JP6952575B2 - 部分放電診断装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、部分放電診断装置に関する。
従来から、電気機器や電気機器を収容する箱体等の電気設備における部分放電を診断する部分放電診断装置がある。近年では、部分放電診断装置に、機械学習(例えば、ニューラルネットワークを用いた機械学習)が用いられるようになってきている。
特開平7−181218号公報
佐々木恵一、他2名、「可搬形部分放電検出装置と絶縁診断サービス」、東芝レビュー、2003年5月、VOL.58、NO.5、p.54−57 藤井祐樹、他2名、「TEV法による現地ノイズ環境下での部分放電高感度センシング手法の検討」、平成29年電気学会全国大会、Vol.6、p.82
しかしながら、従来の機械学習を用いた部分放電診断装置では、電気設備における部分放電を高精度で診断することはできても、その診断の根拠を提示することはできなかった。
そこで、本発明の実施形態の課題は、機械学習を用いた部分放電診断装置において、電気設備における部分放電を診断するとともに、診断の根拠を提示することである。
実施形態の部分放電診断装置は、電気設備における部分放電を診断する部分放電診断装置であって、総合判定部と、俯瞰波形抽出部と、俯瞰波形判定部と、詳細波形抽出部と、詳細波形判定部と、判定根拠選択部と、表示制御部と、を備える。総合判定部は、前記電気設備において部分放電を発生させる可能性のある複数の候補原因と、前記電気設備における部分放電の強度の時間推移を示す部分放電波形を測定する部分放電波形測定部によって測定された部分放電波形と、の関係性を予め機械学習によって学習し、新たに取得した前記部分放電波形と前記機械学習に基いて前記複数の候補原因の中から部分放電発生原因を判定する。俯瞰波形抽出部は、前記部分放電波形から所定区間ごとの最大値および最小値を取り出して時間軸方向に波形圧縮を行って俯瞰波形を抽出する。俯瞰波形判定部は、前記複数の候補原因と、前記俯瞰波形抽出部によって抽出された俯瞰波形と、の関係性を予め機械学習によって学習し、前記新たに取得した部分放電波形から前記俯瞰波形抽出部によって抽出された俯瞰波形と前記機械学習に基いて前記複数の候補原因の中から部分放電発生原因を判定する。詳細波形抽出部は、所定区間の前記部分放電波形から最も振幅の大きい部分を取り出して詳細波形を抽出する。詳細波形判定部は、前記複数の候補原因と、前記詳細波形抽出部によって抽出された詳細波形と、の関係性を予め機械学習によって学習し、前記新たに取得した部分放電波形から前記詳細波形抽出部によって抽出された詳細波形と前記機械学習に基いて前記複数の候補原因の中から部分放電発生原因を判定する。判定根拠選択部は、前記総合判定部による判定結果と、前記俯瞰波形判定部による判定結果と、前記詳細波形判定部による判定結果と、に基いて、前記総合判定部による判定結果の根拠を決定する。表示制御部は、前記総合判定部による判定結果と、前記判定根拠選択部によって決定された前記判定結果の根拠と、を表示部に表示させる。
図1は、第1実施形態における診断対象のスイッチギヤの模式図である。 図2は、第1実施形態の部分放電診断装置の構成図である。 図3は、第1実施形態の部分放電波形を示す図である。 図4は、第1実施形態で用いるニューラルネットワークの模式図である。 図5は、第1実施形態の部分放電診断装置における表示画面例である。 図6は、第1実施形態の部分放電診断装置による処理を示すフローチャートである。 図7は、第3実施形態の印加電圧波形と部分放電波形を示す図である。 図8は、第5実施形態の部分放電診断装置の構成図である。 図9は、第6実施形態の部分放電診断装置の構成図である。 図10は、第6実施形態で用いるニューラルネットワークの模式図である。 図11は、第7実施形態の部分放電診断装置における表示画面例である。
以下、添付の図面を用いて、第1実施形態〜第7実施形態の部分放電診断装置等について説明する。なお、第2実施形態以降において、それまでの実施形態と重複する事項の説明は、適宜省略する。
以下では、部分放電の診断対象として、スイッチギヤ(電気設備)を例にとる。スイッチギヤとは、接地(アース)された金属の箱体の中に電力受配電機器等を収納したものであり、ビルや工場等に設置されている。
一般に広く用いられている電力受配電機器は、電力の電圧変換・力率調整、電力の接続・遮断等を行う機器であり、絶縁部を内包している。その絶縁部にボイド(空隙)等の欠陥が存在し、欠陥の電界が高くなると、そこで部分放電が発生する。部分放電は固体絶縁物を浸食するため、機器の故障の主な原因となる。電力機器が破壊されると下の系統が停電するため、大きな損害に繋がる。そのため、部分放電を検出する技術と、その発生源(発生原因)を特定する技術が求められている。
