JP6961017B2 - フィットベッドシーツの製造のための方法および装置 - Google Patents
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Description
1つの帯状長尺品物から矩形のシーツ部片が切断され、
これらシーツ部片のそれぞれの角部が、積み重ねられ、
このシーツ部片の前記角部の先端から間隔を有して、積み重なっている領域が、縫い目によって結合され、且つ、この縫い目を越えて突出する先端が分離され、従って、直方体に類似のカバーまたはシーツ部片が形成される。
この従来技術内において、この目的のために、シーツ部片は、このシーツ部片のための製造装置から手動で取り出される。引き続いて、このシーツ部片は、それぞれの角部の領域内において、対角線状に折り畳まれ、従って、隣接するシーツ縁部が面一の状態で延びる。その後、仮想の線に沿って、結合縫い目が形成され、且つ、引き続いて、折り畳まれたシーツ部分が、この結合縫い目の傍らでこのシーツ部片から切断される。
シーツ部片の全ての4つの角部において、この作業が終了された場合、この直方体に類似のシーツ部片は完成されている。
この方法のやり方が、ただ手動でだけ実施可能であることの事実は、基本的に、それぞれのシーツ部片が、角部において、対角線状に折り畳まれねばならないことにあり、このことは、相応するシーツ折り返し部を角部内において形成するために、角部領域内におけるシーツ部片の一部が、水平方向の平面から上方へと折り返されねばならないことを意味する。そのような処置方法は、機械的に、もしくは、自動的に、実用的に実現可能ではない。
特許文献2から、ベッドシーツカバーが公知であり、このベッドシーツカバーにおいて、角部領域は折り畳みによって形成されている。特許文献3から、フード形状のカバーの、角部領域の製造のための装置、方法が公知であり、その際、角部領域の選択的な構成、および、製造が提示されている。
前記方法が機械的な方法であり、この方法において、機械的に、
− 前記シーツ部片が、それぞれに、1つの角部の領域内において、前記角部を形成する両方の縁部エッジ部の近傍で、前記角部からそれら保持点への間隔が形成されるべき直方体に類似の前記カバーまたはシーツのウェブ高さに相応する、2つの該保持点において保持され、
− 両方の前記保持点が、相互に重なり合って保持され、且つ、これに伴って、シーツの尖った先端が、直角三角形の形状で形成され、この直角三角形の斜辺に向かい合って位置する先端が、前記保持点によって形成されるように、
第1の前記縁部エッジ部における第1の前記保持点が、前記シーツ部片によって拡げられた平面に対して平行に、第2の前記縁部エッジ部における第2の保持点へと、前記シーツ部片の相応する領域の連行のもとで移動され、
この直角三角形の第1の直角をはさむ辺が、前記シーツ部片の第2の前記縁部エッジ部の延長部を形成し、且つ、この直角三角形の第2の直角をはさむ辺が、装着されるべき前記縫い目および分離位置の領域を形成し、
− 前記シーツの尖った先端が、前記第2の直角をはさむ辺に沿って、前記縫い目を備えられ、且つ、その傍らでこの縫い目に沿って分離され、
− そのように完成された前記シーツ部片が、前記保持点において、前記保持された状態から解放される、
ことを提案する。
本発明に従い、
前記シーツ部片は、それぞれに、1つの角部の領域内において、前記角部を形成する両方の縁部エッジ部の近傍で、前記角部からそれら保持点への間隔が形成されるべき直方体に類似の前記カバーまたはシーツのウェブ高さに相応する、2つの該保持点において保持される。
このウェブ高さは、直方体形状のカバーの垂直方向のエッジ部の高さを規定する。
保持点により、シーツ部片の固定は、相応する領域内において達成される。その際、第1の保持点の相応する角部領域の生成のために、第1の縁部エッジ部において位置する第1の保持点は、前記シーツ部片によって拡げられた平面に対して平行に、シーツ部片の第2の縁部エッジ部に位置する第2の保持点へと移動される。その場合に、シーツ部片の相応する領域が連行され、従って、引き続いて、両方の保持点が、相互に重なり合って保持され、且つ、これに伴って、シーツの尖った先端が、直角三角形の形状で形成される。
この直角三角形の斜辺は、この先端に向かい合って位置しており、この先端が、保持点によって形成されている。
