JP6956175B2 - 二環式ヘテロアリール誘導体 - Google Patents

二環式ヘテロアリール誘導体 Download PDF

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Description

本発明は、式Iの化合物:
Figure 0006956175

(式中、
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
Xは、CH又はNであり;
mは、1、2又は3であり;
nは、1、2又は3であり;
−( )は、−(CH−であり;
Arは、
Figure 0006956175

(式中、
は、水素、メチル又はクロロであり;
は、水素又はメチルであり;
は、F、Cl、CHF又はCFである)
から選択される5員ヘテロアリール基である)
又はその薬学的に活性のある酸付加塩に関する。
ここに、式Iで示される本化合物は、γ−セクレターゼのモジュレーターであり、それらは、脳におけるβ−アミロイドの沈着に関連する疾患(特に、アルツハイマー病、ならびに脳アミロイド血管症、オランダ型の遺伝性アミロイド性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、及びダウン症候群等のその他の疾患)を処置又は予防するために有用であり得ることが見出されている。
アルツハイマー病(AD)は、晩年における認知症の最も一般的な原因である。病理生理学的には、ADは、細胞外斑におけるアミロイドの沈着、及び脳における細胞内神経原線維変化により特徴付けられる。アミロイド斑は、一連のタンパク質分解的切断工程によってβ−アミロイド前駆体タンパク質(APP)に由来するアミロイドペプチド(Aβペプチド)で主に構成される。APPの幾つかの形態が同定されており、そのうち最も量が多いのは、695、751及び770アミノ酸長のタンパク質である。これらはすべて、ディファレンシャルスプライシングを通して単一の遺伝子から生じる。Aβペプチドは、APPの同じドメインに由来する。
Aβペプチドは、β−及びγ−セクレターゼと呼ばれる2つのタンパク質分解酵素が逐次作用することを通してAPPから生成される。β−セクレターゼは、まず、膜貫通ドメイン(TM)の直ぐ外側のAPPの細胞外ドメインを切断して、TM及び細胞質のドメインを含有するAPPのC末端断片(CTFβ)を生成する。CTFβは、TM内の幾つかの隣接する位置を切断してAβペプチド及び細胞質断片を生成するγ−セクレターゼの基質である。γ−セクレターゼによって媒介される様々なタンパク質分解的切断は、異なる鎖長のAβペプチド(例えば、Aβ38、Aβ40及びAβ42)を生じさせる。後者は、神経毒性凝集体を形成するその強い傾向から、より病原的なアミロイドペプチドであると考えられる。
β−セクレターゼは、典型的なアスパルチルプロテアーゼである。γ−セクレターゼは、4つの必須サブユニット:プレセニリン(PS1及びPS2を含むPS)、ニカストリン、前咽頭欠損(anterior pharynx defective)1(APH−1)、及びプレセニリンエンハンサー2(PEN−2)からなる高分子量複合体である。解像度3.4Åにおけるヒトγ−セクレターゼの原子構造は、既に公開されている(X. Bai, C. Yan, G. Yang, P. Lu, D. Ma, L. Sun, R. Zhou, S. H. W. Scheres, Y. Shi, Nature 2015, 525, pages 212 - 217。プレセニリンは、触媒部位を有しており、そして、ポリトピックな膜タンパク質のTM内の基質を切断し、そして、ポリトピックな膜タンパク質自体である非定型アスパルチルプロテアーゼの群を表す。γ−セクレターゼの他の必須成分であるニカストリン並びにaph1及びpen−2遺伝子の産物は、基質の認識及び動員に関与していると考えられる。γ−セクレターゼの証明されている基質はAPP及びNotch受容体ファミリーのタンパク質であるが、γ−セクレターゼは緩い基質特異性を有し、そして、APP及びNotchに無関係の多くの更なる膜タンパク質が、インビトロでγ−セクレターゼによって切断されると報告されている。
γ−セクレターゼ活性は、Aβペプチドの生成に絶対必要である。これは、遺伝的手段(すなわち、プレセニリン遺伝子の除去)及び低分子量阻害性化合物の両方によって示されている。ADについてのアミロイドカスケード仮説によれば、Aβの生成及び沈着が疾患の第一原因である。したがって、γ−セクレターゼの選択的かつ強力な阻害は、ADの予防及び処置に有用であり得ると考えられた。
別の処置様式は、γ−セクレターゼ活性を調節し、その結果、Aβ42生成を選択的に低減することである。これによって、凝集及び斑形成の能力がないか又は低く、そして、神経毒性がないか低い、Aβ38、Aβ37又はその他等のより短いAβアイソフォームが増加するであろう。γ−セクレターゼ活性の調節に対してこの効果を示す化合物は、特定の非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)及び関連するアナログを含む(Weggen et al. Nature, 414 (2001) 212-16)。
したがって、本発明の化合物は、脳へのβ−アミロイドの沈着に関連する疾患、具体的には、アルツハイマー病、並びに脳アミロイド血管症、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、及びダウン症候群等の他の疾患の処置又は予防に有用であろう。
多数の文献、例えば、以下の刊行物にγ−セクレターゼの調節に関する現在の知見が記載されている:
Figure 0006956175
式Iの化合物については以下の定義を使用する:
本明細書で使用するとき、用語「低級アルキル」は、1〜7個の炭素原子を含有する飽和の直鎖又は分枝鎖の基、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、i−ブチル、2−ブチル、t−ブチル等を意味する。好ましいアルキル基は、1〜4個の炭素原子を有する基である。
本明細書で使用するとき、用語「ハロゲンによって置換されている低級アルキル」は、少なくとも1個の水素原子がハロゲンによって置き換えられている、上に定義した通りのアルキル基、例えば、CF、CHF、CHF、CHFCF、CHCHF2、CHCHF、CHC(CHCF、CHCFCF、CH(CF、CHCF、(CHCF、(CHCF、CH(CH)CF、CFCF等を意味する。好ましい基はCFである。
用語「低級アルコキシ」は、O原子を介して結合している、上に定義した通りの低級アルキル基を意味する。
用語「ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ」は、少なくとも1個の水素原子がハロゲンによって置き換えられている、上に定義した通りの低級アルコキシ基を意味する。
用語「ハロゲン」は、塩素、ヨウ素、フッ素、及び臭素を意味する。
用語「薬学的に許容し得る酸付加塩」は、無機酸及び有機酸、例えば、塩酸、硝酸、硫酸、リン酸、クエン酸、ギ酸、フマル酸、マレイン酸、酢酸、コハク酸、酒石酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等との塩を包含する。
本発明の目的は、式Iの化合物、アルツハイマー病、脳アミロイド血管症、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、又はダウン症候群を処置するための医薬を調製するためのこのような化合物の使用、このような化合物の製造、及び本発明に係る式Iの化合物に基づく医薬である。
本発明の更なる目的は、式Iの化合物の光学的に純粋な鏡像異性体、ラセミ体、又はジアステレオ混合物のすべての形態である。
本発明の一目的は、式I−1の化合物、
Figure 0006956175