部分放電を検出するためのセンサとして様々なものが提案されている。例えば、クランプ式のものを接地線に取付けて漏れ電流信号を検出するCT(Current Transformer)センサや、部分放電に伴う超音波領域の盤振動または箱体振動を検出するAE(Acoustic Emission)センサや、部分放電に伴う盤表面の電位変動を検出するTEV(Transient Earth Voltage)センサ等である。
また、上述したように、近年では、部分放電診断装置に、機械学習が用いられるようになってきている。以下では、機械学習として、ニューラルネットワークを用いた機械学習(以下、単に「ニューラルネットワーク」ともいう。)を例にとる。例えば、周波数特性データや位相特性データをニューラルネットワークに学習させ、部分放電発生源(部分放電発生原因)を特定する技術が提案されている。
しかしながら、従来のニューラルネットワークを用いた部分放電診断手法では、高精度な診断が可能である一方、その診断の根拠の説明性に乏しい。電力機器等の社会インフラを支える設備機器では、誤診断時の影響の大きさや責任の所在の明確化等の理由から、診断の根拠の説明を求められることもあるが、従来のニューラルネットワークを用いた部分放電診断手法では、診断の根拠が提示されないため、診断の根拠を説明することは困難である。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、第1実施形態における診断対象のスイッチギヤ100について説明する。図1は、第1実施形態における診断対象のスイッチギヤ100の模式図である。
スイッチギヤ100において、箱体1内には、電流計測の変流器2、受電のケーブルヘッド3、電圧計測の変成器4、主回路を開閉する電源側の断路器5、主回路を保護する遮断器6、隣接盤との接続を行う母線7が収納されている。
このようなスイッチギヤ100において、部分放電発生源(部分放電発生原因。候補原因)としては、例えば、「ボイド」、「異物」、「巻線」が挙げられる。ボイドによる部分放電は、例えば、ケーブルヘッド3、変成器4、母線7等の絶縁部で発生する。また、導電体の異物(例えば金属表面からの剥離物)による部分放電は、例えば、異物が付着した各所の金属表面等で発生する。また、巻線による部分放電は、例えば、変成器4(トランス)の巻線部分で発生する。ただし、部分放電発生源はこれらに限定されず、ほかに、例えば、剥離した金属表面からの部分放電等の別のものであってもよい。
次に、図2、図3、図4を参照して、第1実施形態の部分放電診断装置11の構成について説明する。図2は、第1実施形態の部分放電診断装置11の構成図である。図3は、第1実施形態の部分放電波形を示す図である。図4は、第1実施形態で用いるニューラルネットワークの模式図である。
部分放電診断装置11に接続されている部分放電波形測定部8は、スイッチギヤ100に設置され、部分放電波形を測定する手段であり、例えば、上述のCT(Current Transformer)センサ、AE(Acoustic Emission)センサ、TEV(Transient Earth Voltage)センサ等である。
部分放電波形測定部8は、例えば、図3のような部分放電波形を測定する。図3に示すように、測定期間全体(図3(a))を見ると部分放電波形はパルスのような形状に見えるが、パルスを時間軸方向に拡大(図3(b))すると部分放電の詳細な波形形状が確認できる。本実施形態では、図3(b)に示すような詳細な波形を詳細波形という。
また、総合判定部121が用いるニューラルネットワークのイメージは、図4に示す通りである。総合判定部121は、部分放電波形(図3)の全データ(時刻1信号〜時刻N信号)を入力とし、部分放電発生源の判定結果(巻線、ボイド、異物等)を出力とする。換言すると、総合判定部121は、ニューラルネットワーク(図4)を用いて部分放電波形とその部分放電発生源の関係性を事前に学習し、新たに与えられた部分放電波形について、対応する部分放電発生源を推定し、出力する。
具体的には、総合判定部121は、このようなニューラルネットワークを用いて、部分放電発生源ごとのスコア(尤度)を算出し、このスコアが最大のものを部分放電発生源と判定(推定)する。図4の例では、総合判定部121は、巻線、ボイド、異物のそれぞれのスコアを0.05,0.15,0.80と算出し、スコアが一番大きい異物を部分放電発生源と判定する。総合判定部121によるこの判定は、部分放電波形のデータ全体の情報を用いて行われるため、後述する俯瞰波形判定部123や詳細波形判定部125と比較して、高精度である。
