JP6054734B2 - 除湿システム - Google Patents

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Description

本発明は、吸着ロータを備えた除湿システムに関し、特に、吸着ロータの吸着能力の向上策に係るものである。
従来より、吸着ロータで除湿した空気を室内へ供給する除湿システムが知られている。例えば、特許文献1に開示の除湿システムは、室外空気を室内へ供給する給気通路と、室外空気と室内空気の混合空気を室外へ排出する排気通路とを備えている。そして、給気通路と排気通路とに跨って、吸着剤が担持された3つの吸着ロータが、直列に配置されている。
この除湿システムでは、運転中、室外空気が給気通路へ流入する。給気通路では、室外空気が各吸着ロータの給気通路側の領域(吸着領域)を通過する間に、空気中の水分が吸着剤へ吸着されて室外空気が除湿され、その除湿された空気が室内へと供給される。
一方、排気通路では、室外空気と室内空気の混合空気が、加熱部で加熱される。そして、その加熱空気が各吸着ロータの排気通路側の領域(再生領域)を通過する間に、吸着剤から空気中へ水分が脱離して、該吸着剤が再生される。
特許第3762138号
上記除湿システムでは、室内の目標露点温度を低くする場合、各吸着ロータにおいて高い吸着能力(除湿能力)が必要となる。そして、各吸着ロータで高い吸着能力を得るためには、例えば、各吸着ロータの再生能力を高めることが考えられる。
しかし、上記除湿システムでは、各吸着ロータにおいて、吸着剤の再生に用いられる混合空気が十分に低湿でない。そのため、各吸着ロータの再生能力を高めるためには、混合空気の加熱温度を高温(例えば140℃)にしなければならず、混合空気を加熱する加熱部の消費電力が増大してしまうという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、再生用の空気の加熱温度を高くして加熱部の消費電力を増大させることなく、吸着ロータの再生能力を高めて、高い吸着能力(除湿能力)を得ることにある。
第1の発明は、室外空気が室内へ供給される給気通路(40)と、室内空気が室外へ排出される排気通路(50)と、吸着剤が担持され、上記給気通路(40)と上記排気通路(50)とに跨るように配置されて回転し、上記給気通路(40)側の領域が空気中の水分を吸着剤へ吸着して室外空気を除湿する吸着領域(32)となる一方、上記排気通路(50)側の領域が吸着剤から空気中へ水分を脱離して該吸着剤を再生する再生領域(33)となる吸着ロータとを備えた除湿システムを前提としている。そして、上記吸着ロータ(31)は、上記再生領域(33)が回転方向後側の第1再生領域(33a)と回転方向前側の第2再生領域(33b)とに区分され、上記排気通路(50)は、室外空気が加熱された後に上記第1再生領域(33a)を通過して室外へ排出される第1排気通路(51)と、室内空気が加熱された後に上記第2再生領域(33b)を通過して室外へ排出される第2排気通路(52)とを備えているものである。
上記第1の発明では、吸着ロータ(31)が回転すると、吸着ロータ(31)の吸着剤が、第1再生領域(33a)、第2再生領域(33b)の順に通過し、第1再生領域(33a)において一次再生された後、第2再生領域(33b)において二次再生される。さらに、二次再生時に、再生用空気として低湿である室内空気が用いられるため、従来のように再生用空気を高温(例えば140℃)にしなくても、高い再生能力が得られる。
また、上記第1の発明では、第1再生領域(33a)における一次再生時に、流量の設定自由度が比較的高い室外空気が用いられる。そのため、大流量の空気が確保し易くなり、一次再生時に、空気の流量不足によって再生不良を招くことなく、一定レベル以上の再生が確実に行われる
