JP6952575B2 - 部分放電診断装置 - Google Patents
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Description
まず、図1を参照して、第1実施形態における診断対象のスイッチギヤ100について説明する。図1は、第1実施形態における診断対象のスイッチギヤ100の模式図である。
次に、第2実施形態の部分放電診断装置11について説明する。第1実施形態では、詳細波形抽出部124が部分放電波形から最も振幅の大きいパルスの1つの部分波形を取り出して出力していたが、第2実施形態では、部分放電波形から振幅が第1の閾値よりも大きい複数の部分を取り出して複数の詳細波形それぞれを出力するものとする。具体的には、例えば、詳細波形抽出部124は、あらかじめ設定しておいた閾値を超えるパルスを全て取り出して出力する。
次に、第3実施形態の部分放電診断装置11について説明する。第1実施形態では、部分放電波形測定部8は、部分放電波形のみを測定していたが、第3実施形態では、部分放電波形とともに印加電圧波形を測定する。ここで、図7は、第3実施形態の印加電圧波形と部分放電波形を示す図である。
次に、第4実施形態の部分放電診断装置11について説明する。第1実施形態では、俯瞰波形判定部123、詳細波形判定部125において、ニューラルネットワークが出力するスコアが最大の候補原因を部分放電発生源として判定していた。
次に、第5実施形態の部分放電診断装置11について説明する。図8は、第5実施形態の部分放電診断装置11の構成図である。図8の部分放電診断装置11は、図2の部分放電診断装置11と比較して、総合判定部121が、部分放電波形測定部8からデータを取得せずに、俯瞰波形抽出部122および詳細波形抽出部124からデータを取得する点で異なる。
次に、第6実施形態の部分放電診断装置11について説明する。図9は、第6実施形態の部分放電診断装置11の構成図である。図9の部分放電診断装置11は、図2の部分放電診断装置11と比較して、総合判定部121が、部分放電波形測定部8からデータを取得せずに、俯瞰波形判定部123および詳細波形判定部125からデータを取得する点で異なる。
次に、第7実施形態の部分放電診断装置11について説明する。図11は、第7実施形態の部分放電診断装置11における表示画面例である。図11の表示画面例は、図5の表示画面例と比較して、領域155における「既知」か「未知」かの画面選択表示が追加されている点で異なっている。
2 変流器
3 ケーブルヘッド
4 変成器
5 断路器
6 遮断器
7 母線
8 部分放電波形測定部
11 部分放電診断装置
12 処理部
13 記憶部
14 入力部
15 表示部
121 総合判定部
122 俯瞰波形抽出部
123 俯瞰波形判定部
124 詳細波形抽出部
125 詳細波形判定部
126 判定根拠選択部
127 表示制御部
Claims (8)
- 電気設備における部分放電を診断する部分放電診断装置であって、
前記電気設備において部分放電を発生させる可能性のある複数の候補原因と、前記電気設備における部分放電の強度の時間推移を示す部分放電波形を測定する部分放電波形測定部によって測定された部分放電波形と、の関係性を予め機械学習によって学習し、新たに取得した前記部分放電波形と前記機械学習に基いて前記複数の候補原因の中から部分放電発生原因を判定する総合判定部と、
前記部分放電波形から所定区間ごとの最大値および最小値を取り出して時間軸方向に波形圧縮を行って俯瞰波形を抽出する俯瞰波形抽出部と、
前記複数の候補原因と、前記俯瞰波形抽出部によって抽出された俯瞰波形と、の関係性を予め機械学習によって学習し、前記新たに取得した部分放電波形から前記俯瞰波形抽出部によって抽出された俯瞰波形と前記機械学習に基いて前記複数の候補原因の中から部分放電発生原因を判定する俯瞰波形判定部と、
所定区間の前記部分放電波形から最も振幅の大きい部分を取り出して詳細波形を抽出する詳細波形抽出部と、
前記複数の候補原因と、前記詳細波形抽出部によって抽出された詳細波形と、の関係性を予め機械学習によって学習し、前記新たに取得した部分放電波形から前記詳細波形抽出部によって抽出された詳細波形と前記機械学習に基いて前記複数の候補原因の中から部分放電発生原因を判定する詳細波形判定部と、