この直角三角形の第1の直角をはさむ辺は、シーツ部片の第2の縁部エッジ部の延長部を形成し、これに対して、この第1の直角をはさむ辺に対して直角に整向されている第2の直角をはさむ辺が、装着されるべき縫い目および分離位置の領域を形成する。
次いで、シーツの尖った先端は、第2の直角をはさむ辺に沿って縫い目を備えられ、且つ、この縫い目の傍らで分離され、従って、この縫い目が維持された状態に留まり、シーツの尖った先端が、しかしながら分離されている。引き続いて、そのように完成されたシーツ部片は、保持点において解放され得る。
相応する角部領域は、その場合に、形状的に、全ての4つの角部領域の完成の際に、直方体形状のカバーが生成されているように形成されている。
この方法のやり方の特別の利点は、角部領域もしくはシーツの尖った先端の形成のために、そのことが自動的に実用的に実施可能ではなくまたは困難に制御可能である、シーツ部片の如何なる折り返しも必要では無く、むしろ、シーツの尖った先端の領域内において位置するシーツ部片の領域が、保持点の移動によって相互に重なり合って配置され、従って、正確な、および、同様に機械的にも実施可能な製造方法が可能であることにある。
この方法のやり方は、同様に、先ず第一に、1つの角部領域において相応するシーツの尖った先端が形成され、縫い合わされ、且つ、切断され、および、この縫い合わせおよび切断の間じゅう、既に、更に別の角部領域におけるシーツの尖った先端の形成が開始されるようにも実施され得る。これに伴って、シーツ部片の重畳する加工が実現され、このことによって、全製造のための時間の消費が低減される。
それぞれに前記シーツ部片の角部の領域内において、前記角部を形成する両方の前記縁部エッジ部の近傍で、前記角部からそれらグリップ手段への間隔が形成されるべき直方体に類似の前記カバーまたはシーツのウェブ高さに相応する、機械的な該グリップ手段が配置されており、これらグリップ手段が、閉鎖状態において、前記シーツ部片の保持点を固定し、且つ、開放状態において解放すること、
これらグリップ手段の内の第1のグリップ手段が、前記シーツ部片の平面に対して垂直方向に整向された方向だけに、特に開放および閉鎖のために、または、同様に閉鎖された状態において、位置調節可能であること、
これらグリップ手段の内の第2のグリップ手段が、開放および閉鎖のために、同様に位置調節可能であり、並びに、閉鎖された状態において、前記グリップ手段が前記シーツ部片の平面の上方または下方に移動されている1つの位置に、垂直方向に位置調節可能であり、
その際、このグリップ手段が、特に垂直方向に位置調節された位置において、または、同様に垂直方向の位置調節無しでも、水平方向に位置調節可能であり、または、垂直方向の軸線を中心に旋回可能であり、しかも、基本位置または垂直方向に位置調節された位置から、前記第2のグリップ手段が前記第1のグリップ手段の上方または下方に位置決めされている作業位置に位置調節可能であり、従って、前記シーツ部片の尖った先端が形成されており、この尖った先端が、前記シーツ部片の前記縁部エッジ部を越えて突出すること、
縫製装置が配置されており、この縫製装置を用いて、縫い目が、その縁部エッジ部を越えて尖った先端が突出する前記縁部エッジ部に沿って生成可能であり、および、
切断装置が配置されており、この切断装置を用いて前記縫い目を越えて突出する尖った先端が分離可能であること、
を意図する。
このグリップ手段の、相応して垂直方向に位置調節された位置において、このグリップ手段は、水平方向に位置調節され得、または、同様に例えば垂直方向の軸線を中心に旋回され得、従って、このグリップ手段が、1つの移動を、シーツ平面に対して平行に実施する。第2のグリップ手段は、従って、この第2のグリップ手段が第1のグリップ手段の上方または下方に位置決めされている作業位置に移行される。
これらグリップ手段によって規定された両方の保持点は、従って、相互に重なり合って位置決めされる。この構成によって、連行されたシーツ部片が、このシーツ部片の1つの縁部エッジ部(長手方向エッジ部)を越えて突出する尖った先端を形成することは達成される。この突出した領域は、縫製装置を用いての、相応する縫い目の装着によって固定され、且つ、切断装置によってこの尖った先端の縫い目の傍らで分離され、従って、角部領域が、完成されている。
