JP6960282B2 - デシカント空調装置 - Google Patents
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Description
これにより、例えば夏期の冷房時、上流側及び下流側双方の熱交換コイルを蒸発器として機能させて外気を冷却すれば、冷却力を高くすることができる。
また、例えば冬期の暖房時、上流側及び下流側双方の熱交換コイルにより外気を加熱すれば、加熱力を高くすることができる。
請求項3のデシカント空調装置は、冷房運転状態において、前記デシカントロータの上流側に配置された前記熱交換コイルを蒸発器として機能させ、前記デシカントロータの下流側に配置された熱交換コイルを凝縮器として機能させる。
請求項6のデシカント空調装置は、前記冷媒を循環させる冷媒管は、前記圧縮機に接続され、前記圧縮機と、前記室外機、前記再生コイル及び前記熱交換コイルのそれぞれと、を分岐接続する高圧ガス管と、前記圧縮機に接続され、前記圧縮機と、前記室外機及び前記熱交換コイルのそれぞれと、を分岐接続する低圧ガス管と、前記室外機に接続され、前記室外機と、前記再生コイル及び前記熱交換コイルのそれぞれとを分岐接続する液管と、を備え、前記切替弁は、前記室外機及び前記熱交換コイルに接続された前記高圧ガス管及び前記低圧ガス管のそれぞれに設けられている。
図1に示すように、本発明の実施形態に係るデシカント空調機10は、屋外から取り入れた外気OAを屋内Rへ給気SAとして供給する給気路12と、屋内Rから引き込んだ還気RAを屋外へ排気EAとして排出する排気路14と、給気路12と排気路14に接続されたデシカントロータ20と、給気路12と排気路14に接続された全熱交換器30と、給気路12又は排気路14を流れる空気と冷媒とを熱交換させるヒートポンプ40と、を備えている。なお、本発明における「排気」とは、排気路14を流れる空気を指す。
デシカントロータ20は、内部に水蒸気を吸着及び放出する吸着材を備えた除湿装置であり、吸着材は給気路12と排気路14との間を移動可能に配置されている。デシカントロータ20の吸着材は、給気路12を流れる空気を除湿する場合(除湿運転時)は、給気路12を流れる空気から湿気を吸着し、給気路12から排気路14へ移動して、吸着した湿気を排気路14を流れる空気へ放出する。これにより吸着材が再生される。
全熱交換器30は、給気路12においてフィルタ16を通過した空気と、排気路14においてデシカントロータ20を通過した空気との間で熱(顕熱)と水分(潜熱)を交換するものである。全熱交換器30は回転型、静止型の何れの形態であってもよいが、本実施形態においては静止型とされている。
図2に示すように、ヒートポンプ40は、内部ユニット40Aと、外部ユニット40Bと、内部ユニット40Aと外部ユニット40Bとを連結する冷媒管50と、を備えている。
冷媒管50は、各機器(室外機46、再生コイル42、プレコイル44A及びアフターコイル44B)と圧縮機48とを分岐接続する高圧ガス管52と、再生コイル42以外の各機器(室外機46、プレコイル44A及びアフターコイル44B)と圧縮機48とを分岐接続する低圧ガス管54と、圧縮機48以外の各機器(室外機46、再生コイル42、プレコイル44A及びアフターコイル44B)を相互に接続する液管56と、を備えている。
プレコイル44A、アフターコイル44B及び室外機46の内部には、高圧ガス管52から各機器(プレコイル44A、アフターコイル44B及び室外機46のそれぞれ)への冷媒流入量を切替え可能な切替弁62A、62B及び62Dが設けられている。
プレコイル44A、アフターコイル44B、再生コイル42及び室外機46の内部には、液管56から各機器(プレコイル44A、アフターコイル44B、再生コイル42及び室外機46のそれぞれ)へ流入する冷媒又は各機器から液管56へ流出する冷媒を減圧可能な膨張弁70A、70B、70C、70Dが設けられている。
ヒートポンプ40は、切替弁64A、64B、64D、膨張弁70A、70B、70C、70Dを制御することで、様々な運転状態に切り替えることができるが、大別すると夏期(例えば東京における8月)又は中間期(例えば東京における5月)の冷房運転状態、冬期(例えば東京における1月)又は中間期の暖房運転状態に分けられる。
図5に示す暖房運転状態(第1暖房運転状態)においては、プレコイル44Aを凝縮器として機能させ、アフターコイル44B及び室外機46を蒸発器として機能させる。また、再生コイル42は運転を停止する。
本発明の実施形態に係るデシカント空調機10による空気の状態変化について、図1、図7〜図12を参照しながら説明する。
図7の点A1には、夏期の外気OAの状態(乾球温度(℃、以下単に「温度」と称す)、絶対湿度(kg/kgDA)、相対湿度(%)、比エンタルピー(kJ/kgDA))が示されている。また、点A2〜点A3には次の各場所における空気の状態が示されている。
点A2:全熱交換器30の出口
点A3:給気ファン12Fの出口
点A4:プレコイル44Aの出口
