JP6954661B2 - ガス抜き弁、収容体及び接着シート - Google Patents

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Description

本発明は、ガス抜き弁、該ガス抜き弁を備える収容体、及び、前記ガス抜き弁を備える接着シートに関する。
従来、コーヒー豆、味噌、キムチ等の発酵食品は、包材で包装された包装体として流通している。発酵食品が包装された包装体には、発酵食品から発生するガスを包装体の外へ放出するための通気孔が設けられていて、さらに、該通気孔を覆うようにガス抜き弁が取り付けられている。ガス抜き弁は、発酵食品から発生するガスによって包装体内の圧力が上昇することにより開弁し、該ガスを包装体の外部領域に放出する。そして、ガスの放出後は閉弁し、外部領域から包装体内へ酸素が流入することを抑制する。これにより、発酵食品の品質低下を抑制している。
このようなガス抜き弁として、例えば、特許文献1では、少なくとも1つの弁孔が形成された弁座フィルムと、前記弁座フィルムに対向配置された弁板フィルムと、前記弁孔を閉塞しないように前記弁座フィルムに固着された第1の固体シール層と、前記弁板フィルムに固着され、前記第1の固体シール層に対向配置された第2の固体シール層と、を備えるガス抜き弁が開示されている。特許文献1のガス抜き弁は、包装体内の圧力が所定の圧力、すなわち開弁圧を超えると、前記弁板フィルムが前記弁座フィルムから離れる方向に移動して、前記第1の固体シール層と前記第2の固体シール層との間に通気路が形成されて開弁状態となる。そして、包装体内の圧力が開弁圧を下回ると、前記弁板フィルムが前記弁座フィルムに近づく方向に移動することで、前記第1の固体シール層と前記第2の固体シール層との少なくとも一部が密着して閉弁状態となる。
特開2018−2248号公報
特許文献1のガス抜き弁には、弁板フィルムの表面に複数のエンボス部が形成されている。エンボス部は、輸送時や保管時に、外圧によってガス抜き弁が潰されないためのスペーサとして機能することにより、ガス抜き弁を円滑に開弁することができる。しかしながら、形成するエンボス部の個数が増えると、外圧からの影響を受けにくくなる一方で、ガス抜き弁の大きさを大きくする必要があるため、前記第1の固体シール層と前記第2の固体シール層とが密着する面積も大きくなる。その結果、ガス抜き弁を包装体に取り付けた直後の初期開弁圧が高くなり、発酵食品から発生するガスが包装体の外へ放出されにくいという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、外圧からの影響を受けにくく、かつ、初期開弁圧を低下させることが可能なガス抜き弁、該ガス抜き弁を備える収容体、及び、前記ガス抜き弁を備える接着シートを提供することを課題とする。
本発明に係るガス抜き弁は、弁板フィルムと、該弁板フィルムの一方側に積層され、弁孔を形成する弁座フィルムと、を備え、前記弁板フィルムと前記弁座フィルムとの間に、前記弁孔を閉塞しないように前記弁座フィルムに固着された固体シール層を備え、前記弁板フィルムが前記弁座フィルムから離れる方向に移動することで、前記弁板フィルムと前記固体シール層との間にガスの通気方向に沿った通気路が形成される開弁状態と、前記弁板フィルムが前記弁座フィルムに近づく方向に移動することで、前記弁板フィルムと前記固体シール層とが密着する閉弁状態と、を切替可能に構成される弁本体部と、該弁本体部に対して前記通気方向と交差する方向に連続して配置され、前記弁板フィルムと前記弁座フィルムとが固着された固着部と、を備え、前記固着部は、前記弁板フィルムの積層方向の他方側の表面に形成された複数のエンボス部を有し、前記弁本体部は、積層方向から見て前記通気方向の端部に凹設された凹設端部を有する。
前記ガス抜き弁は、前記弁本体部が、積層方向から見て前記通気方向の端部に凹設された凹設端部を有する。そのため、前記弁板フィルムと前記固体シール層とが密着する面積を小さくすることができる。その結果、ガス抜き弁を包装体に取り付けた直後の初期開弁圧を低下させることができる。また、前記ガス抜き弁では、凹設端部が形成されていない場合のガス抜き弁と同等の個数のエンボス部を固着部に形成することができる。したがって、前記ガス抜き弁は、外圧に耐えるために必要な個数のエンボス部を形成することができ、外圧からの影響を受けにくくなる。
