JP6951428B2 - 遠心ファン、成型用金型および流体送り装置 - Google Patents
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Description
WB/WA=cosλ/cos(θ−λ) ・・・式(1)
P2−P1=ρ(WA2−WB2)/2 ・・・式(2)
下記特許文献1,2に開示されているように、遠心ファンが知られている。遠心ファンは一般的に、その作動原理から減速翼列となる。具体的には、遠心ファンにおいては複数の羽根体が等間隔で円状に並んで設けられる。ファンの回転に伴い、回転中心の近傍から流れが流入し、ファンの外周から流れが流出する。周方向の長さは、回転中心の位置から遠ざかるにつれて(直径が大きくなるにつれて)比例して長くなる。互いに隣り合う羽根体と羽根体との間(すなわち翼間)に形成される流路は、ファンの中心から径方向外側に向かうにつれて徐々に大きくなる。
本開示に基づく成型用金型は、本開示に基づく上記の遠心ファンを成型するために用いられる。
図1〜図4を参照して、実施の形態1における遠心ファン10について説明する。図1および図2は、それぞれ、遠心ファン10を示す斜視図および正面図である。図1および図2を参照して、遠心ファン10は、複数の羽根体21を有する。遠心ファン10は全体として略円筒形の外観を有し、複数の羽根体21はその略円筒形の側面に配置されている。遠心ファン10は、樹脂によって一体に形成され、仮想上の回転軸101を中心として矢印103に示す方向に回転する。
遠心ファン10を回転させると、図1中の矢印102に示すように、前縁部26から流入し、翼面23上を通過して、後縁部27から流出する空気流れが発生する。本実施の形態の遠心ファン10は、上述のような翼間距離を満足する複数の羽根体21を備えている。回転方向に隣り合う羽根体21の間の流路は、遠心ファン10の中心側から径方向外側に向かうにつれて略一定の流路断面積で延在するように形成される。回転方向に隣り合う羽根体21の間を流れる流れの流速は、流れが遠心ファン10の中心側から径方向外側に進行したとしても、常に略一定とすることが可能となる。
図5〜図7を参照して、実施の形態2における遠心ファン10Aについて説明する。図5は、遠心ファン10Aを示す正面図である。図6は、図5中のVI線に囲まれた領域を拡大して示す正面図であり、図7は、図6中に示す遠心ファン10Aの一部(羽根体21)を拡大して示す正面図である。
遠心ファン10Aを回転させると、前縁部26から流入し、翼面23上を通過して、後縁部27から流出する空気流れが発生する。本実施の形態の遠心ファン10Aは、上述のような翼厚および曲率を満足する複数の羽根体21を備えている。回転方向に隣り合う羽根体21の間の流路は、遠心ファン10Aの中心側から径方向外側に向かうにつれて略一定の流路断面積で延在するように形成される。回転方向に隣り合う羽根体21の間を流れる流れの流速は、流れが遠心ファン10Aの中心側から径方向外側に進行したとしても、常に略一定とすることが可能となる。
図7を参照して、好適な実施の形態として、内径側羽根部21Mの正圧面と外径側羽根部21Nの正圧面とは、点P10の位置において互いに正接し滑らかに繋がっており、内径側羽根部21Mの負圧面と外径側羽根部21Nの負圧面とは、点P12の位置において互いに正接し滑らかに繋がっているとよい。当該構成によると、回転方向において隣り合う羽根体21の間を空気が流れる際に、空気の流れに揚力が効果的に発生し、これにより羽根体21としての性能をさらに高めることが可能となる。
図7を参照して、好適な実施の形態として、外径側羽根部21Nの最大厚みは、内径側羽根部21Mの最大厚みよりも小さいとよい。さらに、外径側羽根部21Nの反りt2は、内径側羽根部21Mの反りt1よりも小さいとよい。外径側羽根部21Nの反りt2、および内径側羽根部21Mの反りt1とは、次のように定義される値である。点P10は、羽根体21の正圧面25のうち、内径側羽根部21Mの正圧面と外径側羽根部21Nの正圧面との間に位置する。
図8および図9を参照して、実施の形態3における遠心ファン10Bについて説明する。図8は、遠心ファン10Bを示す斜視図である。図9は、図8中に示す遠心ファン10Bの一部(羽根体21)を拡大して示す正面図である。
