JP6959980B2 - 引出し要素用の自己引込み及び減衰デバイス、及び少なくとも1つの引出し要素を有する家具又は屋内器具 - Google Patents

引出し要素用の自己引込み及び減衰デバイス、及び少なくとも1つの引出し要素を有する家具又は屋内器具 Download PDF

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Description

本発明は、引出し要素用の自己引込み及び減衰デバイスに関し、該デバイスは外部の活動体と係合するための第1のドライバフォークを有し、第1のガイドカーブに変位可能に案内される第1のドライバと、第2のガイドカーブに変位可能に案内される第2のドライバを有する。この場合、一方のドライバは減衰要素に結合され、他方のドライバはエネルギー格納ユニットに結合され、2つのドライバは部分的に互いに結合されている。本発明はまた、少なくとも1つの引出し要素を有する家具又は屋内器具に関する。
自己引込み及び減衰デバイスは、スライド要素を引込み位置または引出し位置の端部への能動的な引込みを減衰させるために使用される。適切なスライド要素は、例えば、引き出し、器具キャリア、または食品キャリアなどの屋内器具の可動の家具構成要素または可動要素である。スライド要素は通常、引出しガイドのようなガイドデバイスに取り付けられているので、家具本体または屋内器具の内部空間から引き出すことができる。この意味での屋内器具は、特に冷蔵器具、例えば冷蔵庫又は冷凍庫であるが、オーブン又は蒸し器などの調理器具、及び食器洗い機でもある。スライド要素はまた、可動ドア、家具ドア、並びにリビングルームドアまたは折畳み式ドアを有する部屋仕切りであり、これらはガイド要素を介してガイドレールに取り付けられている。あるいは、スライド要素は、作業場のトロリー、医療部門又は薬局のキャビネットでも使用することができる。
スライド要素の快適な動作の為に、上記の自己引込み及び減衰デバイスが付与され、該デバイスは、スライド要素の動きを端部位置へと減衰させ、スライド要素をこの端部位置へ引っ張る。この目的から、少なくとも1つの外部の活動体が、移動するスライド要素上及び/又はこの要素を案内するガイドデバイス上に取り付けられ、活動体は移動するスライド要素上またはこの要素を案内するガイドデバイス上に対応して、自己引込み及び減衰デバイスのドライバに接続されており、加速力及び/又は減速力は、自己引込み及び減衰デバイスとスライド要素との間で伝達され得る。自己引込み及び減衰デバイスは、前記ガイドデバイスに一体化されていてもよいし、家具本体又は屋内器具の内部空間内に別個のユニットとして取り付けられて、外部の活動体と連結されていてもよい。
自己引込み及び減衰デバイスは、家具、屋内器具又はガイドの固定部分と関連していてもよく、その場合、外部の活動体は可動の引出し要素上またはガイドの可動部分上に配置される。しかし、自己引込み及び減衰デバイスが可動の引出し要素上またはガイドの可動部分上に配置され、一方、外部の活動体が家具、屋内器具又はガイドの固定部分と関連するような方法で配置が逆にされてもよい。
ガイドカーブに変位可能に案内され、減衰要素とエネルギー格納ユニットの両方に連結されたドライバを有する自己引込み及び減衰デバイスは公知である。この場合、減衰要素がその内部構造のために変位経路の一部に対してのみ減衰を提供しない限り、エネルギー格納ユニットによって加えられる減衰力及び自己引込み力は、1つのドライバの同じ変位経路にわたって作用する。
更に、自己引込み及び減衰デバイスは、韓国公開公報20120002183号から公知であり、この中で2つの別個のドライバがそれらのガイドカーブに夫々案内される。第1のドライバは、外部の活動体と結合するように構成されている。このドライバは、自己引込みばねに連結されている第2のドライバよりも長いガイドカーブで案内されている。第1の移動区間では、第1のドライバだけが活動体と共に移動し、この移動区間内の引出し要素の移動を減衰させる。この移動区間の後に、第1のドライバ上に配置された内部ドライバは、第1及び第2のドライバが互いに結合されるように第2のドライバのドライバフォークに係合し、外部の活動体は依然として第1のドライバのドライバフォークに係合する。引出し要素が引込み端部位置に達するまで、自己引込み機構と共に減衰が起こる第2の移動区間がこれに続く。
幾つかの用途にて、特に、冷却機器の引出し要素、または完全に引き込まれた位置でロック要素に係合する引出し要素の用途にて、最大限の力が引込み経路の端部に作用する自己引込み及び減衰デバイスの動作順序は、引出し要素が完全に引き込まれた端部位置への最も安全な引き込みを達成するためには有利である。記載した従来技術の自己引込み及び減衰デバイスはこれをすることができない。これは、例えば引出し、運搬装置または食品運搬装置として構成されたスライド要素がこの端部位置にアンローディングかまたはローディングされる場合、完全に引き出された端部位置にも当てはまる。この目標に達するには、更なる要素を備えた別個の機構が従来技術では必要である。