(式中、
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
Xは、CH又はNであり;
mは、1、2又は3であり;
nは、1、2又は3であり;
は、水素、メチル又はクロロであり;
は、水素又はメチルであり;
−( )は、−(CH−である)
又はその薬学的に活性のある酸付加塩、例えば、以下の化合物
N−[3−(ジフルオロメトキシ)−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−フルオロ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[4−(3−クロロ−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−フルオロ−4−(5−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−フルオロ−4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[4−(3−クロロ−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−フルオロ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
5−[[4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]−2−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾニトリル
4−(3−フルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
4−(4−フルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[3−(ジフルオロメトキシ)−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
4−(3,5−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン、又は
N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−4−フェニル−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
である。
本発明の1つの更なる目的は、式I−2の化合物、
Figure 0006956175

(式中、
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
Xは、CH又はNであり;
mは、1、2又は3であり;
nは、1、2又は3であり;
は、F、Cl、CHF又はCFであり;
−( )は、−(CH−である)
又はその薬学的に活性のある酸付加塩、例えば、以下の化合物
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[6−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−メトキシ−3−ピリジル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−フルオロ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
2−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−[[4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]ベンゾニトリル
2−[4−(ジフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]−5−[[4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]ベンゾニトリル
N−[3−クロロ−4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
2−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−[[4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]ベンゾニトリル
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−フルオロ−フェニル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[6−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−メトキシ−3−ピリジル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[4−(4−フルオロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,5−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2−アミン
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2−アミン、又は
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−3の化合物、
Figure 0006956175

(式中、
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
Xは、CH又はNであり;
mは、1、2又は3であり;
nは、1、2又は3であり;
−( )は、−(CH−である)
又はその薬学的に活性のある酸付加塩、例えば、以下の化合物
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン
N−[3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−フルオロ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
5−[[4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]−2−(2−メチルオキサゾール−5−イル)ベンゾニトリル
N−[5−フルオロ−6−(2−メチルオキサゾール−5−イル)−3−ピリジル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン、又は
4−(4−フルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−4の化合物、
Figure 0006956175

(式中、
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
Xは、CH又はNであり;
mは、1、2又は3であり;
nは、1、2又は3であり;
−( )は、−(CH−である)
又はその薬学的に活性のある酸付加塩、例えば、以下の化合物
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(1−メチルピラゾール−4−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−5の化合物、
Figure 0006956175

(式中、
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
Xは、CH又はNであり;
mは、1、2又は3であり;
nは、1、2又は3であり;
−( )は、−(CH−である)
又はその薬学的に活性のある酸付加塩、例えば、以下の化合物
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−6の化合物、
Figure 0006956175

(式中、
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
Xは、CH又はNであり;
mは、1、2、又は3であり;
nは、1、2、又は3であり;
−( )は、−(CH−である)
又はその薬学的に活性のある酸付加塩、例えば、以下の化合物
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[4−(4−メチルトリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
である。
本発明の更なる目的は、以下の式の化合物
Figure 0006956175

(式中、
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
Xは、CH又はNであり;
nは、1、2又は3であり;
Arは、
Figure 0006956175

(Rは、水素、メチル又はクロロであり;
は、水素又はメチルであり;
は、F、Cl、CHF又はCFである)
から選択される5員ヘテロアリール基である)
又はその薬学的に活性のある酸付加塩である。
式Iの本化合物及びその薬学的に許容し得る塩は、当技術分野において公知の方法、例えば、下記プロセスによって調製することができ、該プロセスは、
a)式9の化合物
Figure 0006956175

を、式10−bの化合物
Figure 0006956175

と反応させて、式Iの化合物
Figure 0006956175

(式中、置換基は、上記の意味を有する)にし、そして、
必要に応じて、得られた化合物を薬学的に許容し得る酸付加塩に変換することを含む。
より詳細には、式Iの化合物及びその中間体は、スキーム1〜3及び48の具体例の説明によって調製することができる。
一般的な合成スキーム
m=1であるIa型の誘導体の一般的な合成
Figure 0006956175

スキーム1に従って作製される一般式Ia(m=1)の誘導体の調製。市販されている置換アニリン2をジフェニルシアノカルボンイミダート3に求核付加することによって、標的化合物の合成を開始して、高い収率で中間体4を得た。保護されているアルコール部分を含有する求電子性[2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロピラン]でN−アルキル化して、化合物5を得た。ヒドラジンと反応させて、対応するトリアゾール6を得た。標準的な酸性条件下でテトラヒドロピラン(THP)基によって保護されているアルコールを脱保護して、ほぼ定量的な収率で7を与えたが、これは8を形成する光延反応のためのアルコール前駆体である。8と式10−aのブロモ誘導体とのブッフバルトカップリングによって、最終化合物Iaを与えた。あるいは、8とのザントマイヤー反応によって汎用中間体ブロモトリアゾール9を得た。これは、様々な10−b型のアニリンと容易にブッフバルト型反応して、同様に式Iaの最終生成物を与えることができる。
m=2であるIb型の誘導体の一般的な合成
Figure 0006956175

