JP6953319B2 - フラップ付包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、フラップを備えるフラップ付包装箱に関する。
従来、4つの側板を備える有底角筒状の包装箱であって、上方開口縁に開閉自在な一対の内フラップと一対の外フラップとが設けられたフラップ付包装箱が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のフラップ付包装箱では、外フラップと内フラップとを連結して起立状態を保つための縦断面U字状の保持部材が外フラップの先端縁から隣接する内フラップの先端縁に沿ってL字状に延びて4箇所に取り付けられている。保持部材は段ボールを折り曲げて形成される。
実用新案登録第3145639号公報
特許文献1のフラップ付包装箱では、フラップを保持部材で保持するが、フラップ付包装箱とは別に保持部材を用意する必要があるため、面倒である。
本発明は、以上の点に鑑み、従来よりも使い勝手がよく起立状態のフラップを保持することができるフラップ付包装箱を提供することを目的とする。
[1]上記目的を達成するため、本発明は、
筒状胴部と、
前記筒状胴部の一方の開口端縁に設けられた開閉自在な複数のフラップと、
前記筒状胴部又は前記フラップに、破断して取り外し可能に設けられた破断部と、
を備えるフラップ付包装箱であって、
前記破断部の少なくとも一部には、隣接する前記フラップ同士を連結可能な保持部材が設けられ、
前記保持部材と前記フラップとは、互いに係合する係合片と係合孔とで係合されていることを特徴とする。
本発明によれば、展示するときなどに破断される破断部の少なくとも一部が保持部材となるため、包装箱とは別に保持部材を用意する必要がない。従って、破断部の少なくとも一部で構成される保持部材を用いて容易にフラップの起立状態を保つことができ、使い勝手がよい。
[2]また、本発明においては、
前記保持部材は、前記フラップを挟み込むべく二つ折りにされる二つ折目線を備え、
前記二つ折目線の中央部分には、U字状切込線が設けられ、
前記U字状切込線により前記二つ折目線で前記保持部材を折り曲げたときに起立して突出する突片部が形成されるとともに、前記突片部が起立することによって前記係合孔も形成され、
隣接する前記フラップ同士には、前記係合孔に差込可能な係合片が先方へ突出して設けられ、
前記突片部は、前記係合片を前記差込孔に差し込んで前記保持部材によって隣接する前記フラップ同士を連結させたときに前記係合片の外面に接触するように構成することが好ましい。
かかる構成によれば、フラップの外面に沿った保持部材の部分がフラップから離れることを、突片部が係合片の外面に接触することにより防ぐことができる。従って、保持部材によって、隣接するフラップ同士をしっかりと連結して起立した状態を保持することができる。
[3]また、本発明において、上述の如く突片部を設ける場合には、前記筒状胴部は前板を備え、複数の前記フラップは、前記前板の上縁に連接する前フラップを備え、前記破断部は、少なくとも前記前フラップを含む構造のフラップ付包装箱に特に適している。
破断部に前フラップが含まれるフラップ付包装箱においては、全てのフラップを起立させた状態で連結して筒状に構成することができない。このため、保持部材の保持力が更に要求されるが、上述の如く突片部を設けることにより、少なくとも前フラップが破断されるフラップ付包装箱であっても、保持部材でしっかりと残りのフラップを起立状態で連結して保持することができる。
[4]また、本発明においては、
前記保持部材は、開いて起立した状態で隣接する前記フラップ同士の外面又は内面に沿ってL字状に設けられ、
前記保持部材及び隣接する前記フラップ同士の一方には、他方に向かって折曲可能な前記係合片が隣接する前記フラップに対応させて少なくとも1つずつ設けられ、前記他方には前記係合片を受け入れる前記係合孔が前記係合片に対応させて設けられていることが好ましい。