従って、引出し要素の端部位置内への引込みを確実にすべく、接続された引出し要素の十分に引込まれた位置及び/又は引き出された位置内に移行する際に、可能な最大の自己引込み力を付与する自己引込み及び減衰デバイスを生成することが本発明の目的である。そのような自己引込み及び減衰デバイスを備えた家具又は屋内器具を示すことも本発明の更なる目的である。
この目的は、独立請求項の特徴を備えた自己引込み及び減衰デバイス又は家具又は屋内器具によって解決される。有利な実施形態及び更なる展開例は、従属請求項の主題事項である。
本発明による自己引込み及び減衰デバイスは、第1のドライバがエネルギー格納ユニットに連結され、第2のドライバが減衰要素に連結されており、引込み移動の第1の区間では、エネルギー格納ユニットと減衰要素は外部の活動体に作用し、引込み移動の第2の区間では、エネルギー格納ユニットのみが外部の活動体に作用することを特徴とする。
その結果、連結された引出し要素は、それが端部位置に引っ張られると、第1の区間において減衰した自己引込み移動を経る。第1の区間の端部では、第1及び第2のドライバ間の結合が解除され、自己引込み及び減衰デバイスの移動経路の残りの第2の区間は減衰が生じないので、自己引込み力のみが生じる。自己引込み及び減衰デバイスがもはや減衰的に作用しないこの第2の区間は、連結された引出し要素がより安全な端部位置へ到達することに繋がる。第2の区間の端部にて、第1のドライバ、従って外部の活動体は、可能な限り自己引込み及び減衰デバイス内に引き込まれる。
これに対する1つの理由は、減衰要素自体が移動手順に導入する第2の区間において摩擦損失が遮断されることにある。他の理由は、減衰要素が引込み速度を遅く保つことであり、これは基本的に望ましいことであるが、特に自己引込みの最後の区間では、引出し要素がその引出しガイド内の滑り摩擦又は転がり摩擦からその動きを妨げる静摩擦へと動く危険性がある。
変位経路の第2の区間における減衰要素の切り離しによる僅かに増加した引込み速度により、引出し要素を案内するときの転がりまたは滑り摩擦に代えて静摩擦が開始することによる引出し要素の停止が防止される。本発明による自己引込み及び減衰デバイスでは、自己引込み機能及び減衰機能は、夫々ドライバの1つに割り当てられる。ドライバ間の結合は、設計により機械的に明確に決定することができる。このようにして、総移動距離に対する第1又は第2の区間の長さの比を特定することが可能である。
第2の区間の好ましい長さは、第1のドライバの全変位の20%から40%、特に30%から35%である。全変位経路は、第1の区間と第2の区間の長さの合計に対応する。典型的な用途では、特定の条件は、十分な減衰と端部位置への安全な挿入との間の適切な妥協点を表す。
自己引込み及び減衰デバイスの有利な実施形態にて、第2のドライバは第2のドライバフォークを有して、第1のドライバ上に配置された内部の活動体と相互作用して2つのドライバを互いに結合する。引込み動作の第1の区間にて、内部の活動体を備えた第1のドライバは、2つのドライバを結合するために、第2のドライバの第2のドライバフォークに係合することが好ましい。第1の区間の端部にて、第2のドライバは第2のガイドカーブを通って案内され、変位経路の第2の区間において2つのドライバ間の結合が解消される。これは、第2のガイドカーブは、第1の区間と第2の区間の間の移行領域内にて傾斜した端部区域を有し、傾斜した端部区域は第1のガイドカーブから離れる方向を向いているとの点で構造的に簡単で信頼性のある方法で実施される。第2のドライバ(または第2のドライバの一部)の傾斜した端部区域への引込みにより、ドライバフォークは少なくとも一方の側で内部の活動体から離れる方向に移動する。
自己引込み及び減衰デバイスの有利な他の実施形態にて、戻り止め手段が第2のガイドカーブの傾斜した端部区域の領域に配置され、該戻り止め手段は第2のドライバを端部区域に固定する。これにより、特に傾斜した端部区域が重力のために下方を向いている場合に、第2のドライバが傾斜した端部区域から滑り落ちることが防止される。
自己引込み及び減衰デバイスの有利な更なる実施形態にて、エネルギー格納ユニットは少なくとも1つの引張りバネ及び/又は少なくとも1つの圧縮バネを有する。上記のバネはまた、例えば引張りバネと圧縮バネを有するエネルギー格納ユニットによって結合され、両バネは自己引込み及び減衰デバイスのハウジング上でスライドするように案内されている連結キャリッジを介して互いに連結されている。この結合により、短い取付け長さのエネルギー格納ユニットを用いて第1のドライバの長い移動経路が可能となる。
自己引込み及び減衰デバイスの有利な更なる実施形態にて、減衰要素は線形ダンパである。原則として、例えば回転ダンパのような他のタイプの減衰要素がまた用いられ得るが、線形ダンパは第2のドライバの線形変位移動に有利である。
自己引込み及び減衰デバイスの有利な更なる実施形態にて、第2のガイドカーブは、主案内方向に対して斜めに延びる少なくとも1つの回避区間を有して、主案内方向を横切る方向への第2のドライバの回避移動を可能にする。輸送又は取付け故に、第1のドライバが引込み移動の第1の区間にいるにもかかわらず、第1のドライバの内部の活動体が第2のドライバフォーク内に配置されていない状況が起こり得る。内部の活動体を第2のドライバフォークに戻すことができるようにするために、回避区間がガイドカーブに設けられている。好ましくは、第2のドライバは、その移行路中に突出するバネランスを有し、これは回避動作中に第2のドライバに復元力を及ぼす。これは弾力性のある回避動作をもたらす。回避動作故に2つのドライバが再び正しい位置にあるとき、第2のドライバが跳ね返り、第2のドライバフォークが内部の活動体を再び積極的に把持し、2つのドライバの結合を確実する。