スキーム2に従って作製される一般式Ib(m=2)の誘導体の調製。市販されている置換アニリン2をジフェニルシアノカルボンイミダート3に求核付加することによって、標的化合物の合成を開始して、高い収率で中間体4を得た。保護されているアルコール部分を含有する求電子性[2−(3−ブロモプロポキシ)テトラヒドロピラン]でN−アルキル化して、化合物11を得た。ヒドラジンと反応させて、対応するトリアゾール12を得た。標準的な酸性条件下でテトラヒドロピラン(THP)基によって保護されているアルコールを脱保護して、ほぼ定量的な収率で13を与えたが、これは14を形成する光延反応のためのアルコール前駆体である。14と式10−aのブロモ誘導体とのブッフバルトカップリングによって、最終化合物Ibを与えた。あるいは、14のザントマイヤー反応によって汎用中間体ブロモトリアゾール15を得た。これは、様々な10−b型のアニリンと容易にブッフバルト型反応して、同様に式Ibの最終生成物を与えることができる。
m=3であるIc型の誘導体の一般的な合成
Figure 0006956175

スキーム3に従って作製される一般式Ic(m=3)の誘導体の調製。市販されている置換アニリン2をジフェニルシアノカルボンイミダート3に求核付加することによって、標的化合物の合成を開始して、高い収率で中間体4を得た。保護されているアルコール部分を含有する求電子性[2−(4−ブロモブトキシ)テトラヒドロピラン]でN−アルキル化して、化合物16を得た。ヒドラジンと反応させて、対応するトリアゾール17を得た。標準的な酸性条件下でテトラヒドロピラン(THP)基によって保護されているアルコールを脱保護して、ほぼ定量的な収率で18を与えたが、これは19を形成する光延反応のためのアルコール前駆体である。19と式10−aのブロモ誘導体とのブッフバルトカップリングによって、最終化合物Icを与えた。あるいは、19のザントマイヤー反応によって汎用中間体ブロモトリアゾール20を得た。これは様々な10−b型のアニリンと容易にブッフバルト型反応して、式Icの最終生成物を与えることができる。
複素環ハロゲン化物は、市販されているか、文献において公知であるので当技術分野において公知の方法によって調製することができるか、あるいは明細書に記載の通り調製することができる。
下記試験に従って化合物について調べた。
γ−セクレターゼアッセイの説明
細胞γ−セクレターゼアッセイ
Swedish二重突然変異(K595N/M596L)を有するヒトAPP695を過剰発現しているヒト神経膠腫H4細胞を、96ウェルプレートの10% FCS、0.2mg/L ハイグロマイシンBを含有しているIMDM培地中に30,000細胞/ウェル/100μLでプレーティングし、そして、37℃、5% COでインキュベートした。
プレーティングの3〜4時間後、化合物を培地で希釈し、そして、1.5倍濃縮物として50μLを添加して最終濃度にする。24時間化合物をインキュベートする。最終用量は、典型的には、1/2対数ずつ(half-log steps)4μMから0.0013μMに及び、その結果、8点の用量応答曲線が得られる。
ビヒクルのみ及び参照化合物を使用する適切な対照をこのアッセイに適用した。MeSOの最終濃度は0.4%であった。
37℃、5% COでインキュベートした後、AlphaLisaアッセイキット(Human Amyloid beta 1-42 Kit: Cat# AL203C, Perkin Elmer)を用いて、上清を分泌されたAβ42の定量に供した。細胞培養上清20μLをアッセイプレートに移した。次いで、AlphaLisaカップリング捕捉抗体及びビオチン化検出抗体の混合物10μLを添加し、そして、アッセイプレートを穏やかに振盪しながら室温で3時間インキュベートした。ドナービーズ 20μLを更に添加した後、アッセイプレートを直接光に曝露することなく一定振盪しながら、室温で30分間インキュベートした。次いで、680nmで励起し、そして、570nmで発光する内臓プログラムを使用して、Paradigm AlphaLisa Readerでアッセイプレートを読み取った。
次いで、測定されたシグナルを使用して、XLfit 5.3ソフトウェア(IDBS)を使用して非線形回帰当てはめ分析によって、Aβ42分泌の阻害についてのEC 50 を計算した。
以下のリストに、Aβ42分泌の阻害に関するすべての化合物のデータ(μM)を記載する:
Figure 0006956175
式Iの化合物及び式Iの化合物の薬学的に許容し得る塩は、医薬として、例えば、医薬製剤の形態で使用され得る。医薬製剤は、例えば錠剤、コーティング錠剤、糖衣錠、硬及び軟ゼラチンカプセル剤、液剤、乳剤又は懸濁剤の形態で、経口投与されることができる。しかし投与はまた、例えば坐剤の形態で直腸内に、例えば注射液の形態で非経口的に実施され得る。投与はまた、例えば経皮投与の形態で局所的に、又は点眼又は点耳液の形態で実施され得る。
式Iの化合物は、医薬製剤を製造するために、薬学的に不活性な無機又は有機担体と共に加工され得る。乳糖、トウモロコシデンプン又はその誘導体、タルク、ステアリン酸又はその塩等が、例えば、錠剤、コーティング錠剤、糖衣錠及び硬ゼラチンカプセル剤のためのそのような担体として使用され得る。軟ゼラチンカプセル剤のための適切な担体は、例えば、植物油、ロウ、脂肪、半固体及び液体ポリオール類等である。しかし、活性物質の性質に応じて、軟ゼラチンカプセル剤の場合は、通常担体を必要としない。液剤及びシロップ剤の製造に適切な担体は、例えば、水、ポリオール類、グリセリン、植物油等である。坐剤に適切な担体は、例えば、天然又は硬化油、ロウ、脂肪、半液体又は液体のポリオール類等である。
医薬製剤は更に、保存料、可溶化剤、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、甘味料、着色料、香味料、浸透圧を変化させるための塩、緩衝剤、マスキング剤又は酸化防止剤を含有することができる。これらはまた、更に他の治療上価値のある物質を含有することができる。
式Iの化合物又はその薬学的に許容し得る塩、及び治療上不活性な担体を含有する医薬はまた、1種以上の式Iの化合物及び/又は薬学的に許容し得る酸付加塩と、所望により、1種以上の他の治療上価値のある物質とを、1種以上の治療上不活性な担体と共に、ガレヌス製剤投与形態にすることを含む、それらの製造のための方法と同様に、本発明の目的である。
本発明によると、式Iの化合物、ならびに薬学的に許容され得るその塩は、アルツハイマー病のようなAβ42分泌の阻害に基づく疾患の制御又は防止に有用である。
投与量は、広い範囲内で変化させることができ、そして当然ながら各特定の症例における個々の要求に適合させる必要があろう。経口投与の場合には、成人の投与量は、1日に約0.01mg〜約1000mgの一般式Iの化合物、又は対応する量のその薬学的に許容し得る塩と変化させることができる。1日投与量は、1回用量として又は分割用量で投与されてもよく、加えて、必要性が示される場合、上限を超えることもできる。
錠剤の処方(湿式顆粒化)
項目 成分 mg/錠剤
5 25 100 500
1. 式Iの化合物 5 25 100 500
2. 無水乳糖DTG 125 105 30 150
3. Sta−Rx 1500 6 6 6 30
4. 微結晶性セルロース 30 30 30 150
5. ステアリン酸マグネシウム 1 1 1 1
合計 167 167 167 831
製造手順
1.項目1、2、3及び4を混合し、精製水と共に造粒する。
2.顆粒を50℃で乾燥させる。
3.顆粒を適切な粉砕装置に通す。
4.項目5を加え、3分間混合し、適切な成形機で圧縮する。
カプセル剤の処方
項目 成分 mg/カプセル剤
5 25 100 500
1. 式Iの化合物 5 25 100 500
2. 含水乳糖 159 123 148 −−−
3. トウモロコシデンプン 25 35 40 70
4. タルク 10 15 10 25
5. ステアリン酸マグネシウム 1 2 2 5
合計 200 200 300 600
製造手順
1.項目1、2及び3を適切なミキサーで30分間混合する。