本発明に係るガス抜き弁は、弁座フィルムは、弁孔を形成する内周縁部を有し、積層方向から見て、前記凹設端部と前記内周縁部との最短距離をL、前記凹設端部が形成されていないと仮定した際の仮想端部と前記内周縁部との最短距離をLとしたとき、Lに対するLの比が32%以上92%以下であってもよい。
斯かる構成により、前記ガス抜き弁は、初期開弁圧をより低下させることができる。
本発明に係るガス抜き弁は、前記固体シール層が、前記通気方向と交差する方向に延びて互いに離間する複数の突条部からなっていてもよい。
斯かる構成により、隣り合う前記突条部の間には空間が形成される。そのため、通気方向にガスが流れることによって、前記突条部が前記空間側に倒れることができる。その結果、前記ガス抜き弁は、所定の開弁圧で開弁しやすくなる。
本発明に係るガス抜き弁は、前記固体シール層が、複数の方向に延びて互いに交差する複数の突条部からなり、積層方向から見て斜め格子状又はハニカム状に形成されていてもよい。
斯かる構成により、前記ガス抜き弁は、閉弁時の密閉性が向上する。
本発明に係るガス抜き弁において、前記弁本体部は、さらに、少なくとも前記弁孔側に位置する前記固体シール層と前記弁板フィルムとの間に剥離剤層を備えていてもよい。
斯かる構成により、前記ガス抜き弁は、前記弁孔側において前記固体シール層と前記弁板フィルムとが剥離しやすくなるため、包装体内のガスを速やかに外へ放出することができる。
本発明に係るガス抜き弁は、さらに、前記弁座フィルムの積層方向の一方側の面に固着された接着層を備え、該接着層を介して包装体の表面に取り付けられていてもよい。
斯かる構成により、前記ガス抜き弁を包装体の表面に容易に固着させることができる。
本発明に係る収容体は、ガス発生物及びガス発生物を包装する包材を含む包装体と、該包装体に取り付けられた前述のガス抜き弁と、を備える。
前記収容体は、前述のガス抜き弁を備えることにより、前記ガス発生物の品質の低下を抑制することができる。
本発明に係る接着シートは、前述のガス抜き弁を一又は複数備える。
斯かる構成により、前記接着シートは、前記ガス抜き弁を他所へ移動搬送しやすくなる。また、貼付装置等により自動化して、前記ガス抜き弁を包装体に取り付けやすくなる。
本発明によれば、外圧からの影響を受けにくく、かつ、初期開弁圧を低下させることが可能なガス抜き弁、該ガス抜き弁を備える収容体、及び、前記ガス抜き弁を備える接着シートを提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るガス抜き弁1の平面図である。 図2は、図1に示すガス抜き弁1のII−II線断面における断面図である。 図3は、図2に示す弁本体部14の開弁状態Aを示す部分拡大端面図である。
<ガス抜き弁>
以下、本発明の実施形態に係るガス抜き弁1について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付しその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施形態に係るガス抜き弁1の平面図であり、図2は、図1に示すガス抜き弁1のII−II線断面における断面図である。図2に示すように、ガス抜き弁1は、弁板フィルム2と、該弁板フィルム2の一方側(図2中のZ方向の底側)に積層され、弁孔3を形成する弁座フィルム4と、を備えている。より詳しくは、弁座フィルム4は、弁孔3を形成する内周縁部9を有し、すなわち、弁孔3は、内周縁部9によって形成されている。弁孔3は、弁座フィルム4の中央領域に1つ形成されている。なお、本明細書において、弁板フィルム2と弁座フィルム4とが積層する方向を「積層方向」という。
弁板フィルム2及び弁座フィルム4は、包装体の変形に追従できるように、変形可能なフィルムで形成される。弁板フィルム2及び弁座フィルム4としては、例えば、非粘着性の可撓性樹脂フィルムを用いることができる。非粘着性の可撓性樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフラタート、ポリオレフィン等からなる樹脂フィルムが挙げられる。弁板フィルム2及び弁座フィルム4は、同じ材質及び形状の樹脂フィルムで形成されることが好ましい。これにより、両フィルムの熱収縮差によって開弁圧が変化することや、後述する固着部6が剥離することを抑制できる。弁板フィルム2及び弁座フィルム4の厚さは、それぞれ、12μm以上200μm以下であることが好ましく、16μm以上100μm以下であることがより好ましい。
