第1の伝動装置233と、第2の伝動装置234とを含む。
上記の傘歯駆動装置231は、図10及び図11に示すように、支持フレーム2311と、第1の自動傘歯車2312と、第2の自動傘歯車2313と、第1の遊星歯車2314と、支持部品2315と、第1の内側軸受2316と、第2の内側軸受2317と、第3の内側軸受2318と、第1の外側軸受2319と、第2の外側軸受23110と、第3の外側軸受23111と、第4の外側軸受23112とを含む。支持フレーム2311に第1のザグリ穴2311aと、第2のザグリ穴2311bと、第3のザグリ穴2311cと、第4のザグリ穴2311dとが設けられ、第1のザグリ穴2311aと第2のザグリ穴2311bは対向して設けられ、第3のザグリ穴2311cと第4のザグリ穴2311dは対向して設けられ、且つ、第3のザグリ穴2311cは第1のザグリ穴2311a及び第2のザグリ穴2311bにそれぞれ連通し、第4のザグリ穴2311dは第1のザグリ穴2311a及び第2のザグリ穴2311bにそれぞれ連通する。第1の内側軸受2316が第1のザグリ穴2311a内に固定され、第1の自動傘歯車2312の一方の軸端が第1の内側軸受2316内に嵌設されることにより、第1の自動傘歯車2312の支持フレーム2311への回転可能な接続が実現される。第1の外側軸受2319が第1の自動傘歯車2312の他方の軸端の外に嵌設される。第2の内側軸受2317が第2のザグリ穴2311b内に固定され、第2の自動傘歯車2313の一方の軸端が第2の内側軸受2317内に嵌設されることにより、第2の自動傘歯車2313の支持フレーム2311への回転可能な接続が実現される。第2の外側軸受23110が第2の自動傘歯車2313の他方の軸端の外に嵌設される。第3の内側軸受2318及び第3の外側軸受23111はいずれも第3のザグリ穴2311c内に固定され、第1の遊星歯車2314の2つの軸端は第3の内側軸受2318及び第3の外側軸受23111の内にそれぞれ嵌設されることにより、第1の遊星歯車2314の支持フレーム2311への回転可能な接続が実現される。
第1の自動傘歯車2312、第2の自動傘歯車2313及び第1の遊星歯車2314がいずれも支持フレーム2311に回転可能に接続される場合、第1の自動傘歯車2312と第2の自動傘歯車2313は対向して設けられ、第1の遊星歯車2314は第1の自動傘歯車2312と第2の自動傘歯車2313との間に配置され、且つ、第1の遊星歯車2314は第1の自動傘歯車2312及び第2の自動傘歯車2313にそれぞれ噛み合うことにより、第1の自動傘歯車2312及び第2の自動傘歯車2313は第1の遊星歯車2314を連れて回転させることができる。第4の外側軸受23112が第4のザグリ穴2311d内に固定され、支持部品2315が第4の外側軸受23112内に嵌設されることにより、支持部品2315の支持フレーム2311への回転可能な接続が実現される。支持部品2315及び第1の遊星歯車2314はいずれもハンド部に固定され、第1の遊星歯車2314が回転する時、第1の遊星歯車2314はハンド部を駆動して回転させ、支持部品2315は従動部品として、追従して回転する。
理解できることであるが、さらにいくつかの実施例において、傘歯駆動装置231は支持部品2315又は第4の外側軸受23112を含まず、ハンド部は第1の遊星歯車2314に直接固定されてもよい。さらに、第1の自動傘歯車2312、第2の自動傘歯車2313、第1の遊星歯車2314及び支持部品2315の支持フレーム2311への回転可能な接続方式は、上記の接続方式に限定されず、その他の接続方式であってもよく、ここでその方の説明は省略される。支持フレーム2311の構造は同等な載置・接続を実現できるその他の構造であってもよく、ここでその説明は省略される。
上記の接続部品232は、図7に示すように、第1の接続板2321と、第2の接続板2322とを含み、第1の接続板2321の一端が手首アクチュエーター22のハウジングに固定され、且つ、他端が第1の外側軸受2319の外輪に固定され、第2の接続板2322の一端が手首アクチュエーターのハウジングに固定され、且つ、他端が第2の外側軸受23110の外輪に固定されることにより、接続部品232の一端が手首アクチュエーターのハウジングに固定され、且つ、他端が傘歯駆動装置231に回転可能に接続されることが実現される。