かかる構成によれば、係合片が係合孔に係合することにより、保持部材でしっかりと隣接するフラップ同士を開いて起立した状態で保持することができる。
本発明の第1実施形態のフラップ付包装箱を示す斜視図。 第1実施形態のフラップ付包装箱を展開して示す説明図。 第1実施形態のフラップ付包装箱の保持部材を分離した状態で示す斜視図。 本発明の第2実施形態のフラップ付包装箱を示す斜視図。 第2実施形態のフラップ付包装箱を展開して示す説明図。 第2実施形態のフラップ付包装箱の保持部材を分離した状態で示す説明図。
[第1実施形態]
図1から図3を参照して、本発明の第1実施形態のフラップ付包装箱1を説明する。図1に示すように、第1実施形態のフラップ付包装箱1は、横断面四角形状の筒状胴部2と、天板3の一部を構成し、筒状胴部2の上方の開口端縁に夫々連設された開閉自在な一対の天板内フラップ4と、天板3の残りの一部を構成し、筒状胴部2の上方の開口端縁に夫々連設された開閉自在な一対の天板外フラップ5と、底板6とを備える。天板3を構成する天板内フラップ4と、天板外フラップ5とは、筒状胴部2に対して内側へ直角に折り曲げられることにより、筒状胴部2の上方の開口を閉塞することができる。
図2は、本実施形態のフラップ付包装箱1の展開図である。図2から明らかなように、本実施形態のフラップ付包装箱1は、段ボール原紙から打ち抜かれた1枚の板紙を折り曲げて組み立てられる。図2に示すように、本実施形態のフラップ付包装箱1は、矩形状の第1側板11と、第1側板11の一方の側縁に折目線L1を介して連設される矩形状の第2側板12と、第2側板12の一方の側縁に折目線L2を介して連設される矩形状の第3側板13と、第3側板13の一方の側縁に折目線L3を介して連設される矩形状の第4側板14とを備える。
第4側板14の一方の側縁には折目線L4を介して第1側板11の他方の側縁部に接着される接着片15が連設されている。第1側板11、第2側板12、第3側板13、第4側板14を、夫々折目線L1〜L3で直角に折り曲げ、接着片15を第1側板11の他方の側縁部に接着させることで、本実施形態の筒状胴部2が構成される。
第1側板11及び第3側板13の上縁には、折目線L5を介して矩形状の天板内フラップ4が連設されている。第2側板12及び第4側板14の上縁には、折目線L6を介して矩形状の天板外フラップ5が連設されている。第1側板11及び第3側板13の下縁には、折目線L7を介して矩形状の底板内フラップ16が連設されている。第2側板12及び第4側板14の下縁には、折目線L8を介して矩形状の底板外フラップ17が連設されている。
本実施形態においては、第2側板12が前板、第1側板11が右側板、第3側板が左側板、第4側板14が後板、第2側板12に連設する天板外フラップ5が前フラップに該当する。フラップ付包装箱1には、天板内フラップ4、第1側板11、第2側板12、第3側板13、天板内フラップ4に渡ってU字状に延びる破断可能線21が設けられている。この破断可能線21を破断することにより、図1に示すように、前フラップとしての天板外フラップ5を含めた天板内フラップ4の前側部分、第1側板11の前方上端部分、第2側板12の上方部分、第3側板13の前方上端部分、が破断されて、フラップ付包装箱1の本体から分離され、展示などに用いられる。破断可能線21で破断されてフラップ付包装箱1の本体から分離される部分が本実施形態における破断部23となる。
破断部23の一部である前板としての天板外フラップ5には、一対の保持部材25がH字状の切込線27を介して切り取り可能に設けられている。
保持部材25は、天板内フラップ4及び天板外フラップ5を挟み込むべく、二つ折りにされる二つ折目線29と、二つ折目線29の中央部分に設けられたU字状切込線31と、を備える。なお、明細書中、「U字状」とは、厳密な意味でのU字のみならず、コ字状や、V字状、C字状を含む概念として定義する。U字状切込線31によって、二つ折目線29は左右二つに分割されている。保持部材25は、二つ折目線29に二つ折りにすることにより、U字状切込線31の部分が折り曲げられることなく上方に起立して突出する突片部33が形成される。また、突片部33が起立することによって、U字状切込線31の内側の部分が開口し、この開口によって本実施形態の係合孔35が形成される。