図10は、実施の形態3の変形例における遠心ファン10Cの一部(羽根体21)を拡大して示す正面図である。遠心ファン10Cにおいては、計2つの貫通穴29A,29Bが内径側羽根部21Mに形成されている。貫通穴29A,29Bは、遠心ファン10Cの回転軸に対して平行な方向に延びている。貫通穴29A,29Bは、内径側羽根部21Mの最大厚み部分21Maの径方向内側と径方向外側とにそれぞれ1つずつ形成されている。
上述の実施の形態3(図9)およびその変形例(図10)においては、内径側羽根部21Mのうちの貫通穴29,29A,29Bを形成している内周面を回転軸101に対して平行な方向から見た場合、当該内周面は円形状を呈している。
図11を参照して、実施の形態4における遠心ファン10Dについて説明する。図11は、遠心ファン10Dの一部(羽根体21)を拡大して示す正面図である。
図12を参照して、実施の形態4の第1変形例における遠心ファン10Eについて説明する。図12は、遠心ファン10Eの一部(羽根体21)を拡大して示す正面図である。
図13を参照して、実施の形態4の第2変形例における遠心ファン10Fについて説明する。図13は、遠心ファン10Fの一部(羽根体21)を拡大して示す正面図である。
本実施の形態では、実施の形態1における遠心ファン10(図1)の製造時に用いられる成型用金型、遠心ファン10を用いた送風機および空気清浄機について説明を行なう。本実施の形態において以下に開示する内容は、上述の実施の形態2〜4およびこれらの変形例における遠心ファンにも適用可能である。
図14は、遠心ファン10の製造時に用いられる成型用金型110を示す断面図である。成型用金型110は、固定側金型114および可動側金型112を有する。固定側金型114および可動側金型112により、遠心ファン10と略同一形状であって、流動性の樹脂が注入されるキャビティ116が規定される。
図15は、遠心ファン10を用いた送風機120を示す断面図である。図16は、図15中のXVI−XVI線上に沿った送風機120の断面形状を示す断面図である。送風機120は、外装ケーシング126内に、駆動モータ128(図16)と、遠心ファン10と、ケーシング129とを有する。
図17は、遠心ファン10を用いた空気清浄機140を示す断面図である。空気清浄機140は、ハウジング144と、送風機150と、ダクト145と、(HEPA:High Efficiency Particulate Air Filter)フィルタ141とを有する。
図18〜図33を参照して、上述の各実施の形態に関連して行った実験例について説明する。説明に当たって、図18に示すように、羽根体21の前縁部26と後縁部27とを結ぶ直線を、翼弦線LN3と定義する。翼弦線LN3の長さを、翼弦長Cとする。羽根体21の負圧面24から翼弦線LN3に対して下ろした垂線の長さが最大になる位置P15における垂線LN4の長さを、反りtとする。反りt/翼弦長Cの値を、反り比mと定義する。
図19および図20に示すように、実験例1の遠心ファン10S1においては、反りtを4.0mmに設定し、最大翼厚を1.0mmに設定した。反り比m(反りt/翼弦長C)は、0.2であり、最小翼厚と最大翼厚との比を表わす翼厚比は、1.0である。
図19に示すように、実験例2〜4の遠心ファンにおいてはそれぞれ、反りtを4.22mm、4.5mm、5.0mmに設定し、最大翼厚を1.55mm、2.8mm、3.15mmに設定した。反り比m(反りt/翼弦長C)はそれぞれ、0.211、0.225、0.25であり、翼厚比は、1.55、2.8、3.15である。
図19および図21に示すように、実験例5の遠心ファン10S5においては、反りtを5.6mmに設定し、最大翼厚を3.3mmに設定した。反り比m(反りt/翼弦長C)は、0.28であり、翼厚比は、3.3である。
図19に示すように、実験例6〜8の遠心ファンにおいてはそれぞれ、反りtを6.6mm、7.2mm、8.0mmに設定し、最大翼厚を3.46mm、3.6mm、3.67mmに設定した。反り比m(反りt/翼弦長C)はそれぞれ、0.33、0.36、0.4であり、翼厚比は、3.46、3.6、3.67である。
図19および図22に示すように、実験例9の遠心ファン10S9においては、反りtを8.2mmに設定し、最大翼厚を3.84mmに設定した。反り比m(反りt/翼弦長C)は、0.41であり、翼厚比は、3.84である。
図19および図23を参照して、上記の各条件を有する実験例1〜9の遠心ファンを1250rpmで回転させ、風量を測定したところ、図19の表に示すような結果が得られた。図23は、図19に示す表をグラフ化したものである。反り比mが増加するにつれて、風量も増加していることがわかる。風量の増加率に鑑みると、反り比mは0.25以上であることが好ましいことがわかる。