2.項目4及び5を加え、3分間混合する。
3.適切なカプセルに充填する。
実験の部
以下の実施例は、本発明の例示のため提供される。これらは、本発明の範囲を限定するものではなく、単にその代表例として考慮されるべきである。
概要
分析法
HPLC(方法 LCMS_fastgradient)
カラム:Agilent Zorbax Eclipse Plus C18、Rapid Resolution HT、2.1×30mm、1.8μm、Part.no. 959731-902
溶媒A:水 0.01%ギ酸; 溶媒B:アセトニトリル(MeCN)
勾配:
Figure 0006956175
略語
以下の略語は、実験の部で使用された:
THF=テトラヒドロフラン;
TBME=メチル−tert−ブチルエーテル;
DMF=ジメチルホルムアミド;
TLC=薄層クロマトグラフィー;
RT=室温、20〜25℃。
中間体の調製
9型の中間体(スキーム1に従って)
Figure 0006956175
中間体9−1:
2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール
Figure 0006956175
工程1: 3,4−ジフルオロアニリン(3.00g、23.20mmol)及びジフェニル シアノカルボンイミダート(5.53g、23.20mmol)を、2−プロパノール(64.00mL)に溶解した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。粗生成物を真空下で蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(Hept:EtOAc 100:0〜50:50)により精製して、(Z)−フェニル N’−シアノ−N−(3,4−ジフルオロフェニル)カルバムイミダートを白色の固体として得た(5.00g、79%)。MS(ES+)m/z:274.1 [M+H]
工程2: DMF(180mL)中の2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(5.74g、4.15mL、27.40mmol)、(Z)−フェニル N’−シアノ−N−(3,4−ジフルオロフェニル)カルバムイミダート(5.00g、18.30mmol)及びKCO(5.06g、36.60mmol)の溶液を、85℃で一晩加熱した。追加量の2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(5.74g、4.15mL、27.40mmol)及びKCO(5.06g、36.60mmol)を加え、反応物を100℃でさらに8時間、次に75℃で一晩撹拌した。反応混合物を室温まで冷やし、飽和NHCl水溶液に注ぎ、生成物をEtOAcで3回抽出した。有機層を合わせ、水で、次にブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして真空下で蒸発させた。次に、残留物を(Hept:EtOAc 100:0〜70:30)を用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、(Z)−フェニル N’−シアノ−N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)エチル)カルバムイミダートを黄色の油状物として得た(1.75g、24%)。MS(ES+) m/z:402.2 [M+H]
工程3: メタノール(12mL)中の(Z)−フェニル N’−シアノ−N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)エチル)カルバムイミダート(1.75g、4.36mmol)の溶液に、HO中の25%ヒドラジン水和物(873mg、864.00μl、4.36mmol)を加えた。反応混合物を35℃で1時間撹拌し、次に真空下で蒸発させて、N3−(3,4−ジフルオロフェニル)−N3−(2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)エチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3,5−ジアミン(1.79g、91%)を与え、これをさらに精製することなく次の工程にそのまま用いた。MS (ES+) m/z:340.2 [M+H]
工程4: 粗 N3−(3,4−ジフルオロフェニル)−N3−(2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)エチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3,5−ジアミン(1.79g、5.27mmol)を、2M HCl水溶液(9mL)とメタノール(43mL)の混合物中に溶解した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、真空下で濃縮した。残留物をEtOAcで希釈し、NaHCO水溶液で洗浄した。有機層をNaSOで乾燥させ、生成物をコンビフラッシュクロマトグラフィー(CHCl:MeOH 100:0〜90:10)により精製して、2−((5−アミノ−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ)エタノールを白色の固体として得た(0.39g、29%)。MS (ES+) m/z:256.2 [M+H]
工程5: 2−((5−アミノ−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ)エタノール(50.00mg、196μmol)及びトリフェニルホスフィン(154mg、588μmol)のTHF(4mL)溶液に、DEAD(70mg、64μl、392μmol)を加え、反応物を室温で24時間撹拌した。反応物を50℃でさらに7時間撹拌し、次に追加量のトリフェニルホスフィン(154mg、588μmol)、DEAD(70mg、64μl、392μmol)及びTHF(4mL)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌するにまかせた。混合物をEtOAcで希釈し、水及びブラインで3回洗浄した;有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして真空下で蒸発させた。粗生成物を、コンビフラッシュクロマトグラフィー(CHCl:MeOH 100:0〜90:10)を用いて精製して、4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2−アミンを白色の固体として得た(7.2mg、15%)。MS (ES+) m/z:238.1 [M+H]
工程6: tert−ブチル ニトリル(232mg、268μl、2.0mmol)及び臭化銅(452mg、96μl、2.0mmol)を、CHCN(40mL)中で合わせ、60℃で撹拌した後、CHCN(40mL)中の4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2−アミン(140mg、590μmol)の溶液を滴下した。反応混合物を75℃で2時間撹拌し、真空下で濃縮し、1M HClで希釈し、そしてEtOAcで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして真空下で蒸発させた。粗生成物をコンビフラッシュクロマトグラフィー(Hept:EtOAc 100:0〜50:50)により精製して、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール(0.12g、69%)をオフホワイトの固体として得た。MS (ES+) m/z:301.0及び303.0 [M+H]。(Br同位体)。
中間体9−2:
2−ブロモ−4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール
Figure 0006956175