後板としての第4側板14の上端縁に連設する天板外フラップ5の先端には、先端縁から基端に向かって切り欠かれた左右一対の切欠部37が設けられている。切欠部37は互いに間隔を存して形成されると共に、天板外フラップ5の左右の側縁から間隔を存して形成されている。この切欠部37によって、天板外フラップ5の先端の左右両側縁部分には、一対の係合片39が形成されている。
一対の天板内フラップ4の先端縁の後ろ側には、切欠部41が形成されている。この切欠部41によって、天板内フラップ4の先端の後ろ側部分には、係合片43が夫々形成される。切欠部37と切欠部41は、天板内フラップ4と天板外フラップ5とを閉じて天板3を構成したときに互いに重ならないように形成されている。これにより、天板3で筒状胴部2の上端開口をしっかりと閉塞させることができる。
本実施形態の底板6は、筒状胴部2に対して、底板内フラップ16を内側へ直角に折り曲げた後、底板内フラップ16の外面に重ねるように、底板外フラップ17を筒状胴部2に対して内側へ直角に折り曲げることによって構成される。
本実施形態のフラップ付包装箱1は、内容物を収容して運搬するときには、天板内フラップ4及び天板外フラップ5を閉じた状態で運搬される。そして、店頭等で商品を陳列・展示する際には、天板内フラップ4及び天板外フラップ5を開いて、破断可能線21を破断して、前方の天板外フラップ5を取り外す。破断可能線21を破断することで前板としての第2側板12の上方部分も取り外されるため、収容される収容物を大きく露出させることができる。
そして、天板外フラップ5のH字状の切込線を破断させて、保持部材25を取り外す。なお、保持部材は、天板内フラップ4に設けてもよい。取り外された保持部材25は、二つ折目線29に沿って二つ折りにして天板内フラップ4及び天板外フラップ5を板厚方向から挟めるようにする。そして、図3に示すように、起立した状態の天板内フラップ4の係合片43及び天板外フラップ5の係合片39が係合孔35に差し込まれるように、天板内フラップ4及び天板外フラップ5に沿って中央でL字状となるように折り曲げて保持部材25を天板内フラップ4及び天板外フラップ5に係合させる。
このとき、突片部33が係合片39,43の外面に位置するように、保持部材25が天板内フラップ4及び天板外フラップ5に係合されている。このようにして、突片部33を係合片39,43の外面に接触させるようにすることによって、二つ折り状態にされた保持部材25が再び元の状態に戻るように開くことを防止して、保持部材25を意図せずに引っ掛けて脱落させることを抑制させることができる。
本実施形態によれば、展示するときなどに破断される破断部33の少なくとも一部が保持部材25となるため、従来のように、包装箱とは別に保持部材を用意する必要がない。従って、破断部33の少なくとも一部で構成される保持部材25を用いて容易に天板内フラップ4及び天板外フラップ5の起立状態を保つことができる。従って、収容物をフラップ付包装箱1に山積み状態で展示する場合に、天板内フラップ4と天板外フラップ5とを開いて起立させた状態で収容物を山積みとすることができる。また、係合片39,43と係合孔35とで保持部材25が天板内フラップ4及び天板外フラップ5にしっかりと係合されるため、保持部材25が意図せずに脱落することを抑制することができる。
