JP6955328B2 - コルゲートチューブ及びワイヤーハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、コルゲートチューブ及びワイヤーハーネスに関する。
従来、管状に形成され、管の周方向に伸びる凹溝と凸条とを管長手方向に交互に配列した蛇腹部を有し、管内側に導体路が挿通されるコルゲートチューブが知られている。このようなコルゲートチューブは、管内側に電線(導体路の一例)が挿通された状態で、例えば自動車のスライドア部に用いられる。コルゲートチューブは、合成樹脂により構成され、管内側の電線を外部との干渉等から安全に保護する役割を有している(例えば特許文献1〜10参照)。なお、コルゲートチューブは、管内側に電線が挿通されることでワイヤーハーネスを構成する。
特開2013−162716号公報 特開2015−228759号公報 特開2014−173694号公報 特開2006−223087号公報 特開2012−182964号公報 特開2010−74974号公報 特開2015−47015号公報 特開2009−11136号公報 特開2007−181267号公報 特開2007−60754号公報
ところで、スライドドアなどの可動部に用いられるコルゲートチューブにおいては、蛇腹部により柔軟な屈曲が可能となっているが、一部には経路を規制したい箇所(過度に屈曲をさせたくない箇所)がある。特許文献1には、コルゲートチューブの経路を規制したい箇所に対して、経路規制用の部品を設ける技術が提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術ではコルゲートチューブが経路規制部品に強い力で押しつけられたり、経路規制部品との接触状態において車両振動が加わったりすることにより、コルゲートチューブの破損や亀裂を招く可能性がある。
そこで、特許文献2〜10に示すように管長手方向に連続するリブを設けて屈曲の規制力を高めるコルゲートチューブが提案されている。このようなコルゲートチューブでは、過度に屈曲をさせたくない箇所と対応するようにリブを形成することで、当該箇所の屈曲規制力を高めて過度な屈曲を防止することができる。
ここで、本件発明者らは、コルゲートチューブについてリブの形成箇所においても未だ規制力が充分でない場合があることを見出した。
本発明は、このような課題を解決するものであり、その目的とするところは、リブの形成箇所において更なる規制力の向上を図ることが可能なコルゲートチューブ及びワイヤーハーネスを提供することにある。
本発明のコルゲートチューブは、管状に形成され、管の周方向に伸びる凹溝と凸条とを管長手方向に交互に配列した蛇腹部を有し、管内側に導体路が挿通されるコルゲートチューブであって、管長手方向であって管軸方向に角度を有する方向に沿って前記蛇腹部の長手方向の一部に形成されたリブを備え、前記リブは、断面視して、角部の少なくとも1つが所定曲率半径の曲部を有した形状となっており、前記リブは、前記凹溝と前記凸条との高さ方向の間に形成され前記凹溝からの高さが管長手方向に変化していることを特徴とする。
本発明のコルゲートチューブによれば、蛇腹部の長手方向の一部に形成されたリブを備え、リブは断面視して角部の少なくとも1つが所定曲率半径の曲部を有した形状となっているため、曲部により規制力を高めることができ、リブの形成箇所において更なる規制力の向上を図ることができる。
さらに、本発明のコルゲートチューブにおいて、前記リブは、前記凹溝と前記凸条との高さ方向の間に形成され前記凹溝からの高さが管長手方向に変化していることが好ましい。
さらに、コルゲートチューブによれば、リブは、凹溝からの高さが管長手方向に変化しているため、リブの高さに応じて屈曲に対する規制力が生じることとなり、種々の規制力を実現することが可能なコルゲートチューブを提供することができる。
また、本発明のコルゲートチューブにおいて、前記リブは、幅が管長手方向に連続的に変化していることが好ましい。
このコルゲートチューブによれば、リブは幅が管長手方向に連続的に変化しているため、管長手方向に規制力についても除々に変化させることができ、急激な屈曲度合いの変化を抑えることに貢献することができる。