自己引込み及び減衰デバイスの有利な更なる実施形態にて、第2のガイドカーブの少なくとも1つの縁部は複数の区間にて可撓性に構成されて、主案内方向を横切る方向への第2のドライバの回避移動を可能にしている。この代替の実施形態は、第2のドライバの回避動作を可能にして、2つのドライバの誤った位置を修正する。第2のガイドカーブが自己引込み及び減衰デバイスのハウジングの壁に形成されれば、動作の整合性(compliance)は、壁内の第2のガイドカーブに隣接して、好ましくは平行に形成された1つまたは複数の切開部(incision)によって有利に達成することができる。
本発明による少なくとも1つの引出し要素を有する家具又は屋内器具は、該引出し要素に作用する上記の少なくとも1つの自己引込み及び減衰デバイスを有することを特徴とする。この場合にて、自己引込み及び減衰デバイスは家具又は屋内器具の本体に対して静止しており、引出し要素に接続された外部の活動体と相互作用する。或いは、自己引込み及び減衰デバイスは引出し要素上に位置して、静止した外部の活動体と相互作用する。これは自己引込み及び減衰デバイスに関連して述べた利点をもたらす。
本発明による自己引込み及び減衰デバイスは引出し要素のあらゆる端部位置にて使用される。特に有利な用途は、家具又は屋内器具内で引出し要素を引き込まれた閉位置に引込むのに役立つ。同じ方法で、自己引込み及び減衰デバイスを使用して引出し要素を開位置に引き込むことも可能であり、開位置では引出し要素は家具本体又は屋内器具の外側のその引き出された端部位置に至る(brought into)。例えば、2つ以上の自己引込み及び減衰デバイスを組み合わせて、閉位置と開位置の両方で引出し要素を引き込み及び減衰させることができる。
本発明は、図面に示される実施形態の例を参照することにより、以下により詳細に説明される。
動作位置で引き出しガイドの本体レールに取り付けられた自己引込み及び減衰デバイスの第1の実施形態例の斜視図を示す。 異なる動作位置で引き出しガイドの本体レールに取り付けられた自己引込み及び減衰デバイスの第1の実施形態例の斜視図を示す。 図1aによる構成の背面図を示す。 第1の実施形態の例の自己引込み及び減衰デバイスを斜視図で示す。 図3による自己引込み及び減衰デバイスの分解斜視図である。 ハウジングが部分的に切り開かれた状態での、様々な動作位置における第1の実施形態の例の自己引込み及び減衰デバイスの斜視図を示す。 ハウジングが部分的に切り開かれた状態での、様々な動作位置における第1の実施形態の例の自己引込み及び減衰デバイスの斜視図を示す。 ハウジングが部分的に切り開かれた状態での、様々な動作位置における第1の実施形態の例の自己引込み及び減衰デバイスの斜視図を示す。 ハウジングが部分的に切り開かれた状態での、様々な動作位置における第1の実施形態の例の自己引込み及び減衰デバイスの斜視図を示す。 ハウジングが部分的に切り開かれた状態での、様々な動作位置における第1の実施形態の例の自己引込み及び減衰デバイスの斜視図または側面図を示す。 ハウジングが部分的に切り開かれた状態での、様々な動作位置における第1の実施形態の例の自己引込み及び減衰デバイスの側面図を示す。 ハウジングが部分的に切り開かれた状態での、様々な動作位置における第1の実施形態の例の自己引込み及び減衰デバイスの側面図を示す。 動作位置にある自己引込み及び減衰デバイスの第2の実施形態の斜視図である。 ハウジングが部分的に切り開かれた図7aに類似した図である。 更なる動作位置にある図7aに類似した、第2の実施形態の例の自己引込み及び減衰デバイスの斜視図を示す。 更なる動作位置にある図7bに類似した、第2の実施形態の例の自己引込み及び減衰デバイスの斜視図を示す。 図8aの一部の側面図である。 第2の実施形態例の自己引込み及び減衰デバイスの分解斜視図である。 引出しガイド及び自己引込み及び減衰デバイスを備えた家具の一実施形態の断面斜視図をである。 引出しガイドと自己引込み及び減衰デバイスを備えた冷凍器具の部分斜視図である。
図1a、図1b及び図2は、引出し要素用に引出しガイド上に取り付けられた自己引込み及び減衰デバイス10の第1の実施形態例を示す。取付けブラケット2を有する本体レール1が引出しガイドから示されている。明瞭化の為に、本体レール1に対してこのスライド軸受に取り付けられた走行レールは示されていない。外部の活動体3は、そのような走行レールまたはこの走行レールに接続された引出し要素に取り付けられており、従って、活動体は走行レール又は引出し要素と共に移動する。
図1aは、部分的に引き出された引出し要素に対応する状態の本体レール1と自己引込及び減衰デバイス10の配置の等角斜視図を示す。従って、外部の活動体3は自己引込み及び減衰デバイス10に接していない。