第2の発明は、室外空気が室内へ供給される給気通路(40)と、室内空気が室外へ排出される排気通路(50)と、吸着剤が担持され、上記給気通路(40)と上記排気通路(50)とに跨るように配置されて回転し、上記給気通路(40)側の領域が空気中の水分を吸着剤へ吸着して室外空気を除湿する吸着領域(32)となる一方、上記排気通路(50)側の領域が吸着剤から空気中へ水分を脱離して該吸着剤を再生する再生領域(33)となる吸着ロータ(31)とを備えた除湿システムを前提としている。そして、上記吸着ロータ(31)は、上記再生領域(33)が回転方向後側の第1再生領域(33a)と回転方向前側の第2再生領域(33b)とに区分され、上記排気通路(50)は、室内空気及び室外空気の少なくとも一方の空気が加熱された後に上記第1再生領域(33a)を通過して室外へ排出される第1排気通路(51)と、室内空気が加熱された後に上記第2再生領域(33b)を通過して室外へ排出される第2排気通路(52)とを備え、上記吸着ロータ(31)は、上記第2再生領域(33b)と上記吸着領域(32)との間に形成され、上記第1再生領域(33a)を通過する上記第1排気通路(51)内の空気が加熱される前に通過して吸着剤を冷却する冷却領域(34)を有しているものである。
上記第2の発明では、一次再生用の空気が、加熱部で加熱される前に、吸着ロータ(31)の冷却領域(34)を通過する。そしてその通過中に、一次再生用の空気が、第2再生領域(33a)を通過した直後の高温の吸着剤によって加熱される。
第1の発明によれば、吸着ロータ(31)の吸着剤を、第1再生領域(33a)で一次再生した後、第2再生領域(33b)で二次再生するようにした。さらに、二次再生時に、再生用空気として低湿である室内空気を用いるようにした。こうすることで、従来のように再生用空気を加熱部で高温(例えば140℃)に加熱することでその加熱部の消費電力を増大させることなく、吸着ロータ(31)の再生能力を高くして、吸着ロータ(31)の吸着能力(除湿能力)を向上させることができる。
また、第1の発明によれば、一次再生時に、大流量を確保し易い室外空気を加熱して、第1再生領域(33a)へ通すようにした。こうすることで、一次再生時に一定レベル以上の再生を確実に行うことができ、二次再生後の吸着ロータ(31)の吸着能力(除湿能力)を確実に向上させることができる。
また、第2の発明によれば、一次再生用の空気を、加熱部で加熱する前に、吸着ロータ(31)の冷却領域(34)へ通すようにした。こうすることで、一次再生用の空気を、冷却領域(34)通過中に、第2再生領域(33a)を通過した直後の高温の吸着剤によって加熱することができ、その後にその空気を加熱する加熱部の消費電力を低減させることができる。
図1は、実施形態の除湿システムの全体構成を示す概略の構成図であり、除湿ユニットが第1動作中の状態を示している。 図2は、実施形態の除湿システムの全体構成を示す概略の構成図であり、除湿ユニットが第2動作中の状態を示している。 図3は、実施形態の除湿システムの冷媒回路の配管系統図である。 図4は、その他の実施形態の除湿システムの全体構成を示す概略の構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態は、室内空間(S)を除湿する除湿システム(1)に関するものである。この除湿システム(1)は、室外の空気(以下、室外空気(OA)と言う)を除湿し、この空気を給気(SA)として室内空間(S)へ供給する。除湿対象となる室内空間(S)は、低露点空気が求められるリチウム電池の製造ラインのドライクリーンエリアであり、図1の除湿システム(1)はリチウムイオン電池の製造ラインの一部を構成するものである。
図1に示すように、除湿システム(1)は、第1除湿ユニット(10)と、第2除湿ユニット(20)と、第3除湿ユニット(30)とを備えている。
この除湿システム(1)は、室外空気(OA)を除湿して給気(SA)として室内空間(S)へ供給するための給気通路(40)を備えている。給気通路(40)は、第1から第3までの給気路(40a,40b,40c)を有している。第1給気路(40a)は、第2除湿ユニット(20)の上流側に形成されている。第2給気路(40b)は、第2除湿ユニット(20)と第3除湿ユニット(30)の間に形成され、第3給気路(40c)は、第3除湿ユニット(30)の下流側に形成されている。