また、本実施形態の如く、破断部33に前方に位置する天板外フラップ5が含まれるフラップ付包装箱1においては、天板外フラップ5が破断可能線21で破断されて取り外されてしまうため、全てのフラップ4,5を起立させた状態で連結して筒状に構成することができない。このため、本実施形態のようなフラップ付包装箱1においては、保持部材25の保持力が更に要求される。しかしながら、本実施形態では、突片部33を設けることにより、保持部材25でしっかりと残りのフラップ4,5を起立状態で連結して保持することができる。従って、内容物をフラップ付包装箱1に山積み状態で展示する場合に、天板内フラップ4と天板外フラップ5とを開いた状態で内容物を山積みとすることができる。
なお、本実施形態においては、筒状胴部として四角筒状のものを説明した。しかしながら、本発明の筒状胴部はこれに限らず、フラップで少なくとも一方の開口を閉塞する包装箱であればよい。例えば、断面六角形状の筒状胴部であってもよい。
また、本実施形態では、A式段ボール包装箱を説明したが、本発明のフラップ付包装箱は、A式段ボール包装箱に限らず、B式段ボール包装箱としてもよい。また、係合片、係合孔、突片部は、底板内フラップ又は底板外フラップに設けてもよい。この場合、展示する際には、上下をひっくり返して使用することによって商品を山積みとすることができる。また、本発明のフラップ付包装箱は段ボール製に限らず、他の材質であってもよく、例えば、合成樹脂製であってもよい。
また、本発明の突片部、係合孔、係合片の形状は、実施形態のものに限らず、互いに係合できるものであれば、他の形状であってもよい。
[第2実施形態]
図4から図6を参照して、本発明の第2実施形態のフラップ付包装箱1を説明する。
図4に示すように、第2実施形態のフラップ付包装箱1は、横断面四角形状の筒状胴部2と、天板3の一部を構成し、筒状胴部2の上方の開口端縁に夫々連設された開閉自在な一対の天板内フラップ4と、天板3の残りの一部を構成し、筒状胴部2の上方の開口端縁に夫々連設された開閉自在な一対の天板外フラップ5と、底板6とを備える。天板3を構成する天板内フラップ4と、天板外フラップ5とは、筒状胴部2に対して内側へ直角に折り曲げられることにより、筒状胴部2の上方の開口を閉塞することができる。
図5は、本実施形態のフラップ付包装箱1の展開図である。図5から明らかなように、本実施形態のフラップ付包装箱1は、段ボール原紙から打ち抜かれた1枚の板紙を折り曲げて組み立てられる。図5に示すように、本実施形態のフラップ付包装箱1は、矩形状の第1側板11と、第1側板11の一方の側縁に折目線L1を介して連設される矩形状の第2側板12と、第2側板12の一方の側縁に折目線L2を介して連設される矩形状の第3側板13と、第3側板13の一方の側縁に折目線L3を介して連設される矩形状の第4側板14とを備える。
第4側板14の一方の側縁には折目線L4を介して第1側板11の他方の側縁部に接着される接着片15が連設されている。第1側板11、第2側板12、第3側板13、第4側板14を、夫々折目線L1〜L3で直角に折り曲げ、接着片15を第1側板11の他方の側縁部に接着させることで、本実施形態の筒状胴部2が構成される。
第1側板11及び第3側板13の上縁には、折目線L5を介して矩形状の天板内フラップ4が連設されている。第2側板12及び第4側板14の上縁には、折目線L6を介して矩形状の天板外フラップ5が連設されている。第1側板11及び第3側板13の下縁には、折目線L7を介して矩形状の底板内フラップ16が連設されている。第2側板12及び第4側板14の下縁には、折目線L8を介して矩形状の底板外フラップ17が連設されている。
本実施形態においては、第2側板12が前板、第1側板11が右側板、第3側板が左側板、第4側板14が後板、第2側板12に連設する天板外フラップ5が前フラップに該当する。フラップ付包装箱1には、第2側板12と、天板外フラップ5との間の折目線L6に沿って延びる破断可能線21が設けられている。この破断可能線21を破断することにより、図4に示すように、前フラップとしての天板外フラップ5が、第2側板12の上端縁から破断されて、フラップ付包装箱1の本体から分離され、フラップ付包装箱1が収容物を収容した状態で展示などに用いられる。本実施形態では、破断可能線21で破断されてフラップ付包装箱1の本体から分離される天板外フラップ5が破断部23となる。
