JP6962603B2 - 個人情報検索装置および個人情報検索方法 - Google Patents

個人情報検索装置および個人情報検索方法 Download PDF

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Description

本発明は、対象の特徴から該対象の個別情報を検索可能な個別情報検索装置、および個別情報検索方法に関する。
対象の個別情報、例えば、特定の個人の電話番号などの個人情報を検索する方法としては、通常、電子電話帳に登録されている名前や勤務先などの文字情報と、使用者がキーボードや音声等で入力した文字情報とを照合し、候補を絞り込む方法が用いられている。この方法では、個人情報に含まれる文字の少なくとも一部を正確に記憶しておく必要がある。しかしながら、頻繁に連絡を取り合わない相手などの場合、記憶が不鮮明となり、検索する際に名前や勤務先等が思いつかない場合がある。
特許文献1では、画像データから得られる顔の特徴点等をキーワード化して記憶する手段、及び通信の日時情報を記憶する手段等を備える電話帳検索装置を用いて、キーワード及び通信日時を検索することにより、対象の個別情報を取得する方法が開示されている。
特開2012−089974号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、検索の際に、顔の特徴点等を言語化する能力が必要とされ、さらに、通信日時等を記憶しておく必要があるため、ユーザーが煩わしさを感じたり、検索が上手く行えなかったりする場合があった。
従って、電子電話帳等において個人情報を検索する際に、記憶が不鮮明な対象であっても、より簡便に個人情報を取得可能な検索装置の開発が求められていた。
本発明は、上述した課題を鑑みてなされたものであり、対象の特徴に基づいて、より簡便に該対象の個別情報を検索可能な個別情報検索装置、及び個別情報検索方法を提供することを目的とする。
本発明の個別情報検索装置は、対象に対する個別情報を入力する個別情報入力部と、前記対象の特徴点に対応する座標軸で構成される座標系において、該特徴点で構成される該対象の特徴を示す座標を入力する座標入力部と、前記座標を前記個別情報に紐付けて記憶する格納部と、前記座標系において、登録された座標を選択することで、該座標に対応する対象の個別情報を検索する検索部と、を有する。
本発明の個別情報検索方法は、対象に対する個別情報を入力する工程と、前記対象の特徴点に対応する座標軸で構成される座標系において、該特徴点で構成される該対象の特徴を示す座標を入力する工程と、前記座標系において、登録された座標を選択することで、該座標に対応する対象の個別情報を検索し、該個別情報を取得する工程と、を有する。
本発明によれば、対象の特徴に基づいて、より簡便に該対象の個別情報を検索可能な個別情報検索装置、及び個別情報検索方法を提供することができる。
本発明に係る個別情報検索装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明に係る個別情報検索方法の一実施形態における個別情報入力工程及び座標入力工程を示すフローチャートである。 本発明に係る個別情報検索方法の一実施形態における検索工程を示すフローチャートである。 本発明に係る個別情報検索装置の一実施形態における登録情報を示す模式図である。 本発明に係る個別情報検索装置の一実施形態における座標系を示す模式図である。 本発明に係る個別情報検索装置の別の実施形態における座標系を示す模式図である。 本発明に係る個別情報検索装置の別の実施形態における座標系の一部の模式的拡大図である。
特許文献1に記載の方法では、例えば、対象の顔の画像データ等から多くの特徴点(特性)を抽出し、自然言語を用いて特徴点を音声等で入力することで、検索対象の候補を絞り込むことができる。しかし、上述したように、この方法で効率良く候補を絞り込むには、特徴点を上手く言語化する能力や思考を要するため、ユーザーが煩わしさを感じてしまうことがあった。
一方、本実施形態に係る個別情報検索装置(以下、本検索装置ともいう)は、対象に対するユーザーの印象に基づいて、座標系、例えば、直交座標上の凡その位置を登録しておき、この座標上で直感的に検索対象の候補を絞り込むことができる。このため、ユーザーが煩わしさを感じることなく、より簡便に対象の個別情報の検索を行うことができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。なお、図1は、本検索装置の構成例を示すブロック図である。
<個別情報検索装置>