図1bは、図1aと同じ視線方向から把持され且つ完全に引き込まれた外部の活動体3を有する自己引込み及び減衰デバイス10を示す。これは引出し要素が十分に引き込まれた状態に対応する。図2は、図1aによる状態を背面図で、即ち取付けブラケット2の取付面を見せながら示している。
図1a及び図1bが示すように、自己引込み及び減衰デバイス10は、好ましくは一体物の射出成形プラスチック要素であるハウジング11を有する。固定手段110がハウジング11に設けられており、この固定手段110によって、工具を用いずに自己引込み及び減衰デバイス10を一方の取付けブラケット2に固定することができる。長手の延在方向において、ハウジング11の少なくとも一側部は切開部111を有し、切開部111には外部の活動体3が入る。更に、ガイドカーブ112、113は、ハウジング11内にて、ガイドカーブ112、113内に変位可能に取り付けられたドライバ用に構成されている。
この実施形態例にて、第1のガイドカーブ112はハウジング11の上部に形成される。第1のドライバ12は第1のガイドカーブ内で案内される。この第1のドライバ12はエネルギー格納ユニット13に連結される。第2のガイドカーブ113はハウジング11の下部に形成される。この第2のガイドカーブ113内にて、第2のドライバ17が案内される。第2のドライバは減衰要素18に接続される。両ガイドカーブ112、113は、主案内方向に関して互いに平行に延びている。
図3及び図4は、第1の実施形態例の自己引込み及び減衰デバイス10を本体レール1とは別に斜視図(図3)又は分解斜視図(図4)で示している。自己引込み及び減衰デバイス10の詳細は、これらの2つの図面を用いて最初により詳細に説明される。外部の活動体3を引込み又は引き出す際の自己引込み及び減衰デバイス10の動作手順は、図5a乃至図5d及び図6a乃至図6cに関連して続いて記載される。
第1のドライバ12は、側方に突出するガイドピン120と、底部が開口するドライバフォーク121とを有する。外部の活動体3はドライバフォーク121に係合する。ガイドピン120によって、第1のドライバ12は、ハウジング11の各壁に互いに対向して形成された第1のガイドカーブ112内を案内される。ガイドカーブ112は杖状(crutch)カーブとして形成されており、それはその前方領域に上向きの端部区域112aを有している。
前方及び後方の指定は、本願の範囲内における引出し要素の移動方向を指す。引出し要素を閉じるとき、外部の活動体3は、自己引込み及び減衰デバイス10の前方領域に向かって移動する。上向きの傾斜した端部区域112aにより、ドライバ12の前方領域は最大に引き出された位置で持ち上がり、それによって、外部の活動体3は、ドライバフォーク121内に駆動されるときに持ち上げることができ、またはドライバフォーク外に駆動されるときに解除される。
ドライバ12の上側にはフォーク122が配置され、該フォークを介してエネルギー格納ユニット13への接続がなされる。この場合、エネルギー格納ユニット13は、引張りバネ14と圧縮バネ15との組み合わせによって実現される。図面上の理由から、引張りバネ14はその全長にわたって再現されていない。代替として、エネルギー格納ユニット13は、ただ1つの引張りバネ、ただ1つの圧縮バネ、及び/又は1つ以上の異なるバネの他の組み合わせから構成され得ることに留意されたい。引張りバネ14と圧縮バネ15との本件の組み合わせでは、バネヘッド140を備えた引張りバネ14は、第1のドライバ12のフォーク122に係止され、そして他方では連結キャリッジ16の同等のフォーク161に係止される。
連結キャリッジ16は大凡互いに上下に配置された2つの平行な管部分から構成され、その上側管部分は引張りバネガイド160を表し、該引張りバネガイドを通して引張りバネ14が案内される。後側が閉鎖した下側管部分は、圧縮バネ15用の圧縮バネ受け部162を形成する。連結キャリッジ16は、ハウジング11の後部領域に形成された下方に開いたスリーブ115内でその引張りバネガイド160によって案内される。底部が開口しているスリーブ115は、その開口部に、引張りバネガイド160と圧縮バネ受け部162との間でくびれ(waist)に係合するウェブを有する。引張りバネ14と圧縮バネ15の組み合わせは、比較的短い設置長さの自己引込み及び減衰デバイス10を有する第1のドライバ12の長い案内行程にわたっても、エネルギー格納ユニット13の有利な線形バネ動作に繋がる。
第2のドライバ17はまたガイドピン170を有し、該ガイドピンを用いて第2のガイドカーブ113を案内される。このガイドカーブ113は第1のガイドカーブ112と大凡平行に形成される。ガイドカーブはまた、傾斜した端部区域113aを備えた杖状カーブでもある。ガイドカーブ113の中間領域にて、斜め上方に延びるパーキング区域113bと斜め下方に延びる回避区域113cとがあり、その機能については後述する。
ガイドカーブの前端部にて、移動方向に突出するバネランス173が第2のドライバ17に配置されており、これもその側面に突出ガイドピンを有する。バネランス173の機能は以下により詳しく説明する。前方領域にて、ガイドカーブ113はポケット状の通路114に通じており、この通路の中にバネランス173が引っ込むことができる。