引き続いて、これらグリップ手段は、再び、初期状態に開放され得、および、送り返され得、従って、これらグリップ手段が、次の工程の加工のために準備されている。
相応する装置構成要素は、例えば、シーツ部片のより長尺の縁部エッジ部に対して平行に整向されている、シーツ部片の輸送装置内において、このシーツ部片の前方の両方の端部において、鏡対称的に配置されている。これら相応する装置構成要素が、シーツ部片の後方の端部においても、同様に、シーツ部片の前方の端部における配置に対して鏡対称的な配設において配置されていることは可能である。相応する複数の装置構成要素によって、作業経過は加速され得、この作業経過内において、それぞれの角部領域が順々に完成されるのではなく、むしろ、同時に、2つの、または、しかもその上全ての角部領域が、加工され且つ完成される。
同様に、図1内において明瞭に示されているように、ゴムバンド10が、縁部側で、共に縫い込まれているか、または、添い縫いされているか、または、折り返し部内へと縫い込まれていることも可能である。
ウェブ高さ、即ち部材11の高さが、簡単な方法において規定可能であること、および、角領域が、正確に垂直方向に延びること、即ち、図2内において参照符号12によって提示されているラインが可能な限り正確に垂直方向に整向されていることに、その際、特別な価値が置かれる。
角領域の形成のために、第1の縁部エッジ部13、13′に位置する第1の保持点2;6は、シーツ部片9によって拡げられた平面に対して平行に、第2の保持点3;7へと、シーツ部片9の相応する領域の連行のもとで移動される。
図6内において、第1の保持位置は、基本位置における相応する保持点と共に示されている。図8内において、保持点の位置決めは、相互に重なり合って示されている。その際、この図8内において、保持点2もしくは6は、図6に従う基本位置において示唆されており、これに対して、位置2′および6′において、調節された状態が示されている。即ち、両方の保持点3、2′、もしくは、7、6′は、相互に重なり合って配置されている。これに伴って、図8内において判りやすく示されているように、シーツの尖った先端は、直角三角形の形状で形成されている。この三角形の斜辺15に向かい合って位置する先端は、保持点3、2′、もしくは、7、6′によって形成されている。第1の直角をはさむ辺16は、シーツ部片9の第2の縁部エッジ部14の延長部を形成し、これに対して、第2の直角をはさむ辺17が、シーツの尖った先端の分離のための、装着されるべき縫い目および分離位置の領域を形成する。
シーツの尖った先端は、第2の直角をはさむ辺17に沿って、相応する縫い目18を備えられており、その際、最終的に、このシーツの尖った先端が、この縫い目18の傍らで分離され、且つ、除去される。完成の後、シーツ部片は、保持点2、3;6、7において解放され得、且つ、例えばシーツ堆積体の上に堆積される。
もちろん、相応する方法のやり方において、シーツ部片9の全ての4つの角部が加工され、且つ、完成される。参照符号19でもって、1つの矢印によって、相応する装置による、シーツ部片9の可能な輸送方向が提示されている。
有利におよび本発明に従い、この方法、および、個々の方法のステップは、機械的、自動的、電気的、空気圧的、及び/または、電子的に制御されている装置を用いて作動される。
図4において、全ての角部は、相応する方法のステップによって、尖った先端状に形成されている。図5内において、尖った先端を分離するため、および、このことによって形成された開口部を閉鎖するために、どのように分離切断および縫い目が延びるかが示唆されている。
それぞれにシーツ部片9の角部1、5の領域内において、この角部1、5を形成する両方の縁部エッジ部の近傍で、形成されるべきカバー11のウェブ高さ12に相応するこれら角部1からの間隔をおいて、保持点2、3、6、7の領域内における機械的なグリップ手段の配置が行われる。
これらグリップ手段22、23は、保持点3、2もしくは6、7に相応する。これらグリップ手段の内の第1のグリップ手段、即ちグリップ手段22は、単に、シーツ部片9の平面に対して垂直に整向された方向24に、および、この方向とは逆に、開放および閉鎖のために位置調節可能である。