本検索装置は、例えば、携帯電話機、携帯情報端末、パーソナルコンピュータなどの電子機器内のCPU(中央演算処理装置)、該CPUの周辺装置、並びに該CPUによって実行されるプログラム等を用いて構成できる。また、本検索装置は、プログラムとして、または他のプラグラムに部分的に含まれるものとして、所定の記憶媒体や通信回線を介して提供することもできる。以下では、本検索装置として、電話機能及び電話帳機能を有し、タッチパネルまたはポインティングデバイス等により操作可能な液晶ディスプレイ(LCD)画面を備えた電子機器、具体的には、スマートフォンやタブレットを想定した説明を行う。しかしながら、本実施形態はこれらに限定されない。
本検索装置は、図1に示すように、入力部10、格納部11及び検索部12を有する。また、本検索装置は、不図示の、表示部、登録部、通信部、処理部、操作部、撮影部及び音声入出力部などの他の構成要素を有することもできる。
以下に、これらの各構成要素について詳しく説明する。
入力部10は、個別情報入力部101及び座標入力部102を有し、さらに不図示の座標選択入力部、特徴点入力部を有することもできる。
個別情報入力部101は、対象に対する個別情報を入力する手段である。対象としては、人間、書籍、映画等、ユーザーにとって検索対象となるものであれば特に限定されず、適宜設定することができる。本検索装置は、例えば、対象が人間である場合は、個人の特徴から直感的に検索が可能な電子電話帳として用いることができる。また、本検索装置は、例えば、対象が書籍である場合は、書籍を読んだ感想等に基づいて蔵書の検索が可能な検索装置として用いることができる。
また、対象が人間である場合は、対象に対する個別情報としては、例えば、電話番号、電子メールアドレス及び呼称(名前)などの個人情報を挙げることができる。なお、対象が人間である場合は、個別情報は個人情報と言い換えることができる。図4では、対象の個別情報として、名前と、電話番号とが、登録した順、すなわち登録番号順に表示されている。なお、図4は、本検索装置における登録情報を示す模式図である。
一方、対象が書籍である場合は、対象に対する個別情報としては、例えば、書籍のタイトル名及び作者名などの書籍情報を挙げることができる。なお、対象の個別情報は、1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。
対象に対する個別情報を入力する方法としては、例えば、タッチパネル等の入力ツールを用いて、上述した個別情報を本検索装置に入力する方法を用いることができる。このように、本明細書では、前記対象を人間とし、本検索装置を電子電話帳(より具体的には、電子電話帳機能を有するスマートフォン等)として用いた場合に着目した説明を行う。しかし、上述したように、本実施形態はこれらに限定されるものではない。
座標入力部102は、前記対象の特徴点に対応する座標軸で構成される座標系を備え、当該座標系において、該特徴点で構成される該対象の特徴を示す座標を入力する手段である。対象が人間である場合、前記対象の特徴点は、適宜設定できるが、例えば、年齢、身長、住所の緯度、出身地の方角(ある地点を中心として、例えば、X軸を東西、Y軸を南北に設定する)、特定のスキルの習熟度合い(仕事、趣味等)を用いることができる。一方、対象が書籍である場合は、前記対象の特徴点は、適宜設定できるが、例えば、その書籍の面白さ及びページ数の多さなどを用いることができる。なお、上記特徴点は、1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。当該特徴点は、上記個別情報として本検索装置に登録されていてもよいし、登録されていなくてもよい。また、本検索装置では、座標系を構成するのに用いる特徴点は、全ての対象に対して適用するため、上述した年齢や身長等、全ての対象が共通して有する特徴点を用いることが好ましい。さらに、特徴点としては、時間の経過とともに変化しないものを用いることが好ましい。例えば、ユーザーを基準とした際の対象の年齢や身長は時間経過とともにそれほど変化しないため、特徴点として好ましく用いることができる。
ここで、上記座標系は、対象が有する特徴点に対応する座標軸、言い換えると、該特徴点を割り当てられた座標軸で構成されるものである。従って、例えば、対象が有する特徴のうち採用した特徴点が1つであれば、座標系は、1つの座標軸、すなわち1軸で構成される。また、採用した特徴点が2つまたは3つであれば、座標系は、それぞれ、2つまたは3つの座標軸、すなわち2軸または3軸で構成される。2軸の場合は、後述する図5〜図7のように2軸の直交座標系を用いることができる。また、3軸の場合は、表示を立体的にしたり、2次元表示のまま適宜軸の切り替えを行ったり、表示上の工夫を行うことで、容易に実現可能である。例えば、年齢をX軸、身長をY軸、住所の緯度(南北)をZ軸とし、X/Yの2軸の座標マップのディスプレイにタッチするとZ軸が表示されるようにしてもよい。座標系が1軸で構成される場合であっても、直感的に検索対象の候補を絞り込むことが可能であり、検索の簡便性が向上する。また、2軸及び3軸の場合も当然ながら1軸以上に、検索の簡便性を向上させることができる。