図2に戻って、部分放電診断装置11は、スイッチギヤ100における部分放電を診断する装置であって、処理部12、記憶部13、入力部14、表示部15を備える。記憶部13は、処理部12の動作プログラム、演算結果等を記憶する。入力部14は、ユーザによる入力インタフェースであり、例えば、キーボードやマウスである。表示部15は、表示手段であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)である。
処理部12は、総合判定部121、俯瞰波形抽出部122、俯瞰波形判定部123、詳細波形抽出部124、詳細波形判定部125、判定根拠選択部126、および、表示制御部127を備える。
総合判定部121は、スイッチギヤ100において部分放電を発生させる可能性のある複数の候補原因(ボイド、巻線、異物等)と、スイッチギヤ100における部分放電の強度の時間推移を示す部分放電波形を測定する部分放電波形測定部8によって測定された部分放電波形(図3)と、の関係性を予めニューラルネットワークによって学習し、新たに取得した部分放電波形と機械学習に基いて複数の候補原因の中から部分放電発生源を判定する。
俯瞰波形抽出部122は、部分放電波形から所定区間ごとの最大値および最小値を取り出してその区間の代表値として採用することで、時間軸方向に波形圧縮を行って俯瞰的な波形を抽出する。これにより、図3(a)に示すようなパルス形状を損なうことなく部分放電波形を時間軸方向に圧縮できる。本実施形態では、部分放電波形に対して時間軸方向に波形圧縮を行った俯瞰的な波形を俯瞰波形という。
俯瞰波形判定部123は、複数の候補原因と、俯瞰波形抽出部122によって抽出された俯瞰波形と、の関係性を予めニューラルネットワーク(図4と同様)によって学習し、新たに取得した部分放電波形から俯瞰波形抽出部122によって抽出された俯瞰波形と機械学習に基いて複数の候補原因の中から部分放電発生源を判定する。
具体的には、俯瞰波形判定部123は、総合判定部121と同様に、新たに与えられた俯瞰波形について、ニューラルネットワークを用いて部分放電発生源ごとのスコア(尤度)を算出し、このスコアが最大のものを部分放電発生源と判定(推定)する。
俯瞰波形判定部123による判定は、部分放電波形を時間軸方向に圧縮した俯瞰波形に基いているため、総合判定部121による判定よりも判定精度は劣ると考えられる。一方で、その結果が正しい場合には、俯瞰波形のみから部分放電発生源を特定できることがわかる(詳細は後述)。
詳細波形抽出部124は、所定区間の部分放電波形から最も振幅の大きい部分を取り出して詳細波形を抽出する。具体的には、詳細波形抽出部124は、図3(a)のような所定区間の部分放電波形から、最も振幅の大きいパルスの部分波形(図3(b))を取り出し、出力する。
詳細波形判定部125は、複数の候補原因と、詳細波形抽出部124によって抽出された詳細波形と、の関係性を予めニューラルネットワーク(図4と同様)によって学習し、新たに取得した部分放電波形から詳細波形抽出部124によって抽出された詳細波形と機械学習に基いて複数の候補原因の中から部分放電発生源を判定する。
具体的には、詳細波形判定部125は、総合判定部121と同様に、新たに与えられた詳細波形について、ニューラルネットワークを用いて部分放電発生源ごとのスコア(尤度)を算出し、このスコアが最大のものを部分放電発生源と判定(推定)する。
詳細波形判定部125による判定は、部分放電波形の一部である詳細波形のみに基いているため、総合判定部121による判定よりも判定精度は劣ると考えられる。一方で、その結果が正しい場合には、詳細波形のみから部分放電発生源を特定できることがわかる(詳細は後述)。
判定根拠選択部126は、総合判定部121による判定結果と俯瞰波形判定部123による判定結果を比較するとともに、総合判定部121による判定結果と詳細波形判定部125による判定結果を比較して、総合判定部121による判定結果の根拠を決定する。具体的には、判定根拠選択部126は、例えば、判定結果の根拠を「周期的変動」、「波形形状」、「複合的判定」の中から選択する。
周期的変動とは、俯瞰波形のみから部分放電発生源を特定できたことを表す。波形形状とは、詳細波形のみから部分放電発生源を特定できたことを表す。複合的判定とは、俯瞰波形のみから部分放電発生源を特定できず、かつ、詳細波形のみからも部分放電発生源を特定できず、したがって、俯瞰波形と詳細波形の両方に基いて部分放電発生源を特定したことを表す。
