JP6955400B2 - 製氷装置 - Google Patents

製氷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6955400B2
JP6955400B2 JP2017166786A JP2017166786A JP6955400B2 JP 6955400 B2 JP6955400 B2 JP 6955400B2 JP 2017166786 A JP2017166786 A JP 2017166786A JP 2017166786 A JP2017166786 A JP 2017166786A JP 6955400 B2 JP6955400 B2 JP 6955400B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
axis
inspection shaft
coil spring
compression coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017166786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019045040A (ja
Inventor
俊二 齋藤
俊二 齋藤
学 坂本
学 坂本
裕司 丸山
裕司 丸山
英雄 下平
英雄 下平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP2017166786A priority Critical patent/JP6955400B2/ja
Priority to US16/116,941 priority patent/US20190063812A1/en
Priority to CN201810999905.2A priority patent/CN109425162A/zh
Priority to DE102018121169.4A priority patent/DE102018121169A1/de
Publication of JP2019045040A publication Critical patent/JP2019045040A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6955400B2 publication Critical patent/JP6955400B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C1/00Producing ice
    • F25C1/10Producing ice by using rotating or otherwise moving moulds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C5/00Working or handling ice
    • F25C5/02Apparatus for disintegrating, removing or harvesting ice
    • F25C5/04Apparatus for disintegrating, removing or harvesting ice without the use of saws
    • F25C5/06Apparatus for disintegrating, removing or harvesting ice without the use of saws by deforming bodies with which the ice is in contact, e.g. using inflatable members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C1/00Producing ice
    • F25C1/22Construction of moulds; Filling devices for moulds
    • F25C1/24Construction of moulds; Filling devices for moulds for refrigerators, e.g. freezing trays
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C5/00Working or handling ice
    • F25C5/18Storing ice
    • F25C5/182Ice bins therefor
    • F25C5/187Ice bins therefor with ice level sensing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2305/00Special arrangements or features for working or handling ice
    • F25C2305/022Harvesting ice including rotating or tilting or pivoting of a mould or tray
    • F25C2305/0221Harvesting ice including rotating or tilting or pivoting of a mould or tray rotating ice mould
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25C2700/02Level of ice
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25C2700/12Temperature of ice trays

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Description

本発明は、製氷皿に連結されたカム歯車のカム面によって検氷軸を駆動する製氷装置に関するものである。
冷蔵庫に搭載される製氷装置は、貯水用凹部が上向きに配置された製氷皿と、上下方向と交差する方向に延在する軸線周りに製氷皿を回転駆動する駆動ユニットを有している。駆動ユニットは、製氷皿に連結されたカム歯車に加えて、カム歯車のカム面によって回転駆動される検氷軸と、検氷軸をカム面に向けて付勢する圧縮コイルバネとを有しており、検氷レバーは、カム歯車に連動する検氷軸と一体に回転し、検氷動作を行う(特許文献1参照)。特許文献1に記載の製氷装置において、カム歯車および検氷軸等を支持する支持部材には、圧縮コイルバネの一方端と対向する位置に、切り欠きが設けられた隔壁が形成されており、検氷軸を組み込む際、検氷軸の軸線方向の位置を調整してバネ係合部と切り欠きとの位置合わせを行った後、検氷軸を軸線周りに回転させる。その結果、バネ係合部は、切り欠きを通り抜けて圧縮コイルバネの一方端に当接し、圧縮コイルバネを圧縮させる。