中間体9−1の調製と同様にし、4−(トリフルオロメチル)アニリンから出発して、中間体2−ブロモ−4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール(9−2)0.12gを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:333.0及び335.0 [M+H]。(Br同位体)
中間体9−3:
2−ブロモ−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール
Figure 0006956175

中間体9−1の調製と同様にし、2,3,4−トリフルオロアニリンから出発して、中間体2−ブロモ−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール(9−3) 0.12gを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:319.0及び321.0 [M+H]。(Br同位体)
15型の中間体
Figure 0006956175
中間体15−1:
2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
Figure 0006956175

工程1: 3,4−ジフルオロアニリン(3.00g、23.20mmol)及びジフェニル シアノカルボンイミダート(5.53g、23.20mmol)を、2−プロパノール(64.00mL)中に溶解した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。粗生成物を真空下で蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(Hept:EtOAc 100:0〜50:50)により精製して、(Z)−フェニル N’−シアノ−N−(3,4−ジフルオロフェニル)カルバムイミダートを白色の固体として得た(5.00g、79%)。MS (ES+) m/z:274.1 [M+H]
工程2: DMF(200mL)中の(Z)−フェニル N’−シアノ−N−(3,4−ジフルオロフェニル)カルバムイミダート(17.69g、64.70mmol)、2−(3−ブロモプロポキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(22.80g、17.10mL、97.10mmol)及びKCO(17.90g、129.00mmol)の溶液を、85℃で一晩加熱した。反応混合物を真空下で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(Hept:EtOAc 90:10〜50:50)により精製して、3−シアノ−1−(3,4−ジフルオロフェニル)−2−フェニル−1−(3−テトラヒドロピラン−2−イルオキシプロピル)イソウレアを白色の固体として得た(26.90g、49%)。MS (ES+) m/z:416.2 [M+H]
工程3: MeOH(70mL)中の(Z)−フェニル N’−シアノ−N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)プロピル)カルバムイミダート(10.20g、24.60mmol)の溶液に、水中の25%ヒドラジン水和物(4.92g、4.87mL、24.60mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(CHCl:MeOH 99:1〜92.5:7.5)により精製して、N3−(3,4−ジフルオロフェニル)−N3−(3−テトラヒドロピラン−2−イルオキシプロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3,5−ジアミンを無色の泡状物として得た(8.68g、78%)。MS (ES+) m/z:354.2 [M+H]
工程4: MeOH(150mL)中のN3−(3,4−ジフルオロフェニル)−N3−(3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3,5−ジアミン(6.75g、19.10mmol)の溶液に、続いて2M HCl水溶液(30mL)を加えた。反応混合物を室温で90分間撹拌し、真空下で濃縮した。残留物をEtOAcで希釈し、NaHCO水溶液で洗浄した。有機層をNaSOで乾燥させ、生成物をコンビフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−(N−(5−アミノ−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3,4−ジフルオロ−アニリノ)プロパン−1−オールを白色の固体として得た(5.14g、95%)。MS (ES+) m/z:270.1 [M+H]
工程5: −15/−20℃で、DMF(90mL)中の3−((5−アミノ−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ)プロパン−1−オール(4.55g、16.90mmol)の溶液に、トリフェニルホスフィン(6.65g、25.30mmol)を加えた。混合物を−15/−20℃で15分間、次に−30℃で撹拌し、DEAD(4.55g、4.10mL、25.30mmol)を20分かけて滴下した。混合物を−30℃で90分間撹拌した。水を反応混合物に加え、次に真空下で濃縮し、そして生成物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで1回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして真空下で蒸発させた。粗生成物をシリカクロマトグラフィー(CHCl:MeOH 99:1〜96:4)を用いて精製して、4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミンを白色の固体として得た(3.41g、80%)。MS (ES+) m/z:252.1 [M+H]
工程6: 60℃で、CHCN(150mL)中の亜硝酸tert−ブチル(1.01g、1.17mL、8.86mmol)及び臭化銅(1.98g、420μl、8.86mmol)の黒色の溶液に、CHCN(50mL)中の4−(3,4−ジフルオロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン(1.63g、5.90mmol,)を滴下した。添加後、反応混合物を75℃に加熱し、そして30分間撹拌した。反応混合物を真空下で濃縮し、1M HCl(2mL)で希釈し、そしてEtOAcで3回抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をクロマトグラフィー(CHCl:MeOH 99.5:0.5)により精製して、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンを淡黄色の固体として得た(1.86g、82%)。MS (ES+) m/z:315.0及び317.0 [M+H]。(Br同位体)。
中間体15−2:
2−ブロモ−4−(3,5−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
Figure 0006956175

中間体15−1の調製と同様にし、3,5−ジフルオロアニリンから出発して、中間体2−ブロモ−4−(3,5−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン234mg(15−2)を白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:315.0及び317.0 [M+H]。(Br同位体)。
中間体15−3:
2−ブロモ−4−(3−フルオロ−4−メチル−フェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
Figure 0006956175

中間体15−1の調製と同様にし、3−フルオロ−4−メチル−アニリンから出発して、中間体2−ブロモ−4−(3−フルオロ−4−メチル−フェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン662mg(15−3)を淡黄色の油状物として調製した。MS (ES+) m/z:311.0及び313.0 [M+H]。(Br同位体)。
中間体15−4:
2−ブロモ−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
Figure 0006956175

中間体15−1の調製と同様にし、2,3,4−トリフルオロアニリンから出発して、中間体2−ブロモ−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン134mg(15−4)を淡褐色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:333.0及び335.0 [M+H]。(Br同位体)。
中間体15−5:
2−ブロモ−4−(3−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
Figure 0006956175