表示制御部127は、各種情報を表示部15に表示させる。表示制御部127は、例えば、総合判定部121による判定結果と、判定根拠選択部126によって決定された判定結果の根拠と、を表示部15に表示させる。また、表示制御部127は、例えば、俯瞰波形抽出部122によって抽出された俯瞰波形、および、俯瞰波形判定部123による判定結果と、詳細波形抽出部124によって抽出された詳細波形、および、詳細波形判定部125による判定結果と、のうち少なくとも一方を表示部15に表示させる。
表示制御部127は、例えば、図5で示すような表示画面を表示する。図5は、第1実施形態の部分放電診断装置11における表示画面例である。図5の表示部15において、領域151には、総合判定結果として、総合判定部121による判定結果(部分放電発生源:異物)が表示されている。
また、領域152には、判定根拠(判定結果の根拠)として、周期的変動が表示されている。また、領域153には、俯瞰波形抽出部122によって抽出された俯瞰波形、および、俯瞰波形判定部123による診断結果(判定結果)と各部分放電発生源のスコアが表示されている。また、領域154には、詳細波形抽出部124によって抽出された詳細波形、および、詳細波形判定部125による診断結果(判定結果)と各部分放電発生源のスコアが表示されている。
なお、領域153、154の表示はこれに限定されない。例えば、領域152に表示する判定根拠が波形形状の場合は、領域153、154のうち上に位置していてより目につく領域153に、詳細波形抽出部124によって抽出された詳細波形、および、詳細波形判定部125による診断結果(判定結果)と各部分放電発生源のスコアを表示するようにしてもよい。また、表示するスコアの個数は、それぞれ上位3個ずつでなくても、上位1個ずつ等であってもよい。
次に、図6を参照して、第1実施形態の部分放電診断装置11による処理について説明する。図6は、第1実施形態の部分放電診断装置11による処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS1において、処理部12は、総合判定部121、俯瞰波形判定部123、詳細波形判定部125による判定結果と各スコアを取得する(ステップS1)。
次に、ステップS2において、判定根拠選択部126は、総合判定部121による判定結果と他の判定結果(俯瞰波形判定部123による判定結果と詳細波形判定部125による判定結果)を比較する。
ステップS2で、2つとも総合判定部121の判定結果と一致する場合、ステップS3に進み、判定根拠選択部126は、総合判定部121の判定結果に対応するスコアを取得し、俯瞰波形判定部123のスコアが最大か、詳細波形判定部125のスコアが最大かを判定する。
ステップS3で俯瞰波形判定部123のスコアが最大の場合、ステップS4において、判定根拠選択部126は、判定根拠を周期的変動とする。
ステップS3で詳細波形判定部125のスコアが最大の場合、ステップS5において、判定根拠選択部126は、判定根拠を波形形状とする。
ステップS2で、俯瞰波形判定部123の判定結果のみが総合判定部121の判定結果と一致する場合、ステップS6に進み、判定根拠選択部126は、判定根拠を周期的変動とする。
ステップS2で、詳細波形判定部125の判定結果のみが総合判定部121の判定結果と一致する場合、ステップS7に進み、判定根拠選択部126は、判定根拠を波形形状とする。
ステップS2で、2つとも総合判定部121の判定結果と一致しない場合、ステップS8に進み、判定根拠選択部126は、判定根拠を複合的判定とする。
ステップS4〜S8の後、ステップS9において、表示制御部127は、ステップS4〜S8のうち経由したステップに応じて、総合判定部121による判定結果と、判定根拠選択部126によって決定された判定結果の根拠と、を表示部15に表示させる(図5)。
このようにして、第1実施形態の部分放電診断装置11によれば、機械学習(ニューラルネットワーク)を用いて部分放電を診断して、判定結果(図5の領域151)とともにその根拠(図5の領域152)を提示することができる。したがって、診断の根拠の説明性が向上する。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の部分放電診断装置11について説明する。第1実施形態では、詳細波形抽出部124が部分放電波形から最も振幅の大きいパルスの1つの部分波形を取り出して出力していたが、第2実施形態では、部分放電波形から振幅が第1の閾値よりも大きい複数の部分を取り出して複数の詳細波形それぞれを出力するものとする。具体的には、例えば、詳細波形抽出部124は、あらかじめ設定しておいた閾値を超えるパルスを全て取り出して出力する。
そして、詳細波形判定部125は、複数の詳細波形それぞれに対して部分放電発生源を判定し、最も多い部分放電発生源を選択する。また、同数の場合は、例えば、判定結果の平均スコアが高い方を選択すればよい。