特開2001−165539号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、検氷軸を組み込む際、検氷軸の軸線方向の位置を調整してバネ係合部と切り欠き(圧縮コイルバネ)との位置合わせを行う必要があるため、多大な手間がかかる。また、検氷軸のバネ係合部と圧縮コイルバネとの間に位置ずれが発生しやすく、極端な場合、バネ係合部が圧縮コイルバネの端部を上方から抑えつけた状態で検氷軸が組み込まれることもある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、駆動ユニットに用いた付勢部材に対して検氷軸を適正かつ容易に組み込むことのできる製氷装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る製氷装置は、貯水用凹部が上向きに配置された製氷皿と、上下方向と交差する方向に延在する第1軸線周りに前記製氷皿を回転駆動する駆動ユニットと、を有し、前記駆動ユニットは、前記製氷皿に連結されたカム歯車と、検氷レバーが連結され、前記カム歯車のカム面によって回転駆動される検氷軸と、前記検氷軸を前記カム面に向けて付勢する付勢部材と、前記カム歯車、前記検氷軸、および前記付勢部材を支持する支持部材と、を有し、前記支持部材は、前記検氷軸を組み込んで前記付勢部材を弾性変形させる際に、前記検氷軸の軸線である第2軸線方向の一方側から前記検氷軸の外周面から突出した凸部に当接して前記第2軸線方向における前記検氷軸の位置を規定するストッパを有し、前記付勢部材は、前記第2軸線と交差する方向に軸線方向を向けた圧縮コイルバネであり、前記検氷軸の外周面からは、前記ストッパによって位置が規定された状態で前記第2軸線周りに回転させた際に前記圧縮コイルバネの一方端に当接して前記圧縮コイルバネを圧縮させるバネ係合部が突出し、前記支持部材は、前記圧縮コイルバネの前記一方端と対向する位置に切り欠きが設けられた隔壁を備え、前記バネ係合部と前記切り欠きとは、前記ストッパによって位置が規定された状態では、前記第2軸線方向において位置合わせされ、前記ストッパによって位置が規定された位置で前記検氷軸を前記第2軸線周りに回転させた際、前記凸部は、前記ストッパから外れるとともに、前記バネ係合部は、前記切り欠きを通り抜けて前記圧縮コイルバネの前記一方端に当接することを特徴とする。
本発明において、検氷軸を組み込んで付勢部材を弾性変形させる際に、検氷軸は、支持部材のストッパによって第2軸線方向の位置が規定される。このため、検氷軸を第2軸線方向の位置を調整しながら検氷軸と付勢部材との位置を合わせる必要がないので、検氷軸を容易かつ効率よく行うことができる。また、検氷軸を組み込む際、位置ずれが発生しにくいので、付勢部材に対して検氷軸を適正に組み込むことができる。かかる態様によれば、支持部材のストッパによって第2軸線方向の位置が規定された状態で検氷軸を第2軸線周りに回転させるという簡単な操作によって圧縮コイルバネを圧縮することができる。かかる態様によれば、圧縮コイルバネを隔壁の内側に配置した構成を採用した場合でも、付勢部材に対して検氷軸を適正かつ容易に組み込むことができる。
本発明において、前記検氷軸を組み込み終えた状態で、前記バネ係合部は、前記切り欠きに対して前記第2軸線方向の一方に偏った位置にある態様を採用することができる。かかる態様によれば、バネ係合部が隔壁の切り欠きから抜け出るという事態が発生しにくい。
本発明において、前記バネ係合部は、前記圧縮コイルバネの前記一方端のうち、前記第2軸線方向の中央より一方に偏った位置に当接している態様を採用することができる。かかる態様によれば、バネ係合部が切り欠きに対して第2軸線方向の一方に偏った位置にある場合でも、バネ係合部が圧縮コイルバネの一方端に当接しているので、圧縮コイルバネは、バネ係合部を介して検氷軸を適正に付勢することができる。
本発明において、前記バネ係合部において前記圧縮コイルバネとは反対側に位置する側端部、および前記隔壁において前記側端部と対向する隔壁側端部の少なくとも一方には、前記側端部と前記隔壁側端部とが当接した際に前記圧縮コイルバネの付勢力によって前記検氷軸を前記第2軸線方向の一方に移動させる傾斜部が形成されている態様を採用することができる。この場合、前記側端部、および前記隔壁側端部の一方に前記傾斜部が面として形成され、他方は凸部として形成されている態様を採用することができる。かかる態様によれば、圧縮コイルバネの付勢力によって検氷軸を第2軸線方向の一方に自動的に移動させることができる。
本発明において、前記側端部、および前記隔壁側端部の双方に前記傾斜部が形成されている態様を採用することができる。例えば、前記側端部、および前記隔壁側端部の双方で前記傾斜部が面として形成されている態様を採用することができる。かかる態様によれば、圧縮コイルバネの付勢力によって検氷軸を第2軸線方向の一方に自動的かつより確実に移動させることができる。
本発明において、前記ストッパは、前記支持部材においてネジが止められる座部の根元に形成された段部である態様を採用することができる。本発明において、前記ストッパは、前記支持部材から突出した板状凸部である態様を採用してもよい。
本発明において、検氷軸を組み込んで付勢部材を弾性変形させる際に、検氷軸は、支持部材のストッパによって第2軸線方向の位置が規定される。このため、検氷軸を第2軸線
方向の位置を調整しながら検氷軸と付勢部材との位置を合わせる必要がないので、検氷軸を容易かつ効率よく行うことができる。また、検氷軸を組み込む際、位置ずれが発生しにくいので、付勢部材に対して検氷軸を適正に組み込むことができる。
本発明を適用した製氷装置を第2側板部が位置する側、かつ斜め上方からみた斜視図である。 図1に示す製氷装置を第2側板部が位置する側、かつ斜め上方からみた分解斜視図である。 図1に示す製氷装置を第2側板部が位置する側、かつ斜め下方からみた分解斜視図である。 図2に示す駆動ユニットを分解した様子を製氷皿が位置する側からみたときの分解斜視図である。 図2に示す駆動ユニットを分解した様子を製氷皿とは反対側からみたときの分解斜視図である。 図4に示す駆動機構の斜視図である。 図6に示す状態からカム歯車を外した状態の斜視図である。 図5に示すカム歯車等を製氷皿とは反対側からみたときの分解斜視図である。 図7に示す検氷軸の説明図である。 図7に示す検氷軸の組み込み方法を示す説明図である。 本発明を適用した製氷装置に用いたストッパの変形例を示す説明図である。
図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、互いに交差する3方向を第1方向X(長さ方向)、第2方向Y(幅方向)、および第3方向Z(上下方向)として説明する。また、第1方向Xの一方側にX1を付し、第1方向Xの他方側にX2を付し、第2方向Yの一方側にY1を付し、第2方向Yの他方側にY2を付し、第3方向Z(上下方向)の一方側(上側)Z1を付し、第3方向Z(上下方向)の他方側(下側)Z2を付して説明する。
(全体構成)
図1は、本発明を適用した製氷装置1を第2側板部42が位置する側、かつ斜め上方からみた斜視図である。図2は、図1に示す製氷装置1を第2側板部42が位置する側、かつ斜め上方からみた分解斜視図である。図3は、図1に示す製氷装置1を第2側板部42が位置する側、かつ斜め下方からみた分解斜視図である。