図2に示すように、ガス抜き弁1は、さらに、弁板フィルム2の積層方向の一方側(図2中のZ方向の底側)に固着されたプライマー層13を備えている。プライマー層13は、弁板フィルム2と後述する固体シール層5との密着性を向上させるために設けられる。プライマー層13は、非粘着性であることが好ましい。非粘着性のプライマー層13としては、例えば、平滑性のあるUV硬化性樹脂等からなる層が挙げられる。このようなUV硬化性樹脂としては、例えば、アクリレート基を有するモノマー・オリゴマー、又は、該モノマー・オリゴマーと熱可塑性ポリマーとの混合物等が挙げられる。プライマー層13の厚さは、1μm以上10μm以下であることが好ましい。
図2に示すように、ガス抜き弁1は、さらに、弁座フィルム4の積層方向の一方側(図2中のZ方向の底側)の面に固着された接着層12を備えている。ガス抜き弁1は、該接着層12を介して、包装体の表面に取り付けることができる。接着層12としては、例えば、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤等の公知の粘着剤からなる層、EVA系エマルション形接着剤、合成ゴム系接着剤、シアノアクリレート系接着剤等の公知の接着剤からなる層が挙げられる。接着層12の厚さは、10μm以上50μm以下であることが好ましく、15μm以上25μm以下であることがより好ましい。
接着層12は、包材に対する接着層12の剥離強度が後述する固体シール層5とプライマー層13との間の剥離強度よりも大きくなるように形成される。これにより、開弁時において、接着層12と包装体との間に意図しない通気路が形成されることなく、固体シール層5とプライマー層13との間に通気路Pを形成することができる。
図1に示すように、ガス抜き弁1は、弁本体部14と、該弁本体部14に対して通気方向(図1中のY方向)と交差する方向に連続して配置された固着部6と、を備えている。具体的には、固着部6は、弁本体部14に対して通気方向と直交する方向(図1中のX方向)の両端側にそれぞれ連続して配置されている。
図1及び図2に示すように、弁本体部14は、弁板フィルム2と弁座フィルム4との間に、弁孔3を閉塞しないように弁座フィルム4に固着された固体シール層5を備えている。固体シール層5は、弁座フィルム4が固着された面と反対側の面が、プライマー層13と剥離可能に密着している。固体シール層5は、通気方向と直交する方向(図1中のX方向)に延びて互いに離間する複数の突条部51からなる。図1及び図2に示すように、ガス抜き弁1は、通気方向の両端側にそれぞれ7本の突条部51を備えている。なお、本明細書において直交とは、公差を考慮した直交を意味する。
突条部51は、条状に形成されている。突条部51における延伸方向(図1中のX方向)に沿う長さ及び延伸方向に直交する方向(図1中のY方向)に沿う幅は、特に限定されるのではなく、所望の開弁圧によって適宜調整することができる。突条部51は、例えば、長さを10mm以上14mm以下、幅を0.1mm以上0.45mm以下とすることができる。
固体シール層5としては、例えば、自己吸着性を有したUV硬化性樹脂等からなる層が挙げられる。これらの中でも、固体シール層5は、開弁圧を低下させる観点から、自己吸着力をコントロールできるUV硬化性樹脂であることが好ましい。このようなUV硬化性樹脂としては、例えば、アクリレート基を有するシリコーン系モノマー・オリゴマー、若しくは、アクリレート基を有する長鎖アルキル系モノマー・オリゴマー、又は、これらのモノマー・オリゴマーと熱可塑性ポリマーとの混合物等が挙げられる。なお、固体シール層5は、1種の材料からなる層を用いても、2種以上の材料の混合物からなる層を用いてもよい。固体シール層5の厚さは、1μm以上15μm以下であることが好ましい。