また、除湿システム(1)は、室内空間(S)内の空気(以下、室内空気(RA)と言う)を含む除湿システム(1)内の空気を排気(EA)として室外へ排出するための排気通路(50)を備えている。この排気通路(50)は、給気通路(40)内の空気を室外へ排出するための第1排気通路(51)と、室内空気(RA)を室外へ排出するための第2排気通路(52)とを備えている。
第1排気通路(51)は、第1から第4までの排気路(51a,51b,51c,51d)を順に備え、流入端(第1排気路(51a)の流入端)が第2給気路(40b)に接続され、流出端(第4排気路(51d)の流出端)が室外に連通している。
また、第2排気通路(52)は、第5排気路(52a)と第6排気路(52b)とを順に備え、流入端(第5排気路(52a)の流入端)が室内空間(S)に連通し、流出端(第6排気路(52b)の流出端)が第3排気路(51c)に接続されている。
第1除湿ユニット(10)は、上記室外空気(OA)を冷却して除湿する外気冷却熱交換器(11)と、外気冷却熱交換器(11)で凝縮した水を回収するドレンパン(12)とを備え、外気冷却熱交換器(11)が第1給気路(40a)に設けられている。第2給気路(40b)には、空気を室内空間(S)へ搬送するための給気ファン(13)が設けられている。また、第3給気路(40c)には、空気を加熱する再熱熱交換器(14)が設けられている。
第2除湿ユニット(20)は、圧縮機(21)、第1吸着熱交換器(22)、膨張弁(23)、第2吸着熱交換器(24)、及び四方切換弁(25)が接続された除湿側冷媒回路(20a)を備え、図示していないケーシング内に機器が収納されている。除湿側冷媒回路(20a)は、冷媒が循環して冷凍サイクルが行われる閉回路を構成している。各吸着熱交換器(22,24)はフィンアンドチューブ式の熱交換器の表面に、高分子収着剤やB型シリカゲル等の吸着剤が担持されたものであり、ケーシング内には、第1吸着熱交換器(22)を収納する収容室と、第2吸着熱交換器(24)を収納する収容室が設けられている(図示省略)。
四方切換弁(25)は、第1から第4までのポートを有し、第1ポートが圧縮機(21)の吐出側に、第2ポートが圧縮機(21)の吸入側に、第3ポートが第1吸着熱交換器(22)の端部に、第4ポートが第2吸着熱交換器(24)の端部にそれぞれ接続されている。四方切換弁(25)は、第1ポートと第3ポートとが連通するとともに第2ポートと第4ポートとが連通する第1状態(図1の実線で示す状態)と、第1ポートと第4ポートとが連通するとともに且つ第2ポートと第3ポートとが連通する第2状態(図1の破線で示す状態)とに切換可能に構成されている。
第2除湿ユニット(20)は、2つの吸着熱交換器(22,24)へ流入する空気の流れを変更する第1流路切換部(26)と、2つの吸着熱交換器(22,24)を流出した空気の流れを変更する第2流路切換部(27)とを備えている。各流路切換部(26,27)は、開閉式の複数のダンパによって構成されている。各流路切換部(26,27)は、図1の実線で示す状態と、図2の実線で示す状態とに、空気の流路を切換可能に構成されている。
第3除湿ユニット(30)は、吸着ロータ(31)と、その吸着ロータ(31)を再生するための空気(再生用空気)を加熱する2つの再熱熱交換器(35,36)とを備えている。
〈吸着ロータの構成〉
吸着ロータ(31)は、円板状に形成された多孔性の通風路に、A型シリカゲルやゼオライト等の吸着剤が担持されて構成されている。吸着ロータ(31)は、給気通路(40)と排気通路(50)に跨って配置され、給気通路(40)と排気通路(50)との間に回転軸を有し、該回転軸を中心に駆動機構(図示省略)によって回転するように構成されている。
吸着ロータ(31)には、回転方向に、吸着領域(32)と再生領域(33)とパージ領域(34)とが順に形成され、さらに、再生領域(33)が、回転方向後側の第1再生領域(33a)と回転方向前側の第2再生領域(33b)とに区分されている。