なお、本検索装置では、対象の特徴を4つ以上の特徴点で表すこともできるが、検索操作の簡便性の観点から、上記座標系は、対象の特徴点に対応する、1つ、2つまたは3つの座標軸で構成されることが好ましい。対象の特徴を4つ以上の特徴点で表す場合は、上記3軸のとき同様に2次元表示のまま適宜軸の切り替えを行ったり、レーダーチャートにより各軸の値を表示したりしてもよい。後者の場合、本検索装置では、各軸(指標軸)における値(指標値)を選択することで、それらと完全に一致する、または近似する対象を検索し、当該対象の個別情報を取得することができる。この場合には、本明細書における座標系、座標軸及び座標は、それぞれ、レーダーチャート、指標軸及び各指標軸における指標値と読み替えることができる。
対象の特徴を示す座標は、座標入力部102において、例えば、タッチパネルなどの表示部(LCD画面)に表示された座標系の位置を指定、例えば画面上の座標位置をタッチ又はクリックすることにより、入力することができる。図4では、各対象に対して入力され登録された座標が、各座標軸における位置(値)を用いて表されており、登録情報として、X座標及びY座標を保持している。このように図4及び後述する図5〜図7に示す実施形態では、登録情報として2つの特徴点を軸とする直交座標系の座標情報を例えば電子電話帳内に保持しており、その座標情報に基づいて各個人を直交座標マップ上に表現する機能を有している。
また、本検索装置では、図5〜図7に示すように、座標入力部に入力された座標を、前記座標系においてドット20(黒い点)で表すことができる。この画面上のドットの1つ1つが、本検索装置(具体的には、後述する格納部11)に登録されている各個人のデータに対応しており、登録情報のX座標及びY座標が示す位置に表示されている。そして、後述する検索部において、この対応するドットを選択することによって、当該ドットに対応する対象の個別情報を検索し、取得することができる。図5〜図7は、それぞれ本検索装置における座標系を示す模式図、より具体的には、LCD画面に表示された直交座標マップの模式図であり、図7は、図6に示す直交座標マップの全体表示例における領域21の拡大表示例を示す。このように、本検索装置は、座標を入力及び選択して検索する際に、座標系の位置を拡大する拡大表示機能を有することができる。
また、これらの図に示すように、座標上の各座標を示すドット周辺に、当該ドットに対応する対象の個別情報の少なくとも一部(例えば、図5のように登録番号及び図7のように顔写真データや名前等)を併せて表示することもできる。このような個別情報表示機能を有することで、特定の対象の個別情報を取得する際に、より検索が簡便となる。この個別情報表示機能は、例えば、一部の座標位置を拡大した際に、表示されてもよいし、座標系において標準的に表示されていてもよい。しかし、登録情報が増大した場合の見易さの観点から、上記個別情報表示機能は、拡大表示機能と併せて用いることが好ましい。
なお、図6及び図7では、座標軸に対応させる特徴点として、X軸として年齢、Y軸として身長を用いている。X軸の右側に行くと、年齢が高くなり、X軸の左側に行くと、年齢が低くなる。また、X軸の基準は適宜設定できるが、ここでは、ユーザー自身の年齢を基準としている。従って、X軸の右側は、ユーザーよりも年上となり、X軸の左側は、ユーザーより年下となる。さらに、Y軸の上側に行くと、身長が高くなり、X軸の下側に行くと、身長が低くなる。また、Y軸の基準も適宜設定できるが、ここでは、ユーザー自身の身長を基準としている。従って、Y軸の上側は、ユーザーよりも高身長となり、Y軸の下側は、ユーザーより低身長となる。このように、本検索装置は、例えば、対象の特徴点の1つ(例えば、年齢)をX軸、他の1つ(例えば身長)をY軸として直交座標マップに表示し、このマップ上の位置から該当する相手(対象)を検索することができる。
ここで、座標選択入力部は、上記座標入力部102において入力された座標を選択し入力する手段であり、例えば、画面上に登録されたドット等で表される座標位置をタッチ又はクリックすることにより選択し、その信号を入力することができる。この入力信号により、特定の対象の個別情報の検索を行うことができる。また、本検索装置は、初回使用時に用いる、特徴点を入力し設定する特徴点入力部を有することができる。
格納部11は、前記座標を前記個別情報に紐付けて記憶する手段であり、不揮発性のメモリ等から構成されることができる。図1に示すように、格納部11には、対象の個別情報を記録する個別情報ファイル111と、対象の特徴を示す座標を記録する座標ファイル112とが、紐付けられた状態で保存されている。なお、対象に対して登録された個別情報のうち少なくとも1つが、座標位置と対応付けられて、格納部に登録されていればよく、全ての個別情報が座標位置と紐付けられなくてもよい。