破断部23である前板としての天板外フラップ5には、中央に切込線27が破断可能に設けられ、切込線27を破断して天板外フラップ5を半分に分割することにより、一対の保持部材25が形成される。
保持部材25には、起立状態の天板内フラップ4及び天板外フラップ5の内面(又は外面)に沿って中央部分で折り曲げられてL字状となるように折目線29が設けられている。また、保持部材25には、天板内フラップ4及び天板外フラップ5の内面(又は外面)に沿うように配置されたときに、天板内フラップ4及び天板外フラップ5に夫々対応する位置にU字状切込線38が設けられている。U字状切込線38の内側の部分を天板内フラップ4及び天板外フラップ5に向かって折り曲げることによって、本実施形態の係合片39が形成される。U字状切込線38は、係合片39の遥動端が上方に位置するように形成されている。これにより、係合片39が自重によって天板内フラップ4及び天板外フラップ5に押し込まれるようにして折り曲げられた状態が解除されることを抑制することができる。
天板内フラップ4及び天板外フラップ5には、保持部材25のU字状切込線38に対応する位置に同様の形状のU字状切込線34が設けられている。保持部材25を天板内フラップ4及び天板外フラップ5の内面(又は外面)に沿うように配置して、係合片39を天板内フラップ4及び天板外フラップ5に押し込むように折り曲げることによって、天板内フラップ4及び天板外フラップ5のU字状切込線34の内側の部分も折り曲げられてU字状切込線34の内側に係合孔35が形成される。そして、図4に示すように、この係合孔35に係合片39が差し込まれて係合される。図6は、天板内フラップ4及び天板外フラップ5から保持部材25を分離した状態を示している。
本実施形態の底板6は、筒状胴部2に対して、底板内フラップ16を内側へ直角に折り曲げた後、底板内フラップ16の外面に重ねるように、底板外フラップ17を筒状胴部2に対して内側へ直角に折り曲げることによって構成される。
本実施形態のフラップ付包装箱1は、内容物を収容して運搬するときには、天板内フラップ4及び天板外フラップ5を閉じた状態で運搬される。そして、店頭等で商品を陳列・展示する際には、天板内フラップ4及び天板外フラップ5を開いて、破断可能線21を破断して、前方の天板外フラップ5を取り外す。破断可能線21を破断することで前方の天板外フラップ5が取り外されるため、天板内フラップ4及び天板外フラップ5を起立させて収容物を山積みにした状態において、収容物を大きく露出させることができる。
本実施形態によれば、展示するときなどに破断される破断部33としての天板外フラップ5が保持部材25となるため、従来のように、包装箱とは別に保持部材を用意する必要がない。従って、破断部33で構成される保持部材25を用いて容易に天板内フラップ4及び天板外フラップ5の起立状態を保つことができる。従って、収容物をフラップ付包装箱1に山積み状態で展示する場合に、天板内フラップ4と天板外フラップ5とを開いて起立させた状態で収容物を山積みとすることができる。また、係合片39と係合孔35とで保持部材25が天板内フラップ4及び天板外フラップ5にしっかりと係合されるため、保持部材25が意図せずに脱落することを抑制することができる。
なお、本実施形態においては、筒状胴部として四角筒状のものを説明した。しかしながら、本発明の筒状胴部はこれに限らず、フラップで少なくとも一方の開口を閉塞する包装箱であればよい。例えば、断面六角形状の筒状胴部であってもよい。
また、本実施形態では、A式段ボール包装箱を説明したが、本発明のフラップ付包装箱は、A式段ボール包装箱に限らず、B式段ボール包装箱としてもよい。また、係合片、係合孔、突片部は、底板内フラップ又は底板外フラップに設けてもよい。この場合、展示する際には、上下をひっくり返して使用することによって商品を山積みとすることができる。また、本発明のフラップ付包装箱は段ボール製に限らず、他の材質であってもよく、例えば、合成樹脂製であってもよい。