吸着領域(32)は、上流側が第2給気路(40b)の流出端に連通し、下流側が第3給気路(40c)の流入端に連通している。この吸着領域(32)は、第2給気路(40b)内の空気中の水分を吸着剤へ吸着させて、その空気を除湿するように構成されている。
パージ領域(34)は、第2再生領域(33b)と吸着領域(32)との間に形成され、上流側が第1排気路(51a)の流出端に連通し、下流側が第2排気路(51b)の流入端に連通している。このパージ領域(34)は、第1排気通路(51)内の空気が、第1再生熱交換器(35)(後述)で加熱される前に通過して吸着剤を冷却する本発明の冷却領域を構成している。
第1再生領域(33a)は、上流側が第2排気路(51b)の流出端に連通し、下流側が第3排気路(51c)の流入端に連通している。第2排気路(51b)には、第1再生熱交換器(35)が接続されている。第1再生領域(33a)は、パージ領域(34)を通過した第2排気路(51b)内の空気が第1再生熱交換器(35)で加熱された後に通過することで、吸着剤から空気中へ水分を脱離して該吸着剤を再生(一次再生)するように構成されている。
第2再生領域(33b)は、上流側が第5排気路(52a)の流出端に連通し、下流側が第6排気路(52b)の流入端に連通している。第5排気路(52a)には、第2再生熱交換器(36)が接続されている。第2再生領域(33b)は、第1再生領域(33a)での一次再生後に、第5排気路(52a)内の室内空気(RA)が第2再生熱交換器(36)で加熱された後に通過することで、吸着剤から空気中へ水分を更に脱離して該吸着剤を再生(二次再生)するように構成されている。
図3に示すように、除湿システム(1)は、上記各熱交換器(11,14,35,36)が接続される冷媒回路(70a)を有する冷凍ユニット(70)を備えている。本実施形態の冷媒回路(70a)は、1つの閉回路を冷媒が循環する一元冷凍サイクル式の冷媒回路である。
冷媒回路(70a)には、圧縮機(80)が接続されている。圧縮機(80)は、ロータリー式、スイング式、スクロール式等の回転式流体機械である。圧縮機(80)は、インバータ回路によって回転数が調節される可変容量式に構成されている。
圧縮機(80)の吐出側は、第1吐出ライン(71)と第2吐出ライン(72)とに分岐している。第1吐出ライン(71)には、上流側から下流側に向かって、並列に接続された第1再生熱交換器(35)と第2再生熱交換器(36)、第1膨張弁(81)、再熱熱交換器(14)、及び第2膨張弁(82)が順に接続されている。第2吐出ライン(72)には、上流側から下流側に向かって順に、凝縮圧力調整熱交換器(83)と第3膨張弁(84)とが接続されている。凝縮圧力調整熱交換器(83)の近傍には、室外空気を送風する第1室外ファン(85)が設けられている。
圧縮機(80)の吸入側は、第1吸入ライン(73)と第2吸入ライン(74)とに分岐している。第1吸入ライン(73)には、上流側から下流側に向かって順に、外気冷却熱交換器(11)と逆止弁(86)とが接続されている。第1吸入ライン(73)には、外気冷却熱交換器(11)及び逆止弁(86)をバイパスするバイパス管(77)が接続されている。バイパス管(77)には、電磁式の開閉弁(92)が設けられている。第2吸入ライン(74)には、上流側から下流側に向かって順に、第4膨張弁(87)と蒸発圧力調整熱交換器(88)とが接続されている。蒸発圧力調整熱交換器(88)の近傍には、室外空気を送風する第2室外ファン(89)が設けられる。
各吐出ライン(71,72)の流出端と各吸入ライン(73,74)の流入端との間には、1本の合流管(75)が接続されている。合流管(75)には、気液分離器(79)が設けられる。気液分離器(79)の気相部には、インジェクション管(76)の流入端が接続している。インジェクション管(76)の流出端は、圧縮機(80)の吸入管に接続している。インジェクション管(76)には、第5膨張弁(91)が設けられる。