第2のグリップ手段23、23′は、開放および閉鎖のために、同様に垂直方向に位置調節可能であり、並びに、付加的に閉鎖された状態において、相応するグリップ手段23がグリップ手段22の保持点の下方の1つの位置に移動されている1つの位置に、矢印25に沿って位置調節可能であり、その際、このグリップ手段が、垂直方向に位置調節された位置から、移動矢印26の方向に、しかも、その図9内において第2のグリップ手段23′が第1のグリップ手段22の下方に位置決めされている、図9内において示されている作業位置に、付加的に水平方向に位置調節可能であり、従って、シーツ部片の尖った先端が形成されており、この尖った先端が、シーツ部片9の縁部エッジ部(長手方向エッジ部)13を越えて突出している。
第2のグリップ手段23の移動は、同様に、この第2のグリップ手段が図6に従う位置から図8に従う位置に、そのことが移動線27によって示唆されているように、円運動によって移行されるようにも行われ得る。
引き続いて、その場合に、縫製装置20を用いて、縫い目18が、その縁部エッジ部(長手方向縁部エッジ部)を越えて尖った先端が突出する、縁部エッジ部(長手方向縁部エッジ部)17に沿って生成され、且つ、この尖った先端が、切断装置21によって分離される。
どの部分が移動されるかに応じて、縫製装置20と切断装置21とが、即ちシーツ部片9が移動矢印19に相応して移動される場合、不動であることは可能であり、または、しかしながら、この縫製装置20とこの分離装置21とが、この移動矢印19とは逆に、または、この移動矢印19の方向に移動可能に、装置構成要素に組み付けられていることは可能である。
2 保持点、第1の保持点
2′ 保持点、位置
3 保持点、第2の保持点
4 基準点
5 角部
6 保持点、第1の保持点
6′ 保持点、位置
7 保持点、第2の保持点
8 基準点
9 シーツ部片
10 ゴムバンド
11 カバー、部材
12 ウェブ高さ、ライン
13 縁部エッジ部、第1の縁部エッジ部、長手方向エッジ部
13′ 第1の縁部エッジ部
14 第2の縁部エッジ部
14′ 第2の縁部エッジ部
15 斜辺
16 第1の直角をはさむ辺
17 第2の直角をはさむ辺、縁部エッジ部(長手方向縁部エッジ部)
18 縫い目
19 輸送方向、移動矢印、矢印
20 縫製装置
21 切断装置、分離装置
22 グリップ手段
23 第2のグリップ手段
23′ 第2のグリップ手段
24 方向
25 矢印
26 移動矢印
27 移動線
Claims (9)
- フィットベッドシーツの製造のための方法であって、この方法において、
1つの帯状長尺品物から矩形のシーツ部片(9)が切断され、
これらシーツ部片(9)のそれぞれの角部(1、5)が、積み重ねられ、
このシーツ部片の前記角部(1、5)の先端から間隔を有して、積み重なっている領域が、縫い目によって結合され、且つ、この縫い目を越えて突出する先端が分離され、従って、直方体に類似のカバー(11)またはシーツ部片が形成される上記方法において、
前記方法が機械的な方法であり、この方法において、機械的に、
− 前記シーツ部片(9)が、それぞれに、1つの角部(1、5)の領域内において、前記角部(1、5)を形成する両方の縁部エッジ部の近傍で、前記角部からそれら保持点への間隔が形成されるべき直方体に類似の前記カバー(11)またはシーツのウェブ高さに相応する、2つの該保持点(2、3;6、7)において保持され、
− 両方の前記保持点(2、3;6、7)が、相互に重なり合って保持され、且つ、これに伴って、シーツの尖った先端が、直角三角形の形状で形成され、この直角三角形の斜辺(15)に向かい合って位置する先端が、前記保持点(2、3;6、7)によって形成されるように、
第1の前記縁部エッジ部(13、13′)における第1の前記保持点(2;6)が、前記シーツ部片(9)によって拡げられた平面に対して平行に、第2の前記縁部エッジ部(14、14′)における第2の保持点(3;7)へと、前記シーツ部片(9)の相応する領域の連行のもとで移動され、
この直角三角形の第1の直角をはさむ辺(16)が、前記シーツ部片(9)の第2の前記縁部エッジ部(14)の延長部を形成し、且つ、この直角三角形の第2の直角をはさむ辺(17)が、装着されるべき前記縫い目(18)および分離位置の領域を形成し、
− 前記シーツの尖った先端が、前記第2の直角をはさむ辺(17)に沿って、前記縫い目(18)を備えられ、且つ、その傍らでこの縫い目(18)に沿って分離され、