中間体15−1の調製と同様にし、3−フルオロアニリンから出発して、中間体2−ブロモ−4−(3−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン210mg(15−5)を淡黄色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:297.0及び299.0 [M+H]。(Br同位体)。
中間体15−6:
2−ブロモ−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
Figure 0006956175

中間体15−1の調製と同様にし、4−フルオロアニリンから出発して、中間体2−ブロモ−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン1.11g(15−6)を淡黄色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:297.0及び299.0 [M+H]。(Br同位体)。
中間体15−7:
2−ブロモ−4−フェニル−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
Figure 0006956175

中間体15−1の調製と同様にし、アニリンから出発して、中間体2−ブロモ−4−フェニル−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン240mg(15−7)を白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:279.0及び281.0 [M+H]。(Br同位体)。
20型の中間体
Figure 0006956175
中間体20−1:
2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン
Figure 0006956175
工程1: 3,4−ジフルオロアニリン(3.00g、23.20mmol)及びジフェニル シアノカルボンイミダート(5.53g、23.20mmol)を、2−プロパノール(64.00mL)中に溶解した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。粗生成物を真空下で蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(Hept:EtOAc 100:0〜50:50)により精製して、(Z)−フェニル N’−シアノ−N−(3,4−ジフルオロフェニル)カルバムイミダートを白色の固体として得た(5.00g、79%)。MS (ES+) m/z:274.1 [M+H]
工程2: DMF(350mL)中の(Z)−フェニル N’−シアノ−N−(3,4−ジフルオロフェニル)カルバムイミダート(10.0g、36.6mmol)、2−(3−ブロモブトキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(13.30g、54.90mmol)及びKCO(10.10g、73.20mmol)の溶液を、85℃で一晩加熱した。反応混合物を真空下で濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(Hept:EtOAc 90:10〜50:50)により精製して、3−シアノ−1−(3,4−ジフルオロフェニル)−2−フェニル−1−(4−テトラヒドロピラン−2−イルオキシブチル)イソウレアを無色の油状物として得た(5.31g、34%)。MS (ES+) m/z:430.2 [M+H]
工程3: MeOH(40mL)中の3−シアノ−1−(3,4−ジフルオロフェニル)−2−フェニル−1−(4−テトラヒドロピラン−2−イルオキシブチル)イソウレア(5.29g、12.30mmol)の溶液に、水中の25%ヒドラジン水和物(2.47g、2.44mL、12.30mmol)を加えた。反応混合物を室温で7時間撹拌し、蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(CHCl:MeOH 99:1〜92.5:7.5)により精製して、N3−(3,4−ジフルオロフェニル)−N3−(3−テトラヒドロピラン−2−イルオキシブチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3,5−ジアミンを無色の油状物として得た(3.54g、78%)。MS (ES+) m/z:368.2 [M+H]
工程4: MeOH(85mL)中のN3−(3,4−ジフルオロフェニル)−N3−(3−テトラヒドロピラン−2−イルオキシブチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3,5−ジアミン(3.50g、9.53mmol)の溶液に、2M HCl水溶液(17mL)を加えた。反応混合物を室温で90分間撹拌し、真空下で濃縮した。残留物をEtOAcで希釈し、NaHCO水溶液で洗浄した。有機層をNaSOで乾燥させ、生成物をコンビフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、4−(N−(5−アミノ−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3,4−ジフルオロ−アニリノ)ブタン−1−オールを白色の固体として得た(2.51g、93%)。MS (ES+) m/z:284.1 [M+H]
工程5: 0℃で、THF中の0.5Mシアノメチレントリメチルホスホラン(8.47mL、4.24mmol)を、0℃でTHF(120mL)中の4−((5−アミノ−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ)ブタン−1−オール(1.00g、3.53mmol)の溶液に15分以内に滴下し、室温で一晩撹拌した。混合物を真空下で濃縮し、粗生成物をEtOAcで希釈し、そして水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、そして真空下で蒸発させた。粗生成物をシリカクロマトグラフィー(CHCl:MeOH 99:1〜96:4)を用いて精製し、4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミンを白色の固体として得た(0.2g、21%)。MS (ES+) m/z:266.1 [M+H]
工程6: 60℃で、CHCN(15mL)中の亜硝酸tert−ブチル(115mg、0.13mL、1.01mmol)及び臭化銅(225mg、47.7μl、1.01mmol)の黒色の溶液に、CHCN(25mL)中の4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン(178mg、0.671mmol)を滴下した。添加後、反応混合物を75℃に加熱し、そして30分間撹拌した。反応混合物を真空下で濃縮し、1M HCl(2mL)で希釈し、そしてEtOAcで3回抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をクロマトグラフィー(CHCl:MeOH 99.5:0.5)により精製して、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピンを淡黄色の油状物として得た(0.13g、58%)。MS (ES+) m/z:329.0及び331.0 [M+H]。(Br同位体)。
一般手順1: Buchwaldカップリング反応
1,4−ジオキサン中の中間体8、9、14、15、19又は20の溶液に、1.5当量の中間体10を加えた。反応混合物を脱気し(degased)、Pd(OAc)(0.2当量)、Xantphos(0.25当量)及び炭酸セシウム(2.0当量)を加えた。反応の完了(通常、0.5と8時間の間)まで、反応混合物を100℃で加熱し、真空下で濃縮した。精製を、カラムクロマトグラフィー又は逆相分取HPLCのいずれかにより行って、所望の生成物を与えた。
実施例1
N−[3−(ジフルオロメトキシ)−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び3−(ジフルオロメトキシ)−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物80mgを淡黄色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:475.2 [(M+H)]。
実施例2
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物61mgを淡黄色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:439.2 [(M+H)]。
実施例3
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び3−メトキシ−4−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]アニリンから、標記化合物62mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:492.2 [(M+H)]。
実施例4
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)アニリンから、標記化合物35mgを淡黄色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:438.4 [(M+H)]。
実施例5
N−[6−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−メトキシ−3−ピリジル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン(15−1の前駆体として記載)及び5−ブロモ−2−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−ピリジンから、標記化合物16mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:459.1 [(M+H)]。
実施例6
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−アニリンから、標記化合物10mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:458.1 [(M+H)]。
実施例7
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン(20−1)及び3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)アニリンから、標記化合物7.5mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:453.2 [(M+H)]。
実施例8
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン(20−1)及び3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物11mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:453.3 [(M+H)]。
実施例9
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン(20−1)及び4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−アニリンから、標記化合物7mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:472.1 [(M+H)]。
実施例10
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン(20−1)及び3−メトキシ−4−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]アニリンから、標記化合物10mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:505.4 [(M+H)]。
実施例11
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−フルオロ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び3−フルオロ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物16mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:427.3 [(M+H)]。
実施例12
N−[4−(3−クロロ−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び4−(3−クロロ−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−メトキシ−アニリンから、標記化合物9mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:459.1 [(M+H)]。
実施例13
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−フルオロ−4−(5−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び3−フルオロ−4−(5−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物6mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:427.2 [(M+H)]。
実施例14
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−フルオロ−4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び3−フルオロ−4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物4mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:413.1 [(M+H)]。
実施例15
N−[3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−4)及び3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)アニリンから、標記化合物10mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:457.3 [(M+H)]。
実施例16
N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−4)及び3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物10mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:457.2 [(M+H)]。
実施例17
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−4)及び4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−アニリンから、標記化合物7mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:476.1 [(M+H)]。
実施例18
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−フルオロ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−フルオロ−アニリンから、標記化合物11mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:446.1 [(M+H)]。