また、本発明のコルゲートチューブにおいて、前記リブは、管端部と当該管端部から所定距離の箇所との間に亘って設けられ、管端部側の幅が管中央側の幅よりも大きくされていることが好ましい。
このコルゲートチューブによれば、リブは管端部と当該管端部から所定距離の箇所との間に亘って設けられているため、過度な屈曲が発生し易い導体路の端部箇所付近においてコルゲートチューブの規制力を高めることとなり、当該箇所における過度な屈曲を防止することができる。しかも、リブは管端部側の幅が管中央側の幅よりも大きくされていることから、リブの形成箇所においても管端部側から管中央側に掛けて除々に屈曲を大きくすることとなり、リブの形成箇所とリブが形成されていない箇所との境界部分において急激な屈曲が発生してしまうことの防止に貢献することができる。
本発明によれば、リブの形成箇所において更なる規制力の向上を図ることができることが可能なコルゲートチューブ及びワイヤーハーネスを提供することができる。
第1実施形態に係るコルゲートチューブを含むワイヤーハーネス示す側面図である。 図1に示したコルゲートチューブの一部断面図であって、I−I断面を示している。 第2実施形態に係るコルゲートチューブを含むワイヤーハーネスを示す側面図である。 図5に示したコルゲートチューブの一部断面図であり、(a)はA−A断面を示し、(b)はB−B断面を示し、(c)はC−C断面を示している。 スライドドア開閉時における第1の従来に係るコルゲートチューブの屈曲の様子を示す図である。 スライドドア開閉時における第2の従来に係るコルゲートチューブの屈曲の様子を示す図である。 スライドドア開閉時における本実施形態に係るコルゲートチューブ1の屈曲の様子を示す図である。 第3実施形態に係るコルゲートチューブを含むワイヤーハーネスを示す側面図である。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
図1は、第1実施形態に係るコルゲートチューブを含むワイヤーハーネス示す側面図である。なお、図1に示すコルゲートチューブ1は、車両、特にスライドドアに用いられるものであるが、本発明は特にこれに限られるものではない。また、図1ではコルゲートチューブ1の一端部を示しており、他端部は一端部と同じ構成であってもよいが、本実施形態では異なる構成であるものとして説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るコルゲートチューブ1は、合成樹脂により構成される部品であって、管状に形成され、管内側に電線(導体路の一例)100が挿通されるものである。このコルゲートチューブ1は、管状であれば、特に断面視して円形に構成されていてもよいし、楕円形や長円形等に構成されていてもよいし、多角形状に構成されていてもよい。また、コルゲートチューブ1は、電線100を投入するための管長手方向に延びる切り欠きを備えていてもよいし、備えていなくともよい。なお、コルゲートチューブ1内に電線100が挿通された状態でワイヤーハーネスWHが構成されている。
このようなコルゲートチューブ1は、管の周方向に伸びる凹溝11と凸条12とを管長手方向に交互に配列した蛇腹部10を有している。本実施形態においては蛇腹部10がコルゲートチューブ1の一端から他端に亘って、すなわち全域に形成されている。コルゲートチューブ1は、この蛇腹部10によって屈曲し易くなっている。
さらに、コルゲートチューブ1は、管一端部Eと、管一端部Eから所定距離Lの箇所との間(蛇腹部10の長手方向の一部の一例)に亘ってリブ13を備えている。リブ13はコルゲートチューブ1の長手方向に延びる突条であって、本実施形態においてリブ13の高さは凸条12の高さと同じとされている。このリブ13が設けられることで、屈曲に対する規制力が発揮される。なお、リブ13は、コルゲートチューブ1の表側(図1において図示される側)のみに形成されていてもよいし、表側及び裏側の双方に形成されていてもよい。また、リブ13は管長手方向に形成されていれば、管軸方向ADと平行でなくともよく、管軸に対して角度を有する方向に形成されていてもよい。