第1再生熱交換器(35)、第2再生熱交換器(36)、再熱熱交換器(14)、及び凝縮圧力調整熱交換器(83)は、冷媒が空気へ放熱して凝縮する凝縮器を構成する。外気冷却熱交換器(11)及び蒸発圧力調整熱交換器(88)は、冷媒が空気から吸熱して蒸発する蒸発器を構成する。上述した各膨張弁(81,82,84,87,91)は、例えば電子膨張弁であり、冷媒の圧力を調整する減圧機構を構成している。
除湿システム(1)は、各種のセンサを備えている。具体的に、除湿システム(1)は、冷媒回路(70a)の高圧圧力(凝縮圧力)を検出する高圧圧力センサ(95)と、冷媒回路(70a)の低圧圧力(蒸発圧力)を検出する低圧圧力センサ(96)とを備えている。また、除湿システム(1)は、第1再生熱交換器(35)の下流側の空気温度を検知する第1空気温度センサ(101)、第2再生熱交換器(36)の下流側の空気温度を検知する第2空気温度センサ(102)、再熱熱交換器(14)の下流側の空気温度を検知する第3空気温度センサ(103)、外気冷却熱交換器(11)の下流側の空気温度を検知する第4空気温度センサ(104)を備えている。
除湿システム(1)は、コントローラ(110)を備えている。コントローラ(110)は、上述した各種のセンサの検出値や、ユーザーによって入力される各種の設定値に基づいて、圧縮機(80)の回転数、各膨張弁(81,82,84,87,91)の開度、各室外ファン(85,89)の送風量等を制御する。
−運転動作−
除湿システム(1)の運転動作について説明する。
〈第2除湿ユニットの動作〉
まず、第2除湿ユニット(20)の動作について説明する。第2除湿ユニット(20)では、除湿システム(1)の運転中、図1に示す第1動作と図2に示す第2動作とが所定の時間間隔で(例えば5分間隔で)交互に行われる。
第1動作では、第2吸着熱交換器(24)で空気を除湿すると同時に、第1吸着熱交換器(22)の吸着剤を再生する。
具体的に、第1動作中の除湿側冷媒回路(20a)では、四方切換弁(25)が図1の状態となり、膨張弁(23)が所定開度に制御される。第1流路切換部(26)は、第1給気路(40a)と第2吸着熱交換器(24)の収容室(図示省略)とを連通させ、且つ第3排気路(51c)と第1吸着熱交換器(22)の収容室(図示省略)とを連通させる。また、第2流路切換部(27)は、第2吸着熱交換器(24)の収容室と第2給気路(40b)とを連通させ、且つ第1吸着熱交換器(22)の収容室と第4排気路(51d)とを連通させる。
第1動作中、圧縮機(21)で圧縮された冷媒は、四方切換弁(25)を通過して、第1吸着熱交換器(22)を流れる。第1吸着熱交換器(22)では、冷媒によって吸着剤が加熱され、吸着剤中の水分が空気へ放出される。第1吸着熱交換器(22)で放熱して凝縮した冷媒は、膨張弁(23)で減圧された後、第2吸着熱交換器(24)を流れる。第2吸着熱交換器(24)では、空気中の水分が吸着剤に吸着され、この際に生じる吸着熱が冷媒に付与される。第2吸着熱交換器(24)で吸熱して蒸発した冷媒は、圧縮機(21)に吸入されて圧縮される。
一方、第2動作では、第1吸着熱交換器(22)で空気を除湿すると同時に、第2吸着熱交換器(24)の吸着剤を再生する。
第2動作中の除湿側冷媒回路(20a)では、四方切換弁(25)が図2の状態となり、膨張弁(23)が所定開度に制御される。第1流路切換部(26)は、第1給気路(40a)と第1吸着熱交換器(22)の収容室(図示省略)とを連通させ、且つ第3排気路(51c)と第2吸着熱交換器(24)の収容室(図示省略)とを連通させる。また、第2流路切換部(27)は、第1吸着熱交換器(22)の収容室と第2給気路(40b)とを連通させ、且つ第2吸着熱交換器(24)の収容室と第4排気路(51d)とを連通させる。