図2に示すように、弁本体部14は、さらに、少なくとも弁孔3側に位置する固体シール層5と弁板フィルム2との間に剥離剤層11を備えている。具体的には、剥離剤層11は、積層方向から見て、弁孔3を覆うように設けられている。剥離剤層11は、積層方向の一方側(図2中のZ方向の底側)の面における通気方向の端部が固体シール層5の突条部51と密着している。一方、剥離剤層11は、積層方向の他方側(図2中のZ方向の天側)の面が全体に渡ってプライマー層13に固着されている。剥離剤層11としては、剥離性を有するUV硬化性樹脂等からなる層が挙げられる。このようなUV硬化性樹脂としては、例えば、アクリレート基を有するシリコーン系モノマー・オリゴマー、若しくは、アクリレート基を有する長鎖アルキル系モノマー・オリゴマー、又は、これらのモノマー・オリゴマーと熱可塑性ポリマーとの混合物等が挙げられる。剥離剤層11の厚さは、1μm以上10μm以下であることが好ましい。
このような弁本体部14は、図1に示すように、積層方向から見て通気方向(図1中のY方向)の端部に凹設された凹設端部8を有する。具体的には、弁本体部14は、通気方向の両端部にそれぞれ凹設端部8を有する。凹設端部8は、通気方向と直交する方向(図1中のX方向)の両端部から中央部8aに向かって凹設量が大きくなり、該中央部8aで凹設量が最も大きくなるように凹設されている。前記中央部8aは、通気方向と直交する方向(図1中のX方向)に沿う所定の幅Wを有している。前記中央部8aの幅Wは、弁本体部14の幅Wに対して、15%以上40%以下であることが好ましく、20%以上33%以下であることがより好ましい。
積層方向から見て、凹設端部8と弁座フィルム4の内周縁部9との最短距離をL、凹設端部8が形成されていないと仮定した際の仮想端部10と内周縁部9との最短距離をLとしたとき、Lに対するLの比が32%以上92%以下であることが好ましく、30%以上70%以下であることがより好ましく、38%以上66%以下であることがさらに好ましい。なお、凹設端部8が形成されていないと仮定した際の仮想端部10とは、弁本体部14に対して通気方向と直交する方向の両端側にそれぞれ連続して配置された固着部6の通気方向の端部同士を結んで形成される端部である。また、Lは、1.6mm以上4.6mm以下であることが好ましい。
前記弁本体部14は、弁板フィルム2が弁座フィルム4から離れる方向に移動することで、弁板フィルム2と固体シール層5との間にガスの通気方向に沿った通気路Pが形成される開弁状態Aと、弁板フィルム2が弁座フィルム4に近づく方向に移動することで、弁板フィルム2と固体シール層5とが密着する閉弁状態Bと、を切替可能に構成される。図2は、弁本体部14の閉弁状態Bを示す断面図である。一方、図3は、図2に示す弁本体部14の開弁状態Aを示す部分拡大端面図である。
具体的には、閉弁状態Bは、固体シール層5とプライマー層13との少なくとも一部が密着することで、ガス抜き弁1が密閉された状態である。すなわち、閉弁状態Bでは、包装体内のガスが外部領域へ放出されず、また、外部領域から包装体内へ酸素が流入することを抑制する。閉弁状態Bにおいて、包装体内の内圧が所定の圧力、すなわち開弁圧を超えると、弁板フィルム2が弁座フィルム4から離れる方向に移動し、閉弁状態Bから開弁状態Aに推移する。
開弁状態Aは、固体シール層5とプライマー層13との少なくとも一部が離れ、固体シール層5とプライマー層13との間に通気路Pが形成された状態である。すなわち、開弁状態Aでは、包装体内のガスが外部領域に放出される。開弁状態Aにおいて包装体内の内圧が所定の圧力、すなわち開弁圧を下回ると、弁板フィルム2が弁座フィルム4に近づく方向に移動することで、弁板フィルム2と固体シール層5とが密着して閉弁状態Bに戻る。これにより、ガス抜き弁1は、弁孔3から固体シール層5とプライマー層13との間を通って外部領域に向かう方向を通気方向とする逆止弁として機能する。
開弁圧は、大気圧を超える圧力であり、かつ、包材の破裂強度(JIS−P−8112 ミューレン法)以下であることが好ましい。ガス抜き弁1が、ガス発生物から発生するガスの圧力程度の僅かな圧力で開弁するためには、開弁圧を大気圧に近い圧力とすることが好ましい。具体的には、開弁圧は、1.0kgf/cm以上2.0kgf/cm以下であることが好ましく、1.0kgf/cm以上1.5kgf/cm以下であることがより好ましい。