検索部12は、前記座標系において、登録された座標を選択することで、当該座標に対応する対象の個別情報を検索する手段である。具体的には、図5〜図7に示すように画面にドット20で表示された座標位置を、適宜拡大表示機能等を用いて、タッチ又はクリックするなどして選択し入力することで、その座標位置に対応する対象の個別情報を検索し、取得することができる。
なお、前記座標入力部、前記検索部並びに不図示の座標選択入力部は、前記座標系の位置を拡大する拡大表示機能を有することができる。また、これら以外の構成要素も適宜拡大表示機能を有することができる。さらに、前記検索部は、選択された座標と、該選択された座標付近の座標とに対応する対象の個別情報を併せて表示する機能も有することができる。この機能を有することにより、複数の対象の個別情報を一度に検索することができ、より検索が簡便となる。また、併せて表示する座標近辺の範囲は適宜設定でき、特に限定されない。
上述したように、本検索装置は、この他にも、表示部、登録部、通信部、処理部、操作部、撮影部及び音声入出力部などを有することができる。
表示部は、LCD等のディスプレイ装置等から構成されることができ、文字や画像を表示できる。
登録部は、前記座標入力部102に入力された対象の特徴を示す座標を、前記個別情報入力部101に入力された同一の対象の個別情報に紐付けて前記格納部11に登録することができる。
通信部は、無線通信によって所定の無線基地局と接続し、通話や通信のための信号を送受信することができる。
処理部は、上記個別情報及び上記座標の登録処理や検索処理等の各処理を行うとともに、他の各部の制御を行うことができる。当該処理部は、CPU、メモリ等から構成でき、所定のプログラムを実行することで、これらの処理と、他の各部の制御とを行うことができる。
操作部は、カーソルキー及びテンキーなどのキーボード、タッチパネル等から構成され、ユーザーの操作に応じて所定の信号を出力する。ユーザーの操作としては、具体的には、電話番号等の個別情報の入力、対象の特徴を示す座標の入力、検索したい対象の座標の選択等がある。操作部は、これらの操作に対応して、各信号が、個別情報入力部101、座標入力部102及び座標選択入力部に入力される。
本検索装置をスマートフォン等の電子機器内に実現する場合、当該電子機器は、さらに、不図示の撮影部及び音声入出力部等を有することもできる。そして、これらに対応して、上記処理部は、顔認識処理、音声認識処理、音声合成処理等の各処理を行うことができる。
このように、本検索装置は、電子電話帳の登録情報として、予め設定した特徴点と、その特徴点に対する値を格納保持し、この値を座標系、例えば、直交座標上にドットとして表現することで、直感的に特定の個人を検索することが可能な電子電話帳として使用できる。
<個別情報検索方法>
本実施形態に係る個別情報検索方法(以下、本検索方法ともいう)は、以下の工程を有する。
・対象に対する個別情報を入力する工程(個別情報入力工程)。
・前記対象の特徴点に対応する座標軸で構成される座標系において、該特徴点で構成される該対象の特徴を示す座標を入力する工程(座標入力工程)。
・前記座標系において、登録された座標を選択することで、該座標に対応する対象の個別情報を検索し、該個別情報を取得する工程(検索工程)。
また、本検索方法は、以下の工程を有することもできる。
・前記座標系における座標軸を設定する工程(座標軸設定工程)。
・特定した対象に対して、目的の操作を行う工程(操作工程)。
なお、上記座標軸設定工程は、以下の工程を有することができる。
・対象の特徴を示す特徴点を決定する工程(特徴点決定工程)。
・決定した特徴点を入力する工程(特徴点入力工程)。
また、上記検索工程は、該当する座標位置部分を拡大表示する工程(拡大表示工程)を有することができる。
これらの工程の順序は適宜設定でき、特に限定されない。
以下に、これらの工程を図2及び図3を参照しながら、詳しく説明するが、本検索方法は、この実施形態に限定されるものではない。なお、図2は、本検索方法における上記個別情報入力工程及び座標入力工程を示すフローチャートである。また、図3は、本検索方法における検索工程を示すフローチャートである。これらの図では、スマートフォン等の電子電話帳へのデータ登録及びデータ検索を想定しているが、これらに限定されるものではない。
まず、電子電話帳に新規データを登録する。ユーザーは、名前や勤務先等の従来の電子電話帳で使用されるような通常の情報の入力に加え、対象の特徴を示す座標の登録を行う。具体的には、図2に示すように、新規データの登録を開始し、まず画面上に表示される「情報入力」を選択する(S1)。続いて、対象の名前や勤務先、電話番号、電子メールアドレス等の個別情報を入力する(個別情報入力工程:S2)。