図1〜図3に示す製氷装置1は、貯水用凹部20(セル)が第3方向Zの一方側Z1(上側)に向けて配置された製氷皿2と、製氷皿2に対して第1方向Xの一方側X1に配置された駆動ユニット3と、駆動ユニット3が搭載される搭載部40を備えたフレーム4とを有している。製氷装置1は、冷蔵庫本体(図示せず)に搭載され、冷蔵庫では、給水タンク(図示せず)の水を給水パイプ(図示せず)を通じて製氷皿2の貯水用凹部20に充填し、製氷を行う。そして、製氷が完了すると、駆動ユニット3は、離氷動作として、製氷皿2に第1方向Xに延在する軸線L0(第1軸線)周りの反転動作、および反転動作に連動する捻り動作を行わせることにより、製氷皿2の氷を貯氷容器(図示せず)へ落下させる。
(製氷皿2の構成)
製氷皿2は、樹脂材料で平面形状が略四角形になるように成形された部材であって、弾性変形可能な材料からなる。製氷皿2において、貯水用凹部20は、第1方向Xおよび第2方向Yに複数配列されている。例えば、製氷皿2では、略四角形の枠部25の内側に、
第2方向Yに並ぶ2つの貯水用凹部20が組になって第1方向Xに4列配置されている。製氷皿2の枠部25において、第1方向Xの一方側X1に位置する壁部26には、軸線L0上で駆動ユニット3の出力軸33と連結された連結部(図示せず)が形成されており、第1方向Xの他方側X2に位置する壁部27には、軸線L0上でフレーム4に回転可能に支持される軸部28が形成されている。製氷皿2の壁部27には、製氷皿2が軸線L0周りに回転した際にフレーム4と当接する回転規制部29が形成されており、回転規制部29は、製氷皿2の回転を阻止することにより、製氷皿2に捻り動作を行わせる。
製氷皿2において、第3方向Zの下面2aには、複数の貯水用凹部20の形状が各々、反映された複数の凸部21が配列されている。製氷皿2の下面2aには、製氷皿2の温度を検知する温度センサ8が配置され、温度センサ8は、製氷皿2の下面2aに固定されたカバー部材9で覆われている。温度センサ8から駆動ユニット3の内部に向けては信号配線88、89が延在している。本形態において、温度センサ8は、サーミスタ80である。
(フレーム4の構成)
フレーム4は、製氷皿2の第2方向Yの一方側Y1の第1側面2bに沿って第1方向Xに延在する第1側板部41と、製氷皿2の第2方向Yの他方側Y1の第2側面2cに沿って第1方向Xに延在する第2側板部42とを備えており、第1側板部41と第2側板部42とは第2方向Yで平行に対向している。第2側板部42と製氷皿2との間には、基端側が駆動ユニット3に連結された検氷レバー6が配置されている。
第1側板部41の上端41e(第3方向Zの一方側Z1の縁)からは第2側板部42に向けて第1上板部410が張り出しており、第1上板部410は、第2方向Yの一方側Y1に向かう途中位置で下方に折れ曲がった後、第2側板部42に向けて張り出している。第2側板部42の上端42e(第3方向Zの一方側Z1の縁)の付近からは第1側板部41に向けて第2上板部420が張り出しており、製氷皿2は、第1上板部410と第2上板部420との間で上方(第3方向Zの一方側Z1)に向けて開放状態にある。第2上板部420には、検氷レバー6の上端部が内側に位置する開口部420aが形成されている。
第1側板部41および第2側板部42の第1方向Xの一方側X1の端部は、第2方向Yからみたときに駆動ユニット3と重なっている。第1側板部41と第2側板部42とは、第1方向Xの一方側X1の端部に位置する板状の第1壁部43と、第1方向Xの他方側X2の端部に位置する第2壁部44とによって連結されている。第1側板部41と第2側板部42とは、第2方向Yの他方側Y2において駆動ユニット3を上側から覆う上板部45によっても連結されている。従って、本形態では、フレーム4において、第1側板部41、第2側板部42、第1壁部43、および上板部45によって囲まれた空間が、駆動ユニット3の搭載部40になっており、搭載部40は、下方(第3方向Zの他方側Z2)が開放状態にある。第2壁部44は、板状の複数のリブが互いに連結された多孔性の壁になっており、その中央に製氷皿2の軸部28を回転可能に支持する軸穴440が形成されている。
第1側板部41において製氷皿2が位置する側の壁(内壁411)には、複数の補強用リブ411a、411b、411cが上下方向に延在するように形成されている。第1側板部41において製氷皿2とは反対側の壁(外壁)において、第1側板部41の上端41eおよび下端41fには、駆動ユニット3より第1方向Xの他方側X1に、製氷装置1を冷蔵庫本体(図示せず)に搭載する際にフレーム4を冷蔵庫本体に固定する複数の取り付け部414が形成されている。第1側板部41の下端41fには、第1方向Xで隣り合う取り付け部414の間に、切り欠きからなる貫通部417が形成されており、駆動ユニッ
ト3への給電を行う配線5は、駆動ユニット3から第1側板部41の内壁411に沿って第1方向Xの他方側X2に延在した後、貫通部417から外側に引き出されている。
従って、離氷動作を行うために、駆動ユニット3が製氷皿2に捻り動作を行わせた際、その反力によって、フレーム4に大きな力が加わっても、かかる力が第1側板部41の貫通部417の側に伝わることを、貫通部417より第1方向Xの一方側X1で冷蔵庫本体に固定された取り付け部414によって抑制される。それ故、第1側板部41では貫通部417付近に応力が集中することを抑制することができるので、第1側板部41が貫通部417付近で破損することを抑制することができる。
(駆動ユニット3の構成)
図4は、図2に示す駆動ユニット3を分解した様子を製氷皿2が位置する側からみたときの分解斜視図である。図5は、図2に示す駆動ユニット3を分解した様子を製氷皿2とは反対側からみたときの分解斜視図である。
図2において、駆動ユニット3は、直方体状に成形されたケース7(支持部材)の内側に、駆動源や回転伝達機構等の駆動機構が配置されており、駆動源の回転力は、駆動機構を介してカム歯車32に伝達される、カム歯車32には、製氷皿2が連結される出力軸33が一体成形されている。出力軸33は、ケース7の穴7aからケース7の外方に突出している。出力軸33は、製氷皿2の氷を離氷させる場合には、軸線L0を中心に反時計回りCCWの方向に回転して製氷皿2を反転させ、製氷皿2を元の位置に戻す場合には、時計回りCWの方向に回転する。
製氷皿2に対して第2方向Yの一方側Y1で隣り合う位置には、検氷レバー6が配置されており、駆動ユニット3には、カム歯車32と連動して検氷レバー6を軸線L1(第2軸線)周りに回転させる動作させる検氷機構や、温度センサ8から信号配線88、89を介して入力された信号等に基づいて動作するスイッチ機構等が構成されている。
図4および図5に示すように、駆動ユニット3において、ケース7は、第1方向Xの一方側X1から他方側X2に重ねて配置された第1ケース部材71、第2ケース部材72および第3ケース部材73を備えている。第2ケース部材72と第3ケース部材73とはネジ781および係合凸部791によって連結され、第1ケース部材71と第2ケース部材72とは係合凸部792によって連結されている。また、第1ケース部材71と第2ケース部材72と第3ケース部材73とはネジ782によって連結されている。