固着部6では、弁板フィルム2と弁座フィルム4とが固着されている。具体的には、固着部6では、弁板フィルム2と弁座フィルム4とがプライマー層13を介して固着されている。図1及び図2に示すように、固着部6は、弁板フィルム2の積層方向の他方側(Z方向の天側)の表面に形成された複数のエンボス部7を有する。具体的には、各固着部6には、それぞれ4個ずつ円形のエンボス部7が直線状に均等間隔で配置されている。エンボス部7は、輸送時や保管時に、外圧によってガス抜き弁1が潰されないためのスペーサとして機能することにより、ガス抜き弁1を円滑に開弁することができる。
本実施形態に係るガス抜き弁1は、弁本体部14が、積層方向から見て通気方向の端部に凹設された凹設端部8を有する。そのため、弁板フィルム2(本実施形態では、プライマー層13)と固体シール層5とが密着する面積を小さくすることができる。その結果、ガス抜き弁1を包装体に取り付けた直後の初期開弁圧を低下させることができる。また、ガス抜き弁1では、凹設端部8が形成されていない場合のガス抜き弁1と同等の個数のエンボス部7を固着部6に形成することができる。したがって、ガス抜き弁1は、外圧に耐えるために必要な個数のエンボス部7を形成することができ、外圧からの影響を受けにくくなる。
本実施形態に係るガス抜き弁1において、弁孔3を形成する内周縁部9を有し、積層方向から見て、凹設端部8と内周縁部9との最短距離をL、凹設端部8が形成されていないと仮定した際の仮想端部10と内周縁部9との最短距離をLとしたとき、Lに対するLの比が32%以上92%以下であることが好ましい。斯かる構成により、ガス抜き弁1は、初期開弁圧をより低下させることができる。
本実施形態に係るガス抜き弁1は、固体シール層5が、通気方向と交差する方向(本実施形態では、直交する方向)に延びて互いに離間する複数の突条部51からなる。斯かる構成により、隣り合う突条部51の間には空間が形成される。そのため、通気方向にガスが流れることによって、突条部51が前記空間側に倒れることができる。その結果、ガス抜き弁1は、所定の開弁圧で開弁しやすくなる。
本実施形態に係るガス抜き弁1において、弁本体部14は、さらに、少なくとも弁孔3側に位置する固体シール層5と弁板フィルム2(本実施形態では、プライマー層13)との間に剥離剤層11を備えている。斯かる構成により、ガス抜き弁1は、弁孔3側において固体シール層5と弁板フィルム2(本実施形態では、プライマー層13)とが剥離しやすくなるため、包装体内のガスを速やかに外へ放出することができる。
本実施形態に係るガス抜き弁1は、さらに、弁座フィルム4の積層方向の一方側の面に固着された接着層12を備え、該接着層12を介して包装体の表面に取り付けられている。斯かる構成により、ガス抜き弁1を包装体の表面に容易に固着させることができる。
続いて、本実施形態に係るガス抜き弁1の製造方法の一例を説明する。
まず、弁孔3を形成する弁座フィルム4の表面に固体シール層5を形成する。具体的には、弁孔3が形成される領域及び突条部51を形成しない領域にマスクをした所定のパターンで固体シール層5となる材料を印刷後、硬化させる。前記パターンは、固着部6となる領域もマスクするものであってもよい。印刷方法としては、例えば、グラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、インクジェット印刷等の公知の印刷方法が挙げられる。硬化は、固体シール層5となる材料の硬化条件に合わせて、紫外線照射、加熱等を行うことで実施できる。なお、弁座フィルム4には、接着層12が既に積層されていてもよい。
次に、弁板フィルム2の表面に粘着剤層を介してプライマー層13を形成し、さらに、プライマー層13の表面に剥離剤層11を形成する。具体的には、弁板フィルム2の表面に粘着剤を塗布した後、プライマー層13となるUV硬化性樹脂を塗布し、紫外線照射により硬化させて、プライマー層13を形成する。続いて、剥離剤層11となるUV硬化性樹脂を塗布し、紫外線照射により硬化させて、剥離剤層11を形成する。
続いて、固体シール層5とプライマー層13とが対向するように弁板フィルム2と弁座フィルム4とを配置し、ガス抜き弁1の一対の側縁部に沿ってプライマー層13と弁座フィルム4とを固着させることで固着部6を形成する。次に、雄型(凸)と雌型(凹)の2つの金型を使用し、上下から熱プレスすることで固着部6にエンボス部7を形成する。これにより、ガス抜き弁1を製造することができる。