理解できることであるが、接続部品232の傘歯駆動装置231への回転可能な接続方式は、上記の接続方式に限定されず、その他の接続方式であってもよい。例えば、傘歯駆動装置231は第1の外側軸受2319又は第2の外側軸受23110を含まず、支持フレーム2311に第1の軸孔(図示せず)と、第2の軸孔(図示せず)とが設けられ、第1の接続板2321の一端が手首アクチュエーター22に固定され、且つ、他端に第1の突起部(図示せず)が設けられ、第1の突起部(図示せず)が第1の軸孔(図示せず)内に挿入され、且つ、第1の突起部(図示せず)は第1の軸孔(図示せず)に対して回転でき、第2の接続板2322の一端が手首アクチュエーター22に固定され、且つ、他端に第2の突起部(図示せず)が設けられ、第2の突起部(図示せず)が第2の軸孔(図示せず)内に挿入され、且つ、第2の突起部(図示せず)は第2の軸孔(図示せず)に対して回転できる。接続部品232は同等な接続効果を実現できるその他の装置であってもよく、ここでその説明は省略される。
上記の第1の伝動装置233は、図7及び図8に示すように、第1のベルト2331と、第1のプーリー2332と、第2のプーリー2333とを含む。第1のプーリー2332が手首アクチュエーターの第1の出力軸221に接続され、第2のプーリー2333が第1の自動傘歯車2312に接続され、第1のベルト2331が第1のプーリー2332及び前記第2のプーリー2333に嵌設され、手首アクチュエーター22の第1の出力軸221が回転する時、第1の出力軸221は第1のプーリー2332を連れて回転させ、第1のプーリー2332は第1のベルト2331を介して第2のプーリー2333を連れて回転させ、第2のプーリー2333は第1の自動傘歯車2312を連れて回転させることにより、第1の伝動装置233は手首アクチュエーター22の第1の出力軸221及び第1の自動傘歯車2312にそれぞれ接続され、手首アクチュエーター22の第1の出力軸221を第1の自動傘歯車2312の回転を駆動するために用いることが実現される。
上記の第2の伝動装置234は、引き続き図7及び図8が参照されるように、第2のベルト2341と、第3のプーリー2342と、第4のプーリー2343とを含む。第3のプーリー2342は手首アクチュエーター22の第2の出力軸222に接続され、第4のプーリー2343は第2の自動傘歯車2313に接続され、第2のベルト2341は第3のプーリー2342及び前記第4のプーリー2343に嵌設され、手首アクチュエーター22の第2の出力軸222が回転する時、第2の出力軸222は第3のプーリー2342を連れて回転させ、第3のプーリー2342は第2のベルトを介して第4のプーリー2343を連れて回転させ、第4のプーリー2343は第2の自動傘歯車2313を連れて回転させることにより、第2の伝動装置234は手首アクチュエーター22の第2の出力軸222及び第2の自動傘歯車2313にそれぞれ接続され、手首アクチュエーター22の第2の出力軸222を前記第2の自動傘歯車2313の回転を駆動するために用いることが実現される。
理解できることであるが、その他の実施例において、第1の伝動装置233及び第2の伝動装置234は同等な伝動効果を実現できるその他の伝動装置、例えば、歯車での伝動などであってもよい。
次に、多自由度接続装置23がどのように駆動ハンド部24を駆動して2つの方向に回転させるかを理解させるために、以下は、多自由度接続装置23がハンド部24の回転を駆動することの原理について詳細に説明する。
(1)第1の出力軸221と第2の出力軸222の回転速度及び回転方向が同じである場合、第1の自動傘歯車2312と第2の自動傘歯車2313の回転速度及び回転方向も同じであり、第1の遊星歯車2314は第1の自動傘歯車2312及び第2の自動傘歯車2313に噛み合うため、第1の遊星歯車2314の両側の歯面にかかる力は大きさも方向も同じである。よって、第1の遊星歯車2314は自転できず、第1の遊星歯車2314及び支持フレーム2311はいずれも第1の自動傘歯車2312及び第2の自動傘歯車2313の軸線を中心線に回転し、これによってハンド部を連れて第1の方向に回転させる。
(2)第1の出力軸221と第2の出力軸222の回転速度が同じであり回転方向が逆になる場合、第1の遊星歯車2314の両側の歯面にかかる力は大さが同じであるが、方向が逆になり、即ち第1の遊星歯車2314の半径方向にかかるせん断応力の正味力はゼロになるが、第1の遊星歯車2314の両側の歯面にかかる力に差がある。よって第1の遊星歯車2314は第1の自動傘歯車2312及び第2の自動傘歯車2313の軸線を中心線に回転できず、第1の遊星歯車2314は自転でき、これによってハンド部を連れて第2の方向に回転させる。ただし、第1の方向と第2の方向は異なる。