図2は、図1に示したコルゲートチューブの一部断面図であって、I−I断面を示している。さらに、本実施形態においてコルゲートチューブ1のリブ13は、断面視して、4つの角部13aが所定曲率半径の曲部13bを有した変形的な矩形状となっている。加えて、リブ13は、先端側が近づくように両側壁13cが傾斜した状態となっている。
このようなコルゲートチューブ1では、リブ13の形成箇所においてより一層規制力を高めることができる。すなわち、曲部13bが形成されることで規制力を高めることができ、且つ、先端側が近づくように両側壁13cを傾斜させることでも規制力を高めることができる。なお、曲部13bは、その曲率半径が大きくなるほど規制力が高くなる。両側壁13cの傾斜角度θは30°以下であれば或る程度の規制力の向上が見込める。
特に第1実施形態においてリブ13の上側曲部13b1については、製造上の容易化の観点から曲率半径R=0.2(mm)以上であることが好ましく、下側曲部13b2については上側曲部13b1の曲率半径Rの1.2〜2.0倍(より好ましくは約1.5倍)であることが好ましい。さらに、傾斜角度θについても製造上の容易化等の観点から5°以上であることが好ましい。
このようにして、本実施形態に係るコルゲートチューブ1によれば、リブ13は断面視して4つの角部13aが所定曲率半径の曲部13bを有した略矩形状となっているため、曲部13bにより規制力を高めることができ、リブ13の形成箇所において更なる規制力の向上を図ることができる。
また、リブ13は先端側が近づくように両側壁13cが傾斜しているため、両側壁13cの傾斜により規制力を高めることができ、より一層充分な規制力を発揮することに貢献することができる。
加えて、本実施形態に係るワイヤーハーネスWHによれば、更なる規制力の向上を図ったワイヤーハーネスを提供することができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係るコルゲートチューブ及びワイヤーハーネスは第1実施形態のものと同様であるが、一部構成が異なっている。以下、第1実施形態との相違点を説明する。
図3は、第2実施形態に係るコルゲートチューブを含むワイヤーハーネスを示す側面図である。また、図4は、図3に示したコルゲートチューブの一部断面図であり、(a)はA−A断面を示し、(b)はB−B断面を示し、(c)はC−C断面を示している。
図3に示すように、第2実施形態においてリブ13は、凹溝11からの高さが管長手方向に変化する構造となっている。具体的には図4(a)〜(c)に示すように、管一端部Eにおける高さがh1となっており、管一端部Eからの距離が約L/2の箇所における高さがh2(>h1)となっており、管一端部Eからの距離Lの箇所における高さがh3(>h2)となっている。すなわち、第2実施形態においてリブ13の高さは管中央側に向かって次第(連続的)に高くなるようにされている。なお、高さは、連続的に変化してもよいし、段階的に変化してもよい。
このようなコルゲートチューブ2では、リブ13の高さによって規制力が変化することとなる。すなわち、高さh1、h2、h3の順に規制力が大きくなる。これにより、種々の規制力を発揮させることができる。
次に、第2実施形態に係るワイヤーハーネスWHの屈曲の様子を説明するが、これに先立って、従来のワイヤーハーネスの屈曲の様子を説明する。図5は、スライドドア開閉時における第1の従来に係るコルゲートチューブの屈曲の様子を示す図である。なお、図5において実線はスライドドアDが閉位置であるときの様子を示し、一点鎖線はスライドドアDが開位置であるときの様子を示している。また、図5においては、蛇腹部が全域に形成され、リブが形成されていないコルゲートチューブ2’を使用しているものとする。
図5に示すように、スライドドアDが閉位置にある場合、コルゲートチューブ2’は略直線状に延びた状態となっている。そして、スライドドアDが開操作されて開位置に移動したとする。この際、コルゲートチューブ2’は、スライドドアDの反対側となる管一端部E側において過度な屈曲が生じ得る。