実施例19
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−フルオロ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン(15−1の前駆体)及び5−(4−ブロモ−2−フルオロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾールから、標記化合物16mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:427.2 [(M+H)]。
実施例20
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(1−メチルピラゾール−4−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び3−メトキシ−4−(1−メチルピラゾール−4−イル)アニリンから、標記化合物11mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:438.2 [(M+H)]。
実施例21
N−[4−(3−クロロ−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−フルオロ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び4−(3−クロロ−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−フルオロ−アニリンから、標記化合物6mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:447.2 [(M+H)]。
実施例22
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)アニリンから、標記化合物6mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:409.2 [(M+H)]。
実施例23
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン(15−1の前駆体)及び1−(4−ブロモフェニル)−4−クロロ−イミダゾールから、標記化合物12mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:428.2 [(M+H)]。
実施例24
2−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−[[4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]ベンゾニトリル
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン(15−1の前駆体)及び5−ブロモ−2−(4−クロロイミダゾール−1−イル)ベンゾニトリルから、標記化合物20mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:453.2 [(M+H)]。
実施例25
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン(15−1の前駆体)及び5−(4−ブロモ−2−メトキシ−フェニル)−3−メチル−1H−ピラゾールから、標記化合物11mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:438.3 [(M+H)]。
実施例26
2−[4−(ジフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]−5−[[4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]ベンゾニトリル
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン(15−1の前駆体)及び5−ブロモ−2−[4−(ジフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]ベンゾニトリルから、標記化合物25mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:469.2 [(M+H)]。
実施例27
5−[[4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]−2−(2−メチルオキサゾール−5−イル)ベンゾニトリル
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン(15−1の前駆体)及び5−ブロモ−2−(2−メチルオキサゾール−5−イル)ベンゾニトリルから、標記化合物4mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:434.2 [(M+H)]。
実施例28
N−[3−クロロ−4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン(15−1の前駆体)及び1−(4−ブロモ−2−クロロ−フェニル)−4−クロロ−イミダゾールから、標記化合物23mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:462.3 [(M+H)]。
実施例29
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物8mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:409.2 [(M+H)]。
実施例30
5−[[4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]−2−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾニトリル
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び5−アミノ−2−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾニトリルから、標記化合物10mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:434.3 [(M+H)]。
実施例31
4−(3−フルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−5)及び3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物23mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:421.2 [(M+H)]。
実施例32
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−5)及び4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−アニリンから、標記化合物29mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:440.2 [(M+H)]。
実施例33
4−(4−フルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−6)及び3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物21mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:421.2 [(M+H)]。
実施例33
4−(4−フルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−6)及び3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物21mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:421.2 [(M+H)]。
実施例34
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−6)及び4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−アニリンから、標記化合物34mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:440.1 [(M+H)]。
実施例35
2−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−[[4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]ベンゾニトリル
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−6の前駆体)及び5−ブロモ−2−(4−クロロイミダゾール−1−イル)ベンゾニトリルから、標記化合物36mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:435.2 [(M+H)]。
実施例36
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−フルオロ−フェニル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−6)及び4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−フルオロ−アニリンから、標記化合物36mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:428.2 [(M+H)]。
実施例37
N−[3−(ジフルオロメトキシ)−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−6)及び3−(ジフルオロメトキシ)−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物30mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:457.2 [(M+H)]。
実施例38
N−[6−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−メトキシ−3−ピリジル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−6)及び6−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−メトキシ−ピリジン−3−アミンから、標記化合物23mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:441.2 [(M+H)]。
実施例39
N−[5−フルオロ−6−(2−メチルオキサゾール−5−イル)−3−ピリジル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−6の前駆体)及び5−(5−ブロモ−3−フルオロ−2−ピリジル)−2−メチル−オキサゾールから、標記化合物15mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:409.2 [(M+H)]。
実施例40
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[4−(4−フルオロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び4−(4−フルオロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−アニリンから、標記化合物24mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:442.2 [(M+H)]。
実施例41
4−(3,5−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,5−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−2)及び3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物16mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:439.2 [(M+H)]。
実施例42
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,5−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,5−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−2)及び4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−アニリンから、標記化合物15mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:458.2 [(M+H)]。
実施例43
4−(4−フルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−6)及び3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)アニリンから、標記化合物13mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:421.2 [(M+H)]。
実施例44
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール(9−2)及び4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−アニリンから、標記化合物17mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:476.2 [(M+H)]。
実施例45
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール(9−3)及び4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−アニリンから、標記化合物32mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:462.2 [(M+H)]。
実施例46
N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール(9−1)及び4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−アニリンから、標記化合物11mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:444.2 [(M+H)]。
実施例47
4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[4−(4−メチルトリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−1)及び4−(4−メチルトリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物20mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:409.2 [(M+H)]。
実施例48
N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−4−フェニル−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
Figure 0006956175