(3)第1の出力軸221と第2の出力軸222の回転速度が異なり回転方向が同じである場合、第1の遊星歯車2314の両側の歯面にかかる力の方向は同じであり、即ち第1の遊星歯車2314の半径方向にかかるせん断応力の正味力はゼロではなく、第1の遊星歯車2314の両側の歯面にかかる力に差がある。よって第1の遊星歯車2314及び支持フレーム2311はいずれも第1の自動傘歯車2312及び第2の自動傘歯車2313の軸線を中心線に回転し、且つ、第1の遊星歯車2314も自転し、これによってハンド部を連れて第1の方向及び第2の方向に同時に回転させる。さらにいくつかの実施例において、第1の出力軸221と第2の出力軸222の回転速度が異なり回転方向が同じであることを実現するために、第1の出力軸221及び第2の出力軸222は同一のモータによって駆動されてもよい。多自由度接続装置23は減速装置を含んでもよく、第1の出力軸221又は第2の出力軸222の一端は減速装置に連結されてもよく、これで第1の出力軸221と第2の出力軸222の回転速度は異なることになり、2つの異なる方向におけるハンド部24の同時回転が実現される。
さらにいくつかの実施例において、傘歯駆動装置231における支持部品2315を第2の遊星歯車2310に置き換えてもよい。図12に示すように、第2の遊星歯車2310の一方の軸端が第4の外側軸受23112内に嵌設されることにより、第2の遊星歯車2310の支持フレーム2311への回転可能な接続が実現される。第2の遊星歯車2310はそれぞれ第1の自動傘歯車2312及び第2の自動傘歯車2313にも噛み合う。ハンド部は第1の遊星歯車2314及び第2の遊星歯車2310にそれぞれ接続される。ただし、第2の遊星歯車2310の回転方式は第1の遊星歯車2314の回転方式と同じであるため、ここでその方の説明は省略される。
理解できることであるが、その他の実施例において、手首アクチュエーター22のモータの数量は3つ又は4つなどであってもよい。これによって、手首アクチュエーター22は多自由度接続装置23によりハンド部24を駆動して、3つ又は4つなどの異なる方向に回転させることできる。ここでその説明は省略される。
上記のハンド部24は、図13に示すように、U字状の接続フレーム241を含み、U字状の接続フレーム241の一方のフットフレームは第1の遊星歯車2314の一方の軸端面に螺着され、U字状の接続フレーム241の他方のフットフレームは第2の遊星歯車2310の一方の軸端面又は支持部品2315に螺着される。第1の遊星歯車2314及び第2の遊星歯車2310の両方又は第1の遊星歯車2314のみが回転する時、ハンド部24も追従して回転する。
理解できることであるが、U字状の接続フレーム241は同等な接続効果を実現できるその他の装置であってもよく、ここでその方の説明は省略される。
当然ながら、さらにいくつかの実施例において、マニピュレーター20は複数の多自由度接続装置23を含んでもよく、これによってマニピュレーター20の関節の数量がさらに減少し、マニピュレーター20の重量も低減し、その集積化された程度が向上する。さらに、マニピュレーター20の運動制御において、マニピュレーター20の末端の姿勢はその前方の関節が共同で決定されるため、末端の前方に関節が多ければ多いほど、マニピュレーター20の運動軌跡の計画及び制御に必要なアルゴリズムはより複雑になるが、関節が少ない場合、マニピュレーター20の自由度が制限され、その柔軟性が損なわれる。本発明はその柔軟性の実現を確保しながら、関節を減らすことにより、マニピュレーター20の運動軌跡の計画及び制御の難易度を下げることが実現できる。
本発明の実施例で、多自由度接続装置23が手首アクチュエーター22及びハンド部24にそれぞれ連結され、多自由度接続装置23は手首アクチュエーター22の動力をハンド部24に伝達し、且つ、手首アクチュエーター22に駆動されて複数の異なる方向に回転可能にすることにより、1つの手首アクチュエーター22でマニピュレーター20のハンド部24を制御して複数の異なる方向に回転させる効果を得て、マニピュレーター20の自由度を変えることなくアクチュエーターの数量を減らすことが実現され、これによってマニピュレーター20の構造はよりコンパクトになり、集積化された程度が向上する。さらに、本発明の実施例で、アーム本体21を異なるアクチュエーター及び接続フレームに分割させることにより、マニピュレーター20のモジュール化された程度が向上し、マニピュレーター20の取付け、部材のメンテナンス及び交換が容易になる。
