JP6960623B2 - 鉄筋用コネクタ及びボンディング器具 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の雷保護のために用いる鉄筋用コネクタ及びこの鉄筋用コネクタを備えたボンディング器具に関する。
近年、工期の短縮や施工の省力化を目的として、鉄筋コンクリート(RC)造の建物を、工場で事前に成形したコンクリート部材(プレキャストコンクリート)を用いて建築することがある。この場合、プレキャストコンクリートに内蔵されている鉄筋は、モルタル充填継手を用いて接続される。このモルタル充填継手を用いて、プレキャストコンクリートの鉄筋同士を、電気的に接続する技術が検討されている(例えば、特許文献1及び非特許文献1参照。)。
特許文献1には、ベースプレートと、ベースプレートに設けられた係合片と、一対の接触片と、一対の押圧部材と、一対の締結手段によって構成されている避雷用コネクタが記載されている。ベースプレートは中央部に鉄筋を挿入する挿入孔を有し、導電材によってリング状に形成されている。導電材によって形成された係合片を継手の開口部の外周部に係合させることにより、避雷用コネクタが継手に取り付けられ、継手とベースプレートとが電気的に接続される。導電材によって形成された接触片はベースプレートに立設され、一対の押圧部材間を締結手段によって狭めることで、接触片が塑性変形する。塑性変形した接触片と鉄筋とが電気的に接続されることで、避雷用コネクタを介して鉄筋と継手とが電気的に接続される。
また、非特許文献1には、落雷による電子機器の被害を防止するためのサージプロテクティブデバイス(SPD:避雷器)の避雷機能を十分に発揮するために、SPD設置階のスラブ筋に雷電流を逃がすことが記載されている。
特開2012−84376号公報
大林組、「プレキャストコンクリート工法を採用した建物向けの雷保護システム「O-LiPROS」を開発」、[online]、[平成29年2月14日検索]、インターネット<https://www.obayashi.co.jp/press/news20121122_01>
RC造は、鉄筋径等、多種多様な鉄筋が用いられる。しかし、雷保護のためには、強固かつ的確に導通を図る必要がある。一方、確実な導通を図るために、接続部を大きくした場合には、コンクリートの回り込みが不十分になる等、コンクリート打設に影響が生じる場合がある。
・上記課題を解決する鉄筋用コネクタは、導電材で構成され、鉄筋を両側から挟持するための第1部材及び第2部材を備え、前記第1部材には、前記第2部材と締結するための締結部と貫通孔とが形成されている。これにより、第1部材は、第2部材とによって鉄筋を両側から挟持し、第2部材と締結するための締結部を有するので、鉄筋との電気的接続を良好に行なうことができる。更に、第1部材には貫通孔が形成されているので、貫通孔を介してコンクリートが鉄筋の周囲に回り込み、良好なコンクリートを打設することができる。
・上記鉄筋用コネクタにおいて、前記第2部材には、前記第1部材と締結するための締結部と貫通孔とが形成され、前記第1及び第2部材の締結部には、締結具を挿入するための固定孔が形成され、前記固定孔に前記締結具を挿入して前記第1及び第2部材を締結した場合、前記第1部材の貫通孔と第2部材の貫通孔とが整合する位置に、前記第1部材及び第2部材の貫通孔を設けることが好ましい。これにより、第1部材及び第2部材を、同じ部材で共用することができる。
・上記鉄筋用コネクタにおいて、前記第1及び第2部材は、それぞれ鉄筋を固定する溝部を有することが好ましい。これにより、鉄筋を、強固に支持することができる。
・上記鉄筋用コネクタにおいて、前記締結部の端部には、前記鉄筋の固定面の反対側に突出し、前記貫通孔側の端部を補強する補強部を設けることが好ましい。これにより、鉄筋用コネクタの剛性を高めることができる。
・上記課題を解決するボンディング器具は、スラブ筋に支持される鉄筋用コネクタと、柱又は梁の主筋に接続される主筋コネクタとを備え、前記鉄筋用コネクタと前記主筋コネクタとを導電性ケーブルを介して接続するボンディング器具であって、前記鉄筋用コネクタは、導電材で構成され、鉄筋を両側から挟持する第1部材及び第2部材を備え、前記第1部材には、前記第2部材と締結するための締結部と貫通孔とが形成されている。これにより、鉄筋との電気的接続を良好に行なうことができるとともに、良好なコンクリート打設を行なうことができる。
本発明によれば、確実な電気的な接続とともに、良好なコンクリート打設を実現することができる。