第2動作中、圧縮機(21)で圧縮された冷媒は、四方切換弁(25)を通過して、第2吸着熱交換器(24)を流れる。第2吸着熱交換器(24)では、冷媒によって吸着剤が加熱され、吸着剤中の水分が空気へ放出される。第2吸着熱交換器(24)で放熱して凝縮した冷媒は、膨張弁(23)で減圧された後、第1吸着熱交換器(22)を流れる。第1吸着熱交換器(22)では、空気中の水分が吸着剤に吸着され、この際に生じる吸着熱が冷媒に付与される。第1吸着熱交換器(22)で吸熱して蒸発した冷媒は、圧縮機(21)に吸入されて圧縮される。
〈冷凍ユニットの動作〉
また、冷凍ユニット(70)では、除湿システム(1)の運転中、冷凍サイクルが行われる。冷凍ユニット(70)の動作中、第1膨張弁(81)、第2膨張弁(82)、及び第5膨張弁(91)の開度が適宜調節され、第3膨張弁(84)と第1室外ファン(85)、第4膨張弁(87)と第2室外ファン(89)は、加熱負荷と冷却負荷のバランスを保つように運転制御される。
圧縮機(80)で圧縮された冷媒は、第1吐出ライン(71)に送られて、第1再生熱交換器(35)と第2再生熱交換器(36)へ流入し、これら2つの再生熱交換器(35,36)内で、冷媒が空気へ放熱して凝縮する。そして、凝縮した冷媒は、第1膨張弁(81)でやや低い圧力まで減圧された後、再熱熱交換器(14)へ流入する。再熱熱交換器(14)では、冷媒が空気へ放熱して凝縮する。再熱熱交換器(14)で凝縮した冷媒は、第2膨張弁(82)で低圧まで減圧されて気液分離器(90)を通過し、第1吸入ライン(73)に送られる。なお、第2膨張弁(82)の開度は、圧縮機(80)の吸入側の冷媒の過熱度によって制御される。
第1吸入ライン(73)に送られた冷媒は、外気冷却熱交換器(11)を流れる。外気冷却熱交換器(11)では、冷媒が空気から吸熱して蒸発する。そして、蒸発した冷媒は、圧縮機(80)に吸入されて圧縮される。
〈除湿システムの運転動作〉
次に、除湿システム(1)の運転動作について説明する。除湿システム(1)の運転中、第2除湿ユニット(20)は第1動作と第2動作とを交互に行う。また、給気ファン(13)と排気ファン(16)と還気ファン(15)とはそれぞれ運転状態となる。
除湿システム(1)の運転中、室外空気(OA)は、給気通路(40)の第1給気路(40a)に流入する。この空気は、比較的高温高湿の空気(例えば、乾球温度35℃、絶対湿度14g/kg)である。第1給気路(40a)を流れる空気は、第1除湿ユニット(10)の外気冷却熱交換器(11)によって冷却される。冷却時に空気中から発生した凝縮水は、ドレンパン(12)に回収される。第1動作では、外気冷却熱交換器(11)で冷却及び除湿された空気(乾球温度10℃、絶対湿度7.2g/kg)は、第2除湿ユニット(20)の第2吸着熱交換器(24)を通過し、第2吸着熱交換器(24)において空気中の水分が吸着剤に吸着され、空気が除湿される。一方、第2動作では、外気冷却熱交換器(11)で冷却及び除湿された空気は、第2除湿ユニット(20)の第1吸着熱交換器(22)を通過し、第2吸着熱交換器(24)において、空気中の水分が吸着剤に吸着され、空気が除湿される。
各吸着熱交換器(22,24)で吸着剤に水分が吸着されるときに発生する吸着熱は、吸着熱交換器(22,24)を流れる冷媒に与えられる。また、給気通路(40)を流れる空気は冷媒による冷却作用を受けるため、除湿されて湿度が低下するとともに冷却されて温度も低下する。
その後、第2除湿ユニット(20)で除湿された空気(絶対湿度1.0g/kg)は、第2給気路(40b)を通って、吸着ロータ(31)の吸着領域(32)を通過する。吸着領域(32)では、第2給気路(40b)内の空気の水分が吸着剤へ吸着され、その空気が除湿される。そして、吸着領域(32)で除湿された空気(絶対湿度0.02g/kg)は、再熱熱交換器(14)で温度が調整された後、給気(SA)として室内空間(S)へ供給され、室内空間(S)が低露点温度(例えば、−50℃)に維持される。
また、吸着ロータ(31)では、第2除湿ユニット(20)で除湿された空気の一部が、第2給気路(40b)から第1排気路(51a)を通って、パージ領域(34)を通過する。パージ領域(34)では、通過する空気によって、第2再生領域(33a)を通過した直後の高温の吸着剤が冷却され、通過する空気は、その吸着剤から吸熱して加熱される。その後、パージ領域(34)で加熱された空気は、第1再生熱交換器(35)において更に60℃まで加熱され、第1再生領域(33a)へと供給される。