2つのガイドカーブ112、113は異なる長さを有し、これは2つのドライバ12、17の異なる移行路に繋がる。この場合、第1のドライバ12の移行路の方が長く、外部の活動体3が自己引込み及び減衰デバイス10内で実行できる引込み動作の全移行経路を表す。引込み動作の第1の区間Aにおいて、第2のドライバ17は第1のドライバ12と一緒に移動する。引込み動作の第2の区間Bは第1のドライバ12によってのみ実行される。この例における第2の区間Bの長さは、第1のドライバ12の全変位経路の約33%である。第1のドライバ12の全変位経路は、第1の区間Aと第2の区間Bの長さの合計に対応する。
第2のドライバ17は、頂部が開いているフォーク171を有し、その中に両方のドライバ12、17を互いに結合するために内部の活動体123が係合する。後部領域において、受け部172が第2のドライバ17上に形成されて、この第2のドライバ17を減衰要素18に結合する。減衰要素はピストンロッド180を備えた線形動作シリンダダンパ(線形ダンパとも呼ばれる)として構成され、ピストンロッド180は、その端部にボールヘッド181を担持し、ボールヘッド181は受け部172に係合する。減衰要素18は不特定の固定手段を有しており、この固定手段によって、減衰要素18は、好ましくはハウジング11に係止される。
図5a乃至図5dは、異なる段階における自己引込み及び減衰工程の4つの手順を示す。図5a乃至図5dは図3と同等の斜視図であるが、ドライバ12、17の動作手順及びそれらの相互作用についての洞察を提供するために、ドライバ12、17の領域はハウジング11から隠されている。明瞭化の為に、図中の全ての要素に符号が付されているわけではない。
図5aは第1に、引出し要素が引き出された自己引込み及び減衰デバイス10の待機位置を示す。従って、両ドライバ12、17は前方位置にあり、エネルギー格納ユニット13は最大限に予めローディングされ、減衰要素18のピストンロッド180は最大限に引き出されている。この位置にて、前方領域の第1のドライバ12は、外部の活動体(例えば、図1a、図1b及び図2の外部の活動体3)を収容するために上方に傾斜している。第1のドライバ12の内部の活動体123は、第2のドライバ17のドライバフォーク171内に位置している。2つのドライバ12、17はこのように互いに連結される。
外部の活動体3がドライバフォーク121内に挿入された後に、第1のドライバ12はその待機位置から傾き、エネルギー格納ユニット13の力の作用の下に、引込み位置の方向に移動する。この動作の中間位置は図5bに示される。内部の活動体123は未だドライバフォーク171内に位置し、第2のドライバ17は第1のドライバ12と同期して動き、引込み運動は減衰される。
図5cに示す続いての引込み動作にて、第2のドライバ17は引込み動作の2つの区間AとBとの間の移行領域においてその第2の案内路113の端部に到達し、移動方向に前進するガイドピン170は傾斜した端部区域113a内に旋回する(図5cでは見えない)。
その結果、第2のドライバ17が後部領域で傾動し、第1のドライバ12の内部の活動体123を解放する。この場合、バネランス173は上方に旋回する。この動作を可能にすべく、バネランス173のガイドピンが配置されているパーキング区域113bが設けられている。
次に続く第2の区間Bにおいて、第1のドライバ12は、第1の案内路112の端部に到達するまで、エネルギー格納ユニット13の力の作用下で減衰せずに移動する。この状態は図5dに示されている
図5dによる閉状態から引出し要素が再び引き出されると、部分図5a乃至図5dに示されている手順は逆方向に動く。第2の区間Bと第1の区間Aとの間の移行時に、内部の活動体123は第2のドライバフォーク171に結合し、第2のドライバ17をその後部アイドル状態から持ち上げる。
次に、両方のドライバ12、17は、第1の区間Aの前端で第1のドライバ12が前方で上方に旋回して外部の活動体3を解放するまで、第1の区間A(図3参照)内で一緒に動く。自己引込み及び減衰デバイスは再び、図5aによる前方の待機位置にある。
輸送及び取付けの理由から、示された自己引込み及び減衰デバイス10に関して、2つのドライバ12、17は、第1の区間Aの領域内でも結合されていないが、内部の活動体123は第2のドライバフォーク171の外側に配置されていることも可能である。
そのような状況は、図5a―図5dに比較される方法で、図6aに記載されている。内部の活動体123(この図にて)は第2のドライバフォーク171の左側に位置する。この状況では、第1のドライバ12はその第1の案内路112の前端に到達しないので、活動体3を解放することはできない。図示の状況においても通常の動作状態に戻るために、回避区域113cが第2の案内路113に設けられている。第1のドライバ12は自己引込み及び減衰デバイス10に向かって移動し続けるので、対応するガイドピン170が回避区域113c内に移動した状態で、内部の活動体123は第2のドライバ17をその後方領域において下方に押す。次に、第2のドライバ17は、第1のドライバ12が通過することができるまで傾く。