第2ケース部材72と第3ケース部材73との間には、後述する駆動機構15が配置され、第1ケース部材71と第2ケース部材72との間には、AC−DCコンバータ等が構成された回路基板51、制御基板52、およびスイッチ53等が配置されている。
(駆動ユニット3の構成)
図6は、図4に示す駆動機構15の斜視図である。図7は、図6に示す状態からカム歯車32を外した状態の斜視図である。図8は、図5に示すカム歯車32等を製氷皿2とは反対側からみたときの分解斜視図である。
図6および図7に示すように、第2ケース部材72は、略四角形の底板部721と、底板部721の外縁から第1方向Xの一方側X1および他方側X2に突出した角筒状の胴部722とを有している。第2ケース部材72において、底板部721に対して第1方向Xの他方側X2には、胴部722の内側に駆動機構15が設けられている。駆動機構15は、駆動源として、モータ34を備えている。モータ34は、DCモータであり、モータ34の回転は、モータ34のモータ軸34aに連結されたウォーム350、第1歯車351
、第2歯車352、および第3歯車353を介してカム歯車32に減速して伝達される。カム歯車32の第3ケース部材73に対向する面には、溝326が周方向に沿って形成されている。この溝326内には第3ケース部材73に形成された突起(図示せず)が挿入されており、カム歯車32の回転角度範囲が制限されている。
本形態において、検氷動作を開始した後の最初の信号出力、および駆動時間に基づいてカム歯車32を逆回転させる制御を行っている。そのため、満氷時にはカム歯車32を、例えば42度回転させた時点でモータ34を停止させ、その後逆回転させるような制御を行っている。また、氷が不足していた時にはカム歯車32を、例えば160度回転させた時点でモータ34を停止させ、その後逆回転させるような制御を行っている。
カム歯車32は、第1方向Xの一方側X1および他方側X2に突出するように出力軸33が一体成形されている。カム歯車32の側方には、押圧式スイッチ371、スイッチ押圧レバー372、およびコイルスプリング373が重ねて配置されており、スイッチ押圧レバー372は、コイルスプリング373によって押圧式スイッチ371に向けて付勢されている。押圧式スイッチ371は、検氷動作において氷の不足と満氷とを識別するため、オン/オフのいずれかとなる。
図8に示すように、出力軸33においてカム歯車32から第1方向Xの一方側X1に突出した部分331の外周面には、円筒状のフリクション部材36が嵌められている。フリクション部材36は、出力軸33との摩擦力により出力軸33と一体に回転可能である。フリクション部材36の第1方向Xの一方側X1の端部には、切り欠き形状の溝361が形成されており、溝361の両端に第2ケース部材72に形成された凸部(図示せず)が当接可能となっている。従って、フリクション部材36は、溝361の両端と第2ケース部材72の凸部とが当接する範囲でのみ回転可能であり、フリクション部材36の回転が阻止された以降、出力軸33のみが軸線L0回りに回転する。
フリクション部材36の外周面には、後述する検氷軸31の回転を阻止する凸部362が設けられている。凸部362は、カム歯車32が離氷位置側に回転する場合は検氷軸31の係合凸部31b(図9参照)と係合せず、カム歯車32が製氷位置側に回転する場合にのみ検氷軸31の係合凸部31bと係合し、検氷軸31の回転を阻止するようになっている。凸部362によって検氷軸31の回転が阻止されると、検氷軸31に形成されたスイッチ押圧動作阻止部31d(図9参照)が、図6および図7に示す押圧式スイッチ371をオン/オフ切り換えするスイッチ押圧レバー372の回転範囲内に入り込めず、押圧式スイッチ371が自在にオン/オフ切り換え可能となる。従って、押圧式スイッチ371は、離氷位置から製氷位置に検氷レバー6が戻る際には必ず途中でオンとなるように機能する。
図8において、カム歯車32の第2ケース部材72に対向する面には、環状の凹部327が形成されており、凹部327内には、スイッチ押圧レバー372を駆動するスイッチ押圧レバー用カム面329が設けられている。また、凹部327内には、検氷軸用カム面328より径方向内側に、検氷軸31を駆動する検氷軸用カム面328が設けられている。検氷軸用カム面328およびスイッチ押圧レバー用カム面329は各々、カム歯車32の回転中心となる軸線L0に対して略平行に突出した側壁324、325の内周面に形成されている。
検氷軸用カム面328は、検氷非動作位置部328a、検氷降下動作部328b、氷不足検出位置部328c、および検氷復帰動作部328dが周方向で繋がった構成を有している。検氷非動作位置部328aは、検氷レバー6(図1等を参照)を下降させない状態で維持させる区間となっている。検氷降下動作部328bは、氷が不足している場合に検
氷レバー6を徐々に下降させるための区間である。氷不足検出位置部328cは、氷が不足している場合に検氷レバー6を最下降させた状態で維持させる区間である。検氷復帰動作部328dは、下降した検氷レバー6を上昇させるための区間である。
スイッチ押圧レバー用カム面329は、製氷位置付近において信号を出力させるための第1信号発生用カム部329aと、検氷位置付近において信号を出力させるための第2信号発生用カム部329bと、離氷位置付近において信号を出力させるための第3信号発生用カム部329cとを有している。かかる構成により、カム歯車32の回転角度が、製氷位置、検氷位置及び離氷位置にある場合に、押圧式スイッチ371を押圧する方向にスイッチ押圧レバー372を回転させるようになっている。
(検氷機構11の構成)
図9は、図7に示す検氷軸31の説明図である。図6および図7において、検氷機構11は、貯氷容器内の氷の量が、満氷であるのか不足しているのかを識別するための機構であり、検氷レバー6を貯氷容器内に下降させ、所定レベル位置より下降した際に氷が不足していると判断するようになっている。検氷機構11において、検氷レバー6は、カム歯車32の検氷軸用カム面328によって駆動される検氷軸31に連結されている。
図7および図9に示すように、検氷軸31は、軸線L1方向の一方端L1a側にカム歯車32の検氷軸用カム面328に摺動する摺動部31aを備え、カム歯車32の回転角度に応じて回転し、検氷レバー6を動作させる。本形態では、検氷レバー6が30度以上回転した場合、これを氷不足と判断するようになっている。検氷軸31の外周面には、軸線L1方向の一方端L1a側から他方端L1b側に向けて、ケース受け部31g、摺動部31a、バネ係合部31c、ガイド用凸部31h、スイッチ押圧動作阻止部31d、スラスト抜け防止突堤31e、およびレバー連結部31fが径方向外側に突出するように設けられており、摺動部31aに対して周方向の反対側に係合凸部31bが形成されている。
また、検氷機構11は、摺動部31aを検氷軸用カム面328側に圧接する方向に検氷軸31を付勢する付勢部材38を有している。本形態において、付勢部材38は、第2ケース部材72の底板部721上に配置された圧縮コイルバネ380からなり、圧縮コイルバネ380の上側(第1方向X1の他方側X2)には、検氷軸31およびカム歯車32が順に配置されている。この状態で、検氷軸31の軸線L1は、圧縮コイルバネ380の軸線L2方向と直交している。