実施形態における鉄筋用コネクタの分解斜視図。 実施形態における鉄筋用コネクタの正面図。 実施形態における鉄筋用コネクタの使用状態を説明する説明図。 変更例における第2部材が第1部材と異なる形状をしている鉄筋用コネクタの分解斜視図。 変更例における鉄筋用コネクタを説明する図であって、(a)は鉄筋を固定する溝が形成されていない場合、(b)は鉄筋を固定する位置の片側に締結部材を設けた形状をしている場合を示す。
以下、図1〜図3を用いて、鉄筋用コネクタ及びボンディング器具を具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、床スラブを構成するスラブ筋(鉄筋)に取り付ける鉄筋用コネクタとして説明する。
(鉄筋用コネクタの構成)
図1及び図2は、本実施形態の鉄筋用コネクタ10の分解斜視図及び正面図である。
図1に示すように、本実施形態の鉄筋用コネクタ10は、第1部材としてのコネクタ部材20a、第2部材としてのコネクタ部材20b、2つのボルトB1及び2つのナットN1を備える。ここで、ボルトB1及びナットN1が、締結具として機能する。本実施形態では、コネクタ部材20a及びコネクタ部材20bは、同じ形状で上下を逆にした状態で組み合わされる。このため、コネクタ部材20aの構成について説明し、コネクタ部材20bについては同一の符号を付し、説明を省略する。
コネクタ部材20aは、中央に突条部21を有した板形状の導電材で構成されている。突条部21は、片面側(第1部材では下側)に溝部21aを構成するために、他方面側(第1部材では上側)に突出している。
図2に示すように、本実施形態では、コネクタ部材20aの溝部21aは、鉄筋用コネクタ10を取り付ける鉄筋(スラブ筋)R1を固定する大きさで形成されている。溝部21aは、コネクタ部材20a,20bを組み付けた際には、突条部21の延在方向に配置した鉄筋R1に接触して、この鉄筋R1を固定する。
図1に示すように、突条部21の両側には、板形状の締結部23,24が一体化して取り付けられている。各締結部23,24の中心部には、ボルトB1が挿通する固定孔25が形成されている。そして、各締結部23,24には、突条部21の延在方向で固定孔25の両側に、2つの貫通孔26が形成されている。更に、コネクタ部材20aにおいて、突条部21の延在方向に直交する端部には、鉄筋R1の固定面の反対側(突条部21が突出した側)に突出する補強部28が形成されている。
(ボンディング器具の構成)
次に、図3を用いて、鉄筋用コネクタ10を用いたボンディング器具40について説明する。ボンディング器具40は、鉄筋コンクリート造の建物の柱に埋設される柱鉄筋R2と、床スラブに埋設される鉄筋(スラブ筋)R1とを電気的に接続する。このボンディング器具40は、上述した構成の鉄筋用コネクタ10、ケーブル41、柱鉄筋R2を挟持する接続コネクタ45を備えている。
ケーブル41は、鉄筋用コネクタ10と接続コネクタ45とを電気的に接続する導電性ケーブルである。ケーブル41の両端には、固定孔が形成された端子41a,41bが取り付けられている。端子41aの固定孔は、鉄筋用コネクタ10のボルトB1のねじ部が挿入可能で、ボルトB1の頭部より小さい径で形成されている。また、端子41bの固定孔は、接続コネクタ45の締結部材48が挿入可能な大きさで形成されている。
接続コネクタ45は、1対の押圧部材47と、押圧部材47の両端部をそれぞれ接続して固定する1対の締結部材48とを備えている。
(ボンディング器具の使用方法)
ボンディング器具40の使用時には、柱鉄筋R2を、押圧部材47によって両側から挟持させる。更に、締結部材48を、ケーブル41の端子41bの貫通孔に貫通させて、押圧部材47で固定する。
図2に示すように、他方の鉄筋(スラブ筋)R1側については、鉄筋用コネクタ10のコネクタ部材20a,20bを、鉄筋(スラブ筋)R1の上下から挟み込むようにして、鉄筋R1に取り付ける。この場合、鉄筋R1が、コネクタ部材20a,20bの溝部21aに嵌るように、鉄筋用コネクタ10を配置する。
そして、2つのコネクタ部材20a,20bの固定孔25を整合させ、これら固定孔25にボルトB1を挿通する。
そして、図3に示すように、ボルトB1のねじ軸に、ケーブル41の端子41aの孔を嵌合させる。その後、ボルトB1のねじ軸に、ケーブル41の端子41aを挿通させた状態で、ボルトB1の先端をナットN1で固定する。
以上により、PC柱に埋設された柱鉄筋R2は、ボンディング器具40(接続コネクタ45、ケーブル41及び鉄筋用コネクタ10)を介して、鉄筋(スラブ筋)R1に電気的に接続される。