さらに、本発明はマニピュレーターを含むロボットを提供する。前記マニピュレーターは上記の実施例に係るマニピュレーターと構造及び機能が同じであるため、マニピュレーターの構造及び機能に関して上記の実施例を参照できる。ここでその方の説明は省略される。
最後に言及すべきは、上記の各実施例は本発明に係る技術的解決手段を説明するためのものであって、限定を加えるものではない。上述した各実施例を用いて本発明の詳細な説明をしているが、当業者であれば、なおも上述した各実施例に記載の技術的解決手段に変更を加えるか、又はその一部又は全ての技術特徴に同等な置き換えを行うことができ、これらの変更又は置き替えにより、その対象となる技術的解決手段の趣旨が本発明の各実施例の発明の範囲から逸脱することはなく、それらはいずれも本発明の特許請求の範囲及び明細書の記載範囲に含まれることは理解できる。特に、構造的に矛盾がなければ、各実施例に言及されている各技術特徴は任意の方式で組み合わせることができる。よって、本発明は既に開示されている特定の実施例に限定されず、特許請求の範囲に含まれている全ての技術的解決手段を含んでいる。
21...アーム本体、2133...接続軸受、2342...第3のプーリー、211...上腕持上げアクチュエーター、2134...固定板、231...傘歯駆動装置、2111...凹溝、214...肘回転アクチュエーター、2312...第1の自動傘歯車、212...上腕横転アクチュエーター、215...肘アクチュエーター、2313...第2の自動傘歯車、2121...ボス、216...第2の接続フレーム、2314...第1の遊星歯車、213...第1の接続フレーム、217...手首回転アクチュエーター、2310...第2の遊星歯車、2131...第1の接続縦板、22...手首アクチュエーター、241...U字状の接続フレーム、2132...第2の接続縦板、221...第1の出力軸、24...ハンド部、2343...第4のプーリー、2161...第3の接続縦板、2315...支持部品、2316...第1の内側軸受、2317...第2の内側軸受、234...第2の伝動装置、2319...第1の外側軸受、23110...第2の外側軸受、23111...第3の外側軸受、23112...第4の外側軸受、2311a...第1のザグリ穴、2311b...第2のザグリ穴、2311c...第3のザグリ穴、2311d...第4のザグリ穴。

Claims (11)

  1. アーム本体と、
    前記アーム本体に接続される手首アクチュエーターと、
    前記手首アクチュエーターに回転可能に接続される多自由度接続装置と、
    前記多自由度接続装置に接続されるハンド部とを含み、前記多自由度接続装置は前記手首アクチュエーターから出力される動力を受け取り、且つ、前記ハンド部の回転を駆動するために用いられ
    前記アーム本体は、上腕持上げアクチュエーターと、上腕横転アクチュエーターと、第1の接続フレームと、肘回転アクチュエーターと、肘アクチュエーターと、第2の接続フレームと、手首回転アクチュエーターとを含み、
    前記上腕横転アクチュエーターのハウジングは前記上腕持上げアクチュエーターの出力端に接続され、前記第1の接続フレームの一端は前記上腕横転アクチュエーターの出力端に接続され、前記肘回転アクチュエーターのハウジングは前記第1の接続フレームの他端に接続され、前記肘アクチュエーターのハウジングは前記肘回転アクチュエーターの出力端に接続され、前記第2の接続フレームの一端は前記肘アクチュエーターの出力端に接続され、前記手首回転アクチュエーターのハウジングは前記第2の接続フレームの他端に接続され、前記手首アクチュエーターのハウジングは前記手首回転アクチュエーターの出力端に接続されることを特徴とするマニピュレーター。
  2. 前記多自由度接続装置は接続部品と、第1の伝動装置と、第2の伝動装置と、傘歯駆動装置とを含み、前記傘歯駆動装置は支持フレームと、第1の自動傘歯車と、第2の自動傘歯車と、第1の遊星歯車とを含み、