このように、第2実施形態の部分放電診断装置11によれば、詳細波形判定部125による判定精度が向上する。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態の部分放電診断装置11について説明する。第1実施形態では、部分放電波形測定部8は、部分放電波形のみを測定していたが、第3実施形態では、部分放電波形とともに印加電圧波形を測定する。ここで、図7は、第3実施形態の印加電圧波形と部分放電波形を示す図である。
図7に示すように、部分放電波形だけでなく、印加電圧波形も測定すれば、部分放電発生源の判定精度を向上できる。例えば、巻線とボイドは、電圧位相の立ち上がり/下がりの部分で出やすい傾向があることがわかっている。また、異物は、電圧位相のピークで出やすい傾向があることがわかっている。
そして、俯瞰波形抽出部122は、俯瞰波形とともに対応する印加電圧波形を抽出する。また、詳細波形抽出部124は、詳細波形とともに対応する印加電圧波形を抽出する。また、総合判定部121は、部分放電波形測定部8によって測定された印加電圧波形も併せて用いて部分放電発生源を判定する。また、俯瞰波形判定部123は、俯瞰波形抽出部122によって抽出された印加電圧波形も併せて用いて部分放電発生源を判定する。また、詳細波形判定部125は、詳細波形抽出部124によって抽出された印加電圧波形も併せて用いて部分放電発生源を判定する。
このようにして、第3実施形態の部分放電診断装置11によれば、総合判定部121、俯瞰波形判定部123、詳細波形判定部125による判定精度が向上する。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態の部分放電診断装置11について説明する。第1実施形態では、俯瞰波形判定部123、詳細波形判定部125において、ニューラルネットワークが出力するスコアが最大の候補原因を部分放電発生源として判定していた。
一方、第4実施形態では、俯瞰波形判定部123は、ニューラルネットワークに基いて候補原因ごとのスコアを算出し、最大のスコアが第2の閾値以上であれば当該スコアに対応する候補原因を部分放電発生源と判定し、最大のスコアが第2の閾値未満であれば部分放電発生源は不明であると判定する。
また、詳細波形判定部125は、ニューラルネットワークに基いて候補原因ごとのスコアを算出し、最大のスコアが第3の閾値以上であれば当該スコアに対応する候補原因を部分放電発生源と判定し、最大のスコアが第3の閾値未満であれば部分放電発生源は不明であると判定する。
つまり、ニューラルネットワークを用いた場合、最大のスコアが所定の閾値よりも低い場合には、その判定結果の精度は低いと解釈できる。したがって、そのような場合、俯瞰波形判定部123や詳細波形判定部125による判定結果を不明とし、判定根拠選択部126により判定根拠として採用しないようにすることで、判定根拠選択部126の信頼度を向上することができる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態の部分放電診断装置11について説明する。図8は、第5実施形態の部分放電診断装置11の構成図である。図8の部分放電診断装置11は、図2の部分放電診断装置11と比較して、総合判定部121が、部分放電波形測定部8からデータを取得せずに、俯瞰波形抽出部122および詳細波形抽出部124からデータを取得する点で異なる。
つまり、総合判定部121は、部分放電波形測定部8から部分放電波形を新たに取得する代わりに、俯瞰波形抽出部122から俯瞰波形を取得するとともに、詳細波形抽出部124から詳細波形を取得して、取得した俯瞰波形および詳細波形に基いて部分放電発生源を判定する。
図3(a)に示す部分放電波形は、部分放電による波形の部分の割合が小さく、ノイズ信号のみからなる部分が大半と思われる。総合判定部121は、部分放電に関する情報が効率的に抽出されている俯瞰波形、詳細波形を入力として部分放電発生源を判定することで、精度をほとんど落とさずに、計算量を削減できると考えられる。
このようにして、第5実施形態の部分放電診断装置11によれば、総合判定部121におけるニューラルネットワークを用いた学習時、および、部分放電発生源の判定時の計算量を大きく削減できる。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態の部分放電診断装置11について説明する。図9は、第6実施形態の部分放電診断装置11の構成図である。図9の部分放電診断装置11は、図2の部分放電診断装置11と比較して、総合判定部121が、部分放電波形測定部8からデータを取得せずに、俯瞰波形判定部123および詳細波形判定部125からデータを取得する点で異なる。