一般手順1を用いて、2−ブロモ−4−フェニル−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(15−7)及び3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アニリンから、標記化合物11mgを白色の固体として調製した。MS (ES+) m/z:403.1 [(M+H)]。

Claims (19)

  1. 式Iの化合物
    Figure 0006956175

    (式中、
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    Xは、CH又はNであり;
    mは、1、2又は3であり;
    −( ) は、−(CH−であり;
    nは、1、2又は3であり;
    Arは、下式
    Figure 0006956175

    (式中、
    は、水素、メチル又はクロロであり;
    は、水素又はメチルであり;
    は、F、Cl、CHF又はCFである)
    から選択される5員ヘテロアリール基である)
    又はその薬学的に許容し得る酸付加塩。
  2. 式I−1の化合物
    Figure 0006956175

    (式中、
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    Xは、CH又はNであり;
    mは、1、2又は3であり;
    nは、1、2又は3であり;
    は、水素、メチル又はクロロであり;
    は、水素又はメチルであり;
    −( )−は、−(CH−である)
    又はその薬学的に許容し得る酸付加塩である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容し得る酸付加塩
  3. 請求項2記載の式I−1の化合物であって、
    N−[3−(ジフルオロメトキシ)−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−フルオロ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[4−(3−クロロ−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−フルオロ−4−(5−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−フルオロ−4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[4−(3−クロロ−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−フルオロ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    5−[[4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]−2−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾニトリル
    4−(3−フルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    4−(4−フルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[3−(ジフルオロメトキシ)−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    4−(3,5−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン、又は
    N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル)フェニル]−4−フェニル−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    である化合物。
  4. 式I−2の化合物
    Figure 0006956175

    (式中、
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    Xは、CH又はNであり;
    mは、1、2又は3であり;
    nは、1、2又は3であり;
    は、F、Cl、CHF又はCFであり;
    −( ) は、−(CH−である)
    又はその薬学的に許容し得る酸付加塩である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容し得る酸付加塩
  5. 請求項4記載の式I−2の化合物であって、
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[6−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−メトキシ−3−ピリジル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−[4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン
    N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−フルオロ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    2−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−[[4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]ベンゾニトリル
    2−[4−(ジフルオロメチル)イミダゾール−1−イル]−5−[[4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]ベンゾニトリル
    N−[3−クロロ−4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    2−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−[[4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]ベンゾニトリル
    N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−フルオロ−フェニル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[6−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−5−メトキシ−3−ピリジル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[4−(4−フルオロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,5−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2−アミン
    N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2−アミン、又は
    N−[4−(4−クロロイミダゾール−1−イル)−3−メトキシ−フェニル]−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2−アミン
    である化合物。
  6. 式I−3の化合物
    Figure 0006956175

    (式中、
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    Xは、CH又はNであり;
    mは、1、2又は3であり;
    nは、1、2又は3であり;
    −( ) は、−(CH−である)
    又はその薬学的に許容し得る酸付加塩である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容し得る酸付加塩
  7. 請求項6記載の式I−3の化合物であって、
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a][1,3]ジアゼピン−2−アミン
    N−[3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−4−(2,3,4−トリフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−フルオロ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    5−[[4−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]アミノ]−2−(2−メチルオキサゾール−5−イル)ベンゾニトリル
    N−[5−フルオロ−6−(2−メチルオキサゾール−5−イル)−3−ピリジル]−4−(4−フルオロフェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン、又は
    4−(4−フルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(2−メチルオキサゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    である化合物。
  8. 式I−4の化合物
    Figure 0006956175

    (式中、
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    Xは、CH又はNであり;
    mは、1、2、又は3であり;
    nは、1、2、又は3であり;
    −( ) は、−(CH−である)
    又はその薬学的に許容し得る酸付加塩である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容し得る酸付加塩
  9. 請求項8記載の式I−4の化合物であって、
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(1−メチルピラゾール−4−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    である化合物。
  10. 式I−5の化合物
    Figure 0006956175

    (式中、
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    Xは、CH又はNであり;
    mは、1、2、又は3であり;
    nは、1、2、又は3であり;
    −( ) は、−(CH−である)
    又はその薬学的に許容し得る酸付加塩である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容し得る酸付加塩
  11. 請求項10記載の式I−5の化合物であって、
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[3−メトキシ−4−(3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    である化合物。
  12. 式I−6の化合物
    Figure 0006956175

    (式中、
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    そして、nが2又は3である場合、Rは異なっていてもよく;
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、CN、低級アルコキシ、又はハロゲンによって置換されている低級アルコキシであり;
    Xは、CH又はNであり;
    mは、1、2、又は3であり;
    nは、1、2、又は3であり;
    −( ) は、−(CH−である)
    又はその薬学的に許容し得る酸付加塩である、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容し得る酸付加塩
  13. 請求項12記載の式I−6の化合物であって、
    4−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−[4−(4−メチルトリアゾール−1−イル)フェニル]−6,7−ジヒドロ−5H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−アミン
    である化合物
  14. 請求項1記載の式Iの化合物を調製するプロセスであって、
    a)式9の化合物
    Figure 0006956175

    を、式10−bの化合物
    Figure 0006956175

    と反応させて式Iの化合物
    Figure 0006956175

    (式中、 、R 、X、m、−( ) −、n及びArは、請求項1に定義された通りである)にし、そして、
    必要に応じて、得られた化合物を薬学的に許容し得る酸付加塩に変換することを含むプロセス。
  15. 請求項1〜13のいずれか一項記載の1つ以上の化合物と薬学的に許容し得る賦形剤とを含む医薬。
  16. アルツハイマー病、脳アミロイド血管症、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、又はダウン症候群を処置するための請求項15記載の医薬。
  17. アルツハイマー病、脳アミロイド血管症、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、又はダウン症候群を処置するための医薬を製造するための請求項1〜13のいずれか一項記載の化合物の使用。
  18. 治療活性物質として用いるための、請求項1〜13のいずれか一項記載の化合物。
  19. アルツハイマー病、脳アミロイド血管症、オランダ型アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、又はダウン症候群を処置するための請求項1〜13のいずれか一項記載の化合物。
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