図6cは、第1のドライバ12の前端ストッパに達する直前の状態を示し、内部の活動体123は第2のドライバフォーク171に達する直前にある。第2のドライバ17が第1のドライバ12を通過した後に、ガイドピン170がガイドカーブ113の水平領域内に位置する水平位置合わせを再び確実にするために、第2のドライバ17には前方に突出するバネランス173が設けられている。第2のドライバ17の後端部を押し下げると、バネランス173は、図6b及び図6cに示す屈曲位置をとる。この屈曲位置には、第2のドライバ17の元の水平方向への復元力が伴う。従って、内部の活動体123がドライバフォーク171の位置に完全に達すると、後方領域における第2のドライバ17は図5aにより元の位置に跳ね返り、バネランス173を緩和する。システムは次にその正確な内部作動状態に戻る。
図7a乃至図10は、自己引込み及び減衰デバイス10の第2の実施形態例を示す。このデバイスは、屋内器具の内部または家具本体の中に別個に取り付けることを意図しているか、あるいは引出し要素の上または家具の可動部分の上に取り付けることを意図しており、外部の活動体は家具、屋内器具又はガイドの固定部分に取り付けられる。第2の実施形態例にて、同じ符号は第1の実施形態例と同じ又は均等の効果を有する要素を示す。
図7aは外部の活動体3と一緒になった自己引込み及び減衰デバイス10を最初に斜視図で示し、活動体3は自己引込み及び減衰デバイス10に入る直前に位置している。
基本的な構成に関して、第2の実施形態例の自己引込み及び減衰デバイス10は第1の実施形態例の自己引込み及び減衰デバイスと同等である。以下において、2つの実施形態間の差異が特に記載される。
第2の実施形態例において、ドライバフォーク121を用いて外部の活動体3を受け入れる第1のドライバ12は、ハウジング11の下側部分に配置され、減衰要素18に連結された第2のドライバ17はハウジング11の上側部分に配置される。第1及び第2の案内路112、113が夫々再び付与されて、杖状カーブ上で第1及び第2のドライバ12、17を案内する。再び、第1のガイドカーブ112は前部に傾斜した端部区域112aを有し、第2のガイドカーブ113は後部に傾斜した端部区域113aを有する。
第1の実施形態例のように、2つのドライバ12、17が移動の第1の区間Aにて結合され、自己引込み動作の減衰が生じる。第2の区間Bにて、第2のドライバ17はドライバフォーク171から内部の活動体123を解除し、第2の区間Bでは減衰しない自己引込み動作が行われる。
第1の移動区間における2つのドライバ12、17の連結は、図7bに示され、自己引込み及び減衰デバイス10を図7aと同じ状態で示し、ハウジング11を部分的に破断している。
図8a及び図8bは、活動体3が十分に引き込まれた状態の自己引込み及び減衰デバイス10を示し、図7a及び図7bに類似している。図8bに見られるように、第2の区間Bにて、第2のドライバ17の後端部は上方に枢動され、そこでは対応するガイドピン170が傾斜した端部区域113aに入る。ドライバ12、17の結合は解除され、第1のドライバ12は端部のストッパまで減衰されずに移動する。
第1の実施形態例と比較して、案内路112、113の配置が逆になっているため、傾斜した端部区域113a内の第2案内路113は上方に延びている。バネ力が加わらないから、第2のドライバ17は、 2つのドライバ12、17を切り離した後に重力のため、図8a又は図8bに示す端部位置から滑り落ちる可能性がある。
これを防ぐべく、自己引込み及び減衰デバイス10の第2の構成例を部分的に拡大した図9に示すように、弾性突起の形状の戻り止め手段116が傾斜した端部区域113aに配置されている。端部位置に於いて、ガイドピン170は戻り止め手段116の上方に残る。しかしながら、力の作用下では、一旦第1のドライバ12との連結が回復すると、ガイドピン170は戻り止め手段116上を容易にスライドし、端部位置から外れる。戻り止め手段116の弾性効果を達成するために、切開部117が傾斜した端部区域113aの周りのハウジング11の壁に作られる。
図8aに見られるように、第2の実施形態例のエネルギー格納ユニット13はまた、引張りバネ14と圧縮バネ15の組み合わせによって実現される。次に、連結キャリッジ16が存在し、それはスリーブ115として形成されたハウジング11の区域内で案内される。
図10は、第2の実施形態例の自己引込み及び減衰デバイス10の構造を全体として分解斜視図で示す。第1の実施形態例とは対照的に、第2の実施形態例の引張りバネ14は圧縮バネ15内で延びる。図10は、連結キャリッジ16がその中に案内される両圧縮バネ15と引張りバネ14の管状受け部のみを有し、上部領域に同様に細長いピン163がスリーブ115内に案内されることを示す。
動作状態に関して、2つの実施形態例の間に、第1の移動区間内でさえ内部の活動体123がドライブフォーク171内に位置していないとの更なる差異がある(図6aから図6c及び関連する記載を参照)。本件の場合にて、内部の活動体123のドライブフォーク171への再係合は、第2のガイドカーブ113の少なくとも1つの縁部(この場合は上縁部)がその前方領域において弾力性及び弾性を有し、これによりガイドピン170の動作の一定の自由度を提供することによって可能になる。これは、切開部118を第2のガイドカーブ113と平行にすることによって達成され、これにより、第2のドライバ17は、第1のドライバ12がその内部の活動体123を通過できるまで上方に移動することができる。以下に示すように、同等の切込み119は、第1のガイドカーブ112を支持するように作られ得る。これにより、従って第1のドライバ12は下方に移動することが出来る。