図6は、スライドドア開閉時における第2の従来に係るコルゲートチューブの屈曲の様子を示す図である。なお、図6において実線はスライドドアDが閉位置であるときの様子を示し、一点鎖線はスライドドアDが開位置であるときの様子を示している。また、図6においては、蛇腹部が全域に形成されると共にリブが管一端部から所定距離に形成され、そのリブの高さが一定(例えば図4(a)に示した高さh1で一定)であるコルゲートチューブ2’’を使用しているものとする。
図6に示すようにスライドドアDが閉位置にある場合、図5に示す例と同様にコルゲートチューブ2’’は略直線状に延びた状態となっている。そして、スライドドアDが開操作されて開位置に移動したとする。この際、コルゲートチューブ2’’は、リブが形成される箇所と形成されない箇所との境界部分Bにおいて、コルゲートチューブ2’’が略折れるように屈曲する(過度な屈曲が生じる)。
図7は、スライドドア開閉時における本実施形態に係るコルゲートチューブ2の屈曲の様子を示す図である。なお、図7において実線はスライドドアDが閉位置であるときの様子を示し、一点鎖線はスライドドアDが開位置であるときの様子を示している。
図7に示すようにスライドドアDが閉位置にある場合、図5に示す例と同様にコルゲートチューブ2は略直線状に延びた状態となっている。そして、スライドドアDが開操作されて開位置に移動したとする。ここで、本実施形態に係るコルゲートチューブ2は、リブ13の高さが調整されることで、その規制力が管一端部Eにおいて大きく中央側に向けて次第に小さくなっている。このため、屈曲についても規制力に応じたものとなる。すなわち、図7に示すように、管一端部Eについては殆ど屈曲せず、中央側になるにつれて徐々に屈曲が大きくなる(滑らかに屈曲が大きくなっていく)。
この結果、図5に示すようなコルゲートチューブ2’の管一端部Eにおける過度な屈曲や、図6に示すようなコルゲートチューブ2’’の境界部分Bにおける過度な屈曲が防止されることとなる。
このようにして、第2実施形態に係るコルゲートチューブ2及びワイヤーハーネスWHによれば、第1実施形態と同様に、リブ13の形成箇所において更なる規制力の向上を図ることができる。また、より一層充分な規制力を発揮することに貢献することができる。加えて、更なる規制力の向上を図ったワイヤーハーネスを提供することができる。
さらに、第2実施形態によれば、リブ13は、凹溝11からの高さが管長手方向に変化しているため、リブ13の高さに応じて屈曲に対する規制力が生じることとなり、種々の規制力を実現することが可能なコルゲートチューブ2を提供することができる。
また、リブ13は高さが管長手方向に連続的に変化しているため、管長手方向に規制力についても除々に変化させることができ、急激な屈曲度合いの変化を抑えることに貢献することができる。
また、リブ13は管端部Eと当該管端部Eから所定距離Lの箇所との間に亘って設けられているため、過度な屈曲が発生し易い電線100の端部箇所付近においてコルゲートチューブ2の規制力を高めることとなり、当該箇所における過度な屈曲を防止することができる。しかも、リブ13は管一端部E側の高さh1が管中央側の高さh3よりも低くされていることから、リブ13の形成箇所においても管一端部E側から管中央側に掛けて除々に屈曲を大きくすることとなり、リブ13の形成箇所とリブ13が形成されていない箇所との境界部分Bにおいて急激な屈曲が発生してしまうことの防止に貢献することができる。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態に係るコルゲートチューブ及びワイヤーハーネスは第1実施形態のものと同様であるが、一部構成が異なっている。以下、第1実施形態との相違点を説明する。
図8は、第3実施形態に係るコルゲートチューブを含むワイヤーハーネスを示す側面図である。図8に示すように、第3実施形態においてリブ13は、その幅(周方向の長さ)が管長手方向に変化している。具体的にリブ13は、管一端部Eの幅がw1であり管中央側のw2(<w1)よりも大きくなっている。また、リブ13の幅は管中央側に向かって次第(連続的)に小さくなるようにされている。なお、リブ13の幅は、これに限らず、管中央側の方が大きくされていてもよいし、連続的に変化するのではなく段階的に変化してもよい。