前記総合判定部による判定結果と前記俯瞰波形判定部による判定結果を比較するとともに、前記総合判定部による判定結果と前記詳細波形判定部による判定結果を比較して、前記総合判定部による判定結果の根拠を決定する判定根拠選択部と、
前記総合判定部による判定結果と、前記判定根拠選択部によって決定された前記判定結果の根拠と、を表示部に表示させる表示制御部と、を備える部分放電診断装置。 - 前記表示制御部は、
前記俯瞰波形抽出部によって抽出された前記俯瞰波形、および、前記俯瞰波形判定部による判定結果と、
前記詳細波形抽出部によって抽出された前記詳細波形、および、前記詳細波形判定部による判定結果と、のうち少なくとも一方を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の部分放電診断装置。 - 前記詳細波形抽出部は、前記部分放電波形から振幅が第1の閾値よりも大きい複数の部分を取り出してそれぞれの詳細波形を抽出し、
前記詳細波形判定部は、複数の前記詳細波形それぞれに対して前記部分放電発生原因を判定し、最も多い前記部分放電発生原因を選択する、請求項1または請求項2に記載の部分放電診断装置。 - 前記部分放電波形測定部は、前記部分放電波形とともに印加電圧波形を測定し、
前記俯瞰波形抽出部は、前記俯瞰波形とともに対応する印加電圧波形を抽出し、
前記詳細波形抽出部は、前記詳細波形とともに対応する印加電圧波形を抽出し、
前記総合判定部は、前記部分放電波形測定部によって測定された前記印加電圧波形も併せて用いて前記部分放電発生原因を判定し、
前記俯瞰波形判定部は、前記俯瞰波形抽出部によって抽出された印加電圧波形も併せて用いて前記部分放電発生原因を判定し、
前記詳細波形判定部は、前記詳細波形抽出部によって抽出された印加電圧波形も併せて用いて前記部分放電発生原因を判定する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の部分放電診断装置。 - 前記俯瞰波形判定部は、
前記機械学習に基いて前記候補原因ごとのスコアを算出し、
算出された前記候補原因ごとのスコアのうち最大の前記スコアが第2の閾値以上であれば当該スコアに対応する候補原因を部分放電発生原因と判定し、
前記最大の前記スコアが第2の閾値未満であれば部分放電発生原因は不明であると判定し、
前記詳細波形判定部は、
前記機械学習に基いて前記候補原因ごとのスコアを算出し、
算出された前記候補原因ごとのスコアのうち最大の前記スコアが第3の閾値以上であれば当該スコアに対応する候補原因を部分放電発生原因と判定し、
前記最大の前記スコアが第3の閾値未満であれば部分放電発生原因は不明であると判定する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の部分放電診断装置。 - 前記総合判定部は、前記部分放電波形を新たに取得する代わりに、前記俯瞰波形抽出部から前記俯瞰波形を取得するとともに、前記詳細波形抽出部から前記詳細波形を取得して、取得した前記俯瞰波形および前記詳細波形に基いて部分放電発生原因を判定する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の部分放電診断装置。
- 前記総合判定部は、前記部分放電波形を新たに取得する代わりに、前記俯瞰波形判定部から中間情報を取得するとともに、前記詳細波形判定部から中間情報を取得し、取得した2つの前記中間情報に基いて部分放電発生原因を判定する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の部分放電診断装置。
- 前記表示制御部は、前記総合判定部による判定結果と、前記判定根拠選択部によって決定された前記判定結果の根拠と、に加えて、前記判定結果の根拠を既知か未知かをユーザが入力するための画面選択表示を前記表示部に表示させ、前記画面選択表示を用いて前記ユーザが入力した既知か未知かの情報を記憶部に記憶する、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の部分放電診断装置。
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