図11及び図12に関して、本願による自己引込み及び減衰デバイス10が使用される家具又は屋内器具の例が以下に示される。
図11は、一例として、キャビネットの形状の家具の本体4の一部を破断した斜視図を示す。本体4の内部空間6に対向する引き出しガイドが本体4の側壁5上に配置される。引き出しガイドは図1a又は図2に示されたものに近似している。引き出しガイドは取付けブラケット2を介して側壁5に取り付けられた本体レール1を備える。
自己引込み及び減衰デバイス10はまた、取付けブラケット間の側壁5にも取り付けられる。自己引込み及び減衰デバイス10は、図1a乃至図6bに示した第1の実施形態例の自己引込み及び減衰デバイス10に大凡対応している。しかし、差異は、取付けブラケット2には固定されておらず、側壁5に直接固定されていることである。例えば、自己引込み及び減衰デバイス10のハウジング11のねじ穴は固定のために設けることができる。ここに示されているガイドレール1は、ここには示されていない走行レールと共に、引出し要素、例えば引出しを水平に案内するのに役立つ。外部の活動体3が引出しまたは走行レールに取り付けられており、それは上記のようにして自己引込み及び減衰デバイス10と協働する。
図12は、冷凍器具の本体4の内部空間6における自己引込み及び減衰デバイス10の使用を示す。例として、図12は、冷凍冷蔵庫と冷凍庫との組み合わせの斜視図を示し、自動引込み及び減衰デバイス10が本体4の側壁5の上に部分的に示された内部空間6に取り付けられている。本体4は冷凍器具の絶縁体であり、その前面には周方向に絶縁シール7が設けられている。
示された引き出しガイドは、同様に図1a、図1b及び図2に示されたものに対応し、取付けブラケット2を介して側壁5に取り付けられる走行レール1を含む。示された場合にて、2つの更なるレール、即ち中間レールと走行レールを備えた十分に引き出される引き出しガイドが実現される。更に、引張りケーブルの形態の同期ユニット9が引き出しガイド上に配置され、同期ユニットは本体レール1と他のレール8の互いに対する同期動作を確実にする。
自己引込み及び減衰デバイス10は第1の実施形態例の自己引込み及び減衰デバイスに対応し、図1a、図1b及び図2に関して示すように、取付けブラケット2の前に取り付けられる。
自己引込み及び減衰デバイスは、ここでは示されない外部の活動体と相互作用し、他のレール8、好ましくは走行レール上に配置される。或いは、図11に示す家具と同様に、自己引込み及び減衰デバイス10は引出し要素上に配置され、本体4に固定された外部の活動体と相互作用する。
冷凍ユニットに使用されたときの自己引込み及び減衰デバイス10の利点は、引き出しガイドによって案内された引出し要素が安全に引き込まれることが確実になることである。この方法で、ここに示されていない冷凍ユニットのドアが、完全に引き込まれていない引出し要素と接触して、適切に閉じることができないことが確実に防止される。
1 本体レール
2 取付けブラケット
3 外部の活動体
4 本体
5 側壁
6 内部空間
7 ドアシール
8 更なるレール
9 同期ユニット
10 自己引込み及び減衰デバイス
11 ハウジング
110 固定手段
111 切開部
112 第1のガイドカーブ
112a 傾斜した端部区域
113 第2のガイドカーブ
113a 傾斜した端部区域
113b パーキング区域
113c 回避区域
114 通路
115 スリーブ
116 戻り止め手段
117 切開部
118 切開部
119 切開部
12 第1のドライバ
120 ガイドピン
121 ドライバフォーク
122 バネ用のフォーク
123 内部の活動体
13 エネルギー格納ユニット
14 引張りバネ
140 バネヘッド
15 圧縮バネ
16 連結キャリッジ
160 引張りバネガイド
161 バネ用のフォーク
162 圧縮バネの受け部
163 ピン
17 第2のドライバ
170 ガイドピン
171 ドライバフォーク
172 ボールヘッド用の受け部
173 バネランス
18 減衰要素
180 ピストンロッド
181 ボールヘッド
A 第1の区域
B 第2の区域

Claims (15)

  1. 第1の区間(A)と第2の区間(B)を含む変位経路を移動可能な第1のドライバ(12)と第2のドライバ(17)を有する引出し要素用の自己引込み及び減衰デバイス(10)であって、第1のドライバは外部の活動体(3)と係合する第1のドライバフォーク(121)を有して、第1のガイドカーブ(112)に変位可能に案内され、第2のドライバは第2のガイドカーブ(113)に変位可能に案内され、ドライバ(12、17)の一方は減衰要素(18)に連結され、他方のドライバ(12、17)はエネルギー格納ユニット(13)に連結され、2つのドライバ(12、17)は第1の区間(A)にて一緒に結合されている、自己引込み及び減衰デバイス(10)において、
