JP6958205B2 - 歩行訓練システム - Google Patents

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本発明は、歩行訓練者の歩行訓練を行う歩行訓練システムに関する。
歩行訓練者が歩行を行うトレッドミルと、歩行訓練者に装着された装具を上方に引張する引張手段と、引張手段の引張力を制御する制御手段と、を備える歩行訓練システムが知られている(特許文献1参照)。
特許第5936233号公報
例えば、トレッドミルが定速である場合、歩行訓練者がトレッドミルの基準位置から大きく後退することもある。この場合、歩行訓練者の訓練継続が困難となるため、その継続性が低下する。上記歩行訓練システムにおいては、引張手段によって訓練歩行者を基準位置に近付けるように上方へ引張ることで、訓練を継続することも可能である。しかし、歩行訓練者が引張手段の引張力に頼り過ぎてしまうと、訓練効果が低下するという背反が生じる。さらに、歩行訓練者の歩行レベルが様々であることも、上記事情を複雑にしている。したがって、歩行訓練の継続性と訓練効果の低下抑制とを、各歩行訓練者の歩行レベルに合わせて、両立したいという要望がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、歩行訓練の継続性と訓練効果の低下抑制とを、各歩行訓練者の歩行レベルに合わせて、両立できる歩行訓練システムを提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
歩行訓練者が歩行を行うトレッドミルと、
前記歩行訓練者の脚部又は胴部に装着される装具と、
前記歩行訓練者の装具を上方に引張する引張手段と、
前記引張手段の引張力を制御する制御手段と、
を備える歩行訓練システムであって、
前記制御手段は、
前記歩行訓練者が前記トレッドミル上を歩行している間、該歩行訓練者が前記トレッドミルの基準位置から所定距離以上離れた場合、該歩行訓練者を前記基準位置に近付けるように、前記引張手段の引張力を制御し、
前記歩行訓練者の歩行訓練量、前記歩行訓練システムに設定される前記歩行訓練者の歩行訓練レベル、及び前記トレッドミルの速度、のうちの少なくとも1つの量が、所定量よりも大きい場合、前記所定距離を増加させる、
歩行訓練システム
である。
本発明によれば、歩行訓練の継続性と訓練効果の低下抑制とを、各歩行訓練者の歩行レベルに合わせて、両立できる歩行訓練システムを提供することができる。
本発明の実施形態1に係る歩行訓練システムの概略的な構成を示す図である。 トレッドミルの基準位置を示す図である。 所定距離を上方から見た図である。 本発明の実施形態1に係る歩行訓練システムの制御方法を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る歩行訓練システムの概略的な構成を示す図である。
本実施形態1に係る歩行訓練システム1は、歩行訓練者が歩行を行うトレッドミル2と、フレーム本体3と、歩行訓練者の脚部又は胴部に装着される装具4と、歩行訓練者の装具4を上方に引張する引張装置5と、引張装置5の引張力を制御する制御装置6と、を備えている。
トレッドミル2は、リング状のベルト21をモータなどにより回転させる。ユーザは、ベルト21上に乗り該ベルト21の移動に応じて歩行を行い、その歩行訓練を行う。トレッドミル2は、歩行訓練者の歩行負荷を調整するために、ベルト21の傾斜角度を調整して、ベルト21を上り傾斜状態及び下り傾斜状態にする傾斜機構を有している。
フレーム本体3は、トレッドミル2上に立設されている。歩行訓練者は、脚部又は胴体に、例えば、ベルトなどの装具4を装着している。
引張装置5は、引張手段の一具体例である。引張装置5は、フレーム本体3の上辺中間付近に設けられている。ワイヤー51の一端は、歩行訓練者の脚部又は胴部に装着された装具4に接続されている。引張装置5は、ワイヤー51を介して、歩行訓練者を上方に引張する。