<収容体>
次に、本実施形態に係る収容体について説明する。本実施形態に係る収容体は、ガス発生物及びガス発生物を包装する包材を含む包装体と、該包装体に取り付けられた前述のガス抜き弁1と、を備えている。収容体は、ガス抜き弁1を取り付けた包装体表面の少なくとも一部を覆うように、蓋が設けられていてもよい。該蓋と前記包装体との間には、僅かに隙間を設けることで、ガス抜き弁1から放出されたガスを前記蓋の外部領域へ放出することができる。
前記ガス発生物としては、例えば、コーヒー豆、加熱されたコーヒー、紅茶やお茶等の茶飲料、味噌、キムチ、チーズ、サワークラウト等の発酵食品、ガスを発生する洗剤等のガス発生食品、ガス発生化成品が挙げられる。
前記包材には、包装体内のガスを放出する貫通孔が設けられている。ガス抜き弁1は、該孔と弁孔3とが連通するように、包装体に取り付けられる。包装体には、接着層12を介してガス抜き弁1が取り付けられる。
前記包材としては、例えば、樹脂を含む材料からなり、該材料が袋状、容器状等に成形されたものを用いることができる。
前記収容体は、前述のガス抜き弁1を備えることにより、前記ガス発生物の品質の低下を抑制することができる。
<接着シート>
本実施形態に係る接着シートは、前述のガス抜き弁1を一又は複数備える。接着シートは、一又は複数のガス抜き弁1と、剥離シートとを備えている。ガス抜き弁1は、接着層12を介して前記剥離シートに固着されている。使用時には、剥離シートを剥離して、ガス抜き弁1を接着シートから分離して接着層12を露出した後、ガス抜き弁1を包装体に固着させることができる。これにより、ガス抜き弁1を他所へ移動搬送しやすく、貼付装置等により自動化して、ガス抜き弁1を包装体に取り付けやすくなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
本実施形態に係るガス抜き弁1では、弁孔3が弁座フィルム4の中央領域に1つ形成されている。しかしながら、本発明は当該構成に限定されるものではなく、複数の弁孔3が形成されていてもよいし、弁座フィルム4の側縁側に偏った領域に弁孔3が形成されていてもよい。
本実施形態に係るガス抜き弁1では、弁板フィルム2の積層方向の一方側にプライマー層13が固着されている。しかしながら、本発明は当該構成に限定されるものではなく、プライマー層13が設けられていなくてもよい。すなわち、弁本体部14においては弁板フィルム2と固体シール層5とが直接密着し、固着部6においては弁板フィルム2と弁座フィルム4とが直接固着していてもよい。また、プライマー層13は、弁座フィルム4と固体シール層5との間に設けられていてもよい。これにより、弁座フィルム4と固体シール層5との密着性を向上させることができる。
本実施形態に係るガス抜き弁1において、固体シール層5は、通気方向と直交する方向に延びて互いに離間する複数の突条部51からなる。しかしながら、本発明は当該構成に限定されるものではなく、突条部51は、通気方向と交差する方向に延びていれば、通気方向と直交する方向に延びていなくてもよい。また、固体シール層は、複数の方向に延びて互いに交差する複数の突条部からなり、積層方向から見て斜め格子状又はハニカム状に形成されていてもよい。斯かる構成により、前記ガス抜き弁は、閉弁時の密閉性が向上する。なお、本明細書において、斜め格子状とは、通気方向に対して斜めの方向に沿って形成された格子状を意味する。さらに、固体シール層は、1枚の平板状に形成されていてもよい。
本実施形態に係るガス抜き弁1は、通気方向の両端側にそれぞれ7本の突条部51を備えている。しかしながら、本発明は当該構成に限定されるものではなく、突条部51の本数は、所望の開弁圧によって適宜調整することができる。
本実施形態に係るガス抜き弁1において、突条部51は、条状に形成されている。しかしながら、本発明は当該構成に限定されるものではなく、突条部51は、幅広の帯状に形成されていてもよい。
