JP6949176B1 - ドアベルト潤滑剤塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手作業による潤滑剤塗布作業を無くし、かごドアの開閉とともに自動的にドアベルトに潤滑剤が塗布されるようにしたドアベルト潤滑剤塗布装置を提供する。【解決手段】本発明の一実施形態に係るドアベルト潤滑剤塗布装置は、エレベータのかごドア2a、2bを開閉するドア駆動装置のドアベルト10に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置であって、潤滑剤26が貯められている潤滑剤容器21と、潤滑剤容器21の下部にドアベルト10が貫通するように設けられ、潤滑剤26をドアベルト10に塗布する塗布部23と、 を備え、塗布部23には、糸状の塗布体24が収容されている。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、ドアベルト潤滑剤塗布装置に関する。
エレベータの出入口には、乗場ドアとかごドアが設けられている。ドアの駆動装置は、乗りかごに設けられており、乗場では、乗場ドアとかごドアがいっしょに開閉される。一般に、ドア駆動装置では、ドアに開閉運動を伝えるのにベルトとプーリーを組み合わせた巻き掛け伝動機構が用いられている。
通常、ドアベルトには、プーリーとの直接接触により摩耗したり、異音が発生しないように潤滑剤が塗布される。定期的な保守点検の際に、ドアベルトへの潤滑剤塗布が行われている。
従来、ドアベルトに塗布される潤滑剤には、常温で半固形状のワセリン(商品名ワセリックス)のような潤滑剤が用いられている。保守員はゴム手袋をした手で潤滑剤を容器からすくい取って、刷毛やボロ布を使って潤滑剤をドアベルトに塗り付けていた。
このようなドアベルトに潤滑剤を塗布する作業の能率向上を図るため、従来から様々な改善が行われている。
例えば、特許文献1では、油の滲透したパッドでドアチェーンやドアベルトを挟み付けられるようにしたプライヤ形の工具が提案されている。
特開2017−128401号公報
従来、ドアベルトへの潤滑剤の塗布作業は、保守員による手作業に頼らざるを得ず、保守員はドアベルトに直接触れて作業しなければならなかった。ドアベルトの両側は鋭利なエッジになっている場合があり、ゴム手袋をしていても、指に切り傷を負うことがあった。
また、定期点検が行われる時以外は、通常、ドアベルトに潤滑剤を塗布することができる機会はない。このため、点検の頻度が少なく、次回の点検までの間隔が長いようなエレベータの場合、ドアベルトの潤滑油がきれて、異音が発生するという事態になることがあった。
本発明は、前記従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであって、手作業による潤滑剤塗布作業を無くし、かごドアの開閉とともに自動的にドアベルトに潤滑剤が塗布されるようにしたドアベルト潤滑剤塗布装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一実施形態に係るドアベルト潤滑剤塗布装置は、
エレベータのかごドアを開閉するドア駆動装置のドアベルトに潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置であって、
前記潤滑剤が貯められている潤滑剤容器と、
前記潤滑剤容器の下部に前記ドアベルトが貫通するように設けられ、前記潤滑剤を前記ドアベルトに塗布する塗布部と、 を備え、
前記塗布部には、糸状の塗布体が収容されたことを特徴とするものである。
本発明の実施形態によるドアベルト潤滑剤塗布装置が設置されている乗りかごのドア駆動装置を示す正面図である。 実施形態によるドアベルト潤滑剤塗布装置を示す側面図である。 図2におけるIII-III断面を示す図である。
以下、本発明によるドアベルト潤滑剤塗布装置の実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態によるドアベルト潤滑剤塗布装置が設置されている乗りかごのドア駆動装置を示す正面図である。
図1において、参照符号1は、乗りかごを示す。2A、2Bは、かご出入口を開閉する両開き型式のかごドアを示している。
かご出入口の上には、開閉方向(図1において左右方向)に延びるドアフレーム3が乗りかご1に取り付けられている。ドアフレーム3上には、ドアモータ4が搭載されている。ドアフレーム3には、開閉方向に水平に延びるドアレール11が設けられている。かごドア2A、2Bは、それぞれガイドローラ13、14を有するドアハンガー12A、12Bを介してドアレール11に吊り下げられている。なお、参照番号18、敷居を示している。
ドアフレーム3の左右両側の端部には、駆動側のドアプーリー8と従動側のドアプーリー9が設けられている。駆動側のドアプーリー8と従動側のドアプーリー9の間には、ドアベルト10が無端環状に巻き掛けられている。
ドアモータ4には、駆動側のプーリー5が取り付けられ、ドアプーリー8には従動側のプーリー6が同軸で取り付けられおり、プーリー5とプーリー6の間にはベルト7が巻き掛けられている。
一方のかごドア2Aのドアハンガー12Aは、ベルト掴み16を介してドアベルト10に連結されている。他方のかごドア2Bのドアハンガー12Bは、ベルト掴み15を介してドアベルト10に連結されている。