引張装置5は、例えば、ワイヤー51を巻取り及び巻き戻す機構、該機構を駆動するモータ、などから構成されている。巻取り及び巻き戻す機構には、ワイヤー51を巻取り及び巻き戻し時の回転量を検出する回転センサが設けられている。引張装置5は、ワイヤー51を介して歩行訓練者を上方に引張することで、歩行訓練者の自重による負荷を軽減する。
制御装置6は、制御手段の一具体例である。制御装置6は、引張装置5の引張力と、トレッドミル2の駆動と、を夫々制御する。制御装置6は、例えば、演算処理、制御処理等と行うCPU(Central Processing Unit)61、CPU61によって実行される演算プログラム、制御プログラム等や、各種のデータなどを記憶するメモリ62、外部と信号の入出力を行うインターフェイス部(I/F)63、などからなるマイクロコンピュータを中心にして、ハードウェア構成されている。CPU61、メモリ62及びインターフェイス部63は、データバスなどを介して相互に接続されている。
フレーム本体3には、訓練指示、訓練メニュー、歩行訓練情報(歩行訓練量など)、歩行訓練者の歩行訓練レベル、トレッドミル2の速度、生体情報等)などの情報を表示する表示部7が設けられている。表示部7は、例えば、タッチパネルとして構成されており、歩行訓練者は表示部7を介して各種の情報を入力できる。例えば、歩行訓練者は、表示部7を介して制御装置6に、例えば、歩行訓練量、歩行訓練レベル、トレッドミル2の速度などを入力する。
ところで、トレッドミルが定速である場合、歩行訓練者がトレッドミルの基準位置から大きく後退することもある。この場合、歩行訓練者の訓練継続が困難となるため、その継続性が低下する。引張装置によって訓練歩行者を基準位置に近付けるように上方へ引張ることで、訓練を継続することも可能である。しかし、歩行訓練者が引張装置5の引張力に頼り過ぎてしまうと、訓練効果が低下するという背反が生じる。さらに、歩行訓練者の歩行レベルが様々であることも、上記事情を複雑にしている。したがって、歩行訓練の継続性と訓練効果の低下抑制とを、各歩行訓練者の歩行レベルに合わせて、両立したいという要望がある。
これに対し、本実施形態1に係る歩行訓練システム1において、制御装置6は、歩行訓練者がトレッドミル2上を歩行している間、歩行訓練者がトレッドミル2の基準位置から所定距離以上離れた場合、歩行訓練者を基準位置に近付けるように、引張装置5の引張力を制御する。制御装置6は、歩行訓練者の歩行訓練量、歩行訓練システム1に設定される歩行訓練者の歩行訓練レベル、及びトレッドミル2の速度、のうちの少なくとも1つの量が、所定量よりも大きい場合、上記所定距離を増加させる。
本実施形態1に係る歩行訓練システム1によれば、歩行訓練者がトレッドミル2の基準位置から所定距離以上離れた場合、歩行訓練者を基準位置に近付けるように、引張装置5の引張力を制御する。これにより、歩行訓練者は、基準位置に近付き易くなり、歩行訓練の継続性が維持される。
また、歩行訓練者がトレッドミル2の基準位置から所定距離以上離れていない場合、引張装置5の引張力を付加しない。これにより、基準位置から所定距離以内では、歩行訓練者は引張装置5の引張力に頼ることなく、自力で歩行を行う。したがって、その歩行の訓練効果が維持できる。
さらに、歩行訓練者の歩行訓練量、歩行訓練システム1に設定される歩行訓練者の歩行訓練レベル、及びトレッドミル2の速度、のうちの少なくとも1つの量が、所定量よりも大きい場合、所定距離を増加させる。これにより、歩行訓練者の歩行訓練量、歩行訓練レベル、及びトレッドミル2の速度、のうちの少なくとも1つの量が大きい場合、所定距離を増加させることで、歩行訓練者がトレッドミル2上の基準位置に復帰し難くなる。このため、歩行訓練者の歩行レベルに合わせて、上記歩行訓練の継続性と訓練効果の維持との両立を実現できる。すなわち、歩行訓練の継続性と訓練効果の低下抑制とを、各歩行訓練者の歩行レベルに合わせて両立できる。