本実施形態に係るガス抜き弁1において、凹設端部8は、所定の幅Wを有する中央部8aを備える。しかしながら、本発明は当該構成に限定されるものではなく、前記中央部8aは幅を有していなくてもよい。すなわち、凹設端部8は、通気方向と直交する方向(図1中のX方向)の両端部から中央部8aの一点に向かって凹設量が大きくなり、該中央部8aの一点で凹設量が最も大きくなるように凹設されていてもよい。
本実施形態に係るガス抜き弁1において、各固着部6には、それぞれ4個ずつの円形エンボス部7が直線状に均等間隔で配置されている。しかしながら、本発明は当該構成に限定されるものではなく、エンボス部7の個数及び配置パターンは、固着部6の形状及び大きさに合わせて適宜変更することができる。また、エンボス部7の形状は、楕円形状又は多角形状であってもよい。
本実施形態に係るガス抜き弁1は、弁板フィルム2の積層方向の他方側の表面に、さらに、弾性部材層(図示せず)を備えていてもよい。弾性部材層は、積層方向から見て、固体シール層5が形成される領域と重なる領域に設けることが好ましい。弾性部材層は、複数の帯状部材から構成されていてもよい。ガス抜き弁1は、開弁状態Aと閉弁状態Bとの間の弁板フィルム2の変形を弾性部材層に補助させることができる。したがって、弾性部材層によって、ガス抜き弁1の開弁圧を一層低くすることができ、容易に各状態間を移行させることができる。弾性部材層としては、例えば、ゴムニス等の弾性樹脂材料からなる層を用いることができる。弾性部材層は、パターン状に転写、印刷等を行うことにより形成することができる。
本実施形態に係るガス抜き弁1は、弁板フィルム2の積層方向の他方側の表面に、さらに、センサーインキ層(図示せず)を備えていてもよい。斯かる構成により、生産ラインでの位置ずれ、貼り忘れ等を防止することができる。センサーインキ層としては、例えば、ブラックライトインキ等からなる層を用いることができる。センサーインキ層は、例えば、積層方向から見て、弁孔3が形成される領域と重なる領域に設けることができる。
本実施形態に係るガス抜き弁1において、弁座フィルム4は、固体シール層5が固着された表面が粗面化されていてもよい。弁座フィルム4の表面は、例えば、フィラー入りの樹脂、マット加工ニス等の粗面化剤を塗布することや、ブラスト処理、エンボス加工、コロナ処理、プラズマ処理等を施すことにより形成することができる。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
<ガス抜き弁の作製>
実施例1〜5では、図1及び図2に示す構造を有するガス抜き弁を作製した。比較例1では、凹設端部が形成されていないこと以外、実施例1〜5のガス抜き弁と同様の構造を有するガス抜き弁を作製した。比較例2では、エンボス部が形成されていないこと以外、比較例1のガス抜き弁と同様の構造を有するガス抜き弁を作製した。さらに、図1及び図2には示されていないが、各実施例及び各比較例のガス抜き弁は、弁板フィルムの積層方向の他方側の表面に、さらに、弾性部材層を備える。弾性部材層は、積層方向から見て、固体シール層が形成される領域と重なる領域に設けた。また、各実施例及び各比較例のガス抜き弁は、弁板フィルムの積層方向の他方側の表面に、さらに、センサーインキ層を備える。センサーインキ層は、積層方向から見て、弁孔が形成される領域と重なる領域に設けた。
各実施例及び各比較例のガス抜き弁における凹設端部と内周縁部との最短距離L、仮想端部と内周縁部との最短距離L、Lに対するLの比、及び、凹設端部の中央部の幅Wを表1に示す。また、各実施例及び各比較例のガス抜き弁は、積層方向から見て、通気方向に沿う長さ(実施例1〜5の場合は、凹設端部が形成されていない固着部における長さ)が20mm、通気方向と直交する方向に沿う幅が20mmであった。弁本体部の幅Wは14mmであった。
各実施例及び各比較例のガス抜き弁は、弁板フィルムとしてポリエチレンテレフラタートからなる樹脂フィルム(厚さ:25μm)、弁座フィルムとしてポリエチレンテレフラタートからなる樹脂フィルム(厚さ:100μm)、固体シール層としてX−62−7205(信越化学社製、厚さ:7μm)、プライマー層としてFDクリアコートFR(東洋インキ社製、厚さ:5μm)、弁板フィルムの表面にプライマー層を接着するための接着剤層としてアクリル系粘着剤(厚さ:20μm)、剥離剤層としてハクリOPニスU−2(T&K TOKA社製、厚さ:5μm)、接着層としてアクリル系粘着剤(厚さ:20μm)、弾性部材層としてゴムニス(厚さ:5μm)、センサーインキ層としてブラックライトインキ(厚さ:1μm)を用いた。なお、弁座フィルムの固体シール層が固着された表面は、マット加工ニスを塗布することにより粗面化した。また、エンボス部は、弁板フィルムと弁座フィルムとの熱溶着と同時に作製した。エンボス部の高さは280μmであった。