つまり、総合判定部121は、部分放電波形測定部8から部分放電波形を新たに取得する代わりに、俯瞰波形判定部123から中間情報を取得するとともに、詳細波形判定部125から中間情報を取得し、取得した2つの中間情報に基いて部分放電発生源を判定する。
ここで、図10は、第6実施形態で用いるニューラルネットワークの模式図である。ニューラルネットワーク中の中間情報は元のデータを集約した情報となっている。したがって、図10(a)の俯瞰波形判定部123のニューラルネットワークの中間情報(符号1231、1232)と、図10(b)の詳細波形判定部125のニューラルネットワークの中間情報(符号1251、1252)とを、図10(c)の総合判定部121のニューラルネットワークの入力とすることで、総合判定部121において、精度をほとんど落とさずに、計算量を削減できると考えられる。
このようにして、第6実施形態の部分放電診断装置11によれば、第5実施形態と比較してさらに、総合判定部121におけるニューラルネットワークを用いた学習時、および、部分放電発生源の判定時の計算量を大きく削減できる。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態の部分放電診断装置11について説明する。図11は、第7実施形態の部分放電診断装置11における表示画面例である。図11の表示画面例は、図5の表示画面例と比較して、領域155における「既知」か「未知」かの画面選択表示が追加されている点で異なっている。
つまり、表示制御部127は、総合判定部121による判定結果と、判定根拠選択部126によって決定された判定結果の根拠と、に加えて、判定結果の根拠を既知か未知かをユーザが入力するための画面選択表示を表示部15に表示させ、画面選択表示と入力部14を用いてユーザが入力した既知か未知かの情報を記憶部13に記憶する。
ここでのユーザとは、例えば、現場技術者等の有識者である。このユーザが表示部15での表示(判定結果と判定根拠)を見て、自分の知識の範囲内であれば入力部14を用いて「既知」を入力し、自分の知識の範囲外であれば入力部14を用いて「未知」を入力する。
このようにして「既知」と「未知」のデータを記憶部13に蓄積しておけば、例えば、その後、ユーザは、新たな気付きを得るために多くの「未知」のデータを検証することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、本発明の部分放電診断装置11による部分放電の診断対象は、スイッチギヤ100に限定されず、電気機器や電気機器を収容する箱体等の電気設備全般である。
また、本実施形態の部分放電診断装置11で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD(Compact Disc)−ROM(Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供することができる。また、本実施形態の部分放電診断装置11で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。
1 箱体
2 変流器
3 ケーブルヘッド
4 変成器
5 断路器
6 遮断器
7 母線
8 部分放電波形測定部
11 部分放電診断装置
12 処理部
13 記憶部
14 入力部
15 表示部
121 総合判定部
122 俯瞰波形抽出部
123 俯瞰波形判定部
124 詳細波形抽出部
125 詳細波形判定部
126 判定根拠選択部
127 表示制御部

Claims (8)

  1. 電気設備における部分放電を診断する部分放電診断装置であって、
    前記電気設備において部分放電を発生させる可能性のある複数の候補原因と、前記電気設備における部分放電の強度の時間推移を示す部分放電波形を測定する部分放電波形測定部によって測定された部分放電波形と、の関係性を予め機械学習によって学習し、新たに取得した前記部分放電波形と前記機械学習に基いて前記複数の候補原因の中から部分放電発生原因を判定する総合判定部と、
    前記部分放電波形から所定区間ごとの最大値および最小値を取り出して時間軸方向に波形圧縮を行って俯瞰波形を抽出する俯瞰波形抽出部と、
    前記複数の候補原因と、前記俯瞰波形抽出部によって抽出された俯瞰波形と、の関係性を予め機械学習によって学習し、前記新たに取得した部分放電波形から前記俯瞰波形抽出部によって抽出された俯瞰波形と前記機械学習に基いて前記複数の候補原因の中から部分放電発生原因を判定する俯瞰波形判定部と、
    所定区間の前記部分放電波形から最も振幅の大きい部分を取り出して詳細波形を抽出する詳細波形抽出部と、