図2は、トレッドミルの基準位置を示す図である。
トレッドミル2の基準位置Sとは、例えば、歩行訓練者が、トレッドミル2上で、安全に歩行を行う位置であり、トレッドミル2の前後方向の略中央位置である。トレッドミル2の基準位置Sは、例えば、引張装置5の位置Sから鉛直下方向へ伸ばした直線とトレッドミル2とが交わる点となっている。トレッドミル2の基準位置Sは、例えば、予めメモリ62などに設定され、歩行訓練者、歩行指導者などが任意に設定変更できる。
制御装置6は、回転量センサにより検出された回転量に基づいて引張装置5のワイヤー51の巻取量を算出する。制御装置6は、算出した引張装置5のワイヤー51の巻取量と、ワイヤー51の全長と、に基づいて、引張装置5の位置Sから装具4の位置Sまでのワイヤー51の長さlsを算出する。上記ワイヤー51の全長は、例えば、予めメモリ62などに設定されている。
制御装置6は、引張装置5の位置Sから鉛直下方向へ装具4の高さまでの距離hと、算出した引張装置5の位置Sから装具4の位置Sまでのワイヤー51の長さlsと、に基づいて、歩行訓練者の位置とトレッドミル2の基準位置Sとの距離R(以下、歩行訓練者距離Rと称す)を算出する。例えば、歩行訓練者の位置を装具4の位置(中心位置など)Sとする。上記引張装置5の位置Sから鉛直下方向へ装具4の高さまでの距離hは、例えば、予めメモリ62などに設定されている。
制御装置6は、歩行訓練者がトレッドミル2上を歩行している間、算出した歩行訓練者距離Rが所定距離Rs以上になったと判断した場合、歩行訓練者を基準位置Sに近付けるように、引張装置5の引張力を制御する。例えば、引張装置5が、所定の引張力fでワイヤー51を上方へ引張することで、引張力fの垂直成分f1によって歩行訓練者の自重による負荷を軽減しつつ、引張力fの水平成分f2により、歩行訓練者を基準位置Sへ戻すことができる。なお、所定距離Rsは、例えば、予めメモリ62などに設定され、歩行訓練者、歩行指導者などが任意に設定変更できる。
制御装置6は、上述の如く、歩行訓練者の歩行訓練量、歩行訓練システム1に設定される歩行訓練者の歩行訓練レベル、及びトレッドミル2の速度、のうちの少なくとも1つの量が、所定量よりも大きい場合、所定距離Rsを増加させる。
制御装置6は、歩行訓練者の歩行訓練量が、所定量よりも大きい場合、メモリ62に設定された所定距離Rsを増加させる。歩行訓練量とは、例えば、歩行訓練者が歩行訓練システム1を用いて歩行訓練を行った歩行訓練時間や歩行訓練回数などである。上記歩行訓練量は、例えば、表示部7などを介して制御装置6に入力されてもよく、制御装置6が自動的に歩行訓練者の歩行訓練量(歩行訓練時間など)を計測し、メモリ62などに記憶していてもよい。
上記所定量は、例えば、症状の重い人や歩行訓練未経験者を基準にして、基準位置Sからずれを検出後、ワイヤー51に引張力を加えることで歩行訓練者のトレッドミル2から転落やフレーム本体3への衝突を防止できる範囲で実験的に設定される。上記所定量は、例えば、予めメモリ62に設定されており、歩行訓練者、訓練指導者などが任意に設定変更できる。
制御装置6は、例えば、歩行訓練者の歩行訓練量が、所定量よりも大きい場合、メモリ62に設定された所定距離Rsに所定係数を乗算することで、所定距離Rsを増加させる。所定係数は、予めメモリ62に設定され、歩行訓練者や訓練指導者などが任意に設定できる。
図3は、所定距離を上方から見た図である。制御装置6は、歩行訓練者の歩行訓練量が、所定量よりも大きい場合、所定距離Rsを増加させ、所定距離Rs1に設定変更する。
制御装置6は、歩行訓練者の歩行訓練レベルが、所定量よりも大きい場合、メモリ62に設定された所定距離Rsを増加させてもよい。歩行訓練者の歩行訓練レベルは、例えば、歩行訓練者による歩行訓練システム1の習熟度を示すもので、L1〜L10などで示される。歩行訓練者の歩行訓練レベルは、例えば、メモリ62になどに予め設定されている。