    第1のドライバ(12)はエネルギー格納ユニット(13)に連結され、第2のドライバ(17)は減衰要素(18)に連結され、引込み動作の第1の区間(A)にてエネルギー格納ユニット(13)と減衰要素(18)は外部の活動体(3)に引込み力を与え、引込み動作の第2の区間(B)にてエネルギー格納ユニット(13)のみが外部の活動体(3)に引込み力を与える、自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  2. 前記第1のドライバ(12)が完全に引き込まれた位置で、外部の活動体(3)は第2の区間(B)に位置する、請求項1に記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  3. 前記第2のドライバ(17)は第1のドライバ(12)の内部の活動体(123)と協働する第2のドライバフォーク(171)を有して、2つのドライバ(12、17)を互いに連結する、請求項1又は2に記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  4. 第1の区間(A)内にて第1のドライバ(12)は、第2のドライバ(17)の第2のドライバフォーク(171)内の内部の活動体(123)と係合して、2つのドライバ(12、17)を連結し、第1の区間(A)にて第2のドライバ(17)は第2のガイドカーブ(113)によって案内されて、変位経路の第2の区間(B)の端部区域(113a)にてドライバ(12、17)間の連結が解除される、請求項3に記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  5. 第2のガイドカーブ(113)は、第2の区間(B)にて傾斜した端部区域(113a)を有し、傾斜した端部区域(113a)は第1のガイドカーブ(112)に対して外方を向く、請求項4に記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  6. 傾斜した端部区域(113a)に戻り止め手段(116)が配置され、該戻り止め手段(116)は端部区域(113a)にて第2のドライバ(17)を固定する、請求項5に記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  7. 前記エネルギー格納ユニット(13)は、少なくとも1つの引張りバネ(14)及び/又は少なくとも1つの圧縮バネ(15)を有する、請求項1乃至5の何れかに記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  8. 前記エネルギー格納ユニット(13)は、1つの引張りバネ(14)と1つの圧縮バネ(15)を有し、両バネは自己引込み及び減衰デバイス(10)のハウジング(11)上を変位可能に案内される連結キャリッジ(16)を介して互いに接続される、請求項7に記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  9. 第2の区間(B)の長さは、第1のドライバ(12)の全変位経路の30%から35%の間である、請求項1乃至8の何れかに記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  10. 減衰要素(18)は線形ダンパである、請求項1乃至9の何れかに記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  11. 第2のガイドカーブ(113)は主案内方向に対して斜めに延びた回避区域(113c)を有して、第2のドライバ(17)の主案内方向に斜めに延びた方向への回避動作を可能にする、請求項1乃至10の何れかに記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  12. 第2のドライバ(17)は該ドライバの移行路内に突出するバネランス(173)を有して、回避動作中の第2のドライバ(17)の復元力を与える、請求項11に記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  13. 第2のガイドカーブ(113)の少なくとも1つの縁部は複数の区間にて可撓性を有するように構成されて、主案内方向を横切る方向への第2のドライバ(17)の回避移動を可能にしている、請求項1乃至10の何れかに記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  14. 前記第2のガイドカーブ(113)は自己引込み及び減衰デバイス(10)のハウジング(11)の壁に形成され、第2のガイドカーブ(113)に隣接した壁内の区間にて切開部(118)が存在する、請求項13に記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)。
  15. 引出し要素に作用する請求項1乃至14の何れかに記載の自己引込み及び減衰デバイス(10)を備えた、少なくとも1つの引出し要素を備えた家具又は屋内器具。
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