また、本発明の突片部、係合孔、係合片の形状は、実施形態のものに限らず、互いに係合できるものであれば、他の形状であってもよい。また、係合片を天板内フラップ及び天板外フラップに設けて、係合孔を保持部材に設けてもよい。
1 フラップ付包装箱
2 筒状胴部
3 天板
4 天板内フラップ
5 天板外フラップ
6 底板
10 差込孔
11 第1側板
12 第2側板
13 第3側板
14 第4側板
15 接着片
16 底板内フラップ
17 底板外フラップ
21 破断可能線
23 破断部
25 保持部材
27 切込線
29 二つ折目線
31 U字状切込線
33 突片部
34 U字状切込線
35 係合孔
37 切欠部
38 U字状切込線
39 係合片
41 切欠部
43 係合片
L1〜L8 折目線

Claims (2)

  1. 前板、右側板、左側板、後板とからなり、上下方向に延びる筒状胴部と、
    前記前板、前記右側板、前記左側板及び前記後板とにそれぞれ連設され、前記筒状胴部の上方開口を開閉自在な4枚のフラップと、
    記前板に連設されたフラップには、該前板に連設されたフラップから破断して取り外すことで形成され、前記後板に連設されたフラップと前記右側板及び前記左側板に連設された各フラップとをそれぞれ前記筒状胴部から起立させることで隣接させた状態で連結する保持部材を有し、
    前記保持部材と、前記右側板、前記左側板及び前記後板に連設された各フラップとは、その一方に形成された係合片または係合孔と、前記係合片または前記係合孔に対応するように他方に形成された係合孔または係合片とで係合され、
    前記保持部材は、前記フラップを挟み込むべく二つ折りにされる二つ折目線を備え、
    前記二つ折目線の中央部分には、U字状切込線が設けられ、
    前記U字状切込線により前記二つ折目線で前記保持部材を折り曲げたときに起立して突出する突片部が形成されるとともに、前記突片部が起立することによって前記係合孔も形成され、
    隣接する前記フラップ同士には、前記係合孔に差込可能な係合片が先方へ突出して設けられ、
    前記突片部は、前記係合片を前記係合孔に差し込んで前記保持部材によって隣接する前記フラップ同士を連結させたときに前記係合片の外面に接触することを特徴とするフラップ付包装箱。
  2. 前板、右側板、左側板、後板とからなり、上下方向に延びる筒状胴部と、
    前記前板、前記右側板、前記左側板及び前記後板とにそれぞれ連設され、前記筒状胴部の上方開口を開閉自在な4枚のフラップと、
    記前板に連設されたフラップには、該前板に連設されたフラップから破断して取り外すことで形成され、前記後板に連設されたフラップと前記右側板及び前記左側板に連設された各フラップとをそれぞれ前記筒状胴部から起立させることで隣接させた状態で連結する保持部材を有し、
    前記保持部材と、前記右側板、前記左側板及び前記後板に連設された各フラップとは、その一方に形成された係合片または係合孔と、前記係合片または前記係合孔に対応するように他方に形成された係合孔または係合片とで係合され
    前記保持部材は、左右方向中央部に設けられた折目線で折り曲げられることで、開いて起立した状態で隣接する前記フラップ同士の外面又は内面に沿ってL字状に設けられるとともに、前記折目線を挟んで左右両側に少なくとも1つずつU字状切込線が設けられ、
    前記右側板、前記左側板及び前記後板に連設された各フラップには、前記保持部材のU字状切込線に対応する位置に同様の形状のU字状切込線が設けられ、
    前記係合孔及び前記係合片は、前記保持部材のU字状切込線及び前記各フラップのU字状切込線で囲まれる内側の部分を押し込むように折り曲げることで形成されることを特徴とするフラップ付包装箱。
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