そして、鉄筋R1と、柱鉄筋R2とを電気的に接続した状態で、スラブのコンクリート打設を行なう。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、コネクタ部材20aは、コネクタ部材20bと締結する締結部23,24と、締結部23,24に形成される貫通孔26を備える。これにより、鉄筋用コネクタ10は、鉄筋R1と広い面積で接触して、強固に支持するので、鉄筋R1との電気的接続を良好に行なうことができる。更に、貫通孔26を介してコンクリートを、鉄筋R1の周囲に回り込ませることができるので、良好なコンクリート打設を行なうことができる。
(2)本実施形態では、コネクタ部材20a,20bは、中央に、鉄筋を固定する溝部21aが形成されている。これにより、溝部21aに鉄筋R1を固定して、鉄筋R1を強固に支持することができる。
(3)本実施形態では、コネクタ部材20a,20bを同じ部材によって構成されているので、同じ部材を共用することができる。
(4)本実施形態では、コネクタ部材20a,20bの端部に、補強部28が形成されている。これにより、コネクタ部材20a,20bの剛性を高めることができる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態においては、第1部材、第2部材としてのコネクタ部材20a,20bを同じ形状の部材によって構成した。コネクタ部材20a,20bは、同じ形状に限定されない。第2部材は、第1部材とともに鉄筋R1を挟持し、第1部材の貫通孔を塞がない形状であればよい。
例えば、図4に示すように、板形状の第2部材55を備えた鉄筋用コネクタ50としてもよい。この第2部材55には、第1部材のコネクタ部材20aの固定孔25に整合する固定孔56が貫通して形成されている。この形状の第2部材55によっても、第1部材の貫通孔26を介して、鉄筋用コネクタ50の下方にコンクリートが回り込むため、良好なコンクリート打設を行なうことができる。
・上記実施形態では、コネクタ部材20a,20bは、溝部21aを形成する突条部21を中央に設けた。柱鉄筋R2を固定する領域の形状は、溝部に限定されるものではない。
例えば、図5(a)で示すように、鉄筋用コネクタ60を、溝部を有しないコネクタ部材70a,70bで構成してもよい。コネクタ部材70a,70bは、ボルトB1が挿入される固定孔75と、固定孔75に隣接する貫通孔76とを有する。更に、コネクタ部材70a,70bの端部には、補強部78を設ける。そして、コネクタ部材70a,70bは、図1のコネクタ部材20a,20bと同様に、中央に鉄筋を配置して、ボルトB1によって固定する。また、コネクタ部材20a,20bによって固定される鉄筋は1本に限定されるものではない。この場合には、締結部を複数の鉄筋にまたがる大きさで構成し、固定孔75と貫通孔76とを配置する。
・上記実施形態では、第1部材のコネクタ部材20aは、第2部材のコネクタ部材20bと締結するための締結部23,24を突条部21の両側に設けた。コネクタ部材20bと締結するための締結部材は、鉄筋を固定する位置の片側に設けてもよい。
例えば、図5(b)に示す鉄筋用コネクタ80のように、端部を回転可能に連結されたコネクタ部材81,91を用いる。この場合、コネクタ部材81,91は、連結軸90に回動可能にする。なお、コネクタ部材81,91は鉄筋を挟持できるものであれば、回動に限定されるものではない。コネクタ部材81,91は、鉄筋を配置する溝部を形成する突条部82,92と、突条部82,92の片側に設けられた締結部83,93とを備えている。締結部83,93には、固定孔85,95と、貫通孔86,96が形成されている。固定孔85,95、貫通孔86,96は、コネクタ部材81,91が締結された状態において、固定孔85,95同士、貫通孔86,96同士が整合する位置に形成されている。更に、コネクタ部材81,91には、突条部82,92の延在方向に直交する端部に、片側(突条部21が突出した側)に突出する補強部88,98が形成されている。これにより、鉄筋用コネクタ80の剛性を高めることができる。
・上記実施形態では、鉄筋用コネクタ10のコネクタ部材20a,20bは、端部に形成された補強部28を備えている。補強部28は、コネクタ部材20a,20bの剛性を高めることができれば、この形状に限定されない。例えば、補強部を、締結部23,24の端部にのみ形成した形状としてもよい。
・上記実施形態では、鉄筋用コネクタ10を備えたボンディング器具40は、床スラブに埋設される鉄筋(スラブ筋)R1と、柱鉄筋(主筋)R2とを接続する。ボンディング器具40は、床スラブの鉄筋R1と柱鉄筋R2とを電気的に接続する場合に限られず、例えば、床スラブの鉄筋と、梁に埋設された鉄筋とを電気的に接続する場合に用いてもよい。