第1再生領域(33a)では、第1再生熱交換器(35)で60℃に加熱された空気が再生用空気として通過し、吸着剤が再生(一次再生)される。具体的に、第1再生領域(33a)では、加熱された空気によって吸着剤が加熱され、その吸着剤から空気中へ水分が脱離する。そして、水分が付与された空気は、第1再生領域(33a)から第3排気路(51c)へと流入する。
吸着ロータ(31)の吸着剤は、第1再生領域(33a)を通過後、第2再生領域(33b)を通過する。第2再生領域(33b)では、室内空間(S)から流出して第2再生熱交換器(36)で60℃に加熱された低湿の室内空気(RA)(絶対湿度0.14g/kg)が再生用空気として通過し、吸着剤が再生(二次再生)される。具体的に、第2再生領域(33b)では、一次再生された吸着剤から室内空気(RA)へ水分が脱離する。この時、室内空気(RA)の湿度が低いため、水分の脱離が十分に行われ、吸着能力(除湿能力)が高くなる。そして、水分が付与された空気は、第2再生領域(33b)から第6排気路(52b)を通って第3排気路(51c)へと流入する。
第3排気路(51c)内の空気は、その後、分岐路(53)に送られてくる空気と混合される。第1動作では、この混合空気は、第2除湿ユニット(20)の第1吸着熱交換器(22)を通過する。第1吸着熱交換器(22)では、吸着剤から空気中へ水分が脱離し、吸着剤が再生される。そして、第1吸着熱交換器(22)の吸着剤の再生に用いられた空気は、第4排気路(51d)を流れ、排気(EA)として室外へ排出される。一方、第2動作では、混合空気が第2吸着熱交換器(24)において吸着剤を再生した後、排気(EA)として室外へ排出される。
−実施形態の効果−
本実施形態によれば、吸着ロータ(31)の吸着剤を、第1再生領域(33a)で一次再生した後、第2再生領域(33b)で二次再生するようにした。さらに、二次再生時に、再生用空気として低湿である室内空気(RA)を用いるようにした。こうすることで、従来のように再生用空気を加熱部で高温(例えば140℃)に加熱することでその加熱部の消費電力を増大させることなく、吸着ロータ(31)の再生能力を高くして、吸着ロータ(31)の吸着能力(除湿能力)を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、一次再生時に、室内空気(RA)よりも流量の設定自由度が高くて大流量を確保し易い室外空気(OA)を加熱して、第1再生領域(33a)へ通すようにした。これにより、一次再生時に一定レベル以上の再生を確実に行うことができ、二次再生後の吸着ロータ(31)の吸着能力(除湿能力)を確実に向上させることができる。
また、本実施形態によれば、一次再生用の室外空気(OA)を、第1再生熱交換器(35)で加熱する前に、吸着ロータ(31)のパージ領域(34)へ通すようにした。こうすることで、一次再生用の室外空気(OA)を、パージ領域(34)通過中に、第2再生領域(33a)を通過した直後の高温の吸着剤よって加熱することができ、その後にその室外空気(OA)を加熱する第1再生熱交換器(35)の消費電力を低減させることができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態では、第2給気路(40b)内の室外空気(OA)が、吸着ロータ(31)のパージ領域(34)、第1再生熱交換器(35)、吸着ロータ(31)の第1再生領域(33a)の順に通過するように、第1排気通路(51)が構成されている。しかし、第1排気通路(51)の構成は、これに限らず、例えば、図4に示すように、第1排気路(51a)の流入端を第5排気路(52a)に接続して、室内空気(RA)が吸着ロータ(31)のパージ領域(34)、第1再生熱交換器(35)、吸着ロータ(31)の第1再生領域(33a)の順に通過するように、第1排気通路(51)を構成しても構わない。これにより、一次再生に用いられる空気の湿度を下げることができ、その結果、再生前の第1再生熱交換器(35)による空気の加熱温度を下げて、第1再生熱交換器(35)の消費電力を低減させることができる。