本実施形態では、ドアベルト10に潤滑剤を自動で塗布できるように、次のようなドアベルト潤滑剤塗布装置20が設けられている。ドアベルト潤滑剤塗布装置20は、駆動側のドアプーリー8と従動側のドアプーリー8、9のそれぞれにドアベルト10が巻き掛けられる直前の位置に配置されるようになっている。
図2は、ドアベルト潤滑剤塗布装置20を示す側面図である。
このドアベルト潤滑剤塗布装置20は、潤滑剤が貯められている潤滑剤容器21と、ドアベルト10のうち上側側を走行する部分が貫通し、ドアベルト10に潤滑剤を塗布する塗布部23と、潤滑剤容器21に被せられる蓋部22と、を有している。ドアベルト10には、合成ゴム等を材料とするタイミングベルトが用いられており、内側面には、ベルト歯が所定のピッチで形成されている。
図3は、図2におけるIII-III断面を示す図である。
潤滑剤容器21は、潤滑剤26を貯めておく容器であり、底部には、仕切り27によって、塗布部23と区画されている。蓋部22は、潤滑剤容器21の中に塵などの異物が入るのを防ぐためのもので、水平方向にスライドさせて開閉するようになっている。潤滑剤容器21に入れられている潤滑剤は、この実施形態では、グリースやワセリンのような常温で半固形状態を示す潤滑剤(好ましくは、ワセリックス(商品名))である。潤滑剤容器21と塗布部23との間の仕切り27には、穴が形成されており、潤滑剤容器21と塗布部23とは連通している。塗布部23には、半固形状の潤滑剤26が重力により流動して少しずつ供給されるようになっている。
塗布部23の内部には、プラスチックを材料とする糸状の塗布体24が密集状態で収容されている。ドアベルト10は、塗布部23を水平な姿勢で通過し、潤滑剤26が付着している塗布体24に接触しながら通過する。このため、ドアベルト10には潤滑剤26を自動的に塗布することができる。
本実施形態によるドアベルト潤滑剤塗布装置は、以上のように構成されるものであり、次に、その作用および効果について説明する。
図1において、ドアモータ4によって、駆動側のドアプーリー8が回転すると、ドアベルト10の走行とともに、かごドア2A、2Bが開閉する。図3において、ドアベルト10は、潤滑剤26が付着している塗布体24に接触しながら塗布部23を通過するので、ドアベルト10にはかごドア2A、2Bが開閉する度に、潤滑剤26が自動的に塗布される。このため、ドアプーリー8、9に接触する範囲では、ドアベルト10に確実に潤滑剤26が塗布されて、摩擦による異音の発生を抑止することができる。
本実施形態によれば、かごドア2A、2Bの開閉と連動して潤滑剤の塗布がドアベルト10に実行されるので、従来のように、定期点検の際に保守員が手作業で給油するという作業を不要にできる。このため、保守員が鋭利なエッジになっているドアベルト10の側縁で指を切るなどの事故を無くすことができる。
また、本実施形態によれば、潤滑剤容器21に一度潤滑剤26を貯めておけば、潤滑剤容器21の容量が十分あるので、当分の間潤滑剤26を補充する必要はない。定期点検の頻度が少ないエレベータであっても、潤滑剤をきらすことなく、ドアベルト10に潤滑を施すことが可能になる。
なお、定期点検の際には、ドアベルト10については、伸びによって起因するたるみの有無がチェックされるが、塗布部23では、ドアベルト10は拘束されることなく通過するだけであるので、たるみのチェックに支障が出ることはない。
以上、本発明に係るドアベルト潤滑剤塗布装置について、好適な実施形態を挙げて説明したが、これらの実施形態は、例示として挙げたもので、発明の範囲の制限を意図するものではない。もちろん、明細書に記載された新規な装置、方法およびシステムは、様々な形態で実施され得るものであり、さらに、本発明の主旨から逸脱しない範囲において、種々の省略、置換、変更が可能である。請求項およびそれらの均等物の範囲は、発明の主旨の範囲内で実施形態あるいはその改良物をカバーすることを意図している。
1…乗りかご、2A、2B…かごドア、3…ドアフレーム、4…ドアモータ、8…駆動側のプーリー、9…従動側のプーリー、10…ドアベルト、11…ドアレール、12A、12B…ドアハンガー、20…ドアベルト潤滑剤塗布装置、21…潤滑剤容器、22…蓋部、23…塗布部、24…塗布体、26…潤滑剤、27…仕切り

Claims (4)

  1. エレベータのかごドアを開閉するドア駆動装置のドアベルトに潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置であって、
    前記潤滑剤が貯められている潤滑剤容器と、
    前記潤滑剤容器の下部に前記ドアベルトが貫通するように設けられ、前記潤滑剤を前記ドアベルトに塗布する塗布部と、 を備え、
    前記塗布部には、糸状の塗布体が収容されたことを特徴とするドアベルト潤滑剤塗布装置。
  2. 前記塗布部は、前記ドアベルトが巻き付けられるドアプーリーに近接した位置であって、前記かごドアの開閉動作で前記ドアプーリーに巻き付く範囲が塗布されるように配置されることを特徴とする請求項1に記載のドアベルト潤滑剤塗布装置。
  3. 前記塗布体は、プラスチックからなる糸状の塗布体であることを特徴とする請求項1に記載のドアベルト潤滑剤塗布装置。
  4. 前記潤滑剤は、常温で半固形状の潤滑剤であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載のドアベルト潤滑剤塗布装置。
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