なお、コルゲートチューブ1は、リブ13の形成箇所における凹溝11の長手方向距離L1が、リブ13の非形成箇所における凹溝の長手方向距離L2よりも長くされている。
このようなコルゲートチューブ3では、リブ13の幅によって規制力が変化することとなる。すなわち、幅が大きくなるほど規制力が大きくなる。これにより、種々の規制力を発揮させることができる。
なお、第3実施形態に係るワイヤーハーネスWHの屈曲の様子は第2実施形態と同様である。
このようにして、第3実施形態に係るコルゲートチューブ3及びワイヤーハーネスWHによれば、第1実施形態と同様に、リブ13の形成箇所において更なる規制力の向上を図ることができる。また、より一層充分な規制力を発揮することに貢献することができる。加えて、更なる規制力の向上を図ったワイヤーハーネスを提供することができる。
さらに、第3実施形態によれば、リブ13は管長手方向に幅が変化しているため、幅の広さに応じて屈曲に対する規制力が生じることとなり、種々の規制力を実現することが可能なコルゲートチューブ3を提供することができる。
また、リブ13は幅が管長手方向に連続的に変化しているため、管長手方向に規制力についても除々に変化させることができ、急激な屈曲度合いの変化を抑えることに貢献することができる。
また、リブ13は管一端部Eと当該管一端部Eから所定距離Lの箇所との間に亘って設けられているため、過度な屈曲が発生し易い電線100の端部箇所付近においてコルゲートチューブ1の規制力を高めることとなり、当該箇所における過度な屈曲を防止することができる。しかも、リブ13は管一端部E側の幅w1が管中央側の幅w2よりも大きくされていることから、リブ13の形成箇所においても管一端部E側から管中央側に掛けて除々に屈曲を大きくすることとなり、リブ13の形成箇所とリブ13が形成されていない箇所との境界部分Bにおいて急激な屈曲が発生してしまうことの防止に貢献することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、上記実施形態において、リブ13の形成箇所はコルゲートチューブ1〜3の端部に限らず、中央側であってもよい。また、リブ13は、1箇所に形成される場合に限らず複数箇所に形成されてもよい。このため、リブ13は、一端から他端にかけて、点在するように形成されてもよい。さらに、第2及び第3実施形態に係るコルゲートチューブ1の屈曲の様子を、コルゲートチューブ2,3がスライドドアDに適用される場合を例に説明したが、これに限らず、コルゲートチューブ2,3は他の箇所に適用されてもよい。
さらに、第2実施形態においてリブ13の高さは、管中央側の方が低くされていてもよいし、第3実施形態においてリブ13の幅は、管中央側の方が広くされていてもよい。加えて、リブ13の高さや幅の変化は、コルゲートチューブ2,3の一端から他端にかけて次第に小さくなり最小値を経て再度大きくなっていく形態など、様々の変化の形態を含むものであってもよい。
さらに、第1実施形態においてリブ13の4つの角部13aは所定曲率半径の曲部13bとなっているが、4つに限らず、角部13aの少なくとも1つが曲部13bとなっていてもよい。
1〜3 :コルゲートチューブ
10 :蛇腹部
11 :凹溝
12 :凸条
13 :リブ
13a :角部
13b :曲部
13b1 :上側曲部
13b2 :下側曲部
13c :両側壁
100 :電線(導体路)
AD :管軸方向
B :境界部分
D :スライドドア
E :管一端部
L :所定距離
WH :ワイヤーハーネス

Claims (1)

  1. 管状に形成され、管の周方向に伸びる凹溝と凸条とを管長手方向に交互に配列した蛇腹部を有し、管内側に導体路が挿通されるコルゲートチューブであって、
    管長手方向であって管軸方向に角度を有する方向に沿って前記蛇腹部の長手方向の一部に形成されたリブを備え、
    前記リブは、断面視して、角部の少なくとも1つが所定曲率半径の曲部を有した形状となっており、前記凹溝と前記凸条との高さ方向の間に形成され前記凹溝からの高さが管長手方向に変化している
    ことを特徴とするコルゲートチューブ。
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