− そのように完成された前記シーツ部片(9)が、前記保持点(2、3;6、7)において、前記保持された状態から解放される、
ことを特徴とする方法。 - 前記シーツ部片(9)の前方の2つの角部領域は、同時に加工されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記シーツ部片(9)の後方の2つの角部領域は、同時に加工されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 前記前方および後方の角部領域は、同時に加工されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の方法。
- その方法は、自動的な、及び/または、電子的に制御されている装置を用いて作動されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の方法。
- 前記装置を用いて、拡げられた前記シーツ部片(9)の平面に対して垂直方向における、および、この拡げられたシーツ部片(9)の平面に対して平行な、前記保持点(2、3;6、7)の移動のみが実施されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 切断された帯状長尺品物から直方体に類似のカバー(11)へと成形されている、フィットベッドシーツの製造のための、請求項1から6のいずれか一つに記載の方法を実施するための装置であって、
この装置が、平面状の整向状態における個別化されたシーツ部片(9)の輸送のための輸送装置を有している様式の上記装置において、
それぞれに前記シーツ部片(9)の角部(1、5)の領域内において、前記角部(1、5)を形成する両方の前記縁部エッジ部の近傍で、前記角部(1、5)からそれらグリップ手段への間隔が形成されるべき直方体に類似の前記カバー(11)またはシーツのウェブ高さに相応する、機械的な該グリップ手段(22、23)が配置されており、これらグリップ手段が、閉鎖状態において、前記シーツ部片(9)の保持点(2、3;6、7)を固定し、且つ、開放状態において解放すること、
これらグリップ手段の内の第1のグリップ手段(22)が、前記シーツ部片(9)の平面に対して垂直方向に整向された方向だけに、特に開放および閉鎖のために、または、同様に閉鎖された状態において、位置調節可能であること、
これらグリップ手段の内の第2のグリップ手段(23)が、開放および閉鎖のために、同様に位置調節可能であり、並びに、閉鎖された状態において、前記グリップ手段(23)が前記シーツ部片(9)の平面の上方または下方に移動されている1つの位置に、垂直方向に位置調節可能であり、
その際、このグリップ手段(23)が、特に垂直方向に位置調節された位置において、または、同様に垂直方向の位置調節無しでも、水平方向に位置調節可能であり、または、垂直方向の軸線を中心に旋回可能であり、しかも、基本位置または垂直方向に位置調節された位置から、前記第2のグリップ手段(23)が前記第1のグリップ手段(22)の上方または下方に位置決めされている作業位置に位置調節可能であり、従って、前記シーツ部片の尖った先端が形成されており、この尖った先端が、前記シーツ部片の前記縁部エッジ部を越えて突出すること、
縫製装置(20)が配置されており、この縫製装置を用いて、縫い目(18)が、その縁部エッジ部を越えて尖った先端が突出する前記縁部エッジ部に沿って生成可能であり、および、
切断装置(21)が配置されており、この切断装置を用いて前記縫い目(18)を越えて突出する尖った先端が分離可能であること、
を特徴とする装置。 - 前記切断装置(21)は、第1および第2のグリップ手段(22、23)が作業位置に位置する際、前記シーツ部片(9)の前記縁部エッジ部に沿って、または、この縁部エッジ部に対して平行に移動可能であることを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 前記縫製装置(20)は、第1および第2のグリップ手段(22、23)が作業位置に位置する際、前記シーツ部片(9)の前記縁部エッジ部に沿って、または、この縁部エッジ部に対して平行に移動可能であることを特徴とする請求項7または8に記載の装置。
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