また、第1排気通路(51)は、室外空気(OA)と室内空気(RA)の混合空気が、吸着ロータ(31)のパージ領域(34)、第1再生熱交換器(35)、吸着ロータ(31)の第1再生領域(33a)の順に通過するように構成されても良い。
また、上記実施形態では、吸着ロータ(31)のパージ領域(34)を通過した空気が、第1再生領域(33a)を通過するように、第1排気通路(51)が構成されているが、パージ領域(34)を通過した空気以外の空気が第1再生領域(33a)を通過するように、第1排気通路(51)を構成しても良い。
また、上記実施形態では、除湿システム(1)が、第1除湿ユニット(10)と、第2除湿ユニット(20)と、吸着ロータ(31)を有する第3除湿ユニット(30)とを備えている。しかし、除湿システム(1)の構成は、吸着ロータ(31)を1つ以上有するものであれば、如何なる構成でも構わない。
以上説明したように、本発明は、除湿した空気を室内空間へ供給する除湿システムについて有用である。
1 除湿システム
31 吸着ロータ
32 吸着領域
33 再生領域
33a 第1再生領域
33b 第2再生領域
34 パージ領域(冷却領域)
40 給気通路
50 排気通路
51 第1排気通路
52 第2排気通路

Claims (2)

  1. 室外空気が室内へ供給される給気通路(40)と、
    室内空気が室外へ排出される排気通路(50)と、
    吸着剤が担持され、上記給気通路(40)と上記排気通路(50)とに跨るように配置されて回転し、上記給気通路(40)側の領域が空気中の水分を吸着剤へ吸着して室外空気を除湿する吸着領域(32)となる一方、上記排気通路(50)側の領域が吸着剤から空気中へ水分を脱離して該吸着剤を再生する再生領域(33)となる吸着ロータ(31)とを備えた除湿システムであって、
    上記吸着ロータ(31)は、上記再生領域(33)が回転方向後側の第1再生領域(33a)と回転方向前側の第2再生領域(33b)とに区分され、
    上記排気通路(50)は、室外空気が加熱された後に上記第1再生領域(33a)を通過して室外へ排出される第1排気通路(51)と、室内空気が加熱された後に上記第2再生領域(33b)を通過して室外へ排出される第2排気通路(52)とを備えている
    ことを特徴とする除湿システム。
  2. 室外空気が室内へ供給される給気通路(40)と、
    室内空気が室外へ排出される排気通路(50)と、
    吸着剤が担持され、上記給気通路(40)と上記排気通路(50)とに跨るように配置されて回転し、上記給気通路(40)側の領域が空気中の水分を吸着剤へ吸着して室外空気を除湿する吸着領域(32)となる一方、上記排気通路(50)側の領域が吸着剤から空気中へ水分を脱離して該吸着剤を再生する再生領域(33)となる吸着ロータ(31)とを備えた除湿システムであって、
    上記吸着ロータ(31)は、上記再生領域(33)が回転方向後側の第1再生領域(33a)と回転方向前側の第2再生領域(33b)とに区分され、
    上記排気通路(50)は、室内空気及び室外空気の少なくとも一方の空気が加熱された後に上記第1再生領域(33a)を通過して室外へ排出される第1排気通路(51)と、室内空気が加熱された後に上記第2再生領域(33b)を通過して室外へ排出される第2排気通路(52)とを備え、
    上記吸着ロータ(31)は、上記第2再生領域(33b)と上記吸着領域(32)との間に形成され、上記第1再生領域(33a)を通過する上記第1排気通路(51)内の空気が加熱される前に通過して吸着剤を冷却する冷却領域(34)を有している
    ことを特徴とする除湿システム。
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