制御装置6は、トレッドミル2の速度が、所定量よりも大きい場合、メモリ62に設定された所定距離Rsを増加させてもよい。制御装置6は、例えば、トレッドミル2のモータの回転を検出するセンサの値に基づいて、トレッドミル2の速度を算出する。
さらに、制御装置6は、歩行訓練者の歩行訓練量、歩行訓練レベル、及びトレッドミルの速度が大きくなるに従がって、メモリ62に設定された所定距離Rsを増加させてもよい。
図4は、本実施形態1に係る歩行訓練システムの制御方法を示すフローチャートである。
所定距離Rsが、メモリ62に設定される(ステップS101)。
制御装置6は、メモリ62に記憶された歩行訓練者の歩行訓練時間Tを読み出す(ステップS102)。
制御装置6は、歩行訓練時間Tに補正係数Rhを乗算することで位置補正値RTを算出する(ステップS103)。
位置補正値RT=歩行訓練時間T×補正係数Rh
補正係数Rhは、例えば、予めメモリ62などに設定されている。
歩行訓練者の歩行訓練レベルLが制御装置6に設定される(ステップS104)。
制御装置6は、所定距離Rsに算出した位置補正値RTを加算することで、増加させた所定距離Rs1を算出する(ステップS105)。
所定距離Rs1=所定距離Rs+位置補正値RT
制御装置6は、歩行訓練レベルLに補正係数Rlを乗算することで位置補正値RLを算出する(ステップS106)。
位置補正値RL=歩行訓練レベルL×補正係数Rl
補正係数Rlは、例えば、予めメモリ62などに設定されている。
制御装置6は、上記(ステップS104)で算出した所定距離Rs1に、上記位置補正値RLを加算することで、増加させた所定距離Rs2を算出する(ステップS107)。
所定距離Rs2=所定距離Rs1+位置補正値RL
制御装置6は、トレッドミル2を駆動させ、歩行訓練を開始する(ステップS108)。
制御装置は、歩行訓練者距離Rが所定距離Rs2以上であるか否かを判断する(ステップS109)。
制御装置6は、歩行訓練者距離Rが所定距離Rs2以上であると判断した場合(ステップS109のYES)、歩行訓練者を基準位置Sに近付けるように、引張装置5の引張力を制御する(ステップS110)。
以上、本実施形態1に係る歩行訓練システム1において、歩行訓練者がトレッドミル2上を歩行している間、歩行訓練者がトレッドミル2の基準位置から所定距離以上離れた場合、歩行訓練者を基準位置に近付けるように、引張装置5の引張力を制御し、歩行訓練者の歩行訓練量、歩行訓練システム1に設定される歩行訓練者の歩行訓練レベル、及びトレッドミル2の速度、のうちの少なくとも1つの量が、所定量よりも大きい場合、上記所定距離を増加させる。これにより、歩行訓練の継続性と訓練効果の低下抑制とを、各歩行訓練者の歩行レベルに合わせて両立できる。
実施形態2
本発明の実施形態2において、制御装置6は、基準位置Sに対する歩行訓練者の相対速度に応じて、所定距離Rsを変更してもよい。制御装置6は、例えば、算出した歩行訓練者距離Rに基づいて、フレーム本体3に対する歩行訓練者の相対速度を算出する。
例えば、制御装置6は、歩行訓練者の相対速度が所定速度以上となったと判断した場合(基準位置Sに対する歩行訓練者の位置ずれが急激に進んだ場合)、所定距離Rsを減少させてもよい。なお、基準位置Sから離れる方向を正方向とする。
歩行訓練者が急停止し、歩行訓練者の相対速度が所定速度以上となった場合などに、所定距離Rsを小さくすることで、早い段階で歩行訓練者を基準位置Sに戻す引張力を付加することができる。
なお、本実施形態2において、他の構成は上記実施形態1と略同一であるため、同一部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