検氷軸31は、第2ケース部材72の胴部722のうち、第2方向Yの他方側Y2に位置する部分に形成された半円形の切り欠き722a、および後述するバネボックス75の側壁754に形成された半円形の切り欠き754aに支持された状態で、第2ケース部材72と第3ケース部材73との間で軸線L1周りに回転可能に支持される。その際、ケース受け部31gは、第2ケース部材72の板部723に形成された受け孔724(図10参照)に嵌って回転自在に支持される。レバー連結部31fは、ケース7の外部に突出し、検氷レバー6が連結される。摺動部31aは、検氷軸31の外周面から径方向外側に突出してカム歯車32の検氷軸用カム面328に当接するカムフォロアーとなっている。係合凸部31bは、フリクション部材36の凸部362と当接可能になっている。バネ係合部31cは、圧縮コイルバネ380の一方端381と当接するように設けられている。そのため、検氷軸31は、圧縮コイルバネ380の戻り力によって摺動部31aをカム歯車32の検氷軸用カム面328に押し付ける。圧縮コイルバネ380の他方端382は、第2ケース部材72の胴部722に当接している。スイッチ押圧動作阻止部31dは、検氷軸31が検氷レバー6を下降させるように回転した際に、スイッチ押圧レバー372に当接してスイッチ押圧レバー372の回転を阻止し、押圧式スイッチ371をオンさせないように働く。スラスト抜け防止突堤31eは、検氷軸31の周方向に延在するように形成
されており、第3ケース部材73に形成された凸状部(図示せず)と干渉して検氷軸31の軸線L1方向の移動範囲を規定している。ガイド用凸部31hは、第3ケース部材73に形成されたガイド溝(図示せず)内に入り込み、このガイド溝に沿って移動するようになっている。その際、第3ケース部材73に形成されたガイド溝は、検氷軸31の回転範囲を規制する回転規制部となっている。
このように構成された検氷機構11は、検氷軸用カム面328に沿って動作する検氷軸31の動きを検氷レバー6に伝える。すなわち、検氷レバー6が満氷によってその動きを停止すると、検氷軸31は、検氷レバー6と共にその回転を停止する。また、検氷機構11は、検氷動作時に氷が不足し検氷レバー6が所定角度以上回転している場合、スイッチ押圧レバー用カム面329によるスイッチ押圧レバー372の動作を規制するようになっている。このため、検氷動作時に氷が不足している場合は、スイッチ押圧レバー372が回転せず、押圧式スイッチ371を押圧しないようになっている。
なお、圧縮コイルバネ380の付勢力は、少なくとも、検氷軸31のスイッチ押圧動作阻止部31dがスイッチ押圧レバー372のスイッチ押圧動作を阻止することが可能な程度に設定されている。すなわち、スイッチ押圧レバー372は、コイルスプリング373によって押圧式スイッチ371を押圧する方向に付勢されているが、このバネ力に抗してスイッチ押圧レバー372を押圧式スイッチ371から離間する方向に変位する程度に圧縮コイルバネ380の付勢力が設定されている。
従って、押圧式スイッチ371は、スイッチ押圧レバー372の非作動状態(製氷中、検氷動作時に満氷である場合、および離氷動作が終了した場合)にコイルスプリング373の付勢力を受けたスイッチ押圧レバー372によって押圧され、原位置信号、検氷信号、離氷信号等を発生させる一方、それ以外の場合、押圧式スイッチ371はスイッチ押圧レバー372に押圧されず、オフとなる。ここで、製氷位置で常時オンとなっている押圧式スイッチ371は、検氷動作において氷が不足の場合、カム歯車32が製氷位置から離氷位置まで回転するまでオンとならない。従って、氷不足状態で検氷軸31が所定角度以上回転している場合は、この検氷信号が発生すべき位置でも、押圧式スイッチ371がオンとならず、検知信号が出力されない。これに対して、カム歯車32が製氷位置から検氷位置まで回転した際に、満氷の場合、検氷レバー6が所定位置まで降下しない。そのため、検氷軸31が所定角度以上回転せず、検氷軸31のスイッチ押圧動作阻止部31dが働かない。従って、スイッチ押圧レバー372は、回転して押圧式スイッチ371を押圧し、押圧式スイッチ371がオンとなる。それ故、押圧式スイッチ371から出力された信号に基づいて、氷が不足しているか否かを判定することができるので、適正なタイミングで離氷動作を行うことができる。
(検氷軸31周辺の構成)
図10は、図7に示す検氷軸31の組み込み方法を示す説明図であり、図10(a)、(b)、(c)は各々、第2ケース部材72において圧縮コイルバネ380が配置されるバネボックス75の説明図、検氷軸31の組み込む際、検氷軸31を位置決めした状態を示す説明図、および検氷軸31を組み込んだ後の説明図である。
図6および図7に示す圧縮コイルバネ380は、検氷軸31に対して第2ケース部材72の底板部721側に配置されている。従って、組立の際、圧縮コイルバネ380は、検氷軸31よりも先に第2ケース部材72の底板部721に組み込まれ、その後、検氷軸31が組み込まれる。その際、圧縮コイルバネ380は、第2ケース部材72に形成されたバネボックス75に圧縮された状態で保持される。
図10(a)に示すように、バネボックス75は、第3ケース部材73の側が開放され
ており、1つの側壁751は、第2ケース部材72の胴部722で構成され、他の3つの側壁752、753、754は、第2ケース部材72の底板部721に形成された隔壁で構成されている。ここで、検氷軸31の組み込み前の圧縮コイルバネ380は、圧縮された状態で、一方端381が側壁752(隔壁)に支持され、他方端382が第2ケース部材72の胴部722(側壁751)に支持されている。そして、検氷軸31の組み込まれた後、圧縮コイルバネ380は、一方端381が検氷軸31のバネ係合部31cに支持され、バネ係合部31cと第2ケース部材72の胴部722(側壁751)との間でさらに圧縮された状態となる。
圧縮コイルバネ380の一方端381側に位置する側壁752には、中央よりやや検氷軸31のレバー連結部31f側(軸線L1方向の他方側L1b)にスリット状の切り欠き755が設けられており、側壁752は、切り欠き755を挟んで第1壁部756と第2壁部757とに分割されている。第1壁部756および第2壁部757の切り欠き755側の端部は、圧縮コイルバネ380とは反対側の縁が傾斜部756a、757aになっている。本形態において、傾斜部756a、757aは、傾斜面になっている。
ここで、バネ係合部31cにおいて圧縮コイルバネ380とは反対側に位置する側端部31t、および第2壁部757においてバネ係合部31cの側端部31tと対向する端部(隔壁側端部)の少なくとも一方には、側端部31tと第2壁部757の端部とが当接した際に圧縮コイルバネ380の付勢力によって検氷軸31を軸線L1方向の一方側L1aに移動させる傾斜部が形成されている。本形態では、以下に説明するように、バネ係合部31cの側端部31t、および第2壁部757の端部の双方に傾斜部が形成されている。