図19および図24を参照して、上記の各条件を有する実験例1〜9の遠心ファンを風量が7.5m3/minとなるように回転させ、騒音を測定したところ、図19の表に示すような結果が得られた。図24は、図19に示す表をグラフ化したものである。騒音の減少率に鑑みても、反り比mは0.25以上であることが好ましいことがわかる。
図19および図25を参照して、上記の各条件を有する実験例1〜9の遠心ファンを風量が7.5m3/minとなるように回転させ、消費電力を測定したところ、図19の表に示すような結果が得られた。図25は、図19に示す表をグラフ化したものである。消費電力の減少率に鑑みても、反り比mは0.25以上であることが好ましいことがわかる。
図26は、上記の各条件を有する実験例1〜9の最大翼厚と、実験例1〜9の遠心ファンを1250rpmで回転させた時に得られる風量との関係を示すグラフである。最大翼厚が増加するにつれて、風量が概ね線形の関係で増加することがわかる。
図27は、上記の各条件を有する実験例1〜9の最大翼厚と、実験例1〜9の遠心ファンを風量が7.5m3/minとなるように回転させた時に発生する騒音との関係を示すグラフである。最大翼厚が2.8mm(図19に示す実験例3)を超えると、騒音が急峻に減少することがわかる。最大翼厚が3.6mm(図19に示す実験例7)の場合に、騒音が最小となることがわかる。
図28は、上記の各条件を有する実験例1〜9の最大翼厚と、実験例1〜9の遠心ファンを風量が7.5m3/minとなるように回転させた時に消費する電力との関係を示すグラフである。最大翼厚が3.15mm(図19に示す実験例4)を超えると、消費電力が急峻に減少することがわかる。最大翼厚が3.6mm(図19に示す実験例7)の場合に、消費電力が最小となることがわかる。
図29は、上記の各条件を有する実験例1〜9の翼厚比と、実験例1〜9の遠心ファンを1250rpmで回転させた時に得られる風量(相対値)との関係を示すグラフである。翼厚比が増加するにつれて、風量が概ね線形の関係で増加することがわかる。
図30は、上記の各条件を有する実験例1〜9の翼厚比と、実験例1〜9の遠心ファンを風量が7.5m3/minとなるように回転させた時に発生する騒音(相対値)との関係を示すグラフである。翼厚比が2.8(図19に示す実験例3)を超えると、騒音が急峻に減少することがわかる。翼厚比が3.6(図19に示す実験例7)の場合に、騒音が最小となることがわかる。
図31は、上記の各条件を有する実験例1〜9の翼厚比と、実験例1〜9の遠心ファンを風量が7.5m3/minとなるように回転させた時に消費する電力(相対値)との関係を示すグラフである。翼厚比が3.15(図19に示す実験例4)を超えると、消費電力が急峻に減少することがわかる。翼厚比が3.6(図19に示す実験例7)の場合に、消費電力が最小となることがわかる。
以上の実験例1〜9の結果に基づけば、風量増大、騒音低減、および消費電力低減の観点からは、反り比mが0.25以上であると、より好ましい改善効果が得られることがわかる。
図32は、上記の実験例7に基づく遠心ファン10S7の一部を拡大して示す正面図である。実験例7の遠心ファン10S7においては(図19)、反りtを7.2mmに設定し、最大翼厚を3.6mmに設定した。反り比m(反りt/翼弦長C)は、0.36であり、翼厚比は、3.6である。このような遠心ファン10S7によれば、図19に示すように、風量が8%増加し、騒音が1.87dB低減し、消費電力が6%低減した。
Claims (11)
- 空気が流入する前縁部と、空気が流出する後縁部とを有し、周方向に互いに間隔を隔てて設けられる複数の羽根体を備え、
複数の前記羽根体の各々には、前記前縁部と前記後縁部との間で延在し、前記羽根体における回転方向の側に位置する正圧面と、前記羽根体における前記回転方向の反対側に位置する負圧面とからなる翼面が形成され、
複数の前記羽根体は、前側羽根体と、前記前側羽根体に前記間隔を空けて対向するとともに前記前側羽根体に対して回転方向の反対側に位置する後側羽根体と、を含み、
前記前側羽根体の負圧面上における任意の箇所から前記後側羽根体の正圧面までの最短距離を、前記箇所における翼間距離と定義し、
前記前側羽根体は、前記前側羽根体のうちの最大厚みを規定している最大厚み部分を有し、当該最大厚み部分における負圧面上の位置を、最大厚み位置と定義し、
前記前側羽根体の負圧面のうちの前記最大厚み位置と前記前縁部との間の範囲を、内径側負圧面と定義し、