<初期開口圧の測定>
各実施例及び各比較例のガス抜き弁を包装体に取り付けて、該ガス抜き弁を覆うように蓋を設けた。包装体の表面には、ガス抜き弁を取り付ける位置に設けられた貫通孔に加えて、ガスを導入するための導入孔を設けられている。該導入孔から10mL/minの流量で包装体内にガスを導入することで、ガス抜き弁の初期開口圧(kPa)を測定した。結果を表1に示す。
Figure 0006954661
表1の結果から分かるように、本発明の構成要件をすべて満たす各実施例のガス抜き弁は、凹設端部を有さない比較例1のガス抜き弁と比較して、初期開口圧を低下させることができる。
また、エンボス部を有さない比較例2のガス抜き弁では、包装体内の圧力が増加した際にガス抜き弁と蓋とが密着することにより該ガス抜き弁が潰されるため、エンボス部を有する比較例1のガス抜き弁と比較して、初期開口圧が上昇する。したがって、エンボス部を有する各実施例のガス抜き弁は、当然に外圧からの影響を受けにくいものである。
1 ガス抜き弁
2 弁板フィルム
3 弁孔
4 弁座フィルム
5 固体シール層
6 固着部
7 エンボス部
8 凹設端部
9 内周縁部
10 仮想端部
11 剥離剤層
12 接着層
13 プライマー層
14 弁本体部
51 突条部

Claims (8)

  1. 弁板フィルムと、該弁板フィルムの一方側に積層され、弁孔を形成する弁座フィルムと、を備えるガス抜き弁であって、
    前記弁座フィルムと前記弁板フィルムとの間に、前記弁孔を閉塞しないように前記弁座フィルムに固着された固体シール層を備え、前記弁板フィルムが前記弁座フィルムから離れる方向に移動することで、前記弁板フィルムと前記固体シール層との間にガスの通気方向に沿った通気路が形成される開弁状態と、前記弁板フィルムが前記弁座フィルムに近づく方向に移動することで、前記弁板フィルムと前記固体シール層とが密着する閉弁状態と、を切替可能に構成される弁本体部と、
    該弁本体部に対して前記通気方向と交差する方向に連続して配置され、前記弁板フィルムと前記弁座フィルムとが固着された固着部と、
    を備え、
    前記固着部は、前記弁板フィルムの積層方向の他方側の表面に形成された複数のエンボス部を有し、
    前記弁本体部は、積層方向から見て前記通気方向の端部に凹設された凹設端部を有する、ガス抜き弁。
  2. 弁座フィルムは、弁孔を形成する内周縁部を有し、
    積層方向から見て、前記凹設端部と前記内周縁部との最短距離をL、前記凹設端部が形成されていないと仮定した際の仮想端部と前記内周縁部との最短距離をLとしたとき、Lに対するLの比が46%以上66%以下である、請求項1に記載のガス抜き弁。
  3. 前記固体シール層は、前記通気方向と交差する方向に延びて互いに離間する複数の突条部からなる、請求項1又は2に記載のガス抜き弁。
  4. 前記固体シール層は、複数の方向に延びて互いに交差する複数の突条部からなり、積層方向から見て斜め格子状又はハニカム状に形成される、請求項1〜3のいずれか一つに記載のガス抜き弁。
  5. 前記弁本体部は、さらに、少なくとも前記弁孔側に位置する前記固体シール層と前記弁板フィルムとの間に剥離剤層を備える、請求項1〜3のいずれか一つに記載のガス抜き弁。
  6. さらに、前記弁座フィルムの積層方向の一方側の面に固着された接着層を備え、
    該接着層を介して包装体の表面に取り付けられる、請求項1〜5のいずれか一つに記載のガス抜き弁。
  7. ガス発生物及びガス発生物を包装する包材を含む包装体と、該包装体に取り付けられた請求項1〜6のいずれか一つに記載のガス抜き弁と、を備える、収容体。
  8. 請求項1〜6のいずれか一つに記載のガス抜き弁を一又は複数備える、接着シート。
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