より具体的には、第2壁部757の端部(隔壁側端部)には、バネボックス75の内部空間方向へ突出するように形成された突出部758が形成されており、突出部758の圧縮コイルバネ380側の端面は、軸線L1方向の一方側L1aに傾いた傾斜部758aになっている。本形態において、傾斜部758aは傾斜面になっている。なお、突出部758の第2ケース部材72の底板部721の端部には、突出部758の側面から第2ケース部材72の底板部721に向けて斜めに傾いた板部759が形成されている。
また、第2ケース部材72には、検氷軸31を組み込んで付勢部材38を弾性変形させる際に、軸線L1方向の一方側L1aから検氷軸31に当接して軸線L1方向における検氷軸31の位置を規定するストッパ76が形成されている。本形態において、ストッパ76は、第2ケース部材72において、図5等に示すネジ781が止められる円筒状の座部728の根元付近で軸線L1方向の他方側L1bに向けて突出した段部729からなる。
一方、図9に示すように、検氷軸31のバネ係合部31cにおいて、圧縮コイルバネ380の一方端381と当接する側面31sは、圧縮コイルバネ380の内側に嵌る凸曲面になっており、バネ係合部31cにおいて、側面31sとは反対側の側端部31tは直線的に延在している。側端部31tのうち、軸線L1方向の一方側L1a側で延在する部分31rは、軸線L1方向の他方側L1b側に傾いた傾斜部31uになっている。本形態において、傾斜部31uは傾斜面になっている。
(検氷軸31の組み込み方法)
本形態では、図10(a)に示すように、バネボックス75に圧縮コイルバネ380を配置した後、検氷軸31を組み込む際には、図10(b)に示すように、第2ケース部材72の板部723に形成された受け孔724に検氷軸31のケース受け部31gの先端側を差し込む。その際、検氷軸31は、第2ケース部材72の胴部722に形成された切り欠き722a、およびバネボックス75の側壁754に形成された切り欠き754aに支持された状態とする。その結果、検氷軸31のガイド用凸部31hに第2ケース部材72
のストッパ76(段部729)が軸線L1方向の一方側L1aから当接する。この状態で、検氷軸31のバネ係合部31cと側壁752の切り欠き755とが軸線L1方向において位置合わせされる。
次に、検氷軸31を軸線L1周りに回転させると、図10(c)に示すように、検氷軸31のガイド用凸部31hは、第2ケース部材72のストッパ76から外れるととともに、検氷軸31のバネ係合部31cが第1壁部756の傾斜部756aに案内されて、検氷軸31が軸線L1方向の一方側L1a側にずれながらバネボックス75の側壁752に形成された切り欠き755を通り抜ける。そして、検氷軸31のガイド用凸部31hは、圧縮コイルバネ380の一方端381に当接し、圧縮コイルバネ380をさらに圧縮する。
次に、検氷軸31を軸線L1方向の一方側L1a側にずらし、第2ケース部材72の板部723に形成された受け孔724に検氷軸31のケース受け部31gをさらに差し込む。この状態で、検氷軸31は、圧縮コイルバネ380の付勢力を受け、検氷軸31は、上述の組み込み時とは反対方向へ回転しようとする。その場合でも、バネ係合部31cは、切り欠き755に対して軸線L1方向の一方側L1aに偏った位置にあるため、検氷軸31のバネ係合部31cは、切り欠き755から抜け出ることがない。すなわち、バネ係合部31cは、第2壁部757に当接し、検氷軸31の回転が阻止される。この状態で、検氷軸31は仮保持される。
本形態では、検氷軸31のバネ係合部31cにおいて、バネボックス75の側壁752に形成された突出部758と対向する側端部31tに傾斜部31uが形成されており、突出部758の圧縮コイルバネ380側の端面も傾斜部758a(隔壁側端部)になっている。従って、傾斜部31u、758aが当接し合った状態で、検氷軸31が圧縮コイルバネ380の付勢力を受けると、かかる力は、検氷軸31が軸線L1方向の一方側L1aにずれようとする力として作用する。このため、バネ係合部31cは、切り欠き755に対して軸線L1方向の一方側L1aに偏った位置に移動するので、切り欠き755から抜け出ることがない。
次に、カム歯車32を装着し、第3ケース部材73を第2ケース部材72に被せる。その際、カム歯車32は、検氷軸31が仮保持された状態で装着されるため、圧縮コイルバネ380のバネ力を受けずに、カム歯車32を装着することができる。この時点では、検氷軸用カム面328に摺動部31aが接しておらず、第2ケース部材72を被せた際に、検氷軸31のガイド用凸部31hが第2ケース部材72のガイド溝(図示せず)に嵌ると、検氷軸31は、圧縮コイルバネ380をさらに圧縮させる方向へ回転し、検氷軸31のバネ係合部31cは、バネボックス75の第2壁部757および突出部758から離れる。従って、圧縮コイルバネ380は、検氷軸31の摺動部31aを検氷軸用カム面328に当接するように付勢し、その結果、検氷レバー6は常時、検氷位置側に付勢される。
(動作)
本形態の製氷装置1において、製氷工程では、貯水用凹部20が上方を向くように水平に配置された製氷皿2に対して給水パイプ(図示せず)を通じて水が供給され、貯水用凹部20に水が充填さる。その後、製氷皿2の上方に設置された冷却部(図示せず)により、製氷皿2内に充填された水を冷却する。製氷が完了したか否かは、製氷皿2に取り付けられた温度センサ8(サーミスタ80)により、製氷皿2の温度が所定温度以下となったか否かで判断される。
製氷が完了すると、検氷レバー6により、製氷皿2の下方に設置された貯氷容器(図示せず)の氷量の検出が行なわれる。具体的には、検氷レバー6が駆動ユニット3に駆動されて下降する。その際、検氷レバー6が所定位置まで下降する場合には、貯氷容器内が満
氷でないと判断される。一方、所定位置まで下降する前に、検氷レバー6が貯氷容器内の氷に接触する場合には、貯氷容器内が満氷であると判断される。貯氷容器内が満氷の場合には、所定時間待機した後、再度、検氷レバー6により貯氷容器内の氷量の検出が行なわれる。
貯氷容器内が満氷でない場合には、製氷皿2の離氷動作が行なわれる。具体的には、駆動ユニット3の出力軸33の回転駆動により、製氷皿2が軸線L0を中心に反時計周りCCWに回転する。水平に配置された最初の位置より90°以上の所定の回転角(例えば120°)まで製氷皿2が回転したときに、製氷皿2の回転規制部29がフレーム4に当接する。この状態で、製氷皿2がさらに回転しようとしても回転は妨げられ、製氷皿2には捻りが加えられ、変形する。これにより、製氷皿2内の氷が製氷皿2から剥離し、製氷皿2の下方に設置された図示しない貯氷容器内に落下する。
しかる後には、駆動ユニット3が、貯水用凹部20が上方を向くように軸線L0を中心に時計周りCWに製氷皿2を逆回転させ、上記の動作が繰り返される。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、検氷軸31を組み込んで付勢部材38を弾性変形させる際に、検氷軸31は、第2ケース部材72(支持部材)のストッパ76によって軸線L1方向の位置が規定される。このため、検氷軸31を軸線L1方向の位置を調整しながら、検氷軸31と付勢部材38との位置を合わせる必要がないので、検氷軸31の組み込みを容易かつ効率よく行うことができる。また、検氷軸31を組み込む際、位置ずれが発生しにくいので、付勢部材38に対して検氷軸31を適正に組み込むことができる。