前記前側羽根体の負圧面のうちの前記最大厚み位置と前記後縁部との間の範囲を、外径側負圧面と定義し、
前記前側羽根体の負圧面における前記前縁部から前記後縁部までの長さを、負圧面長さと定義したとすると、
前記内径側負圧面における前記翼間距離は、前記最大厚み位置における前記翼間距離よりも長く、
前記外径側負圧面のうち、前記最大厚み位置と、前記最大厚み位置から前記負圧面長さの半分以上の長さだけ離れた位置との間の範囲における前記翼間距離は、略一定であり、 複数の前記羽根体の各々において、前記最大厚み部分よりも径方向外側であり、外周枠と接して支持される前記後縁部よりも径方向内側の部分の最小翼厚と、前記最大厚み部分の厚さである最大翼厚との比を表わす翼厚比は、2.8よりも大きく、
前記最大翼厚は、2.8mmよりも大きく、3.84mm以下である、遠心ファン。 - 空気が流入する前縁部と、空気が流出する後縁部とを有し、周方向に互いに間隔を隔てて設けられる複数の羽根体を備え、
複数の前記羽根体の各々には、前記前縁部と前記後縁部との間で延在し、前記羽根体における回転方向の側に位置する正圧面と、前記羽根体における前記回転方向の反対側に位置する負圧面とからなる翼面が形成され、
複数の前記羽根体の各々は、前記前縁部を含む内径側羽根部と、前記内径側羽根部の径方向外側に位置し、前記後縁部を含む外径側羽根部と、を有し、
前記内径側羽根部は、
前記内径側羽根部のうちの最大厚みを規定している最大厚み部分と、
前記前縁部と前記最大厚み部分との間に位置し、前記前縁部の側から径方向外側に向かうにつれて翼厚が徐々に厚くなる拡大部分と、
前記最大厚み部分よりも径方向外側に位置し、前記最大厚み部分の側から径方向外側に向かうにつれて翼厚が徐々に薄くなる縮小部分と、を含み、
前記内径側羽根部の負圧面および前記内径側羽根部の正圧面は、いずれも回転方向の反対側に向けて凸状に湾曲する表面形状を有しており、
前記内径側羽根部の負圧面の曲率は、前記内径側羽根部の正圧面の曲率よりも大きく、
前記外径側羽根部は、前記後縁部の側から径方向内側に略同一の翼厚で延在する板状部を含み、
前記板状部の負圧面の曲率および前記板状部の正圧面の曲率は、いずれも前記内径側羽根部の負圧面の曲率よりも小さく、
複数の前記羽根体の各々において、前記最大厚み部分よりも径方向外側であり、外周枠と接して支持される前記後縁部よりも径方向内側の部分の最小翼厚と、前記最大厚み部分の厚さである最大翼厚との比を表わす翼厚比は、2.8よりも大きく、
前記最大翼厚は、2.8mmよりも大きく、3.84mm以下である、遠心ファン。 - 前記内径側羽根部の正圧面と前記外径側羽根部の正圧面とは互いに正接しており、
前記内径側羽根部の負圧面と前記外径側羽根部の負圧面とは互いに正接している、
請求項2に記載の遠心ファン。 - 前記外径側羽根部の最大厚みは、前記内径側羽根部の最大厚みよりも小さく、
前記外径側羽根部の反りは、前記内径側羽根部の反りよりも小さい、
請求項2または3に記載の遠心ファン。 - 前記内径側羽根部には、回転軸に対して平行な方向に延びる貫通穴が設けられており、
前記貫通穴は、前記最大厚み部分を含むように形成されているか、または、前記最大厚み部分の径方向内側と径方向外側とにそれぞれ1つずつ形成されている、
請求項2から4のいずれか1項に記載の遠心ファン。 - 前記内径側羽根部のうちの前記貫通穴を形成している内周面を前記回転軸に対して平行な方向から見た場合、当該内周面は三日月形状を呈している、
請求項5に記載の遠心ファン。 - 前記前縁部と前記後縁部とを結ぶ直線を翼弦線と定義し、
前記翼弦線の長さをCとし、前記羽根体の負圧面から前記翼弦線に対して下ろした垂線の長さが最大になる位置における前記垂線の長さをtとし、t/Cの値を反り比mと定義すると、
複数の前記羽根体の各々は、前記反り比mが0.25以上となるように形成されている、
請求項1から6のいずれか1項に記載の遠心ファン。 - 複数の前記羽根体は、等速翼列をなすように構成されている、
請求項1から7のいずれか1項に記載の遠心ファン。 - 樹脂により形成される、
請求項1から8のいずれか1項に記載の遠心ファン。 - 請求項9に記載の遠心ファンを成型するために用いられる、
成型用金型。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の遠心ファンと、前記遠心ファンに連結され、複数の前記羽根体を回転させる駆動モータとから構成される送風機を備える、
流体送り装置。
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