本発明は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記実施形態において、制御装置6は、歩行訓練者距離Rと所定距離Rsとを比較することで、歩行訓練者を基準位置Sに近付けるように引張装置5の引張力を制御しているがこれに限定されない。制御装置6は、引張装置5の位置Sから基準位置Sにおける装具4の位置までのワイヤー51の長さと、現在のワイヤー51の長さと、を比較することで、歩行訓練者を基準位置Sに近付けるように引張装置5の引張力を制御してもよい。
上記実施形態において、制御装置6は、引張装置5のワイヤー51の巻取量に基づいて歩行訓練者距離Rを算出しているが、これに限定されない。
例えば、制御装置6は、トレッドミル2に設けられた荷重センサの荷重値に基づいて距離Rを算出してもよい。トレッドミル2には、複数の荷重センサが設けられている。制御装置6は、各荷重センサにより検出された荷重値に基づいて、トレッドミル2上の歩行訓練者の位置を算出する。制御装置6は、算出した歩行訓練者の位置と、トレッドミル2の基準位置Sと、に基づいて、歩行訓練者距離Rを算出する。
制御装置6は、カメラにより撮影されたトレッドミル2上を歩行する歩行訓練者の画像に基づいて、所定距離Rsを算出してもよい。制御装置6は、カメラにより撮影されたトレッドミル2上を歩行する歩行訓練者の画像に対して画像処理を行って、歩行訓練者の位置と、トレッドミル2の基準位置Sと、を特定し、その間の歩行訓練者距離Rを算出する。
上記実施形態において、制御装置6は、算出した歩行訓練者距離Rが前方側へ所定距離Rs以上になったと判断した場合、歩行訓練者を基準位置Sに近付けるように、引張装置5の引張力を制御すると共に、トレッドミル2の速度を低下させる制御、及び、トレッドミル2のベルト21を昇り傾斜状態にする制御、のうち少なくとも1つの制御を行ってもよい。これにより、より迅速に歩行訓練者を基準位置Sへ戻すことができる。
上記実施形態において、制御装置6は、算出した歩行訓練者距離Rが後方側へ所定距離Rs以上になったと判断した場合、歩行訓練者を基準位置Sに近付けるように、引張装置5の引張力を制御すると共に、トレッドミル2の速度を増加させる制御、及び、トレッドミル2のベルト21を下り傾斜状態にする制御、のうち少なくとも1つの制御を行ってもよい。これにより、より迅速に歩行訓練者を基準位置Sへ戻すことができる。
上記実施形態において、単一の引張装置5がフレーム本体3の上部中間付近に設けられ、この引張装置5によって、歩行訓練者の装具4を上方に引張する構成であるが、これに限定されない。例えば、引張装置5が、フレーム本体3の上部前後付近に1つずつ設けられ、1対の引張装置5によって、歩行訓練者の装具4を上方に引張する構成であってもよい。前方の引張装置5は、歩行訓練者の装具4を前方かつ上方に引張する。同時に後方の引張装置5は、歩行訓練者の装具4を後方かつ上方に引張する。
1 歩行訓練システム、2 トレッドミル、3 フレーム本体、4 装具、5 引張装置、6 制御装置、7 表示部、21 ベルト、51 ワイヤー

Claims (1)

  1. 歩行訓練者が歩行を行うトレッドミルと、
    前記歩行訓練者の脚部又は胴部に装着される装具と、
    前記歩行訓練者の装具を上方に引張する引張手段と、
    前記引張手段の引張力を制御する制御手段と、
    を備える歩行訓練システムであって、
    前記制御手段は、
    前記歩行訓練者が前記トレッドミル上を歩行している間、該歩行訓練者が前記トレッドミルの基準位置から前方へ所定距離以上離れた場合、又は、該歩行訓練者が前記トレッドミルの基準位置から後方へ所定距離以上離れた場合、該歩行訓練者を前記基準位置に近付けるように、前記引張手段の引張力を制御し、
    前記歩行訓練者の歩行訓練量、前記歩行訓練システムに設定される前記歩行訓練者の歩行訓練レベル、及び前記トレッドミルの速度、のうちの少なくとも1つの量が、所定量よりも大きい場合、前記所定距離を増加させる、
    歩行訓練システム。
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