また、プレキャストコンクリート構造物に、ボンディング器具の鉄筋用コネクタを埋め込んでおいてもよい。この場合には、プレキャストコンクリート構造物の鉄筋に鉄筋用コネクタによって固定されたケーブルを、プレキャストコンクリート構造物の外部に引き伸ばし、他端に鉄筋用コネクタを接続しておく。これにより、プレキャストコンクリート構造物を配置後に、現場で他の鉄筋と導通させることができる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a)鉄筋を内蔵するコンクリート構造体からなるプレキャストコンクリート構造物であって、前記鉄筋には、第1コネクタが接続され、前記第1コネクタには、前記コンクリート構造体から導出されるケーブルが接続され、前記ケーブルには、鉄筋用コネクタが接続されており、前記第1コネクタは、導電材で構成され、鉄筋を両側から挟持する第1部材及び第2部材を備え、前記第1部材には、前記第2部材と締結するための締結部と貫通孔とが形成されていることを特徴とするプレキャストコンクリート構造物。
従って、この(a)に記載の発明によれば、確実な電気的な接続とともに、良好なコンクリート打設を実現することができる。
B1…ボルト、N1…ナット、R1…鉄筋、R2…柱鉄筋、10,50,60,80…鉄筋用コネクタ、20a,20b,70a,70b,…コネクタ部材、21,82,92…突条部、21a…溝部、23,24,83,93…締結部、25,56,75,85,95…固定孔、26,76,86,96…貫通孔、28,78,88,98…補強部、40…ボンディング器具、41…ケーブル、41a,41b…端子、45…接続コネクタ、47…押圧部材、48…締結部材、55…第2部材、81,91…コネクタ部材、90…連結軸。

Claims (6)

  1. 導電材で構成され、鉄筋を両側から挟持するための第1部材及び第2部材を備え、
    前記第1及び第2部材は、それぞれ鉄筋を固定する溝部を構成する突条部を有し、
    前記第1部材は、複数の貫通孔が形成された前記第2部材と締結するための締結部を備え、
    前記第2部材は、複数の貫通孔が形成された前記第1部材と締結するための締結部を備え、
    前記第1及び第2部材の締結部には、前記第1及び第2部材を締結する締結具を挿入するための固定孔が形成され、
    前記固定孔に前記締結具を挿入して前記第1及び第2部材を締結した場合、前記第1部材の貫通孔と第2部材の貫通孔とが整合する位置に、前記第1部材及び第2部材の貫通孔が設けられており、
    前記複数の貫通孔は、前記固定孔に対して前記突条部に沿った方向の前後に設けられていることを特徴とする鉄筋用コネクタ。
  2. 前記突条部の両側に、前記固定孔及び前記貫通孔が形成された締結部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋用コネクタ。
  3. 前記第1及び第2部材は、同じ形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄筋用コネクタ。
  4. 前記第1及び第2部材は、前記突条部に沿った一方側の端部を回転可能に連結され、
    前記第1及び第2部材には、前記一方側とは反対側に、前記固定孔及び前記貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄筋用コネクタ。
  5. 前記締結部の端部には、前記鉄筋の固定面の反対側に突出し、前記貫通孔側の端部を補
    強する補強部を設けたことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の鉄筋用コネクタ。
  6. スラブ筋に支持される鉄筋用コネクタと、柱又は梁の主筋に接続される主筋コネクタとを備え、前記鉄筋用コネクタと前記主筋コネクタとを導電性ケーブルを介して接続するボンディング器具であって、
    前記鉄筋用コネクタは、導電材で構成され、鉄筋を両側から挟持する第1部材及び第2部材を備え、
    前記第1及び第2部材は、それぞれ鉄筋を固定する溝部を構成する突条部を有し、
    前記第1部材は、複数の貫通孔が形成された前記第2部材と締結するための締結部を備え、
    前記第2部材は、複数の貫通孔が形成された前記第1部材と締結するための締結部を備え、
    前記第1及び第2部材の締結部には、前記第1及び第2部材を締結する締結具を挿入するための固定孔が形成され、
    前記固定孔に前記締結具を挿入して前記第1及び第2部材を締結した場合、前記第1部材の貫通孔と第2部材の貫通孔とが整合する位置に、前記第1部材及び第2部材の貫通孔が設けられており、
    前記複数の貫通孔は、前記固定孔に対して前記突条部に沿った方向の前後に設けられていることを特徴とするボンディング器具。
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