    前記複数の候補原因と、前記詳細波形抽出部によって抽出された詳細波形と、の関係性を予め機械学習によって学習し、前記新たに取得した部分放電波形から前記詳細波形抽出部によって抽出された詳細波形と前記機械学習に基いて前記複数の候補原因の中から部分放電発生原因を判定する詳細波形判定部と、
    前記総合判定部による判定結果と前記俯瞰波形判定部による判定結果を比較するとともに、前記総合判定部による判定結果と前記詳細波形判定部による判定結果を比較して、前記総合判定部による判定結果の根拠を決定する判定根拠選択部と、
    前記総合判定部による判定結果と、前記判定根拠選択部によって決定された前記判定結果の根拠と、を表示部に表示させる表示制御部と、を備える部分放電診断装置。
  2. 前記表示制御部は、
    前記俯瞰波形抽出部によって抽出された前記俯瞰波形、および、前記俯瞰波形判定部による判定結果と、
    前記詳細波形抽出部によって抽出された前記詳細波形、および、前記詳細波形判定部による判定結果と、のうち少なくとも一方を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の部分放電診断装置。
  3. 前記詳細波形抽出部は、前記部分放電波形から振幅が第1の閾値よりも大きい複数の部分を取り出してそれぞれの詳細波形を抽出し、
    前記詳細波形判定部は、複数の前記詳細波形それぞれに対して前記部分放電発生原因を判定し、最も多い前記部分放電発生原因を選択する、請求項1または請求項2に記載の部分放電診断装置。
  4. 前記部分放電波形測定部は、前記部分放電波形とともに印加電圧波形を測定し、
    前記俯瞰波形抽出部は、前記俯瞰波形とともに対応する印加電圧波形を抽出し、
    前記詳細波形抽出部は、前記詳細波形とともに対応する印加電圧波形を抽出し、
    前記総合判定部は、前記部分放電波形測定部によって測定された前記印加電圧波形も併せて用いて前記部分放電発生原因を判定し、
    前記俯瞰波形判定部は、前記俯瞰波形抽出部によって抽出された印加電圧波形も併せて用いて前記部分放電発生原因を判定し、
    前記詳細波形判定部は、前記詳細波形抽出部によって抽出された印加電圧波形も併せて用いて前記部分放電発生原因を判定する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の部分放電診断装置。
  5. 前記俯瞰波形判定部は、
    前記機械学習に基いて前記候補原因ごとのスコアを算出し、
    算出された前記候補原因ごとのスコアのうち最大の前記スコアが第2の閾値以上であれば当該スコアに対応する候補原因を部分放電発生原因と判定し、
    前記最大の前記スコアが第2の閾値未満であれば部分放電発生原因は不明であると判定し、
    前記詳細波形判定部は、
    前記機械学習に基いて前記候補原因ごとのスコアを算出し、
    算出された前記候補原因ごとのスコアのうち最大の前記スコアが第3の閾値以上であれば当該スコアに対応する候補原因を部分放電発生原因と判定し、
    前記最大の前記スコアが第3の閾値未満であれば部分放電発生原因は不明であると判定する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の部分放電診断装置。
  6. 前記総合判定部は、前記部分放電波形を新たに取得する代わりに、前記俯瞰波形抽出部から前記俯瞰波形を取得するとともに、前記詳細波形抽出部から前記詳細波形を取得して、取得した前記俯瞰波形および前記詳細波形に基いて部分放電発生原因を判定する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の部分放電診断装置。
  7. 前記総合判定部は、前記部分放電波形を新たに取得する代わりに、前記俯瞰波形判定部から中間情報を取得するとともに、前記詳細波形判定部から中間情報を取得し、取得した2つの前記中間情報に基いて部分放電発生原因を判定する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の部分放電診断装置。
  8. 前記表示制御部は、前記総合判定部による判定結果と、前記判定根拠選択部によって決定された前記判定結果の根拠と、に加えて、前記判定結果の根拠を既知か未知かをユーザが入力するための画面選択表示を前記表示部に表示させ、前記画面選択表示を用いて前記ユーザが入力した既知か未知かの情報を記憶部に記憶する、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の部分放電診断装置。
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