点A5:デシカントロータ20の出口(給気路12内)
点A6:アフターコイル44Bの出口(給気SAの吹出口)
点A7:還気RAの吸込口
点A8:再生コイル42の出口
点A9:デシカントロータ20の出口(排気路14内)
図9の点A1には、中間期の外気OAの状態が示されている。中間期の外気OAは、図7に示した夏期の外気OAと比較して低温低湿である。また、点A2〜点A3には次の各場所における空気の状態が示されている。
点A2:全熱交換器30の出口
点A3:給気ファン12Fの出口
点A4:プレコイル44Aの出口
点A5:デシカントロータ20の出口(給気路12内)
点A6:アフターコイル44Bの出口(給気SAの吹出口)
点A7:還気RAの吸込口
点A8:再生コイル42の出口
点A9:デシカントロータ20の出口(排気路14内)
また、本実施形態に係るデシカント空調機10では、図5に示す第1暖房運転状態において、プレコイル44Aにより、屋内Rへ供給する空気を暖めることができる。さらに、プレコイル44Aは給気路12においてデシカントロータ20の上流側に設けられているため、デシカントロータ20へ供給する空気の飽和水蒸気圧が高くなり、デシカントロータ20が吸着している水蒸気を空気へ放出しやすくできる。なお、第2暖房運転状態(図6参照)においても同様の効果が得られる。
点A2:全熱交換器30の出口
点A3:給気ファン12Fの出口
点A4:プレコイル44Aの出口
点A5:デシカントロータ20の出口(給気路12内)
点A6:加湿器12Hの出口
点A7:アフターコイル44Bの出口(給気SAの吹出口)
点A8:還気RAの吸込口
点A9:デシカントロータ20の出口(排気路14内)
点A2:全熱交換器30の出口
点A3:給気ファン12Fの出口
点A4:プレコイル44Aの出口
点A5:デシカントロータ20の出口(給気路12内)
点A6:アフターコイル44Bの出口(給気SAの吹出口)
点A7:還気RAの吸込口
点A8:デシカントロータ20の出口(排気路14内)
14 排気路
20 デシカントロータ
30 全熱交換器
40 ヒートポンプ
42 再生コイル
44 熱交換コイル
44A プレコイル(熱交換コイル)
44B アフターコイル(熱交換コイル)
46 室外機
48 圧縮機
62A、62B、62D、64A、64B、64D 切替弁
70A、70B、70D 膨張弁
BP1、BP2、BP3 バイパス
BB1、BB2、BB3 調整弁
R 屋内
Claims (6)
- 空気を屋内へ供給する給気路と、
前記屋内の排気を屋外へ排出する排気路と、
前記給気路と前記排気路に接続され、前記空気を除湿可能なデシカントロータと、
前記給気路と前記排気路に接続され、前記空気と前記排気とを熱交換する全熱交換器と、
前記排気路において前記デシカントロータの上流側に設けられた再生コイル、前記給気路に設けられた熱交換コイル、室外機、圧縮機及び膨張弁の間で冷媒を循環するヒートポンプと、
前記ヒートポンプに設けられ、前記冷媒の流れを切替えることにより、前記再生コイルを凝縮器として機能させ前記熱交換コイルを蒸発器として機能させると共に、前記室外機を蒸発器として機能させる状態と凝縮器として機能させる状態とが切替可能とされている冷房運転状態と、前記再生コイルを停止し前記熱交換コイルを凝縮器として機能させ前記室外機を蒸発器として機能させる暖房運転状態とを切替え可能な切替弁と、
を備えるデシカント空調装置。 - 前記熱交換コイルは、前記給気路において前記デシカントロータの上流側及び下流側の双方に設けられ、それぞれ個別に制御されている、請求項1に記載のデシカント空調装置。
- 冷房運転状態において、前記デシカントロータの上流側に配置された前記熱交換コイルを蒸発器として機能させ、前記デシカントロータの下流側に配置された熱交換コイルを凝縮器として機能させることができる、請求項2に記載のデシカント空調装置。
- 前記排気路の前記排気を前記給気路へ流動させるバイパスと、
前記バイパスへの前記排気の導入量を調整する調整弁と、を有する、請求項1〜3の何れか1項に記載のデシカント空調装置。 - 前記屋内における二酸化炭素量を検出する検出器と、
前記検出器により検出された二酸化炭素量に応じて前記調整弁を制御する制御装置と、を有する請求項4に記載のデシカント空調装置。 - 前記冷媒を循環させる冷媒管は、
前記圧縮機に接続され、前記圧縮機と、前記室外機、前記再生コイル及び前記熱交換コイルのそれぞれと、を分岐接続する高圧ガス管と、
前記圧縮機に接続され、前記圧縮機と、前記室外機及び前記熱交換コイルのそれぞれと、を分岐接続する低圧ガス管と、
前記室外機に接続され、前記室外機と、前記再生コイル及び前記熱交換コイルのそれぞれと、を分岐接続する液管と、を備え、
前記切替弁は、
前記室外機及び前記熱交換コイルに接続された前記高圧ガス管及び前記低圧ガス管のそれぞれに設けられている、
請求項1〜5の何れか1項に記載のデシカント空調装置。
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