ここで、当該電子電話帳を初めて使用する場合には、前記座標系における座標軸を予め設定する(座標軸設定工程)。具体的には、ユーザーは、最初に、座標軸に対応する、対象を特定するための特徴点を1つ以上決める(特徴点決定工程)。そして、決定した特徴点を入力する(特徴点入力工程)。
ここでは、特徴点として、座標のX軸及びY軸に対応させる2つの特徴点を決め、X軸を年齢、Y軸を身長とする。すなわち、X軸(年齢)は、ユーザーの年齢を基準(中心点)として、年上であれば基準より右方向、年下であれば基準より左方向の位置となり、基準から離れているほどユーザーとの年齢差が大きいことを表す。同様に、Y軸(身長)は、ユーザーの身長を基準として、身長が高ければ基準より上方向、低ければ基準より下方向の位置となり、基準から離れているほどユーザーとの身長差が大きいことを表す。なお、基準からの距離は、実際の年齢差や身長差を正確に表す必要なく、ユーザーの感覚、すなわち、対象(人物)に対する直感的な印象に基づいて設定すればよい。また、ここでは、基準をユーザーの年齢や身長としたが、一般的な平均値にするなど、ユーザーが任意に設定することができる。
次に、座標による対象の特徴点の入力を行う(座標入力工程:S3)。これにより、対象の個別情報と特徴点とが組み合わせられ、特徴点が個別情報に紐付けられた状態で登録される(S4)。なお、例えば、対象に対する印象が、ユーザーよりかなり年上で、身長が少し高い場合には、X軸は基準より右方向へ大きく離れた位置で、Y軸は基準より上方向に少し離れた位置の座標をタッチ又はクリックなどして入力し登録する。このように、座標の登録方法は、画面上に表示された直交座標マップ上の位置を指定することで行う。この際、座標を正確に登録する必要はなく、ユーザーの対象に対する印象に基づいて感覚的に座標マップ上の位置を指定すればよい。そして、指定されたマップ上の位置からX座標とY座標が数値化され、図4に示すように登録情報として保存される。以上より、新規データの登録操作が終了する。
続いて、直交座標マップから特定の対象を探し、電話をかける操作を開始する。具体的には、画面上の「情報検索」を選択し(S5)、その中の「特徴検索」を選択する(S6)。検索方法としては、この他にも対象の個別情報、例えば、名前や勤務先などの情報を用いて検索する方法もあるが、ここでは、記憶が不鮮明な対象に関して検索を行う場合を想定している。ここで、上述の登録操作により、図6に示すような多数のデータが登録された状態の直交座標マップの全体が表示される。そして、この座標系において、登録された座標のうち該当する座標部分を選択することで、該座標に対応する対象の個別情報を検索し、該個別情報を取得する(検索工程:S7)。具体的には、検索対象の印象が、例えば、ユーザーよりもかなり年上で、身長が少し高い場合には、ユーザーは、中心点よりも右方向に大きく、上方向に少し離れた座標位置部分を拡大表示する(拡大表示工程)。ここでは、図6に示す領域21部分を拡大表示するものとして、拡大表示した状態を図7に示す。拡大表示することで、検索対象に印象が似ている対象データが表示されることとなり、自然に候補が絞り込まれた状態となる。ここで、対象データの名前や写真等の登録情報をそれぞれ表示することで、その中から特定の対象を探し出すことができる。この際、2つ以上の対象データをまとめて表示してもよいし、1つずつ各対象データを表示してもよい。
そして、検索対象と思われる座標部分を選択し、検索を行う。この際、入力された座標は、図5〜図7に示すように、ドットで表すことができ、その対象と思われるドットを選択することで、このドットに対応する対象の個別情報を検索することができる。
次に、特定した対象に対して目的の操作を行う(操作工程:S8)。ここでは、見つかった対象に対して、電話の発信操作を行うが、その操作種類は特に限定されない。
以上より、対象に対する検索操作が終了する。
なお、上記実施形態では、座標マップの軸に対応する特徴点として、年齢と身長を挙げたが、これらに限定されることはなく、ユーザーが適宜設定でき、様々な応用が可能である。例えば、特徴点として、対象の年齢と住所の緯度(南北)を採用し、前者をX軸、後者をY軸に設定する。なお、対象の住所の緯度は、座標マップにおいてユーザーが指定してもよいし、対象の個別情報として登録されている住所から反映してもよい。例えば、東京を基準(中心点)として、「北海道の叔父」を検索するのであれば、座標マップ上の右上部分が検索対象となり、「京都の姪」を検索するのであれば、座標マップ上の左下が検索対象となる。
このように、本検索方法では、検索対象の印象に基づいて、座標マップ上の凡その位置を見るだけで検索対象を絞り込むことができ、ユーザーが検索キーワードを検索の度に考えたり、入力したりする必要がなく、直感的に検索対象を探し出すことができる。