特に本形態では、付勢部材38が圧縮コイルバネ380であり、検氷軸31の外周面からは、ストッパ76によって位置が規定された状態で軸線L1周りに回転させた際に圧縮コイルバネ380の一方端381に当接して圧縮コイルバネ380を圧縮させるバネ係合部31cが突出している。このため、第2ケース部材72(支持部材)のストッパ76によって軸線L1方向の位置が規定された状態で検氷軸31を軸線L1周りに回転させるという簡単な操作によって圧縮コイルバネ380を圧縮することができる。また、第2ケース部材72(支持部材)が、圧縮コイルバネ380の一方端381と対向する位置に切り欠き755が設けられた側壁752(隔壁)を備えているが、第2ケース部材72(支持部材)のストッパ76によって検氷軸31の軸線L1方向の位置を規定することができる。従って、ストッパ76によって位置が規定された位置で検氷軸31を軸線L1周りに回転させれば、バネ係合部31cは、切り欠き755を通り抜けて圧縮コイルバネ380の一方端381に当接する。従って、圧縮コイルバネ380を側壁752の内側に配置した場合でも、圧縮コイルバネ380に対して検氷軸31を適正かつ容易に組み込むことができる。
また、検氷軸31を組み込み終えた状態で、バネ係合部31cは、切り欠き755に対して軸線L1方向の一方側L1に偏った位置にある。このため、バネ係合部31cが切り欠き755から抜け出るという事態が発生しにくい。また、バネ係合部31cは、圧縮コイルバネ380の一方端381のうち、軸線L1方向の中央より一方側L1aに偏った位置に当接している。従って、バネ係合部31cが切り欠き755に対して軸線L1方向の一方側L1aに偏った位置にある場合でも、圧縮コイルバネ380は、バネ係合部31cを介して検氷軸31を適正に付勢することができる。
また、バネ係合部31cの側端部31t、および第2壁部757(突出部758)の双方に傾斜部31u、758aが形成されているので、圧縮コイルバネ380の付勢力によって検氷軸31を軸線L1方向の一方側L1aに自動的かつより確実に移動させることが
できる。
[ストッパ76の変形例]
図11は、本発明を適用した製氷装置1に用いたストッパ76の変形例を示す説明図である。上記実施形態では、図10(a)に示すように、ネジ781が止められる円筒状の座部728の根元付近に形成した段部729によってストッパ76を構成したが、図11に示すように、第2ケース部材72の底板部721から突出した板状凸部727によってストッパ76を構成してもよい。
[他の実施形態]
上記実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるが、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上記実施形態では、バネ係合部31cの側端部31t、および第2壁部757(突出部758)の双方に傾斜部31u、758aを形成したが、いずれか一方のみを形成してもよい。例えば、傾斜部31u、758aの一方を傾斜面とし、他方については傾斜面を摺動可能な凸部としてもよい。
また、上記実施の形態では、検氷軸31を付勢する圧縮バネを圧縮コイルバネ380で構成したが、圧縮ゴムバネ等、他の圧縮バネとしてもよい。さらに、上記実施形態では、検氷位置等を検出するスイッチを押圧式スイッチ371で構成したが、接点の係合/離脱によりオン/オフ切り換えがなされるリーフスイッチ等を用いてもよい。上記実施形態では、駆動源としてDCモータを用いたが、ACモータ、コンデンサモータ、ステッピングモータを用いてもよい。また、ソレノイド等、モータ以外の駆動源を採用しても良い。また、氷化する液体としては、水の他にジュース等の飲み物や検査試薬等の非飲料等を採用することができる。また、貯氷容器内の氷が出来上がったか否かを検知する手段としては、サーミスタ80の他に形状記憶合金等を利用したバイメタル等を用いてもよい。
1…製氷装置、2…製氷皿、3…駆動ユニット、4…フレーム、6…検氷レバー、7…ケース(支持部材)、11…検氷機構、15…駆動機構、20…貯水用凹部、31…検氷軸、31a…摺動部、31b…係合凸部、31c…バネ係合部、31d…スイッチ押圧動作阻止部、31e…スラスト抜け防止突堤、31f…レバー連結部、31g…ケース受け部、31h…ガイド用凸部、31t…側端部、31u、758a…傾斜部、32…カム歯車、33…出力軸、34…モータ、36…フリクション部材、38…付勢部材、71…第1ケース部材(支持部材)、72…第2ケース部材、73…第3ケース部材、75…バネボックス、76…ストッパ、752…側壁(隔壁)、328…検氷軸用カム面、329…スイッチ押圧レバー用カム面、371…押圧式スイッチ、380…圧縮コイルバネ、721…底板部、722…胴部、727…板状凸部(ストッパ)、728…座部、729…段部(ストッパ)、755…切り欠き、758…突出部、L0…軸線(第1軸線)、L1…軸線(第2軸線)

Claims (9)

  1. 貯水用凹部が上向きに配置された製氷皿と、
    上下方向と交差する方向に延在する第1軸線周りに前記製氷皿を回転駆動する駆動ユニットと、
    を有し、
    前記駆動ユニットは、前記製氷皿に連結されたカム歯車と、検氷レバーが連結され、前記カム歯車のカム面によって回転駆動される検氷軸と、前記検氷軸を前記カム面に向けて付勢する付勢部材と、前記カム歯車、前記検氷軸、および前記付勢部材を支持する支持部材と、を有し、
    前記支持部材は、前記検氷軸を組み込んで前記付勢部材を弾性変形させる際に、前記検氷軸の軸線である第2軸線方向の一方側から前記検氷軸の外周面から突出した凸部に当接して前記第2軸線方向における前記検氷軸の位置を規定するストッパを有し
    前記付勢部材は、前記第2軸線と交差する方向に軸線方向を向けた圧縮コイルバネであり、
    前記検氷軸の外周面からは、前記ストッパによって位置が規定された状態で前記第2軸線周りに回転させた際に前記圧縮コイルバネの一方端に当接して前記圧縮コイルバネを圧縮させるバネ係合部が突出し、
    前記支持部材は、前記圧縮コイルバネの前記一方端と対向する位置に切り欠きが設けられた隔壁を備え、
    前記バネ係合部と前記切り欠きとは、前記ストッパによって位置が規定された状態では、前記第2軸線方向において位置合わせされ、
    前記ストッパによって位置が規定された位置で前記検氷軸を前記第2軸線周りに回転させた際、前記凸部は、前記ストッパから外れるとともに、前記バネ係合部は、前記切り欠きを通り抜けて前記圧縮コイルバネの前記一方端に当接することを特徴とする製氷装置。
  2. 前記検氷軸を組み込み終えた状態で、前記バネ係合部は、前記切り欠きに対して前記第2軸線方向の一方に偏った位置にあることを特徴とする請求項に記載の製氷装置。
  3. 前記バネ係合部は、前記圧縮コイルバネの前記一方端のうち、前記第2軸線方向の中央より一方に偏った位置に当接していることを特徴とする請求項に記載の製氷装置。