    前記接続部品の一端は前記手首アクチュエーターに接続され、且つ、他端は前記支持フレームに回転可能に接続され、前記第1の自動傘歯車、第2の自動傘歯車及び前記第1の遊星歯車はいずれも前記支持フレームに回転可能に接続され、前記第1の自動傘歯車と前記第2の自動傘歯車は対向して設けられ、前記第1の遊星歯車は第1の自動傘歯車と第2の自動傘歯車との間に配置され、且つ、前記第1の遊星歯車は前記第1の自動傘歯車及び前記第2の自動傘歯車にそれぞれ噛み合い、
    前記第1の伝動装置は手首アクチュエーターの第1の出力軸及び第1の自動傘歯車にそれぞれ接続され、前記手首アクチュエーターの第1の出力軸は前記第1の自動傘歯車の回転を駆動するために用いられ、前記第2の伝動装置は手首アクチュエーターの第2の出力軸及び第2の自動傘歯車にそれぞれ接続され、前記手首アクチュエーターの第2の出力軸は前記第2の自動傘歯車の回転を駆動するために用いられ、前記ハンド部は前記第1の遊星歯車に接続されることを特徴とする請求項1に記載のマニピュレーター。
  3. 前記第1の伝動装置は第1のベルトと、第1のプーリーと、第2のプーリーとを含み、前記第1のプーリーは前記手首アクチュエーターの第1の出力軸に接続され、前記第2のプーリーは前記第1の自動傘歯車に接続され、前記第1のベルトは前記第1のプーリー及び前記第2のプーリーに嵌設されることを特徴とする請求項2に記載のマニピュレーター。
  4. 前記第2の伝動装置は第2のベルトと、第3のプーリーと、第4のプーリーとを含み、前記第3のプーリーは前記手首アクチュエーターの第2の出力軸に接続され、前記第4のプーリーは前記第2の自動傘歯車に接続され、前記第2のベルトは前記第3のプーリー及び前記第4のプーリーに嵌設されることを特徴とする請求項2に記載のマニピュレーター。
  5. 前記多自由度接続装置は第2の遊星歯車をさらに含み、
    前記第2の遊星歯車は前記支持フレームに回転可能に接続され、前記第2の遊星歯車は前記第1の自動傘歯車と前記第2の自動傘歯車との間に配置され、且つ、前記第2の遊星歯車は前記第1の自動傘歯車及び前記第2の自動傘歯車にそれぞれ噛み合い、
    前記ハンド部は前記第2の遊星歯車にも接続されることを特徴とする請求項2に記載のマニピュレーター。
  6. 前記ハンド部はハンド部本体と、U字状の接続フレームとを含み、前記ハンド部本体の一端は前記U字状の接続フレームに接続され、前記U字状の接続フレームの2つのフットフレームは第1の遊星歯車及び第2の遊星歯車にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項5に記載のマニピュレーター。
  7. 前記第1の接続フレームは第1の接続縦板と、第2の接続縦板とを含み、前記第1の接続縦板の一端は前記上腕横転アクチュエーターの出力端に接続され、前記第2の接続縦板の一端は前記上腕横転アクチュエーターのハウジングに回転可能に接続され、前記第1の接続縦板及び前記第2の接続縦板の他端はいずれも前記肘回転アクチュエーターのハウジングに接続され、ただし、前記第1の接続縦板と前記第2の接続縦板は並列して設けられることを特徴とする請求項1に記載のマニピュレーター。
  8. 前記第1の接続フレームは接続軸受をさらに含み、前記第2の接続縦板の一端は前記接続軸受を介して前記上腕横転アクチュエーターのハウジングに連結されることを特徴とする請求項7に記載のマニピュレーター。
  9. 前記第1の接続フレームは固定板をさらに含み、前記固定板は前記肘回転アクチュエーターに接続され、前記第1の接続縦板及び前記第2の接続縦板の他端はいずれも前記固定板に接続されることを特徴とする請求項7に記載のマニピュレーター。
  10. 前記第2の接続フレームは第3の接続縦板と、第4の接続縦板とを含み、前記第3の接続縦板の一端は前記肘アクチュエーターの出力端に接続され、前記第3の接続縦板の他端は前記手首回転アクチュエーターのハウジングに接続され、前記第4の接続縦板の一端は前記肘アクチュエーターのハウジングに回転可能に接続され、前記第4の接続縦板の他端は前記手首回転アクチュエーターのハウジングに接続されることを特徴とする請求項1に記載のマニピュレーター。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のマニピュレーターを含むことを特徴とするロボット。
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