また、座標マップ上の凡その位置を指定するだけで、登録できるため、電子電話帳の登録の際に、特徴点の登録が容易であり、非常に簡便にデータの登録及び検索を行うことができる。
なお、本検索方法は、電話番号等の個人情報以外にも応用が可能である。例えば、上述したように、蔵書の管理が考えられる。この場合、個別情報として、タイトルや作者名などの書籍データを用いる。そして、座標マップの軸となる特徴点として、例えば、X軸を「面白い/つまらない」、Y軸を「ページ数が多い/少ない」と設定する。このように設定することで、書籍の内容やページ数に対する印象に基づいて、蔵書の検索が可能になる。
上述したように、対象の個別情報を検索する方法の多くは、キーボードや音声等の入力方法の違いはあっても、入力したキーワードと、登録内容とを照合するものであった。このため、ユーザーは、検索対象のイメージから関連するキーワードへの変換を頭の中で行い、それを入力するという手間が発生する。しかし、本実施形態では、対象に対するイメージをそのまま直感的な操作で検索を行えるため、このような手間を省くことができ、より簡便に検索を行うことが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。このように、本発明における対象の特徴を示す座標を用いた検索装置及び検索方法は、上述した電子電話帳以外に、蔵書の管理等にも応用が可能である。
10 入力部
11 格納部
12 検索部
20 ドット
21 領域
101 個別情報入力部
102 座標入力部
111 個別情報ファイル
112 座標ファイル

Claims (10)

  1. 対象である人間に対する個情報を入力する個情報入力部と、
    前記対象の特徴点に対応する座標軸で構成される座標系において、該特徴点で構成される該対象の特徴を示す座標を入力する座標入力部と、
    前記座標を前記個情報に紐付けて記憶する格納部と、
    前記座標系において、登録された座標を選択することで、該座標に対応する対象の個情報を検索する検索部と、
    を有することを特徴とする個情報検索装置。
  2. 前記座標系が、前記対象の特徴点に対応する、1つ、2つまたは3つの座標軸で構成される、請求項1に記載の個情報検索装置。
  3. 前記個情報が、電話番号、電子メールアドレスおよび名前のうちの少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の個情報検索装置。
  4. 前記特徴が、前記特徴点として、年齢、身長住所の緯度、出身地の方角およびスキルの習熟度合いのうちの少なくとも1つを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の個情報検索装置。
  5. 前記座標系の位置を指定することにより、前記対象の特徴を示す座標を入力する座標入力部を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の個情報検索装置。
  6. 前記座標入力部に入力された座標が、前記座標系においてドットで表され、該ドットを選択することによって、該ドットに対応する対象の個情報を検索する検索部を備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の個情報検索装置。
  7. 前記座標入力部および前記検索部が、前記座標系の位置を拡大する拡大表示機能を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の個情報検索装置。
  8. 前記検索部が、選択された座標と、該選択された座標付近の座標とに対応する対象の個情報を併せて表示する機能を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の個情報検索装置。
  9. ソフトウェアの制御によってコンピュータが行う情報処理方法としての個人情報検索方法であって、
    対象である人間に対する個情報を入力する工程と、
    前記対象の特徴点に対応する座標軸で構成される座標系において、該特徴点で構成される該対象の特徴を示す座標を入力する工程と、
    前記座標系において、登録された座標を選択することで、該座標に対応する対象の個情報を検索し、該個情報を取得する工程と、
    を有することを特徴とする個情報検索方法。
  10. 入力された前記座標が、前記座標系においてドットで表され、該ドットを選択することで、該ドットに対応する対象の個情報を検索する、請求項9に記載の個情報検索方法。
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