  4. 前記バネ係合部において前記圧縮コイルバネとは反対側に位置する側端部、および前記隔壁において前記側端部と対向する隔壁側端部の少なくとも一方には、前記側端部と前記隔壁側端部とが当接した際に前記圧縮コイルバネの付勢力によって前記検氷軸を前記第2軸線方向の一方に移動させる傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の製氷装置。
  5. 前記側端部、および前記隔壁側端部の一方に前記傾斜部が面として形成され、他方は凸部として形成されていることを特徴とする請求項に記載の製氷装置。
  6. 前記側端部、および前記隔壁側端部の双方に前記傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項に記載の製氷装置。
  7. 前記側端部、および前記隔壁側端部の双方で前記傾斜部が面として形成されていることを特徴とする請求項に記載の製氷装置。
  8. 前記ストッパは、前記支持部材においてネジが止められる座部の根元に形成された段部であることを特徴とする請求項1からまでの何れか一項に記載の製氷装置。
  9. 前記ストッパは、前記支持部材から突出した板状凸部であることを特徴とする請求項1からまでの何れか一項に記載の製氷装置。
JP2017166786A 2017-08-31 2017-08-31 製氷装置 Active JP6955400B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017166786A JP6955400B2 (ja) 2017-08-31 2017-08-31 製氷装置
US16/116,941 US20190063812A1 (en) 2017-08-31 2018-08-30 Ice making device
CN201810999905.2A CN109425162A (zh) 2017-08-31 2018-08-30 制冰装置
DE102018121169.4A DE102018121169A1 (de) 2017-08-31 2018-08-30 Eisherstellungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017166786A JP6955400B2 (ja) 2017-08-31 2017-08-31 製氷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019045040A JP2019045040A (ja) 2019-03-22
JP6955400B2 true JP6955400B2 (ja) 2021-10-27

Family

ID=65321546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017166786A Active JP6955400B2 (ja) 2017-08-31 2017-08-31 製氷装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20190063812A1 (ja)
JP (1) JP6955400B2 (ja)
CN (1) CN109425162A (ja)
DE (1) DE102018121169A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7393195B2 (ja) * 2019-12-11 2023-12-06 ニデックインスツルメンツ株式会社 製氷装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3827272B2 (ja) * 1999-12-08 2006-09-27 日本電産サンキョー株式会社 自動製氷機の駆動装置及びこの装置の製造方法
CN101158527B (zh) * 2007-10-29 2010-11-24 刘勇 制冰装置及其控制方法
JP2011002136A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Nidec Sankyo Corp カム機構および製氷装置
JP5414755B2 (ja) * 2011-08-31 2014-02-12 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
DE102018121169A1 (de) 2019-02-28
CN109425162A (zh) 2019-03-05
US20190063812A1 (en) 2019-02-28
JP2019045040A (ja) 2019-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6902436B2 (ja) 製氷装置用駆動ユニットおよび製氷装置
JP6955400B2 (ja) 製氷装置
US11181310B2 (en) Ice maker
JP6974076B2 (ja) 製氷装置用駆動ユニットおよび製氷装置
US6550638B1 (en) Cup-supplying apparatus
CN110114624B (zh) 制冰机
US11480375B2 (en) Ice maker and refrigerator
JPH11223438A (ja) 冷蔵庫用自動製氷装置
EP4306879A2 (en) Ice maker and refrigerator
JP7085864B2 (ja) 製氷装置
KR100414728B1 (ko) 자동제빙기의 구동장치
JP6447221B2 (ja) 袋容器開封装置
EP4098956A1 (en) Ice maker and refrigerator
US11378320B2 (en) Ice maker
JP7346139B2 (ja) 製氷装置
CN111829233B (zh) 移冰机构、制冰机及制冷设备
CN219566736U (zh) 推盒机构、撕膜装置及烹饪设备
US6851573B2 (en) Muddler carrying-out device for beverage poured into cup
JP3988350B2 (ja) カップ式自動販売機
EP3653975A1 (en) Home appliance with an ice maker
JP7016731B2 (ja) 製氷機
JP3496034B2 (ja) カップ供給装置
JP2001076245A (ja) カップ式自動販売機
JP2005228219A (ja) 商品搬出装置
JPH04289553A (ja) カセット装着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211001

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6955400

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150